JP3480135B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
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- JP3480135B2 JP3480135B2 JP19507295A JP19507295A JP3480135B2 JP 3480135 B2 JP3480135 B2 JP 3480135B2 JP 19507295 A JP19507295 A JP 19507295A JP 19507295 A JP19507295 A JP 19507295A JP 3480135 B2 JP3480135 B2 JP 3480135B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るトロイダル型無段変速機のトラニオンとリンクの連結
構造の改良に関する。
るトロイダル型無段変速機のトラニオンとリンクの連結
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】トロイダル型無段変速機のトラニオンを
支持するリンクの構造としては、特開平4−35136
0号公報に示すものが知られている。
支持するリンクの構造としては、特開平4−35136
0号公報に示すものが知られている。
【0003】これについて説明すると、図7に示すよう
に、トロイド状の溝を対向面に形成した一対の入出力デ
ィスク(図示せず)で挟持される一対のパワーローラ
1、1は、入出力ディスクの回転軸を挟んで配設された
一対のトラニオン3、3に基端を支持された偏心軸2、
2によって回転自在に軸支される。
に、トロイド状の溝を対向面に形成した一対の入出力デ
ィスク(図示せず)で挟持される一対のパワーローラ
1、1は、入出力ディスクの回転軸を挟んで配設された
一対のトラニオン3、3に基端を支持された偏心軸2、
2によって回転自在に軸支される。
【0004】パワーローラ1、1は、トラニオン3、3
の軸方向の変位に応じて傾転角を変更することで、任意
の変速比を無段階に設定するものである。
の軸方向の変位に応じて傾転角を変更することで、任意
の変速比を無段階に設定するものである。
【0005】入出力ディスクの回転軸と直交する平面内
で、この回転軸を挟んだ左右に配設されたトラニオン
3、3は、上端部及び下端部に回転軸部3a、3bを形
成する一方、回転軸部3a、3bの間には径方向へ所定
量だけオフセットしたオフセット軸部3cが形成され、
偏心軸2はトラニオン3の回転軸と直交するようにオフ
セット軸部3cで基端を支持される。
で、この回転軸を挟んだ左右に配設されたトラニオン
3、3は、上端部及び下端部に回転軸部3a、3bを形
成する一方、回転軸部3a、3bの間には径方向へ所定
量だけオフセットしたオフセット軸部3cが形成され、
偏心軸2はトラニオン3の回転軸と直交するようにオフ
セット軸部3cで基端を支持される。
【0006】トラニオン3の下端側の回転軸部3bは、
軸方向へ伸縮可能、かつ軸回りに回転可能な油圧シリン
ダ6のロッド6bに結合しており、油圧シリンダ6への
供給油圧に応じてトラニオン3、3は図中上下方向へ変
位するとともに、パワーローラ1、1の傾転に応じて回
動する。
軸方向へ伸縮可能、かつ軸回りに回転可能な油圧シリン
ダ6のロッド6bに結合しており、油圧シリンダ6への
供給油圧に応じてトラニオン3、3は図中上下方向へ変
位するとともに、パワーローラ1、1の傾転に応じて回
動する。
【0007】一方、トラニオン3、3の上端及び下端側
の回転軸部3a、3bは、入出力ディスクの回転軸と直
交する平面内で揺動自在なリンク4’、5’を介して相
互に連結され、トラニオン3、3に加わる軸方向の力を
支持される。
の回転軸部3a、3bは、入出力ディスクの回転軸と直
交する平面内で揺動自在なリンク4’、5’を介して相
互に連結され、トラニオン3、3に加わる軸方向の力を
支持される。
【0008】リンク4’、5’の長手方向の両端部及び
中央部には貫通孔が形成されて、両端部の貫通孔でトラ
ニオン3、3の回転軸部3a、3bを挿通する一方、中
央部の貫通孔は ケーシング10から入出力ディスクの
回転軸へ向けて、それぞれ図中上下方向へ突設されたリ
ンク支持部材116、120と嵌合する。
中央部には貫通孔が形成されて、両端部の貫通孔でトラ
ニオン3、3の回転軸部3a、3bを挿通する一方、中
央部の貫通孔は ケーシング10から入出力ディスクの
回転軸へ向けて、それぞれ図中上下方向へ突設されたリ
ンク支持部材116、120と嵌合する。
