JP3480934B2 - スライドエレメント装置 - Google Patents

スライドエレメント装置

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JP3480934B2 JP50968294A JP50968294A JP3480934B2 JP 3480934 B2 JP3480934 B2 JP 3480934B2 JP 50968294 A JP50968294 A JP 50968294A JP 50968294 A JP50968294 A JP 50968294A JP 3480934 B2 JP3480934 B2 JP 3480934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲第1項の前段に定義されるよう
な装置に関する。
従来技術において、相互に平行な上部面と下部面とを
備えたほぼ鉛直方向のスライドエレメントを有するスラ
イドエレメント装置が知られている。この装置はさら
に、上部面近傍に配置される伸延した箱型上方ガイド
部、下部面近傍に配置される伸延した箱型下方ガイド
部、およびスライドエレメントの上部面と下部面とを連
結するガイドホイールセットを有し、前記ガイドホイー
ルセットは少なくとも一つの水平方向のホイールセット
を有している。このような水平方向のホイールセット
は、上部面に固定される鉛直方向のホイール軸と、回転
平面が水平方向となるようにホイール軸上に回転可能に
保持された水平向きホイールとを有する。ガイドホイー
ルセットは、ガイド部の案内によりその内部を移動する
ように配置される。本装置は、さらに、相互にかみ合う
ところの、ホイール軸に連結された第1カップリング部
材と上方ガイド部に連結された第2カップリング部材と
を備えたヒンジ装置を有している。ホイール軸は、カッ
プリング部材が係合した後に、スライドエレメントがそ
の回りに回転できるようなヒンジ軸として機能する。こ
の種のスライドエレメント装置は、特に、そのスライド
エレメントがガラス板を有するバルコニー窓ガラス装置
に適用される。従来技術の装置にあっては、フィンラン
ド国特許出願FI−914848号およびFI−914848号に記載さ
れているように、スライドエレメントは、スライドエレ
メントがスライド方向以外の方向に移動できないよう
に、上部のみならず下方ガイド部により同時に支持され
る。
上記タイプの従来技術のどの装置においても、上部お
よび下方ガイド部間の距離とそれらの平行度は、両ガイ
ド部を整えて配置することにより、きわめて正確に調整
されねばならない。スライドエレメント装置がバルコニ
ーガラス装置であるとき、上部および下部ガイド部の両
ガイド部を調整するこの必要性は、作業安全性の問題を
もまた生じさせるかもしれない。バルコニーの上でのバ
ルコニー窓ガラスの据え付け作業は、通常は、地面から
非常に高いところで行われ、上方ガイド部を調整するた
めに、取り付けをする人は踏み台に上らねばならず、手
摺から離れて倒れる虞れを十分含んでいる。この虞れ
は、特に、バルコニーが雪や氷で覆われる冬場の状況に
おいて強くなる。従来技術の装置が負うさらなる問題
は、比較的多くの部品を有しているということである。
本発明の目的は、これらの欠点を解消することにあ
る。
本発明の目的は、具体的には、低廉で、部品やコンポ
ーネントがそれらの構造に関して簡易であり、以前より
少ないコンポーネントを要求される装置を開示すること
にある。
本発明のさらなる目的は、上方ガイド部のあまり正確
な調整を行わなくてよく、装置の必要な調整は下方ガイ
ド部で行うことができる装置を開示することにあり、こ
れにより、取り付けをする人は、より良い作業安全性を
享有するであろう。
本発明のなおさらなる目的は、スライドエレメント
が、当該スライドエレメントが開かれるときに静止した
状態にあるヒンジポイントで自動的にロックされる装置
を開示することにある。
本発明の装置は、請求の範囲第1項に記述されたこと
により特徴付けられる。
本発明により教示されるように、下部面のガイドホイ
ールセットは、下方ガイド部上でスライドエレメントを
運ぶホイールセットであり、スライドエレメントの全荷
重は下方ガイド部で支えられる。さらにまた、下面部に
鉛直向きホイールセットが連結されており、下方ガイド
部の横方向の内寸法よりも小さい直径を持つ鉛直向きホ
イールを有している。鉛直向きホイールの回転平面は鉛
直方向であり、即ち、スライドエレメントの面と一致す
る。鉛直向きホイールの外縁切断面は、都合よく円形状
となっている。鉛直向きホイールの下方ガイド部との接
触ポイントは、ホイール軸の中心軸と同一鉛直軸線上に
存在する。さらにまた、下方ガイド部は、そのエッジ部
が鉛直向きホイールのころがり面として機能する長さ方
