JP3486065B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3486065B2
JP3486065B2 JP35510796A JP35510796A JP3486065B2 JP 3486065 B2 JP3486065 B2 JP 3486065B2 JP 35510796 A JP35510796 A JP 35510796A JP 35510796 A JP35510796 A JP 35510796A JP 3486065 B2 JP3486065 B2 JP 3486065B2
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紀生 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼装置に関し、詳しく
は熱電対の熱起電力レベルに基づいて開閉弁を閉弁する
燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃焼装置には、燃焼炎が不完全
燃焼となる前にガス流路を閉じる不完全燃焼防止装置が
設けられる。また、不完全燃焼防止装置には、通常、燃
焼熱によって起電力を発生する熱電対と、熱電対の熱起
電力を利用してガス流路の開弁状態を維持するマグネッ
ト式安全弁とが設けられる。熱電対は、バーナの燃焼炎
に加熱されて熱起電力を発生する一次熱電対と、熱交換
器下部の燃焼室壁に設けられる排気詰り検出用開口から
の排気熱により、加熱されて熱起電力を発生する二次熱
電対とから構成される。また、マグネット式安全弁に
は、電磁力を発生する電磁石が設けられ、押動力によっ
て開弁されると、連動して電磁石の吸着面に当接し、電
磁石に発生する電磁力により吸着して開弁状態を保つ吸
着片が設けられる。この電磁石には、熱電対と接続して
閉回路(閉ループ)を形成するコイルが設けられ、マグ
ネット式安全弁は、この励磁電流によって電磁力を発生
して開弁状態を保ち、コイル電流が所定値以下に低下す
ることによって電磁力も低下して閉弁する。
【0003】一次熱電対は、室内が燃焼排ガスによって
酸欠雰囲気となると、一次熱電対を加熱している燃焼炎
がリフティング(飛火)を起こし始め、熱起電力を低下
する。一方、二次熱電対は、一次熱電対に対して逆起電
力を発生するように逆極性に直列接続され、熱交換器の
フィン閉塞の程度につれて熱起電力を上昇し、一次熱電
対と二次熱電対との合成起電力を低下する。従って、酸
欠状態、熱交換器の閉塞状態、不着火、または燃焼炎の
消失等の事態が発生すると、熱電対の合成起電力が低下
し、マグネット式安全弁は、熱電対の合成起電力で開弁
を保持できなくなってガス流路を閉弁し、不完全燃焼及
び燃焼炎の立ち消えによる燃料ガスの放出を防止する。
【0004】不完全燃焼防止装置は、マグネット式安全
弁のコイルと熱電対とを接続して閉回路を形成する上述
した方式(以下、熱電対回路方式と呼ぶ)の他にも、熱
電対をコントローラに接続し、コントローラが熱電対の
熱起電力を検出し、その検出結果に基づいてマグネット
式安全弁へ乾電池電力を通電する強制通電方式も知られ
ている。この強制通電方式では、コントローラが熱電対
の熱起電力を監視し、異常状態を感知した場合に、直ち
にマグネット式安全弁への通電を停止して燃焼を停止す
る。しかし、この方式では、、燃焼中にマグネット式安
全弁へ乾電池電力を通電し続けなければならず、乾電池
電力が消耗する問題があった。一方、熱電対回路方式で
は、熱電対の熱起電力がマグネット式安全弁を開弁保持
するために、燃焼中に乾電池電力を消耗しない利点があ
る。更に、この熱電対回路方式は、熱電対回路が独立し
た閉回路を形成する単純な回路であり、コントローラの
制御とは無関係にマグネット式安全弁を閉弁できるため
に、安全装置としての信頼性が高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱電対
回路方式を採用する不完全燃焼防止装置では、熱交換器
におけるフィン閉塞が相当、進行していたり、室内の酸
素濃度が低下中であっても事前にそれをキャッチし、使
用者へ警告をすることができなかった。そこで、本発明
