JPH0946875A - 電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブル - Google Patents
電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0946875A JPH0946875A JP7191638A JP19163895A JPH0946875A JP H0946875 A JPH0946875 A JP H0946875A JP 7191638 A JP7191638 A JP 7191638A JP 19163895 A JP19163895 A JP 19163895A JP H0946875 A JPH0946875 A JP H0946875A
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- JP
- Japan
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- conductive material
- connector
- coaxial cable
- support panel
- insulating layer
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- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁遮蔽層7の両端を接地し、同軸ケーブル
1を構成する外部導体の一端のみ接地する作業を、容易
に、且つ体裁良く行なえる様にする。 【構成】 電磁遮蔽層7の両端は、シールドカバー12
及び支持パネル14を介して接地する。同軸ケーブル1
の両端は、コネクタ15に接続する。このコネクタ15
を構成し、上記外部導体を導通させたコネクタボディー
25、25は、スリーブ26により上記支持パネル14
に支持する。複合ケーブル8の一端側では、上記スリー
ブ26を導電材製とし、他端側では絶縁材製とする。
1を構成する外部導体の一端のみ接地する作業を、容易
に、且つ体裁良く行なえる様にする。 【構成】 電磁遮蔽層7の両端は、シールドカバー12
及び支持パネル14を介して接地する。同軸ケーブル1
の両端は、コネクタ15に接続する。このコネクタ15
を構成し、上記外部導体を導通させたコネクタボディー
25、25は、スリーブ26により上記支持パネル14
に支持する。複合ケーブル8の一端側では、上記スリー
ブ26を導電材製とし、他端側では絶縁材製とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る電磁遮蔽を施した
コネクタ付同軸ケーブルは、各種通信回線を構成する為
に利用する。
コネクタ付同軸ケーブルは、各種通信回線を構成する為
に利用する。
【0002】
【従来の技術】各種通信回線を構成する為の同軸ケーブ
ルとして従来から、図5に示す様な構造のものが知られ
ている。この同軸ケーブル1の中心には、軟銅線或は銅
覆鋼線である中心導体2を設けている。この中心導体2
の周囲にはポリエチレン等の絶縁材を被覆して、内側絶
縁層3を構成している。そして、この内側絶縁層3の周
囲に、アルミニウム箔等により造られた耐熱層4を介し
て、外部導体5を設けている。この外部導体5は、例え
ば細い軟銅線(銅フィラメント)を円筒状に編組する事
により造られる。更に、この外部導体5の周囲には、ポ
リ塩化ビニル等の絶縁材を被覆して外側絶縁層6を構成
している。尚、上記耐熱層4は省略する事もある。
ルとして従来から、図5に示す様な構造のものが知られ
ている。この同軸ケーブル1の中心には、軟銅線或は銅
覆鋼線である中心導体2を設けている。この中心導体2
の周囲にはポリエチレン等の絶縁材を被覆して、内側絶
縁層3を構成している。そして、この内側絶縁層3の周
囲に、アルミニウム箔等により造られた耐熱層4を介し
て、外部導体5を設けている。この外部導体5は、例え
ば細い軟銅線(銅フィラメント)を円筒状に編組する事
により造られる。更に、この外部導体5の周囲には、ポ
リ塩化ビニル等の絶縁材を被覆して外側絶縁層6を構成
している。尚、上記耐熱層4は省略する事もある。
【0003】更に、良好な通信状態を確保する為に、上
述の様な同軸ケーブル1を、1乃至複数本、導電材製の
電磁遮蔽層の内側に配設する事も行なわれている。図6
は、この様な目的で複数本(図示の例では4本)の同軸
ケーブル1、1を同じ電磁遮蔽層7の内側に配設した複
合ケーブル8を示している。それぞれが上記構成を有す
る複数本の同軸ケーブル1、1は、上記外側絶縁層6と
