JP3492523B2 - 作業機の操向装置 - Google Patents

作業機の操向装置

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JP3492523B2 JP13974898A JP13974898A JP3492523B2 JP 3492523 B2 JP3492523 B2 JP 3492523B2 JP 13974898 A JP13974898 A JP 13974898A JP 13974898 A JP13974898 A JP 13974898A JP 3492523 B2 JP3492523 B2 JP 3492523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインなど作
業機の操向装置で、詳しくは、ミッションケース内に、
駆動輪体と、左右の車軸のそれぞれに連動した状態で前
記駆動輪体に連動したクラッチ入り位置と連動を解除し
たクラッチ切り位置とにシフト移動自在な左右の受動輪
体とを設け、油室への圧油供給に伴い受動輪体をクラッ
チ入り位置からクラッチ切り位置にシフト移動させるピ
ストンを設け、前記受動輪体がクラッチ切り位置にシフ
ト移動したとき油室から排油させて受動輪体をクラッチ
切り位置に維持する弁手段を設けてあるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の作業機、例えば、コンバインの操
向装置では、特開平9‐323560号公報において開
示されているように、駆動輪体及び受動輪体を支持する
支軸にピストンを嵌合させ、支軸とピストンと駆動輪体
との間に油室を形成し、油室への圧油供給路を支軸に形
成して、油室に圧油を供給するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、圧油供給路形成に起因した支軸の強度
低下が不可避であるから、自ずと、支軸の径が大きなも
のとなり、コストアップを招来していた。
【0004】本発明の目的は、コストダウンを図る点に
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0006】〔特徴〕 ミッションケース内に、駆動輪体と、左右の車軸のそれ
ぞれに連動した状態で前記駆動輪体に連動したクラッチ
入り位置と連動を解除したクラッチ切り位置とにシフト
移動自在な左右の受動輪体とを設け、油室への圧油供給
に伴い受動輪体をクラッチ入り位置からクラッチ切り位
置にシフト移動させるピストンを設け、前記受動輪体が
クラッチ切り位置にシフト移動したとき油室から排油さ
せて受動輪体をクラッチ切り位置に維持する弁手段を設
けてある作業機の操向装置であって、前記油室を前記ミ
ッションケースとピストンとの間に形成し、前記弁手段
を構成するに、ミッションケースを弁ケーシングとする
スプール弁を、ピストンとは別体でこのピストンよりも
小径であって、該ピストンの周方向の一部に設けたスプ
ールで形成して、前記スプールが前記ピストンと一体に
軸芯方向に移動する状態に設け、受動輪体がクラッチ切
り位置にシフト移動するまではスプールにより閉塞され
て油室への圧油供給路の排油路への接続を断つ一方受動
輪体がクラッチ切り位置にシフト位置したとき開放され
て前記圧油供給路を排油路に接続させる排油ポートをミ
ッションケースに形成してある点にある。
【0007】〔作用〕 本第1発明によるときは、油室にミッションケースを臨
ませるようにミッションケースとピストンとの間に油室
を形成してあるから、油室への圧油供給手段としてミッ
ションケースに圧油供給ポートを形成するなどの手段を
採用できて、駆動輪体及び受動輪体を支持する支軸に油
室に圧油を供給するための油路を形成する必要がない。
また、ミッションケースを弁ケーシングとし、そのミッ
ションケースに軸芯方向に受動輪体と一体に移動するス
プールにより開閉される排油ポートを形成したスプール
弁から弁手段を構成してあって、受動輪体がクラッチ切
り位置にシフト移動するまでは排油ポートを閉塞して、
圧油供給路の排油路への接続を断つことにより、受動輪
体をクラッチ入り位置からクラッチ切り位置にシフト移