向の上方に開口した底部溝を有している。鉛直向きホイ
ールと底部溝とは共に適合されて寸法を合わされている
ため、鉛直向きホイールの回転平面が底部溝に対し平行
となる場合、鉛直向きホイールが部分的に底部溝の内部
に伸延する。ここで、スライドエレメントがヒンジポイ
ントで回転し、ガイド部に対し勾配を有する角度位置と
なると、スライドエレメントに対し固定して配置されて
いる鉛直向きホイールは、底部溝の長さ方向に対して同
一の角度に回転され、底部溝のエッジ部により駆動され
て上方に移動し、これにより、第1カップリング部材
は、第2カップリング部材とロック状態(form−locke
d)となる。
本装置の実施例においては、鉛直向きホイールの表面
は、円形あるいは卵形の形状の一つのような丸い形状の
断面を有する。
本装置の実施例にあっては、底部溝のエッジ部は、丸
い形状の断面を有している。底部溝の断面は、例えば溝
のエッジ部がストレートな斜面であるような、多くの異
なった形状を確実に提供する。前記斜面の角度はまた、
適当なポイントで変化するようにしてもよい。
本装置の実施例にあっては、上方ガイド部は、鉛直方
向のほぼ平滑な内壁を有し、この内壁は水平向きホイー
ルのころがり面として機能する。水平向きホイールの直
径は、上方ガイド部の内壁間の距離より小さく、これに
より水平向きホイールは、上部ガイド部の内部に遊嵌さ
れ、一方の側の内壁に寄り掛かる。内壁は、水平向きホ
イールが上方ガイド部に対して鉛直方向に移動できるよ
うに、鉛直方向に、また平滑になっている。
本装置の実施例にあっては、第1カップリング部材
は、ホイール軸の上端に配設されたピンであり、第2カ
ップリング部材は、前記ピンを内部に受容するように配
設された凹部である。
本装置の実施例にあっては、上方ガイド部および下方
ガイド部は同一形状である。水平向きホイールおよび鉛
直向きホイールは、都合よく同一形状である。結果とし
て、異なる部品の数は小さい。
本装置の実施例にあっては、ガイド部は対称形の断面
を提供する。
本装置の実施例にあっては、鉛直向きホイールセット
は、鉛直向きホイールが回転可能に保持される本体部を
有する。
本装置の実施例にあっては、本体部は、スライドエレ
メントに固定的に連結される。
本装置の実施例にあっては、本体部は、スライドエレ
メントに対して旋回できるように回転自在に保持され、
そして本装置は、本体部およびスライドエレメントをお
互いに対し固定した位置でロックするためのインターロ
ック部材を有する。
本発明の利点は、低廉で、構成する部品やコンポーネ
ントが構造において簡易であり、以前より少数のコンポ
ーネントを要求されることである。
本発明のさらなる利点は、上方ガイド部のあまり正確
な調整を行わなくてよく、装置の必要な調整、即ち、上
方ガイド部および下方ガイド部の平行度および相互の距
離の調整は、下方ガイド部を調整することにより行うこ
とができ、これにより、取り付けをする人の作業安全性
が改善されることである。
本発明のなおさらなる利点は、スライドエレメントが
開位置に回転している関係において、ヒンジポイントの
位置で自動的にロックされるようになることである。
以下において、付随する図面を参照して、本発明を詳
細に説明する。それらの図面において、 図1は、本発明の装置の一実施例を、スライドエレメ
ントの面がガイド部に平行な場合であって、ガイド部の
長さ方向に対して直角方向の断面として示す; 図2は、図1のII−II断面を示す; 図3は、スライドエレメントがガイド部に対して勾配
を有する角度位置に開かれ、そのヒンジポイントで動か
ないようにロックされた場合の図1の実施例を示す; 図4は、図3のIV−IV断面を示す; 図5は、ガイド部のあるポイントにおける、図1の実
施例の上方ガイド部およびスライドエレメントの上部面
に取り付けられた開放側でのガイドホイールセットを示
す。
図6は、開放側のガイドホイールセットが通過するよ
うにアパーチャが設けられた図1の当該開放側のガイド
ホイールセットを示す; 図7は、VII−VII方向から見たときの図6の詳細を示
す; 図8は、図1の上部のVIII−VIII断面を示す; 図9は、図8におけるものに符号するポイントでの下
部の断面であって、右側の鉛直向きホイールが開位置に
回転されており、隣接する鉛直向きホイールが開位置に
回転されるべくその隣りに持ってこられた場合を示す; 図10は、コーナーが設けられたガイド部と、そのコー
ナーを越えて通過するスライドエレメントとを、上方か
ら見て模式的に示す;および 図11は、ガイド部に対して直角方向から見たときの、
ガイド部により案内される2つのスライドエレメントを
示すスライドエレメント装置の一部を模式的に示す。
図1には、スライドエレメント装置が断面図で示され
ており、スライドエレメント1は、縦型バルコニーガラ
