JP3604314B2 - Xsrケーブルコネクタ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務用のオーディオ分野で一般に使用されているXSRケーブルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的なXSRケーブルコネクタは図6と図7に示すように構成されている。
ここではXSRケーブルコネクタ雄を例に挙げて説明する。
【0003】
ケーブル1は外部導体2でシールドされた2芯の電線3L,3Rを有しており、外部導体2の外側は外部被覆4で保護されている。XSRケーブルコネクタの組み立ては、インサート5の雄コンタクト6a,6bに電線3L,3Rを半田付けし、インサート5の雄コンタクト6cと板ばね電極6dに外部導体2を半田付けし、このインサート5を導電性金属製のハウジング8の後方から挿入する。
【0004】
このとき、インサート5の後部に絶縁性樹脂製のチャック9が被せられている。チャック9の側面には割り9aが形成され、後端にはテーパー部9bが形成されている。
【0005】
更に、チャック9の後方に挿入した絶縁性樹脂製のブッシング10の雌ねじ部10aをハウジング8の雄ねじ部8aに螺合させる。
これによって、チャック9は先端がインサート5に当接し、チャック9の後端のテーパー部9bは図7に示すようにブッシング10の内周面10bで押されて、チャック9の後端部9cがケーブル1の外部被覆4を銜えてホールドするように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の構成では、図7に示す組み立て状態に示すように、ハウジング8はこのハウジング8の内周の一部に接触する前記板ばね電極6dを介してケーブル1の外部導体2に接続されており、インサート5の後方は、板ばね電極6dを介してケーブル1の外部導体2に接続されたハウジング8の後部によって囲まれている。
【0007】
しかし、最近のオーディオ・ビデオシステムの高品質化に伴う取り扱い信号の高周波化によって、XSRケーブルコネクタにも高周波特性の向上が要求されているのが現状である。
【0008】
具体例として、ベースバンド信号が6MHz(6Mbps)のデジタル信号をXSRケーブルコネクタを介して授受する場合を例に挙げて説明する。
この取り扱い周波数で図7の組み立て状態を考察すると、インサート5の後方の前記ハウジング8によるシールド効果が不十分であって、この部分から外部に不要信号S1が漏洩する問題がある。
【0009】
さらに、不要信号S1の周波数成分について検討すると、高次高調波の漏洩が目立っている。これは、ハウジング8における確実な接地点は板ばね電極6dとの当接箇所P1だけであって、高次高調波から見たハウジング8の後部Aは、前記当接箇所P1で接地されたアンテナと等価な状態にいてハウジング8の側面からも不要信号S1が輻射されていると考えられる。
【0010】
本発明は上記問題を解決するもので、ベースバンド信号のハイバンド化に対応できる高周波特性の良好なXSRケーブルコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のXSRケーブルコネクタは、コンタクトを有するインサートの外周を導電性のハウジングで覆い、インサートの後部でハウジングの内側に先端がインサートに当接するチャックを挿入し、前記ハウジングの後端に取り付けられたブッシングの内周部で前記チャックの後端を押さえ前記チャックの後端部でケーブルを銜えてホールドするように構成されたXSRケーブルコネクタにおいて、前記ケーブルの外部導体である筒状の編組線またはこれに接続された筒状の編組線を、前記ケーブルの外部被覆と前記チャックの後端部の間を通過して前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周面の上に折り返すとともに、前記チャックの外周面と前記ハウジングの後端に螺合するブッシングの内周部との当接部の間を通過して前記ハウジングの内側で前記チャックの外周面の上に被せて、前記ケーブルの外部被覆から引き出されて前記インサートのコンタクトに接続された電線の周囲を包んでシールドするように配置したことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項2記載のXSRケーブルコネクタは、請求項1において、チャックの外周面の上に被せられた前記編組線の外周に導電性テープを巻回し、前記導電性テープを前記ハウジングの内周面に接触させたことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項3記載のXSRケーブルコネクタは、請求項1または請求項2において、前記ケーブルが、外部導体を2重編組線で構成したケーブルであって、外側の外部導体編組線を前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周部に折り返したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
