JPH09274393A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

Info

Publication number
JPH09274393A
JPH09274393A JP8110366A JP11036696A JPH09274393A JP H09274393 A JPH09274393 A JP H09274393A JP 8110366 A JP8110366 A JP 8110366A JP 11036696 A JP11036696 A JP 11036696A JP H09274393 A JPH09274393 A JP H09274393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier liquid
air
image forming
liquid
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8110366A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Takeuchi
則康 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8110366A priority Critical patent/JPH09274393A/ja
Publication of JPH09274393A publication Critical patent/JPH09274393A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置近傍のキャリア液蒸気濃度の高い空
気を、装置内の他の箇所に拡散しないように隔離し、こ
の空気からキャリア液を回収するとともに、該他の箇所
から発生したキャリア液を含む空気を装置外に排出する
にあたってキャリア液を回収する。 【解決手段】 定着ローラ12を備えた定着部の転写紙
排出口側等をカバー20で覆い、装置内の他の箇所への
キャリア液蒸気の拡散を防ぐ。該カバー内の空気を第1
ダクト部23で冷却フィン33に導いて液化する。液化
した液体は液受け容器29に入れキャリア液と水とに分
離する。一方、上記カバー20の外の装置内空気は装置
背面カバー150の排気口160を介して排気する。こ
の排気空気からキャリア液を回収する回収器を設ける。 【効果】 定着装置近傍で発生したキャリア液蒸気の結
露による不具合をできるだけ抑えながら、定着装置近傍
以外の装置内で発生するキャリア液蒸気も回収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式現像装置を用
いた複写機、ファクシミリ、プリンター等の湿式画像形
成装置に係り、詳しくは、トナー像を形成した転写紙な
どの記録材からキャリア液を蒸発させる定着装置などか
らのキャリア液蒸気を回収するキャリア液蒸気回収装置
を備えた湿式画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記キャリア液蒸気回収装置とし
ては、種々提案が行われている。例えば、特開昭48ー
82835号公報では、薄箱状にしてその大表面部を複
写機の外装板に取り付けた蒸気冷却霧滴化室に、複写機
内で発生した液体現像剤キャリア液蒸気を吸引捕集して
導入し、ここで霧滴化させた後に液化室に導入して液化
させるようにした現像剤キャリア液蒸気回収装置が提案
されている。また、特開昭48−83838号公報で
は、液化室で液化回収した液体現像剤キャリア液を、現
像液タンク、キャリア液補給タンク、クリーニング液供
給装置などへ導いて再使用することが提案されている。
また、特開昭51−66836号公報では、直交流型熱
交換手段の一方の通路にキャリア液蒸気を含んだ乾燥定
着室からの高温空気を通過させる一方、直交する他方の
通路にキャリア液回収後の低温空気を通過させて、両通
路間で熱交換させる凝縮手段と、該凝縮手段を経たミス
ト化されたキャリア液を、キャリア液捕獲部材中を通過
させて吸着・液化させるミスト液化手段と、上記乾燥定
着室、上記凝集手段、上記ミスト液化手段、上記凝集手
段、そして上記乾燥定着室のサイクルで順次空気を移送
するブロア手段とを有する現像剤キャリア液回収装置が
提案されている。更に、特開昭49−22145号公報
では、定着乾燥後の複写紙(感光紙又は転写紙)の収容
室(トレー)を気密に構成し、送り込まれた複写紙に沿
って流入する空気中のキャリア液蒸気、及び持続的に蒸
発するキャリア液蒸気を、機内において処理するように
構成した液体現像方式電子写真複写装置が提案されてい
る。また、米国特許第4733272号明細書及び図面
では、キャリア液蒸気を収集し、これを冷却手段に通し
て液化回収し、回収した液体から水を除去して溶剤のみ
を再び現像部に戻して再利用することが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の提案で
は、定着装置や、これを通過した転写紙を収容する排紙
部からのキャリア液蒸気の収集に目が向けられていた。
