JP3495928B2 - サイドフォーク式エレベータの主ロープ取替方法 - Google Patents

サイドフォーク式エレベータの主ロープ取替方法

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JP3495928B2
JP3495928B2 JP32207298A JP32207298A JP3495928B2 JP 3495928 B2 JP3495928 B2 JP 3495928B2 JP 32207298 A JP32207298 A JP 32207298A JP 32207298 A JP32207298 A JP 32207298A JP 3495928 B2 JP3495928 B2 JP 3495928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイドフォーク
式エレベータの主ロープ取替方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11はサイドフォーク式エレベータを
示す機器構成図である。図11において、サイドフォー
ク式エレベータは、巻き上げ機の駆動綱車4が昇降路2
0の上部に設置され、かご2とつりあいおもり3とが駆
動綱車4に掛け渡された主ロープ1につるべ式に吊り下
げられて構成され、駆動綱車4を駆動させることによ
り、主ロープ1が走行され、かご2が昇降路20内を昇
降するようになっている。この主ロープ1の両端には、
それぞれかご側ロープソケット5およびおもり側ロープ
ソケット7を介してかご側ロッド6およびおもり側ロッ
ド8が締結されている。
【0003】つぎに、従来のサイドフォーク式エレベー
タにおける主ロープ交換方法について図12乃至図14
を参照しつつ説明する。ここでは、主ロープ1が2本の
場合について説明する。まず、作業者Aがかご2上にあ
がり、チェーンブロック21によりかご2と2本の既設
主ロープ1とを連結する(図12の(a))。そして、
チェーンブロック21によりかご2を吊り上げて、かご
側ロッド6が取り外せる状態まで既設主ロープ1の一端
側(かご側)を弛ませる(図12の(b))。そこで、
ピット20aに居る作業者Bが1本の既設主ロープ1か
らかご側ロープソケット5とかご側ロッド6とを取り外
す(図12の(c))。作業者Aは、取り外された既設
主ロープ1をかご2上に引き上げ(図12の(d))、
その後チェーンブロック21によりかご2を元の位置ま
で吊り下げ(図12の(e))、チェーンブロック21
を取り外す(図12の(f))。
【0004】ついで、作業者Bがピット20aからかご
2上に上がり、かご2を運転し、かご2上からつりあい
おもり側ロープソケット7を取り外せる位置までかご2
を上昇させる(図12の(g))。そこで、作業者A、
Bがかご側ロープソケット5およびかご側ロッド6が取
り外された既設主ロープ1の他端に締結されているおも
り側ロープソケット7をおもり側ロッド8から取り外
し、さらにその既設主ロープ1からおもり側ロープソケ
ット7を取り外す(図12の(h)(i))。ついで、
おもり側ロープソケット7およびおもり側ロッド8が取
り外された既設主ロープ1の端部に新設主ロープ1aの
一端を連結し(図13の(a))、駆動綱車4からかご
側に下がっている既設主ロープ1を引っ張り(図13の
(b))、新設主ロープ1aを駆動綱車4に掛け渡す。
その後、新設主ロープ1aの他端に取り付けられている
おもり側ロープソケット7をおもり側ロッド8に取り付
け(図13の(c))、新設主ロープ1aのおもり側の
取り付けが完了する。なお、新設主ロープ1aの他端に
は、予めおもり側ロープソケット7が取り付けられてい
る。つまり、新設主ロープ1aの他端は、駆動綱車4を
通過しないので、予め端末加工を施しておくことができ
る。
【0005】ついで、かご2上に巻き取られた新設主ロ
ープ1aを乗り場に搬出し(図13の(d))、火器を
用いて新設主ロープ1aの一端にかご側ロープソケット
5を取り付け、かご側ロープソケット5をかご側ロッド
6に取り付ける(図13の(e))。そして、主ロープ
1aをかご2上に搬入し(図13の(f))、その後作
業者Bがピット20a内に降り、かご2を運転して、ピ
ット20aから主ロープ1aのがご側端末の処理が可能
な位置までかご2を下降させる(図13の(g))。そ
の後、作業者Aが主ロープ1aのかご側ロッド6をピッ
ト20aに降ろす(図13の(h))。ついで、作業者
Aがチェーンブロック21によりかご2と残っている既
設1本の主ロープ1とを連結し、チェーンブロック21
によりかご2を吊り上げて、かご側ロッド6が取り付け