なお、従来例を示す図6,図7と同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1と図2は本発明の(実施の形態1)を示す。
この(実施の形態1)では、ケーブル1としては従来例で示したものと同じように外部導体が1重の編組線のケーブルが使用されている。
【0019】
先ず、図1と図2(a)(b)(c)に基づいて説明する。
組み立て工程は、図2(a)に示すように、先ず、従来と同じようにケーブル1をインサート5に半田付けした後に、ケーブル1とは別の編組線11を被せる。
【0020】
次に、図2(b)に示すように、編組線11の先端をケーブル1の外部導体2に半田付けする。このときには、スズメッキ線12などで結束した上で半田付けする。
【0021】
そして、図2(c)に示すように、インサート5の後部にチャック9を取り付け、編組線11を図1に示すようにケーブル1の外部被覆4とチャック9の後端部9cの間を通過してチャック9の内側から外側に引き出しておく。
【0022】
引き出された編組線11は図1に示すようにチャック9の外周面に折り返された上で、折り返された編組線11がチャック9の外周面とハウジング8の内周面との間に介在するように、インサート5と共にハウジング8に挿入し、ハウジング8にブッシング10を螺合させて組み立てが完了する。ここで、ハウジング8とチャック9との間の隙間は僅かであるため、その部分に編組線11が介在することによって、介在した編組線11はチャック9の外周面とハウジング8の内周面とで挟まれて編組線11がハウジング8の内周面に全周にわたって圧接する。
【0023】
この構成によると、編組線11を介してハウジング8の内周面でインサート5を取り囲むように導通するので、インサート5の後部がケーブル1の外部導体2に半田付けされた編組線11によって従来よりも確実にシールドされる。
【0024】
ここで高次高調波の不要輻射の低減について重要な点は、ケーブル1の外部導体2は、ハウジング8に板ばね電極6dとの当接箇所P1だけで接続されるだけでなく、編組線11を介してハウジング8の内周面に面で接触して導通している点であって、ハウジング8を高周波的に外部導体2と同電位にすることができ、ハウジング8の側面からの高次高調波の不要輻射を従来に比べて飛躍的に改善できる。
【0025】
なお、インサート5をハウジング8に挿入する際の作業性と更なる不要輻射の低減を目的とする場合には、ハウジング8への挿入に際して、チャック9の外周面に折り返された編組線11の上に、図2(d)に示すように片面に粘着剤層が付いた導電性テープ13を導通面を外側にして巻き付け、巻き付けた導電性テープ13の端部の導通面と編組線11とを半田付け14などで導通させて、ハウジング8に挿入したときに編組線11が捲れ上がらないように仮止めした状態でインサート5をハウジング8に挿入する。
【0026】
この場合には、ケーブル1の外部導体2が編組線11と導電性テープ13を介してハウジング8の内周面に導通して同様の高周波性能が得られる。
上記の実施の形態の導電性テープ13の例では、導電性テープの導通面と編組線11は導電性テープ13の粘着剤層を介して接触していて導通が得られなかったために巻き付けた導電性テープ13の端部の導通面と編組線11とを半田付け14などで導通させたが、粘着剤層に導電性の粒子を混ぜた導電性テープを使用することによって前記半田付け14を不要にでき、高周波性能の更なる改善を期待できる。
【0027】
(実施の形態2)
図3と図4は本発明の(実施の形態2)を示す。
この(実施の形態2)ではケーブル1として外部導体が2重編組線で構成されたケーブルを使用しているだけが(実施の形態1)とは異なっている。
【0028】
具体的には、ケーブル1は図4(a)に示すように内側の外部導体2aと外側の外部導体2bとで構成されており、外部導体2aはインサート5の雄コンタクト6cと板ばね電極6dに半田付けし、外部導体2bを外部被覆4の上に重なるように後部に折り返す。
【0029】
そして図4(b)(c)に示すように、インサート5の後部にチャック9を取り付け、外部導体2bを図3に示すようにチャック9の外周面に折り返された上で、折り返された外部導体2bがチャック9の外周面とハウジング8の内周面との間に介在するように、インサート5と共にハウジング8に挿入し、ハウジング8にブッシング10を螺合させて組み立てが完了する。ここで、ハウジング8とチャック9との間の隙間は僅かであるため、その部分に外部導体2bが介在することによって、介在した外部導体2bはチャック9の外周面とハウジング8の内周面とで挟まれて外部導体2bがハウジング8の内周面に全周にわたって圧接する。
