JP3481607B2 - 湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置 - Google Patents

湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置

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JP3481607B2
JP3481607B2 JP2001159013A JP2001159013A JP3481607B2 JP 3481607 B2 JP3481607 B2 JP 3481607B2 JP 2001159013 A JP2001159013 A JP 2001159013A JP 2001159013 A JP2001159013 A JP 2001159013A JP 3481607 B2 JP3481607 B2 JP 3481607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体キャリアを媒介
として感光媒体に現像された画像を印刷用紙に印刷する
湿式電子写真方式プリンタに採用されて感光媒体に残留
するキャリアを乾燥する湿式電子写真方式プリンタ用乾
燥装置及びこれを利用した液体キャリア乾燥方法に係
り、さらに詳細には感光媒体上の液体キャリアを非接触
方式で乾燥できる構造の湿式電子写真方式プリンタ用乾
燥装置及びこれを利用した液体キャリア乾燥方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電子写真方式プリンタは感光
ドラムや感光ベルトのような感光媒体に静電潜像を形成
し、その静電潜像を所定色相のトナーで現像して印刷紙
に転写することにより所望の画像を得ることができる画
像形成装置である。
【0003】図1を参照するに、一般的な湿式電子写真
方式プリンタはレーザスキャニング装置21、23、2
5、27でレーザビームを走査して所定軌道を走行する
感光ベルト11に静電潜像を形成し、現像装置30、4
0、50、60を利用して現像する。そして現像後に感
光ベルト11に残留する液体キャリアを乾燥装置70で
乾燥した後、この乾燥された画像を転写装置80で印刷
用紙Pに転写して印刷する。前記感光ベルト11は駆動
ローラ13、転写バックアップローラ15及びステアリ
ングローラ17に巻かれて一定軌道を旋回する。
【0004】前記現像装置30、40、50、60それ
ぞれは所定の現像電圧が印加され、現像時に現像ギャッ
プGを維持したままで感光ベルト11に向かい合うよう
に配置される現像ローラ31、41、51、61と、前
記現像ギャップG内にインクを供給する噴射器33、4
3、53、63と、感光ベルト11に加圧されるように
配置されて感光ベルト11に現像された画像をフィルム
化するスキージローラ35、45、55、65とを含
む。前記噴射器33、43、53、63を通じて供給さ
れるインクは印刷用紙Pに転写されてカラー画像を形成
するトナーと、現像時にトナーを感光ベルト11の静電
潜像が形成された領域を伝達する液体キャリアを含んで
構成される。
【0005】前記乾燥装置70は感光ベルト11に現像
された画像に含まれている液体キャリアを吸収及び蒸発
させた後、これを凝縮及びろ過することによりリサイク
ルする。このために、前記乾燥装置70はマニフォール
ド71、乾燥ローラ72、リジェネレーションローラ7
3、ヒータ74、排気経路75、凝縮器76、排気ポン
プ77及びフィルタ78を含む。さらに、乾燥装置70
は前記プリンタのいろいろなモード、すなわちホームモ
ード、印刷モード、待機モードにより選択的に前記乾燥
ローラ72が感光ベルトに所定圧力で接触及び解除させ
るとともに、前記リジェネレーションローラ73が前記
乾燥ローラ72に選択的に接触及び解除させる加圧装置
(図示せず)を含む。
【0006】前記乾燥ローラ72は前記マニフォールド
71内に設けるものであり、前記加圧装置により前記感
光ベルト11の画像が形成される面に接触可能に設置さ
れる。この乾燥ローラ72の外周には吸収層72aが設
けられていて、この吸収層72aを通じて感光ベルト1
1の表面に残留するキャリアを吸収する。
【0007】前記リジェネレーションローラ73は前記
乾燥ローラ72に接触可能なように前記マニフォールド
71内に設けられ、その内部にはリジェネレーションロ
ーラ73を加熱するヒータ74が装着される。前記乾燥
ローラ72の吸収層72aに吸収されたキャリアは前記
ヒータ74により加熱されたリジェネレーションローラ
73にて蒸発する。この蒸発したキャリアは排気ポンプ
77のポンピング動作によりマニフォールド71と連結
した排気経路75を通じて排出される。前記凝縮器76
は前記排気経路75の上に設けられ、前記排気経路75
を通じて移動したキャリアを凝縮する。この時、凝縮し
たキャリアは共に凝縮した水から分離され、別の供給経
路(図示せず)を通じて現像装置30、40、50、6
