JP3493521B2 - 自走式スケートボード - Google Patents

自走式スケートボード

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JP3493521B2 JP2002040330A JP2002040330A JP3493521B2 JP 3493521 B2 JP3493521 B2 JP 3493521B2 JP 2002040330 A JP2002040330 A JP 2002040330A JP 2002040330 A JP2002040330 A JP 2002040330A JP 3493521 B2 JP3493521 B2 JP 3493521B2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/12Roller skates; Skate-boards with driving mechanisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/01Skateboards

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  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手軽な移動手段、
運搬手段等として、また、スポーツ的に遊戯走行するい
わゆるスケートボード等として使用でき、ボード本体上
に乗っている運転操作者自身の重心移動によって停止、
前進、後退、方向転換、速度調整等を行う自走式スケー
ドボードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、操縦者の重心移動を速度等の制御
手段とした自走式スケートボードとしては、特開平9−
10375号公報記載のものがある。図13はこのスケ
ートボードの構造を示したものである。図において、ス
ケードボード本体131と一体状に連結された後部足乗
せ台133にかかる重量をセンサー135によって測定
し、スケードボード本体に連結された前部足乗せ台13
2にかかる重量をセンサー134によって測定し、前部
の重量と後部の重量の比を制御装置137によって計算
し、その結果によって動力136を動かすことにより車
輪138が回転する。つまり、前後の車輪にかかる圧力
をそれぞれ測定し、操縦者の体重が偏っている方向にス
ケードボードを動かすことによって、操縦者がスケード
ボードから落ちることなく移動できる機構となってい
る。方向転換の方法としては前部足乗せ台132を地面
に平行に回転させることによって車輪139の方向を変
えて行うが、前部足乗せ台132を地面から傾けること
によって車輪の向きを変える方法も特開平10−211
313号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、次のような問題がある。操縦者の重心を検出するた
めに両方の足をそれぞれ独立した足乗せ台に乗せ、それ
ぞれの重量を検出している。そのためスケートボードを
最低2つに分割し、片方の重量がもう一方にかからない
ようにするための特別な機構をもうける必要がある。こ
のために構造が複雑になり製造コストが増大する。ま
た、装置の剛性を高めるために、前部足乗せ台と後部足
乗せ台を一体状に連結したり、あるいは構造を簡易的に
してしまうと、片方の重量の一部がもう一方のセンサに
検出されてしまい、足を乗せる位置によって重心位置を
誤検出してしまったり、坂道でスケートボードが前後に
傾いた場合に平坦地での重心検出位置とはずれてしまう
といった問題が生じる。また、従来の方法ではステアリ
ング機構と足乗せ台との間に重量センサーがあり、この
ため、走行中の車輪からの衝撃を吸収する機構は各車輪
毎にとりつける。このため、構造が複雑になり、製造コ
ストが増大する。
【0004】(発明の目的)本発明は、上記問題点にかん
がみてなされたもので、操縦者の重心を単純な機構によ
り測定し算出する方法と、その結果により速度制御等を
行う自走式スケードボードを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自走式スケードボードは、一体成形された