られる状態までかご2を上昇させる(図13の
(i))。そこで、ピット20aに居る作業者Bが新設
主ロープ1aのかご側ロッド6をかご2に取り付け、か
ご2と新設主ロープ1aとを連結し(図14の
(a))、1本の既設主ロープ1が新設主ロープ1aに
取り替えられる。
【0006】そして、もう1本の既設主ロープ1に対し
て、この主ロープの取り替え手順が返し行われ、2本の
既設主ロープ1が新設主ロープ1aに取り替えられた
後、チェーンブロック21によりかご2を元の位置まで
吊り上げて新設主ロープ1aを緊張状態とし(図14の
(b))、チェーンブロック21を取り外して主ロープ
の取り替え作業が終了する。なお、主ロープが多数本あ
る場合には、この主ロープの取り替え手順が主ロープの
本数分繰り返し行われることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のサイドフォ
ーク式エレベータの主ロープ取替方法は、以上のように
行われているので、1本の既設主ロープ1を新設主ロー
プ1aに取り替える度に、かご2の昇降運転を行なう必
要があるとともに、現場にて火器を用いての新設主ロー
プ1aとかご側ロープソケット7との端末加工を実施し
なければならず、作業効率が極めて悪いという課題があ
った。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、予め両端の端末加工が施された
新設主ロープの使用を可能とし、かつ、主ロープを1本
取り替える度のかごの移動を不要とし、主ロープの取替
作業効率を向上させるサイドフォーク式エレベータの主
ロープ取替方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るサイドフ
ォーク式エレベータの主ロープ取替方法は、昇降路の上
部に設置された巻き上げ機の駆動綱車に掛け渡された主
ロープの一端がかごに締結され、他端がつりあいおもり
に締結され、該巻き上げ機を駆動させることによりかご
を昇降路内を昇降運転させるサイドフォーク式エレベー
タの主ロープ取替方法であって、上記かごを上記昇降路
のピット付近に停止させ、吊り上げ具を既設主ロープの
がごより上方の部位とかごとに連結し、該吊り上げ具に
よりかごを吊り上げて既設主ロープのかご側を弛ませる
工程と、ダミーロッドをかごの下部側に取り付けられた
ロッド取付部に取り付ける工程と、弛んだ既設主ロープ
のかご側ロープソケットを上記ロッド取付部に取り付け
られたかご側ロッドから取り外す工程と、取り外された
かご側ロープソケットをダミーロッドに取り付ける工程
と、かご上から降ろされた両端の端末加工が施された新
設主ロープのかご側ロープソケットをかご側ロッドに取
り付ける工程と、既設主ロープのかご側ロープソケット
のダミーロッドへの取り付けおよび新設主ロープのかご
側ロープソケットのかご側ロッドへの取り付けが終了し
た後、吊り上げ具によりかごを吊り下げて既設主ロープ
を緊張状態とし、吊り上げ具を取り外す工程と、かごを
昇降路の上部まで上昇させ、駆動綱車付近に停止させる
とともに、ピット内でつりあいおもりを固定し、その後
吊り上げ具を昇降路の天井とかごとに連結し、該吊り上
げ具によりかごを吊り上げて既設主ロープを弛ませる工
程と、ピット内で既設主ロープのおもり側ロープソケッ
トをおもり側ロッドから取り外し、おもり側が取り外さ
れた既設主ロープをかご上に引き上げる工程と、新設主
ロープのおもり側をかご上から駆動綱車に掛け渡してピ
ット内に降ろし、ピット内で降ろされた新設主ロープの
おもり側ロープソケットをおもり側ロッドに取り付ける
工程と、新設主ロープのおもり側ロープソケットのおも
り側ロッドへの取り付けが終了した後、吊り上げ具によ
りかごを吊り下げて新設主ロープを緊張状態とし、吊り
上げ具を取り外すとともに、つりあいおもりの固定を解
除する工程と、かごを下降させ、ピット付近に停止させ
て、既設主ロープのかご側ロープソケットをダミーロッ
ドから取り外し、ダミーロッドをロッド取付部から取り
外す工程とを備えたものである。
【0010】 また、昇降路の上部に設置された返し車
に掛け渡された主ロープの一端がかごに締結され、他端
がピット内に設置された巻き上げ機の駆動綱車に締結さ
れ、該巻き上げ機を駆動させることによりかごを昇降路
内を昇降運転させるサイドフォーク式エレベータの主ロ
ープ取替方法であって、上記かごを上記昇降路のピット
付近に停止させ、吊り上げ具を既設主ロープのかごより
上方の部位とかごとに連結し、該吊り上げ具によりかご
を吊り上げて既設主ロープのかご側を弛ませる工程と、
ダミーロッドをかごの下部側に取り付けられたロッド取
