JP3491279B2 - かしめナットおよびその製造方法 - Google Patents

かしめナットおよびその製造方法

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JP3491279B2 JP2000169942A JP2000169942A JP3491279B2 JP 3491279 B2 JP3491279 B2 JP 3491279B2 JP 2000169942 A JP2000169942 A JP 2000169942A JP 2000169942 A JP2000169942 A JP 2000169942A JP 3491279 B2 JP3491279 B2 JP 3491279B2
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    • F16B37/068Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates by means of welding or riveting by means of riveting by deforming the material of the support, e.g. the sheet or plate
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かしめナットおよ
びその製造方法に関し、詳しくは、予め金属板に固着さ
れて使用されるかしめナットおよびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】予め金属板に固着されて使用されるナッ
トとして、特開昭60−252814号公報に記載され
たクリンチナットが従来知られている。このクリンチナ
ットは、ねじ孔と同芯状の環状溝が前記金属板に対面す
る端面に形成されたナットであり、前記環状溝の内側に
は、前記金属板にボルト挿通孔をプレス加工で打ち抜く
ための内筒部が形成され、前記環状溝の外側には、前記
金属板に当接する外筒部が前記内筒部より後退して形成
されている。そして、前記外筒部の内周面には、前記金
属板に形成されるボルト挿通孔の周縁部をかしめ固定す
るための係止部が逆テーパ状に形成されている。
【0003】また、前記クリンチナットと類似の構造を
有するナットとして、特開平11−193808号公報
に記載されたピアスナットも従来知られている。このピ
アスナットにおいては、環状溝の内側の内筒部の外周面
に前記ボルト挿通孔の周縁部をかしめ固定するための係
止部が逆テーパ状に形成されている。そして、金属板に
当接する外筒部の端面が幅広に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記クリン
チナットおよびピアスナットは、いずれも環状溝を介し
て区画された内筒部および外筒部を有する構造であるた
め、径方向に大型化するという問題がある。その結果、
複数のナットを相互に近接して配置する際には相互のピ
ッチ間隔が大きくなり、面積の小さいブラケットやフラ
ンジなどの金属板に複数のナットを固着するのに支障を
来すという問題がある。一方、このようなクリンチナッ
トおよびピアスナットを敢えて小径化すると、金属板に
当接する外筒部の端面の接触面積が小さくなり、ボルト
を締結する際の締結力が制限されるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、予め金属板に固着され
て使用されるナットであって、金属板に対する接触面積
を十分に確保しつつ小径化することができ、また、金属
板に対して強固に固着できるかしめナットを提供すると
共に、このかしめナットを容易に製造できる製造方法を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する手
段として、発明に係るかしめナットは、予め金属板に
固着されて使用されるナットであって、前記金属板に形
成されるボルト挿通孔の周囲の筒状突部を受入れ可能な
凹部がこの金属板に対面する端面に形成され、前記凹部
の周壁には、前記筒状突部をかしめ固定可能な係止部が
形成されているとともに、前記金属板に相互に隣接して
複数個形成された各筒状突部に圧接することでこの各筒
状突部のかしめ固定状態を保持可能な複数の補剛筒状突
部を有するバーリングワッシャ板が付設されており、こ