同じ絶縁材により造られた絶縁層9により束ねられてい
る。そして、この絶縁層9の周囲に、上記電磁遮蔽層7
を設けている。この電磁遮蔽層7は、上記外部導体5と
同様に、細い軟銅線を円筒状に編組する事により造られ
る。この電磁遮蔽層7の周囲には、絶縁材製の保護絶縁
層10を設けている。
述の様な同軸ケーブル1を、1乃至複数本、導電材製の
電磁遮蔽層の内側に配設する事も行なわれている。図6
は、この様な目的で複数本(図示の例では4本)の同軸
ケーブル1、1を同じ電磁遮蔽層7の内側に配設した複
合ケーブル8を示している。それぞれが上記構成を有す
る複数本の同軸ケーブル1、1は、上記外側絶縁層6と
同じ絶縁材により造られた絶縁層9により束ねられてい
る。そして、この絶縁層9の周囲に、上記電磁遮蔽層7
を設けている。この電磁遮蔽層7は、上記外部導体5と
同様に、細い軟銅線を円筒状に編組する事により造られ
る。この電磁遮蔽層7の周囲には、絶縁材製の保護絶縁
層10を設けている。
【0004】上述の様に構成される複合ケーブル8を使
用して、上記各同軸ケーブル1、1により良好な通信を
行なう為には、上記外部導体5と電磁遮蔽層7とを、図
7に示す様に接地(アース)する。即ち、上記電磁遮蔽
層7の両端を接地して、外部から上記同軸ケーブル1に
向けて複合ケーブル8内に入り込もうとする電磁波を遮
断する。一方、上記外部導体5は一端(図7の場合には
右端)のみ接地して、この外部導体5の電位を上記電磁
遮蔽層7と同じにしている。この外部導体5の両端を接
地した場合には、この外部導体5に微小電流が流れ、却
って通信状態が悪くなる為、上記外部導体5は一端のみ
接地する。
用して、上記各同軸ケーブル1、1により良好な通信を
行なう為には、上記外部導体5と電磁遮蔽層7とを、図
7に示す様に接地(アース)する。即ち、上記電磁遮蔽
層7の両端を接地して、外部から上記同軸ケーブル1に
向けて複合ケーブル8内に入り込もうとする電磁波を遮
断する。一方、上記外部導体5は一端(図7の場合には
右端)のみ接地して、この外部導体5の電位を上記電磁
遮蔽層7と同じにしている。この外部導体5の両端を接
地した場合には、この外部導体5に微小電流が流れ、却
って通信状態が悪くなる為、上記外部導体5は一端のみ
接地する。
【0005】従って、上記外部導体5の一端と電磁遮蔽
層7の一端とは一緒に接地すべく、これら両一端同士を
互いに電気的に導通させる事も可能である。これに対し
て、上記電磁遮蔽層7の他端(図7の場合には左端)と
外部導体5の他端とを電気的に導通させる事はできな
い。この為従来は、上記電磁遮蔽層7の他端を上記外部
導体5の他端よりも少し中間に寄った部分で保護絶縁層
10(図6参照。図7には省略。)から露出させ、この
露出部分にリード線の一端を半田付けしていた。そし
て、このリード線の他端を接地する事により、上記電磁
遮蔽層7の他端を接地していた。
層7の一端とは一緒に接地すべく、これら両一端同士を
互いに電気的に導通させる事も可能である。これに対し
て、上記電磁遮蔽層7の他端(図7の場合には左端)と
外部導体5の他端とを電気的に導通させる事はできな
い。この為従来は、上記電磁遮蔽層7の他端を上記外部
導体5の他端よりも少し中間に寄った部分で保護絶縁層
10(図6参照。図7には省略。)から露出させ、この
露出部分にリード線の一端を半田付けしていた。そし
て、このリード線の他端を接地する事により、上記電磁
遮蔽層7の他端を接地していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
して電磁遮蔽層7の他端を接地する方法では、接地作業
が面倒であるだけでなく、接地部分の外観も悪くなる。
しかも、電磁遮蔽層7の他端とリード線の一端との導通
部が円周方向に偏る等の理由により、電磁遮蔽層7によ
る電磁遮蔽効果が低下する可能性もある。本発明の電磁
遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブルは、この様な不都
合を何れも解消すべく発明したものである。
して電磁遮蔽層7の他端を接地する方法では、接地作業
が面倒であるだけでなく、接地部分の外観も悪くなる。
しかも、電磁遮蔽層7の他端とリード線の一端との導通
部が円周方向に偏る等の理由により、電磁遮蔽層7によ
る電磁遮蔽効果が低下する可能性もある。本発明の電磁
遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブルは、この様な不都
合を何れも解消すべく発明したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁遮蔽を施し
