JP3493326B2 - バンプ形成方法及び装置 - Google Patents

バンプ形成方法及び装置

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JP3493326B2
JP3493326B2 JP27415999A JP27415999A JP3493326B2 JP 3493326 B2 JP3493326 B2 JP 3493326B2 JP 27415999 A JP27415999 A JP 27415999A JP 27415999 A JP27415999 A JP 27415999A JP 3493326 B2 JP3493326 B2 JP 3493326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子を配線
基板にフリップチップ実装するときに必要となるバンプ
を半導体素子の電極上に形成するバンプ形成装置、及び
該バンプ形成装置にて実行されるバンプ形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、IC(半導体集積回路)の高周波
化に伴ってその耐ノイズ性を高めるため、ICを回路基
板へ実装する際には、上記IC上に形成されている内部
電極と上記回路基板上に形成されている外部電極との接
続距離を短縮することができるフリップチップボンディ
ングが行われている。このフリップチップボンディング
が行われるICの上記内部電極には、当該内部電極と上
記外部電極とを接続するためのバンプ、すなわち突起電
極が形成されている。このようなバンプを形成するバン
プ形成装置としては、図10に示すように、所定位置に
セットされた半導体素子3に対して、昇降自在な押圧用
キャピラリとしてのバンプ形成部材46に保持されたワ
イヤ44の先端に形成したボール45を上記半導体素子
3の電極47に押圧するものがある。即ち、先端にボー
ル45が形成されたワイヤ44を保持しているバンプ形
成部材46を、図11のIに示すように、高さHから速
度V0にて高さh1まで下降させる。次に、図11のII
に示すように、上記高さh1から図10の(b)に示す
状態まで上記速度v0より遅い速度v1にてさらにバン
プ形成部材46を下降させる。そして図11のIIIに示
すように、半導体素子3の電極47にボール45を時間
Tにわたり押圧力Wと超音波Uを印加し接合する。この
とき上記押圧力Wは、図11のIII−1に示すようにボ
ール45が電極47に接触した直後にて最大押圧力Wm
axとし、以後上記最大押圧力Wmaxのほぼ半分の押
圧力とする。又、超音波Uについては図11のIII−2
に示すように時間Tにわたりほぼ一定の周波数の超音波
が印加される。その後、図10の(c)及び図11のIV
に示すように、高さh2に配置されるクランパ50でワ
イヤ44をはさみながらバンプ形成部材46を上昇させ
ることにより、ワイヤ44が切断され、上記電極47に
バンプ48が形成される。その後、図10の(d)及び
図11のVに示すように、上記高さHまでバンプ形成部
材46を上昇した後、ワイヤ44の先端部とワイヤ溶融
装置49との間に高電圧を印加して放電させ、この際の
放電の熱で上記先端部に再びボール45を形成し、再度
図10の(a)〜(d)と同様の工程を繰り返して、半
導体素子3におけるそれぞれの電極47にバンプ48を
順次形成していく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなバンプ形
成装置にて形成されるバンプ48は、図12に示すよう
にその台座48aの直径Dが70μm、台座48aの高
さhが20μmという寸法にて成形される必要がある
が、衝撃的な振動を与えずバンプ48をつぶし過ぎない
ようにするにはボール45が電極47に当たる速度v1
を遅くしなければならない。しかしながら上記速度v1
が2mm/S、上記高さh1が0.1mmの場合、高さ
h1の距離を下降するのに0.05secを要してしま
う。よって、1個のバンプ48を形成するタクトは0.
