JP3484599B2 - 産業車両におけるオープンステップのカバー装置 - Google Patents

産業車両におけるオープンステップのカバー装置

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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0486Special type
    • B60J5/0487Special type simplified doors related to cabins of, e.g. golf carts, tractors, jeeps, cranes, forklifts, etc.

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、キャブを装着した
フォークリフトトラックやショベルローダ等の産業車両
において、車体に形成したオープンステップを塞ぐカバ
ー装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、図1に示すように、産業車両の一
種であるフォークリフトトラックにあって、車体1の運
転席を覆って運転室2を形成するキャブ3を装着したも
のが知られており、該キャブ3は前面と後面とに窓4が
形成されると共に、左右の側面に窓5と窓6が有された
開閉自在となるドア7とが設けられていた。そして、こ
のようになるフォークリフトトラックにおいて、近年、
車体1における運転室2に作業者の運転室2への乗降性
を容易にするためのオープンステップ9を採用したもの
が種々見受けられるようになってきた。図2に示すよう
に、このオープンステップ9は運転室2の床面であるフ
ロアプレート8の左右を切り込むようにして形成して、
該オープンステップ9に作業者が足を掛けて乗降するこ
とで、作業者の運転室2への乗降性を飛躍的に向上させ
ていた。 【0003】かかるオープンステップ9を採用したフォ
ークリフトトラックにおいては、運転室2のフロアプレ
ート8の左右にオープンステップ9が形成されていたた
め、作業者が運転室2に入って運転席に座り各種の作業
あるいは運転を行う際、作業者がフロアプレート8に足
をおくスペースすなわち足元空間がオープンステップ9
によって狭まり、作業者が窮屈な姿勢になる虞があっ
た。特に車体1が小形になればなるほど足元空間が狭ま
り、作業者が窮屈な姿勢になることで、作業者の疲労と
いった問題が生じていた。また、オープンステップ9の
形成により、キャブ内である運転室の気密性の確保が難
しく、このため冷暖房等の空調を効率良く行うことがで
きないといった問題も生じていた。 【0004】このようなことを解消するために、従来、
図3に示すように、車体1に装着したキャブ3のドア7
において、その内側で車体1のフロアプレート8に形成
されたオープンステップ9に相対する位置に板状のカバ
ー11が固着され、該カバー11と車体1のフロアプレ
ート8とが略面一となるようにすることで、ドア7を閉
めた場合、オープンステップ9をドア7に固着されたカ
バー11で塞ぐようにして、フロアプレート8に足をお
くスペースすなわち足元空間が狭まるのを防止すると共
に、運転室の気密性を確保して冷暖房等の空調を効率良
く行えるようにしていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の車体に装着した
キャブのドアにオープンステップを塞ぐカバーを固着し
たような構造であると、キャブのドアを閉めた場合、当
該カバーによりオープンステップを塞いで足元空間を確
保すると共に、運転室の気密性を確保して冷暖房等の空
調を効率良く行えるようにすることができるものの、ド
アを開けた場合、ドアの内側に固着したカバーが車体よ
り左右に突出するようになり、特にフォークリフトトラ
ック等においてはその作業である荷役作業が頻繁に荷物
を乗せたり下ろしたりするため、作業者は頻繁に運転室
への乗降を行う必要があり、このためキャブのドアをい
ちいち閉めることなく、開けたままで走行するといった
ことが多々あった。したがって、前記カバーが車体より
突出するために、当該カバーが何かものに当たる可能性
が高まり、壁等に衝突すると当該カバーや壁の破損、ま
た荷物等に衝突すると荷物の破損といった問題があっ
た。さらに他の作業者を当該カバーで引っ掛けてしまう
危険性もあり、事故等の発生を伴う虞があった。本発明
は、これらの問題を解消することを、その課題としてい