動させるピストンの作動を行わせるように油室での圧油
の圧力上昇を保証する一方、受動輪体がクラッチ切り位
置にシフト移動したときには、排油ポートを開放して、
圧油供給路を排油路に接続させることにより、受動輪体
をクラッチ切り位置に保持するようにピストンの作動を
停止させる状態に油室の圧力を調整するから、弁手段を
ミッションケースの一部を構成部品として構成すること
ができる。
【0008】 〔効果〕 従って、本第1発明によれば、圧油供給に起因した支軸
の大径化を防止して、コストダウンを図ることができる
ようになった。また、部品の兼用化による構造の簡素化
及びコストダウンを図ることができるようになった。
【0009】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0010】〔特徴〕 上記本第1発明の特徴において、ピストン及び油室が軸
芯周りに位置する環状のものである点にある。
【0011】〔作用〕 本第2発明によるときは、ピストン及び油室を軸芯周り
に位置する環状とすることで、油室への圧油供給に伴い
ピストンの全周に圧力を均等に作用させるようにしてあ
るから、ピストンの移動に伴う受動輪体のシフト移動に
こじれを発生させることが少ない。
【0012】 〔効果〕 従って、本第2発明によれば、受動輪体のシフト移動を
円滑に行わせて、クラッチの入り切りをスムーズに行え
るようになった。
【0013】請求項3に係る本第3発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0014】〔特徴〕 上記本第2発明の特徴において、スプールをピストンと
一体に軸芯方向に移動させるに、ピストンに環状のフラ
ンジを形成し、これらフランジにスプールを軸芯方向位
置決め状態に係合させてある点にある。
【0015】〔作用〕本第3発明 によるときは、スプールをピストンと一体に
軸芯方向に移動させるように、ピストンに形成のフラン
ジにスプールを軸芯方向位置決め状態に係合させてある
から、スプールのフランジに対する周方向の位置変更に
より、スプールの弁ケーシングに対する周方向位置調整
を行える。しかも、スプールが弁ケーシングに嵌合する
ことでスプールの弁ケーシングに対する周方向の位置固
定が行われるから、スプールをフランジに固定する必要
がない。
【0016】 〔効果〕 従って、本第3発明によれば、スプールをピストンと一
体に軸芯方向に移動させながらも、スプールの弁ケーシ
ングに対する周方向位置調整を容易に、かつ、固定構成
不要な簡単な構造で行えるようになった。
【0017】請求項4に係る本第4発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0018】〔特徴〕 上記本第1発明や本第2発明、本第3発明の特徴におい
て、排油路に、操向操作具の設定以上の操向操作に伴っ
て油室内の圧力を上昇させる調圧弁を介装し、前記油室
内の圧力が設定以上に上昇することによって前記ピスト
ンを介して受動輪体をクラッチ切り位置を越えてシフト
移動させるように構成し、このクラッチ切り位置を越え
てシフト移動する受動輪体に押圧されて受動輪体に対す
る制動力を発現するブレーキを設けてある点にある。
【0019】〔作用〕本第4発明 によるときは、操向操作具を設定以上に操向
操作することにより、油室内の圧力を設定以上に上昇さ
せて受動輪体をクラッチ切り位置を越えてシフト移動さ
せることでこのシフト移動した受動輪体でブレーキを押
圧させて、受動輪体を制動するように構成してあるか
ら、左右の走行装置の一方への駆動力の伝達を断ってフ
リーとした状態での片側駆動旋回を行えるのみならず、
左右の走行装置の一方への駆動力の伝達を断つとともに
一方の走行装置を制動させての信地旋回を行える。
【0020】 〔効果〕 従って、本第4発明によれば、旋回形態の多様化による
旋回性能の向上を図ることができるようになった。
【0021】請求項5に係る本第5発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0022】〔特徴〕 上記本第4発明の特徴において、ブレーキが多板式のブ
レーキであって、受動輪体と一体に回転する側の摩擦板