付部に取り付ける工程と、弛んだ既設主ロープのかご側
ロープソケットを上記ロッド取付部に取り付けられたか
ご側ロッドから取り外す工程と、取り外されたかご側ロ
ープソケットをダミーロッドに取り付ける工程と、かご
上から降ろされた両端の端末加工が施された新設主ロー
プのかご側ロープソケットをかご側ロッドに取り付ける
工程と、既設主ロープのかご側ロープソケットのダミー
ロッドへの取り付けおよび新設主ロープのかご側ロープ
ソケットのかご側ロッドへの取り付けが終了した後、吊
り上げ具によりかごを吊り下げて既設主ロープを緊張状
態とし、吊り上げ具を取り外す工程と、かごを昇降路の
上部まで上昇させ、返し車付近に停止させ、その後吊り
上げ具を昇降路の天井とかごとに連結し、該吊り上げ具
によりかごを吊り上げて既設主ロープを弛ませる工程
と、ピット内で既設主ロープの巻き上げ機側ロープソケ
ットを駆動綱車から取り外し、巻き上げ機側が取り外さ
れた既設主ロープをかご上に引き上げる工程と、新設主
ロープの巻き上げ機側をかご上から返し車に掛け渡して
ピット内に降ろし、ピット内で降ろされた新設主ロープ
巻き上げ機側ロープソケットを駆動綱車に取り付ける
工程と、新設主ロープの巻き上げ機側ロープソケットの
駆動綱車への取り付けが終了した後、吊り上げ具により
かごを吊り下げて新設主ロープを緊張状態とし、吊り上
げ具を取り外す工程と、かごを下降させ、ピット付近に
停止させて、既設主ロープのかご側ロープソケットをダ
ミーロッドから取り外し、ダミーロッドをロッド取付部
から取り外す工程とを備えたものである。
【0011】また、ダミーロッドをかごの下部側に取り
付けられたロッド取付部に取り付ける上記工程に先立っ
て、ダミーロッド取付穴が設けられたダミーロッド取付
板をロッド取付部に取り付ける工程を備えたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るつ
るべ式のサイドフォーク式エレベータを示す機器構成図
であり、図において図11に示した従来技術と同一また
は相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0013】図1において、9は正規にかご側ロッド6
をかご2に締結するためにかご2の下部に取り付けられ
たロッド取付部2aに設けられたロッド取付穴、10は
かご側ロッド6から取り外された既設主ロープ1のかご
側ロープソケット5が一時的に取り付けられるダミーロ
ッド、11はダミーロッド10をかご2に締結するため
にロッド取付部2aに設けられたダミーロッド取付穴で
ある。
【0014】つぎに、この実施の形態1によるつるべ式
のサイドフォーク式エレベータにおける主ロープ交換方
法について図2乃至図4を参照しつつ説明する。ここで
は、主ロープ1が2本の場合について説明する。まず、
かご2を運転して昇降路20の底部側の所定の位置に停
止させる。そこで、作業者Aが両端の端末加工が施され
た2本の新設主ロープ1aと吊り上げ具としてのチェー
ンブロック21を持ってかご2上にあがり、チェーンブ
ロック21によりかご2と2本の既設主ロープ1とを連
結する(図2の(a))。そして、チェーンブロック2
1によりかご2を吊り上げて、かご側ロッド6が取り外
せる状態まで既設主ロープ1の一端側(かご側)を弛ま
せる(図2の(b))。そこで、ピット20aに居る作
業者Bがダミーロッド10をダミーロッド取付穴11に
取り付ける(図2の(c))。そして、既設主ロープ1
を1本づつ、かご側ロープソケット5をかご側ロッド6
から取り外し、該かご側ロープソケット5をダミーロッ
ド10に取り付ける(図の(d)(e))。 ついで、作
業者Aは、新設主ロープ1aのかご側を1本づつピット
20a内に降ろし(図2の(f))、作業者Bが降ろさ
れた新設主ロープ1aのかご側ロープソケット5を既設
主ロープ1のかご側ロープソケット5が取り外された正
規のかご側ロッド6に取り付ける(図2の(g))。そ
こで、2本の既設主ロープ1がダミーロッド10を介し
てかご2に締結され、2本の新設主ロープ1が正規のか
ご側ロッド6を介してかご2に締結された状態となる
(図2の(h))。その後、作業者Aがチェーンブロッ
ク21によりかご2を元の位置まで吊り下げて既設主ロ
ープ1を緊張状態とし(図2の(i))、チェーンブロ
ック21を取り外す(図3の(a))。
【0015】ついで、作業者Aが、かご2を運転し、昇
降路20の頂部まで上昇させるとともに、作業者Bが、
下降したつりあいおもり3の下部に角材22などを挿入
し、つりあいおもり3を固定する(図3の(b))。さ
らに、作業者Aが、チェーンブロック21を昇降路20