たコネクタ付同軸ケーブルは、次の〜の要件を総て
満たす。 同軸ケーブルは、中心導体と、この中心導体の周囲
を被覆した内側絶縁層と、この内側絶縁層の周囲に設け
られた外部導体と、この外部導体の周囲を被覆した外側
絶縁層とを備える。 上記同軸ケーブルの周囲には、導電材製の電磁遮蔽
層が設けられており、この電磁遮蔽層の周囲には保護絶
縁層を被覆している。 上記電磁遮蔽層の両端部は、それぞれが導電材製の
第一、第二のシールドカバーの基端部に導通させてい
る。 第一のシールドカバーの先端開口部には導電材製の
第一の支持パネルを、上記第一のシールドカバーに導通
させた状態で固定しており、第二のシールドカバーの先
端開口部には導電材製の第二の支持パネルを、上記第二
のシールドカバーに導通させた状態で固定している。 第一の支持パネルに形成した第一の支持孔の内側に
は導電材製のコネクタボディーを、導電材製の第一のス
リーブを介して支持固定しており、第二の支持パネルに
形成した第二の支持孔の内側には導電材製のコネクタボ
ディーを、絶縁材製の第二のスリーブを介して支持固定
している。 上記各コネクタボディーの内側には導電材製の端子
を、各コネクタボディーと絶縁した状態で支持してい
る。 上記中心導体の両端は、上記各端子に導通させてお
り、上記外部導体の両端は、上記各コネクタボディーに
導通させている。
たコネクタ付同軸ケーブルは、次の〜の要件を総て
満たす。 同軸ケーブルは、中心導体と、この中心導体の周囲
を被覆した内側絶縁層と、この内側絶縁層の周囲に設け
られた外部導体と、この外部導体の周囲を被覆した外側
絶縁層とを備える。 上記同軸ケーブルの周囲には、導電材製の電磁遮蔽
層が設けられており、この電磁遮蔽層の周囲には保護絶
縁層を被覆している。 上記電磁遮蔽層の両端部は、それぞれが導電材製の
第一、第二のシールドカバーの基端部に導通させてい
る。 第一のシールドカバーの先端開口部には導電材製の
第一の支持パネルを、上記第一のシールドカバーに導通
させた状態で固定しており、第二のシールドカバーの先
端開口部には導電材製の第二の支持パネルを、上記第二
のシールドカバーに導通させた状態で固定している。 第一の支持パネルに形成した第一の支持孔の内側に
は導電材製のコネクタボディーを、導電材製の第一のス
リーブを介して支持固定しており、第二の支持パネルに
形成した第二の支持孔の内側には導電材製のコネクタボ
ディーを、絶縁材製の第二のスリーブを介して支持固定
している。 上記各コネクタボディーの内側には導電材製の端子
を、各コネクタボディーと絶縁した状態で支持してい
る。 上記中心導体の両端は、上記各端子に導通させてお
り、上記外部導体の両端は、上記各コネクタボディーに
導通させている。
【0008】
【作用】上述の様に構成される本発明の電磁遮蔽を施し
たコネクタ付同軸ケーブルにより通信回線を構成するに
は、第一、第二の支持パネルを接地させる。この結果、
電磁遮蔽層の両端部が、第一、第二のシールドカバーと
第一、第二の支持パネルとを介して接地される。又、同
軸ケーブルを構成する外部導体の一端は、コネクタボデ
ィーと導電材製の第一のスリーブと第一の支持パネルと
を介して接地される。これに対して、上記外部導体の他
端が導通した別のコネクタボディーと第二の支持パネル
との間には、絶縁材製の第二のスリーブが設けられてい
る為、この外部導体の他端が接地される事はない。
たコネクタ付同軸ケーブルにより通信回線を構成するに
は、第一、第二の支持パネルを接地させる。この結果、
電磁遮蔽層の両端部が、第一、第二のシールドカバーと
第一、第二の支持パネルとを介して接地される。又、同
軸ケーブルを構成する外部導体の一端は、コネクタボデ
ィーと導電材製の第一のスリーブと第一の支持パネルと
を介して接地される。これに対して、上記外部導体の他
端が導通した別のコネクタボディーと第二の支持パネル
との間には、絶縁材製の第二のスリーブが設けられてい
る為、この外部導体の他端が接地される事はない。
【0009】
【実施例】図1〜4は本発明の実施例を示している。本
発明の電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブルは、図
1に示す様に、複合ケーブル8の両端部に、それぞれが
導電材である金属板製製の第一、第二のシールドカバー
11、12の基端部を固定している。これら両シールド
カバー11、12の先端開口部には、それぞれが導電材
製の第一、第二の支持パネル13、14を固定してい
る。そして、これら各支持パネル13、14に、それぞ
れ上記複合ケーブル8を構成する同軸ケーブル1、1
(図2、6参照)と同数(図示の例では4個)ずつの、
