JP3488517B2 - コネクティングシェルの噛み合わせ構造 - Google Patents

コネクティングシェルの噛み合わせ構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のクラッチ
ドラムにコネクティングシェルを連結して一体に回転さ
せるコネクティングシェルの噛み合わせ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】遊星歯車装置を含む変速切り換え機構に
トルクコンバーターを組み合わせた自動変速機が実用化
されている。自動変速機は、例えば、自動車に搭載され
て、運転者を変速操作に伴う繁雑なクラッチ操作から解
放している。自動車の自動変速機の例における変速切り
換え機構は、遊星歯車装置、クラッチ、ブレーキ、主軸
等の回転要素と、これらの回転要素を相互に連結するコ
ネクティングシェル等の連結要素とで構成される。
【0003】コネクティングシェルは、2つ以上の回転
要素を連結して主軸回りに一体に回転させる。1つのコ
ネクティングシェルの両端に2つの回転要素をそれぞれ
固定して一体化させる場合もあるが、機構設計または組
立ての都合上、回転要素とコネクティングシェルとを噛
み合わせ構造で係合させる場合もある。後者の場合、回
転方向の係合によってトルクを伝達させる一方、軸方向
にスライドさせて分離可能である。この噛み合わせ構造
は、特開昭63−246542号に示されるように、ク
ラッチドラムとコネクティングシェルの連結部分に応用
されるが、これら以外の連結要素と回転要素、または、
回転要素と回転要素の連結部分に採用してもよい。
【0004】クラッチドラムとの連結部分におけるコネ
クティングシェルの噛み合わせ構造は、その円筒状の外
周の端部を等間隔で軸方向に切り欠いて多数の切り欠き
溝を形成したクラッチドラムと、クラッチドラムに交差
して配置され、その円周部分を等間隔で放射方向に切り
欠いて多数の切り欠き凸部を形成したコネクティングシ
ェルと、を有し、クラッチドラムの切り欠き溝にコネク
ティングシェルの切り欠き凸部を噛み合わせて構成され
る。
【0005】図4、図5を用いて特開昭63−2465
42号に示されるコネクティングシェルの噛み合わせ構
造を説明する。図4は自動変速機の部分的な断面図、図
5は噛み合わせ構造を図4の左側から見た部分的な側面
図である。ここでは、リバースクラッチドラム31とコ
ネクティングシェル32とが噛み合わせ構造30によっ
て連結されてトルクを伝達する。
【0006】図4において、自動変速機は、トランスミ
ッションケース39Bに収納された変速切り換え機構3
8に対して、コンバーターハウジング39Aに収納され
たトルクコンバーター36を組み合わせて構成される。
トランスミッションケース39Bとコンバーターハウジ
ング39Aは図示しない複数のボルトで強固に固定され
ている。トルクコンバーター36は、右方の図示しない
エンジンから入力軸35に入力された駆動力を変速切り
換え機構38の主軸33に伝達する。コンバーターハウ
ジング39Aによって中央に支持されたオイルポンプ3
7は、トルクコンバーター39にオイルを循環させ、ま
た、変速切り換え機構38の制御に必要な高圧オイルを
発生させる。
【0007】図4の左端に位置するコネクティングシェ
ル32のさらに左側には、変速切り換え機構38の図示
されない主要部分が配置される。複数段の遊星歯車装
置、図示された以外のクラッチ、ブレーキ、油圧制御機
構、変速切り換え機構38の出力軸に変速出力を伝達す
る機構、主軸33の軸受け機構等が配置される。
【0008】変速切り換え機構38のリバースクラッチ
ドラム31は、インナーアウター一体型のプレスドラム
であり、鋼板をドーナツ状に絞り加工して外周を円筒状
に形成し、内側にインナードラム31Hを固定してい
る。インナードラム31Hの入り口側には、クラッチ板