の燃焼装置は上記課題を解決し、熱電対回路方式の長所
を維持しつつ、不完全燃焼防止装置が作動する以前から
燃焼状況を監視し、事前に警報できるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の燃焼装置は、燃料ガスと空気との混
合気を燃焼するバーナと、上記バーナへのガス流路を常
時閉弁する方向に付勢され、押動力により開弁される開
閉弁と、上記バーナの燃焼状態に応じて熱起電力を発生
する熱電対と、上記熱電対の熱起電力による励磁電流に
よって、電磁力を発生して上記開閉弁の吸着片を吸着し
て開弁保持する電磁石とを備えた燃焼装置において、上
記電磁石に検出用コイルを設け、上記検出用コイルのイ
ンダクタンス値により、上記熱電対の熱起電力による励
磁電流を検出する励磁電流検出手段を備えたことを要旨
とする。
【0007】また、本発明の請求項2記載の燃焼装置
は、請求項1記載の燃焼装置において、 上記励磁電流
検出手段による検出結果に基づいて燃焼状態を報知する
報知手段を備えたことを要旨とする。
【0008】また、本発明の請求項3記載の燃焼装置
は、燃料ガスと空気との混合気を燃焼するバーナと、上
記バーナへのガス流路を常時閉弁する方向に付勢され、
押動力により開弁される開閉弁と、上記バーナの燃焼状
態に応じて熱起電力を発生する熱電対と、上記熱電対の
熱起電力による励磁電流によって、電磁力を発生して上
記開閉弁の吸着片を吸着して開弁保持する電磁石とを備
えた燃焼装置において、上記電磁石に検出用コイルを設
け、上記検出用コイルに発生する誘導起電力によって、
上記開閉弁の開閉状態を判定する開弁判定手段を備えた
ことを要旨とする。
【0009】また、本発明の請求項4記載の燃焼装置
は、請求項3記載の燃焼装置において、 上記開弁判定
手段による判定結果を報知する報知手段を備えたことを
要旨とする。
【0010】上記課題を解決する本発明の請求項1記載
の燃焼装置は、励磁電流検出手段が検出用コイル側のイ
ンダクタンス値により、熱電対側の励磁電流を検出す
る。一般に、励磁電流を検出する手段として、熱電対回
路に電流検出用素子を設けて電流を検出する方法が考え
られるが、こうした手段を採用すると検出素子の影響で
熱電対回路の電流値が低下してしまい、マグネット式安
全弁を精度よく作動させることができない。これに対し
て、本発明では検出用コイル側のインダクタンス値によ
り、励磁電流検出手段が励磁電流を検出することができ
る。従って、熱電対の熱起電力による励磁電流によっ
て、電磁石が電磁力を発生して開閉弁を開弁保持するこ
とには、ほとんど影響を与えない。その結果、燃焼装置
が異常燃焼となる前に停止するという従来の機能に加え
て、例えば、事前に異常傾向をキャッチして、空燃比を
調整する制御を行い、不完全燃焼を回避することができ
る。従って、安全装置としての機能を向上させることが
できる。
【0011】また、上記構成を有する本発明の請求項2
記載の燃焼装置は、請求項1記載の燃焼装置において、
励磁電流検出手段が検出用コイル側のインダクタンス値
により、熱電対側の励磁電流を検出し、報知手段がその
検出結果に基づく燃焼状態を報知する。その結果、例え
ば、励磁電流の検出結果に基づく燃焼状態を使用者に報
知し、励磁電流が安定している場合には、正常な燃焼が
維持されていることを使用者に知らせ、安心させること
ができる。また、励磁電流が低下する場合には、消火す
る前に、警告し、その不具合原因の解消を使用者に促す
ことができる。更に、消火した場合には修理を促すこと
ができる。
【0012】上記構成を有する本発明の請求項3記載の
燃焼装置は、開弁判定手段が、開閉弁が開弁したか、閉
弁したかを、検出用コイルに発生する誘導起電力の違い
によって判定する。即ち、吸着片が電磁石に当接した場
合と離脱した場合とで、検出用コイルに瞬間的に発生す
る誘導起電力の方向が異なることに着目し、検出用コイ
ルに発生する誘導起電力の違いによって、開弁判定手段
は、開閉弁が開弁したか閉弁したかを判定する。従っ
て、着火状態、熱起電力のレベルおよびその変化速度等
によって間接的に判定することととは異なり、電磁石が
開閉弁を開弁保持したか否かを速やかに、かつ、的確に
判定することができる。そして、この開閉弁の開閉情報
