JP3484912B2 - 静電潜像現像用トナー - Google Patents
静電潜像現像用トナーInfo
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Description
に関し、特にデジタル方式の電子写真装置に使用する静
電潜像現像用トナ−に関する。
の光を原稿に照射し、その反射光を感光体に照射するこ
とにより感光体上に静電潜像を形成する複写機等のアナ
ログ方式の画像形成装置が一般に使用されている。ま
た、デジタル書き込みされて得られた静電潜像にトナー
を含む現像剤を供給して現像を行うデジタル方式の画像
形成装置として、コンピューター端末の出力に使用する
プリンタ−やイメージリ−ダ−によって読み取った画像
情報に基づいて画像形成を行うデジタル複写機、電子写
真方式のファクシミリ等が実用化されている。
光ビームを照射する等のデジタル書き込みにより感光体
上にドット単位で静電潜像を形成し、この潜像をトナ−
により現像し、得られたトナ−像を記録紙等の記録媒体
上に転写し、定着することにより記録画像を形成してい
る。このようにデジタル方式に使用されるトナーには、
転写時および加熱定着時にトナーのつぶれに起因するド
ットの太りが小さいこと、即ちドット再現性に優れてい
ることが要求される。ドット再現性が悪いと、中間調の
とびや画像のつぶれ等が生じ、画質が低下してしまうと
いう問題が生じてしまう。
に伴い、自動原稿送り装置や両面複写装置を搭載した画
像形成装置が採用されている。これらの装置による原稿
送り時や裏面複写時において紙送りの際にローラで画像
表面がこすられて画像ににじみや汚れ等の現象による画
質低下が生じる。
にオフセット現象による画像汚染が生じないこと、即ち
耐オフセット性に優れていることも要求されている。耐
オフセット性を向上させるためにはワックス等の離型剤
をトナーに含有させることが有効であるが、トナーの製
造時にワックスの遊離が発生し、遊離ワックスが原因と
なって感光体へのフィルミングの問題が生じたり、感光
体に付着した遊離ワックスが核となってそこにトナー組
成物が固着するブラックスポットの問題が生じたりして
しまう。
題を解決することを目的とするものであり、こすれによ
る画質低下の問題を解消した静電潜像現像用トナーを提
供することを目的とするものである。
静電潜像現像用トナ−を提供することを目的とするもの
である。
トの問題を解消した静電潜像現像用トナ−を提供するこ
とを目的とするものである。
静電潜像現像用トナーを提供することを目的とするもの
である。
インダー樹脂、着色剤およびワックスを含有してなる静
電潜像現像用トナーにおいて、バインダー樹脂として酸
価5〜50KOHmg/g、軟化点95〜120℃およ
びガラス転移点50〜75℃である第1ポリエステル系
樹脂と、酸価5〜50KOHmg/g、軟化点130〜
160℃およびガラス転移点50〜75℃である第2ポ
リエステル系樹脂とを重量比7:3〜2:8で使用する
とともに、ワックスとしてポリエチレンワックスとポリ
プロピレンワックスとを使用して製造され、ポリプロピ
レンワックスが非酸化型ポリプロピレンワックスおよび
酸価20〜70KOHmg/gの酸化型ポリプロピレン
ワックスの溶融ブレンド物であり、その溶融ブレンド物
の酸価が1〜20KOHmg/gかつバインダー樹脂1
00重量部に対する添加量が0.5〜5重量部であり、
ポリエチレンワックスの160℃における溶融粘度が1
000〜8000cps、軟化点が130〜150℃お
よびバインダー樹脂100重量部に対する添加量が0.