のバーリングワッシャ板は、前記金属板にかしめ接合さ
ることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】 発明に係るかしめナットにおいては、
バーリングワッシャ板の各補剛筒状突部を金属板の各筒
状突部に圧接させることにより、複数個のかしめナット
が相互に隣接して金属板に一層強固に固着される。
【0016】 発明におけるバーリングワッシャ板と
は、後記バーリングワッシャの補剛筒状突部と同様の複
数の補剛筒状突部がバーリング加工される板材を意味す
る。ここで、バーリングワッシャとは、かしめナットに
螺合されるボルトを挿通可能な補剛筒状突部がフランジ
部の中央にバーリング加工される部材を意味する。この
バーリングワッシャは、前記金属板にフランジ部を接合
した状態でその補剛筒状突部を金属板の筒状突部と共に
バーリング加工してもよく、あるいは、予め単独で補剛
筒状突部をバーリング加工しておいてもよい。このバー
リングワッシャの材質は、金属板の筒状突部のかしめ固
定状態を強固に保持できるように、剛性の高い鋼製とす
るのが好ましい。このバーリングワッシャ板の各補剛筒
状突部も前記バーリングワッシャの補剛筒状突部と同様
にバーリング加工される。また、バーリングワッシャ板
の材質も、前記バーリングワッシャと同様に、剛性の高
い鋼製とするのが好ましい。
【0017】 前記バーリングワッシャ板が付設される
発明に係るかしめナットにおいて、前記補剛筒状突部
の先端が前記金属板の筒状突部を包持するように外周側
へ屈曲される場合には、金属板の筒状突部に加えてバ
リングワッシャ板の補剛筒状突部の先端がかしめナット
の凹部の周壁に係合するため、金属板に対しかしめナッ
トをさらに強固に固着できるので好ましい。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】 このようなかしめナットの製造方法は、
発明に係るかしめナットを製造するに当たり、前記凹
部の周壁に臨む前記端面の内周側にビードの余肉部を設
け、この余肉部の潰し加工により前記凹部の周壁に係止
部を形成することを特徴とする。
【0022】このかしめナットの製造方法では、潰し加
工されるビード状の余肉部が、かしめナットの端面の凹
部の周壁に臨む内周側に設けられているため、ビード状
の余肉部を潰し加工すると、その塑性変形によって係止
部が凹部の周壁から突出して形成される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るかしめナットおよびその製造方法の実施の形態を説明
する。参照する図面において、図1は第1実施形態に係
るかしめナットの使用状態を説明する断面図、図2は第
1実施形態に係るかしめナットの金属板に固着された状
態を示す断面図、図3は第1実施形態に係るかしめナッ
トの断面図、図4は第1実施形態に係るかしめナットの
係止部の形成工程を示す断面図、図5は第1実施形態に
係るかしめナットに対する金属板のかしめ付け工程を示
す断面図である。
【0024】図1および図2に示すように、第1実施形
態に係るかしめナット1は、鋼板、ステンレス鋼鈑、ア
ルミニウム板などの金属板PLに予め固着されて使用さ
れるナットであり、その中心にはボルトBがねじ込まれ
るねじ孔1Aが形成されている。このかしめナット1の
金属板PLに面する端面1Bには、金属板PLに形成さ
れるボルト挿通孔BHの周囲の筒状突部Cを受入れ可能
な凹部1Cが形成されている。そして、この凹部1Cの
周壁には、前記筒状突部Cをかしめ固定可能な係止部1
Dが形成されている(図3参照)。
【0025】第1実施形態のかしめナット1は、呼び径
M6のボルトBに対応した鋼製のナットであり、例え
ば、その直径は16mm、厚みは8mm、凹部1Cの深
さは2mm程度に設定されている。そして、前記凹部1
Cの直径は、例えば、底部が9mm、開口部が7mm程
度に設定されている。
【0026】 ここで、このかしめナットの製造方法に
おいては、図3に示す第1実施形態のかしめナット1の
製造に当たり、その凹部1Cの周壁の係止部1Dは、図
4に示す半成形品Hのプレス加工により形成する。この
半成形品Hは、前記ねじ孔1Aが開口する端面1Bに凹
部1Cが既に加工されたものであり、その凹部1Cの周
壁に臨む端面1Bの内周側には、ビード状の余肉部1E
が設けられている。
【0027】前記余肉部1Eは、通常、前記端面1Bの
内周に沿って連続したリング状に形成されるが、端面1