1sec以上となり、多数のバンプ48を形成するため
には、タクトを速める必要がある。尚、図11に示す期
間VIが上記0.1sec以上に対応する。本発明はこの
ような問題点を解決するためになされたもので、バンプ
形成タクトが従来よりも速く、かつつぶれ過ぎない形状
のバンプを形成可能なバンプ形成装置、及びバンプ形成
方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では以下のような構成を採る。本発明の第1
態様のバンプ形成方法は、金属ワイヤの先端部を溶融し
てボールを形成した後、動作開始位置(α)から半導体
素子の電極形成面における電極に上記ボールを移動して
上記電極に押圧し、上記ボールを成形して当該電極上に
バンプを形成するバンプ形成方法であって、上記動作開
始位置から上記ボールが上記電極に接触する直前の位置
である直前位置(β)まで上記ボールを第1速度にて下
降させ、上記直前位置から上記ボールが上記電極に接触
する位置である接触位置(γ)まで上記第1速度よりも
遅い第2速度にて上記ボールを下降させ、上記接触位置
から上記ボールを成形する位置である押圧位置(δ)ま
で上記ボールを押圧、変形して上記バンプを形成すると
き、上記ボールを上記電極に押圧するときには、上記ボ
ールが上記電極に押圧されたときの衝撃により生じる振
動と逆位相で上記衝撃による生じる振動を相殺する振動
を上記ボールに与えることを特徴とする。
【0005】又、上記接触位置から上記押圧位置までの
上記バンプ形成は、上記第2速度よりも速い第3速度に
て上記ボールを下降させて形成することもできる。
【0006】又、上記直前位置から上記接触位置までの
上記第2速度での上記ボールの下降は、位置決め制御に
より行われ、上記接触位置からの上記バンプ形成は、上
記ボールの上記電極への押圧力を変化させる押圧力制御
にて形成することもできる。
【0007】 本発明の第2態様のバンプ形成装置は、
金属ワイヤを保持し半導体素子の厚み方向に移動自在な
バンプ形成部材と、ボールを形成するため上記先端部を
溶融する溶融装置とを備え、動作開始位置(α)に上記
バンプ形成部材を配置し上記溶融装置にて上記ボールを
形成した後、上記動作開始位置から上記バンプ形成部材
を下降することで上記ボールを上記半導体素子の電極に
移動し、上記バンプ形成部材にて上記ボールを上記電極
に押圧して成形することで当該電極上にバンプを形成す
るバンプ形成装置であって、上記動作開始位置から上記
ボールが上記電極に接触する直前の位置である直前位置
(β)まで上記バンプ形成部材を第1速度にて下降さ
せ、上記直前位置から上記ボールが上記電極に接触する
位置である接触位置(γ)まで上記第1速度よりも遅い
第2速度にて上記ボールを下降させ、上記接触位置から
上記ボールを成形する位置である押圧位置(δ)まで上
記ボールを押圧、変形して上記バンプを形成させる制御
装置を備え、上記ボールを上記電極に押圧するとき、上
記ボールが上記電極に押圧されたときの衝撃により生じ
る振動と逆位相で上記衝撃による生じる振動を相殺する
振動を、上記制御装置は、上記バンプ形成部材に生じさ
せることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態におけるバンプ
形成装置、及び該バンプ形成装置にて実行されるバンプ
形成方法について、図を参照しながら以下に説明する。
尚、各図において同じ構成部分については同じ符号を付
している。又、上述の「課題を解決するための手段」に
記載する、「動作開始位置」の機能を果たす一例が本実
施形態では「高さα」に相当し、「直前位置」の機能を
果たす一例が本実施形態では「高さβ」に相当し、「接
触位置」の機能を果たす一例が本実施形態では「高さ
γ」に相当し、「押圧位置」の機能を果たす一例が本実
施形態では「高さδ」に相当する。
【0009】図6に示す上記バンプ形成装置101は、
大別して、搬出装置1と、搬入装置2と、半導体素子移
送装置5と、バンプ形成ヘッド110と、制御装置50
1とを備える。尚、制御装置501を除いた構成は、公
知のバンプ形成装置における構成と変わるところはな
い。搬入装置2は、バンプを形成するための半導体素子
3がトレイ4aに収められた状態でトレイ4aを当該バ
ンプ形成装置101へ搬入する装置である。搬出装置1
は、バンプが形成された半導体素子3を収納するトレイ
4bを当該バンプ形成装置101の外部へ搬出する装置
である。半導体素子移送装置5は、平面上で互いに直交
するX,Y方向へ移動してトレイ4a及びトレイ4b
(総称して「トレイ4」と記す場合もある)と、バンプ
