JP3482355B2 - 演奏再開制御に特徴を有するカラオケ装置 - Google Patents

演奏再開制御に特徴を有するカラオケ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用者からの命
令によってリピート演奏やスキップ演奏をすることがで
きるカラオケ装置に関し、特に歌唱練習や歌唱指導に適
した一時停止状態からの演奏再開制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラオケ装置は、利用者からのリ
クエストに応じて楽曲別の音楽生成データや歌詞描出デ
ータを処理して伴奏音楽とこれと同期して色変わりする
歌詞画像を映像音響出力して利用者にカラオケを楽しま
せる。
【0003】現在、カラオケ装置では、利用者が伴奏音
楽を自由に演奏制御できるような機能が提案されてい
る。特開平3−280098号公報や特開平4−170
598号公報、特開平6−124094号公報には、音
楽生成データに予め各小節の境界や切れのよいポイント
などが規定されていて、利用者が演奏中に所定のスイッ
チを操作すると、相隣接する境界やポイントに後戻りま
たはスキップして処理を再開するカラオケ装置が開示さ
れている。また、特開平4−190397号公報には、
音楽生成データに予め跳躍アドレス情報が付加されてい
て、利用者が短縮演奏スイッチを押すと、その情報に従
い処理を進めて短縮演奏を実行するカラオケ装置が開示
されている。また、特開平10−254467号公報に
は、歌詞描出データに予め戻り先ポイントなどが規定さ
れていて、利用者が演奏中に所定の操作子を操作する
と、その戻り先ポイントに歌詞描出処理を移行するカラ
オケ装置が開示されている。これらのカラオケ装置の演
奏制御機能は、いずれも、予め定められたポイントに移
行して演奏を再開するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラオケで歌唱練習や
歌唱指導を行っているときにうまく歌えなかった歌詞が
あると、演奏を中断してその部分を何度も繰り返し練習
または指導したいと思うときがある。また、伴奏音楽の
演奏開始後、歌唱の不得意な部分を直ちに練習または指
導したいと思うときがある。このようなときに、利用者
がその不得意な部分を繰り返し演奏させることができる
と、うまく歌えない部分だけを集中して練習または指導
することができ、歌唱練習や歌唱指導を非常に能率よく
実施することができる。
【0005】ところが、前述したカラオケ装置では、伴
奏音楽の演奏中に利用者がうまく歌えなかった部分など
を再演奏させようとすると、演奏を再開させるポイント
が予め定められているため、利用者は、自分が希望する
ポイントから演奏を実行することはできなかった。この
ため、無関係な部分の伴奏音楽も演奏され、利用者が希
望する部分だけを集中して練習したり指導したりするこ
とができず、歌唱練習や歌唱指導が捗らなかった。
【0006】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、利用者がリピート演奏先や演奏
スキップ先を歌詞文字単位で指定することができる歌唱
練習や歌唱指導に適したカラオケ装置を提供することに
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明に係るカラオ
ケ装置は、基本的に、つぎの事項(1)〜(9)により
特定されるものである。 (1)主制御手段と、演奏手段と、映像制御手段とを備
え、適宜な記憶部に蓄積される音楽生成データと歌詞描
出データの演奏処理を行うカラオケ装置である。 (2)音楽生成データは各楽音規定データを音楽進行時
間軸上に配列したデータである。 (3)歌詞描出データは、歌詞文字列の文字コード集合
と、音楽進行時間軸上で歌詞文字列を表示し色変えし消
去するタイミングを規定するデータを含む。 (4)主制御手段は、演奏処理と、演奏再開処理とを可
能とする。 (5)演奏処理は、音楽生成データを演奏手段に処理さ
せて音響出力させるとともに、歌詞描出データを映像制
御手段に処理させて歌詞画像を映像出力させる。 (6)演奏再開処理は、第1処理、第2処理、第3処理
を行う。 (7)第1処理は、利用者の入力に応答して演奏処理を
一時停止する。 (8)第2処理は、利用者の入力に応答して、表示され
ている歌詞画像の中から利用者が任意に選択する1文字
を決定して、当該1文字を演奏再開ポイントとする。 (9)第3処理は、演奏再開ポイントに対応する音楽進
