JP3481049B2 - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JP3481049B2
JP3481049B2 JP15480996A JP15480996A JP3481049B2 JP 3481049 B2 JP3481049 B2 JP 3481049B2 JP 15480996 A JP15480996 A JP 15480996A JP 15480996 A JP15480996 A JP 15480996A JP 3481049 B2 JP3481049 B2 JP 3481049B2
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reinforcing
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直人 田中
泰宏 余田
直樹 島田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニット建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、複数の建物ユニットからな
るユニット建物の全体的な強度を向上せしめるために、
隣接する建物ユニットの互いに同一面内に位置する一方
側の天井梁の側面から他方側の天井梁の側面に渡る補強
梁を添設し、補強梁を天井梁にボルト接合してなるもの
を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では下記(a)、(b)の問題点がある。(a) 補強梁が矩形平板状の梁材からなるものであるた
め、屋根直下の天井梁に添設される補強梁については、
その梁せいが勾配のついた屋根材もしくは屋根下地材の
裏面の最も低い位置によって決定されるため、それ以上
に大なる梁せいを確保できない。このことは、補強梁の
断面性能の向上に限界があり、補強梁が負担できる荷重
に限界を生じ、ユニット建物の全体的な強度向上に限界
があることを意味する。
【0004】(b)補強梁は梁厚の一様な平板状であ
る。一方、補強梁が添設される天井梁は、ジョイントピ
ースを介して柱に取付けられる等の構造を付与されてお
り、柱とジョイントピースと天井梁の間で段差を伴う。
このため、補強が例えば相対する建物ユニットの天井梁
の間隙に配置されるとき、補強梁の最大梁厚はそれが納
まる建物ユニット間の最小間隙である柱間隔で決定され
てしまう。従って、補強梁の断面性能の向上に限界があ
り、補強梁が負担できる荷重に限界を生じ、ユニット建
物の全体的な強度向上に限界があることを意味する。
【0005】本発明の課題は、建物ユニットの天井梁に
補強梁を添設するに際し、補強梁の断面性能を向上する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、柱と床梁と天井梁を箱形に接合した建物ユニットを
隣接設置して構築されるユニット建物において、隣接す
る建物ユニットの互いに同一面内に位置する一方側の天
井梁の側面から他方側の天井梁の側面に渡る補強梁を添
設してなり、屋根下の建物ユニットの天井梁に添設され
た補強梁はその上端が建物ユニットの天井梁と屋根材と
の間のスペースにあり、該補強梁の上面が屋根勾配に沿
う勾配を付されてなるものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、柱と床梁と天
井梁を箱形に接合した建物ユニットを隣接設置して構築
されるユニット建物において、複数の建物ユニットそれ
ぞれに定めた少なくとも1個の柱省略コーナー部を柱省
略接合部にて互いに突き合せて隣接配置し、上記隣接す
る建物ユニットの柱省略接合部を含む同一面内に位置す
る一方側の天井梁の側面から他方側の天井梁の側面に渡
る補強梁を添設してなり、屋根下の建物ユニットの天井
梁に添設された補強梁はその上端が建物ユニットの天井
梁と屋根材との間のスペースにあり、該補強梁の上面が
屋根勾配に沿う勾配を付されてなるものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、柱と床梁と天
井梁を箱形に接合した建物ユニットを隣接設置して構築
されるユニット建物において、隣接する建物ユニットの
互いに同一面内に位置する一方側の天井梁の側面から両
建物ユニットの柱突き合せ部を通って他方側の天井梁の
側面に渡る補強梁を添設してなり、補強梁の梁厚が柱突
き合せ部で小、他の部分で大としてなるものである。