形成ステージ6との間で半導体素子3を移送する。バン
プ形成ヘッド110は、図7に示すように、上記X,Y
方向に移動可能なX,Yステージ115上に設置された
フレーム116に取り付けられた超音波ホーン112
と、上記フレーム116に取り付けられ該フレーム11
6における支点117を回転中心として超音波ホーン1
12を矢印VI方向に揺動させるアクチュエータ118
と、上記超音波ホーン112に超音波を発生させる超音
波発生器119と、ワイヤ処理装置120と、上記X,
Yステージ115に設けられ半導体素子3上に形成され
ている電極47の位置を認識するための認識カメラ11
4とを備える。上記超音波ホーン112の先端部112
aには、該先端部112aに取り付けられ上記ワイヤ4
4を保持し上記超音波ホーン112の揺動とともに半導
体素子3の厚み方向に移動可能なバンプ形成部材46が
設けられている。上記ワイヤ処理装置120は、上記バ
ンプ形成部材46へのワイヤ44の供給を行うワイヤ供
給装置と、バンプ形成部材46に保持されるワイヤ44
の先端との間で高電圧を印加し放電させその熱で上記先
端を溶融しボール45を形成するワイヤ溶融装置49
と、バンプ形成後、バンプからワイヤ44を引きちぎる
ためにワイヤ44を挟持するクランパ50とを備える。
【0010】制御装置501は、バンプ形成ヘッド11
0における上記X,Yステージ115、アクチュエータ
118、超音波発生器119、ワイヤ処理装置120、
認識カメラ114に接続される他、上記搬入装置2、搬
出装置1、及び半導体素子移送装置5にも接続され、こ
れらの動作制御を行う。又、詳細後述するが、制御装置
501は、バンプ形成ヘッド110によるバンプ形成の
際に本実施形態にて特徴的なバンプ形成方法を実行する
ようにアクチュエータ118、超音波発生器119、及
びワイヤ処理装置120の動作制御を行う。
【0011】このように構成されるバンプ形成装置10
1における動作を以下に説明する。尚、上述のように当
該バンプ形成装置101の動作制御は、制御装置501
にて行われ、制御装置501には、予め、搬入装置2及
び搬出装置1の動作や、搬入装置2のトレイ4aからバ
ンプ形成ステージ6へ移送される半導体素子3の移送順
や、バンプ形成にかかる基本的動作等のプログラムが格
納されている。又、搬入装置2及び搬出装置1における
動作や、バンプ形成にかかる基本的動作等は、従来のバ
ンプ形成装置にて実行される動作と同様であるので、こ
こでの説明は省略する。よって、以下には、本実施形態
にて特徴的な部分である、バンプ形成ヘッド110によ
るバンプ形成方法について説明する。尚、以下の説明に
おいて、前提として、ワイヤ溶融装置49にて形成され
るボール45の大きさは、各形成ごとに一定であるとす
る。
【0012】図1に示すように、バンプ形成ステージ6
の半導体素子3の電極表面47aを基準として高さαの
位置にバンプ形成部材46の先端46aが配置される動
作開始位置にて、バンプ形成部材46の先端46aから
突出したワイヤ44の先端部がワイヤ溶融装置49にて
溶融されボール45が形成される。尚、制御装置501
には、予め、上記電極表面47aを基準とした上記高さ
α、並びに後述の高さβ、高さγ、及び高さδの各値が
格納されており、これらの値に基づく制御装置501の
制御に従い、バンプ形成ヘッド110は動作制御され
る。尚、本実施形態では、上記高さαは、3mm、上記
高さβは0.1mm、上記高さγは0.03〜0.05
mm、及び上記高さδは0.02mmに設定されてい
る。
【0013】次に、制御装置501は、該動作開始位置
から、上記電極表面47aより高さβの位置にバンプ形
成部材46の先端46aが配置されるまで、上記バンプ
形成部材46を、従来と同じ第1速度V0、本実施形態
では500〜600mm/sであって立上りのときには
加速しながら、立下りのときには減速しながら下降させ
る。尚、該下降の実行中、制御装置501は、クランパ
50によるワイヤ44の挟持を解除しかつワイヤ44を
バンプ形成部材46内に若干量引き込ませる。よって、
上記ボール45の球面がバンプ形成部材46の先端46
aに接触するような位置にボール45は配置されること
になる。又、上記第1速度V0は上述の値に限定される
ものではなく、予め制御装置501に設定しておくこと
で、又は例えば半導体素子3の種類を変更する度に制御
装置501に入力して設定することで任意の値を採るこ
とができる。
【0014】上記先端46aが上記高さβの位置に到達
した時点で、制御装置501は上記第1速度V0よりも