行時間軸上の位置を歌詞描出データに基づき特定し、特
定した位置から演奏処理を再開する。
【0008】 この発明は、前記の基本事項に加えて、
つぎの事項(A)〜(D)を適宜に選択的に採用するこ
とができる。 (A)歌詞描出データは複数の頁で構成され、演奏処理
は頁ごとの歌詞画像を映像制御手段に映像出力させ、第
2処理において、利用者の入力に応答して歌詞画像の頁
送りまたは頁戻しを可能とする。 (B)利用者の入力は、ポインティングデバイスにより
入力される。 (C)第2処理は第2a処理・第2b処理・第2c処理
からなり、第2a処理は歌詞画像中の1文字をカーソル
指示し、第2b処理は利用者の入力に応答してカーソル
を移動させ、第2c処理は、利用者の入力に応答してカ
ーソル指示されている1文字を利用者が任意に選択する
1文字として決定して、当該1文字を演奏再開ポイント
とする。 (D)第2a処理は、一時停止したとき色変え対象とな
っていた1文字をカーソル指示する。
【0009】
【発明の実施の形態】===装置の基本構成=== 本発明にかかるカラオケ装置の一実施形態の概略構成を
図1に示す。このカラオケ装置2は、CPUをはじめR
AMやROMなどから構成されるメインコンピュータ6
と、大量のデータを蓄積したデータ記憶装置4と、シン
セサイザ16と、VRAMなどからなるビデオ制御部2
4と、利用者からの操作入力を受け付けるための操作入
力インターフェース14とを備えている。データ記憶装
置4は、例えばハードディスク装置やCD−ROMドラ
イブ装置、DVD−ROMドライブ装置などの1ないし
複数の装置から構成される。このデータ記憶装置4に
は、カラオケ伴奏音楽の生成起源となる音楽生成データ
と、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとが楽曲
単位に多数蓄積されている。
【0010】音楽生成データは、例えばMIDIなどの
適宜な音楽記述形式によりデジタル楽音情報が記録され
た電子楽譜データで、メインコンピュータ6が音楽進行
時間軸に沿ってシンセサイザ16を駆動してカラオケ伴
奏音楽を生成するためのデータから構成されている。
【0011】歌詞描出データは、前記音楽生成データに
基づき生成されるカラオケ伴奏音楽の進行に同期して色
変わりされる歌詞画像をメインコンピュータ6がビデオ
制御部24を通じてディスプレイ28に映像出力するた
めのデータである。歌詞描出データには、適当に区分さ
れた歌詞文字列の文字コード集合と、各歌詞文字列のデ
ィスプレイ28の画面への表示および消去のタイミング
や表示された歌詞文字列中の各文字を色変えするタイミ
ングを規定するデータとが含まれている。この歌詞描出
データのデータ構造の一実施形態の概念図を図2に示
す。この歌詞描出データでは、歌詞文字列が2行一組と
した頁単位に区分されていて、ディスプレイ28の表示
画面に歌詞文字列を2行分づつ順次表示するようになっ
ている。各歌詞文字列については、ディスプレイ28の
画面に表示するときの座標などの書式情報が付加されて
いる。また、各歌詞文字の色変えタイミングを規定する
データとして色変え開始タイミングデータと色変え終了
タイミングデータとが付加されている。
【0012】操作入力インターフェース14は、リモコ
ン送信器8およびリモコン受信部10または操作パネル
12を通じて受け付けた利用者からの操作入力をメイン
コンピュータ6に伝達する。この操作入力には、利用者
からの楽曲リクエストも含まれ、リクエスト楽曲が所定
の順番で演奏処理される。
【0013】===利用者インターフェース=== 本カラオケ装置2に付属したリモコン送信器8の一実施
形態を図3に示す。このリモコン送信器8は、プラスチ
ックケース30の外側表面部に複数の操作入力キーが設
けられている。操作入力キーには、楽曲リクエストのた
めのテンキー32、『クリア』キー34および『送信』
キー36並びに『演奏中止』キー38および『演奏やり
直し』キー40の他に、演奏一時停止または再スタート
させるための『一時停止/再スタート』キー50や、演
奏再開ポイントを指定するための前文字キー42や次文
字キー44、前頁キー46、次頁キー48、ジョグダイ
アル52が設けられている。ジョグダイアル52は、プ
ラスチックケース30の外表面に回動自在に取り付けら
れている。利用者はこのジョグダイアル52を手で摘ん
で左右いづれかの方向に回動操作する。これらの操作入
力キー42,44,46,48,50,52の使用法に
ついては、後で詳しく説明する。これらの操作入力キー
