JP3483359B2 - 産業用ロボットのハンド装置 - Google Patents

産業用ロボットのハンド装置

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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39487Parallel jaws, two fingered hand

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用ロボットのハンド
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用ロボットにおいて、ハンド
本体に左右一対のフィンガーがそれぞれの中央部を枢着
されており、それらのフィンガーの間隔の真ん中をスラ
イダーがワークの軸心に向かつて一直線に進むようにな
つている。そしてフィンガーに設けられたカム溝にはカ
ムフォロアが嵌入しており、そのカムフォロアはスライ
ダーの左右に突出した腕に回転自在に支持されていて、
スライダーが直進するときにフィンガーは回動してワー
クの軸心に向かい、終にはスライダーと両フィンガーの
3者でワークを把持するようになつている。
【0003】上記従来の構成では、ワークが確実に把持
されたかどうかを確かめるものがなく、把持が不確実な
ままロボットアームを高速で動かすようなことがある
と、ワークが脱落したり、ずれたりすることがあつた。
また、把持が緩むということもあつた。そこで本発明は
スライダーと両フィンガーとでワークを確実に把持しな
ければロボットアームが動かず、また、一旦把持した後
は緩めようとしないかぎり緩まないようになつている産
業用ロボットのハンド装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のハンド装置は、左右一対のフィンガーがそ
れぞれの中央部を枢支され、左右のフインガーの間隔の
真ん中をスライダーが把持しようとするワークの軸心に
向かつて進むようになつており、フィンガーにはカム溝
が設けられ、カム溝にはまるカムフォロアがスライダー
から左右に突出した腕に支持され、スライダーの下端が
ワークの軸心に近付くに従い左右の両フィンガーの先端
もワーク軸心に近付いて終に3者でワークを把持するよ
うになつている点では従来と同じである。本発明のハン
ド装置ではスライダーの軸心にめねじが刻設され、その
めねじに螺合するねじ捧の上端に回転軸が継ぎ足され、
その回転軸が正逆転可能なモーターで回転されるように
なつている。
【0005】そして、上記回転軸を下方即ちワーク軸心
に近付く方向に付勢するばねが回転軸に介装されている
ことが好ましい。
【0006】また、上記ねじ捧と回転軸との継ぎ目付近
にばね受けが設けられ、回転軸部のスラストベアリング
とばね受けとの間において回転軸に上記のばねが介装さ
れていることが好ましい。
【0007】また、ワークが把持された後もモーターが
回転するときは、ねじ捧即ち回転軸がばねに抗して上昇
するが、その上昇を検知するセンサーがハンド本体に設
けられ、センサーの検知信号でモーター軸を制動する保
持ブレーキが作動されるようにするとよい。
【0008】
【作用】モーターが起動されると、ねじ捧が回転するこ
とにより、スライダーはワークの軸心に向かつて直進
し、カムフォロアを介して両フィンガーは回動されてワ
ークの軸心に向かい3者によつてワークを把持するよう
になる。スライダーがワーク表面に当接してからもモー
ターが回ると、スライダーは停止したままでねじ捧がば
ねに抗して上方へ動くようになる。ねじ棒即ち回転軸の
上昇はセンサーで検知され、センサーの信号でモーター
の回転が止められる。なお、保持ブレーキが設けてあれ
ば、センサーの信号で保持ブレーキの制動とモーターの
停止が行われる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明す
る。1はローダーアーム、2はハンド本体、3はモータ
ー、4は原動軸、5はスラストベアリング、6は駆動歯
車、7は保持ブレーキである。8は駆動歯車6と噛み合
う従動歯車であり、従回転軸9に固着された円盤状のド
ッグ10と一体になつている。従回転軸9はスラストベ
アリング11により軸方向に摺動自在に支持されてお
り、スラストベアリング11から下方に出ている従回転
軸9の下端には従回転軸9より大径のねじ棒12が継ぎ
足すように接続され、その接続部に段13ができてい
る。ばね受け14が従回転軸9に嵌合されて段13で受