によって、例えば、点火操作時に、押動力不足により開
閉弁が開弁しなかった場合には、点火のための制御(燃
料ガスへの連続放電、熱電対の熱起電力が上昇するまで
の間、開閉弁を保持するための通電)を直ちに停止し、
無用の電力消費を防ぐことができる。
【0013】上記構成を有する本発明の請求項4記載の
燃焼装置は、請求項3記載の燃焼装置において、開弁判
定手段が、検出用コイルに発生する誘導起電力によっ
て、開閉弁の開閉状態を判定し、報知手段がその判定結
果を報知する。従って、例えば、開閉弁の開閉状態を報
知することにより、点火操作時に、押動力不足により開
閉弁が開弁しなかった場合には、使用者は、警告を受け
て、再点火操作を速やかに行うことができる。また、燃
焼中に、開閉弁が閉弁した場合には、消火を直ちに使用
者に報知することができる。
【0014】
【発明の実施形態】以上説明した本発明の構成・作用を
一層明らかにするために、以下本発明の燃焼装置の好適
な実施例について説明する。図5は、一実施例としての
ガス湯沸器の概略図である。湯沸器は、燃料ガスと一次
空気との混合気を燃焼するバーナ4、燃焼熱により流水
を加熱する熱交換器23と、バーナ4の燃焼空間を形成
する燃焼室22とを備える。
【0015】水入口からの給水経路には、図示しない操
作部によって、流路を開閉する水栓24が設けられ、バ
ーナ4へのガス供給経路には、水栓24の開閉と同時
に、ガス通路を開閉する器具栓25が設けられる。器具
栓25の下流には、操作部によって押動されて開弁し、
後述する熱電対の熱起電力による励磁電流によって開弁
状態を保ち、燃焼異常が発生すれば熱起電力が低下する
ことによって閉弁するマグネット式安全弁10が設けら
れる。また、コントローラ5には電池電源を内蔵し、後
述するコントローラ5からの指令により連続放電によっ
て燃料ガスへ着火する電極7がバーナ4に設けられる。
また、操作部には連動してコントローラ5をON・OF
Fする点火スイッチ3(図1)が設けられる。
【0016】熱電対は一次熱電対1と二次熱電対2とか
らなる。一次熱電対1はバーナ4に設けられ、その燃焼
炎Fに直接加熱されて熱起電力を発生する。また、二次
熱電対2は、熱交換器23下部の燃焼室22に設けた排
気詰り検出用開口26からの排気熱により加熱されて熱
起電力を発生する。また、一次熱電対1と二次熱電対2
とは、逆極性に直列接続されてマグネット式安全弁10
の熱電対側保持コイル8へ接続される。
【0017】マグネット式安全弁10の弁軸30(図
1)の一端には、バネ(図略)により閉止方向に付勢さ
れた弁体33が設けられ、ガス流路に設けるシート部3
4と接離可能となっている。弁軸30の他端には吸着片
31を設けて電磁石の吸着面と向いあっている。電磁石
の吸着面をもつU字型の鉄芯32には、熱電対と接続す
る熱電対側保持コイル8と、コントローラ5と接続する
乾電池側保持コイル9とが設けられ、各々のコイルに通
電されることによって鉄芯32に電磁力を発生する。押
動力によって弁体33が開弁されると、吸着片31と鉄
芯32とが圧接され、鉄芯32に発生する電磁力によっ
て吸着片31を吸着し、手を放しても弁体33が開弁保
持される。
【0018】また、熱電対の熱起電力は、熱電対自体の
熱容量によって所定のレベルに達するまでに時間を要
し、点火直後には、十分な吸着力を発生していない。従
って、操作部が押動されると、電池電力によって、乾電
池側保持コイル9へ通電が行なわれ、瞬時に吸着片31
を吸着し、燃焼開始時の熱電対の熱起電力による励磁電
流が所定レベルに達するまでの間、弁体33を開弁保持
する。そして、乾電池側保持コイル9への通電が所定時
間経過後に停止されたときには、熱電対の熱起電力が所
定レベル以上に上昇して、熱電対側保持コイル8に通電
されるようになり、そのまま弁体33を開弁保持し続け
る。また、燃焼中に、熱電対による熱電対側保持コイル
8への熱起電力による励磁電流が低下する場合には、鉄
芯32の電磁力が低下するため、閉弁方向へのバネ(図
略)力が勝って吸着片31を離脱し、弁体33を閉弁す
る。
【0019】一次熱電対1は、室内が燃焼排ガスによっ
て酸欠雰囲気となると、一次熱電対1を加熱している燃