【0009】ここで、左右の油圧シリンダ6、6は相反
する方向へ同期的に駆動され、リンク4’、5’はリン
ク支持部材116、120を支点に揺動する。このた
め、回転軸部3a、3bと、リンク4’、5’の両端部
の貫通孔との間には球面軸受110、112が介装さ
れ、トラニオン3に対するリンク4’、5’の傾斜を許
容する。
する方向へ同期的に駆動され、リンク4’、5’はリン
ク支持部材116、120を支点に揺動する。このた
め、回転軸部3a、3bと、リンク4’、5’の両端部
の貫通孔との間には球面軸受110、112が介装さ
れ、トラニオン3に対するリンク4’、5’の傾斜を許
容する。
【0010】なお、球面軸受110、112の内周と回
転軸部3a、3bの間にはニードルベアリング200が
介装されて、トラニオン3の軸回りの回転を円滑に行っ
ている。
転軸部3a、3bの間にはニードルベアリング200が
介装されて、トラニオン3の軸回りの回転を円滑に行っ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なトロイダル型無段変速機では、球面軸受110がリン
ク4’の貫通孔に係合しているだけなので、図8に示す
ように、オフセット軸部3cのオフセット量に応じて水
平面として形成された肩部30を、リンク4’とトラニ
オン3が直交する中立位置においてリンク4’の下面4
0と面接触させることで、トラニオン3の鉛直方向(図
中上下方向)の位置決めを行っている。なお、リンク
5’と回転軸部3b側も同様に連結される。
なトロイダル型無段変速機では、球面軸受110がリン
ク4’の貫通孔に係合しているだけなので、図8に示す
ように、オフセット軸部3cのオフセット量に応じて水
平面として形成された肩部30を、リンク4’とトラニ
オン3が直交する中立位置においてリンク4’の下面4
0と面接触させることで、トラニオン3の鉛直方向(図
中上下方向)の位置決めを行っている。なお、リンク
5’と回転軸部3b側も同様に連結される。
【0012】しかしながら、パワーローラ1、1の傾転
角を変更する場合、油圧シリンダ6、6はトラニオン
3、3を相反する方向へ同期的に駆動されるため、例え
ば、図中左側のトラニオン3を伸長、同じく右側のトラ
ニオン3を収縮方向へ駆動すると、リンク4’は図9に
示すように図中上方へ向けて揺動し、下面40とトラニ
オン3の肩部30は点接触となり、逆に、図10に示す
ように、左側のトラニオン3を収縮、他方を伸長駆動す
る場合では、肩部30の端部と下面40が点接触となっ
て、このとき、パワーローラ1の傾転に応じてトラニオ
ン3は回転するため、点接触となった下面40と肩部3
0との間にこじりが発生し、トラニオン3が軸方向へ変
位する際の抵抗が増大し、トラニオン3及びリンク
4’、5’の摩耗が増大するのに加えて、変速の応答性
が低下するという問題があった。
角を変更する場合、油圧シリンダ6、6はトラニオン
3、3を相反する方向へ同期的に駆動されるため、例え
ば、図中左側のトラニオン3を伸長、同じく右側のトラ
ニオン3を収縮方向へ駆動すると、リンク4’は図9に
示すように図中上方へ向けて揺動し、下面40とトラニ
オン3の肩部30は点接触となり、逆に、図10に示す
ように、左側のトラニオン3を収縮、他方を伸長駆動す
る場合では、肩部30の端部と下面40が点接触となっ
て、このとき、パワーローラ1の傾転に応じてトラニオ
ン3は回転するため、点接触となった下面40と肩部3
0との間にこじりが発生し、トラニオン3が軸方向へ変
位する際の抵抗が増大し、トラニオン3及びリンク
4’、5’の摩耗が増大するのに加えて、変速の応答性
が低下するという問題があった。
【0013】また、球面軸受110は回転軸部3aから
の抜け止めのために、図8に示すように、ワッシャ11
2及びスナップリング111を設ける必要があり、この
ため、部品点数が増大するだけでなく組み立て工数が増
大して生産性が低下するという問題があった。
の抜け止めのために、図8に示すように、ワッシャ11
2及びスナップリング111を設ける必要があり、この
ため、部品点数が増大するだけでなく組み立て工数が増
大して生産性が低下するという問題があった。
【0014】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、トラニオンとリンクのかじりを防いで耐久
性及び応答性を確保しながら、部品点数を削減して生産
性を向上させることを目的とする。
れたもので、トラニオンとリンクのかじりを防いで耐久
性及び応答性を確保しながら、部品点数を削減して生産
