JP4834027B2 - かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造 - Google Patents

かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4834027B2
JP4834027B2 JP2008099382A JP2008099382A JP4834027B2 JP 4834027 B2 JP4834027 B2 JP 4834027B2 JP 2008099382 A JP2008099382 A JP 2008099382A JP 2008099382 A JP2008099382 A JP 2008099382A JP 4834027 B2 JP4834027 B2 JP 4834027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
annular groove
peripheral surface
nut
rising wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008099382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009250352A (ja
Inventor
正明 三浦
宏治 迫田
誠司 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Seki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seki Kogyo Co Ltd filed Critical Seki Kogyo Co Ltd
Priority to JP2008099382A priority Critical patent/JP4834027B2/ja
Publication of JP2009250352A publication Critical patent/JP2009250352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4834027B2 publication Critical patent/JP4834027B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

本発明は、かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造に関する。
自動車のボディパネル等の板状ワークに対するボルトやナットの接合にはプロジェクション溶接が広く採用されている。しかし、このプロジェクション溶接の場合、大容量の受電設備や電気配線、クーリングタワー、給排水設備が必要になる。また、溶接用電極等の消耗品が必要になるとともに、その交換のために熟練者や時間の確保も必要になる。
これに対して、プレスによってボルトやナットをベース板に接合することも知られている。下型上にセットされた板状ワークの上方からナット本体を打込み、ワークの打ち抜きとかしめとを同時に行ってナット本体を金属板に装着する、というものである。
例えば、特許文献1には、かしめナットに関して、ナット本体の座面にねじ孔の周囲を巡る環状溝を形成することが記載されている。このナット本体の環状溝外周面には、ナット軸方向に垂直な断面形状が円弧状である複数の凹部が周方向に間隔をおいて形成されている。ナット本体の環状溝内周面には、環状溝外周面の各円弧状凹部に向かって突出した円弧状凸部が形成されている。このナット本体の環状溝にワークが塑性変形して圧入され、上記円弧状凹部と円弧状凸部とにより、ナット本体の空回りを防止するようになっている。また、環状溝外周面は溝の開口に向かって口径が小さくなるようにテーパが付けられており、このテーパによって、ナット本体の抜け止めが図られている。
また、特許文献2には、かしめナットに関して、環状溝外周面に回り止め用のセレーションを刻設すること、並びに環状溝内側の内筒部を裾拡がりのテーパ形状とすることが記載されている。このテーパ形状の内筒部によってナットの抜け止めが図られている。
特開昭60−252814号公報 特開平11−193808号公報
しかし、特許文献1のかしめナットの場合、3000N・cmを超える回転トルクが加わると、ナットが空回りする。その理由の一つは、環状溝の外周面及び内周面の凹部及び凸部は同じく円弧状に形成されていることにあると考えられる。すなわち、環状溝の溝幅は、凹部・凸部が設けられている部分と、凹部・凸部が設けられていない部分とでは実質的には差がなく、全周にわたって略一定になっている。このため、ナットに大きな回転トルクが加わると、環状溝に圧入されたワークの圧入部の塑性変形を招き易く、ナットがワークに対してずれ動く。ナットに一旦回転ずれを生ずると、ワークに部品を止めることができたとしても、ワークに振動等によって、その部品がガタついて異音を発生する。また、環状溝外周面のテーパだけでは大きな抜け止め力は得られない。
一方、上記特許文献2のかしめナットの場合、セレーションでは大きな回り止め力を期待することができず、また、テーパ形内筒部であれば、比較的大きな抜け止め力が得られるものの、内筒部がテーパ形状になったときにねじ孔の変形を招き易い。
また、上記特許文献1,2のかしめナットはいずれも、ワークに接合するときに、ワークの打ち抜きとかしめとを同時に行なうものであるから、大きなプレス力が必要となり、しかも、ナットによって上記打ち抜きを行なうために該ナットに硬質材を使用する必要があり、コスト高になる。
