JP3483315B2 - 豆腐の連続製造装置と、それに組み合わせる豆腐の搬出装置とパッキング装置 - Google Patents

豆腐の連続製造装置と、それに組み合わせる豆腐の搬出装置とパッキング装置

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JP3483315B2
JP3483315B2 JP25848094A JP25848094A JP3483315B2 JP 3483315 B2 JP3483315 B2 JP 3483315B2 JP 25848094 A JP25848094 A JP 25848094A JP 25848094 A JP25848094 A JP 25848094A JP 3483315 B2 JP3483315 B2 JP 3483315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絹ごし豆腐の製造か
らパッキングまでの一連のラインを構築することができ
る豆腐の連続製造装置と、それに組み合わせる豆腐の搬
出装置とパッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】豆腐、殊に絹ごし豆腐は、一般に、豆乳
に所定量の凝固剤を混入し、凝固させて作ることができ
る。
【0003】従来の豆腐の製造方法は、いわゆるバッチ
処理である。すなわち、所定容量のタンク内に豆乳を用
意し、凝固剤を加えてよく撹拌し、これを凝固用の小さ
な容器内に小分けして凝固させることにより、豆腐にす
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、製造方法がバッチ処理であるから、製造能率が
悪く、大量の製品を安価に提供することが全く不可能で
あるという問題があった。また、小売りに適するように
少量ずつをパッキングするときは、凝固用の容器から豆
腐を取り出し、所定のサイズに切断した上、これをパッ
ク内に移し換えする必要があるから、これらの各工程内
において、豆腐が形崩れを起し易く、製品歩留りが極め
て低いという問題が避けられなかった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、主コンベヤベルトと副コンベヤベルト
とを組み合わせて凝固室を形成するとともに、スロープ
付きの水槽と、ストッパ、カッタ、シャッタ、移送材と
を組み合わせ、さらに、カッタ刃と、開き機構、搬送機
構とを設けることによって、製造からパッキングまでの
一連のラインを構築し、高品質の絹ごし豆腐を能率よく
大量に連続生産することができる豆腐の連続製造装置
と、それに組み合わせる豆腐の搬出装置とパッキング装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、主コンベヤベル
トと、主コンベヤベルトの左右に配設する一対の副コン
ベヤベルトと、主コンベヤベルトの上流側に配設し、豆
乳に凝固剤を混入して主コンベヤベルト上に投入する原
料ノズルと、主コンベヤベルトの下部に配設するヒータ
とを備えてなり、主コンベヤベルト、副コンベヤベルト
は、同一速度で進行し、原料ノズルからの豆乳を凝固さ
せる樋状の凝固室を形成することをその要旨とする。
【0007】なお、原料ノズルは、左右に往復運動させ
ることができ、ヒータは、スチームヒータとすることが
できる。
【0008】また、主コンベヤベルトの上部には、蓋板
を設けてもよい。
【0009】第2発明の構成は、連続製造装置から連続
的に排出される豆腐の先端を押圧するストッパと、スト
ッパによって押圧される豆腐の先端を所定幅に切断する
カッタと、カッタによって切断された豆腐を投入するス
ロープ付きの水槽と、ストッパの下方に配設するシャッ
タと、シャッタの直下の待機位置と水槽内の目標位置と
の間を移動する移送材とを備えてなり、移送材は、待機
位置においてシャッタが開くことによって豆腐を受け、
目標位置にまで移動することによりスロープを介して豆
腐を水槽内に搬出することをその要旨とする。
【0010】なお、移送材は、ストッパの後方に上下動
自在に配設する回転軸と、回転軸に突設する旋回アーム
とを介して駆動することができ、ストッパは、連続製造
装置から排出される豆腐の進行速度に合わせて後退させ
ることができる。
【0011】第3発明の構成は、水槽内に平行に配設
し、帯状の豆腐を所定サイズに切り分ける複数のカッタ
刃と、帯状の豆腐を前記カッタ刃と交錯させて下流側に
押し出すプッシャ板と、カッタ刃の下流側に配設し、カ
ッタ刃によって切り分けられた豆腐を所定間隔に開く開
き機構と、空のパックを開き機構の下流側に搬送して水
中に待機させる搬送機構とを備えることをその要旨とす
る。
【0012】なお、搬送機構には、空のパックを水中に
押し沈める沈め機構を組み合わせてもよい。
【0013】また、開き機構には、所定間隔に開いた豆
腐を下流側に押し出すプッシャ板を組み合わせることが