遅い第2速度にて、上記電極表面47aより高さγの位
置に上記先端46aが配置されるまでバンプ形成部材4
6を下降させる。尚、本実施形態において、上記第2速
度は、図2に示すように上記第1速度を徐々に下げてい
く、2次関数的に表される速度である。上記高さγは、
図1の(b)に示すように、バンプ形成部材46の先端
46aに接触して位置しているボール45における球面
が半導体素子3の電極47の表面47aに接触すること
でアクチュエータ118に流れる電流に変化が生じるこ
とから、該電流変化が検出された位置である。又、上記
高さβと上記高さγとの差を寸法h0とする。又、上記
高さβの位置から上記高さγの位置までの移動における
制動制御は、制御装置501に予め格納している関数f
(V)に従い実行され、上記先端46aが上記高さγの
位置に配置されるときにはバンプ形成部材46の下降速
度はほぼ0、具体的には約1〜2mm/sに近づいてい
る。又、上記関数f(V)は、時間の2次関数である。
又、上記第2速度を制御するゲインは、上記第1速度の
ゲインよりも下げたものであり、よってボール45が電
極47に接触するときの衝撃力を緩和させる。
【0015】バンプ形成部材46の先端46aが上記高
さγの位置に到達した時点で、制御装置501は、上記
第2速度を向上させた第3速度、例えば5〜10mm/
sの速度にて、上記先端46aが高さδの位置に到達す
るまで、バンプ形成部材46を下降させる。該下降動作
により、図1の(c)に示すように、ボール45はバン
プ形成部材46によって上記電極47上に押圧されバン
プに成形される。ここで高さδは、上述の図12に示す
ように、バンプの台座48aの直径Dが70μm、台座
48aの高さhが20μmという寸法にてボール45が
成形されるような高さである。又、上記高さγの位置と
上記高さδの位置との差を寸法h1とする。尚、上述の
ように、ボール45が電極47の表面47aに接触した
後、上記第3速度でボール45の加圧を行うが、加圧を
開始してからもボール45からは反力を受けるためボー
ルは徐々に変形する。よって、押圧動作により、ボール
45は図3に示す曲線のように徐々に成形されていく。
又、バンプ形成部材46の先端46aが上記高さγの位
置から上記高さδの位置に到達するまでの速度は、上述
の速度に限定されるものではなく、制御装置501への
設定を任意に変化させることで種々の速度とすることが
できる。よってボール45の押圧力を種々に変化させる
ことが可能である。
【0016】図2及び図3において、t1はバンプ形成
部材46の先端46aが上記高さγの位置に到達した時
刻であり、t2は上記先端46aが上記高さδの位置に
到達した時刻であり、t3は上記先端46aが上記高さ
δの位置から離れる時刻であり、Tは上記時刻t2と上
記時刻t3との時間を示す。尚、上記時刻t1から時刻
t2までの時間、及び時間Tは、本実施形態ではそれぞ
れ5〜10msである。さらに、上記押圧動作のとき、
即ち上記時刻t1から上記時刻t3までの間、図4に示
すように成形されるボール45に対して超音波ホーン1
12を介して超音波発生器119から超音波を印加し、
バンプの成形、及び成形されるバンプの上記電極47へ
の固着を確実にする。
【0017】又、バンプ形成部材46の先端46aが上
記高さγの位置から上記高さδの位置まで移動すると
き、該移動による衝撃によりバンプ形成部材46には、
微視的には図5の(a)に示すように、関数f(h)に
て表される振動が生じる。このような振動が生じること
で、上記高さδの位置が半導体素子3の厚み方向に振動
することになり成形されるバンプの寸法誤差が大きくな
ってしまう。そこで、上記先端46aが上記高さγの位
置から上記高さδの位置まで移動するときに、制御装置
501は、図5の(b)に示すように、上記関数f
(h)にて示される振動と逆位相の振動をバンプ形成部
材46に作用させるようにアクチュエータ118を制御
する。尚、上記逆位相の振動を表す関数が関数f(w)
である。このように関数f(w)の振動をボール45に
作用させることで上記衝撃による上記振動を相殺し、バ
ンプ形成部材46の先端46aを上記高さδの位置に一
定に配置する。したがって、成形されるバンプの寸法誤
差が大きくなることを防ぐことができる。上記関数f
(h)にて示される振動の周期と減衰カーブとを予め求
め制御装置501に入力しておくことで、制御装置50
1は上記関数f(w)を求め、アクチュエータ118の
動作制御を行い、上記関数f(w)にて示される振動を
アクチュエータ118、即ちボール45に発生させるこ
とができる。