【0030】
この構成によると、外部導体2bを介してハウジング8の内周面でインサート5を取り囲むように導通するので、インサート5の後部がケーブル1の外部導体2bによって従来よりも確実にシールドされる。
【0031】
ここで高次高調波の不要輻射の低減について重要な点は、ケーブル1の外部導体2は、ハウジング8に板ばね電極6dとの当接箇所P1だけで接続されるだけでなく、外部導体2bを介してハウジング8の内周面に導通している点であって、ハウジング8を高周波的に外部導体2と同電位にすることができ、ハウジング8の側面からの高次高調波の不要輻射を従来に比べて飛躍的に改善できる。
【0032】
なお、インサート5をハウジング8に挿入する際の作業性と更なる不要輻射の低減を目的とする場合には、ハウジング8への挿入に際して、チャック9の外周面に折り返された外部導体2bの上に、図4(d)に示すように片面に粘着剤層が付いた導電性テープ13を導通面を外側にして巻き付け、巻き付けた導電性テープの端部の導通面と外部導体2bとを半田付け14などで導通させて、ハウジング8に挿入したときに外部導体2bが捲れ上がらないように仮止めした状態でインサート5をハウジング8に挿入する。
【0033】
この場合には、ケーブル1の外部導体2が外部導体2bと導電性テープ13を介してハウジング8の内周面に導通して同様の高周波性能が得られる。
上記の実施の形態の導電性テープ13の例では、導電性テープの導通面と外部導体2bとは導電性テープ13の粘着剤層を介して接触していて導通が得られなかったために巻き付けた導電性テープの端部の導通面と外部導体2bとを半田付け14などで導通させたが、粘着剤層に導電性の粒子を混ぜた導電性テープを使用することによって前記半田付けを不要にでき、高周波性能の更なる改善を期待できる。
【0034】
(実施の形態3)
図5は本発明の(実施の形態3)を示す。
上記の(実施の形態2)のチャック9は従来と同じく絶縁性樹脂製であったが、この(実施の形態3)では導電性材料から形成されており、チャック9の内側から外側に引き出された外部導体2bはケーブル1の外部被覆4とチャック9の後端部9cとで挟まれているだけで、チャック9の外周部に折り返されてはいない。
【0035】
なお、チャック9の径は(実施の形態2)のそれよりも若干は太く成形されており、インサート5とともにハウジング8に挿入した状態でチャック9がハウジング8の内周部に全周にわたって圧接する。また、ブッシング10をハウジング8に取り付けることによって、チャック9の後端部9cが外部導体2bを介してケーブル1の外部被覆4を銜えてホールドするので、導電性材料のチャック9と外部導体2bとの導通は確実なものとなり、ケーブル1の外部導体2aは外部導体2bとチャック9を介してハウジング8の内周部に導通して、(実施の形態2)と同様の高周波性能を得ることができる。
【0036】
この(実施の形態3)ではチャック9の全体を導電性材料で形成したが、(実施の形態2)の絶縁性樹脂製のチャック9の外周面と後端部9cの内面から前記外周面に連続した導電性メッキ膜を形成し、ケーブル1の外部導体2aが、外部導体2bとチャック9に形成された前記導電性メッキ膜を介してハウジング8の内周部に導通するように構成しても(実施の形態2)と同様の高周波性能を得ることができる。
【0037】
この(実施の形態3)の各実施の形態では、チャック9の径を(実施の形態2)のそれよりも若干は太く成形して、インサート5とともにハウジング8に挿入した状態でチャック9がハウジング8の内周部に全周にわたって圧接するように構成したが、チャック9の径を(実施の形態2)のそれと同じにし、チャック9の外周に(実施の形態2)で使用した導電性テープを巻回して、導電性テープを介してチャック9の外周をハウジング8の内周部に全周にわたって圧接するように構成することもできる。また、このように導電性テープをチャック9の外周に巻回する場合に、図4(d)に示した場合と同様に、チャック9の上に折り返した外部導体2bの上に導電性テープを巻回しても同様の効果を期待できる。また、外部導体2bをチャック9の上に折り返さずにチャック9の上に導電性テープを巻回しても同様の効果を期待できる。
【0038】
また、この(実施の形態3)においてはケーブル1として外部導体が2重編組線のケーブルを使用したが、(実施の形態1)のように外部導体が一重の編組線のケーブル1と編組線11との組み合わせの場合でも同様に実施できる。
【0039】