性を向上させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、相互に対
向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的
に配設された入力ディスク及び出力ディスクと、前記入
力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾
転自在な一対のパワーローラと、前記入力及び出力ディ
スクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方
向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオンと、前記ト
ラニオンの両端部に形成された回転軸部と、前記トラニ
オンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけオフセット
したオフセット軸部と、前記入力ディスク及び出力ディ
スクとの対向面に挟持されるとともに、前記一対のトラ
ニオンのそれぞれのオフセット軸部に固設された偏心軸
に軸支されて回転自在な一対のパワーローラと、両端部
に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回転軸部
を連結するとともに、ケーシングに固設された支持部材
でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、前記一
対のトラニオンを相反する軸方向へそれぞれ駆動するア
クチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機におい
て、前記回転軸部に嵌合により固設される貫通孔を形成
した球体と、前記リンクの貫通孔に外周を嵌合により固
設する一方、内周に凹状の球面を形成して前記球体と係
合する球面リングと、前記トラニオンのオフセット軸部
がリンクと対向する肩部とリンクとの間に形成された所
定の間隙δとを備える。また、第2の発明は、相互に対
向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的
に配設された入力ディスク及び出力ディスクと、前記入
力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾
転自在な一対のパワーローラと、前記入力及び出力ディ
スクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方
向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオンと、前記ト
ラニオンの両端部に形成された回転軸部と、前記トラニ
オンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけオフセット
したオフセット軸部と、前記入力ディスク及び出力ディ
スクとの対向面に挟持されるとともに、前記一対のトラ
ニオンのそれぞれのオフセット軸部に固設された偏心軸
に軸支されて回転自在な一対のパワーローラと、両端部
に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回転軸部
を連結するとともに、ケーシングに固設された支持部材
でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、前記一
対のトラニオ ンを相反する軸方向へそれぞれ駆動するア
クチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機におい
て、前記回転軸部に圧入される貫通孔を形成した球体
と、前記リンクの貫通孔に外周を圧入する一方、内周に
凹状の球面を形成して前記球体と係合する球面リング
と、前記トラニオンのオフセット軸部がリンクと対向す
る肩部とリンクとの間に形成された所定の間隙δとを備
える。
向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的
に配設された入力ディスク及び出力ディスクと、前記入
力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾
転自在な一対のパワーローラと、前記入力及び出力ディ
スクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方
向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオンと、前記ト