【0009】請求項4に記載の本発明は、柱と床梁と天
井梁を箱形に接合した建物ユニットを隣接設置して構築
されるユニット建物において、複数の建物ユニットそれ
ぞれに定めた少なくとも1個の柱省略コーナー部を柱省
略接合部にて互いに突き合せて隣接配置し、上記隣接す
る建物ユニットの柱省略接合部を含む同一面内に位置す
る一方側の天井梁の側面から両ユニットの柱省略接合
を通って他方側の天井梁の側面に渡る補強梁を添設して
なり、補強梁の梁厚が柱省略接合部で小、他の部分で大
としてなるものである。
【0010】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記補強梁が
天井梁に添設される梁本体部と、梁本体部の上端及び/
又は下端に設けられて側方に張出る張出し部とを有して
なるようにしたものである。
【0011】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の本発明において更に、前記補強梁の張出し部にリブ
を備えてなるようにしたものである。
【0012】請求項7に記載の本発明は、請求項5又は
6に記載の本発明において更に、前記補強梁が下階建物
ユニットの天井梁に添設され、該補強梁の張出し部が下
階建物ユニットの天井梁の上方及び/又は下方にて側方
に張出されてなるようにしたものである。
【0013】請求項8に記載の本発明は、請求項5又は
6に記載の本発明において更に、前記補強梁が屋根下の
建物ユニットの天井梁に添設され、該補強梁の張出し部
が建物ユニットの天井梁と屋根材との間隙に設けられて
なるようにしたものである。
【0014】請求項1、2に記載の本発明によれば下記
(a)の作用がある。(a)屋根下の建物ユニットの天井梁に添設された補強
梁はその上端が建物ユニットの天井梁と屋根材との間の
スペースにあり、該 補強梁の上面に屋根勾配に沿う勾配
を付したので、補強梁の梁せいを大きくし、断面性能を
向上できる。これにより、補強梁は、鉛直方向の荷重に
対する剛性を増して鉛直方向の変形を抑制するととも
に、水平方向の荷重に対する剛性も増して水平方向の変
形(横座屈)を抑制することができ、ユニット建物の全
体的な強度を向上できる。
【0015】請求項3、4に記載の本発明によれば下記
(b)の作用がある。(b) 補強梁の梁厚が柱突き合せ部又は柱省略接合部
小、他の部分で大とされる。即ち、補強梁の梁厚は、そ
れが納まる最も不利な部分(柱突き合せ部又は柱省略接
合部)の寸法で一律に決定されるのでなく、梁厚を厚く
できる他の部分では厚くすることができ、補強梁の断面
性能を向上できる。これにより、補強梁は、鉛直方向の
荷重に対する剛性を増して鉛直方向の変形を抑制すると
ともに、水平方向の荷重に対する剛性も増して水平方向
の変形(横座屈)を抑制することができ、ユニット建物
の全体的な強度を向上できる。
【0016】請求項5に記載の本発明によれば下記
(c)の作用がある。(c) 補強梁が梁本体部の上端及び/又は下端に設けら
れて側方に張出る張出し部を備えたから、限られた梁せ
いの範囲で補強梁の断面性能を向上できる。これによ
り、補強梁は、鉛直方向の荷重に対する剛性を増して鉛
直方向の変形を抑制するとともに、水平方向の荷重に対
する剛性も増して水平方向の変形(横座屈)を抑制する
ことができ、ユニット建物の全体的な強度を向上でき
る。
【0017】請求項6に記載の本発明によれば下記
(d)の作用がある。(d) 補強梁の張出し部にリブを備えたから、補強梁の
断面性能をより向上できる。これにより、補強梁は、更
に、鉛直方向の荷重に対する剛性を増して鉛直方向の変
形を抑制するとともに、水平方向の荷重に対する剛性も
増して水平方向の変形(横座屈)を抑制することがで
き、ユニット建物の全体的な強度を向上できる。
【0018】請求項7に記載の本発明によれば下記
(e)の作用がある。(e) 補強梁が下階建物ユニットの天井梁に添設され、
該補強梁の張出し部が下階建物ユニットの天井梁の上方
及び/又は下方にて側方に張出されてなるようにしたこ
とから、下階建物ユニットの天井梁回りの限られたスペ
ースの範囲で補強梁の断面性能を向上できる。
【0019】請求項8に記載の本発明によれば下記
(f)の作用がある。(f) 補強梁が屋根下の建物ユニットの天井梁に添設さ
れ、該補強梁の張出し部が建物ユニットの天井梁と屋根
材との間隙に設けられてなるようにしたから、屋根下の
建物ユニットと屋根材の間の限られたスペースの範囲で