そこで、本発明は、比較的小さなプレス力でかしめねじ(ナット又はボルト)をワークに接合できるようにすること、そして、大きな回り止め力及び抜け止め力が得られるようにすることを課題とする。
本発明は、このような課題を解決するために、ワークには予めバーリング孔を形成しておき、かしめねじにはかしめ用の筒部を形成するとともに、環状溝の内外周面に特殊な回り止め形状を付与するようにした。
請求項1に係る発明は、周縁に円筒状立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されるかしめナットであって、
ねじ孔を有するナット本体と、
上記ナット本体座面側に上記ねじ孔の周囲を巡るように設けられ、上記ワークのバーリング孔に上記立上り壁側から挿入されて上記立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられるかしめ用筒とを備え、
上記ナット本体の座面側には、上記かしめ用筒の周囲を巡るように設けられ、上記ワークの立上り壁が圧入される環状溝が形成され、
上記ナット本体の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
上記ナット本体の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が、上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成しており、
上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっていることを特徴とする。
本発明によれば、ワークには予めバーリング孔が形成されているから、ワークへのかしめナットの接合にあたっては、ワークをかしめナットによって打ち抜く必要がなく、接合に必要なプレス力が軽減されるとともに、かしめナットの材質も硬質材に限定されない。ワークの立上り壁がかしめナットの環状溝に圧入されると、立上り壁の外周部が塑性変形して環状溝外周面の凹部に入る一方、環状溝内周面の三角山形凸部が立上り壁の内周部に食い込んだ状態になる。この食い込みによって、かしめナットに大きな回り止め力が得られる。環状溝はその溝幅が各凹部の部位で広くなっており、その溝幅が一定でないことも、かしめナットの回転ずれ防止に寄与する。かしめナットのかしめ用筒はワークの立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられ、これにより、かしめナットに大きな抜け止め力が得られる。
環状溝外周面の凹部は、横断面形状(ナット軸方向に垂直な断面形状)を円弧状に形成することができ、或いは三角山形に形成することができ、或いは矩形(台形を含む)に形成することができる。凹部の開口幅は、環状溝外周長の1/30以上1/6以下程度にすることが好ましい。
環状溝内周面の三角山形凸部は、凸部先端のアールが0.3mm以下となるようにすることが好ましい。三角山形凸部の頂角は60度以上135度以下にすることが好ましい。環状溝内周面の横断面形状を多角形に形成し、その各頂部が三角山形凸部を形成するようにしてもよい。
上記環状溝外周面及び内周面の形状に関しては、以下に述べる他の発明も同様である。
請求項2に係る発明は、周縁に円筒状立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されたかしめナットの接合構造であって、
上記かしめナットは、ねじ孔を有するナット本体と、該ナット本体の座面側に設けられた上記ねじ孔の周囲を巡るかしめ部とを備え、
上記ナット本体の座面側には、さらに上記かしめ部の周囲を巡る環状溝が形成され、
上記ナット本体の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
上記ナット本体の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成し、上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっており、
上記立上り壁が上記かしめナットの環状溝に圧入されて、該立上り壁の外周部が塑性変形して上記環状溝外周面の各凹部に入り込み、上記環状溝内周面の三角山形凸部が上記立上り壁の内周部に食い込み、
上記かしめナットのかしめ部が上記ワークの立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられていることを特徴とする。
従って、先に説明したように、環状溝外周面の凹部と環状溝内周面の三角山形凸部とによって、かしめナットに大きな回り止め力が得られ、かしめ部よってかしめナットに大きな抜け止め力が得られる。
請求項3に係る発明は、周縁に円筒状立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されるかしめナットの製造方法であって、
座面側にねじ用下孔の周囲を巡るかしめ用筒が形成されたナット素材を準備し、
上記ナット素材座面側の上記かしめ用筒の周囲への圧印加工により、上記かしめ用筒の周囲を巡る、内周面が多角形状であり外周面が円形である、上記立上り壁が圧入される上部環状溝を形成し、