Bの内周に沿って断続する不連続のリング状に形成され
ていてもよい。この余肉部1Eの断面形状は、凹部1C
の周壁側への塑性流動を容易にするため、通常、外周が
テーパ状に形成されるが、円弧状に形成されていてもよ
い。そして、この余肉部1Eの断面積は、凹部1Cの周
壁に形成する係止部1Dの断面積に合せて設定される。
【0028】前記半成形品Hのプレス加工において、半
成形品Hはビード状の余肉部1Eを上方に向けて金型M
内に設置され、上方から下降するパンチPによって余肉
部1Eが潰し加工される。そして、この余肉部1Eの潰
し加工により、前記凹部1Cの周壁には、図3に示すよ
うな20〜30°の逆勾配の傾斜を持つ内テーパ状の係
止部1Dが形成される。
【0029】以上のように構成された第1実施形態のか
しめナット1は、図5に示すように、金属板PL上に端
面1Bを当接して設置され、その凹部1C内に向けて金
属板PLの筒状突部Cがバーング加工される。このバ
ング加工により、凹部1C内に嵌入された筒状突部
Cが凹部1Cの周壁の係止部1Dにかしめ固定される。
こうして第1実施形態のかしめナット1は、図2に示す
ように、凹部1Cの周囲の端面1Bの全面が金属板PL
上に当接した状態で金属板PLに固着される。そして、
このかしめナット1は、図1に示すように、金属板PL
側からボルトBがねじ孔1Aにねじ込まれることによ
り、その端面1BとボルトBの頭部との間に前記金属板
PLおよびこれに接合される適宜の板部材を挟持する。
【0030】また、図1に示すように、かしめナット1
にボルトBが締結された状態においては、金属板PLの
筒状突部Cが内周側へ変形するのをボルトBが規制する
ため、かしめナット1に対する筒状突部Cのかしめ固定
状態を確実に保持することができる。
【0031】ここで、第1実施形態のかしめナット1
は、その凹部1Cの開口径を金属板PL側の筒状突部C
の外径寸法に合せて縮径でき、その凹部1Cの周囲の端
面1Bに十分な面積を確保することができる。従って、
従来のクリンチナットやピアスナットに比較して小径化
しても、金属板PLに対する接触面積を十分に確保する
ことができる。その結果、第1実施形態のかしめナット
1は、面積の小さいブラケットやフランジなどの金属板
PLに対しても、小さなピッチ間隔で複数固着すること
ができる。また、金属板PLが軟らかなアルミニウム板
である場合にも、ボルトBの締結によりかしめナット1
が金属板PLに陥没して緩むことがなく、ボルトBとの
締結力を十分に発揮することができる。
【0032】 次に、図6および図7を参照して第2実
施形態に係るかしめナット2を説明する。この第2実施
形態のかしめナット2は、前記第1実施形態のかしめナ
ット1と同様に、予め金属板PLに固着されて使用され
る鋼製のナットであり、その中心には呼び径M6のボル
トBに対応したねじ孔2Aが形成されている。このかし
めナット2の金属板PLに面する端面2Bには、金属板
PLに形成されるボルト挿通孔BHの周囲の筒状突部C
を受入れ可能な凹部2Cが形成されている。そして、こ
のかしめナット2の端面2Bには、ワッシャ部材3が抵
抗溶接などの手段で同芯状に固定されている。
【0033】第2実施形態のかしめナット2は、前記第
1実施形態のかしめナット1と略同様の直径および厚み
に設定されているが、その凹部2Cは、直径9mm程度
のストレートな円形に形成され、凹部2Cの深さは、前
記かしめナット1の凹部1Cの深さよりワッシャ部材3
の厚み相当分だけ浅く設定されている。
【0034】前記ワッシャ部材3は、直径20mm、厚
み1mm程度の鋼製であり、その内径は前記凹部2Cの
径寸法より小さい7mm程度に設定されている。そし
て、図7に示すように、このワッシャ部材3の内周縁3
Aは、前記金属板PLの筒状突部Cをかしめ固定可能な
係止部として凹部2Cの周壁2Dから内側に同芯状に突
出している。
【0035】なお、前記ワッシャ部材3は、金属板PL
の筒状突部Cが嵌入可能な円形穴を有する板部材であれ
ばよく、その外形は円形に限らず四角形や六角形などの
多角形としてもよい。このワッシャ部材3の外形寸法
は、かしめナット1の外形寸法と同等の寸法に設定して
もよい。また、このワッシャ部材3の穴径および厚み
は、金属板PLの厚みに応じ、筒状突部Cをかしめ固定
可能な係止部としての機能を損なわない範囲で適宜に設
定される。
【0036】以上のように構成された第2実施形態のか
しめナット2は、金属板PL上にワッシャ部材3を当接