焼炎Fがリフティング(飛火)を起こし始め、熱起電力
を低下する。一方、二次熱電対2は、一次熱電対1に対
して逆起電力を発生するように逆極性に直列接続され、
熱交換器23のフィン閉塞の程度につれて熱起電力を上
昇し、一次熱電対1と二次熱電対2との合成した熱起電
力(以下、合成起電力と呼ぶ)を低下する。従って、酸
欠状態、熱交換器23の閉塞状態、不着火、または燃焼
炎Fの消失等の事態が発生すると、熱電対の合成起電力
が低下し、マグネット式安全弁10は、熱電対の合成起
電力による励磁電流で開弁を保持できなくなってガス流
路を閉弁し、不完全燃焼を防止する。
【0020】コントローラ5には、供給される乾電池6
電力が所定レベル以上か否かを監視し、所定レベル以下
になれば、燃焼を停止する電圧監視部5aが設けられ
る。また、点火操作後、熱電対の合成起電力が立ち上が
る所定時間まで、マグネット式安全弁10の乾電池側保
持コイル9へ電池電力を供給し、強制的に開弁を保持す
る強制開弁保持部5dが設けられる。同様に、点火操作
から所定時間にわたって、バーナ4へ連続放電をして燃
料ガスに点火するイグナイター部5cが設けられる。ま
た、燃焼状態が異常状態か否かを合成起電力によって判
定する判定部5fが設けられ、この判定部5fには、マ
グネット式安全弁10の開弁状態を監視する開閉状態判
定部5f1と、熱交換器23における排ガス流路の閉塞
状態を監視すると共に、燃焼時の酸欠状態を監視する不
完全燃焼判定部5f2とが設けられる。そして、判定部
5fが異常と判定した場合には、LEDによって、使用
者に異常状態を知らせる報知部5gが設けられる。この
報知部5gには、燃焼炎Fの消失、熱交換器23の排気
流路の閉塞、室内の酸素濃度の低下について、各々の異
常状態を「失火」、「閉塞」、「酸欠」とそれぞれ表示
するランプと、部屋の換気を促す「換気」、熱交換器2
3の排気流路の詰りを警告する「閉塞注意」をそれぞれ
表示するランプとが設けられる(図略)。また、消火操
作によって燃焼を停止する場合、または判定部5fが異
常状態を検出した場合には、マグネット式安全弁10の
乾電池側保持コイル9へ逆電流を流すことによって、鉄
芯32の電磁力を低下させて弁体33を閉弁させる逆電
流部5eが設けられる。尚、消火操作によって、点火ス
イッチ3がOFFとなった場合に、乾電池側保持コイル
9へ流れる逆電流は、コンデンサーに充電された乾電池
電力による。更に、コントローラ5における各制御部の
制御時期を決めるタイマー部5bが設けられる。
【0021】次に、点火操作時におけるコントローラ5
の処理について、図3および図4を用いて説明する。点
火に際して操作部が押動操作されると(S1)、連動し
てマグネット式安全弁10への押動が行われると共に、
点火スイッチ6が0Nし、イグナイター部5cが電極7
へ連続放電を開始する(S2)。同時に、強制開弁保持
部5dがマグネット式安全弁10の乾電池側保持コイル
9へ通電し、マグネット式安全弁10の開弁を強制的に
維持する(S3)。ステップ4では、点火操作からT1
秒以内(2秒以内)に、マグネット式安全弁10の弁体
33が開弁されて、吸着片31が鉄芯32に圧接された
か否かを、後述する開弁状態判定部5f1が判定する
(S4)。不充分と判定されれば、直ちに、イグナイタ
ー部5cによる連続放電と、強制開弁保持部5dによる
マグネット式安全弁10への通電を停止し、報知部5g
が燃焼装置に「失火」ランプを点灯する(S43)。ま
た、マグネット式安全弁10は閉弁しているものの、念
の為に、逆電流部5eがマグネット式安全弁10の乾電
池側保持コイル9へ逆電流をT4秒間(0.2秒間)流
す(S44〜S47)。従って、押動操作が不完全な場
合には、無用な動作を速やかに停止して乾電池電力の消
耗を防ぎ、「失火」として停止原因を表示する。操作部
による押動操作が充分である場合には、点火操作からT
2秒間(4秒間)、強制開弁保持部5dおよびイグナイ
ター部5cへ通電を行う(S5)。そして、ステップ6
において、熱電対の合成起電力が上昇しているか否かを
後述する不完全燃焼判定部5f2が判定する。合成起電
力が上昇していない場合には、強制開弁保持部5dおよ
びイグナイター部5cへの通電を停止し、「失火」ラン
プを点灯し、逆電流部5eがマグネット式安全弁10の