上記上部環状溝底面への圧印加工により、上記上部環状溝の内周面に連続する多角形状の内周面と、該内周面の多角形に対応する同心の多角形状の外周面とを有し、該外周面の各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成されていて、該内周面の各頂部が上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形凸部に形成され、該外周面の各凹部の部位で溝幅が広くなった、上記立上り壁が圧入される下部環状溝を形成し、
しかる後に、ねじ用下孔にタップを通してねじ立てすることを特徴とする。
この製造方法によれば、2回の圧印加工によって上部環状溝と下部環状溝とを形成するから、トータルで比較的深い環状溝を形成することができ、回り止め力が大きなかしめナットが得られる。この場合、多角形状内周面の各頂部が三角山形凸部を構成することになる。
請求項4に係る発明は、周縁に円筒状の立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されるかしめボルトであって、
ねじ部と、
上記ねじ部の基端に設けられた頭部と、
上記頭部の座面側に上記ねじ部の周囲を巡るように設けられ、上記ワークのバーリング孔に上記立上り壁側から挿入されて上記立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられるかしめ用筒とを備え、
上記頭部の座面側には、さらに上記かしめ用筒の周囲を巡るように設けられ、上記ワークの立上り壁が圧入される環状溝が形成され、
上記頭部の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
上記頭部の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が、上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成しており、
上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、周縁に円筒状の立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されたかしめボルトの接合構造であって、
上記かしめボルトは、ねじ部と、該ねじ部の基端に設けられた頭部と、該頭部の座面側に設けられた上記ねじ部の周囲を巡るかしめ部とを備え、
上記頭部の座面側には、上記かしめ部の周囲を巡る環状溝が形成され、
上記頭部の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
上記頭部の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成し、上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっており、
上記立上り壁が上記かしめボルト環状溝に圧入されて、該立上り壁の外周部が塑性変形して上記環状溝外周面の各凹部に入り込み、上記環状溝内周面の三角山形凸部が上記立上り壁の内周部に食い込み、
上記かしめボルトのかしめ部が上記ワークの立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられていることを特徴とする。
上記かしめボルトの場合も、上述のかしめナットと同様に、環状溝外周面の凹部と環状溝内周面の三角山形凸部とによって、かしめボルトに大きな回り止め力が得られ、かしめ部よってかしめボルトに大きな抜け止め力が得られる。
以上のように、かしめナット及びかしめボルトに係る各発明、並びにかしめナット及びかしめボルトの接合構造に係る各発明によれば、環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が、上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成しており、環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっているから、当該ナット及びボルト各々に大きな回り止め力が得られ、また、ナット及びボルト側のかしめ部をワークのバーリング孔周縁にかしめるようにしたから、当該ナット及びボルト各々に大きな抜け止め力が得られ、しかも、ワークに予めバーリング孔を形成しておくようにしたから、比較的小さなプレス力でかしめナット及びかしめボルトをワークに確実に接合することができる。
また、かしめナットの製造方法に係る発明によれば、2回の圧印加工によって上部環状溝と下部環状溝とを形成するから、トータルで比較的深い環状溝を形成することができ、回り止め力が大きなかしめナットが得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
−かしめナットの構成−
図1に示す鉄製かしめナット1において、2はねじ孔3を有するナット本体である。ナット本体2の座面側には、ねじ孔3の周囲を巡る筒状に形成され且つナット軸方向に突出しているかしめ用筒4が設けられているとともに、このかしめ用筒4の周囲を巡る環状溝5が形成されている。
環状溝5の外周面には、図2及び図3にも示すように、溝深さ方向中間位置に段部6が設けられて、上部(座面側)環状溝の外周面7が円形に形成され、下部(奥側)環状溝の外周面8は六角形(多角形の一例としての六角形である。以下、同じ。)に形成されている。下部環状溝の外周面8の六角形の各頂部には、横断面形状が円弧状の凹部9が形成されている。