【0018】上述のようなバンプ形成後における当該バ
ンプ形成装置101の動作は、上述した従来のバンプ形
成装置の動作と同じである。即ち、図1の(d)に示す
ように、図2の高さh2に配置されるクランパ50でワ
イヤ44をはさみながらバンプ形成部材46を上昇させ
ることにより、ワイヤ44が切断され、上記電極47に
バンプ48が形成される。その後、図1の(e)及び図
2に示すように、上記高さαの位置までバンプ形成部材
46を上昇した後、ワイヤ44の先端部とワイヤ溶融装
置49との間に高電圧を印加して放電させ、上記先端部
に再びボール45を形成する。そして、再度図1の
(a)〜(e)に示す工程と同様の工程を繰り返して、
半導体素子3におけるそれぞれの電極47にバンプ48
を順次形成していく。
【0019】以上説明したように本実施形態によれば、
バンプ形成部材46の先端46aが上記高さβの位置に
到達した時点から上記高さγの位置に到達するまで上記
第1速度V0を徐々に下げていき、上記先端46aが上
記高さγの位置に到達した時点で上記高さδの位置まで
再び速度を向上させた上記第3速度にてバンプ形成部材
46を移動させるように制御した。よって、上記先端4
6aが上記高さγの位置に到達するまで上記第1速度V
0にてバンプ形成部材46を移動させ上記高さγの位置
から上記高さδの位置まで上記第1速度V0よりも遅い
速度にて等速でバンプ形成部材46を移動させるとい
う、図2に点線で示す従来の制御方法に比べて、図2に
実線で示すように、衝撃的な振動が発生しないため、一
つのバンプ48を形成するタクトを短縮することができ
る。尚、本実施形態のタクトは、0.05sである。
【0020】さらに、従来にあっては、バンプ形成部材
46の先端46aが上記高さγの位置に到達するとき、
即ちボール45が電極47に接触するときのバンプ形成
部材46の速度は、本実施形態の第1速度V0と同じ速
度である。一方、本実施形態では、上述のように上記先
端46aが上記高さγの位置に到達する直前の上記高さ
βの位置に到達した時点から上記第1速度V0を下げ、
上記先端46aが上記高さγの位置に到達した時点、即
ちボール45が電極47に接触した時点では速度はほぼ
1〜2mm/sまで低下している。よって、本実施形態
では、ボール45をつぶし過ぎるという問題は発生しな
い。
【0021】上述のように上記実施形態では、上記先端
46aが上記高さγの位置に到達した時点つまり時刻t
1から上記高さδの位置に到達する時点つまり時刻t2
までは、上記第2速度を向上させた上記第3速度にてバ
ンプ形成部材46を移動させるように制御した。又、上
記先端46aが上記高さδの位置に到達した時刻t2か
ら、先端46aが上記高さδの位置から離れる時刻t3
まで、ボール45に対する押圧力に対しては特別な制御
を施していない。このような動作に対して以下のような
変形例としの制御を行うこともできる。つまり、上記先
端46aが上記高さγの位置に到達するまでは、バンプ
形成部材46の位置を検知することで、制御装置501
に予め設定した位置制御データに基づいてバンプ形成部
材46の下降速度が制御される。図8に示すように、上
記先端46aが上記高さγの位置に到達した時刻t1か
ら、制御装置501に格納している関数f(P)に従っ
てアクチュエータ118に供給する電流値を制御するこ
とで、バンプ形成部材46の下降量を制御して電極47
に対するボール45の押圧力を制御する。このような押
圧力による制御を行うことで、上述の速度による制御に
比べて、形成されるバンプの高さのばらつきが小さくな
りほぼ一定の変形量にてなるバンプを形成することがで
きる。
【0022】具体的に上記関数f(P)による制御動作
を説明する。上記時刻t2から時刻t3までの時間を、
「I」と符号した、時刻t2から時刻t21まで、「I
I」と符号した、時刻t21から時刻t22まで、「II
I」と符号した、時刻t22から時刻t3までの3つに
分けたとき、上記関数f(P)は、上記先端46aが上
記高さγの位置に到達した時刻t1から時刻t2を経て
時刻t21までについては、押圧力は徐々に増加させる
がその増加率は例えば指数関数的に低下させていき、上
記時刻t21から時刻t22までについては一定の押圧
力を維持し、上記時刻t22から時刻t3までについて
は一定に押圧力を低下させるような関数である。又、該
押圧力は、後述するような、ボール45と電極47とに
おける金属拡散割合に基づいて制御することができる。
【0023】時刻t2から時刻t3までの時間Tに対し
て、上記時刻t2から時刻t21までの時間は約2割程