ラニオンの両端部に形成された回転軸部と、前記トラニ
オンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけオフセット
したオフセット軸部と、前記入力ディスク及び出力ディ
スクとの対向面に挟持されるとともに、前記一対のトラ
ニオンのそれぞれのオフセット軸部に固設された偏心軸
に軸支されて回転自在な一対のパワーローラと、両端部
に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回転軸部
を連結するとともに、ケーシングに固設された支持部材
でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、前記一
対のトラニオンを相反する軸方向へそれぞれ駆動するア
クチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機におい
て、前記回転軸部に嵌合により固設される貫通孔を形成
した球体と、前記リンクの貫通孔に外周を嵌合により固
設する一方、内周に凹状の球面を形成して前記球体と係
合する球面リングと、前記トラニオンのオフセット軸部
がリンクと対向する肩部とリンクとの間に形成された所
定の間隙δとを備える。また、第2の発明は、相互に対
向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的
に配設された入力ディスク及び出力ディスクと、前記入
力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾
転自在な一対のパワーローラと、前記入力及び出力ディ
スクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方
向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオンと、前記ト
ラニオンの両端部に形成された回転軸部と、前記トラニ
オンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけオフセット
したオフセット軸部と、前記入力ディスク及び出力ディ
スクとの対向面に挟持されるとともに、前記一対のトラ
ニオンのそれぞれのオフセット軸部に固設された偏心軸
に軸支されて回転自在な一対のパワーローラと、両端部
に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回転軸部
を連結するとともに、ケーシングに固設された支持部材
でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、前記一
対のトラニオ ンを相反する軸方向へそれぞれ駆動するア
クチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機におい
て、前記回転軸部に圧入される貫通孔を形成した球体
と、前記リンクの貫通孔に外周を圧入する一方、内周に
凹状の球面を形成して前記球体と係合する球面リング
と、前記トラニオンのオフセット軸部がリンクと対向す
る肩部とリンクとの間に形成された所定の間隙δとを備
える。
【0016】
【0017】また、第3の発明は、前記第1または第2
の発明において、前記間隙δは、アクチュエータの最伸
長位置または最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当
接しないように、アクチュエータの全ストローク量に対
して所定の比率に設定される。
の発明において、前記間隙δは、アクチュエータの最伸
長位置または最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当
接しないように、アクチュエータの全ストローク量に対
して所定の比率に設定される。
【0018】
【作用】したがって、第1または第2の発明は、一対の
アクチュエータを相反する軸方向へ駆動して、一方のト
ラニオンを上昇、他方のトラニオンを下降させ、パワー
ローラを傾転させて変速比を変更し、トラニオンはパワ
ーローラの傾転に応じて回動しながら軸方向へ変位す
る。一対のトラニオンを連結するリンクは、トラニオン
の相反する軸方向への運動に応じてリンク支持部材を支
点として揺動し、この揺動に応じてリンクはトラニオン
に対して傾斜するが、リンクの端部とトラニオンの回転
軸部には球面リングに係合した球体で構成される球体継
ぎ手を介装して、任意の軸回りに相対回転が可能とな
り、トラニオンを軸回りに回動させながらトラニオンと
リンクとの相対的な揺動運動を円滑に行うことができ、