して設置され、ワッシャ部材3の内周から前記凹部2C
内に向けて金属板PLの筒状突部Cがバーング加工さ
れる。そして、このバーング加工により、凹部2C内
に嵌入された筒状突部Cが凹部2Cの周壁2Dから突出
するワッシャ部材3の内周縁3Aにかしめ固定される。
こうして第2実施形態のかしめナット2は、図6に示す
ように、ワッシャ部材3の全面が金属板PL上に当接し
た状態で金属板PLに固着される。
【0037】このような第2実施形態のかしめナット2
は、前記第1実施形態のかしめナット1と同様に、金属
板PL側からボルト(図示省略)がねじ孔2Aにねじ込
まれることにより、ボルトの頭部とワッシャ部材3との
間に金属板PLおよびこれに接合される適宜の板部材を
挟持する。そして、ボルトが金属板PLの筒状突部C内
に挿入されて筒状突部Cの内周側への変形を規制するた
め、ワッシャ部材3の内周縁に対する筒状突部Cのかし
め固定状態を確実に保持することができる。
【0038】また、第2実施形態に係るかしめナット2
は、ワッシャ部材3の外径を従来のクリンチナットやピ
アスナットの外径より小径化しても、金属板PLに対す
る接触面積を十分に確保することができる。その結果、
第2実施形態に係るかしめナット2は、面積の小さいブ
ラケットやフランジなどの金属板に対しても複数のかし
めナットを小さなピッチ間隔で固着することができる。
また、金属板PLが軟らかなアルミニウム板である場合
にも、ボルトBの締結によりワッシャ部材3が金属板P
Lに陥没してかしめナット2が緩むことがなく、ボルト
との締結力を十分に発揮することができる。
【0039】 続いて、図8を参照して第3実施形態に
係るかしめナットを説明する。この第3実施形態のかし
めナット4は、前記第1実施形態のかしめナット1のね
じ孔1A、端面1B、凹部1Cおよび係止部1Dと同様
に構成されたねじ孔4A、端面4B、凹部4Cおよび係
止部4Dを有する。このかしめナット4には、バーリン
グワッシャ5が付設されている。
【0040】前記バーリングワッシャ5は、かしめナッ
ト4に螺合されるボルトB(図1参照)を挿通可能なボ
ルト挿通孔5Aを有する補剛筒状突部5Bがフランジ部
5Cの中央にバーリング加工される部材である。このバ
ーリングワッシャ5は、前記筒状突部Cがバーリング加
工される前の金属板PLにフランジ部5Cを接合した状
態で、その補剛筒状突部5Bが金属板PLの筒状突部C
と一体的にバーリング加工される。その結果、金属板P
Lの筒状突部Cはかしめナット4の凹部4Cの周壁の係
止部4Dにかしめ固定され、この筒状突部Cの内周面に
バーリングワッシャ5の補剛筒状突部5Bが圧接して筒
状突部Cのかしめ固定状態を保持する。このため、バー
リングワッシャ5の材質は、筒状突部Cのかしめ固定状
態を強固に保持できるように、剛性の高い鋼製とされて
いる。
【0041】前記バーリングワッシャ5のフランジ部5
Cは、円形に限らず四角形や六角形などの多角形として
もよいが、通常、かしめナットの外形寸法と同等の円形
に形成される。なお、このバーリングワッシャ5は、予
め単独で補剛筒状突部5Bをバーリング加工しておいて
もよい。この場合、補剛筒状突部5Bを金属板PLに押
圧してその筒状突部Cをバーリング加工する。
【0042】以上のように構成された第3実施形態のか
しめナット4においては、バーリングワッシャ5の補剛
筒状突部5Bが金属板PLの筒状突部Cの内周面に圧接
して筒状突部Cのかしめ固定状態を保持するため、金属
板PLの筒状突部Cとかしめナット4の係止部4Dとの
結合強度が高く、かしめナット4は金属板PLに対して
一層強固に固着される。従って、第3実施形態に係るか
しめナット4によれば、前記第1実施形態のかしめナッ
ト1と同様の作用効果が得られる他、かしめナット4を
金属板PLに対して一層強固に固着することができ、こ
れをハンマで叩いて位置修正する場合にも不用意に脱落
することがない。
【0043】図9は、図8に示した第3実施形態のかし
めナット4において、凹部4Cの直径を拡大した変形例
を示している。この図9に示す変形例のかしめナット4
においても、前記第1実施形態のかしめナット1と同様
の作用効果が得られる他、かしめナット4を金属板PL
に対して一層強固に固着することができ、これをハンマ
で叩いて位置修正する場合にも不用意に脱落することが
ない。
【0044】 次に、図10を参照して第4実施形態に
係るかしめナットを説明する。この第4実施形態のかし