度であり、上記時刻t21から時刻t22までの時間は
約5割程度であり、上記時刻t22から時刻t3までの
時間は約3割程度である。又、上記時刻t2から時刻t
21までの時間は、上記超音波振動によりボール45が
電極47の表面47aの酸化膜を破り金属の新生面を露
出させる時間である。上記時刻t21から時刻t22ま
での時間は、ボール45と電極47との接合面における
金属拡散が急激に進行する時間である。上記時刻t22
から時刻t3までの時間は、ボール45と電極47との
接合面における金属拡散が緩やかに進行する時間であ
る。又、制御装置501は、上記押圧力の増加を止める
とき、オーバーシュートによる押圧力の振動発生を防ぐ
ため、押圧力停止の直前の数ms間、バンプ形成部材4
6の移動を停止する。
【0024】さらに又、上述の実施形態では、上記時刻
t1から上記時刻t3までの間、ボール45に対して超
音波を印加しているが、該超音波の作用動作について制
御装置501にて、例えば以下のような制御を行うこと
ができる。図9に示すように、上記時刻t2からボール
45に対する超音波振動の作用を開始し、該開始後、上
記時刻t2から上記時刻21までの間は、振動を徐々に
大きくしていく。この間の超音波振動の作用により、ボ
ール45と電極47との接触部分における両者の表面酸
化膜が破壊する。又、上記時刻t1から時刻t2までの
間ではボール45と電極47との接触面積が増加してい
く。次に、上記時刻t21から時刻t22までは一定の
超音波振動、例えば超音波発生器119の出力値に数m
Wを加えた値での振動や、例えば振幅0.3μm程度の
振動を維持する。この間の超音波振動の作用により、ボ
ール45と電極47との金属拡散が急激に広がる。次
に、上記時刻t22から時刻t3までは超音波振動を徐
々に小さくしていき、時刻t3にて超音波振動の作用を
停止する。この間の超音波振動の作用では、ボール45
と電極47との金属拡散が緩やかに進行する。上記時刻
t2から上記時刻21までの時間、及び上記時刻t21
から時刻t22までの時間は、それぞれ5ms以下の時
間である。このように上記超音波振動の作用に関する制
御について、制御装置501は、ボール45と電極47
とにおける金属拡散割合に基づいて制御することができ
る。尚、図9に示す「I」〜「III」は、図8に示され
上述した「I」〜「III」の説明と同一の値、機能を有
する。
【0025】又、上記超音波振動の振幅変化の例とし
て、上記酸化膜が厚い場合は、上記時刻t2から上記時
刻21までの間に作用させる超音波振動の振幅を、例え
ば数十%、例えば振幅0.2μmを0.3μm程度まで
大きくする。又、電極47上へのボール45のバンプ形
成時において半導体素子3の温度を十分に加熱できない
ようなときには、上記時刻t21から時刻t22までの
超音波振動の振幅を、例えば数十%、例えば振幅0.3
μmを0.4μm程度まで大きくし、上記時刻t22か
ら時刻t3までは超音波振動の振幅を他の場合に比べて
小さくし、一方作用時間を長くする、例えば10msと
するような制御がある。尚、上記酸化膜が厚い場合に
は、上記時刻t2から上記時刻21までの間に作用させ
る上記押圧力を大きくしてもよい。
【0026】このように、上記押圧力や超音波振動の強
さを、ボール45と電極47との金属拡散の進行段階に
応じて変化させることにより、電極47に対するボール
45の固着時間を長くしなくても、固着不良の発生を防
止することができる。尚、本実施形態は、バンプ形成方
法及び装置として説明したが、バンプ形成の他、フリッ
プチップ接合など、超音波熱圧着にて接合を行う方法及
び装置として用いることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
バンプ形成方法、及び第2態様のバンプ形成装置によれ
ば、制御装置を備え、該制御装置にて、溶融し形成した
ボールが半導体素子の電極に接触する直前位置まで上記
ボールを第1速度にて下降させ、上記直前位置から上記
ボールが上記電極に接触する接触位置まで第2速度にて
上記ボールを下降させるようにしたことから、上記ボー
ルが上記電極に接触する時点における上記ボールの速度
は従来に比べて遅く、よって形成されるバンプがつぶれ
過ぎることを防止することができる。
【0028】又、さらに、上記接触位置から上記ボール
を成形する押圧位置まで上記第2速度を向上させた第3
速度にて上記ボールを移動させて押圧して上記バンプを
形成することで、バンプ1個当たりのタクトを従来に比
べて速くすることができる。このように本実施形態によ
れば、高速でつぶれの少ないバンプを形成することがで