できる。
【0014】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、主コンベ
ヤベルト、副コンベヤベルトは、豆乳を凝固させる樋状
の凝固室を形成し、原料ノズルから供給される豆乳を搬
送しながら凝固させ、豆腐として下流側から連続的に搬
出することができる。なお、主コンベヤベルトの下部に
配設するヒータは、搬送中の豆乳を適温に加温し、凝固
時間を短縮する。
【0015】原料ノズルを左右に往復運動させるとき
は、原料ノズルは、幅広の主ベルトコンベヤ上に豆乳を
均一に投入することが可能である。
【0016】主コンベヤベルトの下部に配設するヒータ
をスチームヒータとすれば、ヒータは、温度コントロー
ルが容易であり、豆乳を80℃前後の均一な加熱温度に
加温し、保持することが可能である。
【0017】主コンベヤベルトの上部に配設する蓋板
は、凝固室の上部を閉じ、室内温度を均一にすることが
できるから、豆腐の品質を一層均一にすることができ
る。
【0018】第2発明の構成によるときは、ストッパ
は、連続製造装置から排出される豆腐の先端を押圧して
形崩れを防止し、カッタは、豆腐の先端を所定幅に切断
する。一方、切断された豆腐は、シャッタを開くことに
より、待機位置にある移送材によって受けることができ
るから、以後、受部材は、スロープを介し、受けた豆腐
を水槽内の目標位置にまで形崩れさせることなく搬出す
ることができる。
【0019】回転軸と旋回アームとを介して移送材を駆
動すれば、このときの移送材は、回転軸を下降させて回
転させ、旋回アームを旋回させることにより、スロープ
に沿って待機位置から目標位置にまで移動させることが
でき、回転軸を上昇させて回転させることより、スロー
プから離れた別の経路を介して待機位置に戻すことがで
きる。
【0020】豆腐の進行速度に合わせて後退するストッ
パは、その位置に拘らず、豆腐に対して常に一定の押圧
力を加えることが可能である。
【0021】第3発明の構成によるときは、カッタ刃
は、水槽内において帯状の豆腐を所定サイズに切り分
け、開き機構は、切り分けられた豆腐を所定間隔に開く
ことができる。そこで、搬送機構により開き機構の下流
側に空のパックを待機させれば、開き機構から排出され
る豆腐は、そのままパックに収納することが可能であ
る。すなわち、搬送機構は、開き機構によって開く豆腐
の間隔に合わせて空のパックを待機させるものとする。
【0022】カッタ刃にプッシャ板を組み合わせるとき
は、プッシャ板は、カッタ刃と交錯させて帯状の豆腐を
下流側に押し出すことができ、このとき、カッタ刃は、
その配設位置によって決まるサイズに豆腐を切り分ける
ことができる。
【0023】開き機構に組み合わせるプッシャ板は、所
定間隔に開いた豆腐を下流側に押し出し、下流側に待機
しているパック内に豆腐を収納する。
【0024】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0025】豆腐の連続製造装置S1 は、主コンベヤベ
ルト11、副コンベヤベルト12、12、原料ノズル1
3、ヒータ14、14…を主要部材としてなる(図1、
図2)。
【0026】主コンベヤベルト11は、図1、図2の矢
印A方向に走行する幅広の合成樹脂ベルトであって、大
径の駆動ローラ11a、小径のガイドローラ111b、
11b…を介し、長いフレーム15上に水平の搬送面を
形成するようにして装着されている。なお、下流端のガ
イドローラ11bは、やや小径に形成されており、主コ
ンベヤベルト11は、上流端、下流端において、鋭角に
折り返されている。
【0027】副コンベヤベルト12、12は、主コンベ
ヤベルト11の左右に配設されている。各副コンベヤベ
ルト12は、主コンベヤベルト11の上流端、下流端に
配設するガイドローラ12a、駆動ローラ12bを介し
て折り返されている。ただし、ガイドローラ12a、駆
動ローラ12bは、それぞれ、主コンベヤベルト11の
上流端、下流端において、フレーム15の左右に突設さ
れているものとし、各副コンベヤベルト12は、フレー
ム15の上面左右に配設する構造材15aを挟むように
して、折り返されているものとする(図3)。また、副
コンベヤベルト12、12は、それぞれの内側面が主コ
ンベヤベルト11の左右に接しており、主コンベヤベル
ト11と同一方向に同一速度で走行しているものとす
る。
【0028】原料ノズル13は、主コンベヤベルト11
の上流側に配設されている(図1、図2)。原料ノズル
13は、調節弁13a、13bを介し、図示しない豆乳
タンク、凝固剤タンクに接続されている。また、原料ノ
ズル13は、図示しない駆動源を介し、主コンベヤベル
ト11のほぼ全幅に亘って左右に往復運動することがで
きる。原料ノズル13の先端は、主コンベヤべルト11
の上流端に下向きに開口しており、原料ノズル13の開
口部の後方には、止め板11cが配設されている。
【0029】ヒータ14、14…は、主コンベヤベルト
