JP3489308B2 - インサートワークの外形補正装置 - Google Patents
インサートワークの外形補正装置Info
- Publication number
- JP3489308B2 JP3489308B2 JP33598895A JP33598895A JP3489308B2 JP 3489308 B2 JP3489308 B2 JP 3489308B2 JP 33598895 A JP33598895 A JP 33598895A JP 33598895 A JP33598895 A JP 33598895A JP 3489308 B2 JP3489308 B2 JP 3489308B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert work
- work
- insert
- outer shape
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直方向及び水平
方向に弾性変形し易い突部を有するインサートワークを
金型に供給する前に自動的に形状を正常に補正するよう
にした金型に供給するインサートワークの外形補正装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、インサートワークを金型へ供給す
る場合、図8、図9の如く多数のインサートワークを載
置したパレットを段積みし、下方のパレットを順次引き
出し、ロボットで1個宛金型への搬送コンベアに移し変
えて行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記段積み装
置は非常に高価なものである。また、ロボットによる位
置決めでは万が一変形してしまったワークは補正でき
ず、変形した状態で金型内に載置すると金型装置を破損
させてしまうものであった。こゝで、ロボットのワーク
把持部に補正のための装置を取り付けることも考えられ
るが、高価なものとなってしまうばかりでなく、把持部
の重量が増し位置決め精度も悪くなってしまうという問
題点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、弾性変形し易い垂直突片と水平
突片を有する薄板状のインサートワークの外形を補正す
る外形補正装置であって、前記インサートワークの垂直
突片を両側より挟持し垂直状に補正するプレートと、挟
持されたインサートワークの水平突片を下方より押圧し
水平状に補正する治具とを有することを特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。1はインサートワークで、下方に
垂直突片1aと水平突片1bとを有する薄板で並設され
た複数のコンベア2の上に連接載置され、各インサート
ワーク1は前のインサートワーク1の水平分割部の間に
後のインサートワーク1の垂直突片が挿入された状態で
半重合されている。3は最前部のインサートワーク1が
先端に位置した時、次のインサートワークをストップす
るストッパー装置である。コンベア2の前方にはコンベ
ア2に対向して複数の把持部5が配設され、反対位置に
も複数の把持部6が配設され180度回転し得るように
なっており、夫々シリンダーで前後動するようになって
いる。コンベア2と反対側の把持部6側には把持部6に
沿って直線摺動装置8が配設され、上面にはボールネジ
機構などにより移動する移動台9が配置されている。そ
の移動台9には把持部4が回転自在に取り付けられてい
る。一方、前記直線摺動装置8の一端部にはその直線摺
動装置8と直交する状態で、第2の直線摺動装置10が
固定されている。そして、その第2の直線摺動装置10
にも移動台11が配置されている。その移動台11には
2個の把持部12,13(図示例では、後述する外形補
正装置14,15の下方に位置しているため描かれてな
い)が取り付けられている。また、その把持部12,1
3の下方には変形したワークを補正する外形補正装置1
4,15(本例では、エアシリンダのシリンダロッドの
突出動作が外形補正装置となっている)が配置されてい
る。 【0006】次に作用について説明する。コンベア2上
のインサートワーク1が先端に来ると同期して分離用ス
トッパーが時計方向に回動しインサートワーク1の前端
に当接し、この間に先端のインサートワーク1をチャッ
クで引き出す(図4乃至図7参照)。次いで、全体が1
80度回転しインサートワーク1を把持したチャックは
直接摺動装置8に対向位置する。次いでシリンダーが把
持部5,6を前進させる。把持部4により1個ごと分離
把持されたワークは直線摺動装置8の移動台9の移動に
より第2の直線摺動装置10へと搬送される。こゝで、
前記把持部4は回転をしてインサートワークを外形補正
装置15に載置する。次いで、移動台9は復帰し、次の
インサートワークを再び搬送し外形補正装置14へと載
置する。なお、移動台11は移動台9が復帰している過
程で移動している。2個の外形補正装置14,15への
載置が完了するとアクチュエータ20,21が作動して
プレート15a,15bを前進させインサートワーク1
の垂直突片1aを挾着し垂直に補正する。プレート15
aの分割突片15a′はインサートワーク1の水平突片
1bの間に入り横方向の位置矯正する。この挾着状態で
アクチュエータ22が作動し、治具15cが上昇して水
平突片1bを上方に押し上げ水平状に補正する。このよ
うにして水平垂直方向の形状が補正終了すると移動台1
1が移動を開始し、図中右方向へとインサートワークを
搬送し金型に供給する。 【0007】 【発明の効果】本発明によると、弾性変形し易い垂直突
片と水平突片を有する薄板状のインサートワークの外形
を補正する外形補正装置であって、前記インサートワー
クの垂直突片を両側より挟持し垂直状に補正するプレー
トと、挟持されたインサートワークの水平突片を下方よ
り押圧し水平状に補正する治具とを有するので、弾性変
形し易い垂直突片及び水平突片を有する薄板状のインサ
ートワークを金型への直線摺動装置に移し変える時、自
動的に形状を補正できるので、金型内で正確に位置決め