0に再供給され、凝縮しないキャリアはフィルタ78で
ろ過された後で外部に排出される。
【0008】一方、前記湿式電子写真方式プリンタの感
光ベルト11の周辺には光を照射して前記感光ベルト1
1に残留する電荷を除去する除電ランプ91と、除電後
に感光ベルト11を所定電位に帯電させるメーン帯電器
93と、各カラーに対する現像後の感光ベルト11の表
面電位を引き上げる複数のトッピング帯電器94、9
5、96が設置される。
【0009】前記転写装置80は前記感光ベルト11を
挟んで転写バックアップローラ15に対向配置され、感
光ベルト11に現像された画像Iを転写される転写ロー
ラ81と、印刷用紙Pを挟んで転写ローラ81に対向配
置されて印刷用紙Pを定着する定着ローラ83とを含ん
で構成される。ここで、前記転写ローラ81に転写され
た画像は転写ローラ81と定着ローラ83との間に給紙
された印刷用紙Pに転写される。
【0010】前記のように構成された従来の湿式電子写
真方式プリンタにおいて、乾燥装置は乾燥ローラが感光
ベルトに接触しつつ液体キャリアを吸収する構造よりな
っているので、感光ベルトの一地点に対して接触時間が
短くその接触時間中十分に液体キャリアを吸収できずに
乾燥効率が低下する問題点がある。特に、連続印刷時に
は充分な乾燥がなされないので、これにより前記転写装
置での印刷用紙への画像転写不良がもたらされる問題点
がある。そして、乾燥不良により転写ローラに液体キャ
リアが吸収され、これにより印刷用紙のしわが発生して
印刷用紙の詰まりを誘発する問題点がある。
【0011】さらに、感光ベルト上の画像が形成された
部分に対して乾燥ローラが接触するので、感光ベルト上
の画像をピッキングすることにより画像の品質に致命的
な影響を与える。そして、ピッキングされた画像が乾燥
ローラ及びリジェネレーションローラに残留していて、
再び感光ベルトに伝えられて感光ベルト上の他の画像を
汚染させる問題点がある。
【0012】また、前記乾燥装置は接触方式であるの
で、摩耗及び汚染問題により数万枚印刷後には使用でき
ない限界寿命を持つ。従って、この限界寿命まで使用し
た場合には替えねばならずメンテナンスに過度な費用が
が発生する問題点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を考慮して案出されたものであり、感光ベルト上
の液体キャリアを非接触方式で乾燥できる湿式電子写真
方式プリンタ用乾燥装置及びこれを利用した液体キャリ
ア乾燥方法を提供するところに目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置は
液体キャリアを媒介として感光媒体に画像を現像する現
像装置と、この現像された画像を印刷用紙に転写する転
写装置を含む湿式電子写真方式プリンタに採用され、前
記感光媒体に残留する液体キャリアを乾燥できる湿式電
子写真方式プリンタ用乾燥装置において、前記感光媒体
との対向面が開口されたままで前記感光媒体に隣接配置
され、加熱された気体が流入する少なくとも一つの吸気
口と、流入した気体により前記感光媒体から蒸発したキ
ャリア及び流入した気体が排気される少なくとも一つの
排気口を持つマニフォールドと、前記吸気口と排気口と
の間に連結した吸排気経路と、前記排気口を通じて前記
マニフォールド内の気体が排気され、前記吸気口を通じ
て気体を前記マニフォールド内に流入させる気体流動手
段と、前記吸排気経路上に設けられ、前記排気口を通じ
て排気された蒸発キャリアを凝縮させる凝縮器と、前記
吸排気経路上に設けられ、前記吸気口を通じて前記マニ
フォールドに注入される気体を加熱するヒータとを含む
ことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明になる湿式電子写真方式プ
リンタ用乾燥装置は、感光ベルトに接触しないように前
記感光ベルト走行方向に沿って並んで設置されて液状キ
ャリアを乾燥蒸発させるための熱を発生させるヒーティ
ング手段と、前記ヒーティング手段を包んで前記ヒーテ
ィング手段により蒸発した気体キャリアを補集マニフォ
ールドと、前記マニフォールドと連通した閉ループを形
成することにより前記マニフォールド内に補集された気
体キャリアの循環移動経路を形成する吸排気経路と、前
記吸排気経路上に設置されて気体キャリアを前記吸排気
経路に沿って循環移動させる少なくとも一つ以上の気体
流動手段と、前記マニフォールドに設置されて前記ヒー
ティング手段により蒸発した気体キャリアが前記吸排気
経路に連通されて流れるように連結する吸入ダクトと、
前記マニフォールドに前記吸排気経路と連通されるよう
に設置されて前記マニフォールドに空気が流れるように
連結する送風ダクトとを含むことを特徴とする。
【0016】さらに、前記の目的を達成するために、本
発明は液体キャリアを媒介として感光媒体に画像を現像
する現像装置と、この現像された画像を印刷用紙に転写
する転写装置を含む湿式電子写真方式プリンタに採用さ
れ、前記感光媒体に残留する液体キャリアを乾燥できる