1〜5重量部である静電潜像現像用トナーに関する。
脂の主成分として、酸価が5〜50KOHmg/g、好
ましくは10〜40KOHmg/gのポリエステル系樹
脂を使用する。このような酸価を有するポリエステル系
樹脂を用いることによって、後述するポリエチレンワッ
クスやポリプロピレンワックスの分散性を向上させ、遊
離ワックスの発生を抑えて感光体フィルミングの問題を
解消することができる。酸価が5KOHmg/gより小
さくなると上述した効果が小さくなり、また酸価が50
KOHmg/gより大きくなると環境変動、特に湿度変
動に対するトナー帯電量の安定性が損なわれる。
ては、多価アルコール成分と多価カルボン酸成分を重縮
合させることにより得られたポリエステル樹脂が使用可
能である。
成分としては、例えば、ポリオキシプロピレン(2,
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ポリオキシプロピレン(3,3)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロ
ピレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンポリオキシエチレン(2,0)−2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等のビスフェ
ノールAアルキレンオキサイド付加物、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、1,4−ブテンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA等が
挙げられる。
ば、ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロー
ル、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペ
ンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,
2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリ
オール、グリセロール、2−メチルプロパントリオー
ル、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,
5−トリヒドロキシメチルベンゼン等が挙げられる。
ルボン酸成分としては、例えば、マレイン酸、フマル
酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカ
ルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、アゼラ
イン酸、マロン酸、nードデセニルコハク酸、イソドデ
セニルコハク酸、nードデシルコハク酸、イソドデシル
コハク酸、nーオクテニルコハク酸、イソオクテニルコ
ハク酸、nーオクチルコハク酸、イソオクチルコハク
酸、これらの酸の無水物あるいは低級アルキルエステル
が挙げられる。
ば、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸(トリメリッ
ト酸)、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,
5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフ
タレントリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボ
ン酸、1,2,5−ヘキサンントリカルボン酸、1,3
−ジカルボキシル−2−メチル−2−メチレンカルボキ
シプロパン、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン
酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,
7,8−オクタンテトラカルボン酸、ピロメリット酸、
エンポール三量体酸、これらの酸の無水物、低級アルキ
ルエステル等が挙げられる。
脂として、ポリエステル樹脂の原料モノマーと、ビニル
系樹脂の原料モノマーと、両方の樹脂の原料モノマーと
反応するモノマーとの混合物を用い、同一容器中でポリ
エステル樹脂を得る縮重合反応およびスチレン系樹脂を
得るラジカル重合反応を並行して行わせて得られた樹脂
も好適に使用可能である。なお、両方の樹脂の原料モノ
マーと反応するモノマーとは、換言すれば縮重合反応お
よびラジカル重合反応の両反応に使用し得るモノマーで
ある。即ち縮重合反応し得るカルボキシ基とラジカル重
合反応し得るビニル基を有するモノマーであり、例えば
フマル酸、マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸等が
挙げられる。
上述した多価アルコール成分および多価カルボン酸成分
が挙げられる。
は、例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−クロルスチレン等