を通じてなされた利用者からの操作入力は、プラスチッ
クケース30に内蔵されたCPUやROM、RAMなど
からなるマイクロコンピュータにより適切な伝送信号形
態に変換されて、装置本体側のリモコン受信部10に向
けて発信され、メインコンピュータ6に伝達される。
【0014】===実際の演奏動作=== メインコンピュータ6は、利用者からリクエストされた
楽曲を演奏すべき適宜な機会が到来したときに、そのリ
クエスト楽曲に対応する音楽生成データおよび歌詞描出
データをデータ記憶装置4から取得し、これら2つのデ
ータを音楽進行時間軸に沿って処理する。具体的には、
音楽生成データに基づきシンセサイザ16を駆動してカ
ラオケ伴奏音楽を生成するとともに、歌詞描出データに
基づきビデオ制御部24を通じて歌詞画像を生成する。
生成されたカラオケ伴奏音楽は、ミキシングアンプ18
にマイクロホン20からの歌唱入力とともに増幅されて
スピーカ22から音響出力される。また、生成された歌
詞画像は、背景映像供給装置25からの映像とともにデ
ィスプレイ28に映像出力される。
【0015】 ===一時停止命令を受けたときの動作=== 楽曲演奏処理中にリモコン送信器8の『一時停止/再ス
タート』キー50が利用者により操作されると、メイン
コンピュータ6は、音楽生成データおよび歌詞描出デー
タの処理を中断し、スピーカ22からのカラオケ伴奏音
楽の演奏出力を停止するとともに、歌詞画像の色変え処
理を停止してディスプレイ28の表示画面には色変え処
理途中の歌詞画像を静止画状態で表示する。このとき、
歌詞文字列の背景には、背景映像供給装置25から出力
された映像が静止画状態または動画状態で合成表示され
てもよい。
【0016】メインコンピュータ6は、ディスプレイ2
8の画面に表示する歌詞文字列の中から所定のアルゴリ
ズムに従ってひとつの文字を選出し、その選出した文字
の表示位置近傍に、図4に示すように、演奏再開ポイン
トを利用者に選択させるためのカーソル54を付加表示
する。メインコンピュータ6が選出する文字としては、
例えば利用者から一時停止命令を受領したときに色変え
対象となっていた文字が対象となる。すなわち、例えば
『あたまを雲の』という歌詞文字列中の『雲』という文
字の色変え処理を行っているときに、利用者からの一時
停止命令を受領した場合には、『雲』という文字が
『▽』印のカーソル54の付加表示対象となる。
【0017】利用者は、ディスプレイ28の表示画面上
に映し出されたカーソル54を歌詞文字列に沿って移動
させることができる。カーソル54の移動はリモコン送
信器8を使用して行うことができる。ここで、利用者が
リモコン送信器8の前文字キー42を操作したときに
は、メインコンピュータ6は、カーソル54の表示位置
を左隣の歌詞文字の表示位置近傍に移動させる。また、
利用者がリモコン送信器8の次文字キー44を操作した
ときには、メインコンピュータ6は、カーソル54の表
示位置を右隣の歌詞文字の表示位置近傍に移動させる。
リモコン送信器8の前文字キー42または次文字キー4
4が繰り返し操作されたときには、メインコンピュータ
6は、繰り返された回数に応じた文字数分だけ『▽』印
のカーソル54の表示位置を操作ごとに移動させてゆ
く。リモコン送信器8の前文字キー42または次文字キ
ー44が所定の時間以上連続して操作されたときには、
操作された時間の長さ分に応じた文字数分だけカーソル
54を連続的に歌詞文字単位に移動させる。カーソル5
4が歌詞文字列の最先頭文字に移動されているときにさ
らにリモコン送信器8の前文字キー42が操作された場
合には、メインコンピュータ6は、歌詞文字列の表示画
面を前頁画面に切り換え、歌詞文字列の最後尾文字にカ
ーソル54を付加表示する。反対に、カーソル54が歌
詞文字列の最後尾文字に移動されているときにさらにリ
モコン送信器8の次文字キー44が操作された場合に
は、メインコンピュータ6は、歌詞文字列の表示画面を
次頁画面に切り換えて歌詞文字列の最先頭文字にカーソ
ル54を付加表示する。利用者がリモコン送信器8のジ
ョグダイアル52を左方向または右方向に回動操作した
ときにも、同じように操作回数ないし操作時間に応じた
文字数分だけカーソル54が右方向ないし左方向に移動
されるとともに、歌詞文字列の表示画面が切り換えられ
る。利用者がリモコン送信器8の前頁キー46または次
頁キー48を操作したときにも、メインコンピュータ6
は、ディスプレイ28の表示画面を前頁または次頁にか
かる歌詞文字列を表示する画面に切り換える。歌詞文字
列の表示画面の切り換えの様子の一例を図5に示す。