を、受動輪体に軸芯方向移動自在に回り止め嵌合させた
中間ボスに支持させてある点にある。
【0023】〔作用〕 ブレーキを多板式のものにした場合、受動輪体と一体に
回転する側の摩擦板を受動輪体に支持させる手段として
は、受動輪体のボスに摩擦板を直接に軸芯方向移動自在
に回り止め嵌合させる手段も考えられるが、これによる
ときは、ボスの摩擦板装着部として、クラッチ入り位置
とクラッチ切り位置を越えたブレーキ位置とにわたる受
動輪体の移動範囲の全域で摩擦板と嵌合する長さのもの
が必要となり、その結果、ミッションケース内には、受
動輪体がブレーキ位置に位置したときに摩擦板から外方
に突出するボス部分を受け入れるスペースが必要となっ
て、ミッションケースの軸芯方向幅が大きくなる。
【0024】これに対して、本第5発明によるときは、
受動輪体に軸芯方移動自在に回り止め嵌合させた中間ボ
スに摩擦板を支持させてあるから、受動輪体がクラッチ
入り位置にあるとき、中間ボスの軸芯方向の内端部に受
動輪体のボスが回り止め状態に嵌合していれば、受動輪
体に摩擦板を回り止め状態に連動させることができる。
換言すれば、受動輪体がクラッチ入り位置にあるときの
受動輪体のボスの外方への突出量を少なくすることがで
きて、受動輪体がブレーキ位置にあるときの受動輪体の
ボスの摩擦板に対する外方への突出量を少なくする、或
いは、突出させなくすることができて、ミッションケー
ス内に形成するボス部分受入れ用のスペースを小さくで
きる、或いは、なくすることができる。
【0025】 〔効果〕 従って、本第5発明によれば、受動輪体のシフト移動範
囲の全域でブレーキの摩擦板を受動輪体に回り止め連動
させながらも、ミッションケースを軸芯方向でコンパク
トなものにできるようになった。
【0026】請求項6に係る本第6発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0027】〔特徴〕 上記本第5発明の特徴において、制動作用状態におい
て、中間ボスの軸芯方向中央と、受動輪体の中間ボスへ
の嵌合部の軸芯方向中央とがほぼ一致するように設定し
てある点にある。
【0028】〔作用〕本第6発明 によるときは、受動輪体をブレーキ位置にシ
フト移動させた制動作用状態において、受動輪体の嵌合
部の軸芯方向中央と中間ボスの軸芯方向中央とをほぼ一
致するように設定して、中間ボスに力が最も掛かる制動
時に、受動輪体の嵌合部と中間ボスとの嵌合長さを大き
くするようにしてあるから、嵌合部への中間ボスの嵌合
により中間ボスの姿勢を安定させて、ブレーキから受動
輪体への制動力の伝達を効率良く、確実に行わせること
ができる。
【0029】 〔効果〕 従って、本第6発明によれば、受動輪体をブレーキ位置
にシフト移動させた際の受動輪体の制動を確実、強力に
行えるようになった。
【0030】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 作業機の一例であるコンバインは、図1に示すように、
左右一対のクローラ式の走行装置1L,1Rを備えた自
走機体フレーム2の前部に、植立穀稈を刈り取る刈取装
置3を昇降操作自在に連結し、前記自走機体フレーム2
に、刈取装置3からの供給穀稈を脱穀処理する脱穀装置
4と搭乗運転部5とを搭載して構成されている。
【0031】図2に示すように、前記自走機体フレーム
2に搭載したエンジンから前記走行装置1L,1Rへの
伝動系には、高低二段変速式の副変速装置7と、前進3
段・後進1段の主変速装置8と、操向装置9とがその記
載順に介装されており、これら副変速装置7と主変速装
置8と操向装置9とは、走行装置1L,1Rそれぞれの
車軸15L,15Rを支承するミッションケースMに内
装されている。
【0032】前記副変速装置7は、エンジンの動力がベ
ルトを介して伝達される入力プーリ7aを備えた入力軸
7Aに、低速伝動用の第1伝動ギヤ10と高速伝動用の
第2伝動ギヤ11とを入力軸7Aに対して回転自在な状
態に装着し、第1伝動ギヤ10を入力軸7Aに連動させ
る低速状態と、第2伝動ギヤ11を入力軸7Aに連動さ
せる高速状態と、第1伝動ギヤ10及び第2伝動ギヤ1
1をともに入力軸7Aに連動させない中立状態とに切り