きる。
【0029】さらに、又、上記接触位置から上記押圧位
置まで、及び上記押圧位置において、上記電極に対する
上記ボールの押圧力又は上記ボールに作用させる超音波
振動を、上記電極と上記ボールとの間における金属拡散
の進行に応じて変化させることで、従来に比べて短時間
でバンプを上記電極上に固着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のバンプ形成装置にて実行
されるバンプ形成方法における各動作を示す図である。
【図2】 図1に示すバンプ形成部材において半導体素
子の厚み方向への移動距離と時間との関係を示すグラフ
である。
【図3】 図1及び図2に示すバンプ形成方法におい
て、ボールを押圧したときのボールの変形の程度を時間
経過とともに描いたグラフである。
【図4】 図1及び図2に示すバンプ形成方法におい
て、ボールの押圧時に作用させる高周波の周期を示す図
である。
【図5】 図1及び図2に示すバンプ形成方法におい
て、ボールの押圧時に作用させる高周波の振動に逆位相
となる振動を作用させることを説明するための図であ
る。
【図6】 本発明の実施形態のバンプ形成装置の全体図
である。
【図7】 図6に示すバンプ形成ヘッドの構造を示す図
である。
【図8】 図1及び図2に示すバンプ形成方法におい
て、ボールを電極に押圧するときの押圧力の変化を時間
経過とともに描いたグラフである。
【図9】 図1及び図2に示すバンプ形成方法におい
て、ボールを電極に押圧するときに作用させる超音波振
動の変化を時間経過とともに描いたグラフである。
【図10】 従来のバンプ形成方法における各動作を示
す図である。
【図11】 図10において半導体素子の厚み方向への
バンプ形成部材の移動距離と時間との関係を示すグラ
フ、並びにボールの押圧動作時における押圧状態及びボ
ールに作用させる超音波の周期を示すグラフである。
【図12】 形成されるバンプ形状を示す図である。
【符号の説明】
3…半導体素子、44…ワイヤ、45…ボール、46…
バンプ形成部材、47…電極、48…バンプ、49…溶
融装置、101…バンプ形成装置、119…超音波発生
装置、501…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 章二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 左近 英雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中尾 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 廣谷 耕司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 清村 浩之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 金山 真司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−273139(JP,A) 特開 平5−326650(JP,A) 特開 昭61−210644(JP,A) 特開 平3−69129(JP,A) 特開 平6−89928(JP,A) 特開 平6−61291(JP,A) 特開 昭61−114541(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ワイヤの先端部を溶融してボールを
    形成した後、動作開始位置(α)から半導体素子の電極
    形成面における電極に上記ボールを移動して上記電極に
    押圧し、上記ボールを成形して当該電極上にバンプを形
    成するバンプ形成方法であって、 上記動作開始位置から上記ボールが上記電極に接触する
    直前の位置である直前位置(β)まで上記ボールを第1
    速度にて下降させ、上記直前位置から上記ボールが上記
    電極に接触する位置である接触位置(γ)まで上記第1
    速度よりも遅い第2速度にて上記ボールを下降させ、上
    記接触位置から上記ボールを成形する位置である押圧位
    置(δ)まで上記ボールを押圧、変形して上記バンプを
    形成するとき、 上記ボールを上記電極に押圧するときには、上記ボール
    が上記電極に押圧されたときの衝撃により生じる振動と
    逆位相で上記衝撃による生じる振動を相殺する振動を上
    記ボールに与えることを特徴とするバンプ形成方法。
  2. 【請求項2】 上記接触位置から上記押圧位置までの上