11の下部に配設されている。各ヒータ14は、図示し
ない蒸気発生源に接続するスチームヒータとするが、こ
のものは、主コンベヤベルト11上に投入される豆乳を
適温に均一に加熱することができる限り、電気ヒータで
あってもよい。
【0030】主コンベヤベルト11の上方には、蓋板1
6が設けられている(図2、図3)。蓋板16は、適当
に分割されており、上流端、下流端を除く主コンベヤベ
ルト11のほぼ全長を開閉自在に覆うことができる。
【0031】かかる連続製造装置S1 は、主コンベヤベ
ルト11、副コンベヤベルト12、12を所定の速度で
走行させるとともにヒータ14、14…を作動させ、原
料ノズル13を介して豆乳を主コンベヤベルト11上に
投入することにより、豆腐Tを連続的に製造し、主コン
ベヤベルト11の下流側に連続的に排出することができ
る。すなわち、原料ノズル13は、調整弁13a、13
bを調節することにより、凝固剤を所定の比率で混入し
た豆乳を主コンベヤベルト11の上流側に吐出すること
ができ、主コンベヤベルト11、副コンベヤベルト1
2、12は、樋状の凝固室を形成し(図3)、所定の凝
固時間をかけて豆乳を上流側から下流側に搬送し、凝固
させて豆腐Tにすることができるからである。
【0032】なお、原料ノズル13を最初に稼動させる
ときは、原料ノズル13の直近下流側に取外し自在の止
め板11dを置き(図2)、投入された直後の豆乳が下
流側に流出してしまうことを防止する。ただし、止め板
11dは、主コンベヤベルト11上に置き、主コンベヤ
ベルト11、副コンベヤベルト12、12とともに下流
側に移動して行くものとする。また、止め板11dは、
主コンベヤベルト11の下流側にまで達し、豆乳が豆腐
Tに凝固した後、取り外してしまうものとする。
【0033】なお、豆腐Tが普通の絹ごし豆腐であると
き、所要する凝固時間は約20分であるから、主コンベ
ヤベルト11、副コンベヤベルト12、12は、この凝
固時間を確保することができるように、その全長と走行
速度とを定めるものとする。また、ヒータ14、14…
は、蓋板16と相俟って、主コンベヤベルト11上の豆
乳を約80℃の適温に加温し、凝固時間を短くすること
ができる。
【0034】豆腐の搬出装置S2 は、連続製造装置S1
の下流側に配設されている(図1、図4)。
【0035】搬出装置S2 は、連続製造装置S1 から連
続的に排出される豆腐Tの先端を押圧するストッパ21
と、ストッパ21の上方に配設するカッタ22と、スト
ッパ21の下方に配設するシャッタ23と、シャッタ2
3の直下に待機位置をとる移送材24と、連続製造装置
S1 の下流側下方に配設するスロープ25付きの水槽2
6とを主要部材として構成されている。
【0036】スロープ25の上端は、連続製造装置S1
の主コンベヤベルト11の下流側に垂直に起立し(図
4、図5)、下端は、水槽26内に水平に位置してい
る。スロープ25は、主コンベヤベルト11とほぼ同幅
に形成され、左右には、ガード25a、25aが付設さ
れている。なお、スロープ25の上端は、主コンベヤベ
ルト11と、ほぼ同一高さに配置されており、主コンベ
ヤベルト11の下流端との間には、中継板25bが設置
されている。中継板25bの上面前端部は、主コンベヤ
ベルト11に向けて斜めに形成されている。
【0037】スロープ25の上端には、シャッタ23が
配設されている。シャッタ23は、中継板25bと同一
高さに配設されており、シリンダ23aを介して前後に
駆動し、スロープ25の上端を開閉することができる。
すなわち、シャッタ23は、シリンダ23aを伸縮する
ことにより、スロープ25の上端を閉じる前進位置(図
5の実線)と、それを開く後退位置(同図の二点鎖線)
とをとることができる。
【0038】ストッパ21は、主コンベヤベルト11の
下流側前方に配設されている。ストッパ21は、シリン
ダ21a、21aを介し、前後動自在に支承されてい
る。なお、ストッパ21の下端は、下方のシャッタ23
の上面に接しており、シャッタ23の上面は、中継板2
5bの上面とともに、主コンベヤベルト11の上面と同
一高さになっている。そこで、ストッパ21は、シリン
ダ21a、21aを伸長させることにより、前進位置に
あるシャッタ23の前端にまで前進させることができ、
シリンダ21a、21aを短縮させることにより、十分
に後退させることができる。
【0039】カッタ22は、中継板25bの後端に対応
するようにして、上方に垂設されている(図5、図
6)。カッタ22は、下端をナイフ状に尖らせた板材で
あり、シリンダ22a、22aを介し、上下動自在に支
承されている。カッタ22は、シリンダ22a、22a
を伸縮させることにより、下端が中継板25bの上面よ
り僅かに下がる切断位置(図6の二点鎖線)と、十分に
上方に上がる退避位置(同図の実線)とをとることがで
きる。
【0040】移送材24は、旋回アーム24a、24a
の先端に取り付ける幅狭の板材であり(図6、図7)、
旋回アーム24a、24aは、ストッパ21の後方に配