補強梁の断面性能を向上できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態のユニット建
物を示す模式図、図2は図1のII-II 線に沿う矢視図、
図3は下階補強梁を示す模式図、図4は上階補強梁を示
す模式図、図5は下階補強梁と上階補強梁のユニット間
納まりを示す模式図、図6は上階補強梁の屋根下納まり
を示す模式図、図7は補強梁の変形例を示す模式図、図
8は補強梁の従来構造を示す模式図、図9は第2実施形
態のユニット建物と建物ユニットを示す模式図、図10
は下階建物ユニットへの補強梁接続過程を示す模式図、
図11は下階補強梁を示す模式図、図12は下階補強構
造を示す模式図、図13は下階補強梁の端部接続構造を
示す模式図、図14は下階補強梁の中央部接続構造を示
す模式図、図15は上階建物ユニットの搭載構造を示す
模式図、図16は上階建物ユニットへの補強梁接続過程
を示す模式図、図17は上階補強梁を示す模式図、図1
8は補強梁の屋根下納まりを示す模式図、図19はユニ
ット建物の据付工程を示す模式図、図20は第3実施形
態の補強梁の屋根下納まりを示す模式図である。
【0021】(第1実施形態)(図1〜図8) 図1、図2のユニット建物10は、 4個の標準建物ユニ
ット11で下階部分10Aを構成し、 4個の標準建物ユ
ニット11で上階部分10Bを構成したものである。
【0022】ユニット建物10は、下階部分10Aと上
階部分10Bのそれぞれにおいて、4個の建物ユニット
11を互いに突き合せ配置し、下階補強梁30と上階補
強梁40を左右の一方側にて相対する 2個の建物ユニッ
ト11の天井梁23、23の間から、左右の他方側にて
相対する他の 2個の建物ユニット11の天井梁23、2
3の間に渡って設けたものである。そして、補強梁3
0、40の両端部は高力ボルトを用いた天井梁23、ジ
ョイントピース23Aとの摩擦接合により柱21に接続
され、補強梁30、40の中央部は高力ボルトを用いた
天井梁23、ジョイントピース23Aとの摩擦接合によ
り柱21に接続される(図5)。
【0023】ユニット建物10は、上階部分10Bの上
に勾配屋根301を設けている。屋根301は、建物ユ
ニット11の天井梁23に設けられるタイトフレーム3
02の取付金物303に、折版屋根材304を取付けて
形成される(図6)。
【0024】然るに、下階補強梁30は、(a) 矩形平板
状をなすとともに(図3(A))、(b) 隣接する建物ユ
ニット11、11の柱突き合せ部で柱21、21に挟ま
れる部分を梁厚小の薄肉部30Aとし、他の部分(ジョ
イントピース23A、23Aに挟まれる部分と天井梁2
3、23に挟まれる部分)を梁厚大の厚肉部30Bとし
ている(図3(B)、図5(A))。
【0025】また、上階補強梁40は、(a) 屋根301
の直下に位置する上面に屋根勾配に沿う勾配を付される
とともに(図4(A))、(b) 隣接する建物ユニット1
1、11の柱突き合せ部で柱21、21に挟まれる部分
を梁厚小の薄肉部40Aとし、他の部分(ジョイントピ
ース23A、23Aに挟まれる部分と天井梁23、23
に挟まれる部分)を梁厚大の厚肉部40Bとしている
(図4(B)、図5(A))。
【0026】尚、補強梁30、40は、柱21、21に
挟まれる部分の梁厚を小、ジョイントピース23A、2
3Aに挟まれる部分の梁厚を中、天井梁23、23に挟
まれる部分の梁厚を大とするように、梁厚を3段階状に
変化させても良い。
【0027】従って、本実施形態によれば、下記
(a)、(b)の作用がある。(a) 上階補強梁40の上面に屋根勾配に沿う勾配を付
したので、補強梁40の梁せいHを大きくし、断面性能
を向上できる(図4(A)、図6)。これにより、補強
梁40は、鉛直方向に荷重に対する剛性を増して鉛直方
向の変形を抑制するとともに、水平方向の荷重に対する
剛性も増して水平方向の変形(横座屈)を抑制すること
ができ、ユニット建物10の全体的な強度を向上でき
る。図8(A)は従来の矩形平板状の上階補強梁1を示
すものであり、この補強梁1の梁せいHは屋根301の
裏面の最も低い位置によって決定されていて大きなHを
確保できない。
【0028】(b)下階補強梁30、上階補強梁40の
梁厚が柱21、21に挟まれる部分で小、他の部分で大
とされる(図3(B)、図4(B)、図5(A))。即
ち、補強梁30、40の梁厚は、それが納まる最も不利
な部分(柱突き合せ部)の寸法で一律に決定されるので
なく、梁厚を厚くできる他の部分では厚くすることがで
き、補強梁30、40の断面性能を向上できる。これに