しかし、画像形成速度を高速化したり、複数の現像装置
を用いてカラー画像形成可能にしたりすると、上記定着
装置や排紙部のみならず、現像装置からも対策を望まれ
る程度の空気中へのキャリア液の拡散が発生することが
判ってきた。そこで、定着装置近傍のみを囲っていたキ
ャリア液蒸気収集室の壁を取り除き、定着装置近傍以外
からの空気中へ拡散キャリア液も含めて回収することが
考えられる。ところが、このような定着装置近傍の囲い
をなくすと、装置内でもキャリア液蒸気の濃度が最も高
い定着装置近傍の空気を、装置内の他の場所に拡散させ
る結果、キャリア液の回収効率を低下させたり、装置内
の各部にキャリア液蒸気が結露することによる不具合が
発生したりするという問題点がある。
【0004】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、キャリア液回収効率の
低下やキャリア液蒸気の結露による不具合をできるだけ
抑えながら、定着装置近傍以外の装置内で発生するキャ
リア液蒸気も回収できる湿式画像形成装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、キャリア液とトナーとからな
る現像液を用いて潜像担持体上の潜像を現像する現像装
置と、潜像担持体上の可視像を、直接あるいは中間転写
体を介して間接に、転写材に転写する転写装置と、該可
視像が転写された転写材からキャリア液を蒸発させて可
視像を定着する定着装置と、前記定着装置の作用で転写
材から蒸発したキャリア液の蒸気を閉じこめるキャリア
液蒸気隔離室を、前記定着装置近傍に形成するキャリア
液蒸気隔離室形成部材と、該キャリア液蒸気室内、ある
いは、該室内とダクトで連結された所定箇所で、該キャ
リア液蒸気隔離室内に隔離されたキャリア液蒸気を液化
する液化手段とを有する湿式画像形成装置であって、前
記キャリア液蒸気隔離室の外で空気中に拡散したキャリ
ア液を含む装置内の空気の装置外への排気口を装置外壁
に形成し、該排気口を介して装置外に排気される空気か
らキャリア液を回収するキャリア液回収手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記キャリア液回収手段を、フィルタ
ーを用いて構成したことを特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記キャリア液回収手段を、液体を収
容した容器と、該容器内に収容されている液体内に、上
記排気される空気を送り込む空気送り込み手段とを用い
て構成したことを特徴とするものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
湿式画像形成装置において、請求項1の排気口を、現像
装置近傍の装置外壁部分に形成したことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の湿式画像形成装置において、請求項1の現像装置の
近傍から請求項1の排気口へいたるダクトを設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の湿式画像形成装置において、請求項1の現像装
置に対して請求項1の排気口が形成された装置外壁とは
反対側の装置外壁に、装置外から装置内に空気を取り込
む空気取り込み口を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】本発明の湿式画像形成装置においては、定
着装置の作用で転写材から蒸発したキャリア液の蒸気
を、キャリア液蒸気隔離室形成部材によって前記定着装
置近傍に形成したキャリア液蒸気隔離室に閉じこめ、装
置内の他の箇所へのキャリア液蒸気濃度が比較的高い空
気が、画像形成装置内の他の箇所に拡散するのを防止す
る。該キャリア液蒸気隔離室内に隔離したキャリア液蒸
気を、該キャリア液蒸気室内、あるいは、該室内とダク
トで連結された所定箇所において、液化手段により液化
する。一方、現像装置などの前記キャリア液蒸気隔離室
の外で空気中に拡散したキャリア液を含む装置内の空気
は、キャリア液回収手段によりキャリア液を回収して装
置外壁に形成し排気口を介し装置外への排気する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である湿式カラー電子写真複写機(以下、複写機とい
う)に適用した一実施形態について説明する。図1は本
発明を適用可能な複写機の内部の概略構成を示す正面
図、図2はその部分拡大図である。図1において、この
複写機は、複数色に対応する複数の感光体10を有し、
それぞれの感光体表面に電子写真法によって静電潜像を
形成し、その静電潜像を湿式の現像装置11によって現
像し、転写紙に転写し、加熱ランプを内蔵した定着ロー
ラと加圧ローラの対12を備えた定着部によって定着
後、排紙トレイ13を備えた排紙部に排紙してカラーコ
ピーを作成する。ここで現像装置はキャリア液としての
溶剤中にトナーが分散されてなる現像液を使用する。こ
の溶剤としては、体積抵抗率の高いイソパラフィン系な
どの有機溶媒、例えばエクソン社製のアイソパー(商品