なお、上記の各実施の形態では、XSRケーブルコネクタ雄を例に挙げて説明したが、XSRケーブルコネクタ雌の場合も同様である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明のXSRケーブルコネクタによれば、ケーブルの外部導体またはこれに接続された導体を、ケーブルの外部被覆とチャックの後端部の間を通過して前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周面とハウジングの内周面との間に介装して前記ハウジングに接触させたため、ケーブルの外部導体はハウジング8に一点ではなく内周面に面で接触して導通しており、ハウジングを高周波的に外部導体と同電位にすることができ、ハウジングの側面からの高次高調波の不要輻射を従来に比べて飛躍的に改善できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)のXSRケーブルコネクタ雄の組立状態の断面図
【図2】同実施の形態の組立工程を示す斜視図
【図3】本発明の(実施の形態2)のXSRケーブルコネクタ雄の組立状態の断面図
【図4】同実施の形態の組立工程を示す斜視図
【図5】本発明の(実施の形態3)のXSRケーブルコネクタ雄の組立状態の断面図
【図6】従来のXSRケーブルコネクタ雄の分解斜視図
【図7】同従来例の組立状態の断面図
【符号の説明】
1 ケーブル
2 外部導体
2a 内側の外部導体
2b 外側の外部導体
3L,3R 電線
4 外部被覆
5 インサート
6a,6b,6c 雄コンタクト
6d 板ばね電極
8 ハウジング
9 チャック
9b テーパー部
9c 後端部
10 ブッシング
10a 雌ねじ部
10b 内周面
11 編組線
12 スズメッキ線
13 導電性テープ
14 半田付け
A ハウジング8の後部
S1 不要信号
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務用のオーディオ分野で一般に使用されているXSRケーブルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的なXSRケーブルコネクタは図6と図7に示すように構成されている。
ここではXSRケーブルコネクタ雄を例に挙げて説明する。
【0003】
ケーブル1は外部導体2でシールドされた2芯の電線3L,3Rを有しており、外部導体2の外側は外部被覆4で保護されている。XSRケーブルコネクタの組み立ては、インサート5の雄コンタクト6a,6bに電線3L,3Rを半田付けし、インサート5の雄コンタクト6cと板ばね電極6dに外部導体2を半田付けし、このインサート5を導電性金属製のハウジング8の後方から挿入する。
【0004】
このとき、インサート5の後部に絶縁性樹脂製のチャック9が被せられている。チャック9の側面には割り9aが形成され、後端にはテーパー部9bが形成されている。
【0005】
更に、チャック9の後方に挿入した絶縁性樹脂製のブッシング10の雌ねじ部10aをハウジング8の雄ねじ部8aに螺合させる。
これによって、チャック9は先端がインサート5に当接し、チャック9の後端のテーパー部9bは図7に示すようにブッシング10の内周面10bで押されて、チャック9の後端部9cがケーブル1の外部被覆4を銜えてホールドするように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の構成では、図7に示す組み立て状態に示すように、ハウジング8はこのハウジング8の内周の一部に接触する前記板ばね電極6dを介してケーブル1の外部導体2に接続されており、インサート5の後方は、板ばね電極6dを介してケーブル1の外部導体2に接続されたハウジング8の後部によって囲まれている。
【0007】
しかし、最近のオーディオ・ビデオシステムの高品質化に伴う取り扱い信号の高周波化によって、XSRケーブルコネクタにも高周波特性の向上が要求されているのが現状である。
【0008】
具体例として、ベースバンド信号が6MHz(6Mbps)のデジタル信号をXSRケーブルコネクタを介して授受する場合を例に挙げて説明する。
この取り扱い周波数で図7の組み立て状態を考察すると、インサート5の後方の前記ハウジング8によるシールド効果が不十分であって、この部分から外部に不要信号S1が漏洩する問題がある。
【0009】
さらに、不要信号S1の周波数成分について検討すると、高次高調波の漏洩が目立っている。これは、ハウジング8における確実な接地点は板ばね電極6dとの当接箇所P1だけであって、高次高調波から見たハウジング8の後部Aは、前記当接箇所P1で接地されたアンテナと等価な状態にいてハウジング8の側面からも不要信号S1が輻射されていると考えられる。
【0010】