【0018】各表示画面において、表示された歌詞文字
列の中からひとつの歌詞文字が選出されて、その文字の
表示位置近傍に演奏再開ポイントを指定するためのカー
ソル54が付加表示される。ここで選出される歌詞文字
としては、前頁キー46が操作された場合には例えば前
頁の歌詞文字列の最後尾文字が、また次頁キー48が操
作された場合には例えば次頁の歌詞文字列の最先頭文字
が、カーソル54の付加表示対象として選出される。該
当する前頁または次頁がないときには、エラーメッセー
ジや警告音を発するようにしてもよい。なお、下段の歌
詞文字列については『△』印のカーソル54を付加表示
している。
【0019】===演奏再開処理=== 利用者は、歌詞文字列中の歌詞文字とこれに付加表示さ
れるカーソル54との対応関係を見ながらリモコン送信
器8を操作して、自分が演奏を再開させたいポイントに
対応する歌詞文字までカーソル54を移動させる。自分
が希望するポイントに対応する歌詞文字までカーソル5
4を移動させたとき、利用者は、リモコン送信器8の
『一時停止/再スタート』キー50を操作して演奏再開
命令を発行する。この命令を受領したメインコンピュー
タ6は、カーソル54が付加された歌詞文字を演奏再開
ポイントとして認知して、その文字を色変えする音楽進
行時間軸上のタイミングを所定のアルゴリズムに従って
前記歌詞描出データに基づき特定する。ここで、特定さ
れる文字を色変えする音楽進行時間軸上のタイミングと
は、その文字の色変えを開始するタイミングなどを示
す。すなわち、例えば『あたまを雲の』という歌詞文字
列の中の『雲』という文字にカーソル54が付されてい
たときに演奏再開命令が発行された場合には、メインコ
ンピュータ6は、その『雲』という文字を色変えする音
楽進行時間軸上のタイミングを演奏再開ポイントとして
特定する。利用者により選択された歌詞文字が漢字など
からなり2音以上で発音される場合には、例えば最初の
発音文字を色変えするタイミングを演奏再開ポイントと
して特定する。
【0020】演奏再開ポイントを特定したメインコンピ
ュータ6は、その音楽進行時間軸上のタイミング付近か
ら音楽生成データと歌詞描出データの処理を再開する。
これによって、スピーカ22からは、利用者が指定した
ポイント付近から始まるカラオケ伴奏音楽が演奏出力さ
れるとともに、ディスプレイ28の表示画面には、利用
者が指定したポイント付近から色変えが開始される歌詞
画像が映像出力される。
【0021】===他の実施の形態=== (1)演奏を一時停止するための『一時停止/再スター
ト』キー50並びに演奏再開ポイントを利用者に指定さ
せるための前文字キー42、次文字キー44、前頁キー
46および次頁キー48などの演奏再開ポイント指定用
の操作入力キーについては、リモコン送信器8以外に、
操作パネル12をはじめとする他の利用者インターフェ
ースに設けられていてもよい。
【0022】(2)歌詞文字列の中から1文字を利用者
に選択させるにあたっては、他のタイプのカーソルをデ
ィスプレイに画面表示してもよい。また、カーソルの他
に、利用者からの操作入力に応じて色変えの進行状況が
変化する様子をディスプレイに画面表示して、演奏再開
ポイントを指定させるようにしてもよい。
【0023】(3)ディスプレイ28に画面表示されて
いない歌詞文字列を画面表示させるにあたっては、リモ
コン送信器8の前頁キー46や次頁キー48を使って画
面を切り換えて表示させる他に、画面をスクロールさせ
て表示させるようにしてもよい。
【0024】(4)利用者に演奏再開ポイントを指定さ
せるにあたっては、図6に示すように、通常演奏時の歌
詞画像のように歌詞文字列を頁単位に表示する他に、デ
ィスプレイ28の表示画面全体にわたって歌詞文字列を
表示してその中から利用者に選択させるようにしてもか
まわない。
【0025】(5)本発明にかかる利用者インターフェ
ースとしては、ディスプレイの画面上に表示されたポイ
ンタを移動させて利用者が座標を入力するマウスやタッ
チパネルなどのポインティングデバイスを備えていても
よい。
【0026】(6)前記カーソルまたは前記ポインタが
利用者からの操作によってディスプレイの表示画面上の
歌詞文字列に沿ってなぞられたときには、なぞられた歌
詞文字列に対応する伴奏音楽をポインタの移動スピード
に合わせて断片的に生成出力するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明のカラオケ装置によれば、伴奏音
楽の演奏を利用者が中断して、演奏を再開させるポイン