名)などを一般的に用いている。なお、図示の複写機は
上記複数の感光体に順次対向させながら転写紙を搬送す
るため、搬送ベルト14を用いている。また、上記排紙
トレイ13の下方には、積載状態で収容している転写紙
を感光体10側に送り出す給紙ユニット87を備え、さ
らに、この給紙ユニット87と排紙トレイ13との間に
両面複写用の反転部88を備えている。
【0013】図2は、図1の複写機の最上部に位置する
感光体10近傍を示す拡大図である。4つの感光体のそ
れぞれに付設されている現像装置11は、使用するトナ
ーの色が異なる点以外は、同一である。また、転写、ク
リーニングなどの機構も4つの感光体で同一である。図
2において、この複写機における現像装置11には、感
光体10と微小間隔を保つように、現像ローラ93が配
設されている。この現像ローラ93は、感光体10と逆
方向に感光体10よりも速い周速で回転駆動される。現
像ローラ93に当接しているスクレーパ94と該ローラ
93との間に、現像タンク90からの液を供給する供給
ノズル95が配設されている。このノズル95からの現
像液が現像ローラ93とスクレーパ94との協働により
感光体10の表面に運ばれ、帯電装置103及び図示し
ない光書き込み装置によって形成された感光体10上の
潜像を現像する。感光体10と現像ローラ93との間を
通過した余分の現像液、及び現像に用いられた後の現像
液は現像タンク90の液受け部96に回収される。ま
た、感光体10の表面に残留している現像液が、感光体
10と同方向に回転駆動される感光体10と微小間隔で
配置されるスクイズローラ97により掻き落される。こ
のスクイズローラ97との対向部を追加した感光体10
上のトナー像を構成するトナーは、トナー像に対して非
接触になるように微小間隔をおいて配置され、かつトナ
ーと同極性の電圧が印加された電界ローラ98の対向部
を通過するときに、トナー凝集力が増大する。そして、
転写バイアスローラ99による電界で、トナー像が電気
泳動により転写紙に転写される。この転写後の感光体1
0表面は、これに圧接するように設けられたクリーニン
グローラ100、及びクリーニングブレード101でク
リーニングされ、除電装置102で除電される。
【0014】以上の複写機の構成においては、トナー及
びキャリア液が付着した転写紙を定着ローラ12で加熱
してトナー像を定着させるので、この定着ろーら12を
備えた定着部からはキャリア液蒸気が発生する。また、
定着部通過直後の転写紙は比較的高温でありキャリア液
の蒸発も継続しているので、ここからもキャリア液蒸気
が発生する。そこで、この複写機は、このような定着器
近傍から発生するキャリア液蒸気を回収する装置を備え
ている。また、以上の複写機の構成においては、現像装
置11や、クリーニングローラ100及びクリーニング
ブレード101からなるクリーニング部からもキャリア
液の空気中への拡散が発生する。そこで、このようなキ
ャリア液を複写機外へもらさずに回収するキャリア液回
収手段を設けている。
【0015】まず、定着器近傍から発生するキャリア液
蒸気を回収するキャリア液蒸気回収装置について説明す
る。図1に戻って、この複写機のキャリア液蒸気回収装
置は、前記定着部及び排紙部に至る搬送路の一部を、カ
バー部材20によって可及的密閉状態となるように覆っ
ている。より具体的には、転写紙の進入用及び排紙用そ
れぞれの開口以外はほぼ密閉状態になっている定着部カ
バーの該排紙用開口の上方に位置し、該排出用の開口
と、定着部を通過した転写紙を上記排紙トレイ13に向
けて搬送する搬送ベルト装置86のベルト上面に対向す
る開口とを有するカバー20で、上記排紙用開口及び搬
送ベルト装置86のベルト上面を覆っている。これによ
り、定着動作で発生したキャリア液蒸気を装置内の他の
箇所に拡散しないように閉じこめるキャリア液上記収集
室21を形成している。
【0016】そして、この収集室21内のキャリア液蒸
気を含む空気を、その吸引口22に連なり気流下流側ほ
ど低くなるように傾斜し、かつ収集室21からの高温の
空気を空冷する空冷機構としての第1ダクト部23、及
び、該ダクト部の終端部に設けられた液化部33を経て
流れるように、気流発生装置としての吸引ファン25に
より吸引する。この液化部33で、通過する空気に含ま
れているキャリア液蒸気、転写紙からの水蒸気、及び、
もともと空気に含まれている水分を、後に詳述するよう
にして液化する。この液化処理を受けて吸引ファン25
から吹き出した空気を、上記第1ダクト23の外壁に沿
うように空気を導く第2ダクト部26及び定着装置の上
方に延びるその延長部を通し、この延長部終端が接続さ
れている上記収集室21の気流受け入れ口70を介して
上記収容室21内に戻す。第2ダクト部26を通した空
気を、上記収集室21に戻すことなく、必要に応じて設
置する補助排気ファンを介し複写機外に排出してもよ
い。
【0017】一方、上記液化部で液化されたキャリア液
及び水は、自重により液化部33の底壁に設けられた流
下口を介し、下方に設置したキャリア液と水との分離を
行う液受容器29に流入する。この液受容器29では水
とキャリア液との比重差(例えばイソパラフィン系有機
溶媒の比重は水に対して0.7乃至0.8)を利用して