コネクタ15、15を支持固定している。この様なコネ
クタ付同軸ケーブルの使用時(通信回線を構成する為の
敷設時)には、上記第一、第二の支持パネル13、14
を接地する。この接地により、上記複合ケーブル8を構
成する電磁遮蔽層7(図6〜7)の両端を接地すると共
に、上記各同軸ケーブル1、1を構成する外部導体5、
5(図5〜7参照)の一端を接地する。
発明の電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブルは、図
1に示す様に、複合ケーブル8の両端部に、それぞれが
導電材である金属板製製の第一、第二のシールドカバー
11、12の基端部を固定している。これら両シールド
カバー11、12の先端開口部には、それぞれが導電材
製の第一、第二の支持パネル13、14を固定してい
る。そして、これら各支持パネル13、14に、それぞ
れ上記複合ケーブル8を構成する同軸ケーブル1、1
(図2、6参照)と同数(図示の例では4個)ずつの、
コネクタ15、15を支持固定している。この様なコネ
クタ付同軸ケーブルの使用時(通信回線を構成する為の
敷設時)には、上記第一、第二の支持パネル13、14
を接地する。この接地により、上記複合ケーブル8を構
成する電磁遮蔽層7(図6〜7)の両端を接地すると共
に、上記各同軸ケーブル1、1を構成する外部導体5、
5(図5〜7参照)の一端を接地する。
【0010】上記複合ケーブル8の他端部(図1の左端
部)に上記コネクタ15、15を設けている部分の構造
を、図2〜3に詳示する。尚、複合ケーブル8の一端部
(図1の右端部)にコネクタを設ける構造と他端部にコ
ネクタを設ける構造とは、後述するスリーブ26(第
一、第二のスリーブ)の材質が絶縁材であるか導電材で
あるかが違うのみで、他は基本的には同じである。そこ
で、以下の説明は、上記複合ケーブル8の他端部に上記
コネクタ15、15を設ける部分の構造を中心に述べ
る。
部)に上記コネクタ15、15を設けている部分の構造
を、図2〜3に詳示する。尚、複合ケーブル8の一端部
(図1の右端部)にコネクタを設ける構造と他端部にコ
ネクタを設ける構造とは、後述するスリーブ26(第
一、第二のスリーブ)の材質が絶縁材であるか導電材で
あるかが違うのみで、他は基本的には同じである。そこ
で、以下の説明は、上記複合ケーブル8の他端部に上記
コネクタ15、15を設ける部分の構造を中心に述べ
る。
【0011】上記第二のシールドカバー12は、金属板
製で全体が円筒状であり、大径部16と小径部17とを
傾斜部18により連続させて成る。このうちの小径部1
7には、それぞれがこの小径部17の端縁(図2の右
縁)に開口する複数のスリット19、19を形成して、
この小径部17の直径を収縮自在としている。上記複合
ケーブル8の保護絶縁層10は、上記各同軸ケーブル1
の先端よりも少し中央に寄った部分まで剥離している。
そして、上記電磁遮蔽層7の端部を折り返し、上記保護
絶縁層10の端部外周面を覆っている。上記小径部17
は、この様に電磁遮蔽層7により覆われた保護絶縁層1
0の端部(図2の左端部)に外嵌し、図示しないクラン
プ金具によって、保護絶縁層10の端部に抑え付けてい
る。この状態で、上記第二のシールドカバー12の基端
部(図2の右端部)が、上記電磁遮蔽層7と導通した状
態で、上記複合ケーブル8の他端部に支持固定される。
製で全体が円筒状であり、大径部16と小径部17とを
傾斜部18により連続させて成る。このうちの小径部1
7には、それぞれがこの小径部17の端縁(図2の右
縁)に開口する複数のスリット19、19を形成して、
この小径部17の直径を収縮自在としている。上記複合
ケーブル8の保護絶縁層10は、上記各同軸ケーブル1
の先端よりも少し中央に寄った部分まで剥離している。
そして、上記電磁遮蔽層7の端部を折り返し、上記保護
絶縁層10の端部外周面を覆っている。上記小径部17
は、この様に電磁遮蔽層7により覆われた保護絶縁層1
0の端部(図2の左端部)に外嵌し、図示しないクラン
プ金具によって、保護絶縁層10の端部に抑え付けてい
る。この状態で、上記第二のシールドカバー12の基端
部(図2の右端部)が、上記電磁遮蔽層7と導通した状
態で、上記複合ケーブル8の他端部に支持固定される。
【0012】この様にして複合ケーブル8の他端部に支
持固定された、第二のシールドカバー12の先端(図2
の左端)開口部には、金属板等の導電材により円板状に
造られた、第二の支持パネル14を支持固定している。
この第二の支持パネル14の片面(図2の右側面)で、
外周縁よりも少し直径方向内方に寄った部分には、短円
筒状の結合筒部20を形成している。この結合筒部20