設する回転軸24bに突設されている。回転軸24bの
両端は、ブラケット24c、24cを介して回転自在に
支持されており、ブラケット24c、24cは、それぞ
れシリンダ24dを介して上下動自在に支持されてい
る。また、回転軸24bの一端には、回転軸24bを正
逆に約90度回転駆動するモータ24eが連結されてい
る。
【0041】そこで、移送材24は、シリンダ24d、
24dを短縮させ、旋回アーム24a、24aを前方に
ほぼ水平にすることにより、シャッタ23の下面にほぼ
密着する待機位置(図6の実線)をとることができ、そ
のままモータ24eを介して回転軸24bを約90度回
転させることにより、スロープ25にほぼ接しながら下
降して(同図の一点鎖線)、旋回アーム24a、24a
が水槽26内にほぼ垂直に起立する目標位置(同図の二
点鎖線)をとることができる。また、目標位置にある移
送体24は、シリンダ24d、24dを短縮して一旦上
方に引き上げた上、モータ24eを介して旋回アーム2
4a、24aを逆方向に回転させるとともにシリンダ2
4d、24dを伸長させることにより、スロープ25か
ら離れた別の経路を経て元の待機位置に復帰させること
ができる。
【0042】いま、図6において、シャッタ23を前進
位置におくとともに、移送材24を待機位置に待機さ
せ、カッタ22を上方の退避位置に退避させておくと、
連続製造装置S1 によって製造される豆腐Tは、主コン
ベヤベルト11、副コンベヤベルト12、12の進行速
度に合わせ、中継板25b、シャッタ23上に連続的に
排出される。そこで、このとき、ストッパ21を前進さ
せて豆腐Tの先端面に当接させ、その後、豆腐Tの進行
速度に合わせてストッパ21を後退させれば、ストッパ
21は、所定の押圧力により豆腐Tの先端を押圧し、豆
腐Tが形崩れすることを防止することができる。
【0043】豆腐Tがシャッタ23上に所定長さに進出
したら、カッタ22を切断位置に駆動し、豆腐Tを所定
幅の帯状に切断する(図6の二点鎖線)。と同時に、シ
ャッタ23を後退位置に駆動すると、切断された豆腐T
1 は、待機位置にある移送材24の上面によって受ける
ことができる。そこで、その後、移送材24を目標位置
に移動すれば、豆腐T1 は、移送材24の移動に伴な
い、スロープ25を介して水槽26内の水中の目標位置
にまで搬出することができる(図6の二点鎖線)。な
お、このとき、豆腐T1 の移動速度は、移送材24の移
動速度によって規制され、その移動経路中に自然落下す
る部分を含まないから、豆腐T1 は、形崩れを起したり
するおそれが全くない。
【0044】一方、ストッパ21は、豆腐T1 がスロー
プ25を介して下方に移送されたら、速やかに前進させ
てカッタ22の背面に当接させ、カッタ22は、上方の
退避位置に退避させる。なお、ストッパ21は、その
後、豆腐Tの進行速度に合わせて後退させる。また、シ
ャッタ23は、ストッパ21を前進させると同時に前進
位置に復帰させ、スロープ25の上端を閉じる。さら
に、移送材24は、シリンダ24d、24dを短縮する
ことにより、一旦上昇させて目標位置にある豆腐T1 か
ら分離させた上、モータ24e、回転軸24bを逆方向
に約90度回転させるとともに、シリンダ24d、24
dを再伸長させることにより、元の待機位置に復帰させ
る。
【0045】以後、搬出装置S2 は、同様の動作を繰り
返せばよく、このとき、上流側の連続製造装置S1 は、
連続運転を継続することができる。
【0046】豆腐のパッキング装置S3 は、搬出装置S
2 の下流側に配設されている(図1、図4)。
【0047】パッキング装置S3 は、水槽26内に平行
に配設する複数のカッタ刃31、31…と、カッタ刃3
1、31…の下流側に配設する開き機構32と、開き機
構S2 の下流側に空のパックP、P…を搬送して水中に
待機させる搬送機構33とを主要部材として構成されて
いる。なお、カッタ刃31、31…、開き機構32に
は、それぞれプッシャ板34、35が組み合わされてお
り、搬送機構33には、空のパックP、P…を水中に押
し沈める沈め機構36が付設されている。
【0048】カッタ刃31、31…は、スロープ25に
向けて、底板31a上に等間隔に立設されている。各カ
ッタ刃31は、前端部にナイフ状の刃が形成されてい
る。また、底板31aは、延長部31bを介してスロー
プ25の下端に連続しており、延長部31b、底板31
aは、この順に、スロープ25の下端より僅かに低くな
っている。なお、延長部31b、底板31aの左右に
は、ガイド板31c、31cが立設され(図1、図
7)、ガイド板31c、31cの前端は、外側に斜めに
屈曲されている。
【0049】プッシャ板34は、スロープ25の下端
部、延長部31b、底板31aの上方に、下向きに前後
動自在に配設されている(図4、図7)。
【0050】プッシャ板34は、カッタ刃31、31…
に対応してスリット34a、34a…を形成する板材で
ある。プッシャ板34は、支持材34b上に下向きに搭