換え操作自在な爪クラッチ利用の変速クラッチ12を設
け、出力軸7Bに、前記第1伝動ギヤ10に常時噛み合
い連動する第1受動ギヤ13と第2伝動ギヤ11に常時
噛み合い連動する第2受動ギヤ14とを出力軸7Bと一
体に回転する状態に装着して構成されている。すなわ
ち、副変速装置7は、第1伝動ギヤ10を入力軸7Aに
連動させることにより低速伝動を行い、第2伝動ギヤ1
1を入力軸7Aに連動させることにより高速伝動を行う
ものである。
【0033】前記主変速装置8は、ミッションケースM
に回転自在に支持させた支軸16に、駆動輪体の一例で
あるセンターギヤ17を軸芯方向位置決め状態に装着
し、前記副変速装置7の出力軸7Bからセンターギヤ1
7への前進低速伝動系に伝動を断続するための油圧クラ
ッチ利用の前進第1クラッチ18を介装し、出力軸7B
からセンターギヤ17への前進中速伝動系に伝動を断続
するための油圧クラッチ利用の前進第2クラッチ19を
介装し、出力軸7Bからセンターギヤ17への前進高速
伝動系に伝動を断続するための油圧クラッチ利用の前進
第3クラッチ20を介装し、出力軸7Bからセンターギ
ヤ17への後進伝動系に伝動を断続するための油圧クラ
ッチ利用の後進クラッチ21を介装して構成されてい
る。すなわち、前進第1クラッチ18のみを入り作動さ
せることにより前進1速状態を現出し、前進第2クラッ
チ19のみを入り作動させることにより前進2速状態を
現出し、前進第3クラッチ20のみを入り作動させるこ
とにより前進3速状態を現出し、後進クラッチ21のみ
を入り作動させることにより後進状態を現出し、全クラ
ッチ18,19,20,21,を切り作動させることに
より伝動しない中立状態を現出するようになっている。
【0034】従って、このミッションケースMでは、副
変速装置7の変速と主変速装置8の変速との組み合わせ
により、前進6段・後進2段の変速が可能となってい
る。
【0035】前記操向装置9は、図3に詳しく示すよう
に、前記センターギヤ17から左右の車軸15L,15
Rそれぞれに一体回転状態に装着の受動ギヤ22L,2
2Rへの伝動系に、伝動を断続するための左右の操向ク
ラッチ23L,23Rを介装し、左右の多板式のブレー
キBL,BRを設けて構成されている。
【0036】前記操向クラッチ23L,23Rは、前記
左右の受動ギヤ22L,22Rのそれぞれに噛み合い連
動した状態で前記センターギヤ17に噛み合い連動した
クラッチ入り位置と連動を解除したクラッチ切り位置と
にシフト移動自在な左右のシフトギヤ24L,24R
(受動輪体の一例)を支軸16に回転自在に装着し、前
記シフトギヤ24L,24Rを別々にクラッチ入り位置
に移動付勢するバネ25L,25Rを設け、油室26
L,26Rへの圧油供給に伴い前記シフトギヤ24L,
24Rをバネ25L,25Rによる付勢力に抗してクラ
ッチ入り位置からクラッチ切り位置にニードルベアリン
グ利用のスラストベアリング27L,27Rを介して押
圧シフト移動させるピストン28L,28Rを設け、前
記シフトギヤ24L,24Rがクラッチ切り位置にシフ
ト移動したとき油室26L,26Rから排油させてシフ
トギヤ24L,24Rをクラッチ切り位置に維持する弁
手段を設けて構成されている。
【0037】前記油室26L,26Rは、前記ミッショ
ンケースMとピストン28L,28Rとの間に形成され
ており、これら油室26L,26R及びピストン28
L,28Rは、支軸16の軸芯周りに位置する環状のも
のであり、エンジン6で駆動される圧油発生用の油圧ポ
ンプPに接続する圧油供給路29L,29Rからそれら
油室26L,26Rへの圧油供給ポートPL,PRはミ
ッションケースMに形成されている。
【0038】前記弁手段は、ミッションケースMを弁ケ
ーシングとするスプール弁を、スプール30L,30R
がピストン28L,28Rと一体に軸芯方向に移動する
状態に設け、前記シフトギヤ24L,24Rがクラッチ
入り位置からクラッチ切り位置にシフト移動するまでは
スプール30L,30Rにより閉塞されて圧油供給路2
9L,29Rの排油路35への接続を断つ一方、シフト
ギヤ24L,24Rがクラッチ切り位置に位置したとき
開放されて圧油供給路29L,29Rを排油路35に接
続させる排油ポート31L,31Rを前記ミッションケ