の円周方向複数個所にはねじ孔21を、上記大径部16
の先端部(図2の左端部)でこのねじ孔21と整合する
部分には通孔22を、それぞれ形成している。そして、
各通孔22を直径方向外方から挿通したねじ23を上記
ねじ孔21に螺合し更に緊締する事により、上記第二の
支持パネル14を上記第二のシールドカバー12の先端
開口部に、電気的に導通した状態で固定している。
持固定された、第二のシールドカバー12の先端(図2
の左端)開口部には、金属板等の導電材により円板状に
造られた、第二の支持パネル14を支持固定している。
この第二の支持パネル14の片面(図2の右側面)で、
外周縁よりも少し直径方向内方に寄った部分には、短円
筒状の結合筒部20を形成している。この結合筒部20
の円周方向複数個所にはねじ孔21を、上記大径部16
の先端部(図2の左端部)でこのねじ孔21と整合する
部分には通孔22を、それぞれ形成している。そして、
各通孔22を直径方向外方から挿通したねじ23を上記
ねじ孔21に螺合し更に緊締する事により、上記第二の
支持パネル14を上記第二のシールドカバー12の先端
開口部に、電気的に導通した状態で固定している。
【0013】この様にして第二のシールドカバー12の
先端開口部に支持固定した、第二の支持パネル14に
は、前記コネクタ15、15の数に合わせて、4個の第
二の支持孔24を形成している。そして、これら各第二
の支持孔24の内側に、上記各コネクタ15、15を構
成する、導電材である金属製のコネクタボディー25、
25を、円筒状のスリーブ26、26を介して支持固定
している。第二の支持孔24にコネクタボディー25、
25を支持する為のスリーブ26、26は、特許請求の
範囲に記載した第二のスリーブに相当するもので、ポリ
カーボネイト等の絶縁材により円筒状に造られている。
尚、図示の実施例では、上記各スリーブ26、26の外
周面を上記各第二の支持孔24の内周面に、同じく内周
面を上記各コネクタボディー25、25の中間部外周面
に、それぞれ接着剤により接着固定している。但し、固
定方法は接着に限らず、ねじ止め、圧入等、従来から周
知の方法を採用できる。尚、図示は省略したが、前記第
一の支持パネル13にコネクタボディーを支持する部分
では、上記スリーブ26に対応する部材(第一のスリー
ブ)を、金属等の導電材により造る。
先端開口部に支持固定した、第二の支持パネル14に
は、前記コネクタ15、15の数に合わせて、4個の第
二の支持孔24を形成している。そして、これら各第二
の支持孔24の内側に、上記各コネクタ15、15を構
成する、導電材である金属製のコネクタボディー25、
25を、円筒状のスリーブ26、26を介して支持固定
している。第二の支持孔24にコネクタボディー25、
25を支持する為のスリーブ26、26は、特許請求の
範囲に記載した第二のスリーブに相当するもので、ポリ
カーボネイト等の絶縁材により円筒状に造られている。
尚、図示の実施例では、上記各スリーブ26、26の外
周面を上記各第二の支持孔24の内周面に、同じく内周
面を上記各コネクタボディー25、25の中間部外周面
に、それぞれ接着剤により接着固定している。但し、固
定方法は接着に限らず、ねじ止め、圧入等、従来から周
知の方法を採用できる。尚、図示は省略したが、前記第
一の支持パネル13にコネクタボディーを支持する部分
では、上記スリーブ26に対応する部材(第一のスリー
ブ)を、金属等の導電材により造る。
【0014】上述の様にして上記第二の支持パネル14
に支持固定されたコネクタボディー25、25を含むコ
ネクタ15、15は、図4に詳示する様に構成される。
コネクタボディー25の先半部(図4の左半部)内側に
は、コンタクトと呼ばれる端子27を、ポリ四弗化エチ
レン(PTFE)等の絶縁材製のインシュレータ28、
28を介して支持固定している。この端子27に形成し
た中心孔29には、前記同軸ケーブル1を構成する中心
導体2(図5〜7)の端部を挿入し更に半田付けする事
により、この中心導体2と端子27とを導通させる。
尚、図示の実施例では、端子27として雌側の構造を示
したが、ピン状に形成された雄側のターミナルを端子と
する場合もある。
に支持固定されたコネクタボディー25、25を含むコ
ネクタ15、15は、図4に詳示する様に構成される。
コネクタボディー25の先半部(図4の左半部)内側に
は、コンタクトと呼ばれる端子27を、ポリ四弗化エチ
レン(PTFE)等の絶縁材製のインシュレータ28、
28を介して支持固定している。この端子27に形成し
た中心孔29には、前記同軸ケーブル1を構成する中心
導体2(図5〜7)の端部を挿入し更に半田付けする事