を保持するスプライン、底側には、クラッチ駆動ピスト
ンを保持する油圧シリンダーが形成される。リバースク
ラッチドラム31の内側の環状の空間には、リバースク
ラッチを構成する部材とともに、別の1組のクラッチ
(ハイクラッチ34)を構成する部材も格納されてい
る。インナードラム31Hとハイクラッチ34の間に、
リバースクラッチを構成する内側および外側のクラッチ
板、リテーニングプレート、ピストン、スプリング等が
隙間無く詰め込まれている。リバースクラッチドラム3
1の円筒端は、噛み合わせ構造30を介して、コネクテ
ィングシェル32の外縁部に連絡される。
【0009】コネクティングシェル32は、鋼板を絞り
加工した円盤状の部材であって、リバースクラッチドラ
ム31の円筒状の外周部分に交差して配置される。コネ
クティングシェル32は、リバースクラッチドラム31
と左方の図示しない遊星歯車装置の部分とを連絡して一
体に回転させる。噛み合わせ構造30では、コネクティ
ングシェル32の外周部分に形成した切り欠き凸部が、
リバースクラッチドラム31の端部に形成した軸方向の
多数の切り欠き溝に係合する。リバースクラッチドラム
31とコネクティングシェル32の間では、この係合に
よって、主軸33回りのトルクおよび回転が伝達され
る。一方、分解/組み立てする際には、主軸33に沿っ
て左方向にコネクティングシェル32をスライドするだ
けで、リバースクラッチドラム31とコネクティングシ
ェル32の間の係合が速やかに解除/達成される。
【0010】図5の破線で囲んだ噛み合わせ構造30に
おいて、リバースクラッチドラム31は、円筒状の外周
部分の円筒端を等間隔で紙面と垂直方向に切り欠いて形
成した切り欠き溝31Bを有する。切り欠き溝31Bに
よって残された切り欠き凸部31Aのエッジは、コネク
ティングシェル32の切り欠き凸部32Aのエッジに突
き当たってトルクを伝達する。一方、コネクティングシ
ェル32は、外周部分を等間隔で放射方向に切り欠いて
形成した切り欠き凸部32Aを有する。切り欠き凸部3
2Aの間の切り欠き溝32Bに、リバースクラッチドラ
ム31の切り欠き凸部31Aが係合される。分解/組み
立てする際には、コネクティングシェル32を紙面の上
空/裏面方向にスライドさせることで、速やかに係合状
態が解除/完成される。なお、図5では、図示の都合
上、切り欠き凸部32Aと切り欠き凸部31Aの隙間を
誇張して示す。実際には、衝撃的な突き当たりを避ける
ため、切り欠き溝32Aの幅一杯を占めて切り欠き凸部
31Aがルーズに保持される構造である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図4、図5に示した従
来の噛み合わせ構造30では、コネクティングシェル3
2とリバースクラッチドラム31の間のトルク伝達は、
図5の切り欠き凸部32Aと切り欠き凸部31Aの突き
当たり部分のみで実行される。すなわち、1つの噛み合
わせ構造30における突き当たり部分の面積aに切り欠
き凸部32Aの数nを乗じた全被圧面積anに対して、
さらに、この突き当たり部分の被圧力pと半径rを乗じ
たトルクが伝達される。従って、高出力化に伴ってコネ
クティングシェル32の伝達トルクが増大する場合や、
リバースクラッチドラム31の口径を縮小して変速切り
換え機構38の小型化を図る場合、突き当たり部分の被
圧力pが増大することになる。特に、リバースクラッチ
は、減速比が大きくて大トルクを出力する後退段で機能
するから、コネクティングシェル32とリバースクラッ
チドラム31の突き当たり部分に作用する被圧力pは、
噛み合わせ構造30が外側に位置するにもかかわらず、
もともとかなり大きい。
【0012】被圧力pの増大は、噛み合わせ構造30に
おける突き当たり部分の摩耗速度を高めて、コネクティ
ングシェル32とリバースクラッチドラム31の寿命を
短くする。また、噛み合わせ構造30における突き当た