本発明は上記問題を解決するもので、ベースバンド信号のハイバンド化に対応できる高周波特性の良好なXSRケーブルコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のXSRケーブルコネクタは、コンタクトを有するインサートの外周を導電性のハウジングで覆い、インサートの後部でハウジングの内側に先端がインサートに当接するチャックを挿入し、前記ハウジングの後端に取り付けられたブッシングの内周部で前記チャックの後端を押さえ前記チャックの後端部でケーブルを銜えてホールドするように構成されたXSRケーブルコネクタにおいて、前記ケーブルの外部導体である筒状の編組線またはこれに接続された筒状の編組線を、前記ケーブルの外部被覆と前記チャックの後端部の間を通過して前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周面の上に折り返すとともに、前記チャックの外周面と前記ハウジングの後端に螺合するブッシングの内周部との当接部の間を通過して前記ハウジングの内側で前記チャックの外周面の上に被せて、前記ケーブルの外部被覆から引き出されて前記インサートのコンタクトに接続された電線の周囲を包んでシールドするように配置したことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項2記載のXSRケーブルコネクタは、請求項1において、チャックの外周面の上に被せられた前記編組線の外周に導電性テープを巻回し、前記導電性テープを前記ハウジングの内周面に接触させたことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項3記載のXSRケーブルコネクタは、請求項1または請求項2において、前記ケーブルが、外部導体を2重編組線で構成したケーブルであって、外側の外部導体編組線を前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周部に折り返したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
なお、従来例を示す図6,図7と同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1と図2は本発明の(実施の形態1)を示す。
この(実施の形態1)では、ケーブル1としては従来例で示したものと同じように外部導体が1重の編組線のケーブルが使用されている。
【0019】
先ず、図1と図2(a)(b)(c)に基づいて説明する。
組み立て工程は、図2(a)に示すように、先ず、従来と同じようにケーブル1をインサート5に半田付けした後に、ケーブル1とは別の編組線11を被せる。
【0020】
次に、図2(b)に示すように、編組線11の先端をケーブル1の外部導体2に半田付けする。このときには、スズメッキ線12などで結束した上で半田付けする。
【0021】
そして、図2(c)に示すように、インサート5の後部にチャック9を取り付け、編組線11を図1に示すようにケーブル1の外部被覆4とチャック9の後端部9cの間を通過してチャック9の内側から外側に引き出しておく。
【0022】
引き出された編組線11は図1に示すようにチャック9の外周面に折り返された上で、折り返された編組線11がチャック9の外周面とハウジング8の内周面との間に介在するように、インサート5と共にハウジング8に挿入し、ハウジング8にブッシング10を螺合させて組み立てが完了する。ここで、ハウジング8とチャック9との間の隙間は僅かであるため、その部分に編組線11が介在することによって、介在した編組線11はチャック9の外周面とハウジング8の内周面とで挟まれて編組線11がハウジング8の内周面に全周にわたって圧接する。
【0023】
この構成によると、編組線11を介してハウジング8の内周面でインサート5を取り囲むように導通するので、インサート5の後部がケーブル1の外部導体2に半田付けされた編組線11によって従来よりも確実にシールドされる。
【0024】
ここで高次高調波の不要輻射の低減について重要な点は、ケーブル1の外部導体2は、ハウジング8に板ばね電極6dとの当接箇所P1だけで接続されるだけでなく、編組線11を介してハウジング8の内周面に面で接触して導通している点であって、ハウジング8を高周波的に外部導体2と同電位にすることができ、ハウジング8の側面からの高次高調波の不要輻射を従来に比べて飛躍的に改善できる。
【0025】
なお、インサート5をハウジング8に挿入する際の作業性と更なる不要輻射の低減を目的とする場合には、ハウジング8への挿入に際して、チャック9の外周面に折り返された編組線11の上に、図2(d)に示すように片面に粘着剤層が付いた導電性テープ13を導通面を外側にして巻き付け、巻き付けた導電性テープ13の端部の導通面と編組線11とを半田付け14などで導通させて、ハウジング8に挿入したときに編組線11が捲れ上がらないように仮止めした状態でインサート5をハウジング8に挿入する。
【0026】