より、補強梁30、40は、鉛直方向の荷重に対する剛
性を増して鉛直方向の変形を抑制するとともに、水平方
向の荷重に対する剛性も増して水平方向の変形(横座
屈)を抑制することができ、ユニット建物10の全体的
な強度を向上できる。図8(B)は従来の一様梁厚の補
強梁1を示すものであり、補強梁1の横座屈状態は図5
(C)の如くに大となる。これに対し、補強梁30、4
0の横座屈状態は、梁厚を大とした部分K1 、高力の最
も厳しい部分K2 での横座屈を図5(B)の如くに抑制
するものとなる。尚、補強梁30、40の梁厚の大小
は、梁材の切削加工によって形成できる。
【0029】また、上階補強梁40は、図6に示す如
く、屋根勾配に沿う勾配を上面に備えるだけで、梁厚に
ついては一様とするものであっても良い。
【0030】また、ユニット建物10の下階部分10A
もしくは上階部分10Bにおいて、図7に示す如く、隣
接する建物ユニット11、11の建物外郭の同一面内に
位置する一方側の天井梁23から他方側の天井梁23に
渡る補強梁30、40についても、それらの梁厚を柱突
き合せ部で小、他の部分で大とすることにより、補強梁
30、40の断面性能を向上することができる。
【0031】(第2実施形態)(図9〜図19) 本発明を適用したユニット建物10について詳細に説明
する。 (ユニット建物と建物ユニット)(図9) ユニット建物10は、図9(A)に示す如く、工場生産
した複数の標準建物ユニット11、柱省略建物ユニット
12を建築現場に輸送し、予め設置してある基礎13の
上にて水平、鉛直方向に隣接設置して下階部分10A、
上階部分10Bが構築される。
【0032】標準建物ユニット11は、図9(B)に示
す如く、 4本の角鋼管製柱21と、4本の型鋼製床梁2
2と、 4本の型鋼製天井梁23とを箱形に接合した骨組
構造体である。建物ユニット11は、 4個のコーナー部
で、相交差する床梁22をジョイントピース22Aによ
り柱21の下端部に接続し、相交差する天井梁23をジ
ョイントピース23Aにより柱21の上端部に接合して
構成される。
【0033】柱省略建物ユニット12は、図9(C)に
示す如く、標準建物ユニット11の4本の柱21のうち
の 1本の柱21を省略したものである。柱省略建物ユニ
ット12は、柱省略コーナー部以外の 3個のコーナー部
では、相交差する床梁22をジョイントピース22Aに
より柱21の下端部に接合し、相交差する天井梁23を
ジョイントピース23Aにより柱21の上端部に接合す
るとともに、柱省略コーナー部では、相交差する床梁2
2をジョイントピース22Bにより短柱24に接合し、
相交差する天井梁23をジョイントピース23Bにより
短柱25に接合して構成される。そして、柱省略建物ユ
ニット12では、柱省略コーナー部に仮柱26を着脱自
在としている。仮柱26は、ボルト、ピン等の着脱手段
により、上述の短柱24と短柱25とに着脱自在に結合
される。
【0034】ユニット建物10は、上階部分10Bの上
に勾配屋根301を設けている。勾配屋根301は、上
階部分10Bを構成する標準建物ユニット11の天井梁
23に設けられるタイトフレーム302の取付金物30
3に、折版屋根材304を取付けて形成される(図1
8)。
【0035】(ユニット建物10の下階部分10A)
(図10〜図14) 然るに、ユニット建物10は、下階部分10Aの一部に
て、図10に示す如く、 4個の柱省略建物ユニット12
それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部14にて互
いに突き合せ載置し、それら 4個の柱省略建物ユニット
12によって柱21に遮られることのない広く連続した
居室空間を形成するものとしている。以下、 4個の柱省
略建物ユニット12の接合構造について説明する。
【0036】ユニット建物10の下階部分10Aにおい
て、 4個の柱省略建物ユニット12の柱省略接合部14
は、下階補強梁30にて補強される。下階補強梁30
は、図11に示す如く、長尺板材からなり、図10、図
11に示す如く、柱省略接合部14の左右の一方側にて
相隣る 2個の建物ユニット12の天井梁23、23の間
から、左右の他方側にて相隣る他の 2個の建物ユニット
12の天井梁23、23の間に渡って設けられる。図1
2において、15は下階天井板、16は上階床板であ
る。
【0037】ここで、下階補強梁30は、(a) 矩形平板
状をなすとともに(図11(A)、(B))、(b) 隣接
する建物ユニット11、11の柱省略接合部で短柱2