一方、環状溝5の内周面11は、下部環状溝の外周面8の六角形に対応する同心の六角形に形成されている。従って、環状溝5の下部は、基本的には六角形になっていて、六角形の各頂部の外周面側に円弧状凹部9が形成されている、ということができる。また、環状溝内周面11の六角形の各頂部が、上記円弧状凹部9に向かって突出した三角山形の凸部12を形成している。図3に示すように、三角山形凸部12の上部は、丸みを有するショルダー部13に形成されている。また、かしめナット1の環状溝5より外側の座面14は、内周縁にいくほど低くなるテーパ面に形成されている。
−かしめナットのワークへの接合方法−
図4は上記かしめナット1を鉄製の板状ワーク15にプレスによって接合する様子を示す。ワーク15には、予めバーリング加工が行なわれて、周縁に円筒状の立上り壁16を有するバーリング孔17が形成されている。バーリング孔17はかしめナット1のかしめ用筒4が嵌まる大きさに形成されている。図4において、18はワーク受台、19はワーク受台18に昇降自在に設けられたかしめ用型である。
かしめ用型19は、ワーク受台18の昇降孔20に挿入されワーク15のバーリング孔17が嵌まる円柱状基部19aと、基部19aの上面中央より上方へ突出した円柱状下部ガイド19bと、下部ガイド19bの上面中央より上方へ突出した円柱状上部ガイド19cとを備え、下部ガイド19bの下端に続く基部19aの肩部が、周辺にいくに従って漸次低くなったコーン状のかしめ用傾斜面19dに形成されている。基部19aと基台21との間にスプリング22が設けられ、このスプリング22により、かしめ用型19はワーク受台18から上方へ突出するように付勢されている。下部ガイド19bはかしめナット1のかしめ用筒4に嵌まる。上部ガイド19cは先端が半球状に形成されていて、かしめナット1のねじ孔3に嵌まる。
以下、接合方法を説明する。ワーク15をその立上り壁16が上向きになるようにワーク受台18に載せ、そのバーリング孔17をかしめ用型19の基部19aに嵌めた状態にする。次いで図5に示すように、かしめナット1をワーク15に被せて、かしめ用筒4をバーリング孔17に嵌め入れ、かしめ用型19のコーン状のかしめ用傾斜面19dに支持させる。なお、図5は、かしめナット1がかしめ用型19と共に加圧ラム23によって押し下げられ、かしめナット1の三角山形凸部12の上部のショルダー部13がワーク15の立上り壁16に当たった状態を示している。
上記加圧ラム23を下降させていくと、かしめナット1が下降するとともに、ワーク15の立上り壁16が三角山形凸部12の上部ショルダー部13に案内されて外側に変形しながら、かしめナット1の環状溝5に入っていき、かしめ用型19のかしめ用傾斜面19dの下端がワーク受台18の上面と同じ高さになるまで、スプリング22が圧縮される。このとき、かしめ用型19は基台21に接触する。
上記加圧ラム23の更なる下降により、ワーク15の立上り壁16は塑性変形しながらかしめナット1の環状溝5の奥まで圧入される。一方、かしめナット1のかしめ用筒4は、かしめ用傾斜面19dに案内されて先端部が外側へ拡がっていき、ワーク受台18の上面とワーク15との隙間に入って、該ワーク15の立上り壁16とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられる。
図7及び図8はかしめナット1がワーク15に接合された状態を示す。すなわち、ワーク15の立上り壁16は、その外周部が塑性変形してかしめナット1の下部環状溝外周面8の各円弧状凹部9に圧入され、かしめナット1の環状溝内周面11の三角山形凸部12は立上り壁16の内周部に食い込んでいる。また、かしめナット1のかしめ用筒4は、先端が外側へ広がるように塑性変形して、ワーク15の立上り壁16とは反対側のバーリング孔周面にかしめられている。
従って、このようなかしめナット1の接合構造であれば、かしめナット1に大きな回転トルクが作用しても、ワーク15の立上り壁16の内周部に食い込んでいる三角山形凸部12が強い抵抗力を示し、かしめナット1の回転ずれが防止される。さらに、図8に示すように、環状溝5はその溝幅が円弧状凹部9の部位で広くなっており、その溝幅が一定でないことも、かしめナット1の回転ずれ防止に寄与する。また、かしめナット1のかしめ用筒4がワーク15のバーリング孔周面にかしめられていることから、かしめナット1に大きな抜け止め力が得られる。ねじの呼び寸法M6のかしめナットを板厚1.0mmのワークに接合したとき、回転トルク400N・mで破損せず、ナット軸方向に5600Nの力を加えてもかしめナットはワークから剥落しなかった。
−かしめナットの製造方法−
図9に示すナット素材31を準備する。このナット素材31は、ねじ用下孔32を有するナット素材本体33の座面側に、ねじ用下孔32の周囲を巡る筒状に形成され且つナット軸方向に突出しているかしめ用筒4が設けられているものであり、旋盤加工によって形成することができる。
上記ナット素材31の座面側のかしめ用筒4の周囲に図10に示す第1コイニングパンチ35によって圧印加工を行なう。このパンチ35は、六角形の筒孔を有する筒状に形成されていて、その圧印部には、かしめナット1の上部環状溝を形成するための、筒孔周囲を巡るように形成された環状凸部36と、かしめナット1のテーパ座面14を形成するための、環状凸部36の周囲を巡るように設けられたテーパ凸部37とが設けられている。環状凸部36の内周面36aは、かしめナット1の上部環状溝の六角形内周面11を形成すべく、上記六角形筒孔に連続する六角形に形成されている。環状凸部36の外周面36bは上部環状溝の円形外周面7を形成すべく円形に形成されている。この圧印加工により、図11に示す、かしめ用筒4、円形外周面7及び六角形内周面11を有する上部環状溝、並びにテーパ座面14を有する第1加工品38が得られる。