り部分の圧縮破壊や、切り欠き凸部32Aおよび切り欠
き凸部31Aの座屈変形の原因となり得る。従って、上
述の伝達トルク増大や変速切り換え機構38の小型化に
際しては、被圧力pの増大を避けるために、全被圧面積
anを増加させる必要を生じる。
【0013】1つの噛み合わせ構造30における突き当
たり部分の面積aは、コネクティングシェル32の肉厚
とリバースクラッチドラム31の肉厚との積であるか
ら、コネクティングシェル32とリバースクラッチドラ
ム31の一方または両方の肉厚を増せば、全被圧面積a
nを増加させ得る。
【0014】しかし、コネクティングシェル32の肉厚
を増すと、主軸33の軸方向に積み重ねた変速切り換え
機構38の回転要素や連結要素の位置をずらせる必要を
生じ、従来の設計を大幅にやり直す必要がある。また、
コネクティングシェル32のプレス加工を困難にして加
工コストを高める。具体的には、リバースクラッチドラ
ムを軸方向に延長する必要があり、自動変速機の全長を
短くしようとするには不利である。リバースクラッチド
ラム31の肉厚を増すと、リバースクラッチドラム31
の重量が増し、自動変速機の軽量化に逆行する。材料コ
ストや加工コストの面でもデメリットが大きい。
【0015】本発明は、コネクティングシェルやリバー
スクラッチドラムの全体的な肉厚を増すことなく、噛み
合わせ構造における被圧面積を増大させて、伝達トルク
の増大や自動変速機の小型化を可能としたコネクティン
グシェルの噛み合わせ構造を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1のコネクティン
グシェルの噛み合わせ構造は、円筒状の胴部の内周側に
内方に向かって隆起した山部とその両脇の谷部分とから
なるスプラインが形成され、その円筒状の外周の端部を
等間隔で軸方向に切り欠いて多数の切り欠き溝を形成
、該切り欠き溝を囲む3つのエッジを連続させて、エ
ッジ部分の肉厚をその円筒状の外周部分よりも厚く形成
したクラッチドラムと、前記クラッチドラムに交差して
配置され、その円周部分を等間隔で放射方向に切り欠い
て多数の切り欠き凸部を形成したコネクティングシェル
とを有し、前記切り欠き溝に前記切り欠き凸部を噛み
合わせ、前記切り欠き溝は、前記スプラインの前記谷部
分の中央に配置してあるものである。
【0017】 請求項2のコネクティングシェルの噛み
合わせ構造は、請求項1記載の構成において、前記コネ
クティングシェルの切り欠き凸部を囲む3つのエッジを
連続させて、エッジ部分の肉厚をその内側の放射状の部
分よりも厚く形成したものである。
【0018】 請求項3のコネクティングシェルの噛み
合わせ構造は、その円筒状の外周の端部を等間隔で軸方
向に切り欠いて多数の切り欠き溝を形成したクラッチド
ラムと、前記クラッチドラムに交差して配置され、その
円周部分を等間隔で放射方向に切り欠いて多数の切り欠
き凸部を形成したコネクティングシェルと、を有し、前
記切り欠き溝に前記切り欠き凸部を噛み合わせたコネク
ティングシェルの噛み合わせ構造において、前記切り欠
き溝と前記切り欠き凸部の円周方向に突き当たってトル
クを伝達する部分の少なくとも一方のエッジが同一部材
の他の部分よりも肉厚に形成されており、前記クラッチ
ドラム内面に形成されたスプラインの外側に膨らんだ谷
部分に前記クラッチドラムの切り欠き溝を配置するとと
もに、前記スプラインに嵌め込まれたスナップリングの
外周と前記谷部分の底の間に「軸方向に貫通する隙間」
を確保したものである。
【0019】
【作用】請求項1のコネクティングシェルの噛み合わせ
構造では、クラッチドラムの切り欠き凸部のエッジとコ
ネクティングシェルの切り欠き溝の円周方向に対向する
エッジ同士が衝突し、突き当たってトルク伝達を実行す
る。この突き当たり部分の面積は、クラッチドラムにお
ける部分的な肉厚の増大によって、両者の単純な肉厚の
積よりも大きい。従って、部分的な肉厚の増大が無い場
合に比較して、小さな被圧力で同等以上のトルク伝達を
実行できる。つまり、被圧力に応じて部材全体の肉厚を
設計する必要が無く、局所的に肉厚を増大させた部分以
外では、部材の肉厚は従来どおり、または、従来以下と
することも可能である。
【0020】 部材の突き当たり部分における局所的な
肉厚の増大は、切り欠き溝や切り欠き凸部の打ち抜きプ
レス加工と同時、または、その後に、突き当たり部分の
エッジを塑性変形させて形成してもよい。打ち抜きプレ
ス加工の際に塑性変形しろを残す必要があるが、エッジ
部分に別部材を重ねる加工やエッジ部分を二重に折り重
ねる加工よりも簡単であり、加工硬化によるエッジ強度
増加も期待できる。クラッチドラムとコネクティングシ
ェルの両方について突き当たり部分の肉厚を増大させた
場合、10%の肉厚増大で20%、20%の肉厚増大で
40%まで被圧面積が増大する。従って、通常範囲での
伝達トルクの増大や自動変速機の小型化を目的とする限
り、必要な肉厚増大量はわずかで済み、塑性変形量がわ
ずかであれば過度の塑性変形によってエッジ部分の組織
が破壊される心配もない。また、最初に全体を肉厚に形
成しておき、突き当たり部分を残して他の部分を削り込
むことによって、最終的に突き当たり部分が他の部分に
比較して比較的に肉厚となるようにしてもよい。また、
クラッチドラムはトルク伝達に際して突き当たる部分の
みならず、切り欠き溝を囲むエッジ全体について局所的
な肉厚の増大が施される。切り欠き溝の底部分のエッジ
に、突き当たり部分から連続して形成された肉厚増大に
よる盛り上がりは、リブ構造として機能して、切り欠き
溝の座屈変形に抵抗し、切り欠き溝の隅における応力集
中を緩和し、また、クラッチドラム全体の強度を高めも
する。
【0021】 請求項2のコネクティングシェルでは、
トルク伝達に際して突き当たる部分のみならず、切り欠
き凸部を囲むエッジ全体について局所的な肉厚の増大が
施される。突き当たり部分から連続して形成された肉厚
増大による盛り上がりは、コネクティングシェルの縁取
りを形成して、切り欠き凸部の座屈変形に抵抗し、コネ
クティングシェル全体の強度を高める。
【0022】 請求項3のクラッチドラムでは、クラッ
チドラムのスプラインの谷部分とスナップリング外周の
間に確保した「軸方向に貫通する隙間」をオイル排出ス
ペースとして利用する。中心軸側から供給され、遠心力
に駆動されて摩擦板(ドライブプレート、ドリブンプレ
ート)の隙間を潤滑した潤滑オイルは、クラッチドラム
のスプラインの谷部分に沿って軸方向に流れ、この隙間
(オイル排出スペース)を通じてもクラッチドラムの外
へ流れ出すことができる。
【0023】
【実施例】図1を参照して第1実施例の噛み合わせ構造
を説明する。図1は噛み合わせ構造の部分的な拡大図で
ある。図中、(a)は図4の噛み合わせ構造30に相当
する部分の断面図、(b)はリバースクラッチドラムを
横から見た部分的な拡大図である。ここでは、図4、図
5のリバースクラッチドラム31とコネクティングシェ
ル32の両方について、トルク伝達に際して突き当たる
部分の肉厚を局所的に増大させている。
【0024】図1のリバースクラッチドラム11とコネ
クティングシェル12は、切り欠き凸部11A、12A
と切り欠き溝11B、12Bのエッジ部分の形状がそれ
ぞれ、図4、図5の切り欠き凸部31A、32Aと切り
欠き溝31B、32Bの形状と異なるだけで、他の部分
については、リバースクラッチドラム31とコネクティ
ングシェル32における設計と同一である。従って、図
4、図5を併せて参照することにより実施例の全体構造
の理解を補助できる。
【0025】図1の(a)において、図4の噛み合わせ
構造30に対応させて破線で囲んだ噛み合わせ構造10
は、リバースクラッチドラム11の切り欠き溝11B
に、コネクティングシェル12の切り欠き凸部12Aを
噛み合わせて構成される。切り欠き溝11Bは、図1の
(b)に示すように、リバースクラッチドラム11の円
筒状の外周部分の円筒端を等間隔で軸(左右)方向に切
り欠いて形成される。隣接する2つの切り欠き溝11B
に挟まれた切り欠き凸部11Aのエッジ11Cは、コネ
クティングシェル12の切り欠き凸部12Aのエッジ1
1Cに突き当たってトルクを伝達する。切り欠き凸部1
2Aは、コネクティングシェル12の外周部分を等間隔
で放射方向に切り欠いて形成される。隣接する2つの切
り欠き凸部12Aに挟まれた切り欠き溝12Bに、リバ
ースクラッチドラム11の切り欠き凸部11Aが係合さ
れる。リバースクラッチドラム11の内側空間に保持さ
れるクラッチ板等を交換する際には、コネクティングシ
ェル12を紙面の上空方向にスライドさせることで速や
かにこの係合が解除される。
【0026】コネクティングシェル12は、図1の
(a)に示すように、切り欠き突起12Aおよび切り欠
き溝12Bのエッジ12Cの全長で、その他の部分より
も局所的に肉厚を増大させている。エッジ12Cの肉厚
部分は、コネクティングシェル12の材料の鋼板をプレ
ス加工して切り欠き溝12Bを形成する際に、同時にエ
ッジ12Cを塑性変形させて形成される。
【0027】リバースクラッチドラム11は、図1の
(b)に示すように、切り欠き溝11Bを囲むエッジ1
1Cについて、その他の部分よりも局所的に肉厚を増大
させている。エッジ11Cの肉厚部分は、リバースクラ
ッチドラム11の材料の鋼板をプレス加工して切り欠き
溝11Bを形成する際に、同時にエッジ11Cを塑性変
形させて形成される。
【0028】以上説明した第1実施例の噛み合わせ構造
によれば、局所的に肉厚に形成された切り欠き凸部11
Aのエッジ11Cに対して、局所的に肉厚に形成された
切り欠き突起12Aのエッジ12Cが突き当たってトル
ク伝達を実行するから、局所的に肉厚を増大させていな
い従来例の場合に比較して突き当たり部分の被圧面積a
が増大し、同じトルクを伝達する場合なら被圧力p(面
圧)が低下する。一方、同じ被圧力pを設定する場合な
らより大きなトルクを許容できる。
【0029】そして、噛み合わせ構造10の部分を除い
たリバースクラッチドラム11とコネクティングシェル
12の大部分については、従来と同じ肉厚に保たれてい
るため、軸方向および直径方向において他の部材と干渉
を起こす心配もなく、他のすべての部品を従来と共通に
使用できる。また、局所的な肉厚増大に伴う重量増加は
ほとんど無視し得るレベルであるため、変速切り換え機
構の総重量が増加しない。主軸上で厚みが増加する部材
が無いため、変速切り換え機構の軸方向寸法も変化しな
い。
【0030】さらに、局所的な肉厚の増大処理は、本来
の加工に必要なプレス加工において同時に実行するか
ら、リバースクラッチドラム11とコネクティングシェ
ル12の材料および加工のコストアップはほとんど無
い。リバースクラッチドラム11とコネクティングシェ
ル12の質量増加はわずかであるため、高速回転させた
際の遠心力による破壊を心配する必要も無い。
【0031】また、リバースクラッチドラム11とコネ
クティングシェル12の実際に突き当たってトルク伝達
に関与する部分だけでなく、リバースクラッチドラム1
1については切り欠き溝11Bを囲むエッジ11C全
体、コネクティングシェル12については切り欠き突起
12Aの外周縁および切り欠き溝12Bのエッジ12C
全体に連続させて肉厚を増大させているから、切り欠き
突起11A、12Aの座屈変形も起こりにくくなり、リ
バースクラッチドラム11とコネクティングシェル12
の全体の強度も高まった。従って、高負荷、高速回転の
際の騒音や振動が低減された。従来構造との部品共通化
等とも相乗して、小型軽量高出力の自動変速機を高信頼
性かつ安価に提供できた。
【0032】なお、第1実施例では、リバースクラッチ