スエレメントである。この装置は、お互いに平行である
上部面2と下部面3とを有する角形スライドエレメント
1を有している。図1には、スライドエレメントの一部
のみを示しており、ガイド部に隣接して配置されてい
る。この装置はさらに、上部面におけるガイドレールで
ある箱型上方ガイド部4が延長されて設けられている。
また、箱型下方ガイド部5が、スライドエレメント1に
対し下部面に延長されて設けられている。図1および図
3から理解できるように、上方ガイド部および下方ガイ
ド部は、形状が類似しており、垂直軸に関し対称であ
る。これらは、例えばアルミニウムを使用し、通常の押
出し法による製造される。
また、図11から理解できるように、ガイドホイールセ
ット6,7,8,9が、スライドエレメントの上部面2と下部
面3に連結されて設けられており、ガイド部4および5
の方向に移動されられる際に、ガイド部4および5と協
働し、スライドエレメント1をガイドする。
図1を再び参照すると、上側の水平向きホイールセッ
ト6が、スライドエレメント1の上部面2に連結されて
いることが示されている。この水平向きホイールセット
は、上部面2に取り付けられた垂直な軸10と、この軸10
に回転自在に保持される水平向きホイール11とを有す
る。水平向きホイール11の回転平面(plane of rotat
ion)は、水平面である。ガイドホイールセットは、ガ
イド部によりガイドされながら、箱型外装により十分に
保護されて、駆動される。上方ガイド部4の垂直で平滑
な内壁17,18は水平向きホイール11のころがり面(rolli
ng surface)として機能する。
ガイドホイールセット8,9は、スライドエレメントの
下部面3に設けられているが、図上では、ガイドホイー
ルセット8のみを参照することができ、下方ガイド部5
のスライドエレメント1の支持を提供し、したがって、
スライドエレメント1の全重量は、下方ガイド部5で支
えられることが理解される。
下部面3に対し、鉛直向きホイール15を有する垂直な
ガイドホイールセット8が連結されている。鉛直向きホ
イール15の直径は、下方ガイド部の内壁24,25間の距離
より小さい。
鉛直向きホイール15の回転平面は、垂直面であり、下
方ガイド部5との接触ポイントは、ホイールの軸10の中
心軸(central axis)と同一鉛直線上に存在する。
下方ガイド部5は、延長して設けられ上方に開口部が
形成された底部溝16を有し、この底部溝のエッジ部は、
鉛直向きホイール15のころがり面として機能する。鉛直
向きホイール15と底部溝16とは、共に適合されて寸法を
合わされているため、鉛直向きホイール15のころがり面
が底部溝16に対し平行になるようなポジションにある場
合、鉛直向きホイールの一部が、底部溝16の内部に延長
し、スライドエレメントが蝶番(ヒンジ)ポジションで
回転し、ガイド部5,6に対し勾配を有するようになる
と、スライドエレメント1に対し固定して配置されてい
る鉛直向きホイール15は、底部溝16のエッジ部により駆
動されて回転し、底部溝16の長さ方向と同一の角度を形
作り、上方に移動する。底部溝16のエッジ部は、丸い形
状の断面を有している。
上方ガイド部4の一方のサイドには、ヒンジ装置が提
供されており、次に述べるインターロック部材、つま
り、ホイールの軸10と連結しているピンである第1カッ
プリング部材13と、上方ガイド部4と連結している凹部
である第2カップリング部材14とを有する。凹部14は、
内部にピン13を収容するように配置されている。ホイー
ルの軸10は、ピン13と凹部14とが連結されると、スライ
ドエレメント1が周囲を旋回できるヒンジ運動軸(hing
e axis)として機能する。
図1および図2は、鉛直向きホイール15が卵形の形状
を有していることを示しており、これは、回転および上
昇することを容易にし、図3に示されているポジショ
ン、つまり、スライドエレメント1が、ヒンジポイント
で回転させられ、ガイド部4,5に対し直角になっている
位置に向かう。その後、鉛直向きホイール15は回転し、
底部溝16の長さ方向に対し直角になり、そして、図4の
断面図により示されているように、底部溝16のエッジ部
に駆動されて、上方に移動させられる。また、同様な方
法により、ピン13は、凹部14に受け入れられ、そしてス
ライドエレメントは、所定の位置の確実に保持される。
鉛直向きホイール15は、下方ガイド部5の中に横断させ
て、自由な遊びを設けて配置される。
図1〜図4からさらに理解できるように、鉛直向きホ
イールセット8は、鉛直向きホイール15が回転自在に駆
動される本体部19を有する。本体部19は、図1および図
3の実施態様では、スライドエレメント1に強固に取り
付けられている。しかし、本体部19をスライドエレメン
ト1に対し回転自在に駆動されるように配置することも
可能である。その場合には、本装置は、(図示されてい
