JP7184000B2 - 配線支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、配線支持構造に関する。
コンテナを搬送する大型無人搬送車では、例えば、制御盤において外部配線と制御盤内の内部配線とが制御盤内に設けた端子台にて接続される。制御盤には、端子台のほか制御機器が収容されている。端子台は、接続する外部配線および内部配線の数に応じて制御盤の盤面に配設されるが、この場合、端子台にて接続される内部配線および外部配線は奥側の盤面に沿うように配置される。なお、外部配線と内部配線とを接続するコネクタは、制御盤の開口へ向くように位置しているため、作業者が制御盤に対峙した状態での端子台におけるコネクタ間の電位測定作業や絶縁の有無の検査作業は比較的容易である。
配線支持構造の従来技術として、例えば、特許文献1に開示された配分装置用端子板が知られている。特許文献1に開示された配分装置用端子板は、架枠に対して傾斜した取付面を有する取付枠と、この取付面に設けた開口部に後方から着脱自在に嵌合される端子板と、この端子板を直交する方向に貫通する複数本の貫通端子と、局内ケーブルを保持するとともに接続部を保護するカバーとから構成される。特許文献1に開示された配分装置用端子板によれば、端子板に局内ケーブルを接続した状態で、端子板を取付枠に取り付けたり、取付枠から取り外したりできるから、現場での不安定な作業が削減される。
実願昭61-84127号(実開昭62-197272号)のマイクロフィルム
しかしながら、接続する外部配線および内部配線の数に応じて制御盤の盤面に配設する場合、端子台にて接続される内部配線および外部配線は盤面に沿うように配置されるため、端子台を取り付ける盤面の面積が大きくなる。つまり、配線収容空間を開口側から見た端子台の投影面積が増大するという問題がある。特に、無人搬送車のような産業車両では、スペースの制約を受け易く、制御盤の盤面の面積の可及的な低減が求められている。そのほか、作業者による端子台における電位測定や絶縁有無の検査作業、端子台の組付作業といった端子台に関わる各種作業の作業性の向上が求められている。
一方、特許文献1に開示された配分装置用端子板は、コネクタを固定するブラケットではない。また、この配分装置用端子板は、端子板を取付枠に固定し、この取付枠を架枠に固定する構造であり、部品点数も多く、現場での不安定な作業が削減されるとしても、各種の作業自体は煩雑となる。さらに、複数の縦枠および横枠により構成される架枠および取付枠を有することから、スペースの有効活用は不十分である。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、配線収容空間におけるスペースの有効活用と各種作業の作業性向上を図ることが可能な配線収容空間における配線支持構造の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、開口部を有するケースによって形成された配線収容空間に備えられる端子台と、前記配線収容空間に備えられる第1配線と、前記配線収容空間に備えられ前記第1配線とは異なる第2配線と、前記第1配線と第2配線を接続し、前記端子台に支持されるコネクタ部と、を有する配線支持構造において、前記端子台は、前記配線収容空間の開口方向に延在する板状の端子台本体と、前記端子台本体に形成され、前記配線収容空間の開口方向に延在する前記コネクタ部を支持するコネクタ支持面と、を備え、前記コネクタ部は、前記第1配線を接続する配線接続部を有し、前記コネクタ支持面に支持された前記配線接続部は、前記配線収容空間の前記開口部と対向することを特徴とする。
本発明では、板状の端子台本体は、配線収容空間の開口方向に延在し、端子台本体のコネクタ支持面は、配線収容空間の開口方向に延在する。コネクタ部がコネクタ支持面に支持される状態では、コネクタ部が有する配線接続部は、配線収容空間の開口部と対向する。このため、作業者が配線収容空間の開口部側からの各種作業する場合、手を端子台本体に沿うように配線収容空間の奥へ入れ易くなり、配線支持構造の組付作業および配線の取り回し作業の作業性が向上する。また、配線接続部は、配線収容空間の開口と対向するので、コネクタ部の電位測定の作業性が向上する。さらに、接続される内部配線および外部配線は盤面に沿うように配置する端子台と比較すると、配線収容空間を開口部から見た投影面積を大幅に低減することができ、配線収容空間におけるスペースの有効活用を図ることができる。
また、上記の配線支持構造において、複数の前記第1配線がまとめられた第1主幹線と、複数の前記第2配線がまとめられた第2主幹線と、を有し、前記第1主幹線と前記第2主幹線はねじれの位置の関係を有する構成としてもよい。
この場合、第1主幹線と第2主幹線とがねじれの位置の関係を有するため、コネクタ部の前後に第1配線および第2配線を配置することができる。また、第1配線および第2配線の取り回し作業が容易となる。
また、上記の配線支持構造において、前記端子台本体は、前記第1主幹線を通す挿通孔を有する構成としてもよい。
この場合、第1主幹線が挿通孔に挿通されることにより、第2配線と立体交差させ易くなり、第1主幹線と第2主幹線とのねじれの位置の関係を成立させることができる。