このとき、トラニオンの回転軸部間に設けたオフセット
軸部がリンクと対向する肩部とリンクとの間には、所定
の間隙が形成されるため、リンクがトラニオンに対して
揺動してもリンクと肩部の接触を回避して、トラニオン
の駆動を円滑に行うことができる。
アクチュエータを相反する軸方向へ駆動して、一方のト
ラニオンを上昇、他方のトラニオンを下降させ、パワー
ローラを傾転させて変速比を変更し、トラニオンはパワ
ーローラの傾転に応じて回動しながら軸方向へ変位す
る。一対のトラニオンを連結するリンクは、トラニオン
の相反する軸方向への運動に応じてリンク支持部材を支
点として揺動し、この揺動に応じてリンクはトラニオン
に対して傾斜するが、リンクの端部とトラニオンの回転
軸部には球面リングに係合した球体で構成される球体継
ぎ手を介装して、任意の軸回りに相対回転が可能とな
り、トラニオンを軸回りに回動させながらトラニオンと
リンクとの相対的な揺動運動を円滑に行うことができ、
このとき、トラニオンの回転軸部間に設けたオフセット
軸部がリンクと対向する肩部とリンクとの間には、所定
の間隙が形成されるため、リンクがトラニオンに対して
揺動してもリンクと肩部の接触を回避して、トラニオン
の駆動を円滑に行うことができる。
【0019】
【0020】また、第3の発明は、トラニオンの肩部と
リンクとの間隙δは、アクチュエータの最伸長位置また
は最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当接しないよ
うに、アクチュエータの全ストローク量に対して所定の
比率に設定されるため、アクチュエータの最伸長位置か
ら最収縮位置までの間で、肩部とリンクの接触を回避し
てトラニオンの駆動を円滑に行うことができる。
リンクとの間隙δは、アクチュエータの最伸長位置また
は最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当接しないよ
うに、アクチュエータの全ストローク量に対して所定の
比率に設定されるため、アクチュエータの最伸長位置か
ら最収縮位置までの間で、肩部とリンクの接触を回避し
てトラニオンの駆動を円滑に行うことができる。
【0021】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0022】図1に示すように、前記従来例の図7に示
したトロイダル型無段変速機に本発明を適用した場合を
示し、前記図7に示した球面軸受110、112を凸状
の球体7と凹状の球面リング8とから構成される球体継
ぎ手に置き換え、さらに、トラニオン3の肩部30との
間に所定の間隙δを形成するリンク4、5としたもの
で、その他は前記従来例と同様であり、同一のものに同
一の符号を付して重複説明を省略する。
したトロイダル型無段変速機に本発明を適用した場合を
示し、前記図7に示した球面軸受110、112を凸状
の球体7と凹状の球面リング8とから構成される球体継
ぎ手に置き換え、さらに、トラニオン3の肩部30との
間に所定の間隙δを形成するリンク4、5としたもの
で、その他は前記従来例と同様であり、同一のものに同
一の符号を付して重複説明を省略する。
【0023】左右のトラニオン3、3を連結するリンク
4、5は、前記従来例と同様にして長手方向の両端部及
び中央部に貫通孔を備えており、リンク4には、図中左
側から順に貫通孔4L、4C、4Rが、同じくリンク5
には貫通孔5L、5C、5Rが形成される。
4、5は、前記従来例と同様にして長手方向の両端部及
び中央部に貫通孔を備えており、リンク4には、図中左
側から順に貫通孔4L、4C、4Rが、同じくリンク5
には貫通孔5L、5C、5Rが形成される。
【0024】リンク4の貫通孔4L、4Rはトラニオン
3、3の上端部の回転軸部3a、3aを挿通する一方、
リンク5の貫通孔5L、5Rは同じく下端部の回転軸部
3b、3bを挿通する。
3、3の上端部の回転軸部3a、3aを挿通する一方、
リンク5の貫通孔5L、5Rは同じく下端部の回転軸部
3b、3bを挿通する。
【0025】リンク4の中央部に形成された貫通孔4
C、5Cには、ケーシング10の内周上面及び内周底面
を構成するアクチュエータカバー11の上面から、入出
力ディスクの回転軸へ向けてそれぞれ突設された柱状の
リンク支持部材12、13が通される。なお、アクチュ
エータカバー11は油圧シリンダ6、6のピストン6a
を収装する油室を形成して、ケーシング10に結合され
るものである。
C、5Cには、ケーシング10の内周上面及び内周底面
を構成するアクチュエータカバー11の上面から、入出
力ディスクの回転軸へ向けてそれぞれ突設された柱状の