のスチレンまたはスチレン誘導体;エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、イソブチレン等のエチレン系不飽和モノ
オレフィン類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−
プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n
−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−
ブチル、メタクリル酸n−ペンチル、メタクリル酸イソ
ペンチル、メタクリル酸ネオペンチル、メタクリル酸3
−(メチル)ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリ
ル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシ
ル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ドデシル等
のメタクリル酸アルキルエステル類;アクリル酸メチ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸t−ブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリ
ル酸イソペンチル、アクリル酸ネオペンチル、アクリル
酸3−(メチル)ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、
アクリル酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル等のアクリ
ル酸アルキルエステル類;アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸;アクリ
ロニトリル、マレイン酸エステル、イタコン酸エステ
ル、塩化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、ビニル
メチルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルメ
チルエーテル、ビニルエチルエーテルおよびビニルイソ
ブチルエーテル等が挙げられる。ビニル系樹脂の原料モ
ノマーを重合させる際の重合開始剤としては、例えば、
2,2'ーアゾビス(2,4ージメチルバレロニトリ
ル、2,2'ーアゾビスイソブチロニトリル、1,1'ー
アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、
2,2'ーアゾビス−4−メトキシ−2,4−ジメチル
バレロニトリル等のアゾ系またはジアゾ系重合開始剤、
ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオ
キサイド、イソプロピルパーオキシカーボネート、ラウ
ロイルパーオキサイド等の過酸化物系重合開始剤等が挙
げられる。
耐オフセット性を向上させるためにポリエステル系樹脂
として軟化点の異なる2種類のポリエステル系樹脂を使
用することが好ましい。即ち定着性を向上させるために
軟化点が95〜120℃の第1ポリエステル系樹脂を使
用し、耐オフセット性を向上させるために軟化点が13
0〜160℃の第2ポリエステル系樹脂を使用すること
が好ましい。この場合に第1ポリエステル樹脂の軟化点
が95℃より低くなると耐オフセット性が低下したりド
ットの再現性が低下し、120℃より高いと定着性向上
の効果が不十分となる。また第2ポリエステル系樹脂の
軟化点が130℃より低いと耐オフセット性向上の効果
が不十分となり、160℃より高くなると定着性が低下
する。このような観点からより好ましい第1ポリエステ
ル系樹脂の軟化点は100〜115℃で、第2ポリステ
ル系樹脂の軟化点は135〜155℃である。また第1
および第2ポリエステル系樹脂のガラス転移点は50〜
75℃、好ましくは55〜70℃とすること望ましい。
これはガラス転移点が低いとトナーの耐熱性が不十分と
なり、また高すぎると製造時の粉砕性が低下し生産効率
が低くなるためである。
た多価アルコール成分と多価カルボン酸成分を重縮合さ
せて得られたポリエステル樹脂、特に多価アルコール成
分としてビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物
を主成分とし、多価カルボン酸成分としてテレフタル
酸、フマル酸、ドデセニルコハク酸、ベンゼントリカル
ボン酸のみからなる群より選択される少なくとも1種を
主成分として用いて得られたポリエステル樹脂が好まし
い。
ポリエステル樹脂の原料モノマーと、ビニル系樹脂の原
料モノマーと、両方の樹脂の原料モノマーと反応する両
反応性モノマーとの混合物を用い、同一容器中でポリエ
ステル樹脂を得る縮重合反応およびビニル系樹脂を得る
ラジカル重合反応を並行して行わせて得られたポリエス
テル系樹脂がワックスの分散性、トナーの強靱性、定着