また、上記の配線支持構造において、前記端子台本体は、前記挿通孔と前記端子台本体の外部とを連通する切り欠きを有する構成としてもよい。
この場合、切り欠きが挿通孔と端子台本体の外部とを連通するため、第1主幹線の挿通孔への挿通は切り欠きを通じて可能となり、切り欠きのない端子台本体に第1主幹線を挿通する場合と比較すると第1主幹線の挿通作業が容易となる。
また、上記の配線支持構造において、前記コネクタ支持面には前記コネクタ部を支持するコネクタ支持具が設けられ、前記コネクタ支持具は、前記コネクタ部の種類毎に異なる形状を有する構成としてもよい。
この場合、コネクタ支持具の形状はコネクタ部の種類毎に異なるため、複数種のコネクタ部が存在する場合でも、コネクタ部を誤った位置に支持させることはない。
また、上記の配線支持構造において、前記端子台は、前記端子台本体の上部に形成され、前記配線収容空間の上部を覆う天板に取り付け可能な上部取付部を有する構成としてもよい。
この場合、端子台は上部取付部を介して配線収容空間の上部を覆う天板に取り付けられるので、天板によって雨水等の異物が遮られ、例えば、第1配線、第2配線およびコネクタ部は濡れることはない。
また、上記の配線支持構造において、前記端子台は、前記端子台本体の下部に形成され、前記配線収容空間の底部を覆う底板に取り付け可能な下部取付部を有し、前記端子台の上部を覆うカバー部材が備えられる構成としてもよい。
この場合、端子台は下部取付部を介して配線収容空間の底部を覆う底板に取り付けられる。端子台を底板に取り付けても、カバーが端子台の上部を覆うのでカバー部材によって雨水等の異物が遮られ、例えば、第1配線、第2配線およびコネクタ部は濡れることはない。
本発明によれば、配線収容空間におけるスペースの有効活用と各種作業の作業性向上を図ることが可能な配線収容空間における配線支持構造を提供できる。
第1の実施形態に係るコンテナ搬送用の無人搬送車の概要を示す側面図である。 第1の実施形態に係る無人搬送車の制御盤の概略斜視図である。 (a)は内部主幹線、内部分岐線および内部配線を示す平面図であり、(b)は外部主幹線および外部配線を示す後面図であり、(c)はコネクタ部の斜視図である。 第1の実施形態に係る配線収容空間における配線支持構造を示す斜視図である。 (a)は端子台の斜視図であり、(b)は(a)の端子台と左右対称の端子台の斜視図である。 配線収容空間における配線支持構造を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る配線収容空間における配線支持構造を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る配線収容空間における配線支持構造を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る端子台および支持部材の斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る配線支持構造について図面を参照して説明する。本実施形態では、産業車両としての無人搬送車の制御盤に適用した例について説明する。本実施形態の無人搬送車は、港湾設備としてのコンテナターミナルにおいて船舶とコンテナヤードとの間にてコンテナの荷役を受けてコンテナを搬送する複数のコンテナ用無人搬送車である。
図1に示すように、コンテナ用無人搬送車10の車体11は、コンテナCを支持する荷台12を備えている。フレーム状の車体11の下部前側には左右一対の前輪13を備え、車体11の下部後側には左右一対の後輪14が備えられている。前輪13および後輪14は、車体11に対して水平方向に旋回可能であり、全輪操舵が可能である。コンテナ用無人搬送車10の走行駆動源は、エンジンおよび電動モータを組み合わせたハイブリッド式の走行駆動源であり、コンテナ用無人搬送車10はエンジン走行およびモータ走行を可能としている。
車体11の前後方向における前輪13と後輪14との間は制御盤15が備えられている。制御盤15は、制御機器等が収容されるケース16を有しており、ケース16は車体11に対して吊り下げられている。図2に示すように、ケース16は車体11に固定される天板17と、底部を構成する底板18と、天板17と底板18とに接続される前後一対の側板19、20と、ケース16において車体11の奥側となる奥側板21を備えている。ケース16における車体11の手前側には開口部22が形成されており、開口部22は着脱可能な蓋板23により覆われる。本実施形態の奥側板21には複数の貫通孔24が形成されている。開口部22により、後述する配線収容空間が開口する。
ケース16の内部には、コンテナ用無人搬送車10の各部を制御するコントローラ(図示せず)を含む各種の制御機器が収容されているほか、第1配線としての内部配線30および第2配線としての外部配線31を接続するための端子台32、33が収容されている。つまり、ケース16内の空間は、内部配線30および外部配線31の一部を収容する配線収容空間に相当する。内部配線30は制御盤15において制御機器と接続されている配線である。外部配線31は制御盤15の外部に設けられた各機器(図示せず)と接続されている配線である。内部配線30および外部配線31は、銅線(図示せず)と銅線の外周を覆う絶縁性被膜(図示せず)を有している。なお、説明の便宜上、図2では、ケース16内の制御機器のほか、内部配線30、外部配線31の図示を省略している。