ースMに形成して構成されている。前記スプール30
L,30Rをピストン28L,28Rと一体に軸芯方向
に移動させる手段は、図5に詳しく示すように、ピスト
ン28L,28Rに円環状のフランジ32L,32Rを
形成し、これらフランジ32L,32Rにスプール30
L,30Rに形成の溝sL,sRを軸芯方向位置決め状
態に係合させる手段である。
【0039】そして、左右に揺動操作される操向操作レ
バー33(操向操作具の一例)が直進位置Nに操作され
ることにより、前記両圧油供給路29L,29Rに圧油
を供給しないで両操向クラッチ23L,23Rをクラッ
チ入り作動させての直進状態に切り換わり、操向操作レ
バー33が左設定位置L1に操作されることにより、左
側の圧油供給路29Lのみに圧油を供給することで左の
操向クラッチ23Lのみを切り作動させての左旋回状態
に切り換わり、操向操作レバー33が右設定位置R1に
操作されることにより、右側の圧油供給路29Rのみに
圧油を供給することで右の操向クラッチ23Rのみを切
り作動させての右旋回状態に切り換わる操向弁34が設
けられている。
【0040】かつ、前記排油路35には、前記操向操作
レバー33の設定以上の操向操作、つまり、左設定位置
L1及び右設定位置R1から第2左設定位置L2及び第
2右設定位置R2への操向操作に伴って排油に抵抗を付
与することにより油室26L,26R内の圧力を設定以
上に可逆的に上昇させる調圧弁36が介装されており、
ピストン28L,28R、つまり、シフトギヤ24L,
24Rは、これら油室26L,26R内の圧力が設定以
上に上昇することにより、クラッチ切り位置を越えてシ
フト移動するようになっている。
【0041】そして、前記ブレーキBL,BRは、図4
に詳しく示すように、前記クラッチ切り位置を越えてシ
フト移動するシフトギヤ24L,24Rに押圧されてシ
フトギヤ24L,24Rに対する制動力を発現するもの
であって、シフトギヤ24L,24Rと一体に回転する
複数の摩擦板37L,37Rと、ミッションケースMに
回り止め状態に支持させた複数の摩擦板38L,38R
とからなる多板式のブレーキである。
【0042】前記シフトギヤ24L,24R側の摩擦板
37L,37Rをシフトギヤ24L,24Rに取り付け
る手段は、シフトギヤ24L,24Rに軸芯方向移動自
在に回り止め嵌合させた、つまり、スプライン嵌合させ
た中間ボス39L,39Rに摩擦板37L,37Rを支
持させる手段であって、中間ボス39L,39Rは、ミ
ッションケースMに対して軸芯方向で位置決めされてい
る。そして、これらブレーキBL,BRでは、シフトギ
ヤ24L,24Rをブレーキ位置にシフト移動させての
制動作用状態において、シフトギヤ24L,24Rの中
間ボス39L,39Rへの嵌合部40L,40Rの軸芯
方向中央と中間ボス39L,39Rの軸芯方向中央とが
ほぼ一致するように設定されている。
【0043】従って、この操向装置9では、 〈1〉操向操作レバー33を直進位置Nに操作すること
により、両シフトギヤ24L,24Rをクラッチ入り位
置に位置させて、両走行装置1L,1Rをセンターギヤ
17で駆動しての直進走行を行え、 〈2〉操向操作レバー33を左設定位置L1に操作する
ことにより、右側のシフトギヤ24Rをクラッチ入り位
置に保持した状態で左側のシフトギヤ24Lをクラッチ
切り位置に位置させて、左側の走行装置1Lをフリーに
しかつ右側の走行装置1Rをセンターギヤ17で駆動し
ての片側駆動左旋回を行え、 〈3〉操向操作レバー33を右設定位置R1に操作する
ことにより、左側のシフトギヤ24Lをクラッチ入り位
置に保持した状態で右側のシフトギヤ24Rをクラッチ
切り位置に位置させて、右側の走行装置1Rをフリーに
しかつ左側の走行装置1Lをセンターギヤ17で駆動し
ての片側駆動右旋回を行え、 〈4〉操向操作レバー33を第2左設定位置L2に操作
することにより、右側のシフトギヤ24Rをクラッチ入
り位置に保持した状態で左側のシフトギヤ24Lをブレ
ーキ位置に位置させて、左側の走行装置1Lを制動しか
つ右側の操向装置1Rをセンターギヤ17で駆動しての
左信地旋回を行え、 〈5〉操向操作レバー33を第2右設定位置R2に操作