性、耐オフセット性を向上させる観点から好ましい。第
2ポリエステル系樹脂中のビニル系樹脂の含有量は5〜
40重量%、好ましくは10〜35重量%とする。これ
はビニル系樹脂の含有量が5重量%より低いとポリエチ
レンワックスの分散性が低下したりトナーの定着強度が
低下したりする。40重量%を越えるとポリプロピレン
ワックスの分散性の低下、耐オフセット性やトナーの強
靱性の低下、負の帯電レベルの低下等が生じ易くなる。
ル系樹脂との重量比は7:3〜2:8、好ましくは6:
4〜3:7とすることが好ましい。第1ポリエステル系
樹脂と第2ポリエステル系樹脂とをこのような範囲で使
用することにより、トナ−として定着時のつぶれによる
広がりが小さくドット再現性に優れており、さらに低温
定着性に優れ低速および高速の画像形成装置においても
優れた定着性を確保することができる。また、両面画像
形成時(定着機を2度通過時)にも優れたドット再現性
を維持することができる。第1ポリエステル系樹脂の割
合が上記範囲より少ない場合は、低温定着性が不十分と
なり幅広い定着性を確保できなくなる。また、第2ポリ
エステル系樹脂の割合が上記範囲より少ない場合は、耐
オフセット性が低下するとともに定着時のトナーのつぶ
れが大きくなりドット再現性が低下する傾向がある。
FT−500:島津製作所社製)を用い、ダイスの細孔
(径1mm、長さ1mm)、加圧20kg/cm2、昇
温速度6℃/minの条件下で1cm2の試料を溶融流
出させたときの流出開始点から流出終了点の高さの1/
2に相当する温度を軟化点とした。ガラス転移点は示差
走査熱量計(DSC−200:セイコー電子社製)を用
いて、リファレンスをアルミナとし、10mgの試料を
昇温速度10℃/minの条件で20〜120℃の間で
測定し、メイン吸熱ピークのショルダー値をガラス転移
点とした。酸価は、10mgの試料をトルエン50ml
に溶解し、0.1%のブロムチモールブルーとフェノー
ルレッドの混合指示薬を用いて、予め標定されたN/1
0水酸化カリウム/アルコール溶液で滴定し、N/10
水酸化カリウム/アルコール溶液の消費量から算出した
値である。
を含有することにより、こすれによる画質低下の問題
(スミア性)を解消している。ポリエチレンワックスと
しては、160℃における溶融粘度が1000〜800
0cpsおよび軟化点が130〜150℃であるポリエ
チレンワックスを使用することが好ましい。即ち、上記
溶融粘度および軟化点を有するポリエチレンワックスを
使用することにより、定着画像表面の摩擦係数を低減さ
せてスミア性を向上させるとともに、製造時にトナーか
ら遊離したポリエチレンワックス粒子がトナー中に混入
することを低減させ感光体フィルミングの問題を解消す
ることができる。なお、ワックスの溶融粘度はブルック
フィールド型粘度計により測定した。
00重量部に対する添加量は0.1〜5重量部、好まし
くは0.3〜3重量部である。添加量が0.1重量部よ
り少ないと上述したポリエチレンワックス添加の効果が
不十分となる。
プロピレンワックスおよび酸価20〜70KOHmg/
gの酸化型ポリプロピレンワックスの溶融ブレンド物で
あるポリプロピレンワックスを添加し、オフセット現象
の問題をフィルミング等の新たな問題を生じることなく
解消している。この場合、ポリプロピレンワックス中の
酸化型プロピレンワックスの含有量を3〜15重量%に
調整し、最終的にプロピレンワックスの酸価を1〜20
KOHmg/g、好ましくは3〜15KOHmg/gに
調整する。このようなポリプロピレンワックスは上述し
た酸価を有するポリエステル系樹脂に対する分散性が向
上しており、遊離ワックスが生じにくくなる。酸価が1
KOHmg/gより小さいと分散性向上の効果が不十分
となり、20KOHmg/gより大きいと耐オフセット
性が低下する。さらにポリプロピレンワックスとして、
160℃における溶融粘度が50〜300cps、軟化
点が130〜160℃のものを使用することが高温オフ
セット現象の解消に特に有効であるため好ましい。ま
た、上記溶融ブレンドにより得られたポリプロピレンワ
ックスは粉砕によりその体積平均粒径を10〜20μm
に調整したものをトナーの製造に用いることが好まし
い。
100重量部に対する添加量は0.5〜5重量部、好ま
しくは1〜4.5重量部である。添加量が0.5重量部
より少ないと上述したポリプロピレンワックス添加の効
果が不十分となる。さらに、ポリプロピレンワックスと
ポリエチレンワックスの合計の含有量は、バインダー樹
脂100重量部に対して5重量部以下、好ましくは4重
量部以下にすることが望ましい。これは合計の添加量が
5重量部より多くなると得られるトナーはもとより製造
段階でのトナー中間体粒子(粗粉砕粒子、微粉砕粒子
等)における流動性が低下し、各製造装置や装置間の輸
送装置等の機壁にこれらの粒子が付着しやすくなって生
産効率の低下を招くため好ましくない。
制御剤、磁性粉等を添加するようにしてもよい。
塩型アゾ染料S−32、33、34、35、37、3
8、40(オリエント化学工業社製)、アイゼンスピロ
ンブラックTRH、BHH(保土谷化学社製)、カヤセ