内部配線30について詳しく説明すると、図3(a)に示すように、複数の内部配線30がまとめられて1本の内部主幹線34を形成している。内部主幹線34は第1主幹線に相当する。内部主幹線34は、内部主幹線34から分岐される複数の内部分岐線35を有しており、内部分岐線35は複数の内部配線30を有している。内部分岐線35から内部配線30毎に分岐されており、分岐された内部配線30の端部は内部配線側コネクタ36と接続されている。内部配線側コネクタ36は第1配線側コネクタに相当する。内部主幹線34の両端(図示せず)は、内部配線30毎に分岐され、制御盤15における各制御機器と接続される端子(図示せず)を有している。
図3(c)に示すように、内部配線側コネクタ36は内部配線30の端部と接続される配線接続部37を有している。配線接続部37は導電性材料により形成されている。内部配線側コネクタ36に形成された格子状のスリット36Aを通じて配線接続部37の一部は外部から見える状態にある。内部配線側コネクタ36は、後述する外部配線側コネクタ40と接続可能である。
外部配線31について詳しく説明すると、図3(b)に示すように、外部配線31は、複数の外部配線31がまとめられて1本の外部主幹線38を形成している。外部主幹線38は第2主幹線に相当する。外部主幹線38はケース16の貫通孔24に挿通されることにより、制御盤15の内部に導かれている。貫通孔24における外部主幹線38と奥側板21との隙間を埋めるようにグロメット39が貫通孔24に装着されている。ケース16内における外部主幹線38は複数の外部配線31を有しているが、外部主幹線38の端部は外部配線31毎に分岐されており、外部配線側コネクタ40と接続されている。外部配線側コネクタ40は第2配線側コネクタに相当する。外部配線側コネクタ40は外部配線31の端部と接続される配線接続部(図示せず)を有している。この配線接続部は、内部配線側コネクタ36の配線接続部37と同様に導電性材料により形成されている。
外部配線側コネクタ40は、内部配線側コネクタ36と接続可能である。外部配線側コネクタ40と内部配線側コネクタ36とが互いに接続されることにより、コネクタ部41が構成される。コネクタ部41はコネクタとしては非防水性のコネクタであり、パネルマウント型のコネクタと比較すると安価である。なお、本実施形態では、5種類のコネクタ部41を用いているが、説明の便宜上、共通の符号にて示す。
次に、端子台32、33について説明する。図4に示すように、本実施形態では複数の端子台32、33が制御盤15のケース16内に収容されている。端子台32、33は、内部配線30および外部配線31を接続するコネクタ部41を支持するための部材である。本実施形態の配線支持構造は、3枚の端子台32と、3枚の端子台33を組み合わせた例である。
図5(a)に示すように、端子台32は板状の端子台本体42を備えている。端子台本体42の上部には、天板17に取り付け可能な上部取付部43が形成されている。上部取付部43は端子台32の材料である金属板の折り曲げにより形成され、天板17と当接可能な当接面を有している。端子台本体42の中央には、略矩形の挿通孔44が形成されている。挿通孔44と端子台本体42の外部とを連通する切り欠き45が形成されている。挿通孔44は内部主幹線34を挿通するための孔であり、切り欠き45は内部主幹線34を挿通し易くするための切り欠きである。
端子台本体42が挿通孔44および切り欠き45を有することから、端子台本体42は、上部取付部43と挿通孔44との間に形成される基部46と、挿通孔44を挟んで上部取付部43から遠ざかる方向へ延在する一対の延在部47、48と、を有している。一方の延在部47は、端子台32が天板17に固定された状態では開口部22側に位置し、他方の延在部48は奥側板21側に位置する。延在部48および基部46は、コネクタ部41を支持する部位であり、延在部48には4個のコネクタ部41が支持され、基部46には1個のコネクタ部41を支持する。端子台本体42の一方の板面はコネクタ部41を支持するコネクタ支持面49であり、他方の板面にはコネクタ部41は支持されない。
基部46にはコネクタ部41を取り付けるためボルトを挿通する通孔50が形成されている。延在部47には3個のコネクタ支持具51、52、53が取り付けられている。コネクタ支持具51、52、53の形状は、コネクタ部41の種類に合わせて形成されている。したがって、3個のコネクタ部41は、コネクタ支持具51~53を介してコネクタ支持面49に支持される。また、延在部47にはコネクタ部41を取り付けるためのボルト(図示せず)を挿通する通孔54が形成されている。コネクタ支持具51~53、通孔50、54は、コネクタ取付部に相当する。