により、この中心導体2と端子27とを導通させる。
尚、図示の実施例では、端子27として雌側の構造を示
したが、ピン状に形成された雄側のターミナルを端子と
する場合もある。
【0015】一方、上記コネクタボディー25の基半部
(図4の右半部)内側には、断面L字形で円環状の当て
金30と、押圧筒31と、円筒状のナット32とを、コ
ネクタボディー25の先端側(図4の左端側)から順に
設けている。上記当て金30は上記コネクタボディー2
5の内周面に嵌合固定して、このコネクタボディー25
と導通している。又、上記ナット32はこのコネクタボ
ディー25の基端(図4の右端)開口部内周面に螺合し
ている。又、このナット32の基端(図4の右端)開口
部内周面に形成した係止溝33と中間部外周面に形成し
た係止溝34とには、それぞれOリング35、36を係
止している。このうちのOリング35は、上記ナット3
2の内側を挿通された同軸ケーブル1(を構成する外側
絶縁層6)の外周面に弾接し、Oリング36は上記コネ
クタボディー25の基端部(図4の右端部)内周面に弾
接する。従って、このコネクタボディー25内に水等の
異物が進入する事はない。
(図4の右半部)内側には、断面L字形で円環状の当て
金30と、押圧筒31と、円筒状のナット32とを、コ
ネクタボディー25の先端側(図4の左端側)から順に
設けている。上記当て金30は上記コネクタボディー2
5の内周面に嵌合固定して、このコネクタボディー25
と導通している。又、上記ナット32はこのコネクタボ
ディー25の基端(図4の右端)開口部内周面に螺合し
ている。又、このナット32の基端(図4の右端)開口
部内周面に形成した係止溝33と中間部外周面に形成し
た係止溝34とには、それぞれOリング35、36を係
止している。このうちのOリング35は、上記ナット3
2の内側を挿通された同軸ケーブル1(を構成する外側
絶縁層6)の外周面に弾接し、Oリング36は上記コネ
クタボディー25の基端部(図4の右端部)内周面に弾
接する。従って、このコネクタボディー25内に水等の
異物が進入する事はない。
【0016】上記同軸ケーブル1を構成する外側絶縁層
6は、上記中心導体2の先端よりも少し中央に寄った部
分まで剥離している。そして、上記外部導体5の端部を
直径方向外方に折り立て(フレアさせ)、この折り立て
部分を、上記当て金30と押圧筒31との間で挟持す
る。この状態で上記ナット32を緊締すれば、上記外部
導体5と上記コネクタボディー25とが、上記当て金3
0を介して導通する。この様にして構成各部材を組み立
てた状態では、前記電磁遮蔽層7が第二のシールドカバ
ー12を介して第二の支持パネル14に、中心導体2が
端子27に、外部導体5がコネクタボディー25に、そ
れぞれ導通する。コネクタボディー25と第二の支持パ
ネル14とは、前記絶縁材製のスリーブ26の存在に基
づき、絶縁される。
6は、上記中心導体2の先端よりも少し中央に寄った部
分まで剥離している。そして、上記外部導体5の端部を
直径方向外方に折り立て(フレアさせ)、この折り立て
部分を、上記当て金30と押圧筒31との間で挟持す
る。この状態で上記ナット32を緊締すれば、上記外部
導体5と上記コネクタボディー25とが、上記当て金3
0を介して導通する。この様にして構成各部材を組み立
てた状態では、前記電磁遮蔽層7が第二のシールドカバ
ー12を介して第二の支持パネル14に、中心導体2が
端子27に、外部導体5がコネクタボディー25に、そ
れぞれ導通する。コネクタボディー25と第二の支持パ
ネル14とは、前記絶縁材製のスリーブ26の存在に基
づき、絶縁される。
【0017】又、図示は省略したが、前記複合ケーブル
8の一端に就いても、ほぼ同様の構成により、複数の同
軸ケーブル1、1の端部をコネクタ15、15に接続す
る。但し、一端側に就いては、前述の様に、上記スリー
ブ26に相当する部材を金属等の導電材により造る。従
って、一端側のコネクタ15、15を構成するコネクタ
ボディーと第一の支持パネル12とは、上記スリーブ2
6に相当する部材を介して導通する。
8の一端に就いても、ほぼ同様の構成により、複数の同
軸ケーブル1、1の端部をコネクタ15、15に接続す
る。但し、一端側に就いては、前述の様に、上記スリー
ブ26に相当する部材を金属等の導電材により造る。従
って、一端側のコネクタ15、15を構成するコネクタ
ボディーと第一の支持パネル12とは、上記スリーブ2
6に相当する部材を介して導通する。
【0018】上述の様に構成される本発明の電磁遮蔽を
施したコネクタ付同軸ケーブルにより通信回線を構成す
るには、第一、第二の支持パネル13、14を、図示し