載するシリンダ34c、34cに連結されており、シリ
ンダ4c、34cを伸縮させることにより、上下動自在
となっている。なお、支持材34bの両端部には、スラ
イド軸受34d、34dが付設されており、支持材34
bは、スライド軸受34d、34dを前後に摺動自在に
貫通するガイドロッド34e、34eを介して支持され
ている。また、支持材34bの一端には、長いシリンダ
34fが連結されている。そこで、プッシャ板34は、
シリンダ34fを伸縮し、ガイドロッド34e、34e
に沿って支持材34bを前後に駆動することにより、前
後動自在となっている。
【0051】開き機構32は、カッタ刃31、31…の
直近下流側に配設されており(図8)、複数の溝形のユ
ニット32a、32a…を左右に並設して構成されてい
る。各ユニット32aは、カッタ刃31、31…の間隔
に合わせて形成されており、ユニット32a、32a…
の数は、カッタ刃31、31…の枚数より1だけ多くな
っている。各ユニット32aには、脚板32bが垂設さ
れており、ユニット32a、32a…は、脚板32b、
32b…に共通に挿通するガイドロッド32c、32c
を介し、横移動可能に支持されている。なお、隣接する
脚板32b、32bは、ユニット32a、32a…を等
間隔に開くために、所定長さの規制ロッド32dを介し
て連結されており、中間位置の任意のユニット32a
は、固定材32e上に固定されている。また、両端のユ
ニット32a、32aは、脚板32b、32bの上辺を
左右に突出させた上、ブラケット32f、32fを介
し、左右のシリンダ32g、32gに連結されている。
【0052】そこで、開き機構32は、左右のシリンダ
32g、32gを伸長させることにより、固定材32e
に対応するユニット32aを基準にして、他のユニット
32a、32a…を密着させるようにして、その間隔を
閉じることができ(図8の右半部)、また、シリンダ3
2g、32gを短縮させることにより、その間隔を開く
ことができる(同図の左半部)。ただし、シリンダ32
g、32gは、図8に拘らず、同時に伸長させ、同時に
短縮させるものとする。また、間隔を閉じたユニット3
2a、32a…は、それぞれ、隣接するカッタ刃31、
31の間、および、両端のカッタ刃31とガイド板31
cとの間に対応するように位置決めされるものとする。
【0053】プッシャ板35は、開き機構32の上方に
配設されている。ただし、プッシャ板35は、間隔を開
いた開き機構32のユニット32a、32a…に対応す
るように、下向きに旗状に形成する板材である。
【0054】プッシャ板35は、支持材35b上に下向
きに搭載するシリンダ35c、35cに連結されてい
る。支持材35bは、両端のスライド軸受35d、35
dを介し、左右のガイドロッド35e、35eにより前
後動自在に支持されている。また、支持材35bの一端
には、シリンダ35fが連結されている。そこで、プッ
シャ板35は、シリンダ35c、35cを伸縮させるこ
とにより、上下に駆動することができ、シリンダ35f
を伸縮させることにより、前後動自在となっている。た
だし、プッシャ板35用のガイドロッド35e、35e
は、プッシャ板34用のガイドロッド34e、34eよ
りも外側に配設されており、したがって、プッシャ板3
4、35の前後動ストロークは、部分的に重複させ得る
ようになっている。
【0055】搬送機構33は、水槽26の後方上部に配
設されている(図4、図9)。なお、搬送機構33の下
方には、吸引機構37が配設されており、水槽26、吸
引機構37の間には、排出コンベヤ38が配設されてい
る。
【0056】搬送機構33は、空のパックP、P…を搬
送する搬送プレート33aを備えている。搬送プレート
33aには、パックP、P…を位置決めして搭載するた
めに、前向きに開口する凹所33b、33b…が形成さ
れており、凹所33b、33b…は、開き機構32の間
隔を開いたユニット32a、32a…に対応しているも
のとする。搬送プレート33aの両端は、ブラケット3
3c、33cを介してシリンダ33d、33dに連結さ
れており、各シリンダ33dは、別のブラケット33e
に付設する取付ブロック33f上に下向きに立設されて
いる。一方、各ブラケット33eには、ロッドレスシリ
ンダ33gが固定されており、ロッドレスシリンダ33
gには、ガイドロッド33hが摺動自在に貫通してい
る。そこで、搬送プレート33aは、シリンダ33d、
33dを伸縮させることにより上下に移動可能であり、
ロッドレスシリンダ33g、33gを駆動することによ
り、ガイドロッド33h、33hに沿って前後に移動可
能である。
【0057】吸引機構37は、搬送プレート33aの後
退限の下方に配設されている。
【0058】吸引機構37は、搬送プレート33aの凹
所33b、33b…に対応してバキュームパッド37
a、37a…を備えている。各バキュームパッド37a
は、支持片37bの先端に上向きに装着されており、各
支持片37bは、共通の支持材37cに取り付けられて