の天井とかご2とに連結し、チェーンブロック21によ
りかご2上から新設主ロープ1aを駆動綱車4に掛け渡
せる位置までかご2を吊り上げる(図3の(c))。そ
こで、作業者Bが2本の既設主ロープ1のおもり側ロー
プソケット7をおもり側ロッド8から取り外し(図3の
(d))、作業者Aが2本の既設主ロープ1を引き上げ
る(図3の(e))。ついで、作業者Aが、新設主ロー
プ1aを1本づつ駆動綱車4に掛け渡してピット20a
内に降ろす(図3の(f))。そして、作業者Bが降ろ
された2本の新設主ロープ1aのおもり側ロープソケッ
ト7をおもり側ロッド8にそれぞれ取り付ける(図3の
(g))。その後、作業者Aがチェーンブロック21に
よりかご2を元の位置まで吊り降ろし(図3の
(h))、チェーンブロック21を取り外す。これによ
り、新設主ロープ1aが緊張状態となり、かご2が運転
できる状態となる。
【0016】ついで、かご2を運転して、ピット20a
から既設主ロープ1のがご側ロープソケット5を取り外
せる位置までかご2を下降させる(図3の(i))。そ
して、作業者Bが既設主ロープ1のかご側ロープソケッ
ト5をダミーロッド10から取り外す(図4の
(a))。さらに、作業者Bがダミーロッド10をダミ
ーロッド取付穴11から取り外し、作業者Aが既設主ロ
ープ1をかご2上に引き上げて(図4の(b))、2本
の既設主ロープ1の2本の新設主ロープ1aへの取り替
えが完了する(図4の(c))。なお、上述の説明で
は、2本の主ロープの取り替えについて説明している
が、主ロープの本数が増えても、2本の主ロープの取り
替え作業に比べてかご2の移動回数の増加はなく、ほぼ
同等の作業内容となる。
【0017】このように、この実施の形態1によれば、
新設主ロープ1aの両端に予めかご側ロープソケット5
およびおもり側ロープソケット7を取り付けておくこと
ができるので、現場での火器を用いての端末加工が不要
となり、作業性を著しく向上させることができる。ま
た、主ロープを1本取り替える度にかご2を移動させる
必要がなく、つまり全部の主ロープを1度に取り替える
ことができるので、作業工数が削減され、大幅な作業時
間の短縮が図られる。また、主ロープの本数が増えて
も、作業工数や作業時間の増加が少なく、主ロープの本
数が増えるほど、本願の効果が著しくなる。
【0018】実施の形態2.上記実施の形態1では、ダ
ミーロッド取付穴11がかご2の下部に取り付けられた
ロッド取付部2aに設けられているものとしているが、
この実施の形態2では、ダミーロッド取付穴11がロッ
ド取付部2aに設けられていない場合に適用するもので
ある。つまり、図5に示されるように、ロッド取付部2
aには、かご側ロッド取付穴9のみが設けられており、
ダミーロッド取付穴11が設けられたダミーロッド取付
板12を別途用意している。この実施の形態2では、ダ
ミーロッド10をかご2の下部に取り付ける以前に、ダ
ミーロッド取付板12をロッド取付部2aに取り付けて
おく点を除いて、上記実施の形態1と同様にして主ロー
プの取り替えが行われる。従って、この実施の形態2に
おいても、上記実施の形態1と同様の効果を奏するとと
もに、ダミーロッド取付穴11の加工が施されていない
つるべ式の既設物件についても、本取替方法による主ロ
ープ取り替えが可能となる。
【0019】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3に係る巻胴式のサイドフォーク式エレベータを示す
機器構成図である。図6において、主ロープ1は、昇降
路20の上部に配設された頂部返し車13に掛け渡さ
れ、その一端がかご2に連結され、他端が巻き上げ機側
ロープソケット15を介して昇降路20のピット20a
内に配設された巻き上げ機の駆動綱車14に連結されて
いる。なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構
成されている。
【0020】つぎに、この実施の形態3による巻胴式の
サイドフォーク式エレベータにおける主ロープ交換方法
について図7乃至図9を参照しつつ説明する。ここで
は、主ロープ1が2本の場合について説明する。まず、
かご2を運転して昇降路20の底部側の所定の位置に停
止させる。そこで、作業者Aが両端の端末加工が施され
た2本の新設主ロープ1aおよびチェーンブロック21
を持ってかご2上にあがり、チェーンブロック21によ
りかご2と2本の既設主ロープ1とを連結する(図7の
(a))。そして、チェーンブロック21によりかご2
を吊り上げて、かご側ロッド6が取り外せる状態まで既
設主ロープ1の一端側(かご側)を弛ませる(図7の
(b))。そこで、ピット20aに居る作業者Bがダミ
