JP3486842B2 - 防水型コネクタ - Google Patents
防水型コネクタInfo
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
ケーブルに接続される防水型コネクタに関する。
について説明する。
される金属製の筒状の外殻部品であるエンドベル1を含
んでいる。エンドベル1の軸方向の一端にはケーブルに
接続されるコネクタ本体2が結合される。エンドベル1
の軸方向の他端の外周には金属製のグランドナット3が
螺合される。エンドベル1及びグランドナット3の間に
は、ゴムなどの弾力性を持つ材料より作られたリング状
のブッシング4が軸方向で介在される。ブッシング4と
エンドベル1との軸方向の対向面はテーパ面5にされて
いる。
で、グランドナット3を締め付ける。すると、ブッシン
グ4がエンドベル1とグランドナット3とにより軸方向
で圧縮され、テーパ面5の作用によりケーブルの外周面
に押し付けられる。こうしてブッシング4はコネクタ結
線部を防水することになる。
では、エンドベル1とケーブルとの間に非金属であるブ
ッシング4が介在するため、シールドを有するケーブル
を用いたとしても、電磁波がコネクタ結線部からブッシ
ング4を通して漏れてしまうという問題がある。
を備えるには、複数の部品を付加しなければならず、部
品点数が増加し、コストが高くなり、またコネクタの全
長の大幅な増加を招くことになる。
が少なくかつ小型でありながらシールド機能を備えた防
水型コネクタを提供することにある。
タを改良してシールド機能をもたせた防水型コネクタを
提供することにある。
ルを挿入される金属製の筒状の外殻部品と、前記外殻部
品の軸方向の一端に結合され前記ケーブルに接続される
コネクタ本体と、前記外殻部品の前記軸方向の他端の外
周に螺合された金属製のグランドナットと、前記外殻部
品及び前記グランドナットの間に前記軸方向で介在し前
記ケーブルの外周面に接触するブッシングとを含む防水
型コネクタにおいて、前記外殻部品と前記ブッシングと
の間に前記軸方向で介在し前記ケーブルのシールドに接
続されるシールドスリーブを有し、前記ブッシングは、
前記軸方向で前記グランドナットに対向する端面が前記
グランドナットから前記コネクタ本体に向かって径が大
きくなるテーパ状を呈し、かつ反対側端面が平面状に形
成されており、前記グランドナットは、前記ブッシング
のテーパ状に対応した形状のナットテーパ部を有し、前
記シールドスリーブは、前記外殻部品に対向する端面が
前記コネクタ本体から前記グランドナットに向かって径
が大きくなるテーパ状を呈し、かつ前記ブッシングに対
向する端面が平面状に形成されており、前記外殻部品
は、前記他端の端面に前記シールドスリーブのテーパ状
に対応した形状の外殻テーパ部が形成されており、前記
ブッシング及び前記シールドスリーブをそれぞれの平面
状の端面同士を突き合わせて組み込み、前記グランドナ
ットを締め付けることにより、前記ブッシングを、前記
ケーブルに径方向で圧接させると共に前記外殻部品及び
前記シールドスリーブに前記軸方向で圧接させることを
特徴とする防水型コネクタが得られる。
皮上に折り返されかつシールドテープにより保持された
ものであり、前記シールドスリーブを前記シールドテー
プに接触させるようにしてもよい。
合されるナット本体と、前記ナット本体とは別体のスリ
ーブ部品とからなり、前記スリーブ部品に前記ナットテ
ーパ部を設けてもよい。
形態に係る防水型コネクタについて説明する。図3と同
様な部分や部品には同じ参照符号を付し、それらについ
ての説明を省略する。
品であるエンドベル1とブッシング4との間に金属製の
円筒状シールドスリーブ6が軸方向で介在している。シ
ールドスリーブ6はケーブルのシールドに接続されるも
のである。
に対向する端面は、グランドナット3からコネクタ本体
2に向かって径が大きくなるテーパ状を呈している。ブ
ッシング4の軸方向での反対側端面は平面状に形成され
ている。ブッシング4は図3の防水型コネクタに使用さ
れたものと同じ部品であるが、反対向きに取付けられて
いる。
ル1に螺合されるナット本体7と、ナット本体7とは別
体のスリーブ部品8とからなる。スリーブ部品8に、ブ
ッシング4のテーパ状に対応した形状のテーパ部即ちナ
ットテーパ部8aを設けている。
する端面6aは、コネクタ本体2からグランドナット3
に向かって径が大きくなるテーパ状を呈している。シー
ルドスリーブ6のブッシング4に対向する端面6bは平
面状に形成されている。
する端面には、シールドスリーブ6のテーパ状に対応し
た形状のテーパ部即ち外殻テーパ部1aが形成されてい
る。
クタにシールドケーブルを接続する作業について説明す
る。
本体2にケーブル11を接続する。さらに、ケーブル1
1のシールド12をケーブル11の外皮13上に折り返
す。シールド12はシールド編組の他に銅テープシール
ドなど、各種のシールドタイプのものであり得る。
たシールド上にシールドテープ14を巻きつけ、その折
り返された姿勢を保持する。シールドテープ14は金属
製である。
ル1にケーブル11を通し、エンドベル1の軸方向の一
端をコネクタ本体2の外側に螺合させて固定する。この
とき、エンドベル1の軸方向の他端近傍にシールドテー
プ14を対応させる。エンドベル1とコネクタ本体2と
の間にはシールリング15を介在させ、両者間を防水す
る。エンドベル1を装着した後、エンドベル1の他端の
内側にシールドスリーブ6を挿入してエンドベル1及び
シールドテープ14に接触させる。
ング4をエンドベル1及びシールドスリーブ6に押し付
けて接合させる。さらに、グランドナット3をエンドベ