ようなった湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置を利用
した液体キャリアを乾燥方法において、前記感光媒体上
の液体キャリア量を算出し、この算出された液体キャリ
ア量に対応する気体噴射条件を設定する段階と、前記設
定された気体噴射条件に合うようにヒータを利用して噴
射気体を加熱し、この加熱された気体を所定噴射速度で
前記感光媒体との対向面が開口されたままで前記感光媒
体に隣接配置されたマニフォールド内に注入して前記感
光媒体上の液体キャリアを蒸発させる段階と、前記感光
媒体から蒸発したキャリア及び流入した気体を吸排気経
路を通じて前記マニフォールド外部に排気する段階と、
前記マニフォールドから排気された蒸発キャリアを凝縮
して残りの凝縮しない気体を再度加熱させ、所定速度で
前記マニフォールド内に注入する段階とを含むことを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付された図を参照して本
発明の実施形態をさらに詳しく説明する。
【0018】図2を参照するに、本発明の第1実施形態
による湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置100は液
体キャリアを媒介として感光媒体に画像を現像する現像
装置30、40、50、60と、この現像された画像を
印刷用紙Pに転写する転写装置80を含む湿式電子写真
方式プリンタに採用されるものであり、現像後に前記感
光媒体に残留する液体キャリアを乾燥する。図2は感光
媒体として駆動ローラ13、転写バックアップローラ1
5及びステアリングローラ17に巻かれ一定軌道を旋回
する感光ベルト11を例にして示したもので、この感光
媒体は感光ドラム(図示せず)より構成されることはも
ちろんである。
【0019】図2に示された湿式電子写真方式プリンタ
において、乾燥装置100を除外した他の構成要素は図
1を参照して説明された一般的な湿式電子写真方式プリ
ンタの構成要素などと実質的に同一である。従って、図
1に開示された構成要素と実質的に同じ構成要素につい
ては同一図面符号が使われ、その詳細な説明は省略す
る。
【0020】本発明の第1実施形態による乾燥装置10
0は前記現像装置30、40、50、60と転写装置8
0との間に感光ベルト11に対し非接触式に設置され、
前記現像装置30、40、50、60での画像現像後前
記感光ベルト11に残留する液体キャリアを蒸発させる
ことにより、前記転写装置80を通じて印刷用紙Pに転
写される画像が所定画像濃度を持つようにする。このた
めに前記乾燥装置100は前記感光ベルト11との対向
面が開口されたままで前記感光ベルト11に隣接配置さ
れたマニフォールド110と、前記マニフォールド11
0の内部に気体を注入してマニフォールド110内の気
体を排気させる吸排気経路と、この吸排気経路上の気体
を流動させる気体流動手段155と、凝縮器151及
び、前記マニフォールド110に注入される気体を加熱
するヒータ157を含む。
【0021】前記吸排気経路は前記マニフォールド11
0の内部に気体を注入する吸気経路130と、前記マニ
フォールド110内の気体が排気される排気経路140
より構成される。前記吸気経路130と排気経路140
とは前記凝縮器151、気体流動手段155及びヒータ
157を挟んで互いに連結している。従って、前記マニ
フォールド110内で排気された気体は前記排気経路1
40と前記凝縮器151、気体流動手段155、ヒータ
157及び前記吸気経路130を経由して前記マニフォ
ールド110内に再供給される。
【0022】前記凝縮器151は前記排気経路140と
吸気経路130との間に設けられ、前記排気経路140
を通じて排気されたキャリアを凝縮させる。この凝縮器
151で凝縮されたキャリアは共に凝縮された水から分
離された状態で別の供給経路(図示せず)を通じてキャ
リア貯蔵タンク(図示せず)に保存されたり廃棄タンク
(図示せず)に移動する。
【0023】前記気体流動手段155は閉経路をなす前
記吸排気経路上に設けられ、前記マニフォールド110
の内外部に気体を循環させる。この気体流動手段155
は前記凝縮器151から凝縮しない気体が前記マニフォ
ールド110に再度吸気されて、前記マニフォールド1
10内の蒸発した液体キャリア及び供給された気体が排
気される。このために、前記気体流動手段155は気体
ポンプ及び/または送風ファンより構成されることが望
ましい。
【0024】前記ヒータ157は前記吸気経路130上
に設けられ、マニフォールド110に注入される気体を
所定温度に加熱する。このヒータ157の加熱温度は前
記感光ベルト11上の液体キャリア量により異なるよう
に決定される。ここで、液体キャリア量は1画像領域に
対し実質上画像が占有する程度を示す画像カバレージに
より算出される。
【0025】図2ないし図5を参照するに、前記マニフ
ォールド110は前記ヒータ157により加熱された気