次に、上記第1加工品38の上部環状溝に図12に示すテーパ金型39を押し込むことにより、各三角山形凸部12の上部を、丸みを有するショルダー部13に加工する。テーパ金型39は、かしめ用筒4に嵌まる嵌合孔41を有し、嵌合孔41の開口部周縁に上記上部嵌合溝に嵌まる環状凸部42が形成されており、環状凸部42の内周面が先端に行くに従って径が漸次拡大したテーパ成形面43に形成されている。このテーパ成形面43によって上記三角山形凸部12の上部が加工されて、図13に示すようにショルダー部13が形成された第2加工品44が得られる。
次いで上記第2加工品44の上部環状溝の底面に図14に示す第2コイニングパンチ45によって圧印加工を行なう。このパンチ45は、六角形の筒孔を有する筒状に形成されていて、その圧印部には、かしめナット1の下部環状溝を形成するための環状凸部46が形成されている。この環状凸部46の内周面46aは、かしめナット1の下部環状溝の六角形内周面11を形成すべく、上記六角形筒孔に連続する六角形に形成されている。環状凸部46の外周面46bは、下部環状溝の六角形の各頂部に円弧状凹部9を有する外周面8を形成すべく、各頂部に横断面円弧状の凸部47を有するに六角形に形成されている。この圧印加工により、上記上部環状溝に続く下部環状溝が形成される。
次いで得られた加工品のねじ用下孔にタップを通してねじ立てすることにより、ねじ孔3が形成されて図1に示すかしめナット1が得られる。
<実施形態2>
図15に本実施形態に係る鉄製かしめボルト51を示す。このかしめボルト51は、ねじ部52と、該ねじ部52の基端に設けられた頭部53と、該頭部53の座面側にねじ部52の周囲を巡るように設けられたかしめ用筒54とを備えている。頭部53の座面側には、かしめ用筒54の周囲を巡る環状溝55が形成されている。かしめ用筒54の筒孔内周面は、先端開口部に行くに従って孔径が漸次拡大するようにテーパ面54aに形成されている。
頭部53の環状溝外周面には、実施形態1のかしめナット1と同じく、溝深さ方向中間位置に段部56が設けられて、図16に示すように、上部(座面側)環状溝の外周面57が円形に形成され、下部(奥側)環状溝の外周面58は六角形に形成されている。下部環状溝の外周面58の六角形の各頂部には、ボルト軸方向に垂直な断面形状が円弧状の凹部59が形成されている。
一方、環状溝55の内周面61は、下部環状溝の外周面58の六角形に対応する同心の六角形に形成されている。従って、環状溝55の下部は、基本的には六角形になっていて、六角形の各頂部の外周面側に円弧状凹部59が形成されている、ということができる。また、環状溝内周面61の六角形の各頂部が、上記円弧状凹部59に向かって突出した三角山形の凸部62を形成している。図15に示すように、三角山形凸部62の上部は、丸みを有するショルダー部63に形成されている。また、かしめボルト51の環状溝55より外側の座面64は、内周縁にいくほど低くなるテーパ面に形成されている。
図17は上記かしめボルト51を鉄製の板状ワーク15にプレスによって接合する様子を示す。ワーク15には、予めバーリング加工が行なわれて、周縁に円筒状の立上り壁16を有するバーリング孔17が形成されている。図17において、65はかしめ用型、23は加圧ラムである。かしめ用型65は、ワーク15を載せるワーク受け面66と、かしめボルト51のねじ部52を受け入れるねじ受け孔67とを有する。ねじ受け孔67の開口部周縁にはかしめ用テーパ面68が形成されている。かしめ用テーパ面68は、ねじ受け孔67の開口部周縁がワーク受け面66よりも高くなっていて、その高さが周辺に行くに従って漸次低くなってワーク受け面66に続いている。
以下、接合方法を説明する。ワーク15を、そのバーリング孔17の中心がねじ受け孔67の中心に一致するように、かしめ用型65のワーク受け面66に載せる。ワーク15の上にかしめボルト51を被せ、ねじ部52をねじ受け孔67に入れて、かしめボルト51の三角山形凸部62の上部のショルダー部63をワーク15の立上り壁16に支持させた状態にする。この状態から、加圧ラム23を下降させて立上り壁16をかしめボルト51の環状溝55に圧入していき、下降の後半において加圧力を増大させる。これにより、立上り壁16は塑性変形しながらかしめボルト51の環状溝55の奥まで圧入される。一方、かしめボルト51のかしめ用筒54は、かしめ用テーパ面68に案内されて先端部が拡がっていき、ワーク受け面66に押し付けられる。
図18及び図19はかしめボルト51がワーク15に接合された状態を示す。すなわち、ワーク15の立上り壁16は、その外周部が塑性変形してかしめボルト51の下部環状溝外周面58の各円弧状凹部59に圧入され、かしめボルト51の環状溝内周面61の三角山形凸部62は立上り壁16の内周部に食い込んでいる。また、かしめボルト51のかしめ用筒(かしめ部)54は、先端が外側へ広がるように塑性変形して、ワーク15の立上り壁16とは反対側のバーリング孔周面にかしめられている。