ル1に螺合させて締め付ける。このとき、ナットテーパ
部8aがブッシング4を、軸方向でエンドベル1及びシ
ールドスリーブ6に圧接させると共に、径方向でケーブ
ル11の外皮13に圧接させる。この結果、エンドベル
1とケーブル11との隙間は埋められ、コネクタ結線部
が防水される。
水型コネクタにおいては、エンドベル1がシールドスリ
ーブ6及びシールドテープ14を介してケーブル11の
シールド12に電気的に接続される。したがって、コネ
クタ結線部は電気的に密閉された空所に配置され、電磁
波の漏れが防止される。即ち、シールド機能を備えた防
水型コネクタが得られる。
機能を備えているにもかかわらず、図3の防水型コネク
タに比べると、シールドスリーブ6及びスリーブ部品8
を付加しているのみであり、しかも軸方向の寸法もほん
の僅か増加しているのみである。
互いに一体に作ってもよい。
部品の点数増加が少なくかつ小型でありながらシールド
機能を備えた防水型コネクタを提供することができる。
断面図である。
続する作業を説明するための工程図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーブルを挿入される金属製の筒状の外
殻部品と、前記外殻部品の軸方向の一端に結合され前記
ケーブルに接続されるコネクタ本体と、前記外殻部品の
前記軸方向の他端の外周に螺合された金属製のグランド
ナットと、前記外殻部品及び前記グランドナットの間に
前記軸方向で介在し前記ケーブルの外周面に接触するブ
ッシングとを含む防水型コネクタにおいて、 前記外殻部品と前記ブッシングとの間に前記軸方向で介
在し前記ケーブルのシールドに接続されるシールドスリ
ーブを有し、 前記ブッシングは、前記軸方向で前記グランドナットに
対向する端面が前記グランドナットから前記コネクタ本
体に向かって径が大きくなるテーパ状を呈し、かつ反対
側端面が平面状に形成されており、 前記グランドナットは、前記ブッシングのテーパ状に対
応した形状のナットテーパ部を有し、 前記シールドスリーブは、前記外殻部品に対向する端面
が前記コネクタ本体から前記グランドナットに向かって
径が大きくなるテーパ状を呈し、かつ前記ブッシングに
対向する端面が平面状に形成されており、 前記外殻部品は、前記他端の端面に前記シールドスリー
ブのテーパ状に対応した形状の外殻テーパ部が形成され
ており、 前記ブッシング及び前記シールドスリーブをそれぞれの
平面状の端面同士を突き合わせて組み込み、前記グラン
ドナットを締め付けることにより、前記ブッシングを、
前記ケーブルに径方向で圧接させると共に前記外殻部品
及び前記シールドスリーブに前記軸方向で圧接させる こ
とを特徴とする防水型コネクタ。 - 【請求項2】 前記ケーブルは前記シールドがケーブル
外皮上に折り返えされかつシールドテープにより保持さ
れたものであり、前記シールドスリーブを前記シールド
テープに接触させるようにした請求項1に記載の防水型
コネクタ。 - 【請求項3】 前記グランドナットは、前記外殻部品に
螺合されるナット本体と、前記ナット本体とは別体のス
リーブ部品とからなり、前記スリーブ部品に前記ナット
テーパ部を設けた請求項1又は2に記載の防水型コネク
タ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000244196A JP3486842B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 防水型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000244196A JP3486842B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 防水型コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002056937A JP2002056937A (ja) | 2002-02-22 |
JP3486842B2 true JP3486842B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=18734915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244196A Expired - Lifetime JP3486842B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 防水型コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3486842B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3680173B2 (ja) | 2002-10-28 | 2005-08-10 | 日本航空電子工業株式会社 | 防水コネクタ |
JP4925229B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2012-04-25 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244196A patent/JP3486842B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002056937A (ja) | 2002-02-22 |
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