この場合には、ケーブル1の外部導体2が編組線11と導電性テープ13を介してハウジング8の内周面に導通して同様の高周波性能が得られる。
上記の実施の形態の導電性テープ13の例では、導電性テープの導通面と編組線11は導電性テープ13の粘着剤層を介して接触していて導通が得られなかったために巻き付けた導電性テープ13の端部の導通面と編組線11とを半田付け14などで導通させたが、粘着剤層に導電性の粒子を混ぜた導電性テープを使用することによって前記半田付け14を不要にでき、高周波性能の更なる改善を期待できる。
【0027】
(実施の形態2)
図3と図4は本発明の(実施の形態2)を示す。
この(実施の形態2)ではケーブル1として外部導体が2重編組線で構成されたケーブルを使用しているだけが(実施の形態1)とは異なっている。
【0028】
具体的には、ケーブル1は図4(a)に示すように内側の外部導体2aと外側の外部導体2bとで構成されており、外部導体2aはインサート5の雄コンタクト6cと板ばね電極6dに半田付けし、外部導体2bを外部被覆4の上に重なるように後部に折り返す。
【0029】
そして図4(b)(c)に示すように、インサート5の後部にチャック9を取り付け、外部導体2bを図3に示すようにチャック9の外周面に折り返された上で、折り返された外部導体2bがチャック9の外周面とハウジング8の内周面との間に介在するように、インサート5と共にハウジング8に挿入し、ハウジング8にブッシング10を螺合させて組み立てが完了する。ここで、ハウジング8とチャック9との間の隙間は僅かであるため、その部分に外部導体2bが介在することによって、介在した外部導体2bはチャック9の外周面とハウジング8の内周面とで挟まれて外部導体2bがハウジング8の内周面に全周にわたって圧接する。
【0030】
この構成によると、外部導体2bを介してハウジング8の内周面でインサート5を取り囲むように導通するので、インサート5の後部がケーブル1の外部導体2bによって従来よりも確実にシールドされる。
【0031】
ここで高次高調波の不要輻射の低減について重要な点は、ケーブル1の外部導体2は、ハウジング8に板ばね電極6dとの当接箇所P1だけで接続されるだけでなく、外部導体2bを介してハウジング8の内周面に導通している点であって、ハウジング8を高周波的に外部導体2と同電位にすることができ、ハウジング8の側面からの高次高調波の不要輻射を従来に比べて飛躍的に改善できる。
【0032】
なお、インサート5をハウジング8に挿入する際の作業性と更なる不要輻射の低減を目的とする場合には、ハウジング8への挿入に際して、チャック9の外周面に折り返された外部導体2bの上に、図4(d)に示すように片面に粘着剤層が付いた導電性テープ13を導通面を外側にして巻き付け、巻き付けた導電性テープの端部の導通面と外部導体2bとを半田付け14などで導通させて、ハウジング8に挿入したときに外部導体2bが捲れ上がらないように仮止めした状態でインサート5をハウジング8に挿入する。
【0033】
この場合には、ケーブル1の外部導体2が外部導体2bと導電性テープ13を介してハウジング8の内周面に導通して同様の高周波性能が得られる。
上記の実施の形態の導電性テープ13の例では、導電性テープの導通面と外部導体2bとは導電性テープ13の粘着剤層を介して接触していて導通が得られなかったために巻き付けた導電性テープの端部の導通面と外部導体2bとを半田付け14などで導通させたが、粘着剤層に導電性の粒子を混ぜた導電性テープを使用することによって前記半田付けを不要にでき、高周波性能の更なる改善を期待できる。
【0034】
(実施の形態3)
図5は本発明の(実施の形態3)を示す。
上記の(実施の形態2)のチャック9は従来と同じく絶縁性樹脂製であったが、この(実施の形態3)では導電性材料から形成されており、チャック9の内側から外側に引き出された外部導体2bはケーブル1の外部被覆4とチャック9の後端部9cとで挟まれているだけで、チャック9の外周部に折り返されてはいない。
【0035】
なお、チャック9の径は(実施の形態2)のそれよりも若干は太く成形されており、インサート5とともにハウジング8に挿入した状態でチャック9がハウジング8の内周部に全周にわたって圧接する。また、ブッシング10をハウジング8に取り付けることによって、チャック9の後端部9cが外部導体2bを介してケーブル1の外部被覆4を銜えてホールドするので、導電性材料のチャック9と外部導体2bとの導通は確実なものとなり、ケーブル1の外部導体2aは外部導体2bとチャック9を介してハウジング8の内周部に導通して、(実施の形態2)と同様の高周波性能を得ることができる。
【0036】
この(実施の形態3)ではチャック9の全体を導電性材料で形成したが、(実施の形態2)の絶縁性樹脂製のチャック9の外周面と後端部9cの内面から前記外周面に連続した導電性メッキ膜を形成し、ケーブル1の外部導体2aが、外部導体2bとチャック9に形成された前記導電性メッキ膜を介してハウジング8の内周部に導通するように構成しても(実施の形態2)と同様の高周波性能を得ることができる。