することにより、左側のシフトギヤ24Lをクラッチ入
り位置に保持した状態で右側のシフトギヤ24Rをブレ
ーキ位置に位置させて、右側の走行装置1Rを制動しか
つ左側の操向装置1Lをセンターギヤ17で駆動しての
右信地旋回を行えるのである。
【0044】〔第2実施形態〕 操向装置9を次のように構成する。図6に示すように、
伝動上手側の伝動軸41(変速装置の出力軸など)に連
動するセンターギヤ17と左右一対のサイドギヤ17
L,17Rとを支軸16に回転のみ自在に装着し、前記
サイドギヤ17L,17Rをセンターギヤ17と同方向
に減速同期駆動する減速手段と、サイドギヤ17L,1
7Rを逆方向に同期駆動する逆転手段と、サイドギヤ1
7L,17Rに等しい制動力を付与する制動手段とを設
け、車軸15L,15Rの受動ギヤ22L,22Rに噛
み合い連動した状態でシフト移動自在な左右一対のシフ
トギヤ24L,24Rを支軸16に回転自在に装着し、
センターギヤ17とシフトギヤ24L,24Rとの間
に、シフトギヤ24L,24Rが移動範囲の一端に位置
するときセンターギヤ17にシフトギヤ24L,24R
を連動させるクラッチ入り状態に切り換わるとともにシ
フトギヤ24L,24Rが移動範囲の中間及び他端に位
置するときセンターギヤ17に対するシフトギヤ24
L,24Rの連動を断つクラッチ切り状態に切り換わる
左右一対のセンタークラッチCL,CRを設け、サイド
ギヤ17L,17Rとシフトギヤ24L,24Rとのう
ち対応するものの間に、シフトギヤ24L,24Rが移
動範囲の他端に位置するときサイドギヤ17L,17R
にシフトギヤ24L,24Rを連動させるクラッチ入り
状態に切り換わるとともにシフトギヤ24L,24Rが
移動範囲の中間及び一端に位置するときサイドギヤ17
L,17Rに対するシフトギヤ24L,24Rの連動を
断つクラッチ切り状態に切り換わる左右一対のサイドク
ラッチSL,SRを設ける。前記減速手段は、サイドギ
ヤ17L,17Rのそれぞれにギヤ42L,42Rを介
して連動する操向軸43を設け、センターギヤ17と一
体回転する減速伝動用の伝動ギヤ44に連動する減速連
動用の受動ギヤ45を操向軸43に回転のみ自在に装着
し、圧油供給により受動ギヤ45を操向軸43に連動さ
せるクラッチ入り状態に切り換わるとともに排油により
連動を断つクラッチ切り状態に切り換わる湿式多板油圧
クラッチ利用の減速クラッチ46を設けて構成されてい
る。つまり、減速クラッチ46を入り作動させることに
より、伝動軸41の回転を減速してサイドギヤ17L,
17Rに伝達するように構成されている。前記逆転手段
は、伝動軸41に連動する逆転伝動用の受動ギヤ47を
操向軸43に回転のみ自在に装着し、圧油供給によりこ
の受動ギヤ47を操向軸43に連動させるクラッチ入り
状態に切り換わるとともに排油により連動を断つクラッ
チ切り状態に切り換わる湿式多板油圧クラッチ利用の逆
転クラッチ48を設けて構成されている。つまり、逆転
クラッチ48を入り作動させることにより、伝動軸41
の回転を逆転してサイドギヤ17L,17Rに伝達する
ように構成されている。前記制動手段は、圧油供給に伴
って付勢に抗して操向軸43に制動力を付与するととも
に排油に伴って操向軸43に対する制動を解除する湿式
多板式の油圧ブレーキ49を設けて構成されている。
【0045】前記減速クラッチ46及び逆転クラッチ4
8、油圧ブレーキ49は、設定以上の圧力の圧油で作動
するものである。つまり、操向操作レバー33を第2左
設定位置L2及び第2右設定位置R2に操作したときに
油室26L,26Rに発生される圧油に相当する圧油で
作動するものである。
【0046】そして、シフトギヤ24L,24Rを上記
第1実施形態で説明した構成でシフト移動させるように
してある。すなわち、移動範囲の一端位置がクラッチ入
り位置に相当し、中間位置がクラッチ切り位置に相当
し、他端位置がブレーキ位置に相当する。
【0047】また、図7に示すように、旋回モード選択
具50とモード選択弁51とを設け、前記旋回モード選
択具50が第1位置P1に位置するとき減速クラッチ4
6を排油路35に連通させる状態にモード選択弁51を
切り換えるとともに、旋回モード選択具50が第2位置