ない)インターロック部材を有し、これにより、本体部
19とスライドエレメント1とは、お互いに対し固定され
た位置でロックされ、ヒンジポイントで旋回させられ
る。
図5は、上方ガイド部4の断面図を示しており、ここ
では、第2ガイドホイールセット7は、スライドエレメ
ント1の上部面2に取り付けられ、また水平向きホイー
ルセットでもあり、さらに相違点として、垂直なホイー
ルの軸21はヒンジ側での長さよりも短くなっている。こ
れの重要性は、図6および図7で明らかにされており、
つまりこれにより、開口側の水平向きホイールセット7
がアパーチャ22を通過して上方ガイド部の外に出ること
ができることを示しており、一方、ヒンジ側の水平ホイ
ール11は、アパーチャ22を通過して上方ガイド部の外に
出ることがなく、上方ガイド部内を進むことができ、こ
れは、(一点鎖線で略図的に示されている)水平ホイー
ル11が、アパーチャ22の上部のあるポイントで内壁17に
支えられるからである。
図8には、ヒンジブロック23の実施例の断面が示され
ており、上方ガイド部4の底部溝に取り付けられてお
り、図1および図3でも同様な取り付けを認めることが
できる。ヒンジブロック23は、2個のカップリング部
材、すなわち互いに一定の間隔を有して配置された2個
の凹部14を提供している。このようなヒンジブロックに
対し、2個のスライドエレメント1を並べて固定するこ
とができる。ヒンジブロックを、凹部の個数を増加ある
いは減少させて形成することが可能であることは明らか
である。また、このブロックの任意の個数を、次々に配
置することも可能である。
図9は、下方ガイド部5の断面を示しており、2個の
鉛直向きホイールセット8が搬送させられ、並んで位置
している。これらは、異なるスライドエレメント11、12
に属しており、一点鎖線で略図的に示されている。右側
の鉛直向きホイールセットは、スライドエレメント11
属し、ヒンジポイントで旋回させられてオープンに、つ
まりガイド部に対し直角となる。左側の鉛直向きホイー
ルセットは、スライドエレメント12に属し、現在のとこ
ろガイド部に対し平行であるが、搬送されて右側のスラ
イドエレメント11に隣接しており、同様に回転可能な動
作状態にある。スライドエレメント11、12を相互に適切
なヒンジポイントに配置するために、つまり、一方がス
ライドエレメント12を回転させ始めた場合に、ホイール
の軸上のピン13を、凹部14(図1および図3)に非常に
正確に位置合わせ可能にするために、鉛直向きホイール
セット8の本体部19はこのような形状を与えられてお
り、隣接するスライドエレメントの鉛直向きホイール15
が本体部19と接触する場合に、ピン13は、凹部に位置を
合わされる。旋回中に右ポジションに留まることができ
るように、本体部19は、円形の形状を与えられており、
鉛直向きホイール15の回転平面に対し直角である方向の
本体部19の最大サイズは、鉛直向きホイール15の直径に
実質的に等しくなるように決められている。
都合がよいことに、スライドエレメント1の上部面2
に対し、一定の距離を間に置いて2個の水平向きホイー
ルセット6,7が連結されており、また、下部面3に対し
一定の距離を間に置いて2個の鉛直向きホイールセット
8,9が連結されており、これは図11に示されている。
図10には、図1〜図7に係る装置を満たす応用例が略
図的に示されており、スライドエレメントは、ガイド部
に形成された鋭角を越えて、スライドが可能にされてい
る。この実施例では都合がよいことに、上述のように鉛
直向きホイールセットは、回転自在となるように配置さ
れている。しかしながら、固定された鉛直向きホイール
セットで、スライドエレメントを比較的緩やかな屈曲に
よって、搬送することが可能であり、これは、鉛直向き
ホイールおよびガイド部の形状を適当に形成しているた
めである。
本発明に係るスライドエレメント装置は、非常に多様
な用途で使用可能であることを認めることができる。ス
ライドエレメントは、ガイド部で移動自在である。ウイ
ンドウやドアや仕切壁などであってもかまわない。例え
ば、本装置は、バルコニーの窓ガラス設備(glazing s
ystem)として使用でき、この場合、スライドエレメン
トは、ガラスエレメントである。
本発明は、上述の実施態様に関連するもののみには限
定されず、請求の範囲で定義された本発明の範囲の中
で、数多くの変更が実行可能である。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に平行な上部面(2)と下部面(3)
    とを備えた略鉛直方向のスライドエレメント(1)と; 上部面近傍に配置される伸延した箱型上方ガイド部
    (4)と; 下部面近傍に配置される伸延した箱型下方ガイド部
    (5)と; 前記スライドエレメントの上部面および下部面に連結さ