ボード(図1、11)にひずみセンサー(図1、12)を複
数取り付け、信号増幅回路(図4、42)により増幅され
た信号の演算を行う回路(図4、43)とモーター制御回
路(図4、44)を有し、電源(図4、45)、モーター
(図4、46)及び伝導装置(図1、18)、タイヤ(図
1、16)、ステアリング機構(図1、10)、衝撃吸収
機構(図1、17)とを備える構成としてある。
【0006】複数のひずみセンサーにより重心検出を行
う方法を以下に示す。図6において搭乗者はA点とC点の
間に片方の足を置き、B点とD点の間に足を置くことと
し、A=a、B=2L-a、C=L-b、D=L+bとする。
【0007】
【数1】
【0008】上記数式1はA点でのひずみ量Raを表す式
である。
【0009】
【数2】
【0010】上記数式2はB点でのひずみ量Rbを表す式
である。上記数式1及び数式2において、gは重力加速
度、Eは縦弾性係数、Kは断面係数である。
【0011】
【数3】
【0012】上記数式3は断面係数Kを表す式であり、
この数式においてWはボードの幅、Hはボードの厚さであ
る。
【0013】
【数4】
【0014】上記数式4はM1を表す式である。
【0015】
【数5】
【0016】上記数式5はM2を表す式である。
【0017】
【数6】
【0018】上記数式6はN1を表す式である。
【0019】
【数7】
【0020】上記数式7はN2を表す式である。
【0021】
【数8】
【0022】上記数式8は上記数式1、数式2、数式
4、数式5、数式6、数式7から求められる。
【0023】
【数9】
【0024】また、上記数式9も上記数式1、数式2、
数式4、数式5、数式6、数式7から求められる。
【0025】
【数10】
【0026】C点でのひずみ量Rcは上記数式10で表せ
る。
【0027】
【数11】
【0028】D点でのひずみ量Rdは数式11で表せる。
【0029】
【数12】
【0030】上記数式12は上記数式4、数式5、数式
6、数式7、数式10、数式11から求められる。
【0031】
【数13】
【0032】上記数式13は上記数式9及び数式12か
ら求められる。
【0033】
【数14】
【0034】上記数式14は搭乗者の重心の偏りを表す
式である。
【0035】
【数15】
【0036】上記数式15は数式13、数式14から求
められる。
【0037】
【数16】
【0038】最終的に上記数式16が上記数式8、数式
15から求められる。この数式16は、支点X、Yが変化
してもそれに応じて重心位置を検出できることを意味し
ている。つまり、上記数式16の計算を行うことによ
り、坂道などで操縦者の足の裏にかかる圧力分布が変化
しても、操縦者の重心を正確に検出できる。複数のひず
みセンサーにより重心位置を測定する方法としては、特
開平01−021333に記載されているが、この方法
では搭乗者の傾き、つまり足の位置に対する重心位置を
求めることができない。
【0039】本発明の自走式スケートボードは、上記数
式16の算術演算を演算回路により行い、モーター制御
回路に信号を送り、モーターを動かすことによって、重
心の偏っている方向にその割合に応じてスケートボード
を動かす機構となっている。このことにより、搭乗者は
スケートボードから落ちることなく操縦することが可能
となる。また、ステアリングはスケートボードが地面に
対して傾くことで車輪の方向がかわる機構とすること
で、スケートボードの操作が容易となる。つまり、前
進、後退、停止、速度変更、方向転換の操作がすべて搭
乗者の重心移動で制御可能であり、速度が上昇してもス
ケートボードを安全に制御できる構成となっている。
【0040】
【発明の実施の形態】(構成の説明)以下、本発明にお
ける実施の形態の一例について図面を参照して詳細に説
明する。図1は、本発明の装置構成示す図であり、図1
−aは装置を横から見た図、図1−bは装置を下から見た
図である。図面の左右が装置の進行方向である。図1に
おいて、ボード11は、搭乗者が足を乗せる部分であ
り、強度を十分に有し、搭乗者が乗ったときのひずみ量
が大きい物質が好ましい。強度と弾性との兼ね合いによ