    記バンプ形成は、上記第2速度よりも速い第3速度にて
    上記ボールを下降させて形成される、請求項1記載のバ
    ンプ形成方法。
  3. 【請求項3】 上記直前位置から上記接触位置までの上
    記第2速度での上記ボールの下降は、位置決め制御によ
    り行われ、上記接触位置からの上記バンプ形成は、上記
    ボールの上記電極への押圧力を変化させる押圧力制御に
    て形成する、請求項1記載のバンプ形成方法。
  4. 【請求項4】 上記第2速度は、時間経過とともに上記
    第1速度を減速しつつ得られる速度である、請求項1な
    いし3のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  5. 【請求項5】 上記押圧力制御は、経過時間と押圧力と
    の関係を示す関数であって、時間経過とともに押圧力の
    増加、一定維持、減少を示す関数に基づいて実行され
    る、請求項3記載のバンプ形成方法。
  6. 【請求項6】 上記ボールを上記電極に押圧するとき、
    上記ボールに超音波振動を印加する、請求項1ないし5
    のいずれかに記載のバンプ形成方法。
  7. 【請求項7】 上記押圧を行うときの時間経過に応じて
    上記ボールに超音波振動を印加する、請求項6記載の
    ンプ形成方法。
  8. 【請求項8】 金属ワイヤを保持し半導体素子の厚み方
    向に移動自在なバンプ形成部材と、ボールを形成するた
    め上記先端部を溶融する溶融装置とを備え、動作開始位
    置(α)に上記バンプ形成部材を配置し上記溶融装置に
    て上記ボールを形成した後、上記動作開始位置から上記
    バンプ形成部材を下降することで上記ボールを上記半導
    体素子の電極に移動し、上記バンプ形成部材にて上記ボ
    ールを上記電極に押圧して成形することで当該電極上に
    バンプを形成するバンプ形成装置であって、 上記動作開始位置から上記ボールが上記電極に接触する
    直前の位置である直前位置(β)まで上記バンプ形成部
    材を第1速度にて下降させ、上記直前位置から上記ボー
    ルが上記電極に接触する位置である接触位置(γ)まで
    上記第1速度よりも遅い第2速度にて上記ボールを下降
    させ、上記接触位置から上記ボールを成形する位置であ
    る押圧位置(δ)まで上記ボールを押圧、変形して上記
    バンプを形成させる制御装置を備え、 上記ボールを上記電極に押圧するとき、上記ボールが上
    記電極に押圧されたときの衝撃により生じる振動と逆位
    相で上記衝撃による生じる振動を相殺する振動を、上記
    制御装置は、上記バンプ形成部材に生じさせることを特
    徴とするバンプ形成装置。
  9. 【請求項9】 上記接触位置から上記押圧位置までの上
    記バンプ形成は、上記制御装置により、上記第2速度よ
    りも速い第3速度にて上記ボールを下降させて形成され
    る、請求項8記載のバンプ形成装置。
  10. 【請求項10】 上記直前位置から上記接触位置までの
    上記第2速度での上記ボールの下降は、上記制御装置に
    より位置決め制御により行われ、上記接触位置からの上
    記バンプ形成は、上記制御装置により上記ボールの上記
    電極への押圧力を変化させる押圧力制御にて形成する、
    請求項8記載のバンプ形成装置。
  11. 【請求項11】 上記制御装置は、上記第2速度を、時
    間経過とともに上記第1速度を減速することで生成す
    る、請求項8ないし10のいずれかに記載のバンプ形成
    装置。
  12. 【請求項12】 上記押圧力制御は、上記制御装置に格
    納されている、経過時間と押圧力との関係を示す関数で
    あって、時間経過とともに押圧力の増加、一定維持、減
    少を示す関数に基づいて実行される、請求項10記載の
    バンプ形成装置。
  13. 【請求項13】 上記ボールを上記電極に押圧すると
    き、上記ボールに超音波振動を印加する超音波装置をさ
    らに備えた、請求項8ないし12のいずれかに記載のバ
    ンプ形成装置。
  14. 【請求項14】 上記制御装置は、上記超音波装置に対
    して、上記押圧を行うときの時間経過に応じて上記超音
    波振動を制御させる、請求項13記載のバンプ形成方
    法。
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