5、25に挟まれる部分を梁厚小の薄肉部30Aとし、
他の部分(ジョイントピース23A、23Aに挟まれる
部分と天井梁23、23に挟まれる部分)を梁厚大の厚
肉部30Bとしている(図11(C)、図12
(B))。
【0038】然るに、図13に示す如く、下階補強梁3
0の両端部で、該補強梁30を挟んで相対することとな
る柱省略建物ユニット12、12の相対する天井梁2
3、23のフランジ下面には連結板101が添設され、
ボルト102、103により固定される。この連結板1
01は下階補強梁30の設置前に取り付けられ、補強梁
30の設置時に該補強梁30を載置できる受板として機
能し、補強梁30を天井梁23、23に対する取付位置
に容易に設定可能とする。
【0039】下階補強梁30の両端部は、図13に示す
如く、柱省略接合部14の左右の一方側にて相隣る 2個
の建物ユニット12の各柱21と、柱省略接合部14の
他方側にて相隣る 2個の建物ユニット12の各柱21の
それぞれに接続される。このとき、補強梁30の両端部
は、高力ボルト104、105を用いた天井梁23、ジ
ョイントピース23Aとの高力ボルト接合(摩擦接合)
を介して柱21に接続される。一方の高力ボルト104
は補強座金106を伴っている。
【0040】尚、本発明の実施において、補強梁の上述
の接合は、高力ボルトに限らず、単なる一般のボルトに
よることもできる。
【0041】補強梁30の中央部には、図14に示す如
く、 4個の建物ユニット12の各柱省略コーナー部が接
続される。このとき、補強梁30の中央部は、高力ボル
ト104、105を用いた天井梁23、ジョイントピー
ス23Bとの接合を介して短柱25に接続される。一方
の高力ボルト104は補強座金106を伴っている。
【0042】補強梁30が上述の如くにて柱21、短柱
25に接続されるとき、各建物ユニット12の柱省略コ
ーナー部には短柱25に着脱自在の仮柱26が未だ接合
されている。そして、補強梁30が柱21、短柱25に
接続完了した後、仮柱26は短柱25から取外される。
【0043】尚、補強梁30は、補強梁30を挟んで相
隣る 2個の建物ユニット12、12の相接する天井梁2
3、23と、ジョイントピース23A、23Bのない部
分でも、ボルト等を用いて接合されて良い。
【0044】また、下階補強梁30を挟まないで相対す
る柱省略建物ユニット12、12は、図14に示す如
く、相対する天井梁23、23のフランジ下面に添設さ
れる連結板101をボルト102、103により固定さ
れて接合される。尚、図13、図14において、201
は水平ブレースである。
【0045】(ユニット建物10の下階部分10Aへの
上階部分10Bの搭載)(図15) ユニット建物10は、下階部分10Aの上に上階部分1
0Bを搭載するに際し、下階部分10Aの一部を構成し
ている 4個の下階柱省略建物ユニット12の上に 4個の
上階標準建物ユニット11を搭載することができる(図
15(A))。このとき、 4個の上階建物ユニット11
は、 4個の下階建物ユニット12の柱省略コーナー部以
外の 3個のコーナー部においては上階建物ユニット11
の 3個の柱21の下端面を下階建物ユニット12の 3個
の柱21の上端面に載置して結合し、下階建物ユニット
12の柱省略コーナー部においては上階建物ユニット1
1の 1個の柱21の下端面を下階建物ユニット12の短
柱25の上端面に載置して結合する(図15(B))。
【0046】このとき、図15(C)に示す如く、 4個
の下階建物ユニット12を補強している下階補強梁30
の成の高さを上階建物ユニット11の相隣る床梁22、
22の間にまで延在し、下階補強梁30がこの延在部分
で上階建物ユニット11の床梁22、ジョイントピース
22Aにも高力ボルト104、105により接続される
ものとすることができる。
【0047】尚、 4個の下階建物ユニット12を補強し
ている下階補強梁30の成の高さを単に上階建物ユニッ
ト11の相隣る床梁22、22の間にまで延在するだけ
としても良い。このとき、下階補強梁30の上述の延在
部分は上階建物ユニット11の床梁22、ジョイントピ
ース22Aに単に挟まれ、高力ボルト104、105は
用いられない。
【0048】(下階部分10Aの上の上階部分10Bの
補強)(図16、図17) 4個の下階柱省略建物ユニット12の上に 4個の上階標
準建物ユニット11を上述の如くに搭載したとき、図1
6に示す如く、下階建物ユニット12の補強梁30を設
けた天井梁23、23間と同一面上に位置する、上階建
物ユニット11の天井梁23、23間にも上階補強梁4