体が流入する少なくとも一つの吸気口123と、流入し
た気体により前記感光ベルト11から蒸発したキャリア
及び流入した気体が排気される少なくとも一つの排気口
127を持つ。このマニフォールド110は前記吸気口
123を通じて流入した気体の流れをガイドするダクト
111と、このダクト111上に設けられて前記吸気口
123と排気口127がそれぞれ形成される吸気用カバ
ー部材121及び排気用カバー部材125を含んで構成
される。
【0026】前記ダクト111は前記ヒータ157で加
熱された状態で流入した気体が前記感光ベルト11と向
かい合う状態で進行させて前記感光ベルト11上の液体
キャリアが蒸発されるようにガイドするものであり、内
部に所定空間が設けられるように突設された少なくとも
一つのガイド部113を具備する。前記ガイド部113
は図3を参照するに、その両側面が傾斜するように形成
されていて、傾斜した部分それぞれの上部に前記吸気用
カバー部材121と排気用カバー部材125とを設け
る。前記ガイド部113の傾斜した部分の傾斜程度は前
記感光ベルト11の夾角がだいたい30度ないし60度
をなすように配置されることが望ましい。これは前記吸
気口123を通じて引込まれ、前記ガイド部113内に
流入する気体が感光ベルト11に緩やかな角度で向かう
ようにするためである。
【0027】1つの傾斜した部分には前記吸気用カバー
部材121を通じて吸気された気体が前記ガイド部11
3内に案内する第1ホール115が設けられる。そし
て、他の傾斜部分には前記ガイド部113内の気体が感
光ベルト11の幅に沿って同じ速度で排気されるよう案
内する第2ホール117が設けられる。この第1及び第
2ホール115、117の形としては、図4に図示され
たように形成された多数の微細通過ホールまたは前記感
光ベルト11の幅に沿って長く形成されたスリットがあ
る。このように多数の通過ホールまたはスリットを設け
ることにより、前記ガイド部113に流入する気体及び
前記ガイド部113から排気される気体を前記感光ベル
ト11の幅に沿って一定にガイドされる。ここで、前記
ダクト111は前記ガイド部113を除外した領域は感
光ベルト11の間隔が非常に狭く配置されている。
【0028】図4及び図5を参照するに、前記吸気用カ
バー部材121は前記吸気口123を通じて流入した気
体が前記ダクト111のガイド部113に供給されるよ
うに形成された気体供給部122を持つ。この気体供給
部122は前記感光ベルト11の幅に沿って長く配置さ
れるものであり、前記吸気口123側からその反対側に
テーパ状に形成されている。従って、前記吸気口123
を通じて流入されて前記ガイド部113内に向かう気体
が前記感光ベルト11の幅方向に一定にガイドされう
る。このように、吸気用カバー部材121を通じて流入
した気体が感光ベルト11上の画像領域より大きい領域
にわたり所定範囲の温度及び速度で移動することによ
り、前記感光ベルト11上の液体キャリアを蒸発でき
る。
【0029】前記排気用カバー部材125は前記ガイド
部113内の気体、及び蒸発したキャリアが一端部に設
けられた前記排気口127を通じて排気されるように形
成された気体排気部126を持つ。この気体排気部12
6は前記気体供給部122と同じく前記排気口127側
からその反対側にテーパ状に形成されている。従って、
前記ガイド部113から外部に排出される気体が全領域
にわたり所定範囲内の速度で排気されるようにガイドで
きる。
【0030】一方、前記のように構成されたガイド部1
13、気体供給部122及び気体排気部126は感光媒
体の形及び印刷装置の種類などにより一つまたはそれ以
上備わることができる。図2及び図3に示されたよう
に、感光媒体として感光ベルト11が採用され、相対的
に大きい乾燥容量を要求する構造においては、複数のガ
イド部113、気体供給部122及び気体排気部126
を設け、前記現像装置30、40、50、60と前記転
写装置80との空間に配置し、乾燥効率をより向上させ
られる。
【0031】ここで、前記吸気用カバー部材121と排
気用カバー部材125は前記ガイド部113内に流入し
た気体が前記感光ベルト11の進行方向と反対方向に進
行するように配置されたことが望ましい。このように、
感光ベルト11の進行方向と気体の流れ方向を反対にす
ることにより、感光ベルト11上の液体キャリアと気体
との相対速度を増加することにより、液体キャリアの蒸
発効率を高めうる。
【0032】図6は本発明の第2実施形態による湿式電
子写真方式プリンタの乾燥装置の構成を概略的に示した
図であり、図7は図6に示された湿式電子写真方式プリ
ンタの乾燥装置の吸入ダクト及び送風ダクトの設置構造
を示した斜視図であり、図8は図6に示された湿式電子
写真方式プリンタの乾燥装置の吸入ダクトを示した斜視
図である。
【0033】図6を参照するに、本発明の第2実施形態
による湿式電子写真方式プリンタの乾燥装置360は感
光ベルト210の表面についている液状キャリアを蒸発
させるための熱を発生させるヒーティング手段361