できる。
方向に弾性変形し易い突部を有するインサートワークを
金型に供給する前に自動的に形状を正常に補正するよう
にした金型に供給するインサートワークの外形補正装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、インサートワークを金型へ供給す
る場合、図8、図9の如く多数のインサートワークを載
置したパレットを段積みし、下方のパレットを順次引き
出し、ロボットで1個宛金型への搬送コンベアに移し変
えて行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記段積み装
置は非常に高価なものである。また、ロボットによる位
置決めでは万が一変形してしまったワークは補正でき
ず、変形した状態で金型内に載置すると金型装置を破損
させてしまうものであった。こゝで、ロボットのワーク
把持部に補正のための装置を取り付けることも考えられ
るが、高価なものとなってしまうばかりでなく、把持部
の重量が増し位置決め精度も悪くなってしまうという問
題点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、弾性変形し易い垂直突片と水平
突片を有する薄板状のインサートワークの外形を補正す
る外形補正装置であって、前記インサートワークの垂直
突片を両側より挟持し垂直状に補正するプレートと、挟
持されたインサートワークの水平突片を下方より押圧し
水平状に補正する治具とを有することを特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。1はインサートワークで、下方に
垂直突片1aと水平突片1bとを有する薄板で並設され
た複数のコンベア2の上に連接載置され、各インサート
ワーク1は前のインサートワーク1の水平分割部の間に
後のインサートワーク1の垂直突片が挿入された状態で
半重合されている。3は最前部のインサートワーク1が
先端に位置した時、次のインサートワークをストップす
るストッパー装置である。コンベア2の前方にはコンベ
ア2に対向して複数の把持部5が配設され、反対位置に
も複数の把持部6が配設され180度回転し得るように
なっており、夫々シリンダーで前後動するようになって
いる。コンベア2と反対側の把持部6側には把持部6に
沿って直線摺動装置8が配設され、上面にはボールネジ
機構などにより移動する移動台9が配置されている。そ
の移動台9には把持部4が回転自在に取り付けられてい
る。一方、前記直線摺動装置8の一端部にはその直線摺
動装置8と直交する状態で、第2の直線摺動装置10が
固定されている。そして、その第2の直線摺動装置10
にも移動台11が配置されている。その移動台11には
2個の把持部12,13(図示例では、後述する外形補
正装置14,15の下方に位置しているため描かれてな
い)が取り付けられている。また、その把持部12,1
3の下方には変形したワークを補正する外形補正装置1
4,15(本例では、エアシリンダのシリンダロッドの
突出動作が外形補正装置となっている)が配置されてい
る。 【0006】次に作用について説明する。コンベア2上
のインサートワーク1が先端に来ると同期して分離用ス
トッパーが時計方向に回動しインサートワーク1の前端
に当接し、この間に先端のインサートワーク1をチャッ
クで引き出す(図4乃至図7参照)。次いで、全体が1
80度回転しインサートワーク1を把持したチャックは
直接摺動装置8に対向位置する。次いでシリンダーが把
持部5,6を前進させる。把持部4により1個ごと分離
把持されたワークは直線摺動装置8の移動台9の移動に
より第2の直線摺動装置10へと搬送される。こゝで、
前記把持部4は回転をしてインサートワークを外形補正
装置15に載置する。次いで、移動台9は復帰し、次の
インサートワークを再び搬送し外形補正装置14へと載
置する。なお、移動台11は移動台9が復帰している過
程で移動している。2個の外形補正装置14,15への
載置が完了するとアクチュエータ20,21が作動して
プレート15a,15bを前進させインサートワーク1
の垂直突片1aを挾着し垂直に補正する。プレート15
aの分割突片15a′はインサートワーク1の水平突片
1bの間に入り横方向の位置矯正する。この挾着状態で
アクチュエータ22が作動し、治具15cが上昇して水
平突片1bを上方に押し上げ水平状に補正する。このよ
うにして水平垂直方向の形状が補正終了すると移動台1
1が移動を開始し、図中右方向へとインサートワークを
搬送し金型に供給する。 【0007】 【発明の効果】本発明によると、弾性変形し易い垂直突
片と水平突片を有する薄板状のインサートワークの外形
を補正する外形補正装置であって、前記インサートワー
クの垂直突片を両側より挟持し垂直状に補正するプレー
トと、挟持されたインサートワークの水平突片を下方よ
り押圧し水平状に補正する治具とを有するので、弾性変
形し易い垂直突片及び水平突片を有する薄板状のインサ
ートワークを金型への直線摺動装置に移し変える時、自
動的に形状を補正できるので、金型内で正確に位置決め
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例全体の平面図である。
【図2】図1の補正装置平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図5】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図6】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図7】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図8】従来装置の正面図である。 【図9】図8の右側面図である。 【符号の説明】 1 インサートワーク 1a 垂直突片 1b 水平突片 2 コンベア 3 ストッパー装置 4 把持部 5,6 把持部 8 直線摺動装置 9 移動台 10 直線摺動装置 11 移動台 12,13 把持部 14,15 外形補正装置 15a,15b プレート 15c 治具 20,21,22 アクチュエータ