乾電池側保持コイル9へ逆電流を流し、マグネット式安
全弁10を強制的に閉弁する(S41〜47)(以下、
強制閉弁と呼ぶ)。従って、燃焼初期に、燃料ガスの配
管中に、空気溜まりがあって燃焼炎が消失した場合であ
っても、熱起電力が所定レベル以下に低下するまで待つ
ことなく、直ちに燃料ガス流路を閉じて、燃料ガスの放
出を止めることができる。合成起電力が上昇している場
合には、強制開弁保持部5dおよびイグナイター部5c
への通電を停止し(S7およびS8)、合成起電力が安
定状態になるまでT3秒間(20秒間)待機し(S
9)、合成起電力の判定フローに移る(S10)。
【0022】燃焼生成物によって熱交換器23に発生す
るフィン閉塞は、使用の都度、除々に進行し、フィン閉
塞の程度につれて二次熱電対2の逆起電力が高くなって
一次熱電対1との合成起電力が低くなる。即ち、通常の
使用中においては、フィン閉塞が急激に進むことはな
く、二次熱電対2の逆起電力が急激に増加することはな
い。一方、酸欠状態の場合には、室内の酸欠濃度の低下
に応じて、一次熱電対1の起電力が漸次に低下してい
く。そこで、安定状態となった合成起電力値のレベルか
ら、フィン閉塞率を判定する。ステップ11では、合成
起電力のレベルにより、フィン閉塞率Hを10%未満、
10%〜20%、20%以上の区分で、後述する不完全
燃焼判定部5f2によって判定する(S11)。閉塞率
が20%以上である場合には、直ちに機器の報知部5g
に「閉塞」ランプ(S12a)を点灯し、マグネット式
安全弁10を強制閉弁して燃焼を中止する(S44〜4
7)。従って、消火した原因がフィン閉塞であることを
使用者に報知し、燃焼を停止することができる。また、
閉塞率Hが10%未満の場合には(S12c)、燃焼を
継続し、消火操作がされるまで、マグネット式安全弁1
0の閉弁と、合成起電力の降下とを、常時、監視する
(S14〜S16)。更に、閉塞率Hが10%〜20%
の場合には、「閉塞注意」ランプ(S13b)を点灯
し、燃焼を継続しつつ、同様の監視を続ける。従って、
フィン閉塞が生じている場合には、使用者に警告するこ
とができる。そして、燃焼中に、消火操作がされれば
(S14)、マグネット式安全弁10を強制閉弁する
(S44〜47)。また、消火操作を行わないのに、開
閉状態判定部5f1がマグネット式安全弁10の閉弁を
検出した場合には(S15)、「失火」表示を点灯して
燃焼を中止する(S43〜47)。従って、燃焼中にマ
グネット式安全弁10が振動とか衝撃によって閉弁する
事態となった場合には、失火となったことを使用者に報
知することができる。
【0023】ステップ16において、所定範囲内の合成
起電力の降下があると判定した場合には、室内が酸欠状
態になって一次熱電対1の熱起電力が低下し始めたと判
断し、ステップ17に進んで、合成起電力値により室内
の酸素濃度O2を判定する。尚、酸素濃度O2は、安定
状態の合成起電力値を定常状態(20.9%)とし、検
出する合成起電力値により酸素濃度O2への換算ができ
るように、予めコントローラに係数が記憶されている。
そして、酸素濃度O2を18.5%未満と判定すれば
(S18a)、直ちに機器の報知部5gに「酸欠」表示
を点灯し、ガス流路を閉じて燃焼を中止する(S44〜
47)。従って、消火した原因が酸欠であることを使用
者に報知し、燃焼を停止することができる。また、酸素
濃度O2が19.5%以上の場合には、燃焼を継続し、
消火操作がされるまで、マグネット式安全弁10が閉弁
したか、更に合成起電力の降下が進まないかを常時監視
する(S14〜19)。なお、酸素濃度O2が18.5
%〜19.5%となる場合には、「換気」(S19b)
を点灯して同様の監視を続ける。従って、室内の酸素濃
度の低下が進んでいることを検出し、使用者に部屋の換
気を促すことができる。この警告中に、使用者が換気を
行って、酸素濃度O2が上昇した場合には、「換気」ラ
ンプを消灯し、警告を解除する(S19c)。
【0024】一方、熱電対回路では、失火、酸欠雰囲気
またはフィン閉塞による異常状態となった場合には、こ
の判定フローによる判定とは無関係に、一次熱電対1の
逆起電力が減少、または二次熱電対2の逆起電力が増大
して合成起電力が低下する。そして、熱電対の合成起電