るが、例えば木材の合板であれば、1cmから2cm程度の厚
さが好ましい。ボード11はホイールベース間で弾性係
数が一定な物質で構成されていることが好ましく、例え
ば、一体状に成形された木材の合板などで良い。ひずみ
センサー12(a)、12(b)、12(c)、12(d)は、ボー
ド11のひずみを検出するためのものであり、ボード1
1に接着する。ひずみセンサーの数は本例では4箇所で
あるが、装置の構成によって必要な数が異なる。また、
測定等の誤差を低減するために、最低限の必要数より多
く取り付けることもある。これらのセンサーは電気回路
ボックス15と信号線でつながっている。また、電気回
路ボックス15はバッテリー14及びモーター13とリ
ード線でつながっている。電動モーター13の動力は伝
導装置18を介してタイヤ16に伝えられる。この伝導
装置としては、例えばモーターとタイヤにそれぞれ歯車
をとりつけただけのものでも良い。電動モーター13と
車輪軸19は一体状に連結される。車輪軸19はステア
リング機構10を有しており、衝撃吸収体17を介して
ボード11と連結されている。衝撃吸収体は、例えばゴ
ム状の弾性体を用いても良い。また、衝撃吸収機構は各
車輪にとりつけることもできる。
【0041】図2はステアリング機構の一例を示したも
のである。タイヤ21はボールベアリングを介して車輪
軸23により支えられている。支柱25は車輪軸と一体
のものであり、軸Kを中心に回転できるよう衝撃吸収体
17に連結されている。また車輪軸23は軸Jを中心と
する穴部を有している。この穴には、衝撃吸収体17に
一体状に固定され、硬質ゴムで皮膜された支柱24が、
軸Jを中心として回転できるよう連結されている。この
構造においてボード11及び衝撃吸収体17が地面に対
して車輪21側に傾くと、車輪21は内側に、車輪22
は外側に動く。逆に車輪22側に傾くと、車輪21は外
側に、車輪22は内側に動く。ボードを傾ける力が小さ
くなると、支柱24に皮膜された硬質ゴムの反発力によ
りボード11は水平になる。この機構により、搭乗者は
スケートボードボード11を地面に対して傾け、スケー
トボードの方向転換を行うことが可能である。
【0042】図3は1箇所のひずみセンサーの構成を示
す一例である。板35にストレインゲージ31、32、
33、34が接着されている。板35は可塑性の物質
で、表面が滑らかであり、熱伝導係数が高い物質、例え
ば薄いアルミニウム板等が好ましいが、ボード11の表
面が滑らかであれば板35は無くても良い。また、それ
ぞれのストレインゲージには2本の信号線がつながって
おり、信号線間の抵抗は例えば120Ωといった値であ
る。ストレインゲージは接着してある物質がひずむと、
信号線間のゲージ抵抗が上昇する。例えばゲージ31の
長編方向に板35がひずんだ場合、ゲージ31の抵抗変
化率はゲージ32の抵抗変化率に対し数倍の値となる。
この抵抗変化率は、例えば、図1におけるボード11と
して幅300mm、厚さ10mmのアルミニウムを用い、80kgの
人が中央に搭乗した場合、アルミニウムの縦弾性係数は
約7.3×1010(N/m2)であり、上述の数式3、数式8よ
り、aを50mmとすると、図1の12(a)の位置にあるひず
みゲージには約100マイクロストレインのひずみが生
じ、ひずみゲージのゲージ率を2とするとその抵抗上昇
率は0.02パーセント程度となる。しかし、ストレインゲ
ージや抵抗素子は、温度変化が生じるとひずみによる変
化と同程度抵抗が変化するため、測定誤差が生じる。温
度等による誤差を効果的に低減する方法としては、4つ
のストレインゲージを用いてホイートストンブリッジ回
路を構成し、作動増幅回路を用いて信号増幅すれば良
い。ただし、2箇所のひずみ値の差のみを測定する場
合、それぞれ垂直にストレインゲージを2つずつ取り付
け、合計4つのストレインゲージを用いてホイートスト
ンブリッジ回路を構成しても良い。また、装置の物理的
な振動等による測定誤差を低減するために、増幅回路に
はコイルなどのノイズフィルターを取り付ける。測定値
を算術平均することでも測定誤差の低減が可能である。
また、ゼロ点の変動による測定誤差は、ゼロ点を記憶し
てデジタル回路による演算を行うことで容易に低減する
ことができる。