従って、このようなかしめボルト51の接合構造であれば、実施形態1の場合と同じく、かしめボルト51に大きな回転トルクが作用しても、ワーク15の立上り壁16の内周部に食い込んでいる三角山形凸部62が強い抵抗力を示し、かしめボルト51の回転ずれが防止される。さらに、環状溝55はその溝幅が円弧状凹部9の部位で広くなっており、その溝幅が一定でないことも、かしめナット1の回転ずれ防止に寄与する。また、かしめボルト51のかしめ用筒54がワーク15のバーリング孔周面にかしめられていることから、かしめボルト51に大きな抜け止め力が得られる。
なお、上記実施形態1,2は鉄製のかしめねじ(ナット又はボルト)を鉄製ワークに接合するケースであるが、アルミニウム又はアルミニウム合金製のかしめねじを鉄製ワークに接合する、或いは鉄製のかしめねじをアルミニウム又はアルミニウム合金製のワークに接合する、或いはアルミニウム又はアルミニウム合金製のかしめねじをアルミニウム又はアルミニウム合金製のワークに接合することもできる。
また、環状溝の形状に関し、上記実施形態1〜3では六角形にしたが、三角形、四角形、その他の多角形にしてもよい。
本発明の実施形態1に係るかしめナットの斜視図である。 同かしめナットの平面図である。 図2のA−A線での断面図である。 同かしめナット、ワーク、ワーク受台及びかしめ用型を示す断面図(図2のA−A線に対応する断面図)である。 同かしめナットをワークに接合する態様を示す断面図(図2のA−A線に対応する断面図)である。 同かしめナットの環状溝にワークの立上り壁が圧入されていく状態を示す断面図(図2のA−A線に対応する断面図)である。 同かしめナットがワークに接合された状態を示す断面図(図2のA−A線に対応する断面図)である。 図7のB−B線での断面図である。 かしめナット素材の斜視図である。 第1コイニングパンチの斜視図である。 第1加工品の斜視図である。 テーパ金型の断面図である。 第2加工品の斜視図である。 第2コイニングパンチの斜視図である。 本発明の実施形態2に係るかしめボルトの断面図(図16のC−C線での断面図)である。 同かしめボルトの平面図である。 同かしめボルトをワークに接合する態様を示す断面図である。 同かしめボルトがワークに接合された状態を示す断面図(図16のC−C線に対応する断面図)である。 図18のD−D線での断面図である。
1 かしめナット
2 ナット本体
3 ねじ孔
4 かしめ用筒
5 環状溝
7 上部環状溝外周面
8 下部環状溝外周面
9 円弧状凹部
11 環状溝内周面
12 三角山形凸部
15 ワーク
16 立上り壁
17 バーリング孔
31 ナット素材
51 かしめボルト
52 ねじ部
53 頭部
54 かしめ用筒
55 環状溝
57 上部環状溝外周面
58 下部環状溝外周面
59 円弧状凹部
61 環状溝内周面
62 三角山形凸部

Claims (5)

  1. 周縁に円筒状立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されるかしめナットであって、
    ねじ孔を有するナット本体と、
    上記ナット本体座面側に上記ねじ孔の周囲を巡るように設けられ、上記ワークのバーリング孔に上記立上り壁側から挿入されて上記立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられるかしめ用筒とを備え、
    上記ナット本体の座面側には、上記かしめ用筒の周囲を巡るように設けられ、上記ワークの立上り壁が圧入される環状溝が形成され、
    上記ナット本体の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
    上記ナット本体の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が、上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成しており、
    上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっていることを特徴とするかしめナット。
  2. 周縁に円筒状立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されたかしめナットの接合構造であって、
    上記かしめナットは、ねじ孔を有するナット本体と、該ナット本体の座面側に設けられた上記ねじ孔の周囲を巡るかしめ部とを備え、
    上記ナット本体の座面側には、さらに上記かしめ部の周囲を巡る環状溝が形成され、
    上記ナット本体の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
    上記ナット本体の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成し、上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっており、
    上記立上り壁が上記かしめナットの環状溝に圧入されて、該立上り壁の外周部が塑性変形して上記環状溝外周面の各凹部に入り込み、上記環状溝内周面の三角山形凸部が上記立上り壁の内周部に食い込み、
    上記かしめナットのかしめ部が上記ワークの立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられていることを特徴とするかしめナットの接合構造。
  3. 周縁に円筒状立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されるかしめナットの製造方法であって、