作動を順次説明する作動説明図である。 【図5】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図6】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図7】コンベア上のインサートワークを引き出す時の
作動を順次説明する作動説明図である。 【図8】従来装置の正面図である。 【図9】図8の右側面図である。 【符号の説明】 1 インサートワーク 1a 垂直突片 1b 水平突片 2 コンベア 3 ストッパー装置 4 把持部 5,6 把持部 8 直線摺動装置 9 移動台 10 直線摺動装置 11 移動台 12,13 把持部 14,15 外形補正装置 15a,15b プレート 15c 治具 20,21,22 アクチュエータ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 弾性変形し易い垂直突片と水平突片を有
する薄板状のインサートワークの外形を補正する外形補
正装置であって、前記インサートワークの垂直突片を両
側より挟持し垂直状に補正するプレートと、挟持された
インサートワークの水平突片を下方より押圧し水平状に
補正する治具とを有するインサートワークの外形補正装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33598895A JP3489308B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | インサートワークの外形補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33598895A JP3489308B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | インサートワークの外形補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09155532A JPH09155532A (ja) | 1997-06-17 |
JP3489308B2 true JP3489308B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=18294543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33598895A Expired - Fee Related JP3489308B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | インサートワークの外形補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3489308B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33598895A patent/JP3489308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09155532A (ja) | 1997-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4587845B2 (ja) | 組立生産装置 | |
US20110024051A1 (en) | Automated lamination stacking system for a transformer core former | |
KR20110090288A (ko) | 로봇을 이용한 인쇄회로기판 내지 필름 이송 및 타발 시스템 및 그 방법 | |
JP3489308B2 (ja) | インサートワークの外形補正装置 | |
JPH0653298B2 (ja) | プレス列の絞り段へのブランクの供給装置 | |
CN110740608B (zh) | 一种小型电池包pcb板自动安装设备 | |
US20040007140A1 (en) | Manufacturing cell and a transfer and manipulating apparatus for work pieces | |
JP3219748U (ja) | 部品把持装置 | |
CN113320976B (zh) | 夹具、移运装置及应用该夹具的生产方法 | |
JP2537392B2 (ja) | ワ―ク移載ロボットの制御方法 | |
JP3325667B2 (ja) | 搬送物に対する作業装置 | |
CN214221722U (zh) | 附料贴装机 | |
US4599122A (en) | Method of taping separation films for photoengraving and apparatus therefor | |
JPH06179023A (ja) | 板材供給機構 | |
CN114453496A (zh) | 一种电动剃须刀刀片的冲压成型设备 | |
EP1369006A1 (en) | Component placement machine | |
JPH04343626A (ja) | ナット供給装置 | |
JP3782125B2 (ja) | 板材加工装置 | |
CN212402649U (zh) | 一种胶铁插片机的抓取放片机构 | |
CN220560876U (zh) | 一种气压壶装配自动流水线 | |
CN216836068U (zh) | Pcba板定位组装装置 | |
JP2764144B2 (ja) | 被加工物の搬送装置 | |
JPH03247798A (ja) | 鍍金装置における鍍金枠のワーク着脱装置 | |
JP3399504B2 (ja) | 部品貼付装置 | |
JPH04262896A (ja) | リード板自動溶接装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |