JP3487416B2 - 地下構造物の施工法およびそれに使用するコンクリート函体 - Google Patents
地下構造物の施工法およびそれに使用するコンクリート函体Info
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Description
溝、電信電話等の布設地下道等の地下構造物を市街地等
に施工する地下構造物の施工法およびそれに使用するコ
ンクリート函体に関するものである。
プンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理
性に富む工法である。図5にその概略を示すと、図中1
はオープンシールド機で、これは左右の側壁板1aとこ
れら側壁板1aに連結する底板1bとからなる前面、後
面及び上面を開口したシールド機である。
と底板1bの先端を刃口11として形成し、また側壁板1
aの中央又は後端近くに推進ジャッキ2を後方に向け上
下に並べて配設する。図中3は隔壁を示す。
ンシールド機1を設置して、オープンシールド機1の推
進ジャッキ2を伸長して発進坑内の反力壁に反力をとっ
てオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成
する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降
し、オープンシールド機1のテール部1c内で縮めた推
進ジャッキ2の後方にセットする。推進ジャッキ2と反
力壁の間にはストラットを配設して適宜間隔調整をす
る。
シールド機1を発進させるにはこの土留壁を一部鏡切り
するが、必要に応じて薬液注入等で発進坑の前方部分に
地盤改良を施しておくこともある。
機1の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土する。こ
の排土工程と同時またはその後に推進ジャッキ2を伸長
してオープンシールド機1を前進させる。この前進工程
の場合、コンクリート函体4の前にはボックス鋼材又は
型鋼を用いた枠体よりなる押角8を配設する。
の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシール
ド機1のテール部1c内に吊り降す。以下、同様の掘削
・排土工程、前進工程、コンクリート函体4のセット工
程を適宜繰返して、順次コンクリート函体4をオープン
シールド機1の前進に伴い縦列に地中に残置し、さらに
このコンクリート函体4の上面に埋戻し5を施す。
ルド機1のテール部1c内に吊り降す際には、コンクリ
ートブロック等による高さ調整材7をコンクリート函体
4下に配設し、このテール部1c内でコンクリート函体
4の左右および下部の空隙にグラウト材6を充填する。
到達坑まで達したならばこれを撤去して工事を完了す
る。
プンシールド機1のテール部1c内に吊り降され、オー
プンシールド機1の前進とともに該テール部1cから出
て地中に残されていくものであるが、該コンクリート函
体4は鉄筋コンクリート製のもので、図6に示すように
左側壁板4a,右側壁板4bと上床板4cと下床板4d
とからなるもので、前後面が開口10として開放され、枠
状に形成される前端面12および後端面13は垂直な同一平
面に形成されている。
記のごとく掘削・排土は地上に設置したショベル等の掘
削機9で行い、また、コンクリート函体4のオープンシ
ールド機1のテール部1cへのセットも地上に設置した
クローラクレーン等の揚重機で行う。
下を横切るような場合には、それがある箇所では前記掘
削機9や揚重機が配置できず、オープンシールド工法の
施工が不可能となる。
生かした合理性に富むオープンシールド工法により施工
する場合に、施工箇所の上方に橋桁などの障害物が存在
し、その下を横切る場合でも、オープンシールド工法に
用いたオープンシールド機はそのまま設置してこの障害
物の影響を受けずに地下構造物を施工し、また、障害物
通過後はオープンシールド工法にすぐ移行して施工を続
行できる地下構造物の施工法として、次のような施工法
がある。
ープンシールド機の前面を掘削排土し、オープンシール
ド機ごとコンクリート函体を発進坑に設置した元押しジ
ャッキで押し出し、該元押しジャッキと押し出したコン
クリート函体との間に新たなコンクリート函体を配設し
て押し出しを繰り返す推進工程をオープンシールド工法
に組み合わせた、推進タイプのオープンシールド工法で
ある。
口11として形成したオープンシールド1機で、これは左
右の側壁板1aとこれら側壁板1aに連結する底板1b
とからなる前面、後面及び上面を開口したシールド機で
あり、側壁板1aの内側に推進ジャッキ2を後方に向
け、左右および上下に並べて配設する。
目のコンクリート函体4とその前端にオープンシールド
機1を設置し、また、反力壁20とコンクリート函体4の
後端部間には元押しジャッキ15を設置する。なお、コン
クリート函体4の左右幅とオープンシールド機1の左右
幅とはほとんど同一とし、前進の際に出っ張る邪魔な部
分がないように考慮する。
口11内を地上に設置したバックホー等の掘削機で掘削排
土し、推進ジャッキ2を伸長してオープンシールド機1
のみを掘進させる。
ジャッキ15を伸長して前記オープンシールド機1の前進
分だけコンクリート函体4を前進させ、同様にオープン
シールド機1の前進工程とコンクリート函体4の前進工
程を繰り返して行い、元押しジャッキ15とコンクリート
函体4との間に新たなコンクリート函体4の配設スペー
スが確保できたなら、ここに新たなコンクリート函体4
を吊下ろし、コンクリート函体4相互は鋼製のカラー19
または鋼棒の緊張で接合する。そして、順次、コンクリ
ート函体4を縦列に並べ、元押しジャッキ15で押し出し
て行く。
は、コンクリート函体を押し出さずにオープンシールド
機のテール部で新たなコンクリート函体を吊り下ろし、
吊り下ろしたコンクリート函体および後方に縦列するコ
ンクリート函体を反力にオープンシールド機を掘進させ
る非推進タイプのオープンシールド工法と組み合わせる
ことも可能である。
オープンシールド機の位置で新たなコンクリート函体を
搬入して吊り下ろすだけの設置スペースが確保できない
場所では、この推進タイプのオープンシールド工法が有
効となる。
とコンクリート函体を発進坑に設置した元押しジャッキ
で押し出す場合に、コンクリート函体は前後に位置する
ものが互に前端面と後端面とが当接した状態で押し出さ
れるが、コンクリート函体の前端面と後端面とは前記の
ように垂直な平面に形成されており、この平面は元押し
ジャッキの伸長方向と直交するものである。このため、
コンクリート函体は元押しジャッキの伸長方向と同方向
にのみ真っ直ぐに押し出され、複数のコンクリート函体
が直線状に配列される直線施工は可能であるが、カーブ
施工はできなかった。
し、オープンシールド工法に、オープンシールド機ごと
コンクリート函体を元押しジャッキで押し出す推進工程
を組み合わせた工法で施工する場合に、元押しジャッキ
でオープンシールド機ごとコンクリート函体を押し出す
ときに、曲線状の方向へも押し出すことができ、直線施
工だけでなくカーブ施工も可能となり、施工現場の状況
に対応でき、しかもそのために格別の装置も必要とせ
ず、コンクリート函体にわずかな加工を施すだけで足り
る地下構造物の施工法およびそれに使用するコンクリー
ト函体を提供することにある。
するため、地下構造物の施工法としては、オープンシー
ルド機の前面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土す
る工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体を
反力にしてシールド機を前進させる工程と、シールド機
のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコン
クリート函体を上方から吊り降してセットする工程とを
適宜繰り返してコンクリート函体を縦列に順次埋設する
オープンシールド工法と、オープンシールド機の前面を
掘削排土し、オープンシールド機ごとコンクリート函体
を元押しジャッキで押し出し、該元押しジャッキと押し
出したコンクリート函体との間に新たなコンクリート函
体を配設して押し出しを繰り返す推進工程とを組み合わ
せた地下構造物の施工法において、コンクリート函体の
前端面を、横方向においてその中央部分を縦方向が垂直
で横方向が後端面と平行な平行部に形成し、平行部の左
右位置を縦方向が垂直で横方向が後方に向かって斜めの
テーパー部に形成し、元押しジャッキは横方向に複数を
並設し、前記テーパー部に対応する箇所でコンクリート
函体の後部に配置されている前記元押しジャッキで押し
出すことにより、コンクリート函体を斜め方向に押し出
して曲線状に配設しカーブ施工し、平行部に対応する箇
所でコンクリート函体の後部に配置されている前記元押
しジャッキで押し出すことにより、コンクリート函体を
平行部と直交する方向に押し出して直線状に配設し直線
施工し、最後部のコンクリート函体の後部と元押しジャ
ッキとの間に、コンクリート函体の押し出し方向に対応
するよう複数の分割体で構成するプレスバーを並設し、
カーブ施工に使用するプレスバーの分割体を左右位置に
配置し、直線施工に使用するプレスバーの分割体を中央
に配置し、各分割体をヒンジ結合し、カーブ施工時に各
元押しジャッキの伸長ストロークに対応する位置にプレ
スバーを配置できるようにしたことを要旨とするもので
ある。
クリート函体としては、前端面の横幅方向を縦に約3等
分割して、その中央部分を縦方向が垂直で横方向が後端
面と平行な平行部に形成し、平行部の左右両側の部分を
縦方向が垂直で横方向が後方に向かって斜めのテーパー
部に形成したことを要旨とするものである。
下方を通過するときは、コンクリート函体の前端面の左
右の側に形成したテーパー部に対応する箇所でコンクリ
ート函体の後部を元押しジャッキで先端のオープンシー
ルド機ごと押し出せば、テーパー部が元押しジャッキの
伸長方向と直交する方向に向くから、コンクリート函体
はその長さ方向が元押しジャッキの伸長方向に対して斜
めの方向に向き、斜め方向に押し出される。そして、前
後に位置するコンクリート函体は前端面のテーパー部が
後端面に当接するから、複数のコンクリート函体とオー
プンシールド機は曲線状に配列された状態でそのまま推
進し、元押しジャッキによる推進によるカーブ施工が可
能となる。
た後端面と平行な平行部に対応する箇所でコンクリート
函体の後部を元押しジャッキで先端のオープンシールド
機ごと押し出せば、この場合も平行部が元押しジャッキ
の伸長方向と直交する方向に向くから、コンクリート函
体はその長さ方向が元押しジャッキの伸長方向に対して
直交の方向に向き、そのまま真っ直ぐに押し出される。
そして、前後に位置するコンクリート函体は前端面の平
行部が後端面に当接するから、複数のコンクリート函体
とオープンシールド機は直線状に配列された状態でその
まま推進し、元押しジャッキによる推進による直線施工
が可能となる。
コンクリート函体の押し出し方向に対応させて適宜選択
して使用するようにしたから、使用する元押しジャッキ
を選択するだけでカーブ施工、直線施工を簡単に切り換
えられ、施工性がよい。
と元押しジャッキとの間に、コンクリート函体の押し出
し方向に対応させて複数のプレスバーを並設すること
で、押し出しの際のコンクリート函体の破損を防止でき
るだけでなく、該複数のプレスバーはヒンジ結合してあ
るから、カーブ施工時にコンクリート函体を斜めに押し
出すために、各元押しジャッキの伸長ストロークが異な
っても、各元押しジャッキの伸長ストロークに対応する
位置にプレスバーを配置できる。
ート函体としては、前端面の横幅方向を垂直に約3等分
割して、左右両側をテーパー部に、中央を後端面と平行
な平行部に形成するだけであり、従来からのコンクリー
ト函体に簡単な加工を施すだけで、直線施工だけでなく
カーブ施工も可能にできる。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の地下構造物の
施工法の実施の形態を示すカーブ施工の横断平面図、図
2は同上直線施工の横断平面図で、本発明方法で使用す
るオープンシールド機1の構成およびオープンシールド
工法は図5について既に説明したとおりであるから、こ
こでの詳細な説明は省略する。
構造からこれを図4の横断平面図について説明する。コ
ンクリート函体4の基本構造は図6について既に説明し
た通りの、左側板4a,右側板4bと上床板4cと下床
板4dとからなり、前後面が開口10として開放されるも
ので、本発明では枠状に形成される後端面13は従来と同
様に垂直で、後述の元押しジャッキの伸長方向と直交す
る同一平面に形成したが、前端面12を、横幅方向を垂直
に約3等分割して、左右両側の垂直部分を後方に向けて
僅かに斜めのテーパー部12a,12bに、該左右のテーパ
ー部12a,12bの間に位置する中央の垂直部分を後端面
と平行な平行部12cに形成した。
ルド機1を発進坑14から押し出すための構成として、本
発明では図1、図2に示すように発進坑14に設置した反
力壁20に元押しジャッキ15を取り付け、該元押しジャッ
キ15は横方向に複数基、図示の例では4基の元押しジャ
ッキ15a,15b,15c,15dを並設した。
キ15との間に介在させるプレスバー16は後述のカーブ施
工に使用する左右に配設したプレスバー16a,16bと、
同じく後述の直線施工に使用する中央に配設したプレス
バー16cの分割体で構成し、各プレスバー16a,16b,
16cはヒンジ17により回動自在に軸着した。また、中央
に配設したプレスバー16cは、左右のプレスバー16a,
16bよりも長いものに形成し、前記4基の基押しジャッ
キ15のうち、中央に位置する2基の元押しジャッキ15
c,15dを中央に配設したプレスバー16cの後方に配置
し、左右の元押しジャッキ15a,15bをそれぞれ左右の
プレスバー16a,16bの後方に配置する。
を使用する本発明の地下構造物の施工法について次に説
明する。本発明方法も従来と同様、オープンシールド機
1の前面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土する工
程と、推進ジャッキ2を伸長してコンクリート函体4を
反力にしてオープンシールド機1を前進させる工程と、
オープンシールド機1のテール部1c内で縮めた推進ジ
ャッキ2の後方に新たなコンクリート函体4を上方から
吊り降してセットする工程とを適宜繰り返してコンクリ
ート函体4を縦列に順次埋設するオープンシールド工法
を主体とし、橋桁などの直下を通過する際にオープンシ
ールド工法での施工が不可能な場合に、このオープンシ
ールド工法に、オープンシールド機1の前面を掘削排土
し、オープンシールド機1ごとコンクリート函体4を後
方から押し出し、押し出したコンクリート函体4の後方
に新たなコンクリート函体4を配設して押し出しを繰り
返す推進工程とを組み合わせるものである。
ープンシールド工法での施工が不可能な場合には、前記
のようにオープンシールド機1ごとコンクリート函体4
を後方から押し出すことになるが、通過場所が例えば左
方向にカーブしているときは、コンクリート函体4の前
端面12の左右にテーパー部12a,12bを形成してあるか
ら、オープンシールド工法により配設した複数のコンク
リート函体4は、図1に示すように、後部に位置するコ
ンクリート函体4の前端面12の左側のテーパー部12aが
その前部に位置するコンクリート函体4の後端面13に当
接し、前部に位置するコンクリート函体4は後部に位置
するコンクリート函体4に対して斜め左方向に向いてい
る。
と中央の元押しジャッキ15dの合計2基を使用し、スト
ラット18および最後尾のコンクリート函体4の後方に配
設したプレスバー16a,16cを介してオープンシールド
機1ごと複数のコンクリート函体4の全部を同時に押し
出す。このとき、左側の元押しジャッキ15aを伸長すれ
ば左側のテーパー部12bに対応する箇所が押され、この
テーパー部12bの箇所が推進して、その前部に位置して
いるコンクリート函体4の後端面13の左側がテーパー部
12aで押されて、前後位置にあるコンクリート函体4は
接合面に角度を有する状態で左斜め方向に押し出され
る。
る押し出しだけでは、最後尾のコンクリート函体4は右
方向に向いてしまうため、中央の元押しジャッキ15dを
伸長することでコンクリート函体4の推進方向を左に向
けるように方向修正し、、最後尾のコンクリート函体4
を発進坑3と平行位置にまで戻してこの状態でテーパー
部12aを前方のコンクリート函体4の後端部13と当接さ
せ、この状態から再度左側の元押しジャッキ15aを伸長
する。
元押しジャッキ15dとで伸長ストロークおよび押し出し
方向を調整しながら、左側の元押しジャッキ15aと中央
の元押しジャッキ15dとを同時使用することで、図1に
示した状態で複数のコンクリート函体4の全部を同時に
斜め左方向に推進する。この場合、左側の元押しジャッ
キ15aと中央の元押しジャッキ15dとは作動のタイミン
グやストロークが異なるが、それぞれの元押しジャッキ
15a,15dの前部に配設したプレスバー16a,16cはそ
れぞれヒンジ17で結合してあるから、作動に支障は生じ
ない。
接合する断面T字形のカラー19は、図3にも示すように
コンクリート函体4の周面に接合する接合部19aの幅を
大きく形成しておくことで、前後のコンクリート函体4
の間にカーブにより隙間が生じてもカラー19の接合部19
aがコンクリート函体4から離れることを防げる。
通過場所が直線状の場合は、図2に示すように中央の元
押しジャッキ15c,15dを同時に使用して最後尾のコン
クリート函体4の後部を押せば、後部に位置するコンク
リート函体4の前端面12の中央の平行部12cが、前部に
位置するコンクリート函体4の後端部13に当接した状態
で、すなわち前後のコンクリート函体4が一直線上に配
置した状態で全体が前方に押し出される。よって、全て
のコンクリート函体4はそのまま真っ直ぐに直線状に押
し出される。
施工法およびそれに使用するコンクリート函体は、オー
プンシールド工法に、オープンシールド機ごとコンクリ
ート函体を発進坑に設置した元押しジャッキで押し出す
推進工程を組み合わせた工法で施工する場合に、元押し
ジャッキでオープンシールド機ごとコンクリート函体を
押し出すときに、曲線状の方向へも押し出すことがで
き、直線施工だけでなくカーブ施工も可能となり、施工
現場の状況に対応でき、しかもそのために格別の装置も
必要とせず、コンクリート函体にわずかな加工を施すだ
けで足りるものである。
すカーブ施工の横断平面図である。
す直線施工の横断平面図である。
すコンクリート函体のカラーによる接合部の横断平面図
である。
リート函体の横断平面図である。
図である。
函体の斜視図である。
す発進時の横断平面図である。
す途中工程の断平面図である。
函体 4a…左側壁板 4b…右側壁板 4c…上床板 4d…下床板 5…埋戻し 6…グラウト材 7…高さ調整材 8…押角 9…掘削機 10…開口 11…刃口 12…前端面 12a,12b…テーパー部 12c…平行部 13…後端面 14…発進坑 15,15a,15b,15c,15d…元押しジャッキ 16,16a,16b,16c…プレスバー 17…ヒンジ 18…ストラット 19…カラー 19a…接合部 20…反力壁
Claims (2)
- 【請求項1】 オープンシールド機の前面又は上面開口
より前方の土砂を掘削排土する工程と、推進ジャッキを
伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前
進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進
ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊
り降してセットする工程とを適宜繰り返してコンクリー
ト函体を縦列に順次埋設するオープンシールド工法と、
オープンシールド機の前面を掘削排土し、オープンシー
ルド機ごとコンクリート函体を元押しジャッキで押し出
し、該元押しジャッキと押し出したコンクリート函体と
の間に新たなコンクリート函体を配設して押し出しを繰
り返す推進工程とを組み合わせた地下構造物の施工法に
おいて、コンクリート函体の前端面を、横方向において
その中央部分を縦方向が垂直で横方向が後端面と平行な
平行部に形成し、平行部の左右位置を縦方向が垂直で横
方向が後方に向かって斜めのテーパー部に形成し、元押
しジャッキは横方向に複数を並設し、前記テーパー部に
対応する箇所でコンクリート函体の後部に配置されてい
る前記元押しジャッキで押し出すことにより、コンクリ
ート函体を斜め方向に押し出して曲線状に配設しカーブ
施工し、平行部に対応する箇所でコンクリート函体の後
部に配置されている前記元押しジャッキで押し出すこと
により、コンクリート函体を平行部と直交する方向に押
し出して直線状に配設し直線施工し、最後部のコンクリ
ート函体の後部と元押しジャッキとの間に、コンクリー
ト函体の押し出し方向に対応するよう複数の分割体で構
成するプレスバーを並設し、カーブ施工に使用するプレ
スバーの分割体を左右位置に配置し、直線施工に使用す
るプレスバーの分割体を中央に配置し、各分割体をヒン
ジ結合し、カーブ施工時に各元押しジャッキの伸長スト
ロークに対応する位置にプレスバーを配置できるように
したことを特徴とする地下構造物の施工法。 - 【請求項2】 オープンシールド機の前面又は上面開口
より前方の土砂を掘削排土する工程と、推進ジャッキを
伸長してコンクリート函体を反力にしてシールド機を前
進させる工程と、シールド機のテール部内で縮めた推進
ジャッキの後方に新たなコンクリート函体を上方から吊
り降してセットする工程とを適宜繰り返してコンクリー
ト函体を縦列に順次埋設するオープンシールド工法と、
オープンシールド機の前面を掘削排土し、オープンシー
ルド機ごとコンクリート函体を発進坑に設置した元押し
ジャッキで押し出し、該元押しジャッキと押し出したコ
ンクリート函体との間に新たなコンクリート函体を配設
して押し出しを繰り返す推進工程とを組み合わせた地下
構造物の施工法において使用するコンクリート函体であ
って、前端面の横幅方向を縦に約3等分割して、その中
央部分を縦方向が垂直で横方向が後端面と平行な平行部
に形成し、平行部の左右両側の部分を縦方向が垂直で横
方向が後方に向かって斜めのテーパー部に形成したこと
を特徴とする地下構造物の施工法において使用するコン
クリート函体。
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- 1999-09-03 JP JP24945399A patent/JP3487416B2/ja not_active Expired - Fee Related
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