    座面側にねじ用下孔の周囲を巡るかしめ用筒が形成されたナット素材を準備し、
    上記ナット素材座面側の上記かしめ用筒の周囲への圧印加工により、上記かしめ用筒の周囲を巡る、内周面が多角形状であり外周面が円形である、上記立上り壁が圧入される上部環状溝を形成し、
    上記上部環状溝底面への圧印加工により、上記上部環状溝の内周面に連続する多角形状の内周面と、該内周面の多角形に対応する同心の多角形状の外周面とを有し、該外周面の各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成されていて、該内周面の各頂部が上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形凸部に形成され、該外周面の各凹部の部位で溝幅が広くなった、上記立上り壁が圧入される下部環状溝を形成し、
    しかる後に、ねじ用下孔にタップを通してねじ立てすることを特徴とするかしめナットの製造方法。
  4. 周縁に円筒状の立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されるかしめボルトであって、
    ねじ部と、
    上記ねじ部の基端に設けられた頭部と、
    上記頭部の座面側に上記ねじ部の周囲を巡るように設けられ、上記ワークのバーリング孔に上記立上り壁側から挿入されて上記立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられるかしめ用筒とを備え、
    上記頭部の座面側には、さらに上記かしめ用筒の周囲を巡るように設けられ、上記ワークの立上り壁が圧入される環状溝が形成され、
    上記頭部の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に上記立上り壁の外周部が塑性変形して入る横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
    上記頭部の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が、上記立上り壁の内周部に食い込んだ状態になるように上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成しており、
    上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっていることを特徴とするかしめボルト。
  5. 周縁に円筒状の立上り壁が形成されたバーリング孔を有するワークに接合されたかしめボルトの接合構造であって、
    上記かしめボルトは、ねじ部と、該ねじ部の基端に設けられた頭部と、該頭部の座面側に設けられた上記ねじ部の周囲を巡るかしめ部とを備え、
    上記頭部の座面側には、上記かしめ部の周囲を巡る環状溝が形成され、
    上記頭部の環状溝外周面は多角形に形成されていて、その各頂部に横断面形状が円弧、三角山形、或いは矩形の凹部が形成され、
    上記頭部の環状溝内周面は上記外周面の多角形に対応する同心の多角形に形成されていて、該多角形の各頂部が上記外周面の各凹部に向かって突出した三角山形の凸部を形成し、上記環状溝の溝幅が上記外周面の各凹部の部位で広くなっており、
    上記立上り壁が上記かしめボルト環状溝に圧入されて、該立上り壁の外周部が塑性変形して上記環状溝外周面の各凹部に入り込み、上記環状溝内周面の三角山形凸部が上記立上り壁の内周部に食い込み、
    上記かしめボルトのかしめ部が上記ワークの立上り壁とは反対側のバーリング孔周縁にかしめられていることを特徴とするかしめボルトの接合構造。
JP2008099382A 2008-04-07 2008-04-07 かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造 Active JP4834027B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099382A JP4834027B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008099382A JP4834027B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009250352A JP2009250352A (ja) 2009-10-29
JP4834027B2 true JP4834027B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=41311262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008099382A Active JP4834027B2 (ja) 2008-04-07 2008-04-07 かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4834027B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011009012A1 (de) * 2011-01-20 2012-07-26 Profil Verbindungstechnik Gmbh & Co. Kg Funktionselement in Form eines Einpresselements