ドラム11とコネクティングシェル12の噛み合わせ構
造10についてのみ説明したが、本発明は、ドラム型要
素とドラム型要素に交差して配置された放射型要素と
を、切り欠き溝に切り欠き凸部を係合させて軸方向に分
離可能とした噛み合わせ構造について広く応用可能であ
る。コネクティングシェル以外の連結要素と回転要素の
連絡部分や、回転要素と回転要素の連結部分にも採用で
きる。
【0033】次に、図2、図3を参照して第2実施例の
噛み合わせ構造を説明する。図2はクラッチドラムの軸
方向の断面図、図3はクラッチドラムの入り口部分を軸
方向から見た部分的な説明図である。図2中、(a)は
クラッチドラム上半分の軸方向の断面図、(b)は入り
口部分の部分的な拡大図である。図3中、(a)は入り
口部分の軸垂直な断面図、(b)は他の部品と組み合わ
せた拡大図である。ここでは、クラッチドラム21のス
プライン21Sの谷底に軸方向のオイル排出スペース2
1Nを確保している。そして、クラッチドラム21のコ
ネクティングシェル22に対する突き当たり部分21D
を残して外周を削り込むことによりクラッチドラム21
の軽量化を達成している。
【0034】図2の(a)において、クラッチドラム2
1の内周側に形成されたスプライン21Sは、ドライブ
プレート25およびリテーニングプレート23の回転を
直接に拘束する。一方、クラッチドラム21に対して回
転自在なドリブンプレート24は、ドライブプレート2
5およびリテーニングプレート23の間隔に挟み込んで
配置され、図示しない内側の回転部材のスプラインに回
転を拘束される。クラッチドラム21の奥側に図示しな
い油圧ピストンが配置される。油圧ピストンは、ドライ
ブプレート25を入り口側に付勢し、スナップリング2
6によって軸方向の移動を拘束されたリテーニングプレ
ート23と協働して、ドライブプレート25とドリブン
プレート24を圧縮する。これにより、ドライブプレー
ト25とドリブンプレート24の間に摩擦力が発生し
て、クラッチドラム21から内側の回転部材への動力伝
達が達成される。スナップリング26は、スプライン2
1Sの谷底に達しない深さのリング溝21Mに嵌め込ま
れている。図2の(b)において、スプライン21Sの
谷底には、洗濯機の脱水籠のように多数のオイル排出孔
21Hが形成されている。運転中に中心軸側から供給さ
れる潤滑オイルは、遠心力に駆動されてドライブプレー
ト25とドリブンプレート24の隙間等を伝ってクラッ
チドラム21のスプライン21Sの谷底に集められた後
に、軸方向に流れてオイル排出孔21Hから外周側に排
出される。
【0035】図3の(a)において、クラッチドラム2
1の切り欠き突起21Aは、スプライン21Sの1つの
山部分(中心に向かって隆起した部分)の全部とその両
脇の谷部分の一部分を占める。従って、クラッチドラム
21の切り欠き溝21Bは、スプライン21Sの1つの
谷部分の中央部分を占めることになる。図3の(b)に
おいて、スプライン21Sの谷底とスナップリング26
の外周の隙間に軸方向に貫通したオイル排出スペース2
1Nが確保されている。オイル排出スペース21Nを流
れ出したオイルは、クラッチドラム21の突当たり部分
21Dとコネクティングシェル22の隙間を潤滑する。
【0036】図2の(a)、(b)と図3の(b)に示
すように、クラッチドラム21の切り欠き突起21Aの
周囲部分は、肉厚の突当たり部分21Dであるが、その
背後の円筒部分21Eでは、スプライン21Sの形成後
に外周を削り込んで薄肉に形成して、図示しないバンド
ブレーキとの接触面を構成するとともに、クラッチドラ
ム21の慣性モーメントと重量を軽減している。また、
切り欠き突起21Aにおける「両側の突当たり部分21
Dの中間部分21F」でも軸方向の浅い溝を形成して薄
肉化している。このようにして、突当たり部分21D以
外の部分でクラッチドラム21を薄肉化することによっ
て、図1の実施例と同様に、突当たり部分21Dを相対