力が所定レベル以下に低下した場合に、マグネット式安
全弁10は、弁体33を開弁保持できなくなってガス流
路を閉弁し、燃焼を停止する。
【0025】また、燃焼中に、消火操作が行われると、
操作部と連動して器具栓25および水栓24が閉じら
れ、点火スイッチ3が0FFして燃焼が停止される。
【0026】次に、判定部5fに設けられる開閉状態判
定部5f1(S4およびS15)と、不完全燃焼判定部
5f2(S6およびS11並びにS16およびS17)
について、以下に詳述する。点火操作によって、点火ス
イッチがONすると、強制開弁保持部5dは、マグネッ
ト式安全弁10の乾電池側保持コイル9へ電池電力を供
給し、マグネット式安全弁10の鉄芯32には、電磁力
が発生する(S3)。この際に、押動力によって、マグ
ネット式安全弁10の鉄芯32に吸着片31が当接した
瞬間に、吸着片31が鉄芯32に発生する磁力線の磁路
となり(閉磁)、磁束の変化により乾電池側保持コイル
9に逆起電力が誘起される。これは、吸着片31が当接
した瞬間に乾電池側保持コイル9の周辺に磁界の変化が
生じ、この磁界の変化を打ち消す向きに乾電池側保持コ
イル9に誘導起電力が生じるためである。そして更に、
吸着片31が当接した後に、吸着片31が離脱した場合
には(開磁)、磁路が開かれるので乾電池側保持コイル
9に当接した場合とは逆向きの誘導起電力が生じる。ま
た、押動力不足によって、マグネット式安全弁10の鉄
芯32に吸着片31が全く当接しなかった場合には、乾
電池側保持コイル9に瞬間的な誘導起電力が生じない。
従って、開閉状態判定部5f1は、乾電池側保持コイル
9に発生する瞬間的なコイル両端電圧の変化によって、
マグネット式安全弁10の鉄芯32に吸着片31が吸着
したか、離脱したかを判定する(S4)。そして、開閉
状態判定部5f1は、点火操作時に、マグネット式安全
弁10への押動が不完全でマグネット式安全弁10が閉
弁してしまったと判定した場合には、速やかに連続放電
を停止し(S41)、電池電力によるマグネット式安全
弁10への通電を停止する(S42)。その結果、点火
操作が失敗したときの電池電力を節約することができ
る。また、燃焼中に、吸着片31が離脱した場合には、
フィン閉塞および酸欠状態と区別して(S15)、「失
火」ランプを点灯し(S43)、使用者に報知すること
ができる。
【0027】一方、乾電池側保持コイル9におけるイン
ダクタンス値(以下、L値と呼ぶ)は、吸着片31と鉄
芯32とが吸着している場合と吸着していない場合とで
異なった値となる。例えば、図2にインダクタンスにつ
いて実験上得られたグラフを示す。図では、吸着してい
ない場合に(特性b)乾電池側保持コイル9のL値は小
さく、熱電対側保持コイル8に流れる電流値の大小にか
かわらずほぼ一定する。これは、吸着片31が吸着して
いない場合には、吸着片31が鉄芯32と離れているた
めに磁路が開磁路となるためである。また、吸着してい
る場合には(特性a)、L値は大きく、熱電対側コイル
の電流値が大きいほどL値が小さい。これは、吸着片3
1が鉄芯32に発生する磁力線の磁路となっており、か
つ、熱電対側保持コイル8に流れる直流電流の増加に伴
って、鉄芯32に発生する磁束が磁気的に飽和する方向
となるために、鉄芯32の透磁率が低下するためであ
る。また、図2に示すように、乾電池側保持コイル9の
L値と熱電対側保持コイル8の電流値との関係は、所定
の領域内(約200〜400mA)で比例関係にある。
従って、不完全燃焼判定部5f2(S6およびS11並
びにS16およびS17)は、乾電池側保持コイル9の
L値を検出することによって、熱電対側保持コイル8の
励磁電流値を判定できる。そして、この励磁電流から合
成起電力を特定して、安定状態の合成起電力からフィン
閉塞率を判定し(S6、S11)、降下する合成起電力
から室内の酸素濃度O2を判定し(S16、S17)、
両者を区別して判定することができる。その結果、フィ
ン閉塞および酸欠による燃焼装置の停止前に、使用者
は、報知部5gにより警告を受け(S12bおよびS1
9b)、改善の機会を得ることができる。また、燃焼装
置が停止した場合には、使用者は、停止に至った原因を
知ることができ(S12aおよびS19a)、不具合原
