JP7175090B2 - 電子機器装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、このような外部環境下で、塵埃や塩分といった腐食性物質から電子回路部を保護するために、電子回路部を筐体に収納した構成が開示されている。特許文献1の筐体は、その前面開口を前板により着脱自在に気密に閉塞することで形成される密閉室を有する。電子回路部は、この密閉室の内面に設けられている。
本実施形態に係る電子機器装置は、例えば、太陽光発電設備において太陽光パネルを制御する配電盤等のように、屋外に配されるものである。図1~3に示すように、電子機器装置1は、筐体2と、蓋部3と、電子回路ユニット4と、を備える。
筐体2の内部空間11を構成する筐体2の内面13には、開口方向において開口12に対向する底面13Aと、底面13Aの周縁から開口12に向けて延びる内側面13Bと、がある。内側面13Bは、例えば底面13Aに対して直交してもよい。本実施形態において、内側面13Bは、開口方向に直交する方向(例えばY軸方向やZ軸方向)において互いに対向する内側面13B同士の間隔が底面13A側から開口12側に向かうにしたがって大きくなるように、底面13Aに対して傾斜している。
蓋部3は、筐体2に対して着脱可能に取り付けられてもよいし、蝶番等によって筐体2に対して回転可能に取り付けられてもよい。蓋部3は、例えば導電性材料によって形成されてもよいが、本実施形態では筐体2と同様の樹脂材料によって形成されている。
仕切部材21は、筐体2の内部空間11の少なくとも一部を外部に対して隔離された隔離空間11Aとする。隔離空間11Aは、仕切部材21の縁部が、電子回路ユニット4が内部空間11に収容された状態で筐体2の内面13に当接することで形成される。
電子回路部22の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の電子回路部22は、電源部24と、アンテナ部25と、制御回路部26と、を含む。電源部24は、アンテナ部25や制御回路部26に電力を供給する。アンテナ部25は、電子機器装置1と外部機器との間で各種の情報を送受信する。各種の情報には、例えば太陽光パネルにおける発電量などがある。制御回路部26は、電源部24の動作を制御したり、アンテナ部25等による外部機器との通信制御を行ったりする。
通気口28は、第三側壁部27C及び第四側壁部27Dに形成されている。また、通気口28は、第二側壁部27Bのうち第三側壁部27C側の端部に形成されている。第一側壁部27Aには通気口28が形成されていない。
接続端子29には、電子回路部22と外部の装置とを接続するための各種の配線(例えば挿通部14に挿通された配線15)が着脱可能に接続される。外部の装置には、例えば制御回路部26を操作するための外部機器などが含まれてよい。接続端子29は、各種の配線を簡単に抜き差しできるように構成されているとよい。
図1に示すように、回転用支持部材17Aは、その先端が仕切部材21の第一の面21Aに当接した状態で、把持部30に第一の面21Aから第二の面21Bに向かう方向に力を加えることにより、回転用支持部材17Aの先端と第一の面21Aとの当接点P1を含む回転軸周りに仕切部材21を回転できるように配置されている。また、把持部30は、把持部30と回転軸との距離L1が、電子回路ユニット4の重心C1と回転軸との距離L2よりも長くなる位置に配置されている。
以下、この点について具体的に説明する。
また、本実施形態の電子機器装置1によれば、電子回路部22が、仕切部材21のうち隔離空間11A側に向く第一の面21Aに設けられている。このため、仕切部材21及び電子回路部22を含む電子回路ユニット4を筐体2に対して挿抜したり、電子回路ユニット4を別の電子回路ユニット4と交換したりするだけで、電子回路部22の保守作業を短時間で行うこともできる。すなわち、電子回路部22の保守時に、電子回路部22が外部環境下に長時間露出してしまうことを抑制できる。
以上のことから、電子回路部22を外部環境から好適に保護することができ、外部環境による電子回路部22の劣化を好適に抑制できる。
特に本実施形態では、第二方向が鉛直方向であるため、対流によって低い温度の空気をカバー部27の下端部に形成された通気口28からカバー部27内に導入し、高い温度の空気をカバー部27の上端部に形成された通気口28からカバー部27の外側に排出することができる。したがって、第一回路部22Aの放熱効率向上を図ることができる。
2 筐体
3 蓋部
4 電子回路ユニット
11 内部空間
11A 隔離空間
12 開口
13 内面
17 支持部材
17A 回転用支持部材
21 仕切部材
21A 第一の面
21B 第二の面
22 電子回路部
22A 第一回路部
22B 第二回路部
23 封止材
24 電源部
25 アンテナ部
26 制御回路部
27 カバー部
28 通気口
29 接続端子
30 把持部
C1 重心
P1 当接点
Claims (6)
- 内部空間、及び、前記内部空間を外部につなぐ開口を有する筐体と、前記筐体の前記内部空間に挿抜可能に収容される電子回路ユニットと、前記筐体の前記開口を開閉可能とする蓋部と、を備え、
前記電子回路ユニットが、前記内部空間の少なくとも一部を外部に対して隔離された隔離空間とする仕切部材と、前記仕切部材のうち前記隔離空間側に向く第一の面のみに設けられた電子回路部と、を備え、
前記電子回路ユニットは、前記仕切部材のうち前記第一の面と反対側に向く第二の面側に露出するように設けられ、前記電子回路部に接続される接続端子を備え、
前記接続端子は、前記開口を密閉した前記蓋部によって覆われる電子機器装置。 - 前記電子回路ユニットは、前記仕切部材のうち前記第一の面と反対側に向く第二の面に設けられた把持部を備え、
前記筐体は、前記筐体の内面から前記開口に向けて延び、前記仕切部材を支持する支持部材を備え、
前記支持部材は、前記支持部材の先端が前記第一の面に当接した状態で、前記把持部に前記第一の面から前記第二の面に向かう方向に力を加えることにより、前記支持部材の先端と前記第一の面との当接点を含む回転軸周りに前記仕切部材を回転できるように配置され、
前記把持部と前記回転軸との距離が、前記電子回路ユニットの重心と前記回転軸との距離よりも長い請求項1に記載の電子機器装置。 - 前記仕切部材は、前記支持部材にねじ止めされることで前記筐体の内部に取り付けられる請求項2に記載の電子機器装置。
- 前記電子回路ユニットが前記内部空間に収容された状態において前記筐体の内面に当接する前記仕切部材の縁部が、弾性を有する封止材によって構成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器装置。
- 前記電子回路部が、アンテナ部を含み、
前記筐体が樹脂材料によって形成されている請求項4に記載の電子機器装置。 - 前記電子回路部が、通電によって発熱する第一回路部と、熱に弱い第二回路部と、前記第一回路部を覆うカバー部と、を含み、
前記第一回路部と前記第二回路部とが、前記第一の面に沿う第一方向に並べられ、
前記カバー部のうち前記第一の面に沿って前記第一方向に直交する第二方向における両端部には、前記カバー部の内外に貫通する通気口が形成されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器装置。
Priority Applications (1)
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JP2018039462A JP7175090B2 (ja) | 2018-03-06 | 2018-03-06 | 電子機器装置 |
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Family Applications (1)
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Citations (2)
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JP2002314261A (ja) | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Alpine Electronics Inc | 車載用電子機器 |
JP2018101550A (ja) | 2016-12-20 | 2018-06-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | センサ装置、照明器具、取り外し用治具、及び取り外し方法 |
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