的な肉厚部分としている。
【0037】以上のように構成した第2実施例の噛み合
わせ構造によれば、突当たり部分21Dを残してクラッ
チドラム21を薄肉化しているため、クラッチドラム2
1とコネクティングシェル22の衝突面積が大きく確保
されて面圧が抑制されることとなり、図1の実施例と同
様に、高い伝達トルク、小口径化による小型軽量化、長
寿命、高い信頼性を達成できる。また、薄肉化による慣
性モーメントと重量の削減によって、遠心力による破損
(ドラムバースト)が抑制され、高速回転が可能であ
る。また、オイル排出スペース21Nを確保しているた
め、クラッチドラム21内のオイル排出速度が高まり、
オイルの滞留と粘性によるドラッグトルク(ドライブプ
レートがドリブンプレートを引きずるトルク)が軽減さ
れ、伝達効率が向上して燃費も改善される。また、引き
ずりの減少によって、ドリブンプレートの踊りやシェル
コネクタとクラッチドラム結合部の叩かれ現象が抑制さ
れるため、ニュートラルレンジや後退レンジにおける自
動変速機の騒音レベルが低下する。第2実施例では、ス
プライン形成後の切削加工によってクラッチドラムを薄
肉化したが、プレス加工によってクラッチドラムを薄肉
化してもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明のコネクティングシェルの噛み合
わせ構造によれば、局所的な肉厚の増大によって突き当
たり部分の被圧力(面圧)を低下させるから、局所的な
肉圧の増大が無い場合に比較して同じ被圧力ならばより
高いトルクを伝達できる。また、同じトルク伝達なら、
部材全体の肉厚を減少させて部材の軽量化を達成した
り、部材の摩耗速度を落として長寿命化を実現したり、
クラッチドラムの口径を縮小することが可能になる。
【0039】そして、部材全体の肉厚を増大させるわけ
ではないから、部材の重量や回転質量が増大せず、自動
変速機の小型化、軽量化の妨げとならない。また、ドラ
ム型要素と放射型要素全体の直径方向および軸方向の寸
法を変化させる必要が無いから、従来の自動変速機につ
いても最小限の部品交換でそのまま応用できる。局所的
な肉厚の増大をプレス加工時にエッジを塑性変形させて
実現する場合、加工コストの増加はごくわずかで済む。
【0040】 そして、クラッチドラムの切り欠き溝の
エッジ全体を連続的に肉厚としているので、従来のクラ
ッチドラムの設計や製造工程を最大限に活用し、組み合
わせる他の部品の互換性も最大限に確保したまま、トル
ク伝達に際して突き当たる部分の被圧力を有効に低下さ
せ、これによる上述の効果を得られる。また、突き当た
る部分から連続させて形成した肉厚部分によって補強さ
れる分、より大きなトルク伝達が可能となり、振動や騒
音の低減や自動変速機全体の小型化軽量化も容易とな
る。
【0041】コネクティングシェルの切り欠き突起のエ
ッジ全体を連続的に肉厚とした場合、従来のコネクティ
ングシェルの設計や製造工程を最大限に活用し、組み合
わせる他の部品の互換性も最大限に確保したまま、トル
ク伝達に際して突き当たる部分の被圧力を有効に低下さ
せ、これによる上述の効果を得られる。また、突き当た
る部分から連続させて形成した肉厚部分によって補強さ
れる分、より大きなトルク伝達が可能となり、振動や騒
音の低減や自動変速機全体の小型化軽量化も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】噛み合わせ構造の部分的な拡大図である。
【図2】クラッチドラムの軸方向の断面図である。
【図3】クラッチドラムの入り口部分を軸方向から見た
部分的な説明図である。
【図4】自動変速機の部分的な断面図である。
【図5】噛み合わせ構造を図2の左側から見た部分的な
側面図である。
【符号の説明】
10、30 噛み合わせ構造 11、31 リバースクラッチドラム 12、22、32 コネクティングシェル 11A、12A、21A、31A、32A 切り欠き凸