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
消するため、車体の上部に備えた運転席を覆って運転室
を形成すると共に左右それぞれにドアを設けたキャブを
装着し、該キャブにより形成された運転室のフロアプレ
ートの左右それぞれにオープンステップを形成した産業
車両において、前記キャブのドアに開閉自在に装着した
カバーと、前記キャブのドアの開閉動に連動しかつカバ
ーの開閉を行うリンク機構部とを備えて、前記カバーが
ドアの閉状態時に開いて前記オープンステップを塞ぐと
共に、ドアの開状態時に閉じて当該ドアに収納するよう
にする。 【0007】 【作用】本発明においては、前記カバーがドアの閉状態
時に開いて前記オープンステップを塞ぐと共に、ドアの
開状態時に閉じて当該ドアに収納するようになること
で、キャブのドアを閉めた場合、当該カバーによりオー
プンステップを塞いで足元空間を確保することができる
と共に、ドアを開けた場合、該カバーが車体より左右に
突出することをなくして、当該カバーの壁・荷物等への
衝突や他の作業者を引っ掛けてしまうといった事故等を
なくすことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の産業車両におけるオープ
ンステップのカバー装置の第1の実施の形態について説
明する。産業車両の一種であるフォークリフトトラック
においては、図1に示すように、車体1の上部に運転席
(図示していない)を備え、該運転席を覆って運転室2
を形成するキャブ3を装着する。該キャブ3は複数のピ
ラーを有すると共に、前面と後面とに窓4を形成し、ま
た、左右それぞれの側面に窓5と窓6を有する開閉自在
となるドア7とを設けており、該ドア7はその下端を運
転室2の床面であるフロアプレート8と略同一の高さ位
置となるようにしている。一方、車体1における運転室
2には、図2に示すように、当該運転室2のフロアプレ
ート8の左右それぞれにオープンステップ9を形成し、
該オープンステップ9はフロアプレート8の左右を略台
形状に切り込むようにし、ここに足掛け可能となるステ
ッププレート10を備えることで形成するものである。 【0009】そして、このオープンステップ9を塞ぐカ
バー装置としては、図4及び図5に示すように、キャブ
3の左右それぞれのドア7の内側(室内側)であって下
側前方に設けた下窓6の下方であるドア7の下枠にオー
プンステップ9の形状と略同じとなる略台形板状のカバ
ー15を2個のヒンジ16を介して開閉自在に装着し、
該カバー15は開くと略水平状態となると共に、閉じる
と略垂直状態となってドア7側に収納するようになる。
なお、該カバー15の縁にはウレタン等の弾性体17を
貼着している。 【0010】また、前記キャブ3のドア7の開閉動に連
動しかつカバー15の開閉を行うリンク機構部20を備
え、該リンク機構部20としては、ドア7に横に向かう
長穴21aを形成した上下一対のガイド21を固着し、
該ガイド21の長穴21aに沿って摺動する縦向きのピ
ン22aを一端に有した横長のアーム22を備え、該ア
ーム22は複数の屈曲点を有して長手方向において湾曲
した形状となると共に、その他端を前記車体1のキャブ
3側であるドア7を枢着しているピラーすなわちセンタ
ーピラー12に縦向きのピン22bにより枢着してい
る。そして、該アーム22の一端のピン22aに伸縮調
整自在となる第一ロッド23を回動自在に固着し、該第
一ロッド23の先端に略L字形となるレバー24の一端
を横向きのピン24aによって軸着する。該レバー24
はその屈曲した中間部をドア7に横向きのピン24bに
より軸着することで当該ピン24bを中心にして回動す
るようになると共に、その他端に長穴24cを形成す
る。そして、該レバー24の他端の長穴24c内を摺動
する横向きのピン25aを上下略中間に有した縦長のバ
ー25を備え、該バー25はその上部と下部とにおいて
ドア7に固着した上下一対のガイドブロック26に形成
した穴26aに挿入することで当該ガイドブロック26
により上下移動自在に保持されるようになる。そして、
該バー25の下端に横向きのピン27a及びコ字形ブロ
ック27bを介してクランク状の第二ロッド27の一端
を連結し、該第二ロッド27の他端を横向きのピン27
c及びコ字形ブロック27dを介して前記カバー15に
固着したブラケット15aに連結するようになってい
る。なお、前記リンク機構部20は図4に示すようにそ
の略全体をコ字形の保護カバー28によって覆うように
している。 【0011】これにより、カバー装置においては前記カ
