JP3491780B2 - 産業用ロボットにおけるリード線処理構造 - Google Patents
産業用ロボットにおけるリード線処理構造Info
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J19/00—Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
- B25J19/0025—Means for supplying energy to the end effector
- B25J19/0029—Means for supplying energy to the end effector arranged within the different robot elements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20207—Multiple controlling elements for single controlled element
- Y10T74/20305—Robotic arm
- Y10T74/20311—Robotic arm including power cable or connector
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
ベース部におけるアームからのリード線の処理構造に関
するもので、特に防滴が要求されるロボットのリード線
の処理構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の産業用ロボットにおけるリード線
処理構造は、図2に示すようになっている。図2におい
て、1は図示しない固定ベース上に旋回可能に取り付け
られた旋回ベースで、内部に底部2と空間部3を有して
いる。4は前記旋回ベースに、下部を回転可能に挟持し
て取り付けたアームで、図示しない他のアームや手首な
どの駆動モータの複数本のリード線5を下部よりアーム
4外に出している。アーム4の下部よりアーム外に出た
リード線5は、ほぼ真っ直ぐに旋回ベース1の底部2の
リード線通し穴6より固定ベース側に引き込まれてい
る。なお、図において7はリード線5を束ねたクランプ
で、前記底部2に固定している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リード線処理構造では、つぎのような問題があった。 (1)アーム4の上部でロボットについた水滴は、リー
ド線5を伝って旋回ベース1のリード線通し穴6から固
定ベース側に入り込むことがある (2)構造を大きく変えずに防滴保護を行うには、リー
ド線通し穴6の部分にカバーを付けるだけでなく、シリ
コン等のシールを施す方法や、防滴コネクタを取り付け
ること等が考えられるが、リード線が複数本であるた
め、シールを完全に施すことは難しく、見栄えも悪い。
また、組み立て時に工数が増えることになり、メンテナ
ンス時も分解に手間がかかる。さらに、防滴コネクタを
使用する場合は、リード線どうしの隙間やリード線とコ
ネクタの隙間から水が浸入する可能性がある。リード線
の束を1つにまとめ、ケーブルに入れたあとコネクタに
て止めるとその分の工数が増え、コスト高の要因にな
る。 そこで、本発明は、旋回ベースの構造を大きく変えるこ
となく、簡単に、かつ確実に防滴保護を行うことができ
る産業用ロボットのリード線処理構造を提供することを
目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、固定ベースと、この固定ベース上に旋回
可能に取り付けられ、内部に底部と空間部を有する旋回
ベースと、この旋回ベースに、下部を回転可能に挟持し
て取り付けたアームを有する産業用ロボットにおいて、
前記旋回ベースの底部上面に、かつ、前記空間部内にお
けるアームよりも外周側に仕切板を設けるとともに、底
部上面よりも高い位置において、前記仕切板にリード線
通し部を設け、さらに、前記底部の前記仕切板よりも外
周側にリード線通し穴を設け、前記空間部内で前記アー
ムの下部よりアーム外に出たリード線を、前記仕切板の
リード線通し部より下または同一位置に垂らした後、上
方または水平にリード線をさばき、前記リード線通し穴
から前記固定ベース側にリード線を通すようにしたもの
である。 【0005】 【作用】上記手段により、アーム内よりリード線の束を
伝わってきた水滴は重力に従いリード線の最も下の点で
落ち、水滴がリード線を伝わって固定ベース側に侵入す
ることはない。 【0006】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の産業用ロボットにおけるリード線
処理構造を示す正断面図である。図において、11は図
示しない固定ベース上に旋回可能に取り付けられた旋回
ベースで、内部に底部12と空間部13を有している。
14は前記旋回ベースに、下部を回転可能に挟持して取
り付けたアームで、図示しない他のアームや手首などの
駆動モータの複数本のリード線15を下部よりアーム1
4外に出している。16は前記旋回ベース11の底部1
2の上面に、かつ、前記空間部13内におけるアーム1
4よりも外周側に設けた仕切板で、前記底部12の上面
よりも高い位置において、リード線通し部17を、アー
ム14を挟んで両側に設けている。18は前記底部12
の前記仕切板16よりも外周側に設けたリード線通し穴
である。19はリード線5を束ねたクランプで、前記底
部2に固定している。前記空間部13内で前記アーム1
4の下部よりアーム14外に出たリード線15を、前記
仕切板16のリード線通し部17より下に垂らした後、
上方にリード線15をさばき、前記リード線通し穴18
から前記固定ベース側にリード線15を通すようにして
いる。このため、アーム14内よりリード線15の束を
伝わってきた水滴は重力に従いリード線の最も下の点で
落ちるので、水滴がリード線を伝わって固定ベース側に
侵入することはない。なお、前記実施例では、リード線
通し穴18は、アーム14を挟んだ仕切板14の両側に
設けているが、片側だけでもよい。この場合は、リード
線15の束は二つに枝分かれさせることなく、一つのま
まリード線通し穴18に通すことになる。また、前記空
間部13内で前記アーム14の下部よりアーム14外に
出たリード線15は、前記仕切板16のリード線通し部
17と同一位置に垂らした後、水平にリード線15をさ
ばき、前記リード線通し穴18から前記固定ベース側に
リード線15を通すようにしてもよい。またさらに、仕
切板16に設けるリード線通し部17は、穴でなくとも
仕切板16上部の全面カットにより形成される空間でも
よい。 【0007】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、旋
回ベースの構造を大きく変えることなく、簡単に、かつ
確実に防滴保護を行うことができる。
である。 【図2】従来例を示す旋回ベース部の正断面図である。 【符号の説明】 11 旋回ベース、 12 底部、 13 空間部、 14 アーム、 15 リード線、 16 仕切板、 17 リード線通し部、 18 リード線通し穴
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定ベースと、この固定ベース上に旋回
可能に取り付けられ、内部に底部と空間部を有する旋回
ベースと、この旋回ベースに、下部を回転可能に挟持し
て取り付けたアームを有する産業用ロボットにおいて、 前記旋回ベースの底部上面に、かつ、前記空間部内にお
けるアームよりも外周側に仕切板を設けるとともに、底
部上面よりも高い位置において、前記仕切板にリード線
通し部を設け、さらに、前記底部の前記仕切板よりも外
周側にリード線通し穴を設け、前記空間部内で前記アー
ムの下部よりアーム外に出たリード線を、前記仕切板の
リード線通し部より下または同一位置に垂らした後、上
方または水平にリード線をさばき、前記リード線通し穴
から前記固定ベース側にリード線を通したことを特徴と
する産業用ロボットにおけるリード線処理構造。
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