ない金属製の支持枠等に、やはり図示しないボルトによ
り結合固定する。この支持枠等は接地されているので、
上記第一、第二の支持パネル13、14が、この支持枠
等を介して接地される。この結果、複合ケーブル8を構
成する電磁遮蔽層7の両端部が、第一、第二のシールド
カバー11、12と、第一、第二の支持パネル13、1
4と、上記支持枠等とを介して接地される。
施したコネクタ付同軸ケーブルにより通信回線を構成す
るには、第一、第二の支持パネル13、14を、図示し
ない金属製の支持枠等に、やはり図示しないボルトによ
り結合固定する。この支持枠等は接地されているので、
上記第一、第二の支持パネル13、14が、この支持枠
等を介して接地される。この結果、複合ケーブル8を構
成する電磁遮蔽層7の両端部が、第一、第二のシールド
カバー11、12と、第一、第二の支持パネル13、1
4と、上記支持枠等とを介して接地される。
【0019】又、上記各同軸ケーブル1、1を構成する
外部導体5の一端は、この一端に設けられたコネクタ1
5、15を構成するコネクタボディーと、導電材により
造られた図示しない第一のスリーブと、第一の支持パネ
ル13と、上記支持枠等とを介して接地される。これに
対して、上記外部導体5の他端に設けた各コネクタ1
5、15を構成する別のコネクタボディー25と第二の
支持パネル14との間には、第二のスリーブである、絶
縁材製のスリーブ26が設けられている為、この外部導
体5の他端が接地される事はない。従って、前記図7に
示す様な接地状態を実現して、上記各同軸ケーブル1、
1に外部からの電磁波を進入させず、これら各同軸ケー
ブル1、1による通信状態を良好にできる。
外部導体5の一端は、この一端に設けられたコネクタ1
5、15を構成するコネクタボディーと、導電材により
造られた図示しない第一のスリーブと、第一の支持パネ
ル13と、上記支持枠等とを介して接地される。これに
対して、上記外部導体5の他端に設けた各コネクタ1
5、15を構成する別のコネクタボディー25と第二の
支持パネル14との間には、第二のスリーブである、絶
縁材製のスリーブ26が設けられている為、この外部導
体5の他端が接地される事はない。従って、前記図7に
示す様な接地状態を実現して、上記各同軸ケーブル1、
1に外部からの電磁波を進入させず、これら各同軸ケー
ブル1、1による通信状態を良好にできる。
【0020】
【発明の効果】本発明の電磁遮蔽を施したコネクタ付同
軸ケーブルは、以上に述べた通り構成され作用するの
で、接地作業が容易で、接地部分の外観も良くなる。し
かも、電磁遮蔽層の両端をそれぞれの全周に亙り第一、
第二のシールドカバーに導通させる事ができるので、導
通部が円周方向に偏らず、電磁遮蔽層による電磁遮蔽効
果を確実に得られる。
軸ケーブルは、以上に述べた通り構成され作用するの
で、接地作業が容易で、接地部分の外観も良くなる。し
かも、電磁遮蔽層の両端をそれぞれの全周に亙り第一、
第二のシールドカバーに導通させる事ができるので、導
通部が円周方向に偏らず、電磁遮蔽層による電磁遮蔽効
果を確実に得られる。
【図1】本発明の実施例を示す略側面図。
【図2】図1の左端部を拡大して示す半部断面図。
【図3】図2の左方から見た図。
【図4】一部を省略して示す、図2のA部拡大図。
【図5】同軸ケーブルの1例を示す端部斜視図。
【図6】複合ケーブルの端面図。
【図7】電磁遮蔽を行なう為の接地状態を示す略図。
1 同軸ケーブル 2 中心導体 3 内側絶縁層 4 耐熱層 5 外部導体 6 外側絶縁層 7 電磁遮蔽層 8 複合ケーブル 9 絶縁層 10 保護絶縁層 11 第一のシールドカバー 12 第二のシールドカバー 13 第一の支持パネル 14 第二の支持パネル 15 コネクタ 16 大径部 17 小径部 18 傾斜部 19 スリット 20 結合筒部 21 ねじ孔 22 通孔 23 ねじ 24 第二の支持孔 25 コネクタボディー 26 スリーブ 27 端子 28 インシュレータ 29 中心孔 30 当て金 31 押圧筒 32 ナット 33、34 係止溝 35、36 Oリング
Claims (1)
- 【請求項1】 次の〜の要件を総て満たす、電磁遮
蔽を施したコネクタ付同軸ケーブル。 同軸ケーブルは、中心導体と、この中心導体の周囲
を被覆した内側絶縁層と、この内側絶縁層の周囲に設け
られた外部導体と、この外部導体の周囲を被覆した外側
絶縁層とを備える。 上記同軸ケーブルの周囲には、導電材製の電磁遮蔽
層が設けられており、この電磁遮蔽層の周囲には保護絶
縁層を被覆している。 上記電磁遮蔽層の両端部は、それぞれが導電材製の
第一、第二のシールドカバーの基端部に導通させてい