P2に位置するとき逆転クラッチ48を排油路35に連
通させ状態にモード選択弁51を切り換え、かつ、旋回
モード選択具50が第3位置P3に位置するとき油圧ブ
レーキ49を排油路35に連通させる状態にモード選択
弁51を切り換える操向モード制御装置50Cを設け
て、旋回モード選択具50を第1位置P1に操作した状
態で操向操作レバー33を第2左設定位置L2及び第2
右設定位置R2に操作することにより、減速クラッチ4
6をクラッチ入り作動させてサイドギヤ17L,17R
を減速駆動し、旋回モード選択具50を第2位置P2に
操作した状態で操向操作レバー33を第2左設定位置L
2及び第2右設定位置R2に操作することにより、逆転
クラッチ48をクラッチ入り作動させてサイドギヤ17
L,17Rを逆転駆動し、旋回モード選択具50を第3
位置P3に操作した状態で操向操作レバー33を第2左
設定位置L2及び第2右設定位置R2に操作することに
より、油圧ブレーキ49を制動作動させてサイドギヤ1
7L,17Rを制動するように構成されている。
【0048】従って、この操向装置9によれば、 〈1〉旋回モード選択具50を第1位置P1に操作した
状態で操向操作レバー33を左設定位置L1又は右設定
位置R1に操作すると、左又は右のシフトギヤ24L又
は24Rが中間位置にシフト移動することにより、右又
は左の走行装置1R又は1Lに対するセンターギヤ17
による駆動は保持された状態で左又は右の走行装置1L
又は1Rに対する駆動が断たれて、右又は左の走行装置
1R又は1Lのみを駆動しての左片側駆動旋回又は右片
側駆動旋回が行われ、更に、操向操作レバー33を第2
左設定位置L2又は第2右設定位置R2に操作すると、
左又は右のシフトギヤ24L又は24Rが他端位置にシ
フト移動することにより、右又は左の走行装置1R又は
1Lに対するセンターギヤ17による駆動は保持された
状態で左又は右の走行装置1L又は1Rが左又は右のサ
イドギヤ17L又は17Rにより減速駆動されて、左又
は右の走行装置1L又は1Rの走行速度を減速しての緩
旋回が行われ、 〈2〉旋回モード選択具50を第2位置P2に操作した
状態で操向操作レバー33を左設定位置L1又は右設定
位置R1に操作すると、左又は右のシフトギヤ24L又
は24Rが中間位置にシフト移動することにより、右又
は左の走行装置1R又は1Lに対するセンターギヤ17
による駆動は保持された状態で左又は右の走行装置1L
又は1Rに対する駆動が断たれて、右又は左の走行装置
1R又は1Lのみを駆動しての左片側駆動旋回又は右片
側駆動旋回が行われ、更に、操向操作レバー33を第2
左設定位置L2又は第2右設定位置R2に操作すると、
左又は右のシフトギヤ24L又は24Rが他端位置にシ
フト移動することにより、右又は左の走行装置1R又は
1Lに対するセンターギヤ17による駆動は保持された
状態で左又は右の走行装置1L又は1Rが左又は右のサ
イドギヤ17L又は17Rにより逆転駆動されて、左又
は右の走行装置1L又は1Rを逆転しての超信地旋回が
行われ、 〈3〉旋回モード選択具50を第3位置P3に操作した
状態で操向操作レバー33を左設定位置L1又は右設定
位置R1に操作すると、左又は右のシフトギヤ24L又
は24Rが中間位置にシフト移動することにより、右又
は左の走行装置1R又は1Lに対するセンターギヤ17
による駆動は保持された状態で左又は右の走行装置1L
又は1Rに対する駆動が断たれて、右又は左の走行装置
1R又は1Lのみを駆動しての左片側駆動旋回又は右片
側駆動旋回が行われ、更に、操向操作レバー33を第2
左設定位置L2又は第2右設定位置R2に操作すると、
左又は右のシフトギヤ24L又は24Rが他端位置にシ
フト移動することにより、右又は左の走行装置1R又は
1Lに対するセンターギヤ17による駆動は保持された
状態で左又は右の走行装置1L又は1Rが制動されてい
る左又は右のサイドギヤ17L又は17Rに連動してい
ることで制動されて、左又は右の走行装置1L又は1R
を制動しての信地旋回が行われるのである。もちろん、
どのモードにおいても、操向操作レバー33を直進位置
Nに操作することにより、両シフトギヤ24L,24R
をともに一端位置に位置させて、両走行装置1L,1R
を等速駆動しての直進走行が行われる。