ーロッド10をダミーロッド取付穴11に取り付ける
(図7の(c))。そして、各既設主ロープ1のかご側
ロープソケット5をかご側ロッド6から取り外し、該か
ご側ロープソケット5をダミーロッド10に取り付ける
(図7の(d)(e))。 ついで、作業者Aは、新設主
ロープ1aのかご側を1本づつピット20a内に降ろし
(図7の(f))、作業者Bが降ろされた新設主ロープ
1aのかご側ロープソケット5を既設主ロープ1のかご
側ロープソケット5が取り外された正規のかご側ロッド
6に取り付ける(図7の(g))。そこで、2本の既設
主ロープ1がダミーロッド10を介してかご2に締結さ
れ、2本の新設主ロープ1が正規のかご側ロッド6を介
してかご2に締結された状態となる(図7の(h))。
その後、作業者Aがチェーンブロック21によりかご2
を元の位置まで吊り下げて既設主ロープ1を緊張状態と
し(図7の(i))、チェーンブロック21を取り外す
(図8の(a))。
【0021】 ついで、作業者Aが、かご2を運転し、
昇降路20の頂部まで上昇させ(図7の(b))、チェ
ーンブロック21を昇降路20の天井とかご2とに連結
し、チェーンブロック21によりかご2上から新設主ロ
ープ1aを頂部返し車13に掛け渡せる位置までかご2
を吊り上げる(図8の(c))。そこで、ピット20a
内の作業者Bが2本の既設主ロープ1の巻き上げ機側ロ
ープソケット15を駆動綱車14から取り外す(図8の
(d))。その後、作業者Aが2本の既設主ロープ1を
かご2上に引き上げる(図8の(e))。ついで、作業
者Aが、新設主ロープ1aを1本づつ頂部返し車13に
掛け渡してピット20a内に降ろす(図8の(f))。
そして、作業者Bが降ろされた2本の新設主ロープ1a
の巻き上げ機側ロープソケット15を駆動綱車14にそ
れぞれ取り付ける(図8の(g))。その後、作業者A
がチェーンブロック21によりかご2を元の位置まで吊
り降ろし(図8の(h))、チェーンブロック21を取
り外す。これにより、新設主ロープ1aが緊張状態とな
り、かご2が運転できる状態となる。
【0022】ついで、かご2を運転して、ピット20a
から既設主ロープ1のがご側ロープソケット5を取り外
せる位置までかご2を下降させる(図8の(i))。そ
して、作業者Bが2本の既設主ロープ1のかご側ロープ
ソケット5をダミーロッド10から取り外す(図9の
(a))。さらに、作業者Bがダミーロッド10をダミ
ーロッド取付穴11から取り外し、作業者Aが既設主ロ
ープ1をかご2上に引き上げ(図9の(b))、2本の
既設主ロープ1の2本の新設主ロープ1aへの取り替え
が完了する(図9の(c))。なお、上述の説明では、
2本の主ロープの取り替えについて説明しているが、主
ロープの本数が増えても、2本の主ロープの取り替え作
業に比べてかご2の移動回数の増加はなく、ほぼ同等の
作業内容となる。
【0023】このように、この実施の形態3において
も、新設主ロープ1aの両端に予めかご側ロープソケッ
ト5および巻き上げ機側ロープソケット15を取り付け
ておくことができ、また主ロープを1本取り替える度に
かご2を移動させる必要がないので、上記実施の形態1
と同様の効果が得られる。
【0024】実施の形態4.上記実施の形態3では、ダ
ミーロッド取付穴11がロッド取付部2aに設けられて
いるものとしているが、この実施の形態4では、ダミー
ロッド取付穴11がロッド取付部2aに設けられていな
い場合に適用するものである。つまり、図10に示され
るように、ロッド取付部2aには、かご側ロッド取付穴
9のみが設けられており、ダミーロッド取付穴11が設
けられたダミーロッド取付板12を別途用意している。
この実施の形態4では、ダミーロッド10をかご2の下
部に取り付ける以前に、ダミーロッド取付板12をロッ
ド取付部2aに取り付けておく点を除いて、上記実施の
形態3と同様にして主ロープの取り替えが行われる。従
って、この実施の形態4においても、上記実施の形態3
と同様の効果を奏するとともに、ダミーロッド取付穴1
1の加工が施されていない巻胴式の既設物件について
も、本取替方法による主ロープ取り替えが可能となる。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0026】この発明に係るサイドフォーク式エレベー
タの主ロープ取替方法は、昇降路の上部に設置された巻
き上げ機の駆動綱車に掛け渡された主ロープの一端がか
ごに締結され、他端がつりあいおもりに締結され、該巻
き上げ機を駆動させることによりかごを昇降路内を昇降
運転させるサイドフォーク式エレベータの主ロープ取替
方法であって、上記かごを上記昇降路のピット付近に停