と、前記ヒーティング手段361を包むマニフォールド
362と、前記マニフォールド362と連通した閉ルー
プを形成する吸排気経路366と、前記マニフォールド
362に設置されて前記吸排気経路366と連通させる
吸入ダクト364及び送風ダクト365及び気体キャリ
アを吸排気経路に沿って循環移動させる気体流動手段3
69を含む。
【0034】前記ヒーティング手段361は前記感光ベ
ルト210に接触されずに隣接して一定の長さを持ち、
前記感光ベルト210の幅に沿って並んで設置される。
前記ヒーティング手段361で発生した熱は前記送風ダ
クト365を通じて入った空気が冷却されずに一定温度
を維持するようにし、前記空気の温度が一定温度以下に
下がる場合には温度をより高め、前記感光ベルト210
に埋められている液状キャリアを蒸発させる。前記ヒー
ティング手段361は本発明の第2実施形態ではゴムヒ
ータであることが望ましい。
【0035】一方、前記ヒーティング手段361にはア
ングル363が一定間隔に設置される。前記アングル3
63は前記ヒーティング手段361から前記感光ベルト
210に所定の高さであるので、前記送風ダクト365
を通じて送風される空気の流れを妨害する。従って、空
気は前記アングル363によりその流れが妨害されて渦
流が形成され、この渦流は前記感光ベルト210につい
ている液状キャリアをより容易に蒸発させる。従って、
前記ヒーティング手段361に前記アングル363を設
置することにより、前記感光ベルト210に埋められて
いる液状キャリアが蒸発する効率が増加する。前記アン
グル363は前記空気の流れを妨害して渦流を形成する
構造であるならば他の変形例が可能である。
【0036】図8を参照するに、前記吸入ダクト364
は一定空間を持つように設けられているベース364a
と、前記ベース364aの一側に設けられて前記吸排気
経路366に連通され連結する吸入口364bと、他側
に設けられ一定間隔に形成された複数のホール364c
を具備する。
【0037】前記ホール364cが形成されている前記
ベース364aの他側は前記マニフォールド362に前
記感光ベルト210の幅方向に設置され、前記マニフォ
ールド362に補集される気体キャリアが前記ベース3
64aに均一に吸入される。
【0038】前記吸入ダクト364aは前記送風ダクト
365を通じて前記マニフォールド362に入った空気
と前記感光ベルト210で蒸発した気体キャリアとが効
率的に吸入されうるよう前記マニフォールド362の上
部に設置されることが望ましい。
【0039】前記送風ダクト365の構成は前記吸入ダ
クト364の構成と同一である。ただし、前記送風ダク
ト365を通過して前記感光ベルト210の表面上を流
れる空気が前記感光ベルト210の幅に沿って同じ流速
を持つようにするために、前記送風ダクト365の排気
口365aから前記ホール364cまでの長さ及び前記
ベース364aの空間体積を変形できる。すなわち、前
記ベース364aの体積と長さを調整することにより前
記送風ダクト365を通じ前記マニフォールド362に
入っていく空気量を調節できる。
【0040】前記吸排気経路366には前記吸入ダクト
364を通じ補集された高温高濃度の気体キャリアの温
度を下げて低温低濃度にする凝縮器367と、前記凝縮
器367を通過したキャリアの残量を吸収して低濃度に
するフィルタ368が設置される。
【0041】さらに、前記吸排気経路366には前記ヒ
ーティング手段361とは別個の熱源400が設置さ
れ、前記送風ダクト365に入っていく空気を加熱して
その温度を高める。空気の温度が高まれば、前記マニフ
ォールド362内の温度が高まり、前記感光ベルト21
0での液状キャリアの蒸発が容易になる。
【0042】図7を参照するに、前記乾燥装置360は
ベースフレーム300に設置される。前記ベースフレー
ム300には前記感光ベルト210の駆動ローラ223
を支持する支持台310が設けられている。従って、前
記乾燥装置360は移動手段(図示せず)により印刷モ
ード時には前記感光ベルト210に接近して前記感光ベ
ルト210の駆動ローラ223が前記ベースフレーム3
00の支持台310に結合される。停止モード時や待機
モード時には前記乾燥装置360は移動手段(図示せ
ず)により前記感光ベルト210から離隔される。
【0043】上記の通りに構成された本発明による湿式
電子写真方式プリンタの乾燥装置の動作を図を参照して
説明する。
【0044】印刷モード時、前記感光ベルト210が前
記駆動ローラ223に巻かれ回転すると、前記ヒーティ
ング手段361は熱を発生する。この熱は前記感光ベル
ト210についている液状キャリアを蒸発させる。これ
と同時に前記気体流動手段369が稼動され、空気を前
記吸排気経路366に沿って流す。従って、前記マニフ
ォールド362の下部に設置されている前記送風ダクト
365から空気が前記マニフォールド362に入る。
【0045】前記マニフォールド362に入った空気は
前記ヒーティング手段361に設置されている複数のア