他方の延在部48の先端には一方の延在部47へ向けて突出する突出部55が形成されている。突出部55の一方の板面にはL字状の受具56が固定されている。受具56は板面に固定される固定部57と内部主幹線34を受承するための受承部58と、を有している。受承部58には取付孔59が設けられている。取付孔59は、図6に示す内部主幹線34を固定するための固定具60を取り付けるための孔である。
本実施形態では、基部46における延在部48の上方に取付孔61が設けられているほか、延在部47の先端付近に取付孔62が設けられている。取付孔61は、図6に示す外部主幹線38を固定するための固定具63を取り付けるための孔であり、取付孔62は、図6に示す内部分岐線35を固定するための固定具64を取り付けるための孔である。
端子台33は、図5(b)に示すように、端子台32と左右対称形の部材である。端子台33は、端子台本体42に相当する端子台本体72と、上部取付部43に相当する上部取付部73とを有する。端子台本体72の中央には、挿通孔44に相当する挿通孔74が形成されている。端子台本体72には切り欠き45に相当する切り欠き75が形成されている。
端子台本体72は、基部46に相当する基部76と、延在部47、48に相当する延在部77、78と、を有している。端子台本体72の一方の板面はコネクタ部41を支持するコネクタ支持面79であり、他方の板面にはコネクタ部41は支持されない。
基部76には通孔50に相当する通孔80が形成されている。延在部77にはコネクタ支持具51、52、53に相当する3個のコネクタ支持具81、82、83が取り付けられている。したがって、3個のコネクタ部41は、コネクタ支持具81~83を介してコネクタ支持面49に支持される。また、延在部77には通孔54に相当する通孔84が形成されている。コネクタ支持具81~83、通孔80、84は、コネクタ取付部に相当する。
他方の延在部78の先端には突出部55に相当する突出部85が形成されている。突出部55の一方の板面には受具56に相当するL字状の受具86が固定されている。受具86は固定部57に相当する固定部87と受承部58に相当する受承部88と、を有している。受承部58には取付孔59に相当する取付孔89が設けられている。取付孔89は、図6に示す内部主幹線34を固定するための固定具90を取り付けるための孔である。
本実施形態では、基部76における延在部78の上方に取付孔91が設けられているほか、延在部77の先端付近に取付孔92が設けられている。取付孔91は、外部主幹線38を固定するための固定具93を取り付けるための孔であり、図4に示すように、取付孔92は、内部分岐線35を固定するための固定具94を取り付けるための孔である。
次に、本実施形態に係る配線支持構造による内部配線30、外部配線31の支持について説明する。本実施形態では、端子台32、33を1組として3組が用意される。端子台本体42、72の板面が互いに平行になるように、端子台32、33を配置しておく。制御盤15において外部主幹線38を貫通孔24に挿通して外部配線31を制御盤15内に臨ませ、貫通孔24における外部主幹線38をグロメット39により密封して保持する。
端子台32、33に対して内部主幹線34を組み付ける。具体的には、内部主幹線34を固定具60により端子台32の受具56に固定するとともに、固定具90により端子台33の受具86に固定する。このとき、内部主幹線34を切り欠き45を通じて挿通孔44に挿通させ、受具56に載置する。また、同様に、内部主幹線34を切り欠き75を通じて挿通孔74に挿通させ、受具86に載置する。なお、3組の端子台32、33は制御盤15と離れた場所に用意してもよく、内部主幹線34の両端側から分岐される端子は、制御盤15における制御機器とは接続されない状態である。
次に、内部主幹線34から分岐される内部分岐線35を固定具64により端子台32に保持させる。そして、別の内部分岐線35を固定具94により端子台33に保持させる。本実施形態では、内部主幹線34は、端子台32、33の数に合わせた複数の内部分岐線35を有する。
各内部分岐線35が端子台32又は端子台33に保持されると、次に、内部分岐線35から分岐される内部配線30の内部配線側コネクタ36を端子台32、33に支持させる。端子台32に固定された内部分岐線35から分岐された内部配線30の内部配線側コネクタ36は、端子台32に支持される。端子台33に固定された内部分岐線35から分岐された内部配線30の内部配線側コネクタ36は、端子台33に支持される。
端子台32に支持された内部分岐線35は、分岐された5本の内部配線30を有しており、各内部配線30の内部配線側コネクタ36は、端子台32のコネクタ支持面49に支持される。5本の内部配線30のうち、1本の内部配線30の内部配線側コネクタ36はコネクタ支持具51を介してコネクタ支持面49に支持される。残りの4本の内部配線30のうち、2本の内部配線30の内部配線側コネクタ36は、コネクタ支持具52を介してコネクタ支持面49に支持され、残りの2本の内部配線30の内部配線側コネクタ36は、コネクタ支持面49に直接支持される。