    れると共にガイド部の案内により当該ガイド部の内部を
    移動するように配置され、少なくとも一つの水平向きホ
    イールセット(6)を有するガイドホイールセットであ
    って、水平向きホイールセット(6)は、上部面に取り
    付けられる鉛直方向のホイール軸(10)と、回転平面が
    水平方向となるようにホイール軸上に回転可能に保持さ
    れた水平向きホイール(11)とを備えるガイドホイール
    セット(6,7,8,9)と; ホイール軸(10)に連結された第1カップリング部材
    (13)と上方ガイド部(4)に連結された第2カップリ
    ング部材(14)とからなるインターロック部材を有する
    ヒンジ装置(12)と; を有するスライドエレメント装置において、 下部面(3)におけるガイドホイールセット(8,9)
    は、下方ガイド部(5)上でスライドエレメント(1)
    を支持し; 前記ガイドホイールセットは、下面部(3)に連結され
    た鉛直向きホイールセット(8)を有し、当該鉛直向き
    ホイールセット(8)は、下方ガイド部の横方向の内寸
    法よりも小さい直径を持つと共に、回転平面がホイール
    軸(10)の中心軸と同一鉛直平面上に位置する鉛直向き
    ホイール(15)を有し; 下方ガイド部(5)は長さ方向の上方に開口した底部溝
    (16)を有すると共に、底部溝(16)のエッジ部が鉛直
    向きホイール(15)のころがり面として機能し; 鉛直向きホイール(15)および底部溝(16)は、鉛直向
    きホイールの回転平面が底部溝に平行となる場合に鉛直
    向きホイールが部分的に底部溝の内部に伸延するように
    相互に適合され、スライドエレメントがヒンジポイント
    で回転してガイド部に対し勾配を有する角度を形成する
    場合には、スライドエレメントに対し固定して配置され
    る鉛直向きホイール(15)は、底部溝の長さ方向に対し
    て同一角度に回転され、底部溝(16)のエッジ部により
    上方に移動させられ、これにより第1カップリング部材
    (13)が第2カップリング部材(14)とロック状態に係
    合されるようにしたことを特徴とするスライドエレメン
    ト装置。
  2. 【請求項2】鉛直向きホイール(15)の表面は、円形あ
    るいは卵形の形状のような丸い形状の断面を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】底部溝(16)のエッジ部は、丸い形状の断
    面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】上方ガイド部(4)は、鉛直方向の略平滑
    な内壁(17,18)を有し、当該内壁は水平向きホイール
    (11)のころがり面として機能することを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】第1カッブリング部材(13)は、ホイール
    軸(10)の上端に配設されたピンであり、第2カップリ
    ング部材(14)は、前記ピンを内部に受容するように配
    設された凹部であることを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】上方ガイド部(4)および下方ガイド部
    (5)は同一形状であることを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】上方ガイド部(4)および下方ガイド部
    (5)はその断面形状が対称形であることを特徴とする
    請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】鉛直向きホイールセット(8)は、鉛直向
    きホイール(15)が回転可能に保持される本体部(19)
    を有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに
    記載の装置。
  9. 【請求項9】本体部(19)は、スライドエレメントに固
    定されることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】本体部(19)は、スライドエレメント
    (1)に対して旋回できるように回転自在に保持され; 本装置は、本体部(19)およびスライドエレメント
    (1)を相互関係において固定した位置でロックするた
    めのインターロック部材を有することを特徴とする請求
    項8に記載の装置。
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