け止められ、ばね受け14とスラストベアリング11と
の間において従回転軸9に圧縮コイルばね15が巻装さ
れている。対をなしている左フィンガー16と右フィン
ガー17はそれぞれ中央部を軸ピン18でハンド本体2
に枢着され、上半部に設けられたカム溝19にカムフォ
ロア20が嵌入している。スライダー21がワーク22
の軸心に向かつて摺動可能にスラスト軸受23によつて
支持され、スライダー21から左右両側に突出した腕2
4にカムフォロア20が支持され、スライダー21の軸
心にめねじが刻設され、そのめねじにねじ捧12が螺合
している。ねじ棒12の回転でスライダー21がワーク
22の軸心に向かい直進するときに、フィンガー16,
17は回動されて先端がワーク22の軸心に近づくよう
になつている。そして、スライダー21がワーク22の
周に当接してからもねじ棒12が回ろうとすると、スラ
イダー21は動くことができないので、ねじ捧12及び
従回転軸9は圧縮ばね14に抗して上方へ動く。25は
従回転軸9の上昇を検知するセンサーである。センサー
は非接触式のほか、リミットスイッチであつてもよい。
また、圧縮コイルばねの代わりに皿ばね、あるいはゴム
を使用してもよい。
【0010】従回転軸が上昇してドッグ10がセンサー
25に接近すると、センサー25がこれを検知してモー
ター3を止める。あるいは保持ブレーキ7を作動させる
ようになつている。
【0011】実施例では、ばね受け14が段13で係止
されているが、段13で直接にばねを受けてもよい。あ
るいは、段13を設けずにピンまたはワッシャなどを回
転軸部に固着してばね受けとしてもよい。
【0012】モーターはエァモーター、油圧モーター、
電動モーターのいずれであってもよい。
【0013】
【発明の効果】スライダーが雌雄螺合運動により動き、
スライダーに従つてフィンガーが動くので把持作用が精
密に行われる。
【0014】ワークを把持したことをセンサーが検知す
るまではモーターが作動しているので、確実に把持させ
ることができる。
【0015】また、モーターを停止して把持していると
きは保持ブレーキが働いていて駆動軸を制動しているの
で、モーターの遊転がなくて、把持緩みが起こるなどの
恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】未把持時の縦断面図である。
【図2】把持時の縦断面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ローダーアーム 2 ハンド本体 3 モーター 4 原動軸 6 駆動歯車 7 保持ブレーキ 8 従動歯車 9 従回転軸 10 ドッグ 12 ねじ棒 13 段 14 ばね受け 15 圧縮コイルばね 16 左フィンガー 17 右フィンガー 19 カム溝 20 カムフォロア 21 スライダー 22 ワーク 24 腕 25 センサー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】把持すべきワークの軸心に向かって摺動可
    能にスライダーがハンド本体に支持され、そのスライダ
    ーに対し左右対称位置に左右のフィンガーが揺動可能に
    その中央部を軸ピンでハンド本体に枢着され、そのフィ
    ンガーにはカム溝が設けられ、そのカム溝に嵌入するカ
    ムフォロアがスライダーから左右に突出した腕に支持さ
    れ、スライダーの下端がワークの軸心に近付くに従い左
    右の両フィンガーの先端もワーク軸心に近付いて終にワ
    ークを把持する産業用ロボットのハンド装置において、
    スライダーの軸心にめねじが刻設され、そのめねじに螺
    合するねじ棒の上端に回転軸が継ぎ足され、その回転軸
    を正逆転するモーターが設けられ、回転軸を下方即ちワ
    ーク軸心に近付く方向に付勢するばねが、ねじ棒と回転
    軸との継ぎ目付近に設けられたばね受けと回転軸部のス
    ラストベアリングとの間において回転軸に介装され、ワ
    ークが把持された後もモーターが回転するときはねじ棒
    と一体の回転軸がばねに抗して上昇するようになってお
    り、回転軸の上昇を検知してモーターを停止させるセン
    サーがハンド本体に設けられていることを特徴とする産
    業用ロボットのハンド装置。
  2. 【請求項2】センサーの検知信号で作動されてモーター
    軸を制動する保持ブレーキが備えられていることを特徴
    とする請求項1記載の産業用ロボットのハンド装置。
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