ットブラックT−22、004(日本化薬社製)、銅フ
タロシアニン系染料S−39(オリエント化学工業社
製)、サリチル酸クロム錯塩E−81、82(オリエン
ト化学工業社製)、サリチル酸亜鉛錯塩E−84(オリ
エント化学工業社製)、サリチル酸アルミニウム錯塩E
−86(オリエント化学工業社製)、カリックスアレン
系化合物E89(オリエント化学工業社製)、ベンジル
酸ホウ素錯塩等が挙げられる。
グネタイト、鉄等の公知の磁性体の微粒子が使用可能で
あり、トナー飛散防止等の観点で添加してもよいが、そ
の添加量はバインダー樹脂100重量部に対して10重
量部以下、好ましくは8重量部以下である。添加量が1
0重量部を越えるとトナーに対する現像剤担持体(マグ
ネットローラ内蔵)の磁気的拘束力が強くなって現像性
が低下する。
機微粒子を外添処理してもよい。無機微粒子の添加処理
は、トナーと無機微粒子とを機械的に混合処理すること
により行うことができる。無機微粒子としては、シリカ
微粒子、二酸化チタン微粒子、アルミナ微粒子、フッ化
マグネシウム微粒子、炭化ケイ素微粒子、炭化ホウ素微
粒子、炭化チタン微粒子、炭化ジルコニウム微粒子、窒
化ホウ素微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジルコニウム
微粒子、マグネタイト微粒子、二硫化モリブデン微粒
子、チタン酸バリウム微粒子、チタン酸ストロンチウム
微粒子、ステアリン酸アルミニウム微粒子、ステアリン
酸マグネシウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子等を単
独であるいは2種以上組み合わせて使用できる。好まし
くはシリカ微粒子と二酸化チタン微粒子とを併用して外
添処理したものである。無機微粒子の添加量は、トナー
に対して0.05〜2重量%、好ましくは0.1〜1重
量%である。このような添加量で使用することにより、
現像剤の環境安定性を損なうことなく流動性を向上させ
ることができる。また、無機微粒子としては環境安定性
向上の観点から疎水化処理されているものを使用するこ
とが好ましく、疎水化処理剤としてはシランカップリン
グ剤、チタンカップリング剤、高級脂肪酸、シリコーン
オイル等が使用できる。上述した無機微粒子としてBE
T比表面積が80〜180m2/gであるものを使用す
ることが好ましい。このようなBET比表面積を有する
無機微粒子を使用することにより、流動性が低下する平
均粒径5〜9μm程度の小粒径トナーに対して、200
m2/g以上の無機微粒子を使用する場合に較べて、環
境安定性を損なうことなく添加量を増加させることがで
き流動性を向上させることができる。また、単に流動性
の向上のみならず、感光体表面に形成されたトナー像を
記録紙等の記録媒体上に転写する際の転写性を向上させ
ることができ、ドット再現性を向上させることができ
る。
に使用する2成分現像剤、あるいはキャリアを使用しな
い1成分現像剤として使用することができる。2成分現
像剤に用いるキャリアとしては、従来より公知のものが
使用可能である
れに限定されるものではない。
を取り付けたガラス製4つ口フラスコに、ポリオキシプ
ロピレン(2,2)−2,2ービス(4ーヒドロキシフ
ェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,2)−
2,2ービス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン、イ
ソドデセニル無水コハク酸、テレフタル酸およびフマル
酸を重量比82:77:16:32:30に調整して重
合開始剤であるジブチル錫オキサイドとともに入れた。
これをマントルヒーター中で窒素雰囲気下にて、220
℃で攪拌しつつ反応させた。得られたポリエステル系樹
脂L1の軟化点は110℃、ガラス転移点は60℃、酸
価は17.5KOHmg/gであった。
を取り付けたガラス製4つ口フラスコに、ポリオキシプ
ロピレン(2,2)−2,2ービス(4ーヒドロキシフ
ェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,2)−
2,2ービス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン、テ
レフタル酸および無水1,2,4ーベンゼントリカルボ
ン酸を重量比73:30:45:3に調整して重合開始
剤であるジブチル錫オキサイドとともに入れた。これを
マントルヒーター中で窒素雰囲気下にて、220℃で攪
拌しつつ反応させた。得られたポリエステル系樹脂L2
の軟化点は111.5℃、ガラス転移点は70℃、酸価
は19.3KOHmg/gであった。
比17:3.2に調整し、重合開始剤であるジグミルパ
ーオキサイドとともに滴下ロートに入れた。一方、温度
計、攪拌器、流下式コンデンサーおよび窒素導入管を取
り付けたガラス製4つ口フラスコに、ポリオキシプロピ
レン(2,2)−2,2ービス(4ーヒドロキシフェニ
ル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,2)−2,2