バー15がドア7の閉状態時に開いて当該カバー15と
車体1のフロアプレート8とが略面一となって前記オー
プンステップ9を塞ぐと共に、ドア7の開状態時に閉じ
て当該ドア7に収納するようになる。 【0012】次に、このカバー装置における動作につい
て具体的に述べると、まず、キャブ3のドア7が閉状態
時は、図4、図5及び図6に示すように、前記リンク機
構部20におけるアーム22のピン22aがガイド21
の長穴21aの略前側(ドア7における前後方向であり
車体1における前後方向ではない)に位置し、第一ロッ
ド23も前側(ドア7における前後方向)に突き出た状
態となり、レバー24もその一端を前側(ドア7におけ
る前後方向)に突き出した状態となる。そして、前記バ
ー25は下の位置となると共に第二ロッド27も下の位
置となることで、前記カバー15は開いた状態である略
水平状態(フロアプレート8と略面一)となって前記オ
ープンステップ9を塞ぐようになっている。 【0013】そして、キャブ3のドア7を徐々に開いて
開状態にすると、前記リンク機構部20におけるアーム
22のピン22aがガイド21の長穴21aの略前側
(ドア7における前後方向)から徐々に後側(ドア7に
おける前後方向)であるセンターピラー12側に摺動し
て、第一ロッド23も突き出た状態から徐々にセンター
ピラー12側に引っ張られ、レバー24もその一端をセ
ンターピラー12側に引っ張られて回動する。そして、
該レバー24が回動することで前記バー25は下の位置
から上の位置に移動すると共に、これに追従して第二ロ
ッド27も下の位置から上の位置へと移動することで、
図7及び図8に示すように、前記カバー15は開いた状
態から徐々に閉じていき、ドア7が全開したとき(18
0度開放)には略垂直状態となってドア7側に収納する
ようになり、当該カバー15が車体1より左右に突出す
ることがないようになっている。 【0014】また、キャブ3のドア7を徐々に閉じて閉
状態にする時は、前述の動作と逆の動作となってカバー
15が閉じた状態から徐々に開いていき、ドア7が閉状
態時に当該カバー15が略水平状態となって前記オープ
ンステップ9を塞ぐようになっている。 【0015】なお、前記リンク機構部20においては、
前記アーム22が複数の屈曲点を有して長手方向におい
て湾曲した形状となることで、ドア7の開閉、特に全開
するときに当該リンク機構部20によってドア7の開閉
動に支障が来さないような構造となっている。 【0016】このようなカバー装置においては、前記カ
バー15がドア7の閉状態時に開いて前記オープンステ
ップ9を塞ぐと共に、ドア7の開状態時に閉じて当該ド
ア7に収納するようになることで、キャブ3のドア7を
閉めた場合、当該カバー15によりオープンステップ9
を塞いで足元空間を確保すると共に、キャブ3内である
運転室2の気密性を確保して冷暖房等の空調を効率良く
行えるようにすることができる。また、ドア7を開けた
場合、該カバー15が車体1より左右に突出することを
なくして、当該カバー15の壁・荷物等への衝突や他の
作業者を引っ掛けてしまうといった事故等をなくす。 【0017】また、本発明によるカバー装置の第1の実
施の形態においては、カバー15の開閉をリンク機構部
20を介してキャブ3のドア7の開閉動により作動する
ようにしたことで、カバー15を開閉するための新たの
動力源の必要もなく、また、部材によって直接作動する
リンク機構としたことでカバー15の開閉をドア7の開
閉動に確実に連動して誤動作といった問題が一切生じな
いようになっている。しかも、前記カバー15やリンク
機構部20はドア7側に装着しているので、車体1のフ
ロアプレート8やオープンステップ9側には何等部材を
装着しておらず、これにより作業者の運転室2への乗降
の際にはこれらの部材が邪魔になるといったことがな
く、乗降性は従来と同様に良好に行うことができる。ま
た、車体1のフロアプレート8やオープンステップ9側
にはスペース的な制約を受けることがなく、フロアプレ
ート8やオープンステップ9を最適な形状に形成するこ
とができる。 【0018】さらに、前記カバー15の縁にはウレタン
等の弾性体17を貼着していることで、カバー15がオ
ープンステップ9を塞ぐ際の密接性や衝撃吸収性を良好
なものにしている。また、前記リンク機構部20はその
略全体を保護カバー28によって覆っているので、運転
室2内の作業者の被服が当該リンク機構部20に挟まっ
たり引掛かったりするのを防止している。 【0019】次に、本発明の産業車両におけるオープン
ステップのカバー装置の他の実施の形態について説明す