【0043】図4は電気回路の構成を示すブロック図で
ある。ひずみセンサー41の抵抗変化は、ホイートスト
ンブリッジ回路、基準電圧発生回路、電圧作動増幅回路
を有する信号増幅回路42により電圧変化に変換され、
アナログ信号として演算回路43に入力される。演算回
路43は、A/Dコンバータにより信号増幅回路42から
の信号をデジタル信号に変換し、その値を算術演算する
ことにより搭乗者の重心位置を算出する。重心位置の偏
りの大きい方向に、その割合に応じてモーターを加速す
る指示をモーター制御回路44に出力し、モーター46
を動作させる。演算回路43にモーターからの回転数、
回転方向などの情報を入力することで、例えば、事前に
決めた最高速度を越えた場合にモーターの出力を低下さ
せる等の指示をモーター制御回路44に出力することが
できる。また、モーター制御回路には数十アンペアの電
流が流れるため、電池45と直接リード線を通じて接続
することが好ましい。電池45に充電回路47を接続す
ることで、外部充電装置を用いることなく電池の充電が
可能となるが、充電回路47は外部装置としても良い。
充電回路に電圧変換回路を組み込み、商用AC電源及び自
動車のバッテリー電源等複数の電源から充電できるよう
にすることもできる。
【0044】図5はモーター制御回路及び演算回路につ
いて詳しく示したブロック図である。演算回路58、モ
ーター制御回路55にはクロック発生回路57からクロ
ック信号を入力する。また、電源54は、演算回路5
8、モーター制御回路55、パワーMOSFET群53、ロー
ター位置検出回路52、フォトカプラ56に接続する。
動作電圧がそれぞれ異なる場合、それぞれに適した電圧
を入力する。ラインA1、B1、C1、D1からひずみセンサー
の検出したひずみ値を増幅した電圧信号をA/Dコンバー
タ内蔵の演算回路58に入力する。演算回路58により
重心位置等の算出を行い、ラインE、F、G、H1からそれ
ぞれPWM信号、ブレーキ信号、モーターON信号、モー
ター動作方向信号をモーター制御回路55に出力する。
自走式スケートボードの動力として、スター結線した3
相のブラシレスモーターを用いた場合、モーター制御回
路からは3本のコイルのうち2本に双方向の電流が流れ
るように、UH2、VH2、WH2のうちの1つとUL2、VL2、WL2
のうち1つの信号をONにする。この信号は電気的絶縁を
行うフォトカプラ56を通じて、UH1、VH1、WH1、UL1、
VL1、WL1にそれぞれ出力される。パワーMOSFET群53の
うちON信号が入力された素子には電流が流れ、U1、V1、
W1のうち2相のコイルに電流が流れるようにする。スイ
ッチ素子としてはIGBT等を用いても良い。ブラシレスモ
ーターではローター位置の検出を行う必要があり、ロー
ター位置検出回路52及びモーター制御IC55によりロ
ーター位置検出を行う。位置検出センサーとしてホール
素子を用いた場合、U2、V2、W2はモーターの電気角で12
0度間隔に配置したホール素子の信号であり、この信号
をローター位置検出回路52により増幅し、U3、V3、W3
に出力する。また、ローター位置検出回路からの信号を
演算回路58に出力し、モーターの回転速度及び方向を
モニターする。
【0045】(動作の説明)次に、本発明の実施の形態
の動作について説明する。図6はスケートボードにかか
る物理的な力を模式的に示した図である。装置上に安全
に人が搭乗するために、まず、ひずみセンサーの検出値
を用いて上述の数式8の計算を行い、装置上に人が乗っ
ているかどうかの検出を行う。また、上述の数式16の
計算を行い、M1とM2の差が一定以下になった場合、本装
置の操作が可能になるよう設定する。このことは、搭乗
者が片足をA、Cの間、もう片足をB、Dの間に置いている
かどうかの検出も行うことになる。つまり、搭乗者は本
装置に搭乗する場合、指定の範囲に両足を置き、重心を
両足の中心付近にもってくることで本装置の操作を開始
する。また、本装置に搭乗者が片足を乗せてから操作が
可能になるまでブレーキをかけておくことで、より安全
に本装置に搭乗することもできる。本装置の操作を開始
したら、上述の数式16の計算を行い、搭乗者重心位置
を測定する。この計算値は1から−1までの値を示し、