因の解消を行うことができる。更に、乾電池側保持コイ
ル9が検出用コイルを兼ねるために、構成が簡単になっ
て安価に作製できる利点がある。
【0028】以上のように、本実施例の燃焼装置は、熱
電対回路におけるマグネット式安全弁10が電磁力を消
失して閉弁することとは無関係に、コントローラ5が熱
電対の合成起電力の低下を判定し、燃焼を停止すること
ができる。また、排気流路の詰りが進行している場合に
は「閉塞注意」を表示して警告し、室内の酸素濃度の低
下が進んでいる場合には「換気」を表示して使用者に換
気を促すことができる。また、不完全燃焼防止装置が作
動した場合には、原因を「失火」、「フィン閉塞」、
「酸欠」に区別して判定し、その判定結果を表示して使
用者に知らせることができる。従って、安全装置として
の信頼性を向上することができる。
【0029】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施
例では、フィン閉塞状態または酸欠状態のいずれである
かの不完全燃焼判定部5f2を設ける構成として説明し
たが、フィン閉塞状態または酸欠状態かを区別せず、そ
れらを総合的に判定するだけの不完全燃焼判定部5f2
の構成であっても良い。この場合には、熱電対回路にお
けるマグネット式安全弁10が閉弁する直前を知らせ、
不完全燃焼になりつつあることを使用者に促すことがで
きる。また、判定部5f1の構成が簡略化されて安価に
作製できる。また、本実施例では、燃料ガス量が一定で
ある燃焼装置の構成として説明したが、バーナ4へのガ
ス供給経路に燃料ガス量を可変する能力切替部を設ける
構成としても良い。また、能力切替部を設ける場合に
は、能力切替部と連動し、コントローラ5に記憶されて
いるフィン閉塞率Hおよび酸素濃度O2への換算係数を
変更するようにしても良い。この場合には、燃料ガス量
に応じたフィン閉塞率Hおよび酸素濃度O2を判定でき
るために、判定精度が向上する。また、本実施例のよう
に、コントローラ5に設けられる判定部5fには、開閉
状態判定部5f1と不完全燃焼判定部5f2の両方を設
ける構成に限定されず、どちらか片方を設ける構成であ
っても良い。また、酸欠状態およびフィン閉塞状態にな
りつつあるとの警告は、本実施例の構成に限定されず多
段階的に進行度を表示する構成であっても良い。また、
不完全燃焼判定部5f2の判定結果により報知部5gが
警告する構成に限定されず、燃料ガスの供給量を低下さ
せたり、空気ダンパーを開度を大きくする等、不完全燃
焼の回避制御を行う構成であっても良い。この場合に
は、不具合回避機能を備えた燃焼装置として更に信頼性
が向上する。また、報知部5gは、LEDを点灯させて
機器の状態を表示する構成に限定されず、液晶、ブザー
等、他の方法により、視覚だけでなく、聴覚に訴えて報
知する構成であっても良い。また、押動操作は、手動で
マグネット式安全弁10を開弁する構成に限定されず、
他の押動力により開弁する構成であっても良い。
【0030】また、実施例では、消火操作時に、点火ス
イッチ6がOFFすると、逆電流部5eが乾電池側保持
コイル9へ逆電流を流すことによって、マグネット式安
全弁10における鉄芯32の電磁力を低下させて弁体3
3を閉弁させる構成として説明したが、消火操作時に
は、逆電流を流さず、器具栓25を閉じて消火し、熱電
対の合成起電力が低下してマグネット式安全弁10が閉
弁する構成としても良い。
【0031】また、開閉状態判定部5f1がマグネット
式安全弁10の開閉状態を判定し、開弁状態と判定され
れば、この判定情報により、燃焼ランプを点灯して燃焼
状態を表示し、イグナイター部5cによる放電を停止す
る等他の制御を行う構成としても良い。また、一次熱電
対1はバーナ4の燃焼炎Fに加熱されて熱起電力を発生
する構成に限定されず、バーナ4の燃焼が不完全燃焼と
なる前に、不完全燃焼を検知するパイロット炎にて一次
熱電対1を加熱する構成としても良い。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の燃焼装置によれば、不完全燃焼となる前に燃焼機
器を停止させるという従前の不完全燃焼防止装置の機能
に加えて、熱電対回路方式の長所を維持しつつ、不完全