ると、図9に示すように、前述したカバー装置と同様の
カバー15を前記キャブ3のドア7の内側に開閉自在に
装着する。 【0020】そして、該ドア7の開閉動に連動しかつカ
バー15の開閉を行うリンク機構部20を備え、該リン
ク機構部20としては、ドア7の下枠に一対のガイド3
1を固着して、該ガイド31に形成した穴31aにドア
7に沿って横に向かうバー32を軸回転自在に挿入す
る。そして、該バー32におけるドア7の枢着側である
一端に第一レバー33の一端を固着して、当該第一レバ
ー33はバー32を中心に回動自在となると共に、バー
32に巻き付けたリターンバネ34により時計回り(図
中の矢印a)に付勢される。そして、該第一レバー33
の他端にドア閉状態時にドア7の内側である車体1のフ
ロアプレート8の側部に当接するようになるローラ35
をピン35aにより回動自在に固着している。また、該
第一レバー33にはその一端に突出片33aを有し、該
突出片33aがアジャスター36に接合することで、当
該第一レバー33及びバー32の回動を調節して規制し
ている。一方、前記バー32の他端には第二レバー37
の一端を固着し、該第二レバー37の他端には長穴37
aを形成し、該長穴37a内を摺動する横向きのピン3
8を前記カバー15の側部に固着するようになってい
る。なお、前記第一レバー33の回動においては水平以
上上には回動しないように規制している。 【0021】これにより、カバー装置においては前記カ
バー15がドア7の閉状態時に開いて当該カバー15と
車体1のフロアプレート8とが略面一となって前記オー
プンステップ9を塞ぐと共に、ドア7の開状態時に閉じ
て当該ドア7に収納するようになる。 【0022】この動作について具体的に述べると、キャ
ブ3のドア7が閉状態時は、前記リンク機構部20にお
けるローラ35が車体1のフロアプレート8の側部に当
接することで第一レバー33がリターンバネ34のバネ
力に反して下方に垂れ下がった状態になり、バー32を
介して第二レバー37も斜め下方に垂れ下がった状態と
なることで、前記カバー15は開いた状態である略水平
状態(フロアプレート8と略面一)となって前記オープ
ンステップ9を塞ぐようになっている。 【0023】そして、キャブ3のドア7を徐々に開いて
開状態にすると、前記リンク機構部20における第一レ
バー33がリターンバネ34のバネ力により下方に垂れ
下がった状態から徐々に時計回り(図中の矢印a)に回
動し、バー32も時計回り(図中の矢印b)に軸回転す
ると共に、これに追従して第二レバー37も斜め下方に
垂れ下がった状態から徐々に時計回り(図中の矢印c)
に回動することで、前記カバー15は開いた状態から徐
々に閉じていき、ドア7が全開したとき(180度開
放)には略垂直状態となってドア7側に収納するように
なり、当該カバー15が車体1より左右に突出すること
がないようになっている。 【0024】また、キャブ3のドア7を徐々に閉じて閉
状態にする時は、前述の動作と逆の動作となって、前記
リンク機構部20におけるローラ35が車体1のフロア
プレート8の側部に当接して押されることで第一レバー
33がリターンバネ34のバネ力に反して徐々に下方に
垂れ下がった状態に回動し、これに追従してバー32及
び第二レバー37も回動してカバー15が閉じた状態か
ら徐々に開いていき、ドア7が閉状態時に当該カバー1
5が略水平状態となって前記オープンステップ9を塞ぐ
ようになっている。 【0025】このようなカバー装置においては、前述し
たカバー装置と同様、前記カバー15がドア7の閉状態
時に開いて前記オープンステップ9を塞ぐと共に、ドア
7の開状態時に閉じて当該ドア7に収納するようになる
ことで、キャブ3のドア7を閉めた場合、当該カバー1
5によりオープンステップ9を塞いで足元空間を確保す
ると共に、キャブ3内である運転室2の気密性を確保し
て冷暖房等の空調を効率良く行えるようにすることがで
きる。また、ドア7を開けた場合、該カバー15が車体
1より左右に突出することをなくして、当該カバー15
の壁・荷物等への衝突や他の作業者を引っ掛けてしまう
といった事故等をなくす。 【0026】また、この実施の形態においては、カバー
15を開閉するための動力源としてはリターンバネ34
のバネ力による単純な機構としたことでカバー15の開
閉をドア7の開閉動に連動して誤動作といった問題が極
力生じないようになっている。しかも、前記カバー15
やリンク機構部20はドア7側に装着しているので、車
体1のフロアプレート8やオープンステップ9側には何
等部材を装着しておらず、これにより作業者の運転室2