【0037】
この(実施の形態3)の各実施の形態では、チャック9の径を(実施の形態2)のそれよりも若干は太く成形して、インサート5とともにハウジング8に挿入した状態でチャック9がハウジング8の内周部に全周にわたって圧接するように構成したが、チャック9の径を(実施の形態2)のそれと同じにし、チャック9の外周に(実施の形態2)で使用した導電性テープを巻回して、導電性テープを介してチャック9の外周をハウジング8の内周部に全周にわたって圧接するように構成することもできる。また、このように導電性テープをチャック9の外周に巻回する場合に、図4(d)に示した場合と同様に、チャック9の上に折り返した外部導体2bの上に導電性テープを巻回しても同様の効果を期待できる。また、外部導体2bをチャック9の上に折り返さずにチャック9の上に導電性テープを巻回しても同様の効果を期待できる。
【0038】
また、この(実施の形態3)においてはケーブル1として外部導体が2重編組線のケーブルを使用したが、(実施の形態1)のように外部導体が一重の編組線のケーブル1と編組線11との組み合わせの場合でも同様に実施できる。
【0039】
なお、上記の各実施の形態では、XSRケーブルコネクタ雄を例に挙げて説明したが、XSRケーブルコネクタ雌の場合も同様である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明のXSRケーブルコネクタによれば、ケーブルの外部導体またはこれに接続された導体を、ケーブルの外部被覆とチャックの後端部の間を通過して前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周面とハウジングの内周面との間に介装して前記ハウジングに接触させたため、ケーブルの外部導体はハウジング8に一点ではなく内周面に面で接触して導通しており、ハウジングを高周波的に外部導体と同電位にすることができ、ハウジングの側面からの高次高調波の不要輻射を従来に比べて飛躍的に改善できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)のXSRケーブルコネクタ雄の組立状態の断面図
【図2】同実施の形態の組立工程を示す斜視図
【図3】本発明の(実施の形態2)のXSRケーブルコネクタ雄の組立状態の断面図
【図4】同実施の形態の組立工程を示す斜視図
【図5】本発明の(実施の形態3)のXSRケーブルコネクタ雄の組立状態の断面図
【図6】従来のXSRケーブルコネクタ雄の分解斜視図
【図7】同従来例の組立状態の断面図
【符号の説明】
1 ケーブル
2 外部導体
2a 内側の外部導体
2b 外側の外部導体
3L,3R 電線
4 外部被覆
5 インサート
6a,6b,6c 雄コンタクト
6d 板ばね電極
8 ハウジング
9 チャック
9b テーパー部
9c 後端部
10 ブッシング
10a 雌ねじ部
10b 内周面
11 編組線
12 スズメッキ線
13 導電性テープ
14 半田付け
A ハウジング8の後部
S1 不要信号
Claims (3)
- コンタクトを有するインサートの外周を導電性のハウジングで覆い、インサートの後部でハウジングの内側に先端がインサートに当接するチャックを挿入し、前記ハウジングの後端に取り付けられたブッシングの内周部で前記チャックの後端を押さえ前記チャックの後端部でケーブルを銜えてホールドするように構成されたXSRケーブルコネクタにおいて、
前記ケーブルの外部導体である筒状の編組線またはこれに接続された筒状の編組線を、前記ケーブルの外部被覆と前記チャックの後端部の間を通過して前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周面の上に折り返すとともに、前記チャックの外周面と前記ハウジングの後端に螺合するブッシングの内周部との当接部の間を通過して前記ハウジングの内側で前記チャックの外周面の上に被せて、前記ケーブルの外部被覆から引き出されて前記インサートのコンタクトに接続された電線の周囲を包んでシールドするように配置した
XSRケーブルコネクタ。 - チャックの外周面の上に被せられた前記編組線の外周に導電性テープを巻回し、前記導電性テープを前記ハウジングの内周面に接触させた
請求項1記載のXSRケーブルコネクタ。 - 前記ケーブルが、外部導体を2重編組線で構成したケーブルであって、外側の外部導体編組線を前記チャックの内側から外側に延設して前記チャックの外周部に折り返した
請求項1または請求項2記載のXSRケーブルコネクタ。
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