めナット6は、前記第1実施形態のかしめナット1のね
じ孔1A、端面1B、凹部1Cおよび係止部1Dと同様
に構成されたねじ孔6A、端面6B、凹部6Cおよび係
止部6Dを有する。このかしめナット6には、前記第3
実施形態のかしめナット4におけるバーリングワッシャ
5のボルト挿通孔5A、補剛筒状突部5B、フランジ部
5Cと略同様に構成されたボルト挿通孔7A、補剛筒状
突部7B、フランジ部7Cを有するバーリングワッシャ
7が付設されている。
【0045】前記バーリングワッシャ7は、補剛筒状突
部7Bの先端が金属板PLの筒状突部Cを包持するよう
に外周側へ屈曲されている。そして、この補剛筒状突部
7Bの先端は、金属板PLの筒状突部Cと共にかしめナ
ット6の凹部6Cの周壁の係止部6Dにかしめ固定され
ている。
【0046】以上のように構成された第4実施形態に係
るかしめナット6においては、バーリングワッシャ7の
補剛筒状突部7Bが金属板PLの筒状突部Cの内周面に
圧接して筒状突部Cのかしめ固定状態を保持すると共
に、その補剛筒状突部7Bの先端がかしめナット6の凹
部6Cの周壁の係止部6Dにかしめ固定されるため、か
しめナット6は金属板PLに対してより一層強固に固着
される。従って、第4実施形態に係るかしめナット6に
よれば、前記第1実施形態のかしめナット1と同様の作
用効果が得られる他、かしめナット6を金属板PLに対
してより一層強固に固着することができ、これをハンマ
で叩いて位置修正する場合にも不用意に脱落することが
ない。
【0047】 続いて、図11を参照して第5実施形態
に係るかしめナットを説明する。この第5実施形態のか
しめナット8は、前記第2実施形態のかしめナット2の
ねじ孔2A、端面2Bおよび凹部2Cと同様に構成され
たねじ孔8A、端面8Bおよび凹部8Cを有し、その端
面8Bには前記ワッシャ部材3と同様のワッシャ部材9
が固定されている。そして、このかしめナット8には、
前記第4実施形態のかしめナット6におけるバーリング
ワッシャ7のボルト挿通孔7A、補剛筒状突部7B、フ
ランジ部7Cと略同様に構成されたボルト挿通孔10
A、補剛筒状突部10B、フランジ部10Cを有するバ
ーリングワッシャ10が付設されている。
【0048】前記バーリングワッシャ10は、補剛筒状
突部10Bの先端が金属板PLの筒状突部Cを包持する
ように外周側へ屈曲されている。そして、この補剛筒状
突部10Bの先端は、金属板PLの筒状突部Cと共にか
しめナット8の凹部8Cの周壁から突出するワッシャ部
材9の内周縁9Aにかしめ固定されている。
【0049】以上のように構成された第5実施形態に係
るかしめナット8においては、バーリングワッシャ10
の補剛筒状突部10Bが金属板PLの筒状突部Cの内周
面に圧接して筒状突部Cのかしめ固定状態を保持すると
共に、その補剛筒状突部10Bの先端がかしめナット8
の凹部8Cの周壁から突出するワッシャ部材9の内周縁
9Aにかしめ固定されるため、かしめナット8は金属板
PLに対してより一層強固に固着される。従って、第5
実施形態に係るかしめナット8によれば、前記第2実施
形態のかしめナット2と同様の作用効果が得られる他、
かしめナット8を金属板PLに対してより一層強固に固
着することができ、これをハンマで叩いて位置修正する
場合にも不用意に脱落することがない。
【0050】 次に、図12を参照して第6実施形態に
係るかしめナットを説明する。この第6実施形態のかし
めナット11は、前記第1実施形態のかしめナット1の
ねじ孔1A、端面1B、凹部1Cおよび係止部1Dと略
同様に構成されたねじ孔11A、端面11B、凹部11
Cおよび係止部11Dを有する。このかしめナット11
には、前記第3実施形態のかしめナット4におけるバー
リングワッシャ5のボルト挿通孔5A、補剛筒状突部5
B、フランジ部5Cと略同様に構成されたボルト挿通孔
12A、補剛筒状突部12B、フランジ部12Cを有す
るバーリングワッシャ12が付設されている。
【0051】前記バーリングワッシャ12の筒状突部1
2Bは、金属板PLのボルト挿通孔BHに挿通され、か
しめナット11の凹部11Cに受入れ可能に構成されて
いる。そして、この補剛筒状突部12Bは、かしめナッ
ト11の凹部11Cの周壁の係止部11Dにかしめ固定
可能に構成されている。
【0052】以上のように構成された第6実施形態に係
るかしめナット11においては、金属板PLに形成され
たボルト挿通孔BHを通してバーリングワッシャ12の