端子台33に支持された内部分岐線35は、分岐された5本の内部配線30を有しており、各内部配線30の内部配線側コネクタ36は、端子台33のコネクタ支持面79に支持される。5本の内部配線30のうち、1本の内部配線30の内部配線側コネクタ36はコネクタ支持具81を介してコネクタ支持面79に支持される。残りの4本の内部配線30のうち、2本の内部配線30の内部配線側コネクタ36は、コネクタ支持具82を介してコネクタ支持面79に支持され、残りの2本の内部配線30の内部配線側コネクタ36は、コネクタ支持面79に直接支持される。
このように、内部配線30、内部主幹線34および内部分岐線35が端子台32、33に固定されると、内部配線30、内部主幹線34および内部分岐線35が端子台32、33と一体化された状態となる。次に、一体化された状態の端子台32、33を制御盤15内に収容し、天板17に端子台32の上部取付部43および端子台33の上部取付部73を固定する。端子台32、33が天板17に支持されることにより、端子台32、33、内部配線30、内部主幹線34および内部分岐線35は吊り下げられた状態となる。次に、内部主幹線34の両端側から分岐される端子を、制御盤15における制御機器と接続させる。
次に、外部主幹線38を端子台32、33に支持させる。本実施形態では、端子台32、33の数と対応する複数の外部主幹線38を有しており、端子台32に支持される外部主幹線38は固定具63により端子台本体42に支持されている。端子台33に支持される外部主幹線38は固定具93により端子台本体72に支持されている。
複数の外部配線31が外部主幹線38から分岐されており、外部配線31の外部配線側コネクタ40を対応する内部配線側コネクタ36に接続する。端子台32に支持された外部主幹線38から分岐される外部配線31の外部配線側コネクタ40は、端子台32のコネクタ支持面49に支持された内部配線側コネクタ36に接続する。端子台33に支持された外部主幹線38から分岐される外部配線31の外部配線側コネクタ40は、端子台33のコネクタ支持面79に支持された内部配線側コネクタ36に接続する。外部配線側コネクタ40と内部配線側コネクタ36とが互いに接続されることにより、コネクタ部41が構成される。
端子台32、33が天板17に支持される状態では、開口部22側から見て端子台32のコネクタ支持面49および端子台33のコネクタ支持面79は奥側板21と直交する。開口部22側から見て端子台32のコネクタ支持面49および端子台33のコネクタ支持面79は奥側板21と直交する。このため、奥側板21に対して投影される端子台32、33の投影面積は奥側板21の面積に対して微小となる。また、内部配線30および外部配線31は、端子台32のコネクタ支持面49および端子台33のコネクタ支持面79に沿う方向に延在する。さらに、内部主幹線34と外部主幹線38は、ねじれの位置関係にあって立体交差するが互いに干渉しない。
本実施形態に係る配線支持構造は以下の作用効果を奏する。
(1)板状の端子台本体42(72)は、配線収容空間の開口方向に延在し、端子台本体42(72)のコネクタ支持面49(79)は、配線収容空間の開口方向に延在する。開口方向は開口部22側から奥側板21へ向かう奥行き方向を指す。コネクタ部41がコネクタ支持面49(79)に支持される状態では、コネクタ部41が有する配線接続部37は、配線収容空間の開口部22と対向する。このため、作業者が配線収容空間の開口部22側からの各種作業する場合、手を端子台本体42(72)に沿うように配線収容空間の奥へ入れ易くなり、配線支持構造の組付作業および配線の取り回し作業の作業性が向上する。また、配線接続部37は、配線収容空間の開口部22と対向するので、コネクタ部41の電位測定の作業性が向上する。さらに、接続される内部配線30および外部配線31が奥側板21に沿うように配置する端子台と比較すると、配線収容空間を開口部22から見た投影面積を大幅に低減することができ、配線収容空間におけるスペースの有効活用を図ることができる。
(2)複数の内部配線30がまとめられた内部主幹線34と、複数の外部配線31がまとめられた外部主幹線38と、を有し、内部主幹線34は、配線収容空間の開口方向と交差する方向に延在する。外部主幹線38は、開口方向に延在し、内部主幹線34と外部主幹線38はねじれの位置の関係を有する。このため、コネクタ部41の前後に内部配線30および外部配線31を配置することができる。また、内部配線30および外部配線31の取り回し作業が容易となる。また、作業者は内部配線30と外部配線31を直感的に区別して認識することができる。
(3)コネクタ支持面49(79)にはコネクタ部41を支持するコネクタ支持具51、52が設けられ、コネクタ支持具51、52は、コネクタ部41の種類毎に異なる形状を有する。このため、コネクタ支持具51、52の形状はコネクタ部41の種類毎に異なるため、複数種のコネクタ部41が存在する場合でも、コネクタ部41を誤った位置に支持させることはない。
(4)端子台本体42(72)は、内部主幹線34を通す挿通孔44(74)を有する。このため、内部主幹線34が挿通孔44(74)に挿通されることにより、外部主幹線38と立体交差させ易くなり、内部主幹線34と外部主幹線38とのねじれの位置の関係を成立させることができる。