いる。また、支持材37cは、シリンダ37d、37d
を介し、上下動可能に支承されている。
【0059】なお、吸引機構37の上方には、図示しな
いスタッカを介し、多数の空のパックP、P…がパック
スタックP1 、P1 …として貯蔵されている。そこで、
吸引機構37は、搬送プレート33aを後退限におき、
シリンダ37d、37dを介してバキュームパッド37
a、37a…を上昇させると、各バキュームパッド37
aにより、対応するパックスタックP1 の最下部のパッ
クPを吸引することができる。そこで、そのままバキュ
ームパッド37a、37a…を下降させれば、搬送プレ
ート33aの凹所33b、33b…に対し、空のパック
P、P…を装着することができる。ただし、各バキュー
ムパッド37aは、図示しない真空源に接続されている
ものとし、このものは、パックスタックP1 からパック
Pを分離させるに際し、一時的に作動させれば十分であ
る。
【0060】沈め機構36は、搬送プレート33aの前
進限、すなわち、開き機構32の直近下流側の上方に配
設されている。
【0061】沈め機構36は、共通の支持板36bの下
面に複数対の竪板36a、36a…を下向きに立設する
ことにより主要部が構成されている。各対の竪板36
a、36aは、前後に長く、搬送プレート33aを前進
限に移動するとき、搬送プレート33a上の各パックP
の左右のフランジに対応するものとする。なお、支持板
36bは、シリンダ36c、36cを介して上下動自在
に支持されており、シリンダ36c、36cは、固定材
36dの上面に下向きに搭載されている。
【0062】排出コンベヤ38は、水槽26の後方に配
設されている。排出コンベヤ38は、コンベヤベルト3
8aと、枠体38bとからなり、枠体38bは、シリン
ダ38c、38cを介し、上下動自在に支持されてい
る。なお、枠体38bの後方側、すなわち水槽26から
遠い側には、ブラケット38dを介して短いストッパピ
ン38e、38e…が前方に向けて突設されている。た
だし、ストッパピン38e、38e…は、排出コンベヤ
38の上方を横切る搬送プレート33a上のパックP、
P…に対応して配設されているものとする。
【0063】かかるパッキング装置S3 の作動は、次の
とおりである。
【0064】まず、搬出装置S3 の移送材24により、
帯状の豆腐T1 をスロープ25の下端部の目標位置に搬
出するとき、プッシャ板34は、シリンダ34c、34
cを短縮させて上方に退避させるとともに(図6)、シ
リンダ34fを中間長さに駆動することにより、延長部
31bの上方に待機させておく。また、このとき、開き
機構32は、シリンダ32g、32gを伸長させること
により、ユニット32a、32a…の間隔を閉じて待機
させ、プッシャ板35は、シリンダ35c、35c、3
5fを短縮させることにより、開き機構32の後部上方
に待機させておく(図4)。
【0065】図6において、豆腐T1 を目標位置に搬出
した移送材24が待機位置に復帰したら、シリンダ34
fを短縮し、シリンダ34c、34cを伸長させること
により、プッシャ板34を豆腐T1 の前方に下降させる
(図10の実線)。
【0066】次いで、そのままシリンダ34fを伸長さ
せると、プッシャ板34は、豆腐T1 をカッタ刃31、
31…と交錯させながら下流側に押し出し、開き機構3
2の後部にまで進出することができる(同図の二点鎖
線)。プッシャ板34には、スリット34a、34a…
が形成されており、カッタ刃31、31…は、スリット
34a、34a…を前後に通過することができるからで
ある。そこで、このとき、カッタ刃31、31…は、プ
ッシャ板34によって押し出される帯状の豆腐T1 を、
カッタ刃31、31…の配設間隔によって定まる所定サ
イズの豆腐T2 、T2 …に切り分けることができる。ま
た、このようにして切り分けられた豆腐T2 、T2 …
は、さらにプッシャ板34によって押されることによ
り、開き機構32の各ユニット32内にそのまま進入し
て収納することができる。カッタ刃31、31…の下流
側には、カッタ刃31、31…の間隔に合わせて閉じら
れた開き機構32のユニット32、32…が待機してい
るからである。
【0067】プッシャ板34は、豆腐T2 、T2 …を開
き機構32の各ユニット32aに収納したら、シリンダ
34fを中間長さに短縮させ、シリンダ34c、34c
を短縮させることにより、延長部31bの上方に復帰さ
せ、次ぎの動作に備える。また、開き機構32は、プッ
シャ板34が退去したことにより、シリンダ32g、3
2gを短縮させてユニット32a、32a…を左右に所
定間隔に開き、各ユニット32a内に収納されている豆
腐T2 、T2 …を所定間隔に開くことができる。また、
プッシャ板35は、開き機構32が開いたことにより、
シリンダ35c、35cを伸長させ、各ユニット32a
の後部に下降させる(図11(A))。
【0068】搬送機構33は、吸引機構37を介して空