補剛筒状突部12Bがかしめナット11の端面11Bに
形成された凹部11Cに嵌入される。そして、この凹部
11Cの周壁の係止部11Dに補剛筒状突部12Bがか
しめ固定される。その結果、かしめナット11は、凹部
11Cの周囲の端面11Bがバーリングワッシャ12の
フランジ部12Cとの間に金属板PLを挟持した状態で
金属板PLに固着される。従って、第6実施形態に係る
かしめナット11によれば、第1実施形態に係るかしめ
ナット1と同様の効果が得られる他、金属板PLに筒状
突部をバーリング加工する必要がなく、金属板PLの加
工が容易となる。また図8、図9に示した第3実施形態
のかしめナット4に比較して、補剛筒状突部12Bのみ
をかしめ固定すればよいため、かしめ固定のバラツキが
減少する。
【0053】なお、第6実施形態に係るかしめナット1
1においては、ボルトB(図1参照)を締結する際の空
転を防止するため、端面11Bにセレーション等を形成
しておくのが好ましい。
【0054】 ここで、前記第1実施形態に係るかしめ
ナット1は、図13および図14に示すように、金属板
PLに小さなピッチ間隔で近接して2個固着することに
より、ボルトとの締結力を更に増大させることができ
。第2実施形態のかしめナット2も同様である。
【0055】 図15は、前記第3実施形態のかしめナ
ット4におけるバーリングワッシャ5に替えてバーリン
グワッシャ板13が付設された本発明に対応する第7実
施形態に係るかしめナット4を示している。ここで、前
記バーリングワッシャ板13は、前記バーリングワッシ
ャ5が面方向に連続した板部材であり、ボルト挿通孔5
Aおよび補剛筒状突部5Bに対応した複数のボルト挿通
孔13Aおよび補剛筒状突部13Bを有する。各補剛筒
状突部13Bは、金属板PLに相互に隣接して複数個形
成された各筒状突部Cの内周面に圧接することで各筒状
突部Cのかしめ固定状態を保持する。そして、このバー
リングワッシャ板13は、金属板PLとの隙間を防止す
るため、各かしめナット4の間において、金属板PLに
トグロック(クリンチング)TLを介してかしめ接合さ
れている。なお、バーリングワッシャ板13と金属板P
Lとは、セルフピアッシングリベットまたは打込みリベ
ットを介してかしめ接合してもよい。
【0056】第7実施形態に係るかしめナット4は、例
えば車両のエンジンフードのフードストライカをボルト
固定するために使用される。このかしめナット4におい
ては、バーリングワッシャ板13の各補剛筒状突部13
Bを金属板PLの各筒状突部Cの内周面に圧接させるこ
とにより、複数個のかしめナット4が相互に隣接して金
属板PLに一層強固に固着される。従って、第7実施形
態に係るかしめナット4によれば、第1実施形態に係る
かしめナット1の効果に加え、複数個のかしめナット4
を相互に隣接して金属板PLに一層強固に固着すること
ができる。
【0057】なお、前記第1〜第7実施形態において
は、呼び径M6のボルトに対応したかしめナット1,
2,4,6,8,11を例示したが、本発明のかしめナ
ットは、呼び径M6以外のボルトにも対応して構成する
ことができる。特に、呼び径M6以上のボルトに対応す
るかしめナットでは、その外形寸法またはワッシャ部材
3の外形寸法を従来のクリンチナットやピアスナットに
比較して大幅に減少できる。
【0058】さらに、第2実施形態および第5実施形態
のかしめナット2,8において、ワッシャ部材3,9の
内周縁3A,9Aにセレーション等の凹凸部を設けるこ
とにより、金属板PLの筒状突部Cをワッシャ部材3に
対して確実に廻り止めすることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、発明に係るかし
めナットにおいては、金属板に形成されるボルト挿通孔
の周囲の筒状突部がかしめナットの端面に形成された凹
部に嵌入され、その凹部の周壁から突出するワッシャ部
材の内周縁に前記筒状突部がかしめ固定されることによ
り、前記ワッシャの端面の全面が金属板に当接した状態
でかしめナットが金属板に固着される。ここで、発明
に係るかしめナットのワッシャ部材は、その外径寸法を
かしめナットの外径寸法まで縮小しても十分な面積を確
保することができる。従って、従来より小径化しても金
属板に対する接触面積を十分に確保することができ、面
積の小さいブラケットやフランジなどの金属板に対して
も複数のかしめナットを小さなピッチ間隔で固着でき
る。また、金属板が軟らかなアルミニウム板である場合