その値に応じてモーターに出力を与え本装置を加速す
る。また、進行方向に対し逆方向に重心が偏った場合、
ブレーキをかける。モーターのブレーキの方法として
は、ローターの回転方向に対し逆方向にコイルを励磁す
る方法とモーターの各コイルを短絡する方法がある。ま
た、電磁ディスクブレーキなどを用いても良い。また、
数式16において係数a、bに誤差が生じる場合、重心位
置測定結果から係数a、bの値を補正する。また、スケー
トボードがひずむことにより、N1、N2が完全には地面に
垂直とならないため、重心検出位置には小さな誤差が生
じる。このため、実際に搭乗して、最適な制御性を得る
ように計算式を補正しても良い。この補正を行うために
新たなセンサーを付け加える必要は無い。なぜなら、未
定係数はM、X、Y、Zのみであり、センサーの数も4つで
あるため、4元連立方程式の解を求めるだけであるから
である。しかし、解析的に厳密解を求めることは困難で
あるため、数値計算や近似式、あるいは経験式により実
際の計算方法を決定する。この意味で、上記の数式16
は近似式であるといえる。ただし、測定誤差を低減する
ために、あるいは足が置ける範囲を拡大するためには、
センサーの数を5つ以上にする場合もある。また、坂道
では、登り坂か下り坂かを判別し、登り坂であればより
多くの出力をモーターに与えるようにし、逆に下り坂で
はモーターへの出力を小さくすることが好ましい。坂道
の傾斜角は、例えば、モーターへの出力とモーターの回
転数の上昇率との比を計算することによって算出でき
る。坂道などでの制御性をより向上するため、上り坂や
下り坂では測定した重心位置に前後のオフセットをかけ
ても良い。また、方向転換はスケートボードを地面から
傾けることによって行う。また、本発明では搭乗者の体
重を常にモニターしており、搭乗者が本装置から降りた
場合に装置を停止するようにすることが好ましい。
【0046】
【発明のその他の実施の形態】以下、発明のその他の異
なる(1)から(6)までの形態について図面を用いて
説明する。 (1)図7は装置の構成を下から見た図である。図面の
左右が装置の進行方向である。前記実施例と異なる箇所
は、ボード71にひずみセンサー79(a)及び79(b)を
取り付けることと、左右の車輪76(a)及び76(b)をそ
れぞれ駆動するモーター73(a)及び73(b)を取り付け
た点である。車軸78とボード71の間にステアリング
機構は無くても良い。センサー79(a)及び79(b)のひ
ずみ値を比較することにより、進行方向に対して左右
の、搭乗者の重心移動を測定する。この結果により左右
のモーターの回転数に差をつけて重心の偏った方向に進
行方向を変化させる。このステアリング機構により、回
転半径が小さい方向転換ができる。
【0047】(2)図8は装置の構成を横から見た図で
ある。図面の左右が装置の進行方向である。ボード81
の前後に足乗せ台89を取り付け、その支柱88をひず
みセンサー82(a)及び82(b)の内側に取り付ける。ま
た、本構成ではバッテリー84、タイヤ86、ステアリ
ング機構87を備えている。支柱88の位置をX、Yと
し、X+Y=2L、Y-X=cとする。
【0048】
【数17】
【0049】上記数式17は、上記数式8、数式9から
求められる。つまり、ひずみ値を2箇所測定することに
より重心移動を検出することが可能である。この計算を
電気回路ボックス85に内蔵した演算回路で行い、運転
操作者の重心の偏っている方向に、その割合に応じてス
ケートボードが加速されるようモーター83を動かし、
操作する。
【0050】(3)図9は装置の構成を横から見た図で
ある。図面の左右が装置の進行方向である。運転操作者
はボード91のX、Yの位置に足を置くこととする。ひず
みセンサー92(a)、92(b)、92(c)はボード91に
接着されている。それぞれのセンサーが検出するひずみ
値をRa、Rb、Rcとする。
【0051】
【数18】
【0052】上記数式18はこの構成における運転操作
者の重心位置を表す式である。この計算を行い、運転操
作者の重心の偏っている方向に、その割合に応じてスケ
ートボードが加速されるようモーター93を動かし、操
作する。