のパックP、P…を後退限にある搬送プレート33a上
に装着すると(同図(A)の実線)、ロッドレスシリン
ダ33g、33gを駆動して搬送プレート33aを前進
限に移動し、つづいて、シリンダ33d、33dを伸長
して搬送プレート33aを開き機構32の直近下流側に
下降させる(同図の二点鎖線)。なお、このとき、沈め
機構36は、シリンダ36c、36cを伸長することに
より、竪板36a、36a…を介して搬送プレート33
a上の各パックPの左右のフランジを押圧し、パック
P、P…が搬送プレート33aから分離することを防止
し、パックP、P…を安定に水中に押し沈めることがで
きる。
【0069】このようにして、搬送プレート33aを介
し、空のパックP、P…が開き機構32の下流側の所定
位置に搬送されたら、シリンダ36c、36cを短縮し
て沈め機構36を元の待機位置に復帰させる。つづい
て、シリンダ35fを伸長してプッシャ板35をパック
P、P…に向けて進出させれば、このときのプッシャ板
35は、開き機構32の各ユニット32a内の豆腐T2
、T2 …をパックP、P…の上方に押し出し、豆腐T2
、T2 …をパックP、P…に投入することができる。
【0070】プッシャ板35は、その後、元の待機位置
に復帰させ、開き装置32は、ユニット32a、32a
…の間隔を閉じて、次ぎの動作に備える(図11
(B))。また、同時に、排出コンベヤ38は、シリン
ダ38c、38cを伸長することにより、水槽26の後
方に高く突き上げる(同図)。
【0071】一方、搬送機構33は、シリンダ33d、
33dを短縮させて豆腐T2 、T2…を収納したパック
P、P…を水上に引き上げた上、ロッドレスシリンダ3
3g、33gを介し、これを後退限にまで移動させる。
このとき、搬送プレート33a上のパックP、P…は、
高く突き上げられた排出コンベヤ38のストッパピン3
8e、38e…に底部が当接することにより、排出コン
ベヤ38のコンベヤベルト38a上に整然と移載するこ
とができる。パックP、P…は、搬送プレート33aの
前向きに開口する凹所33b、33b…に装着されてい
るからである。
【0072】そこで、排出コンベヤ38は、シリンダ3
8c、38cを介して元の位置に下降させ、豆腐T2 入
りのパックP、P…を図9の矢印B方向に排出すること
ができる。これに対し、後退限に復帰した搬送プレート
33aは、吸引機構37を介して空のパックP、P…を
再装着し、前進限にまで前進させた上、沈め機構36を
利用して空のパックP、P…を開き機構32の下流側に
搬送して水中に待機させ、開き機構32、プッシャ板3
5を介して次の豆腐T2 、T2 …が開き機構32から押
し出されて来るのを待てばよい。
【0073】以後、パッキング装置S3 は、同様の動作
を繰り返すことにより、所定サイズに切り分けられた豆
腐T2 、T2 …をパックP、P…に収納して、外部に排
出することができる。
【0074】なお、以上の説明において、図1のパッキ
ング装置S3 は、搬送プレート33a上に8個のパック
P、P…を図示しているのに対し、図7ないし図9は、
搬送プレート33a上に6個のパックP、P…を装着
し、これを操作対象とするように図示されている。しか
しながら、この点は、単に図面表示の都合によるもので
あり、パッキング装置S3 は、連続製造装置S1 からの
帯状の豆腐T1 の長さ、すなわち主コンベヤベルト11
の幅と、パックPの単位容量とにより、任意の数のパッ
クP、P…を操作対象に定めてよい。また、このとき、
カッタ刃31、31…の数、開き機構32のユニット3
2a、32a…の数を含む各関連部材の諸元は、操作対
象となるパックP、P…の数に適合させるものとする。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、主コンベヤベルトと、一対の副コンベ
ヤベルトと、上流側の原料ノズルと、主コンベヤベルト
の下部のヒータとを設けることによって、主コンベヤベ
ルトは、副コンベヤベルトとともに、原料ノズルを介し
て投入される豆乳を凝固させる凝固室を形成し、ヒータ
は、主コンベヤベルト上の豆乳を均一に適温に加温する
ことができるから、均質な高品質の絹ごし豆腐を連続的
に能率よく製造することができるという優れた効果があ
る。
【0076】第2発明によれば、ストッパと、カッタ、
シャッタ、移送材と、スロープ付きの水槽とを組み合わ
せることによって、カッタは、連続製造装置から排出さ
れる豆腐の先端を所定幅の帯状に切断し、移送材は、切
断された豆腐をスロープを介して水槽内の目標位置にま
で搬出することができるから、連続製造装置からの豆腐
を形崩れさせることなく、円滑に水槽内に搬出し、次工
程のパッキング装置に引き渡すことができるという効果
がある。
【0077】第3発明によれば、複数のカッタ刃と、開
き機構と、搬送機構とを設けることによって、カッタ刃
は、目的位置から供給される帯状の豆腐を所定サイズに
切り分け、開き機構は、切り分けられた豆腐を所定間隔