にも、ボルトとの締結力を十分に発揮することができ
る。
【0060】
【0061】
【0062】 発明に係るかしめナットにおいては、
バーリングワッシャ板の各補剛筒状突部を金属板の各筒
状突部の内周面に圧接させることにより、複数個のかし
めナットが相互に隣接して金属板に一層強固に固着され
る。従って、複数個のかしめナットを相互に隣接して金
属板に一層強固に固着することができる。
【0063】 前記バーリングワッシャ板が付設される
発明に係るかしめナットにおいて、前記補剛筒状突部
の先端が金属板の筒状突部を包持するように外周側へ屈
曲される場合には、金属板の筒状突部に加えてバーリン
グワッシャ板の補剛筒状突部の先端がかしめナットの凹
部の周壁に係合するため、金属板に対しかしめナットを
さらに強固に固着することができる。
【0064】
【0065】 このようなかしめナットの製造方法にお
いては、潰し加工されるビード状の余肉部がかしめナッ
トの端面の凹部の周壁に臨む内周側に設けられているた
め、ビード状の余肉部を潰し加工すると、その塑性変形
によって係止部が凹部の周壁から突出して形成される。
従って、このかしめナットの製造方法によれば、発明
に係るかしめナットを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るかしめナットの使用状態を
説明する断面図である。
【図2】第1実施形態に係るかしめナットの金属板に固
着された状態を示す断面図である。
【図3】第1実施形態に係るかしめナットの断面図であ
る。
【図4】第1実施形態に係るかしめナットの係止部の形
成工程を示す断面図である。
【図5】第1実施形態に係るかしめナットに対する金属
板のかしめ付け工程を示す断面図である。
【図6】2実施形態に係るかしめナットの金属板に固
着された状態を示す断面図である。
【図7】第2実施形態に係るかしめナットの断面図であ
る。
【図8】3実施形態に係るかしめナットの金属板に固
着された状態を示す断面図である。
【図9】第3実施形態の変形例に係るかしめナットの金
属板に固着された状態を示す断面図である。
【図10】4実施形態に係るかしめナットの金属板に
固着された状態を示す断面図である。
【図11】5実施形態に係るかしめナットの金属板に
固着された状態を示す断面図である。
【図12】6実施形態に係るかしめナットの金属板に
固着された状態を示す断面図である。
【図13】第1実施形態に係る2個のかしめナットを小
さなピッチ間隔で近接して金属板に固着した使用例を示
す平面図である。
【図14】図13のX−X線に沿う断面図である。
【図15】発明に対応した第7実施形態に係るかしめ
ナットの金属板に固着された状態を示す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−55747(JP,A) 特開 平9−189318(JP,A) 特開 昭53−125556(JP,A) 実開 昭53−153184(JP,U) 特公 昭48−36855(JP,B1) 特公 昭55−40765(JP,B1) 米国特許3282317(US,A) 西独国特許出願公開3509867(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 37/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め金属板に固着されて使用されるナッ
    トであって、前記金属板に形成されるボルト挿通孔の周
    囲の筒状突部を受入れ可能な凹部がこの金属板に対面す
    る端面に形成され、前記凹部の周壁には、前記筒状突部
    をかしめ固定可能な係止部が形成されているとともに、
    前記金属板に相互に隣接して複数個形成された各筒状突
    部に圧接することでこの各筒状突部のかしめ固定状態を
    保持可能な複数の補剛筒状突部を有するバーリングワッ
    シャ板が付設されており、このバーリングワッシャ板
    は、前記金属板にかしめ接合されることを特徴とするか
    しめナット。
  2. 【請求項2】求項に記載されたかしめナットであ
    って、前記補剛筒状突部の先端が前記金属板の筒状突部
    を包持するように外周側へ屈曲されることを特徴とする
    かしめナット。
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