【0053】(4)図10は装置の構成を横から見た図
である。図面の左右が装置の進行方向である。ひずみセ
ンサー102(a)、102(b)、102(c)、102(d)は
ボード101に接着されている。運転操作者は、ひずみ
センサー102(c)、102(d)が足100の裏にくるよ
う左右を向いて搭乗する。この構成において運転操作者
の重心位置は、上記数式16で表せる。この計算から、
運転操作者の重心が偏っている方向に、その割合に応じ
てスケートボードが加速されるようモーター103及び
車輪105が動く。
【0054】(5)図11は装置の構成を横から見た図
である。図面の左右が装置の進行方向である。ボードの
中心に車輪116をとりつけ、ひずみセンサー112
(a)、112(b)、112(c)、112(d)はボード111
に接着されている。運転操作者は、ひずみセンサー11
2(a)、112(c)の間と、ひずみセンサー112(b)、
112(d)の間にそれぞれ足を乗せる。
【0055】
【数19】
【0056】上記数式19は、この構成における運転操
作者の重心位置を表す式である。この計算を行い、運転
操作者の重心が偏っている方向に、その割合に応じてス
ケートボードが加速されるようモーター113を動か
し、操作する。
【0057】(6)図12はの自走式スケートボードを
上から見た図である。図面の左が装置の進行方向であ
る。車輪125が取り付けられたボード121の後部に
方向指示器123を取り付け、スイッチ122(a)又は
スイッチ122(b)を運転操作者が足で踏むことによ
り、方向指示器123が点灯する。ブレーキランプ12
4は装置が減速する場合に点灯する。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明の自走式スケートボ
ードは、搭乗者の乗るボードが一体状であり、ステアリ
ング機構と重心測定を行うひずみセンサーはそれぞれボ
ードの別の場所に取り付けるため、構造が簡単になる。
衝撃吸収体をボードと前後のステアリング装置との間に
取り付けることも可能になる。このため製造コストの削
減ができ、装置の剛性が高まる。例えば、動力の無い、
いわゆるスケートボードにセンサー及び動力を取り付け
ることによって本発明の自走式スケートボードを構成す
ることができるといった利点もある。また、本発明の自
走式スケートボードでは、搭乗者の足を置く位置は、あ
る範囲であれば特に固定する必要が無いため、操作性が
向上する。同時に、スケートボードの傾きに関係無く搭
乗者の重心位置を正確に検出することができ、坂道での
走行が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施の形態に係る自走式
スケートボードを示す側面図であり、図1(b)は同じく
平面図である。
【図2】ステアリング機構を示す斜視図である。
【図3】ひずみセンサーを示す平面図である。
【図4】電気回路のブロック図である。
【図5】演算回路及びモーター制御回路を示すブロック
図である。
【図6】運転操作者が搭乗した際にボードにかかる物理
的な力を模式的に示した図である。係数及び未知数は1
次元座標で示している。
【図7】本発明のその他の実施の形態(1)に係る自走式
スケートボードを示す平面図である。
【図8】本発明のその他の実施の形態(2)に係る自走式
スケートボードを示す側面図である。
【図9】本発明のその他の実施の形態(3)に係る自走式
スケートボードを示す側面図である。
【図10】本発明のその他の実施の形態(4)に係る自走
式スケートボードを示す側面図である。
【図11】本発明のその他の実施の形態(5)に係る自走
式スケートボードを示す側面図である。
【図12】本発明のその他の実施の形態(6)に係る自走
式スケートボードを示す平面図である。
【図13】従来の自走式スケートボードを示す側面図で
ある。
【符号の説明】 【符号の説明】