止させ、吊り上げ具を既設主ロープのがごより上方の部
位とかごとに連結し、該吊り上げ具によりかごを吊り上
げて既設主ロープのかご側を弛ませる工程と、ダミーロ
ッドをかごの下部側に取り付けられたロッド取付部に取
り付ける工程と、弛んだ既設主ロープのかご側ロープソ
ケットを上記ロッド取付部に取り付けられたかご側ロッ
ドから取り外す工程と、取り外されたかご側ロープソケ
ットをダミーロッドに取り付ける工程と、かご上から降
ろされた両端の端末加工が施された新設主ロープのかご
側ロープソケットをかご側ロッドに取り付ける工程と、
既設主ロープのかご側ロープソケットのダミーロッドへ
の取り付けおよび新設主ロープのかご側ロープソケット
のかご側ロッドへの取り付けが終了した後、吊り上げ具
によりかごを吊り下げて既設主ロープを緊張状態とし、
吊り上げ具を取り外す工程と、かごを昇降路の上部まで
上昇させ、駆動綱車付近に停止させるとともに、ピット
内でつりあいおもりを固定し、その後吊り上げ具を昇降
路の天井とかごとに連結し、該吊り上げ具によりかごを
吊り上げて既設主ロープを弛ませる工程と、ピット内で
既設主ロープのおもり側ロープソケットをおもり側ロッ
ドから取り外し、おもり側が取り外された既設主ロープ
をかご上に引き上げる工程と、新設主ロープのおもり側
をかご上から駆動綱車に掛け渡してピット内に降ろし、
ピット内で降ろされた新設主ロープのおもり側ロープソ
ケットをおもり側ロッドに取り付ける工程と、新設主ロ
ープのおもり側ロープソケットのおもり側ロッドへの取
り付けが終了した後、吊り上げ具によりかごを吊り下げ
て新設主ロープを緊張状態とし、吊り上げ具を取り外す
とともに、つりあいおもりの固定を解除する工程と、か
ごを下降させ、ピット付近に停止させて、既設主ロープ
のかご側ロープソケットをダミーロッドから取り外し、
ダミーロッドをロッド取付部から取り外す工程とを備え
ているので、両端に予め端末加工が施された新設主ロー
プをもちいることができ、現場での火器を用いての端末
加工が不要となり、さらに、主ロープを1本取り替える
度にかごを移動させる必要がなく、作業工数が削減さ
れ、大幅な作業時間の短縮が図られるサイドフォーク式
エレベータの主ロープ取替方法が得られる。
【0027】 また、昇降路の上部に設置された返し車
に掛け渡された主ロープの一端がかごに締結され、他端
がピット内に設置された巻き上げ機の駆動綱車に締結さ
れ、該巻き上げ機を駆動させることによりかごを昇降路
内を昇降運転させるサイドフォーク式エレベータの主ロ
ープ取替方法であって、上記かごを上記昇降路のピット
付近に停止させ、吊り上げ具を既設主ロープのかごより
上方の部位とかごとに連結し、該吊り上げ具によりかご
を吊り上げて既設主ロープのかご側を弛ませる工程と、
ダミーロッドをかごの下部側に取り付けられたロッド取
付部に取り付ける工程と、弛んだ既設主ロープのかご側
ロープソケットを上記ロッド取付部に取り付けられたか
ご側ロッドから取り外す工程と、取り外されたかご側ロ
ープソケットをダミーロッドに取り付ける工程と、かご
上から降ろされた両端の端末加工が施された新設主ロー
プのかご側ロープソケットをかご側ロッドに取り付ける
工程と、既設主ロープのかご側ロープソケットのダミー
ロッドへの取り付けおよび新設主ロープのかご側ロープ
ソケットのかご側ロッドへの取り付けが終了した後、吊
り上げ具によりかごを吊り下げて既設主ロープを緊張状
態とし、吊り上げ具を取り外す工程と、かごを昇降路の
上部まで上昇させ、返し車付近に停止させ、その後吊り
上げ具を昇降路の天井とかごとに連結し、該吊り上げ具
によりかごを吊り上げて既設主ロープを弛ませる工程
と、ピット内で既設主ロープの巻き上げ機側ロープソケ
ットを駆動綱車から取り外し、巻き上げ機側が取り外さ
れた既設主ロープをかご上に引き上げる工程と、新設主
ロープの巻き上げ機側をかご上から返し車に掛け渡して
ピット内に降ろし、ピット内で降ろされた新設主ロープ
巻き上げ機側ロープソケットを駆動綱車に取り付ける
工程と、新設主ロープの巻き上げ機側ロープソケットの
駆動綱車への取り付けが終了した後、吊り上げ具により
かごを吊り下げて新設主ロープを緊張状態とし、吊り上
げ具を取り外す工程と、かごを下降させ、ピット付近に
停止させて、既設主ロープのかご側ロープソケットをダ
ミーロッドから取り外し、ダミーロッドをロッド取付部
から取り外す工程とを備えているので、両端に予め端末
加工が施された新設主ロープをもちいることができ、現
場での火器を用いての端末加工が不要となり、さらに、
主ロープを1本取り替える度にかごを移動させる必要が
なく、作業工数が削減され、大幅な作業時間の短縮が図