ービス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン、イソドデ
セニル無水コハク酸、テレフタル酸、無水1,2,4ー
ベンゼントリカルボン酸およびアクリル酸を重量比4
2:11:11:11:8:1に調整して重合開始剤で
あるジブチル錫オキサイドとともに入れた。これをマン
トルヒーター中で窒素雰囲気下にて、135℃で攪拌し
つつ、滴下ロートよりスチレン等を滴下した後、昇温し
て230℃で反応させた。得られたポリエステル系樹脂
H1の軟化点は150℃、ガラス転移点は62℃、酸価
は24.5KOHmg/gであった。
を取り付けたガラス製4つ口フラスコに、ポリオキシプ
ロピレン(2,2)−2,2ービス(4ーヒドロキシフ
ェニル)プロパン、ポリオキシエチレン(2,2)−
2,2ービス(4ーヒドロキシフェニル)プロパン、イ
ソドデセニル無水コハク酸、テレフタル酸および無水
1,2,4ーベンゼントリカルボン酸を重量比73:3
0:18:25:3に調整して重合開始剤であるジブチ
ル錫オキサイドとともに入れた。これをマントルヒータ
ー中で窒素雰囲気下にて、220℃で攪拌しつつ反応さ
せた。得られたポリエステル系樹脂H2の軟化点は15
4℃、ガラス転移点は64℃、酸価は20.4KOHm
g/gであった。
の製造例) 酸価0KOHmg/gの非酸化型ポリプロピレンワック
ス(ビスコール550P;三洋化成工業社製)と酸価5
2KOHmg/gの酸化型ポリプロピレンワックス(ユ
ーメックス1010;三洋化成工業社製)とを重量比9
2:8で混合後溶融混練し、冷却後粉砕して酸価4.0
KOHmg/g、160℃における溶融粘度205cp
s、軟化点150℃の溶融ブレンドポリプロピレンワッ
クスAを得た。
の製造例) 溶融ブレンドポリプロピレンワックスAの製造例におい
て、非酸化型ポリプロピレンワックスと酸化型ポリプロ
ピレンワックスとの重量比を87:13にすること以外
は同様にして酸価6.8KOHmg/g、160℃にお
ける溶融粘度210cpsおよび軟化点150℃の溶融
ブレンドポリプロピレンワックスBを得た。
樹脂H1を60重量部、ポリエチレンワックス(800
P;三井石油化学工業社製;160℃における溶融粘度
5400cps;軟化点140℃)1重量部、上記溶融
ブレンドポリプロピレンワックスA3重量部、酸性カー
ボンブラック(モーガルL;キャボット社製;pH2.
5;平均1次粒径24nm)8重量部および下記式で示
される負荷電制御剤1.5重量部;
押出混練機で溶融混練後、冷却しその後、ハンマーミル
で粗粉砕しジェット粉砕機で微粉砕した後、分級して体
積平均粒径7.5μmのトナー粒子を得た。
2/gの疎水性シリカ微粒子(H2000:ヘキスト社
製)0.4重量%およびBET比表面積110m2/g
の疎水性二酸化チタン微粒子(STT30A:チタン工
業社製)0.2重量%を加えて混合しトナーを得た。
60重量部およびポリエステル系樹脂H1の添加量を4
0重量部に変更すること、ポリエチレンワックスをポリ
エチレンワックス400P(三井石油化学工業社製;1
60℃における溶融粘度1600cps;軟化点136
℃)1.5重量部に変更すること、溶融ブレンドポリプ
ロピレンワックスAを溶融ブレンドポリプロピレンワッ
クスBに変更すること、且つ負荷電制御剤をボントロン
S−34(オリエント化学工業社製)3重量部に変更す
ること以外は同様にしてトナーを得た。
リエステル系樹脂L2を50重量部使用し、ポリエステ
ル系樹脂H1に代えてポリエステル系樹脂H2を50重
量部使用し、且つ負荷電制御剤をボントロンS−34
(オリエント化学工業社製)3重量部に変更すること以
外は同様にしてトナーを得た。
0.5重量部に変更すること以外は同様にしてトナーを
得た。
スAをポリプロピレンワックス(ユーメックス101
0;三洋化成工業社製;酸価52KOHmg/g、16
0℃における溶融粘度7000cps;軟化点145
℃)に変更し、且つ負荷電制御剤をボントロンS−34
(オリエント化学工業社製)3重量部に変更すること以
外は同様にしてトナーを得た。
こと、および負荷電制御剤をボントロンS−34(オリ
エント化学工業社製)3重量部に変更すること以外は同
様にしてトナーを得た。
重量部に変更し、ポリプロピレンワックスを添加しない
こと、および負荷電制御剤をボントロンS−34(オリ
エント化学工業社製)3重量部に変更すること以外は同
様にしてトナーを得た。
に代えてスチレンーアクリル系樹脂(MX−9500;
三洋化成工業社製)100重量部を使用すること、およ
び負荷電制御剤をボントロンS−34(オリエント化学
工業社製)3重量部に変更すること以外は同様にしてト
ナーを得た。
ル550P(三洋化成工業社製;酸価0KOHmg/
g、160℃における溶融粘度200cps;軟化点1
50℃)に変更すること以外は同様にしてトナーを得
た。
30;ミノルタ社製)用のキャリアとを重量比でトナ
ー:キャリア=5:95となるように混合して現像剤を
調整して以下の評価を行い、結果を表1に示した。
30を用いて、画像濃度(ID)=1.4のベタ画像