両者を二層に分離し、それぞれキャリア液貯蔵用タンク
31や水蒸発装置83に送りこむ。
【0018】上記液化部33は、例えば、冷却のための
複数のフィンを備えたフィンエバーを、液化部33内に
おける上記流下口の上方に設け、これとコンプレッサと
を冷媒パイプなどで接続して構成する。このような液化
部33では、上記第1ダクト部23で、ある程度空冷さ
れたキャリア液蒸気を含む空気を、キャリア液を十分に
液化できる温度まで冷媒を用いて冷却する。これによ
り、フィン33や液化部の内壁面にキャリア液などを液
滴として付着させ、自重で流下口28へ集める。
【0019】また、上記液受け容器29は、上方が開口
し、側壁にキャリア液用のオーバーフロー口を備え、か
つ、オーバーフロー口よりも低い位置に排水口を備えて
いる。この液受け容器29には上記オーバーフロー口を
外側から覆い、該口からオーバーフローした液を内部で
受けて上記キャリア液貯蔵タンク31に導くオーバーフ
ロー液ガイド部材を該容器29に付設することが望まし
い。また、上記オーバーフロー口にはキャリア液は通過
させ、水は通過させない性質を有するメッシュを設ける
ことが望ましい。例えば、ステンレス、ナイロン、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、テトロン、
ガラス、フッ素樹脂などからなる、孔径が20μm乃至
200μmの範囲内のメッシュを用いる。このようなメ
ッシュが、現像液のキャリア液と水との分離に利用でき
るのは、キャリア液と水とのメッシュに対する濡れ性の
差に起因していると考えられる。
【0020】そして、上記カバーフロー口やオーバーフ
ロー液ガイド部材からのキャリア液を、図示の例のよう
にパイプ等により上記キャリア液貯蔵タンク31に導く
ようにする。このキャリア液貯蔵タンク31に貯蔵した
キャリア液は、自動的に各現像装置11に供給するよう
にしてもよい。
【0021】一方、上記液受け容器29の排水口には、
これかの水を水蒸発装置83に導く排水パイプ41を接
続する。この排水パイプ41は、途中が持ち上がった形
状にし、この持ちあがった最上位部分の高さを、上記液
容器29のオーバーフロー口の下端位置できまるオーバ
ーフロー液位に一致させる。装置設置時には、この排水
パイプ41のオーバーフロー液位よりも低くなっている
中間部内に水を入れ、液受容器30内の水位をオーバー
フロー液位より若干低い水位に設定する。この状態で複
写動作を行い前述の液化部33のからキャリア液と水と
の混合液を受け入れると、受け入れられた混合液が容器
30内で比重により二層に分離し、相対的に上方になる
キャリア液の液層部分が、オーバーフロー液位を越え、
オーバーフロー口からオーバーフローしてキャリア液貯
蔵タンク31に収容される。このような液化部33から
の液の受け入れ、比重差によるキャリア液と水との分
離、分離したキャリア液のオーバーフローなどが起こっ
ている間、上記排水パイプ41の低くなった中間部の最
も低い箇所を挟んで、液受容器30側と、上記排水パイ
プの端部の最上位位置側との間において、液位が釣り合
おうとする。この結果、液受容器30内の液量が増加し
た場合には排水パイプ41の水貯蔵タンク側の端部の液
位も上昇する。そして、オーバーフロー液位と一致する
排水パイプ41の上記最上位位置41aを越えた分の水
が、水蒸発装置83に流下する。
【0022】この水蒸発装置83は、交互に傾斜した形
で鉛直方向に並べた複数枚の蒸発用プレート84上で液
化部の排水口から出てきた水分を流しながら拡散させ、
その表面積を増大させてその蒸発を促進する構成になっ
ている。また、最下部には蒸発能力を越えた水分が分離
された際にこれを受ける皿85を備え、さらに皿85が
満水状態になったときにこれを検知する検知手段も備え
ている。何らかの異常事態により、上記満水状態を検知
した場合には、新たな複写動作に入れないようなシーケ
ンス制御を行って液溢れを防止する。蒸発を促進するた
め上記プレート84にヒータを埋め込んだ構成とするこ
ともできる。このような水蒸発装置83で水が蒸発処理
される。水蒸発装置83に代え、水貯留タンクを配置し
てもよい。
【0023】次に、現像装置11や、クリーニング部か
ら空気中に拡散したキャリア液を複写機外へもらさずに
回収するキャリア液回収手段について説明する。図1に
おいて、この複写機のキャリア液回収手段は、装置の背
面カバー150に形成された、複写機内の空気を複写機
外に排気するための排気口160を介して排気される空
気からキャリア液を回収するように構成されている。
【0024】具体的には、例えば図3の右側面図に示す
ように、キャリア液回収器201が、背面カバー150
の外面部に取り付けられている。なか図3では、図1に
示すキャリア液蒸気回収装置は省略している。この例の
キャリア液回収器201は、複写機前後方向両端が開口
したケース210内に、ファン220と冷却用フィン2
30とを備えたものである。このファン220は、複写
機内の空気を、背面カバー150の排気口160及び該
ケース210内を介して複写機外に排出する気流を発生
させるものであり、該ケース210の排気側開口211