られるサイドフォーク式エレベータの主ロープ取替方法
が得られる。
【0028】また、ダミーロッドをかごの下部側に取り
付けられたロッド取付部に取り付ける上記工程に先立っ
て、ダミーロッド取付穴が設けられたダミーロッド取付
板をロッド取付部に取り付ける工程を備えているので、
ダミーロッド取付穴が設けられていない既設物件につい
ても、本取替方法による主ロープ取り替えが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るつるべ式のサ
イドフォーク式エレベータを示す機器構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るつるべ式のサ
イドフォーク式エレベータにおける主ロープ取替方法を
説明する工程図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るつるべ式のサ
イドフォーク式エレベータにおける主ロープ取替方法を
説明する工程図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るつるべ式のサ
イドフォーク式エレベータにおける主ロープ取替方法を
説明する工程図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係るつるべ式のサ
イドフォーク式エレベータを示す機器構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る巻胴式のサイ
ドフォーク式エレベータを示す機器構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る巻胴式のサイ
ドフォーク式エレベータにおける主ロープ取替方法を説
明する工程図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る巻胴式のサイ
ドフォーク式エレベータにおける主ロープ取替方法を説
明する工程図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る巻胴式のサイ
ドフォーク式エレベータにおける主ロープ取替方法を説
明する工程図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る巻胴式のサ
イドフォーク式エレベータを示す機器構成図である。
【図11】 従来のつるべ式のサイドフォーク式エレベ
ータを示す機器構成図である。
【図12】 従来のつるべ式のサイドフォーク式エレベ
ータにおける主ロープ取替方法を説明する工程図であ
る。
【図13】 従来のつるべ式のサイドフォーク式エレベ
ータにおける主ロープ取替方法を説明する工程図であ
る。
【図14】 従来のつるべ式のサイドフォーク式エレベ
ータにおける主ロープ取替方法を説明する工程図であ
る。
【符号の説明】
1 既設主ロープ、1a 新設主ロープ、2 かご、2
a ロッド取付部、3つりあいおもり、4 駆動綱車、
5 かご側ロープソケット、6 かご側ロッド、7 お
もり側ロープソケット、8 おもり側ロッド、10 ダ
ミーロッド、11 ダミーロッド取付穴、12 ダミー
ロッド取付板、13 返し車、14駆動綱車、15 巻
き上げ機側ロープソケット、20 昇降路、20a ピ
ット、21 チェーンブロック(吊り上げ具)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00 - 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路の上部に設置された巻き上げ機の
    駆動綱車に掛け渡された主ロープの一端がかごに締結さ
    れ、他端がつりあいおもりに締結され、該巻き上げ機を
    駆動させることによりかごを昇降路内を昇降運転させる
    サイドフォーク式エレベータの主ロープ取替方法であっ
    て、 上記かごを上記昇降路のピット付近に停止させ、吊り上
    げ具を既設主ロープのかごより上方の部位とかごとに連
    結し、該吊り上げ具によりかごを吊り上げて既設主ロー
    プのかご側を弛ませる工程と、 ダミーロッドをかごの下部側に取り付けられたロッド取
    付部に取り付ける工程と、 弛んだ既設主ロープのかご側ロープソケットを上記ロッ
    ド取付部に取り付けられたかご側ロッドから取り外す工
    程と、 取り外されたかご側ロープソケットをダミーロッドに取
    り付ける工程と、 かご上から降ろされた両端の端末加工が施された新設主
    ロープのかご側ロープソケットをかご側ロッドに取り付
    ける工程と、 既設主ロープのかご側ロープソケットのダミーロッドへ