0を設けることができる。
【0049】上階補強梁40は、図18に示す如く、上
階建物ユニット11の天井梁23に添設される梁本体部
41と、梁本体部41の上端に設けられて両側方に張出
る張出し部42とを有する断面T字状の如くの長尺T形
材からなり、左右の一方側にて相隣る 2個の建物ユニッ
ト11の天井梁23、23の間から、左右の他方側にて
相隣る 2個の建物ユニット11の天井梁23、23の間
に渡って設けられる。そして、上階補強梁40は、屋根
301の直下にて天井梁23に添設され、張出し部42
を天井梁23と屋根材304との間隙に設けている。
【0050】ここで、上階補強梁40は、屋根301の
直下に位置する上面に屋根勾配に沿う勾配を付されると
ともに(図17(A))、(b) 隣接する建物ユニット1
1、11の柱突き合せ部で柱21、21に挟まれる部分
を梁厚小の薄肉部40Aとし、他の部分(ジョイントピ
ース23A、23Aに挟まれる部分と天井梁23、23
に挟まれる部分)を梁厚大の厚肉部40Bとしている
(図17(C)、図18)。
【0051】上階補強梁40の両端部、中央部のそれぞ
れは、図13に示した下階補強梁30の両端部と同様
に、相隣る 2個の建物ユニット11の各柱21に、高力
ボルト104、105を用いた天井梁23、ジョイント
ピース23Aとの接合を介して接続される。
【0052】尚、上階補強梁40は、補強梁40を挟ん
で相隣る 2個の建物ユニット11、11の相接する天井
梁23、23と、ジョイントピース23Aのない部分で
も、ボルト等を用いて接合されて良い。
【0053】これによれば、相隣る建物ユニット11が
上階補強梁40によって一体化され、 4個の建物ユニッ
ト11の中央部の柱21を介して上階床を吊る如くにな
り、4個の下階建物ユニット12の柱省略中央部への上
階荷重を低減するものとなる。
【0054】ユニット建物10は、下記(1) 〜(8) によ
り据付けられる(図19)。 (1) 標準建物ユニット11、柱省略建物ユニット12に
より下階部分10Aを構築する。前述連結構造Aの連結
板101を設置する。
【0055】(2) 相隣る柱省略建物ユニット12、12
の天井梁23、23間に補強梁30を設置する。補強梁
30は連結板101の上に載せる。
【0056】(3) 前述連結構造A、Bにより相対する天
井梁23、23と下階補強梁30とを、高力ボルト10
4、105により摩擦接合する。
【0057】(4) 標準建物ユニット11により上階部分
10Bを構築する。前述連結構造Aの連結板101を設
置する。
【0058】(5) 相隣る標準建物ユニット11、11の
天井梁23、23間に上階補強梁40を設置する。上階
補強梁40は連結板101の上に載せる。
【0059】(6) 前述連結構造A、Bにより相対する天
井梁23、23と上階補強梁40とを、高力ボルト10
4、105により摩擦接合する。
【0060】(7) 上階の仮柱26を撤去する。 (8) 下階の仮柱26を撤去する。
【0061】従って、本実施形態によれば、下記(a)
(c)の作用がある。(a) 上階補強梁40の上面に屋根勾配に沿う勾配を付
したので、上階補強梁40の梁せいを大きくし、断面性
能を向上できる。これにより、上階補強梁40は、鉛直
方向の荷重に対する剛性を増して鉛直方向の変形を抑制
するとともに、水平方向の荷重に対する剛性も増して水
平方向の変形(横座屈)を抑制することができ、ユニッ
ト建物10の全体的な強度を向上できる。
【0062】(b)補強梁30、40の梁厚が柱突き合
せ部で小、他の部分で大とされる。即ち、補強梁30、
40の梁厚は、それが納まる最も不利な部分(柱突き合
せ部)の寸法で一律に決定されるのでなく、梁厚を厚く
できる他の部分では厚くすることができ、補強梁30、
40の断面性能を向上できる。これにより、補強梁3
0、40は、鉛直方向の荷重に対する剛性を増して鉛直
方向の変形を抑制するとともに、水平方向の荷重に対す
る剛性も増して水平方向の変形(横座屈)を抑制するこ
とができ、ユニット建物10の全体的な強度を向上でき
る。
【0063】(c)補強梁40が梁本体部41の上端に
設けられて側方に張出る張出し部42を備えたから、限
られた梁せいの範囲で補強梁40の断面性能を向上でき
る。これにより、補強梁40は、鉛直方向の荷重に対す
る剛性を増して鉛直方向の変形を抑制するとともに、水
平方向の荷重に対する剛性も増して水平方向の変形(横
座屈)を抑制することができ、ユニット建物10の全体
的な強度を向上できる。
【0064】(d)補強梁40が屋根下の建物ユニット