部に取り付けられ、冷却用フィン230は、複写機内か
ら該ケース内に導入された空気を冷却して、水蒸気を液
化したり、現像装置11などから発生したミスト状のキ
ャリア液を捕獲したりするものであり、複写機の背面カ
バー150の排気口160と蒸気ファン220との間に
設けられ、図示しない冷却パイプを介してコンプレッサ
に接続されている。そして、冷却ファン230の下方の
ケース内面は一カ所が低くなるように傾斜しており、最
も低くなった箇所に液流出用の口部212が形成されて
いる。
【0025】図4(a)は、変形例に係るキャリア液回
収器202を示すものである。このキャリア液回収器2
02は、図3のキャリア液回収器202の冷却用フィン
230に代え、フィルター240をケース210内に設
けたものである。熱的に相変化を起こしている定着部近
傍からのキャリア液蒸気と異なり、現像装置11などか
ら拡散するキャリア液はミスト状で空気中に浮遊してい
るものと考えられ、例えば、活性炭フィルターのように
化学吸着方式のフィルター、物理的に捕獲する多孔質フ
ィルターなどで捕らえることができる。特に、多孔質フ
ィルター化学吸着方式のフィルターよりもフィルター寿
命が長い点で好ましい。このようなフィルターに代え、
例えばハニカム状の目を刻んだメッシュ材等を設けても
よい。
【0026】以上のキャリア液回収器201,202や
その変形例においては、ケース210の液流出用の口部
212から流出する水とキャリア液との混合液から水を
分離し、キャリア液のみを再利用するようにしてもよ
い。こためには、例えば上記口部212に一端を取り付
けたパイプなどの液形成部材の他端を複写機本体内の液
受け容器29の開口部上に位置させる。これによれば、
水とキャリア液との分離のための上記液受けよう器29
やキャリア液貯蔵用タンク31を兼用できる。
【0027】図4(b)は他の変形例に係るキャリア液
回収器203を示すものである。このキャリア液回収器
203は、複写機の背面カバー150の排気口160か
らの空気をポンプ250の吸気口251で吸い込み、液
容器260内に収容した、例えば水などのキャリア液と
混合しない捕獲用液体中に吹き込んで、この捕獲用液体
によりミスト状キャリア液などを捕獲するものである。
上記液容器260の上方開口には、例えば中央に空気抜
き孔261が形成された蓋262が脱着可能に取り付け
られている。また、液容器260の側壁の上部には、液
排出口263が形成され、この液排出口263と廃液用
のドレイン264の一端が接続されている。このドレイ
ン264の他端は、図示しない液回収タンクに接続して
もよいし、上記捕獲用液体とキャリア液との分離器に接
続してもよい。上記捕獲用液体として水を用いる場合な
ど、複写機本体内の液受け容器29でのキャリア液分離
が可能な場合には、該液受け容器29の開口部上に位置
させていもよい。更に、この液排出口263に複写機本
体内の液受け容器29と同様に、キャリア液は通過さ
せ、水などの捕獲用液体は通過させない性質を有するメ
ッシュを設けてもよい。この場合には、ドレイン264
にはキャリア液のみが流れ込むので、例えばドレイン2
64の他端を複写機本体内のキャリア液貯蔵用タンク3
1に接続して該タンク31を兼用する等できる。また、
液容器260の側壁の下部に形成されたポンプ250か
らの空気吹き込み口253よりも若干高い位置に、網2
65が取り付けられ、この網265上に保持されるよう
に例えぱガラス球266が敷き詰めてある。このガラス
球266はポンプ250から吹き込まれた空気の気泡に
よる容器内収容液体液面の揺れを防止するものである。
なお、上記捕獲用液体としてキャリア液そのものを用い
てもよい。 (以下、余白)
【0028】以上のようなキャリア液回収器201,2
02,203やその変形例を用いて、複写機外に排出す
る空気からキャリア液を回収するにあたっては、複写機
内における気流の流れを考慮して、効率良くキャリア液
を回収することが望ましい。例えば、背面カバーの15
0の排気口160は、定着部近傍以外のキャリア液拡散
箇所である現像装置11やクリーニング部にできるだけ
近い箇所に形成することが望ましい。
【0029】図5は回収効率を向上させるための構成例
を示す右側面図である。この構成例は、複写機本体の前
後方向ほぼ中央に位置する現像装置などの定着部近傍以
外のキャリア液拡散箇所に開口を臨ませたダクト270
を背面カバー160の排気口160に接続した例であ
る。
【0030】図6は回収効率を向上させるための他の構
成例を示す右側面図である。この構成例は、背面カバー
150の排気口160に対して、現像装置などの定着部
近傍以外のキャリア液拡散箇所を挟んで反対側に位置す
る装置前カバー281に吸気口180を形成したもので
ある。このような排気口160及び吸気口180の位置
設定により、吸気口180を介して複写機内に取り込ん
だ吸気を、上記定着部近傍以外のキャリア液拡散箇所を
通る気流路をとらせて排気口160に至らしめることが
できる。なお、図示の例では、この吸気口180にファ
ン280を取り付けて吸気効率を向上させている。ま
た、排気口160などの近傍での気流を矢印A,Bで示