    の取り付けおよび新設主ロープのかご側ロープソケット
    のかご側ロッドへの取り付けが終了した後、吊り上げ具
    によりかごを吊り下げて既設主ロープを緊張状態とし、
    吊り上げ具を取り外す工程と、 かごを昇降路の上部まで上昇させ、駆動綱車付近に停止
    させるとともに、ピット内でつりあいおもりを固定し、
    その後吊り上げ具を昇降路の天井とかごとに連結し、該
    吊り上げ具によりかごを吊り上げて既設主ロープを弛ま
    せる工程と、 ピット内で既設主ロープのおもり側ロープソケットをお
    もり側ロッドから取り外し、おもり側が取り外された既
    設主ロープをかご上に引き上げる工程と、 新設主ロープのおもり側をかご上から駆動綱車に掛け渡
    してピット内に降ろし、ピット内で降ろされた新設主ロ
    ープのおもり側ロープソケットをおもり側ロッドに取り
    付ける工程と、 新設主ロープのおもり側ロープソケットのおもり側ロッ
    ドへの取り付けが終了した後、吊り上げ具によりかごを
    吊り下げて新設主ロープを緊張状態とし、吊り上げ具を
    取り外すとともに、つりあいおもりの固定を解除する工
    程と、 かごを下降させ、ピット付近に停止させて、既設主ロー
    プのかご側ロープソケットをダミーロッドから取り外
    し、ダミーロッドをロッド取付部から取り外す工程とを
    備えたことを特徴とするサイドフォーク式エレベータの
    主ロープ取替方法。
  2. 【請求項2】 昇降路の上部に設置された返し車に掛け
    渡された主ロープの一端がかごに締結され、他端がピッ
    ト内に設置された巻き上げ機の駆動綱車に締結され、該
    巻き上げ機を駆動させることによりかごを昇降路内を昇
    降運転させるサイドフォーク式エレベータの主ロープ取
    替方法であって、 上記かごを上記昇降路のピット付近に停止させ、吊り上
    げ具を既設主ロープのかごより上方の部位とかごとに連
    結し、該吊り上げ具によりかごを吊り上げて既設主ロー
    プのかご側を弛ませる工程と、 ダミーロッドをかごの下部側に取り付けられたロッド取
    付部に取り付ける工程と、 弛んだ既設主ロープのかご側ロープソケットを上記ロッ
    ド取付部に取り付けられたかご側ロッドから取り外す工
    程と、 取り外されたかご側ロープソケットをダミーロッドに取
    り付ける工程と、 かご上から降ろされた両端の端末加工が施された新設主
    ロープのかご側ロープソケットをかご側ロッドに取り付
    ける工程と、 既設主ロープのかご側ロープソケットのダミーロッドへ
    の取り付けおよび新設主ロープのかご側ロープソケット
    のかご側ロッドへの取り付けが終了した後、吊り上げ具
    によりかごを吊り下げて既設主ロープを緊張状態とし、
    吊り上げ具を取り外す工程と、 かごを昇降路の上部まで上昇させ、返し車付近に停止さ
    せ、その後吊り上げ具を昇降路の天井とかごとに連結
    し、該吊り上げ具によりかごを吊り上げて既設主ロープ
    を弛ませる工程と、 ピット内で既設主ロープの巻き上げ機側ロープソケット
    を駆動綱車から取り外し、巻き上げ機側が取り外された
    既設主ロープをかご上に引き上げる工程と、 新設主ロープの巻き上げ機側をかご上から返し車に掛け
    渡してピット内に降ろし、ピット内で降ろされた新設主
    ロープの巻き上げ機側ロープソケットを駆動綱車に取り
    付ける工程と、 新設主ロープの巻き上げ機側ロープソケットの駆動綱車
    への取り付けが終了した後、吊り上げ具によりかごを吊
    り下げて新設主ロープを緊張状態とし、吊り上げ具を取
    り外す工程と、 かごを下降させ、ピット付近に停止させて、既設主ロー
    プのかご側ロープソケットをダミーロッドから取り外
    し、ダミーロッドをロッド取付部から取り外す工程とを
    備えたことを特徴とするサイドフォーク式エレベータの
    主ロープ取替方法。
  3. 【請求項3】 ダミーロッドをかごの下部側に取り付け
    られたロッド取付部に取り付ける上記工程に先立って、
    ダミーロッド取付穴が設けられたダミーロッド取付板を
    ロッド取付部に取り付ける工程を備えたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のサイドフォーク式エレ
    ベータの主ロープ取替方法。
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