(5)端子台本体42(72)は、挿通孔44(74)と端子台本体42(72)の外部とを連通する切り欠き45(75)を有する。このため、内部主幹線34の挿通孔44(74)への挿通は切り欠き45(75)を通じて可能となり、切り欠き45(75)のない端子台本体に内部主幹線34を挿通する場合と比較すると内部主幹線34の挿通作業が容易となる。また、切り欠き45(75)を有することにより、内部主幹線34から分岐される内部分岐線35を切り欠き45(75)に挿通することにより、内部分岐線35の取り回しが容易となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る配線支持構造について説明する。本実施形態の配線支持構造は、端子台が制御盤の天板ではなく底板に取り付けられる点で、第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
図7に示すように、ケース16の内部には、内部配線30および外部配線31を接続するための端子台102、103が収容されている。なお、説明の便宜上、図7では、ケース16内の制御機器のほか、天板17、側板19、貫通孔24、グロメット39の図示を省略している。複数の内部配線30がまとめられて1本の内部主幹線104を形成している。内部主幹線104は、分岐箇所105を有しており、分岐箇所105では複数の内部配線30が分岐する。分岐箇所105の数は端子台102、103の数と一致する。内部主幹線104の両端(図示せず)は、内部配線30毎に分岐され、制御盤15における各制御機器と接続される端子(図示せず)を有している。
図8に示すように、複数の外部配線31がまとめられて1本の外部主幹線106を形成している。外部主幹線106は制御盤15の外部から内部に導かれている。外部主幹線106の数は、端子台102、103の数と一致する。なお、説明の便宜上、図8では、ケース16内の制御機器のほか、天板17、側板20、貫通孔24、グロメット39の図示を省略している。
図7に示すように、本実施形態では複数の端子台102、103が制御盤15のケース16内に収容されている。端子台102、103は、内部配線30および外部配線31を接続するコネクタ部41を支持するための部材である。本実施形態の配線支持構造は、3枚の端子台102と、3枚の端子台103を組み合わせた例である。
図9に示すように、端子台102は板状の端子台本体107を備えている。端子台本体107の下部には、底板18に取り付け可能な下部取付部108が形成されている。下部取付部108は端子台102の材料である金属板の折り曲げにより形成され、底板18と当接可能な当接面を有している。
端子台102は、開口側垂直辺109と、奥側垂直辺110と、第1傾斜辺111と、第2傾斜辺112と、水平辺113とを有する。開口側垂直辺109は開口部22側と位置し、奥側垂直辺110は奥側板21側に位置する。第1傾斜辺111は開口側垂直辺109の上端から斜め上方へ向かい、第2傾斜辺112は第1傾斜辺111の上端から斜め下方へ向かう。水平辺113は第2傾斜辺112の下端と奥側垂直辺110の上端を結ぶ。端子台本体107の一方の板面はコネクタ部41を支持するコネクタ支持面114であり、他方の板面にはコネクタ部41は支持されない。
端子台本体107における第1傾斜辺111に接近した位置には、コネクタ部41を取り付けるためボルト(図示せず)を挿通する複数の通孔115が形成されている。複数の通孔115は、第1傾斜辺111に沿って設けられており、コネクタ取付部に相当する。また、端子台本体107には、外部配線31を支持する固定具116を取り付けるための通孔117が形成されている。通孔117は通孔115の数と同数であり、通孔117の配列方向は通孔115の配列方向と平行であって、通孔115よりも下方に位置する。
端子台本体107における奥側垂直辺110と水平辺113に接近した位置には、取付孔118が形成されている。取付孔59は、図8に示す外部主幹線106を固定するための固定具119を取り付けるための孔である。
端子台103は、端子台102と左右対称形の部材である。図9に示すように、端子台103は板状の端子台本体127を備えている。端子台本体127の下部には、底板18に取り付け可能な下部取付部128が形成されている。下部取付部128は端子台103の材料である金属板の折り曲げにより形成され、底板18と当接可能な当接面を有している。
端子台103は、開口側垂直辺129と、奥側垂直辺130と、第1傾斜辺131と、第2傾斜辺132と、水平辺133とを有する。開口側垂直辺129は開口部22側と位置し、奥側垂直辺130は奥側板21側に位置する。第1傾斜辺131は開口側垂直辺129の上端から斜め上方へ向かい、第2傾斜辺132は第1傾斜辺131の上端から斜め下方へ向かう。水平辺133は第2傾斜辺132の下端と奥側垂直辺130の上端を結ぶ。端子台本体127の一方の板面はコネクタ部41を支持するコネクタ支持面134であり、他方の板面にはコネクタ部41は支持されない。
端子台本体127における第1傾斜辺131に接近した位置には、コネクタ部41を取り付けるためボルトを挿通する複数の通孔135が形成されている。複数の通孔135は、第1傾斜辺131に沿って設けられており、コネクタ取付部に相当する。また、端子台本体127には、外部配線31を支持する固定具136を取り付けるための通孔137が形成されている。通孔137は通孔135の数と同数であり、通孔137の配列方向は通孔135の配列方向と平行であって、通孔135よりも下方に位置する。