すように制御するフード282等を設けている。
【0031】以上の説明では、例えば背面カバー150
に形成する排気口160の数には特に言及しなかった
が、これを複数も形成することも可能である。この場合
全ての排気口160についてキャリア液回収器を取り付
けてもよいし、そのうち、特にキャリア液濃度が高い空
気を排出する排気口を選んでキャリア液回収器をとりつ
けてもよい。但し、複写機本体のカバーは、吸気口18
0とキャリア液回収口を取り付けた排気口160以外は
で可及的密閉状態にすることが、外部へのキャリア拡散
防止のために望ましい。
【0032】
【発明の効果】請求項1乃至6の湿式画像形成装置によ
れば、キャリア液蒸気濃度が比較的高い空気をキャリア
液蒸気隔離室に閉じこめて画像形成装置内の他の箇所に
拡散するのを防止するので、このような拡散によるキャ
リア液回収効率の低下やキャリア液蒸気の結露による不
具合を抑制できる。しかも、前記キャリア液蒸気隔離室
のキャリア液蒸気を液化する一方で、装置外に排気する
空気からは、現像装置などの前記キャリア液蒸気隔離室
の外で拡散したキャリア液など回収して排気するので、
定着装置近傍以外の装置内で発生するキャリア液蒸気も
回収できる。
【0033】特に、請求項2の湿式画像形成装置によれ
ば、現像装置などの前記キャリア液蒸気隔離室の外で拡
散したキャリア液などの回収を、フィルターでのキャリ
ア液の捕獲によって行うので、排気口を介して装置外に
排気される空気の流路にフィルタを配置するという簡易
な構成で、しかも、電力などを用いることなく、キャリ
ア液を回収できる。よって、キャリア液回手段の小型化
や省エネルギー化が可能である。
【0034】また、請求項3の湿式画像形成装置によれ
ば、現像装置などの前記キャリア液蒸気隔離室の外で拡
散したキャリア液などの回収を、容器に収容した液体内
に、上記排気される空気を送り込んみ、該液体によりキ
ャリア液を捕獲することにより行うので、請求項2のフ
ィルターのような比較的寿命の短い交換部品を用いずに
キャリア液回収手段を構成できる。よって、キャリア液
回収手段の保守負担を軽減できる。
【0035】また、請求項4の湿式画像形成装置によれ
ば、現像装置近傍のキャリア液が拡散した空気を、これ
に近接した装置外壁部分の排気口から速やかに排気でき
るので、この空気が装置内の他の箇所に拡散する前に効
率的にキャリア液回収及び装置外への排気が可能であ
る。
【0036】また、請求項5の湿式画像形成装置によれ
ば、現像装置近傍のキャリア液が拡散した空気を、ダク
トにより装置外への排気口へ導くので、この空気が装置
内の他の箇所に拡散するのを良好に防止しながらキャリ
ア液回収及び装置外への排気が可能である。
【0037】また、請求項6の湿式画像形成装置によれ
ば、装置外から装置内に空気を取り込む空気取り込み口
から装置内に取り込まれた空気を、現像装置近傍を通し
て反対側に位置する装置外への排気口に流すことができ
るので、現像装置近傍のキャリア液が拡散した空気をで
きるだけ、装置内の他の箇所に拡散させることなく排気
口に導いて、キャリア液回収及び装置外への排気を行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明を適用可能な複写機の内部の概略を示す正
面図。
【図2】同複写機の部分拡大右側面図。
【図3】(a)及び(b)はそれぞれ変形例に係るキャ
リア液回収器の説明図。
【図4】他の構成例に係る複写機の右側面図。
【図5】更に他の構成例に係る複写機の右側面図。
【符号の説明】
10 感光体 11 現像装置 12 定着ローラ 20 カバー 21 収集室 22 排出口 23 第1ダクト部 24 液化部 25 吸引ファン 26 第2ダクト部 28 流下口 29 液受容器 31 キャリア液貯蔵タンク 33 冷却フィン 41 排水パイプ 83 水蒸発装置 150 背面カバー 160 排気口 180 吸気口 201 キャリア液回収器 202 キャリア液回収器 203 キャリア液回収器 230 冷却用フィン 220 ファン 240 フィルター 250 ポンプ 260 液容器 270 ダクト 280 ファン 281 装置前カバー 282 フード
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】発明を適用可能な複写機の内部の概略を示す正
面図。
【図2】同複写機の部分拡大正面図。
【図3】同複写機の右側面図。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ変形例に係るキャ
リア液回収器の説明図。
【図5】他の構成例に係る複写機の右側面図。
【図6】更に他の構成例に係る複写機の右側面図。
【符号の説明】 10 感光体 11 現像装置 12 定着ローラ 20 カバー 21 収集室 22 排出口 23 第1ダクト部 24 液化部 25 吸引ファン 26 第2ダクト部 28 流下口 29 液受容器 31 キャリア液貯蔵タンク 33 冷却フィン 41 排水パイプ 83 水蒸発装置 150 背面カバー 160 排気口 180 吸気口 201 キャリア液回収器 202 キャリア液回収器 203 キャリア液回収器 230 冷却用フィン 220 ファン 240 フィルター 250 ポンプ 260 液容器 270 ダクト 280 ファン 281 装置前カバー 282 フード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア液とトナーとからなる現像液を用