る。 第一のシールドカバーの先端開口部には導電材製の
第一の支持パネルを、上記第一のシールドカバーに導通
させた状態で固定しており、第二のシールドカバーの先
端開口部には導電材製の第二の支持パネルを、上記第二
のシールドカバーに導通させた状態で固定している。 第一の支持パネルに形成した第一の支持孔の内側に
は導電材製のコネクタボディーを、導電材製の第一のス
リーブを介して支持固定しており、第二の支持パネルに
形成した第二の支持孔の内側には導電材製のコネクタボ
ディーを、絶縁材製の第二のスリーブを介して支持固定
している。 上記各コネクタボディーの内側には導電材製の端子
を、各コネクタボディーと絶縁した状態で支持してい
る。 上記中心導体の両端は、上記各端子に導通させてお
り、上記外部導体の両端は、上記各コネクタボディーに
導通させている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191638A JPH0946875A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7191638A JPH0946875A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0946875A true JPH0946875A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16277991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7191638A Pending JPH0946875A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 電磁遮蔽を施したコネクタ付同軸ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0946875A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009022142A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 列車情報送受信システム |
JP2014093205A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Fujikura Ltd | ハーネス |
US9706605B2 (en) | 2012-03-30 | 2017-07-11 | Applied Materials, Inc. | Substrate support with feedthrough structure |
KR20190032155A (ko) * | 2017-09-19 | 2019-03-27 | 에스에무케이 가부시키가이샤 | 실드 커넥터 및 그 접속방법 |
CN113363891A (zh) * | 2021-06-07 | 2021-09-07 | 深圳市深电电力设备发展有限公司 | 一种电缆抢修快速接头的制作方法 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7191638A patent/JPH0946875A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009022142A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | 列車情報送受信システム |
JP4744487B2 (ja) * | 2007-07-13 | 2011-08-10 | 三菱電機株式会社 | 列車情報送受信システム |
US9706605B2 (en) | 2012-03-30 | 2017-07-11 | Applied Materials, Inc. | Substrate support with feedthrough structure |
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JP2019053937A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | Smk株式会社 | シールドコネクタ及びその接続方法 |
CN113363891A (zh) * | 2021-06-07 | 2021-09-07 | 深圳市深电电力设备发展有限公司 | 一种电缆抢修快速接头的制作方法 |
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