トを利用者に自由に設定させるようにしたから、利用者
が希望する部分だけを的確に演奏することができる。特
に、演奏再開ポイントを歌詞文字単位に指定させるよう
にしたから、利用者にとってもポイントを指定し易く、
演奏させたい部分を的確に設定することができる。これ
によって、歌唱練習や歌唱指導を行う場合には、利用者
が意図する箇所を繰り返し集中して練習したり指導した
りすることができ、非常に効率よく実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカラオケ装置の一実施形態を概
略的に示したブロック構成図である。
【図2】本発明にかかるカラオケ装置の歌詞描出データ
のデータ構造の一例を示した概念図である。
【図3】本発明にかかるカラオケ装置に付属されたリモ
コン送信器の一例を示した外観図である。
【図4】本発明にかかるカラオケ装置で演奏再開ポイン
トを指定するときのディスプレイの表示画面の一例を示
した図である。
【図5】本発明にかかるカラオケ装置のディスプレイの
歌詞文字列を表示する画面の切り換えの様子を示したの
図である。
【図6】本発明にかかるカラオケ装置のディスプレイの
表示画面全体にわたって歌詞文字列を表示するときの画
面構成の一例を示した図である。
【符号の説明】
2 カラオケ装置 4 データ記憶装置 6 メインコンピュータ 8 リモコン送信器 10 リモコン受信部 12 操作パネル 14 操作入力インターフェース 16 シンセサイザ 18 ミキシングアンプ 20 マイクロホン 22 スピーカ 24 ビデオ制御部 25 背景映像供給装置 28 ディスプレイ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G09B 15/00 G10H 1/00 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御手段と、演奏手段と、映像制御手
    段とを備え、適宜な記憶部に蓄積される音楽生成データ
    と歌詞描出データの演奏処理を行うカラオケ装置であっ
    て、 音楽生成データは、各楽音規定データを音楽進行時間軸
    上に配列したデータであり、 歌詞描出データは、歌詞文字列の文字コード集合と、音
    楽進行時間軸上で歌詞文字列を表示し色変えし消去する
    タイミングを規定するデータを含み、 主制御手段は、演奏処理と、演奏再開処理とを可能と
    し、 演奏処理は、音楽生成データを演奏手段に処理させて音
    響出力させるとともに、歌詞描出データを映像制御手段
    に処理させて歌詞画像を映像出力させ、 演奏再開処理は、第1処理、第2処理、第3処理を行
    い、 第1処理は、利用者の入力に応答して演奏処理を一時停
    止し、 第2処理は、利用者の入力に応答して、表示されている
    歌詞画像の中から利用者が任意に選択する1文字を決定
    して、当該1文字を演奏再開ポイントとし、 第3処理は、演奏再開ポイントに対応する音楽進行時間
    軸上の位置を歌詞描出データに基づき特定し、特定した
    位置から演奏処理を再開するカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 歌詞描出データは、複数の頁で構成さ
    れ、 演奏処理は、頁ごとの歌詞画像を映像制御手段に映像出
    力させ、 第2処理において、利用者の入力に応答して歌詞画像の
    頁送りまたは頁戻しを可能とする請求項1に記載のカラ
    オケ装置。
  3. 【請求項3】 利用者の入力は、ポインティングデバイ
    スにより入力される請求項1または2に記載のカラオケ
    装置。
  4. 【請求項4】 第2処理は、第2a処理、第2b処理、
    第2c処理からなり、 第2a処理は、歌詞画像中の1文字をカーソル指示し、 第2b処理は、利用者の入力に応答してカーソルを移動
    させ、 第2c処理は、利用者の入力に応答してカーソル指示さ
    れている1文字を利用者が任意に選択する1文字として
    決定して、当該1文字を演奏再開ポイントとする請求項
    1〜3のいずれかに記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 第2a処理は、一時停止したとき色変え
    対象となっていた1文字をカーソル指示する請求項4に
    記載のカラオケ装置。
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