    いて潜像担持体上の潜像を現像する現像装置と、潜像担
    持体上の可視像を、直接あるいは中間転写体を介して間
    接に、転写材に転写する転写装置と、該可視像が転写さ
    れた転写材からキャリア液を蒸発させて可視像を定着す
    る定着装置と、前記定着装置の作用で転写材から蒸発し
    たキャリア液の蒸気を閉じこめるキャリア液蒸気隔離室
    を、前記定着装置近傍に形成するキャリア液蒸気隔離室
    形成部材と、該キャリア液蒸気室内、あるいは、該室内
    とダクトで連結された所定箇所で、該キャリア液蒸気隔
    離室内に隔離されたキャリア液蒸気を液化する液化手段
    とを有する湿式画像形成装置であって、前記キャリア液
    蒸気隔離室の外で空気中に拡散したキャリア液を含む装
    置内の空気の装置外への排気口を装置外壁に形成し、該
    排気口を介して装置外に排気される空気からキャリア液
    を回収するキャリア液回収手段を設けたことを特徴とす
    る湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記キャリア液回収手段を、フィルターを用いて構成した
    ことを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記キャリア液回収手段を、液体を収容した容器と、該容
    器内に収容されている液体内に、上記排気される空気を
    送り込む空気送り込み手段とを用いて構成したことを特
    徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の湿式画像形成装置に
    おいて、請求項1の排気口を、現像装置近傍の装置外壁
    部分に形成したことを特徴とする湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の湿式画像形成装
    置において、請求項1の現像装置の近傍から請求項1の
    排気口へいたるダクトを設けたことを特徴とする湿式画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の湿式画像形
    成装置において、請求項1の現像装置に対して請求項1
    の排気口が形成された装置外壁とは反対側の装置外壁
    に、装置外から装置内に空気を取り込む空気取り込み口
    を形成したことを特徴とする湿式画像形成装置。
JP8110366A 1996-04-04 1996-04-04 湿式画像形成装置 Withdrawn JPH09274393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8110366A JPH09274393A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 湿式画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8110366A JPH09274393A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 湿式画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09274393A true JPH09274393A (ja) 1997-10-21

Family

ID=14533982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8110366A Withdrawn JPH09274393A (ja) 1996-04-04 1996-04-04 湿式画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09274393A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275971A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Toshiba Corp 画像記録装置および有機溶媒フィルタ
KR100297753B1 (ko) * 1998-03-10 2001-09-06 윤종용 습식 인쇄기의 캐리어 회수용 응축장치
JP2002287509A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Toshiba Corp 液体現像剤を用いた画像形成装置、キャリア処理装置及びキャリア処理方法
JP2002287511A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Toshiba Corp 液体現像剤を用いた画像形成装置、キャリア処理装置及びキャリア処理方法