端子台本体127における奥側垂直辺130と水平辺133に接近した位置には、取付孔138が形成されている。取付孔59は、図8に示す外部主幹線106を固定するための固定具139を取り付けるための孔である。
本実施形態では、端子台本体107の板面と端子台本体127の板面が互いに平行になるように並んで底板18に固定される。前方から後方へ向けて端子台102、103と交互に並ぶ。最も前方に位置する端子台102の前方を臨む板面には、一対のカバー支持部材140が取り付けられている。カバー支持部材140は、第1傾斜辺111から斜め上方へ突出する。また、最も後方に位置する端子台103の後方を臨む板面にはカバー支持部材141が取り付けられている。カバー支持部材141は、第1傾斜辺131から斜め上方へ突出する。カバー支持部材140、141の突出端には、端子台102、103を覆う矩形のカバー部材142が固定される。カバー部材142は雨水等の異物のコネクタ部41への進入を妨げる。
本実施形態では、内部主幹線104を支持する門型の支持部材144が底板18に固定されている。支持部材144は、前後一対の脚部145と、前後一対の脚部145の上端を接続する支持部146と、を有しており、カバー部材142と干渉しない位置に備えられている。支持部146は端子台102の水平辺113、133の上方を前後に延在する。
内部主幹線104は、固定具147を介して支持部材144の支持部146に固定され、前後に延在する。各分岐箇所105から分岐された複数の内部配線30の内部配線側コネクタ36は、対応する端子台102又は端子台103に固定される。外部主幹線106は、固定具119により対応する端子台102又は端子台103に固定される。外部主幹線106から分岐される外部配線31の外部配線側コネクタ40は内部配線側コネクタ36に接続され、内部配線側コネクタ36および外部配線側コネクタ40はコネクタ部41を構成する。
コネクタ部41では内部配線側コネクタ36が上側に位置し、外部配線側コネクタ40が下側に位置する。このため、内部配線側コネクタ36の配線接続部37が開口側から見える状態となる。
端子台102、103が底板18に支持される状態では、開口部22側から見て端子台102のコネクタ支持面114および端子台103のコネクタ支持面134は奥側板21と直交する。開口部22側から見て端子台102のコネクタ支持面114および端子台103のコネクタ支持面134は奥側板21と直交する。このため、奥側板21に対して投影される端子台102、103の投影面積は奥側板21の面積に対して微小となる。また、内部配線30および外部配線31は、端子台102のコネクタ支持面114および端子台103のコネクタ支持面134に沿う方向に延在する。さらに、内部主幹線104と外部主幹線106は、ねじれの位置関係にあって立体交差するが互いに干渉しない。
本実施形態の配線支持構造は、第1の実施形態の作用効果(1)、(2)と同等の作用効果を奏する。また、本実施形態によれば、天板17に端子台を設けることができない場合でも、端子台102、103を底板18に固定することにより制御盤15のケース内に収容することができる。また、カバー部材142が端子台102、103を覆うので雨水等の異物のコネクタ部41への進入を妨げることができる。したがって、安価な非防水系のコネクタを用いることができる。
また、端子台102(103)には第1傾斜辺111(131)を有し、複数のコネクタ部41が第1傾斜辺111(131)に沿うように支持されているので、底板18が低い位置にあっても配線支持構造の組付作業および配線の取り回し作業の作業性が向上する。さらに、端子台102には第2傾斜辺112(132)および水平辺113(133)が形成されており、水平辺113(133)の上方に作業性向上のためのスペースを確保し易くすることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態では、各端子台の一方の板面のみをコネクタ支持面としたがこの限りではない。例えば、端子台の一方の板面のみならず他方の板面もコネクタ支持面とすることを妨げない。
○ 上記の実施形態では、ケース16は車体11に固定される天板17と、底部を構成する底板18と、天板17と底板18とに接続される前後一対の側板19、20と、ケース16において車体11の奥側となる奥側板21を備えている例を示したが、内部配線30および外部配線31の一部を収容する配線収容空間が形成されていればすべてを備えなくても構わない。
○ 上記の実施形態では、第1配線として内部配線を例示したが、第1配線は制御盤15において制御機器と接続されている配線に限定されない。同様に、第2配線として外部配線を例示したが、外部に設けられた各機器(図示せず)と接続されている配線に限定されない。