ングル363によりその流れが妨害されつつ渦流が形成
される。この渦流は前記感光ベルト210についている
液状キャリアの蒸発を促進する。
【0046】前記感光ベルト210から蒸発した気体キ
ャリアは前記マニフォールド362に一時的に集まって
いる最中に前記吸入ダクト364に形成されているホー
ル364cを通じて前記吸入ダクト364に入り込む。
【0047】前記吸入ダクト364を通過した気体キャ
リアは高温、高濃度であり、前記凝縮器367を通過し
つつその温度が降下し低濃度となる。この時、図示しな
いキャリア回収装置によりキャリアは回収される。
【0048】前記凝縮器367を通過した気体キャリア
は前記フィルタ368を通過しつつ、含まれているキャ
リアはほとんどこされて環境基準分を満足できる程度の
低濃度を持つ。
【0049】前記フィルタ368と前記送風ダクト36
5との間には前記熱源400がさらに設置され、前記フ
ィルタ368を通過した空気の温度を上昇させて空気を
前記マニフォールド362に吹き込む。このように空気
の温度を上昇させることは前記感光ベルト210からの
液状キャリアの蒸発を促進する役割を果たす。
【0050】ここで、空気の流量は約100l/min
であり、前記送風ダクト365を通じ吹き入れられる空
気の温度と、前記吸入ダクト364に吸入される気体の
温度は100℃程度とすれば液状キャリアを蒸発させる
ための乾燥状態を得ることができる。ここで、温度があ
まり高まればプリンタ全体の温度を上昇させるので、そ
の温度を適正に維持することが望ましい。
【0051】また、前記吸入ダクト364と前記送風ダ
クト365での空気の流量を制御し、空気の温度を適正
に制御することにより最適の乾燥状態が得られる。
【0052】図9は本発明の第3実施形態による湿式電
子写真方式プリンタの乾燥装置の構成を概略的に示した
図である。
【0053】図9を参照するに、本発明の第3実施形態
による湿式電子写真方式プリンタの乾燥装置は図6に示
された第2実施形態による乾燥装置とその構成が同一で
あり、ただし前記感光ベルト210の背面に別のヒーテ
ィング手段500が設置されている。
【0054】従って、前記別のヒーティング手段500
は前記感光ベルト210に伝達される熱量を増加させ、
液状キャリアの蒸発を促進させる。
【0055】以下、本発明の望ましい第1実施形態によ
る湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置を利用した液体
キャリア乾燥方法を詳細に説明する。
【0056】本発明の第1実施形態による液体キャリア
乾燥方法は図2ないし4を参照して説明された湿式電子
写真方式プリンタ用乾燥装置での乾燥効率を高められる
ようになったところに特徴がある。ここでは説明の便宜
のために第1実施形態による液体キャリア乾燥方法を説
明するが、第2実施形態だけでなく第3実施形態にも前
記液体キャリア乾燥方法が適用される。
【0057】図2及び図10を参照すれば、液体キャリ
ア乾燥方法は、感光ベルト11上の液体キャリア量を算
出してこの算出された液体キャリアに対応する気体噴射
条件を設定する段階と、気体噴射を始める段階(S14
0)を含んで構成される。
【0058】前記液体キャリア量算出及び気体噴射条件
の設定をより細分すれば、画像カバレージを確認する段
階(S110)と、この確認された画像カバレージによ
り液体キャリア量を算出する段階(S120)、及びこ
の算出された液体キャリア量を根拠として気体噴射条件
を設定する段階(S130)に分けられる。前記画像カ
バレージは印刷しようとする画像データから得られる値
であり、この画像カバレージにより現像後に前記感光ベ
ルト11上に残留する液体キャリア量が決定される。従
って、この画像カバレージと液体キャリアとの間の関係
を実験を通じてデータ化することにより、画像カバレー
ジによる液体キャリア量を算出できる。前記気体噴射条
件設定段階(S130)は前記のように算出された液体
キャリア量に適したヒータ157の加熱温度及び噴射気
体の速度を決定する段階である。
【0059】例えば、約5%画像カバレージを持つ場合
は現像装置30、40、50、60を過ぎた後で約55
%の乾燥程度を持つ画像になる。この画像を転写装置8
0で転写がよくされるたいだい90%程度の乾燥程度を
持つ画像を作るためには図2に示されたように、3対の
吸気口及び排気口を持つ構造で乾燥装置を設けた場合、
各吸気口に約60ないし90℃の気体を分当たり30な
いし50リットルの速度で噴射する場合に前記の乾燥条
件が得られる。
【0060】前記のように気体噴射条件が設定(S13
0)された後で、気体噴射を始める(S140)。すな
わち、前記設定された気体噴射条件に合うようにヒータ
を利用して噴射気体を加熱する。そして、この加熱され
た気体を所定噴射速度で前記感光媒体11との対向面が
開口されたままで前記感光媒体に隣接配置されたマニフ
ォールド110内に注入して前記感光媒体11上の液体
キャリアを蒸発させる。次いで、前記感光ベルト11か