部 11B、12B、21B、31B、32B 切り欠き溝 11C、12C エッジ 21 クラッチドラム 23 リテーニングプレート 24 ドリブンプレート 25 ドライブプレート 26 スナップリング 21D 突き当たり部分 21E 円筒部 21F 中間部分 21H 孔 21M リング溝 21N オイル排出スペース 21S スプライン 33 主軸 34 ハイクラッチ 35 入力軸 36 トルクコンバーター 37 オイルポンプ 38 変速切り換え機構 39A コンバーターハウジング 39B トランスミッションケース
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−246542(JP,A) 特開 昭51−67863(JP,A) 特開 昭58−225225(JP,A) 特開 平4−175576(JP,A) 特開 平2−278042(JP,A) 特開 平3−9119(JP,A) 特開 平2−113149(JP,A) 特開 平1−250623(JP,A) 実開 昭50−155447(JP,U) 実開 平6−8861(JP,U) 実開 昭56−49322(JP,U) 実開 昭61−193251(JP,U) 実開 平4−62429(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 3/00 - 3/78 F16H 57/00 - 57/12 F16D 11/00 - 39/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の胴部の内周側に内方に向かって
    隆起した山部とその両脇の谷部分とからなるスプライン
    が形成され、その円筒状の外周の端部を等間隔で軸方向
    に切り欠いて多数の切り欠き溝を形成し、該切り欠き溝
    を囲む3つのエッジを連続させて、エッジ部分の肉厚を
    その円筒状の外周部分よりも厚く形成したクラッチドラ
    ムと、 前記クラッチドラムに交差して配置され、その円周部分
    を等間隔で放射方向に切り欠いて多数の切り欠き凸部を
    形成したコネクティングシェルとを有し、 前記切り欠き溝に前記切り欠き凸部を噛み合わせ 前記切り欠き溝は、前記スプラインの前記谷部分の中央
    に配置してある ことを特徴とするコネクティングシェル
    の噛み合わせ構造。
  2. 【請求項2】 前記コネクティングシェルの切り欠き凸
    を囲む3つのエッジを連続させて、エッジ部分の肉厚
    をその内側の放射状の部分よりも厚く形成したことを特
    徴とする請求項1記載のコネクティングシェルの噛み合
    わせ構造。
  3. 【請求項3】 その円筒状の外周の端部を等間隔で軸方
    向に切り欠いて多数の切り欠き溝を形成したクラッチド
    ラムと、 前記クラッチドラムに交差して配置され、その円周部分
    を等間隔で放射方向に切り欠いて多数の切り欠き凸部を
    形成したコネクティングシェルと、を有し、前記切り欠
    き溝に前記切り欠き凸部を噛み合わせたコネクティング
    シェルの噛み合わせ構造において、 前記切り欠き溝と前記切り欠き凸部の円周方向に突き当
    たってトルクを伝達する部分の少なくとも一方のエッジ
    が同一部材の他の部分よりも肉厚に形成されており、 前記クラッチドラム内面に形成されたスプラインの外側
    に膨らんだ谷部分に前記クラッチドラムの切り欠き溝を
    配置するとともに、 前記スプラインに嵌め込まれたスナップリングの外周と
    前記谷部分の底の間に軸方向に貫通する隙間を確保した
    ことを特徴とする コネクティングシェルの噛み合わせ構
    造。
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