M 運転操作者の重量 M1、M2 運転操作者の片足にかかる重量 A、B、C、D ひずみセンサー位置 L ホイールベースの1/2 g 重力加速度 X、Y 運転操作者の足の位置 Z 運転操作者の重心の位置 N1、N2 ボードにかかる抗力 Ra A点でのひずみ量 Rb B点でのひずみ量 Rc C点でのひすみ量 Rd D点でのひずみ量 E 縦弾性係数 K 断面係数 W ボードの幅 H ボードの厚さ A1、B1、C1、D1 ひずみセンサーからのアナログ信号 E PWM信号 F ブレーキ信号 G モーターON信号 H1 モーター動作方向信号 UH1、VH1、WH1 Hi-site-FET ON信号 UH2、VH2、WH2 Hi-site-FET Gate ON信号 UL1、VL1、WL1 Lo-site-FET ON信号 UL2、VL2、WL2 Lo-site-FET Gate ON信号 U1、V2、W2 ブラシレスモーターコイル U2、V2、W2 コイル電圧信号 U3、V3、W3 コイル電圧比較信号 10 ステアリング装置 11 運転操作者が乗る板、ボード 12(a)〜12(d) ひずみセンサー 13モーター 14 バッテリー 15 電気回路ボックス 16 車輪 17 衝撃吸収体 18 伝導装置 19 車輪軸 21、22 車輪 23 車輪軸 24 支柱、ステアリングシャフト(ボード側に固定) 25 支柱、ステアリングシャフト(車輪側に固定) 31〜34 ストレインゲージ 35 ストレインゲージ取り付け板 71 ボード 72(a)〜72(d) ひずみセンサー 73(a)、73(b) モーター 74 バッテリー 75 電気回路ボックス 76(a)、76(b) 車輪 77 伝導装置 78 車輪軸 79(a)、79(b) ひずみセンサー 81 ボード 82(a)、82(b) ひずみセンサー 83 モーター 84 バッテリー 85 電気回路ボックス 86 車輪 87 衝撃吸収機構、ステアリング機構 88 支柱 89 足乗せ台 91 ボード 92(a)〜92(c) ひずみセンサー 93 モーター 94 車輪 97 衝撃吸収機構、ステアリング機構 100 運転操作者の足 101 ボード 102(a)〜102(d) ひずみセンサー 103 モーター 104 衝撃吸収機構、ステアリング機構 105 車輪 111 ボード 112(a)〜112(d) ひずみセンサー 113 モーター 116 車輪 121 ボード 122(a)、122(b) 方向指示器のスイッチ 123 方向指示器 124 ブレーキランプ 125 車輪 131 スケートボード本体 132 前部足乗せ台 133 後部足乗せ台 134 前部重量センサー 135 後部重量センサー 136 動力 137 制御装置 138 後輪 139 前輪

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転操作者が両足を直接乗せるための一体
    板状構造物であるボードと、このボードの前後を含む2
    カ所以上に連結された走行用の車輪と、車輪を駆動する
    駆動装置と、ボードに乗った運転操作者の進行方向に対
    する両足の位置と重心位置との関係を、ボードのひずみ
    を複数箇所測定し演算することによって検出する検出手
    段と、運転操作者の重心移動によって駆動装置の正逆転
    駆動、停止、前進、後退更には速度調整を制御する手段
    とを備えたことを特徴とする自走式スケートボード。
  2. 【請求項2】ボードと車輪の間に衝撃吸収機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の自走式スケートボー
    ド。
  3. 【請求項3】進行方向に対して左右のボードの傾きによ
    り方向転換するステアリング装置を備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の自走式スケートボード。
  4. 【請求項4】進行方向に対して左右の車輪をそれぞれ独
    立に駆動する駆動装置と、進行方向に対して左右の運転
    操作者の重心移動をボードのひずみにより検出する検出
    装置と、進行方向に対して左右の運転操作者の重心移動
    により左右の駆動速度に差をつけて方向転換する制御手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
    自走式スケートボード。
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