ら蒸発したキャリア及び流入した気体を吸排気経路を通
じて前記マニフォールド110外部に排気させる。次い
で、前記マニフォールド110から排気された蒸発キャ
リアを凝縮して残りの凝縮しない気体を再度加熱させ、
所定速度で前記マニフォールド内に注入する。
【0061】このような気体噴射段階(S140)は印
刷終了有無により(S150)、選択的に反復して行う
かあるいは終了するかということが決定される。すなわ
ち、前記印刷終了判断段階(S150)にて印刷終了と
判断される場合は、前記の乾燥装置での気体噴射及び加
熱を終了することにより気体噴射が終了する(S16
0)。一方、印刷が続けて実行中の場合は、段階S11
0からS120ないしS140を順に行って感光ベルト
上の液体キャリアを蒸発させる。このような方法で感光
ベルト上の液体キャリアを蒸発させることにより、前記
転写装置に適した画像の乾燥程度が得られる。
【0062】
【発明の効果】本発明による湿式電子写真方式プリンタ
用乾燥装置は、第一に、湿式電子写真方式プリンタにて
消耗品化している乾燥装置を半永久品化させ、印刷装置
の製品寿命以上に使用できるようにすることにより製品
の競争力を大きく向上できる。
【0063】第二に、乾燥装置が感光ベルトに対し非接
触方式になっていてピッキング現像を解決でき、イメー
ジに欠点を与えないのでイメージ質を向上できる。
【0064】第三に、多様な画像カバレージにて空気温
度と流量が適切に変化するように制御することにより、
転写に最適の画像が得られる。
【0065】あわせて、本発明の実施例による湿式電子
写真方式プリンタ用乾燥装置を利用した液体キャリア乾
燥方法は感光媒体上の液体キャリア程度によりヒータで
の加熱温度、気体の流れ及びガイド部、気体供給部、気
体排気部の数を最適化することにより乾燥効率をより一
層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置を
採用した一般的な湿式電子写真方式プリンタを示した概
略的な図である。
【図2】本発明の第1実施形態による湿式電子写真方式
プリンタ用乾燥装置を採用した湿式電子写真方式プリン
タを示した概略的な図である。
【図3】本発明の第1実施形態による湿式電子写真方式
プリンタ用乾燥装置の一部を抜萃して示した概略的な断
面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による湿式電子写真方式
プリンタ用乾燥装置の一部を抜萃して示した概略的な斜
視図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態による湿式電子写真方式
プリンタ用乾燥装置の構成を概略的に示した図である。
【図7】図6に示された湿式電子写真方式プリンタ用乾
燥装置の吸入ダクト及び送風ダクトの設置構造を示した
斜視図である。
【図8】図6に示された湿式電子写真方式プリンタ用感
光ベルト乾燥装置の吸入ダクトを示した斜視図である。
【図9】本発明の第3実施形態による湿式電子写真方式
プリンタ用乾燥装置の構成を概略的に示した図である。
【図10】図10は本発明による湿式電子写真方式プリ
ンタ用乾燥装置を利用した液体キャリア乾燥方法を説明
するために示した順序図である。
【符号の説明】
11、210 感光ベルト 13、223 駆動ローラ 15 転写バックアップローラ 17 ステアリングローラ 30、40、50、60 現像装置 80 転写装置 100 プリンタ用乾燥装置 110、362 マニフォールド 111 ダクト 113 ガイド部 115 第1ホール 117 第2ホール 121 吸気用カバー部材 122 気体供給部 123 吸気口 125 排気用カバー部材 126 気体排気部 127 排気口 130 吸気経路 140 排気経路 151 凝縮器 155 気体流動手段 157 ヒータ 300 ベースフレーム 310 支持台 360 乾燥装置 361、500 ヒーティング手段 363 アングル 354 吸入ダクト 365 送風ダクト 365a 排気口 366 吸排気経路 367 凝縮器 368 フィルタ 369 気体流動手段 400 熱源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崔 載 明 大韓民国京畿道水原市長安区栗田洞419 番地 三星アパート203棟604号 (56)参考文献 特開2000−10382(JP,A) 特開 昭61−27079(JP,A) 特開 平10−115987(JP,A) 特開 平10−104953(JP,A) 特開 平8−190276(JP,A) 特開 平5−249758(JP,A) 特開 平4−1774(JP,A) 実開 昭50−24142(JP,U) 実開 平4−44826(JP,U) 実開 平2−122001(JP,U) 特表2000−500590(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/10 G03G 15/10 - 15/10 117