○ 上記の実施形態では、複数の内部配線をまとめた内部主幹線と、複数の外部配線をまとめた外部主幹線を設けるようにしたが、内部主幹線および外部主幹線は必須の要件ではない。例えば、複数の内部配線および複数の外部配線をまとめずに端子台に支持させるようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、端子台は互いに左右対称の形状の2種類の端子台を用いたが、端子台の種類は2種類に限定されない。端子台の種類は、例えば、1種類のみとしてもよい。
○ 上記の実施形態では、種類の異なるコネクタ部を端子台に支持させたがこの限りではない。例えば、端子台に支持させるコネクタ部の種類は同じ種類でもよく、あるいは、一部のみが異なる種類としてもよい。
○ 上記の実施形態では、端子台のコネクタ支持面は、配線収容空間の開口方向に延在するとしたが、この限りではない。例えば、端子台のコネクタ支持面は、配線収容空間の開口方向と近い方向に延在してもよい。コネクタ支持面の延在方向が開口方向と一致する状態に近いほど、開口方向からの端子台の奥側板における投影面積をより低減できる。
○ 第1の実施形態では、端子台が切り欠きにより外部と連通する挿通孔を有したが、切り欠きは必須の要件ではない。したがって、切り欠きを有しない端子台としてもよい。
○ 第1の実施形態では、予め内部配線を端子台に支持させ、端子台と内部配線を一体化してから制御盤のケース内に収容するとしたが、この限りではない。例えば、端子台を天板に固定してから内部配線を端子台に支持させるようにしてもよい。
○ 第2の実施形態では、カバー部材は、カバー支持部材に固定されるとしたがこの限りではない。例えば、カバー部材はヒンジを用いた開閉可能な構造としてもよい。この場合、コネクタ部に対する作業の際に、カバー部材を着脱する作業が不要となる。
○ 上記の実施形態では、産業車両としてコンテナ用無人搬送車を例示したが、この限りではない。産業車両は、例えば、荷役車両や建設車両であってもよい。また、本発明は産業車両に限定されず、建築構造物における制御盤やターミナルボックスに適用することも可能である。
10 コンテナ用無人搬送車(産業車両としての)
15 制御盤
16 ケース
17 天板
18 底板
19 側板(前)
20 側板(後)
21 奥側板
22 開口
24 貫通孔
30 内部配線(第1配線)
31 外部配線(第2配線)
32、33、102、103 端子台
34、104 内部主幹線(第1主幹線)
35 内部分岐線
36 内部配線側コネクタ(第1配線側コネクタ)
37 配線接続部
38、106 外部主幹線(第2主幹線)
40 外部配線側コネクタ(第2配線側コネクタ)
41 コネクタ部
42、72、107、127 端子台本体
43、73 上部取付部
44、74 挿通孔
45、75 切り欠き
49、79、114、134 コネクタ支持面
108、128 下部取付部
142 カバー部材

Claims (7)

  1. 開口部を有するケースによって形成された配線収容空間に備えられる端子台と、
    前記配線収容空間に備えられる第1配線と、
    前記配線収容空間に備えられ前記第1配線とは異なる第2配線と、
    前記第1配線と第2配線を接続し、前記端子台に支持されるコネクタ部と、を有する配線支持構造において、
    前記端子台は、
    前記配線収容空間の開口方向に延在する板状の端子台本体と、
    前記端子台本体に形成され、前記配線収容空間の開口方向に延在する前記コネクタ部を支持するコネクタ支持面と、を備え、
    前記コネクタ部は、
    前記第1配線を接続する配線接続部を有し、
    前記コネクタ支持面に支持された前記配線接続部は、前記配線収容空間の前記開口部と対向することを特徴とする配線支持構造。
  2. 複数の前記第1配線がまとめられた第1主幹線と、
    複数の前記第2配線がまとめられた第2主幹線と、を有し、
    前記第1主幹線と前記第2主幹線はねじれの位置の関係を有することを特徴とする請求項1記載の配線支持構造。
  3. 前記端子台本体は、前記第1主幹線を通す挿通孔を有することを特徴とする請求項2記載の配線支持構造。
  4. 前記端子台本体は、前記挿通孔と前記端子台本体の外部とを連通する切り欠きを有することを特徴とする請求項3記載の配線支持構造。
  5. 前記コネクタ支持面には前記コネクタ部を支持するコネクタ支持具が設けられ、
    前記コネクタ支持具は、前記コネクタ部の種類毎に異なる形状を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の配線支持構造。
  6. 前記端子台は、前記端子台本体の上部に形成され、前記配線収容空間の上部を覆う天板に取り付け可能な上部取付部を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項記載の配線支持構造。
  7. 前記端子台は、前記端子台本体の下部に形成され、前記配線収容空間の底部を覆う底板に取り付け可能な下部取付部を有し、
    前記端子台の上部を覆うカバー部材が備えられることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項記載の配線支持構造。
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