US7460809B2 (en) * 2005-07-06 2008-12-02 Canon Kabushiki Kaisha Air processing apparatus and image forming system
JP2010107637A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置
CN109451283A (zh) * 2018-12-21 2019-03-08 核动力运行研究所 一种蒸汽发生器水室环境图像采集系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100297753B1 (ko) * 1998-03-10 2001-09-06 윤종용 습식 인쇄기의 캐리어 회수용 응축장치
JP2000275971A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Toshiba Corp 画像記録装置および有機溶媒フィルタ
JP2002287509A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Toshiba Corp 液体現像剤を用いた画像形成装置、キャリア処理装置及びキャリア処理方法
JP2002287511A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Toshiba Corp 液体現像剤を用いた画像形成装置、キャリア処理装置及びキャリア処理方法
US7460809B2 (en) * 2005-07-06 2008-12-02 Canon Kabushiki Kaisha Air processing apparatus and image forming system
JP2010107637A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置
CN109451283A (zh) * 2018-12-21 2019-03-08 核动力运行研究所 一种蒸汽发生器水室环境图像采集系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3854224A (en) Device for heating and drying copy mediums
US5708938A (en) Wet process image forming apparatus and carrier vapor collecting device therefor
CN102591182A (zh) 成像装置
US6418288B2 (en) Carrier collection device and method therefor
US6085055A (en) Carrier recovery apparatus of liquid electrophotographic printer
JPH09274393A (ja) 湿式画像形成装置
US20060117771A1 (en) Image forming apparatus and air intake and exhaust system
JP2000075758A (ja) 湿式電子写真方式プリンタのキャリア回収装置
JP2892644B1 (ja) 湿式電子写真方式プリンタのキャリア回収装置
JP2002091173A (ja) 湿式電子写真方式プリンタ用乾燥装置及びこれを利用した液体キャリア乾燥方法
US6141518A (en) Carrier recovery apparatus of liquid electrophotographic printer
JP2008015050A (ja) 画像形成装置
JP2892643B1 (ja) 湿式電子写真プリンタのキャリア回収装置
JP3468482B2 (ja) 湿式画像形成装置におけるキャリア液蒸気回収装置、及び、該装置を用いた湿式画像形成装置
EP0786704B1 (en) Electrophotographic printer
JP3452101B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP3298605B2 (ja) 湿式画像形成装置
JPH08166721A (ja) 湿式画像形成装置におけるキャリア液蒸気回収装置
KR100297760B1 (ko) 습식 전자사진방식 프린터의 캐리어 회수장치
JPH09329968A (ja) 湿式電子写真装置の溶剤回収装置
JP4554371B2 (ja) キャリヤ液体を抽出するシステム
JPH1049010A (ja) 画像形成装置
KR100297761B1 (ko) 습식 전자사진방식 프린터의 캐리어 회수장치
JP2781862B2 (ja) 湿式画像形成装置におけるキャリア液蒸気回収装置
JPH09171305A (ja) 湿式画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701