燃焼防止装置が作動する以前から燃焼状況を監視できる
という優れた効果を奏する。
【0033】また、本発明の請求項2記載の燃焼装置に
よれば、請求項1による効果に加えて、的確に燃焼機器
の燃焼状況を使用者に伝えることができる。例えば、正
常燃焼であることを知らせて安心させたり、異常燃焼に
至る兆候を検出して注意を促すことができる。従って、
不完全燃焼防止装置の機能を向上させることができる。
【0034】また、本発明の請求項3記載の燃焼装置に
よれば、不完全燃焼となる前に燃焼機器を停止させると
いう従前の不完全燃焼防止装置の機能に加えて、点火操
作時の押動力不足の場合には、コントローラにおける連
続放電等の点火処理を停止して、無用の電力消費を防ぐ
ことができる。
【0035】また、本発明の請求項4記載の燃焼装置に
よれば、請求項3による効果に加えて、的確に開閉弁の
開閉状況を使用者に伝えることができる。例えば、点火
操作時の押動力不足を知らせたり、開弁状態により燃焼
中であることを知らせたり、振動・衝撃によってガス流
路が閉じられたことを知らせることができる。従って、
不完全燃焼防止装置の機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコントローラおよび熱電
対回路の概略図である。
【図2】本発明の実施例に係るインダクタンスについて
実験上得られたグラフである。
【図3】本発明の実施例に係る点火時のフローチャート
である。
【図4】本発明の実施例に係る熱起電力判定時のフロー
チャートである。
【図5】燃焼装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 一次熱電対 2 二次熱電対 3 点火スイッチ 4 バーナ 5 コントローラ 5a 電圧監視部 5b タイマー部 5c イグナイター部 5d 強制開弁保持部 5e 逆電流部 5f 判定部 5f1 開閉状態判定部 5f2 不完全燃焼判定部 5g 報知部 6 乾電池 7 電極 8 熱電対側保持コイル 9 乾電池側保持コイル 10 マグネット式安全弁 30 弁軸 31 吸着片 32 鉄芯 33 弁体 34 シート部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスと空気との混合気を燃焼するバ
    ーナと、 上記バーナへのガス流路を常時閉弁する方向に付勢さ
    れ、押動力により開弁される開閉弁と、 上記バーナの燃焼状態に応じて熱起電力を発生する熱電
    対と、 上記熱電対の熱起電力による励磁電流によって、電磁力
    を発生して上記開閉弁の吸着片を吸着して開弁保持する
    電磁石とを備えた燃焼装置において、 上記電磁石に検出用コイルを設け、 上記検出用コイルのインダクタンス値により、上記熱電
    対の熱起電力による励磁電流を検出する励磁電流検出手
    段を備えたことを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】 上記励磁電流検出手段による検出結果に
    基づいて燃焼状態を報知する報知手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 燃料ガスと空気との混合気を燃焼するバ
    ーナと、 上記バーナへのガス流路を常時閉弁する方向に付勢さ
    れ、押動力により開弁される開閉弁と、 上記バーナの燃焼状態に応じて熱起電力を発生する熱電
    対と、 上記熱電対の熱起電力による励磁電流によって、電磁力
    を発生して上記開閉弁の吸着片を吸着して開弁保持する
    電磁石とを備えた燃焼装置において、 上記電磁石に検出用コイルを設け、 上記検出用コイルに発生する誘導起電力によって、上記
    開閉弁の開閉状態を判定する開弁判定手段を備えたこと
    を特徴とする燃焼装置。
  4. 【請求項4】 上記開弁判定手段による判定結果を報知
    する報知手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の
    燃焼装置。
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