JP7184000B2 - 配線支持構造 - Google Patents
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Description
この場合、第1主幹線と第2主幹線とがねじれの位置の関係を有するため、コネクタ部の前後に第1配線および第2配線を配置することができる。また、第1配線および第2配線の取り回し作業が容易となる。
この場合、第1主幹線が挿通孔に挿通されることにより、第2配線と立体交差させ易くなり、第1主幹線と第2主幹線とのねじれの位置の関係を成立させることができる。
この場合、切り欠きが挿通孔と端子台本体の外部とを連通するため、第1主幹線の挿通孔への挿通は切り欠きを通じて可能となり、切り欠きのない端子台本体に第1主幹線を挿通する場合と比較すると第1主幹線の挿通作業が容易となる。
この場合、コネクタ支持具の形状はコネクタ部の種類毎に異なるため、複数種のコネクタ部が存在する場合でも、コネクタ部を誤った位置に支持させることはない。
この場合、端子台は上部取付部を介して配線収容空間の上部を覆う天板に取り付けられるので、天板によって雨水等の異物が遮られ、例えば、第1配線、第2配線およびコネクタ部は濡れることはない。
この場合、端子台は下部取付部を介して配線収容空間の底部を覆う底板に取り付けられる。端子台を底板に取り付けても、カバーが端子台の上部を覆うのでカバー部材によって雨水等の異物が遮られ、例えば、第1配線、第2配線およびコネクタ部は濡れることはない。
以下、第1の実施形態に係る配線支持構造について図面を参照して説明する。本実施形態では、産業車両としての無人搬送車の制御盤に適用した例について説明する。本実施形態の無人搬送車は、港湾設備としてのコンテナターミナルにおいて船舶とコンテナヤードとの間にてコンテナの荷役を受けてコンテナを搬送する複数のコンテナ用無人搬送車である。
(1)板状の端子台本体42(72)は、配線収容空間の開口方向に延在し、端子台本体42(72)のコネクタ支持面49(79)は、配線収容空間の開口方向に延在する。開口方向は開口部22側から奥側板21へ向かう奥行き方向を指す。コネクタ部41がコネクタ支持面49(79)に支持される状態では、コネクタ部41が有する配線接続部37は、配線収容空間の開口部22と対向する。このため、作業者が配線収容空間の開口部22側からの各種作業する場合、手を端子台本体42(72)に沿うように配線収容空間の奥へ入れ易くなり、配線支持構造の組付作業および配線の取り回し作業の作業性が向上する。また、配線接続部37は、配線収容空間の開口部22と対向するので、コネクタ部41の電位測定の作業性が向上する。さらに、接続される内部配線30および外部配線31が奥側板21に沿うように配置する端子台と比較すると、配線収容空間を開口部22から見た投影面積を大幅に低減することができ、配線収容空間におけるスペースの有効活用を図ることができる。
次に、第2の実施形態に係る配線支持構造について説明する。本実施形態の配線支持構造は、端子台が制御盤の天板ではなく底板に取り付けられる点で、第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
○ 上記の実施形態では、ケース16は車体11に固定される天板17と、底部を構成する底板18と、天板17と底板18とに接続される前後一対の側板19、20と、ケース16において車体11の奥側となる奥側板21を備えている例を示したが、内部配線30および外部配線31の一部を収容する配線収容空間が形成されていればすべてを備えなくても構わない。
○ 上記の実施形態では、第1配線として内部配線を例示したが、第1配線は制御盤15において制御機器と接続されている配線に限定されない。同様に、第2配線として外部配線を例示したが、外部に設けられた各機器(図示せず)と接続されている配線に限定されない。
○ 上記の実施形態では、複数の内部配線をまとめた内部主幹線と、複数の外部配線をまとめた外部主幹線を設けるようにしたが、内部主幹線および外部主幹線は必須の要件ではない。例えば、複数の内部配線および複数の外部配線をまとめずに端子台に支持させるようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、端子台は互いに左右対称の形状の2種類の端子台を用いたが、端子台の種類は2種類に限定されない。端子台の種類は、例えば、1種類のみとしてもよい。
○ 上記の実施形態では、種類の異なるコネクタ部を端子台に支持させたがこの限りではない。例えば、端子台に支持させるコネクタ部の種類は同じ種類でもよく、あるいは、一部のみが異なる種類としてもよい。
○ 上記の実施形態では、端子台のコネクタ支持面は、配線収容空間の開口方向に延在するとしたが、この限りではない。例えば、端子台のコネクタ支持面は、配線収容空間の開口方向と近い方向に延在してもよい。コネクタ支持面の延在方向が開口方向と一致する状態に近いほど、開口方向からの端子台の奥側板における投影面積をより低減できる。