に開き、搬送機構により水中に待機されるパック内にス
ムーズに収納させることができるから、形崩れし易い絹
ごし豆腐であっても、能率よく円滑にパッキング処理す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成平面図
【図2】 連続製造装置の側面構成図
【図3】 図2のX−X線矢視相当断面図
【図4】 搬出装置、パッキング装置の側面構成図
【図5】 図4の要部斜視図(1)
【図6】 搬出装置の動作説明図
【図7】 図4の要部斜視図(2)
【図8】 図4の要部斜視図(3)
【図9】 図4の要部斜視図(4)
【図10】 パッキング装置の動作説明図(1)
【図11】 パッキング装置の動作説明図(2)
【符号の説明】
T、T1 、T2 …豆腐 P…パック S1 …連続製造装置 S2 …搬出装置 S3 …パッキング装置 11…主コンベヤベルト 12…副コンベヤベルト 13…原料ノズル 14…ヒータ 16…蓋板 21…ストッパ 22…カッタ 23…シャッタ 24…移送材 24a…旋回アーム 24b…回転軸 25…スロープ 26…水槽 31…カッタ刃 32…開き機構 33…搬送機構 34、35…プッシャ板 36…沈め機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/20 B65B 25/06 B65G 15/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主コンベヤベルトと、該主コンベヤベル
    トの左右に配設する一対の副コンベヤベルトと、前記主
    コンベヤベルトの上流側に配設し、豆乳に凝固剤を混入
    して前記主コンベヤベルト上に投入する原料ノズルと、
    前記主コンベヤベルトの下部に配設するヒータとを備え
    てなり、前記主コンベヤベルト、副コンベヤベルトは、
    同一速度で進行し、前記原料ノズルからの豆乳を凝固さ
    せる樋状の凝固室を形成することを特徴とする豆腐の連
    続製造装置。
  2. 【請求項2】 前記原料ノズルは、左右に往復運動する
    ことを特徴とする請求項1記載の豆腐の連続製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒータは、スチームヒータであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の豆腐の連
    続製造装置。
  4. 【請求項4】 前記主コンベヤベルトの上部には、蓋板
    を設けることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれか記載の豆腐の連続製造装置。
  5. 【請求項5】 連続製造装置から連続的に排出される豆
    腐の先端を押圧するストッパと、該ストッパによって押
    圧される豆腐の先端を所定幅に切断するカッタと、該カ
    ッタによって切断された豆腐を投入するスロープ付きの
    水槽と、前記ストッパの下方に配設するシャッタと、該
    シャッタの直下の待機位置と前記水槽内の目標位置との
    間を移動する移送材とを備えてなり、該移送材は、待機
    位置において前記シャッタが開くことによって豆腐を受
    け、目標位置にまで移動することにより前記スロープを
    介して豆腐を前記水槽内に搬出することを特徴とする豆
    腐の搬出装置。
  6. 【請求項6】 前記移送材は、前記ストッパの後方に上
    下動自在に配設する回転軸と、該回転軸に突設する旋回
    アームとを介して駆動することを特徴とする請求項5記
    載の豆腐の搬出装置。
  7. 【請求項7】 前記ストッパは、連続製造装置から排出
    される豆腐の進行速度に合わせて後退することを特徴と
    する請求項5または請求項6記載の豆腐の搬出装置。
  8. 【請求項8】 水槽内に平行に配設し、帯状の豆腐を所
    定サイズに切り分ける複数のカッタ刃と、帯状の豆腐を
    前記カッタ刃と交錯させて下流側に押し出す プッシャ板
    と、該カッタ刃の下流側に配設し、該カッタ刃によって
    切り分けられた豆腐を所定間隔に開く開き機構と、空の
    パックを前記開き機構の下流側に搬送して水中に待機さ
    せる搬送機構とを備えてなる豆腐のパッキング装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送機構には、空のパックを水中に
    押し沈める沈め機構を組み合わせることを特徴とする請
    求項8記載の豆腐のパッキング装置。
  10. 【請求項10】 前記開き機構には、所定間隔に開いた
    豆腐を下流側に押し出すプッシャ板を組み合わせること
    を特徴とする請求項8または請求項9に記載の豆腐のパ
    ッキング装置。
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