への乗降の際にはこれらの部材が邪魔になるといったこ
とがなく、乗降性は従来と同様に良好に行うことができ
る。また、車体1のフロアプレート8やオープンステッ
プ9側にはスペース的な制約を受けることがなく、フロ
アプレート8やオープンステップ9を最適な形状に形成
することができる。 【0027】 【発明の効果】本発明においては、前記カバーがドアの
閉状態時に開いて前記オープンステップを塞ぐと共に、
ドアの開状態時に閉じて当該ドアに収納するようになる
ことで、キャブのドアを閉めた場合、当該カバーにより
オープンステップを塞いで足元空間を確保することがで
き、作業者が窮屈な姿勢になることをなくして、作業者
の疲労といった問題をなくすと共に、キャブ内である運
転室の気密性を確保して冷暖房等の空調を効率良く行え
るようにすることができつつ、ドアを開けた場合、該カ
バーが車体より左右に突出することをなくして、当該カ
バーの壁・荷物等への衝突や他の作業者を引っ掛けてし
まうといった事故等をなくすことができ、作業時の安全
性の大幅な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】フォークリフトトラックの側面図。 【図2】フォークリフトトラックの後方側面図。 【図3】従来のキャブのドアに固着するカバーの説明
図。 【図4】本発明の産業車両におけるオープンステップの
カバー装置を示す斜視図。 【図5】本発明の産業車両におけるオープンステップの
カバー装置を説明する概略斜視図。 【図6】(a)図5における概略平面図 (b)図5における概略側面図。 【図7】本発明の産業車両におけるオープンステップの
カバー装置を説明する概略斜視図。 【図8】(a)図7における概略平面図 (b)図7における概略側面図。 【図9】本発明の他の産業車両におけるオープンステッ
プのカバー装置を説明する概略斜視図。 【符号の説明】 1…車体、2…運転室、3…キャブ、4…窓、5…窓、
6…窓、7…ドア、8…フロアプレート、9…オープン
ステップ、10…ステッププレート、11…カバー、1
2…センターピラー、15…カバー、15a…ブラケッ
ト、16…ヒンジ、17…弾性体、20…リンク機構
部、21…ガイド、21a…長穴、22…アーム、22
a…ピン、22b…ピン、23…第一ロッド、24…レ
バー、24a…ピン、24b…ピン、24c…長穴、2
5…バー、25a…ピン、26…ガイドブロック、26
a…穴、27…第二ロッド、27a…ピン、27b…コ
字形ブロック、27c…ピン、27d…コ字形ブロッ
ク、28…保護カバー、31…ガイド、31a…穴、3
2…バー、33…第一レバー、33a…突出片、34…
リターンバネ、35…ローラ、35a…ピン、36…ア
ジャスター、37…第二レバー、37a…長穴、38…
ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B66F 9/075 B62D 33/06 A (72)発明者 中辻 裕史 滋賀県蒲生郡竜王町薬師1166 株式会社 タカハシワークス内 (56)参考文献 特開 平9−123764(JP,A) 特開 平8−192684(JP,A) 特開 昭63−106187(JP,A) 実開 平1−123553(JP,U) 実開 昭62−134334(JP,U) 実開 昭62−162118(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 3/00 B60J 5/04 B62D 25/22 B62D 33/06 B66F 9/075

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車体1の上部に備えた運転席を覆って運
    転室2を形成すると共に左右それぞれにドア7を設けた
    キャブ3を装着し、該キャブ3により形成された運転室
    2のフロアプレート8の左右それぞれにオープンステッ
    プ9を形成した産業車両において、 前記キャブ3のドア7に開閉自在に装着したカバー15
    と、前記キャブ3のドア7の開閉動に連動しかつカバー
    15の開閉を行うリンク機構部20とを備えて、前記カ
    バー15がドア7の閉状態時に開いて前記オープンステ
    ップ9を塞ぐと共に、ドア7の開状態時に閉じて当該ド
    ア7に収納するようにしたことを特徴とする産業車両に
    おけるオープンステップのカバー装置。
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