○ 第1の実施形態では、端子台が切り欠きにより外部と連通する挿通孔を有したが、切り欠きは必須の要件ではない。したがって、切り欠きを有しない端子台としてもよい。
○ 第1の実施形態では、予め内部配線を端子台に支持させ、端子台と内部配線を一体化してから制御盤のケース内に収容するとしたが、この限りではない。例えば、端子台を天板に固定してから内部配線を端子台に支持させるようにしてもよい。
○ 第2の実施形態では、カバー部材は、カバー支持部材に固定されるとしたがこの限りではない。例えば、カバー部材はヒンジを用いた開閉可能な構造としてもよい。この場合、コネクタ部に対する作業の際に、カバー部材を着脱する作業が不要となる。
○ 上記の実施形態では、産業車両としてコンテナ用無人搬送車を例示したが、この限りではない。産業車両は、例えば、荷役車両や建設車両であってもよい。また、本発明は産業車両に限定されず、建築構造物における制御盤やターミナルボックスに適用することも可能である。
15 制御盤
16 ケース
17 天板
18 底板
19 側板(前)
20 側板(後)
21 奥側板
22 開口
24 貫通孔
30 内部配線(第1配線)
31 外部配線(第2配線)
32、33、102、103 端子台
34、104 内部主幹線(第1主幹線)
35 内部分岐線
36 内部配線側コネクタ(第1配線側コネクタ)
37 配線接続部
38、106 外部主幹線(第2主幹線)
40 外部配線側コネクタ(第2配線側コネクタ)
41 コネクタ部
42、72、107、127 端子台本体
43、73 上部取付部
44、74 挿通孔
45、75 切り欠き
49、79、114、134 コネクタ支持面
108、128 下部取付部
142 カバー部材
Claims (7)
- 開口部を有するケースによって形成された配線収容空間に備えられる端子台と、
前記配線収容空間に備えられる第1配線と、
前記配線収容空間に備えられ前記第1配線とは異なる第2配線と、
前記第1配線と第2配線を接続し、前記端子台に支持されるコネクタ部と、を有する配線支持構造において、
前記端子台は、
前記配線収容空間の開口方向に延在する板状の端子台本体と、
前記端子台本体に形成され、前記配線収容空間の開口方向に延在する前記コネクタ部を支持するコネクタ支持面と、を備え、
前記コネクタ部は、
前記第1配線を接続する配線接続部を有し、
前記コネクタ支持面に支持された前記配線接続部は、前記配線収容空間の前記開口部と対向することを特徴とする配線支持構造。 - 複数の前記第1配線がまとめられた第1主幹線と、
複数の前記第2配線がまとめられた第2主幹線と、を有し、
前記第1主幹線と前記第2主幹線はねじれの位置の関係を有することを特徴とする請求項1記載の配線支持構造。 - 前記端子台本体は、前記第1主幹線を通す挿通孔を有することを特徴とする請求項2記載の配線支持構造。
- 前記端子台本体は、前記挿通孔と前記端子台本体の外部とを連通する切り欠きを有することを特徴とする請求項3記載の配線支持構造。
- 前記コネクタ支持面には前記コネクタ部を支持するコネクタ支持具が設けられ、
前記コネクタ支持具は、前記コネクタ部の種類毎に異なる形状を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の配線支持構造。 - 前記端子台は、前記端子台本体の上部に形成され、前記配線収容空間の上部を覆う天板に取り付け可能な上部取付部を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項記載の配線支持構造。
- 前記端子台は、前記端子台本体の下部に形成され、前記配線収容空間の底部を覆う底板に取り付け可能な下部取付部を有し、
前記端子台の上部を覆うカバー部材が備えられることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項記載の配線支持構造。
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ID=74864388
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000289543A (ja) | 1999-04-01 | 2000-10-17 | Harness Syst Tech Res Ltd | 車両の給電装置及び車両用電気接続箱 |
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2019
- 2019-09-09 JP JP2019163586A patent/JP7184000B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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