11の天井梁23に添設され、該補強梁40の張出し部
42が建物ユニット11の天井梁23と屋根材304と
の間隙に設けられてなるようにしたから、屋根下の建物
ユニット11と屋根材304の間の限られたスペースの
範囲で補強梁40の断面性能を向上できる。
【0065】(第3実施形態)(図20) 第3実施形態のユニット建物10が第2実施形態のユニ
ット建物10と異なる点は、第2実施形態の上階補強梁
40に代えて上階補強梁50を用いたことにある。上階
補強梁50は、上階建物ユニット11の天井梁23に添
設される梁本体部51と、梁本体部51の上端に設けら
れて両側方に張り出る張出し部52とを有し、更に、張
出し部52の両側縁部に立上げリブ53を備えている。
補強梁50は、屋根301の直下にて天井梁23に添設
され、張出し部52、リブ53を天井梁23と屋根材3
04との間隙に設けている。
【0066】従って、本実施形態によれば、下記(a)
〜(c)の作用がある。(a) 補強梁50が梁本体部51の上端に設けられて側
方に張出る張出し部52を備えたから、限られた梁せい
の範囲で補強梁50の断面性能を向上できる。これによ
り、補強梁50は、鉛直方向の荷重に対する剛性を増し
て鉛直方向の変形を抑制するとともに、水平方向の荷重
に対する剛性も増して水平方向の変形(横座屈)を抑制
することができ、ユニット建物10の全体的な強度を向
上できる。
【0067】(b)補強梁50の張出し部52にリブ5
3を備えたから、補強梁50の断面性能をより向上でき
る。これにより、補強梁50は、更に、鉛直方向の荷重
に対する剛性を増して鉛直方向の変形を抑制するととも
に、水平方向の荷重に対する剛性も増して水平方向の変
形(横座屈)を抑制することができ、ユニット建物10
の全体的な強度を向上できる。
【0068】(c)補強梁50が屋根下の建物ユニット
11の天井梁23に添設され、該補強梁50の張出し部
52が建物ユニット11の天井梁23と屋根材304と
の間隙に設けられてなるようにしたから、屋根下の建物
ユニット11と屋根材304の間の限られたスペースの
範囲で補強梁50の断面性能を向上できる。
【0069】尚、本発明にあっては、補強梁の張出し部
を梁本体部の下端もしくは上端と下端の両方に設けてな
るものであっても良い。
【0070】また、本発明にあっては、補強梁の張出し
部を下階建物ユニットの天井梁の上方及び/又は下方に
て側方に張出し配置するものであっても良い。
【0071】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明が適用されるユニット建物は、複数の標準建物ユニ
ットのみからなるもの(柱省略建物ユニットを有さな
い)であっても良い。このとき、補強梁は左右の一方側
に配置される標準建物ユニットの天井梁から左右の他方
側に配置される標準建物ユニットの天井梁に渡って設け
られる。これにおいても、ユニット建物全体の強度を向
上できる。
【0072】また、補強梁は、相対する建物ユニットの
天井梁の間隙に配置されるものに限らず、建物の外縁に
位置する建物ユニットの外壁が設けられる天井梁の側面
に添設されるものであっても良い。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物ユニ
ットの天井梁に補強梁を添設するに際し、補強梁の断面
性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態のユニット建物を示す模式
図である。
【図2】図2は図1のII-II 線に沿う矢視図である。
【図3】図3は下階補強梁を示す模式図である。
【図4】図4は上階補強梁を示す模式図である。
【図5】図5は下階補強梁と上階補強梁のユニット間納
まりを示す模式図である。
【図6】図6は上階補強梁の屋根下納まりを示す模式図
である。
【図7】図7は補強梁の変形例を示す模式図である。
【図8】図8は補強梁の従来構造を示す模式図である。
【図9】図9は第2実施形態のユニット建物と建物ユニ
ットを示す模式図である。
【図10】図10は下階建物ユニットへの補強梁接続過
程を示す模式図である。
【図11】図11は下階補強梁を示す模式図である。
【図12】図12は下階補強構造を示す模式図である。
【図13】図13は下階補強梁の端部接続構造を示す模
式図である。
【図14】図14は下階補強梁の中央部接続構造を示す
模式図である。
【図15】図15は上階建物ユニットの搭載構造を示す
模式図である。
【図16】図16は上階建物ユニットへの補強梁接続過