JP6850847B2 (ja) * 2019-09-19 2021-03-31 プレス工業株式会社 カシメナットの取付工法及びカシメ工具

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125556A (en) * 1977-04-07 1978-11-01 Ito Kunitoshi Method of fixing nut to board
US4708556A (en) * 1985-05-14 1987-11-24 Russell, Burdsall & Ward Corporation Fastener attached to sheet metal
JPH0829392B2 (ja) * 1993-12-17 1996-03-27 有限会社新城製作所 ピアスナットの製造装置
JP3738482B2 (ja) * 1996-04-25 2006-01-25 アイシン精機株式会社 板と軸との連結構造
JP3491279B2 (ja) * 2000-04-18 2004-01-26 本田技研工業株式会社 かしめナットおよびその製造方法
JP2001304225A (ja) * 2000-04-18 2001-10-31 Honda Motor Co Ltd ピアスナット
JP2004144166A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Ken Matsuura Lacing Service:Kk ボルトと、その締付け工具およびボルトと締付け工具とからなる締付け装置
JP2005201409A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Shinjo Mfg Co Ltd ピアスナット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009250352A (ja) 2009-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9175715B2 (en) Functional element having features providing security against rotation and also a component assembly consisting of the functional element and a sheet metal part
US8141229B2 (en) Element attachable by riveting to a sheet metal part and also a component assembly and a method for the production of the component assembly
JP4052669B2 (ja) ファスナー要素の挿入方法、ボルト要素、かしめ用ダイおよび部品組立体
US6543979B2 (en) Clinch nut assembly and method of producing clinch nut
US8221040B2 (en) Component assembly consisting of a fastener element and a sheet metal part and also a method for manufacturing such a component assembly
JP3781057B2 (ja) リベッティング可能な要素、組立体、組立方法及びリベッティングダイ
JP5143678B2 (ja) かしめねじ及びかしめねじ接合構造
JP6123082B2 (ja) 高強度鋼板用ピアスナット
JP4834027B2 (ja) かしめねじ、かしめねじの製造方法及びかしめねじの接合構造
JP2005226788A (ja) ピアスナット
JP2005201409A (ja) ピアスナット
JP3228701U (ja) かしめナット
JPH05202917A (ja) ピアスナット
JP2009281540A (ja) ブラインドタイプの固着具を被締結部材に締結する方法
US9816650B2 (en) Pipe joint
US20100092265A1 (en) Sheet metal structure, and method of making a sheet metal structure
WO2021255912A1 (ja) ボルトのかしめ固定構造、かしめボルトのかしめ固定方法及びかしめダイス
JP4560065B2 (ja) スペーサ
JP7224955B2 (ja) ピアスナット
JP7277044B2 (ja) 閉じた断面形状を持つ相手部材の内面へのピアスナットの固定構造及び固定方法
JP6824352B1 (ja) カシメナット
JP4824120B2 (ja) スペーサ
JP5148074B2 (ja) リベット締めによってシートメタル部に取り付け可能な部材と部品アッセンブリ並びにその部品アッセンブリの製造方法
JP2014126054A (ja) 圧入ナット構造およびナット固定方法
JP5212098B2 (ja) フランジ継手

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4834027

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250