【0049】〔別実施形態〕 ピストン28L,28Rの構造、形状は適宜変更可能で
ある。
【0050】スプール30L,30Rをピストン28
L,28Rと一体に移動させるための構造は適宜変更可
能である。
【0051】本発明は、コンバイン以外の各種の作業機
に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】走行伝動系統図
【図3】操向装置の縦断正面図
【図4】クラッチ切り状態の操向装置要部の縦断正面図
【図5】ピストンとスプールとの斜視図
【図6】別実施形態を示す操向装置の概略縦断正面図
【図7】操向操作系統図
【符号の説明】
M ミッションケース BL,BR ブレーキ 15L,15R 車軸 17 駆動輪体 24L,24R 受動輪体 26L,26R 油室 28L,28R ピストン 29L,29R 圧油供給路 30L,30R スプール 31L,31R 排油ポート 32L,32R フランジ 33 操向操作具 35 排油路 36 調圧弁 37L,37R 摩擦板 39L,39R 中間ボス

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションケース内に、駆動輪体と、左
    右の車軸のそれぞれに連動した状態で前記駆動輪体に連
    動したクラッチ入り位置と連動を解除したクラッチ切り
    位置とにシフト移動自在な左右の受動輪体とを設け、油
    室への圧油供給に伴い受動輪体をクラッチ入り位置から
    クラッチ切り位置にシフト移動させるピストンを設け、
    前記受動輪体がクラッチ切り位置にシフト移動したとき
    油室から排油させて受動輪体をクラッチ切り位置に維持
    する弁手段を設けてある作業機の操向装置であって、前
    記油室を前記ミッションケースとピストンとの間に形成
    し、前記弁手段を構成するに、ミッションケースを弁ケ
    ーシングとするスプール弁を、ピストンとは別体でこの
    ピストンよりも小径であって、該ピストンの周方向の一
    部に設けたスプールで形成して、前記スプールが前記ピ
    ストンと一体に軸芯方向に移動する状態に設け、受動輪
    体がクラッチ切り位置にシフト移動するまではスプール
    により閉塞されて油室への圧油供給路の排油路への接続
    を断つ一方受動輪体がクラッチ切り位置にシフト位置し
    たとき開放されて前記圧油供給路を排油路に接続させる
    排油ポートをミッションケースに形成してある作業機の
    操向装置。
  2. 【請求項2】 ピストン及び油室が軸芯周りに位置する
    環状のものである請求項1記載の作業機の操向装置。
  3. 【請求項3】 スプールをピストンと一体に軸芯方向に
    移動させるに、ピストンに環状のフランジを形成し、こ
    れらフランジにスプールを軸芯方向位置決め状態に係合
    させてある請求項2記載の作業機の操向装置。
  4. 【請求項4】 排油路に、操向操作具の設定以上の操向
    操作に伴って油室内の圧力を上昇させる調圧弁を介装
    し、前記油室内の圧力が設定以上に上昇することによっ
    て前記ピストンを介して受動輪体をクラッチ切り位置を
    越えてシフト移動させるように構成し、このクラッチ切
    り位置を越えてシフト移動する受動輪体に押圧されて受
    動輪体に対する制動力を発現するブレーキを設けてある
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機の操向装
    置。
  5. 【請求項5】 ブレーキが多板式のブレーキであって、
    受動輪体と一体に回転する側の摩擦板を、受動輪体に軸
    芯方向移動自在に回り止め嵌合させた中間ボスに支持さ
    せてある請求項4記載の作業機の操向装置。
  6. 【請求項6】 制動作用状態において、中間ボスの軸芯
    方向中央と、受動輪体の中間ボスへの嵌合部の軸芯方向
    中央とがほぼ一致するように設定してある請求項5記載
    の作業機の操向装置。
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