程を示す模式図である。
【図17】図17は上階補強梁を示す模式図である。
【図18】図18は補強梁の屋根下納まりを示す模式図
である。
【図19】図19はユニット建物の据付工程を示す模式
図である。
【図20】図20は第3実施形態の補強梁の屋根下納ま
りを示す模式図である。
【符号の説明】 10 ユニット建物 11 標準建物ユニット 12 柱省略建物ユニット 21 柱 22 床梁 23 天井梁 30、40、50 補強梁 30A、40A 薄肉部 30B、40B 厚肉部 41、51 梁本体部 42、52 張出し部 53 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−136341(JP,A) 特開 昭52−108616(JP,A) 特開 昭53−70519(JP,A) 特開 平6−17507(JP,A) 特開 平7−279255(JP,A) 特開 平6−272316(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱と床梁と天井梁を箱形に接合した建物
    ユニットを隣接設置して構築されるユニット建物におい
    て、 隣接する建物ユニットの互いに同一面内に位置する一方
    側の天井梁の側面から他方側の天井梁の側面に渡る補強
    梁を添設してなり、屋根下の建物ユニットの天井梁に添設された補強梁はそ
    の上端が建物ユニットの天井梁と屋根材との間のスペー
    スにあり、該 補強梁の上面が屋根勾配に沿う勾配を付さ
    れてなることを特徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】 柱と床梁と天井梁を箱形に接合した建物
    ユニットを隣接設置して構築されるユニット建物におい
    て、 複数の建物ユニットそれぞれに定めた少なくとも1個の
    柱省略コーナー部を柱省略接合部にて互いに突き合せて
    隣接配置し、 上記隣接する建物ユニットの柱省略接合部を含む同一面
    内に位置する一方側の天井梁の側面から他方側の天井梁
    の側面に渡る補強梁を添設してなり、屋根下の建物ユニットの天井梁に添設された補強梁はそ
    の上端が建物ユニットの天井梁と屋根材との間のスペー
    スにあり、該 補強梁の上面が屋根勾配に沿う勾配を付さ
    れてなることを特徴とするユニット建物。
  3. 【請求項3】 柱と床梁と天井梁を箱形に接合した建物
    ユニットを隣接設置して構築されるユニット建物におい
    て、 隣接する建物ユニットの互いに同一面内に位置する一方
    側の天井梁の側面から両建物ユニットの柱突き合せ部を
    通って他方側の天井梁の側面に渡る補強梁を添設してな
    り、 補強梁の梁厚が柱突き合せ部で小、他の部分で大として
    なることを特徴とするユニット建物。
  4. 【請求項4】 柱と床梁と天井梁を箱形に接合した建物
    ユニットを隣接設置して構築されるユニット建物におい
    て、 複数の建物ユニットそれぞれに定めた少なくとも1個の
    柱省略コーナー部を柱省略接合部にて互いに突き合せて
    隣接配置し、 上記隣接する建物ユニットの柱省略接合部を含む同一面
    内に位置する一方側の天井梁の側面から両建物ユニット
    の柱省略接合部を通って他方側の天井梁の側面に渡る補
    強梁を添設してなり、 補強梁の梁厚が柱省略接合部で小、他の部分で大として
    なることを特徴とするユニット建物。
  5. 【請求項5】 前記補強梁が天井梁に添設される梁本体
    部と、梁本体部の上端及び/又は下端に設けられて側方
    に張出る張出し部とを有してなる請求項1〜4のいずれ
    かに記載のユニット建物。
  6. 【請求項6】 前記補強梁の張出し部にリブを備えてな
    る請求項5記載のユニット建物。
  7. 【請求項7】 前記補強梁が下階建物ユニットの天井梁
    に添設され、該補強梁の張出し部が下階建物ユニットの
    天井梁の上方及び/又は下方にて側方に張出されてなる
    請求項5又は6記載のユニット建物。
  8. 【請求項8】 前記補強梁が屋根下の建物ユニットの天
    井梁に添設され、該補強梁の張出し部が建物ユニットの
    天井梁と屋根材との間隙に設けられてなる請求項5又は
    6記載のユニット建物。
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