(2×5cm)を形成し、得られた画像を目視によって
確認して、オフセットが発生した時の温度を高温オフセ
ット発生温度とした。高温オフセット発生温度が240
℃以上であるものを○、220℃以上240℃未満のも
のを△、220℃未満のものを×として評価した。
像(2×5cm)を形成し、得られた画像上に白紙を載
せて200gの荷重をかけて3回白紙を往復させた。こ
のときの画像上の汚れを目視にて評価し、全く汚れが生
じていないものを○、僅かに汚れが生じているが実用上
問題のないものを△、汚れが生じて実用上問題のあるも
のを×とした。
の後の感光体表面を目視によってフィルミングの有無
(フィルミングが発生すると感光体表面の光沢がツヤ消
し状になる)およびトナー成分の固着(ブラックスポッ
ト)の発生の有無を確認した。フィルミングおよびブラ
ックスポットのどちらも発生していないものを○、フィ
ルミングおよびブラックスポットのどちらかが発生した
ものを×として評価した。
用いて2×2dot(400dpi)の網点画像を形成
した。得られた網点画像を画像解析装置を用い各網点画
像の直径を測定し、約80〜100個の網点のデータを
得て、その最大直径値Dmaxを求め以下のようにランク
付けを行った。Dmaxが185μm未満をランク10、
185μm以上187.5μm未満をランク9、18
7.5μm以上190μm未満をランク8、190μm
以上192.5μm未満をランク7、192.5μm以
上195μm未満をランク6、195μm以上197.
5μm未満をランク5とし、ランク9および10のもの
を○、ランク7および8のものを△、ランク6以下のも
のを×として評価した。
の問題を解消した静電潜像現像用トナーを提供すること
ができる。
ト性を有する静電潜像現像用トナーを提供することがで
きる。
ックスポットの問題を解消した静電潜像現像用トナーを
提供することができる。
優れた静電潜像現像用トナーを提供することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともバインダー樹脂、着色剤およ
びワックスを含有してなる静電潜像現像用トナーにおい
て、バインダー樹脂として酸価5〜50KOHmg/
g、軟化点95〜120℃およびガラス転移点50〜7
5℃である第1ポリエステル系樹脂と、酸価5〜50K
OHmg/g、軟化点130〜160℃およびガラス転
移点50〜75℃である第2ポリエステル系樹脂とを重
量比7:3〜2:8で使用するとともに、ワックスとし
てポリエチレンワックスとポリプロピレンワックスとを
使用して製造ざれ、ポリプロピレンワックスが非酸化型
ポリプロピレンワックスおよび酸価20〜70KOHm
g/gの酸化型ポリプロピレンワックスの溶融ブレンド
物であり、その溶融ブレンド物の酸価が1〜20KOH
mg/gかつバインダー樹脂100重量部に対する添加
量が0.5〜5重量部であり、ポリエチレンワックスの
160℃における溶融粘度が1000〜8000cp
s、軟化点が130〜150℃およびバインダー樹脂1
00重量部に対する添加量が0.1〜5重量部であるこ
とを特徴とする静電潜像現像用トナー。 - 【請求項2】 前記溶融ブレンド物における酸化型プロ
ピレンワックスの含有量が3〜15重量%であることを
特徴とする請求項1記載の静電潜像現像用トナー。 - 【請求項3】 前記ポリプロピレンワックスの160℃
における溶融粘度が50〜300cps、軟化点が13
0〜160℃であることを特徴とする請求項1記載の静
電潜像現像用トナー。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04912197A JP3484912B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 静電潜像現像用トナー |
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ID=12822241
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04912197A Expired - Fee Related JP3484912B2 (ja) | 1919-03-04 | 1997-03-04 | 静電潜像現像用トナー |
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JP3895172B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2007-03-22 | 株式会社リコー | 静電荷像現像用トナー |
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-
1997
- 1997-03-04 JP JP04912197A patent/JP3484912B2/ja not_active Expired - Fee Related
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