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体キャリアを媒介として感光媒体に画
    像を現像する現像装置とこの現像された画像を印刷用紙
    に転写する転写装置とを含む湿式電子写真方式プリンタ
    に採用され、前記感光媒体に残留する液体キャリアを乾
    燥できる湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置におい
    て、前記現像装置と前記転写装置との間に設置され、 前記感
    光媒体との対向面が開口されたままで前記感光媒体に隣
    接配置され、加熱された気体が流入する少なくとも一つ
    の吸気口と、流入した気体により前記感光媒体から蒸発
    したキャリア及び流入した気体が排気される少なくとも
    一つの排気口を持ち、前記現像装置での画像現像後に前
    記感光媒体に残留する液体キャリアを蒸発できるように
    したマニフォールドと、 前記吸気口と排気口との間に連結した吸排気経路と、 前記排気口を通じて前記マニフォールド内の気体が排気
    され、前記吸気口を通じて気体を前記マニフォールド内
    に流入させる気体流動手段と、 前記吸排気経路上に設けられ、前記排気口を通じて排気
    された蒸発キャリアを凝縮させる凝縮器と、 前記吸排気経路上に設けられ、前記吸気口を通じて前記
    マニフォールドに注入される気体を加熱するヒータとを
    含み、前記マニフォールドは、 前記ヒータで加熱された状態で流入した気体が前記感光
    媒体と向かい合った状態で進行させ、前記感光媒体上の
    液体キャリアが蒸発されるようにガイドする少なくとも
    一つのガイド部を持つダクトと、 前記ダクト上に設けられ、一端部に設けられた前記吸気
    口を通じて流入した気体が前記ダクトのガイド部に供給
    されるように引込み形成された気体供給部を持つ吸気用
    カバー部材と、 前記ダクト上に設けられ、前記ダクトのガイド部内の気
    体及び前記感光媒体から蒸発したキャリアが一端部に設
    けられた前記排気口を通じて排気されるように形成され
    た気体排気部を持つ排気用カバー部材とを含んでなり、 且つ、前記吸気用カバー部材の気体供給部はテーパ状に
    形成され、前記吸気口 を通じて流入されて前記ガイド部
    内に向かう気体が前記感光媒体の幅に沿って一定に流れ
    るようにしたこ とを特徴とする湿式電子写真方式プリン
    タの乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記気体供給部と向かい合う前記ダクト
    のガイド部の一面には多数の通過ホール及びスリットの
    うち少なくともどちらか一つが形成されて前記ガイド部
    内に流入する気体が前記感光媒体の幅に沿って一定に流
    れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の湿式
    電子写真方式プリンタ用乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記排気用カバー部材の気体排気部はテ
    ーパ状に形成され、前記ガイド部内の気体が前記感光媒
    体の幅に沿って一定に排気されるようにしたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の湿式電子写真方式プリン
    タ用乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記気体排気部と向かい合う前記ダクト
    のガイド部の一面には多数の通過ホール及びスリットの
    うち少なくともどちらか一つが形成されて前記ガイド部
    内で排気される気体が前記感光媒体の幅に沿って一定に
    なったことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれ
    か一項に記載の湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部内に流入した気体が前記感
    光媒体の進行方向と反対方向に進行するように、前記吸
    気用カバー部材と前記排気用カバー部材とが配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載の湿式電子写真方式プ
    リンタ用乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記気体流動手段は、 前記吸排気経路上に設けるものであり、気体ポンプ及び
    送風ファンのうちから選択された少なくともどちらか一
    つよりなることを特徴とする 請求項1に記載の湿式電子
    写真方式プリンタ用乾燥装置。
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