リンク支持部材12、13が通される。なお、アクチュ
エータカバー11は油圧シリンダ6、6のピストン6a
を収装する油室を形成して、ケーシング10に結合され
るものである。
【0026】リンク4、5の各貫通孔とトラニオン3及
びリンク支持部材12、13との間には、図2に示すよ
うな球体継ぎ手が介装される。
びリンク支持部材12、13との間には、図2に示すよ
うな球体継ぎ手が介装される。
【0027】この球体継ぎ手は、円筒状の球面リング8
の内周8aを所定の内径の凹部状の球面で形成し、この
内周に貫通孔7bを備えた所定の外径の球体7を係合さ
せたもので、凸状の球面で形成される球体7の外周7a
が球面リング8の内周8aと摺接し、特別な抜け止め手
段を用いることなく球体7を球面リング8の内周に保持
しながら、任意の軸回りで球体7と球面リング8の相対
回転を行うことができる。
の内周8aを所定の内径の凹部状の球面で形成し、この
内周に貫通孔7bを備えた所定の外径の球体7を係合さ
せたもので、凸状の球面で形成される球体7の外周7a
が球面リング8の内周8aと摺接し、特別な抜け止め手
段を用いることなく球体7を球面リング8の内周に保持
しながら、任意の軸回りで球体7と球面リング8の相対
回転を行うことができる。
【0028】このような、球体継ぎ手は、リンク4、5
の貫通孔4L、4C、4R、5L、5C、5Rとトラニ
オン3及びリンク支持部材12、13との間に圧入等に
よって嵌合され、トラニオン3、3はリンク4、5で連
結され、リンク4、5は支持部材12、13を支点にそ
れぞれ回動可能となる。
の貫通孔4L、4C、4R、5L、5C、5Rとトラニ
オン3及びリンク支持部材12、13との間に圧入等に
よって嵌合され、トラニオン3、3はリンク4、5で連
結され、リンク4、5は支持部材12、13を支点にそ
れぞれ回動可能となる。
【0029】例えば、貫通孔4Lと回転軸部3aの連結
位置では、貫通孔4Lの内周には球面リング8の外周8
bが圧入等によって嵌合し、回転軸部3aに球体7の貫
通孔7bが圧入等によって嵌合する。
位置では、貫通孔4Lの内周には球面リング8の外周8
bが圧入等によって嵌合し、回転軸部3aに球体7の貫
通孔7bが圧入等によって嵌合する。
【0030】ここで、球体継ぎ手は、図3に示すよう
に、トラニオン3の中立位置、すなわち、トラニオン3
とリンク4、5が直交する状態で、リンク4の下面40
と肩部30との間に所定の間隙δが形成される位置に固
設される。なお、リンク5側でも同様に間隙δが形成さ
れるように球体継ぎ手が配設され、説明を簡易にするた
め、以下、リンク4側についてのみ詳述する。
に、トラニオン3の中立位置、すなわち、トラニオン3
とリンク4、5が直交する状態で、リンク4の下面40
と肩部30との間に所定の間隙δが形成される位置に固
設される。なお、リンク5側でも同様に間隙δが形成さ
れるように球体継ぎ手が配設され、説明を簡易にするた
め、以下、リンク4側についてのみ詳述する。
【0031】そして、この間隙δは、油圧シリンダ6の
最伸長位置または最収縮位置で下面40が肩部30に当
接しないような所定値または所定比率に設定されるもの
で、油圧シリンダ6の全ストローク量Lに対して所定の
比率K以上となるように設定される。なお、この比率K
は、リンクのレバー比、全ストローク量などに応じて適
宜設定されるものである。
最伸長位置または最収縮位置で下面40が肩部30に当
接しないような所定値または所定比率に設定されるもの
で、油圧シリンダ6の全ストローク量Lに対して所定の
比率K以上となるように設定される。なお、この比率K
は、リンクのレバー比、全ストローク量などに応じて適
宜設定されるものである。
【0032】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【0033】パワーローラ1の傾転角を変更する際に
は、図1に示す左右の油圧シリンダ6、6は相反する方
向へ駆動され、例えば、図中左側のトラニオン3を上方
へ駆動する一方、右側のトラニオン3を下方へ駆動して
偏心軸2に軸支されたパワーローラ1の傾転角が変更さ
れる。
は、図1に示す左右の油圧シリンダ6、6は相反する方
向へ駆動され、例えば、図中左側のトラニオン3を上方
へ駆動する一方、右側のトラニオン3を下方へ駆動して
偏心軸2に軸支されたパワーローラ1の傾転角が変更さ
れる。
【0034】このとき、左右のトラニオン3、3を連結
するリンク4、5は球体継ぎ手を介して連結したリンク
支持部材12、13を支点に揺動し、図4、図5に示す
ように、リンク4、5の端部は球体継ぎ手を軸にして、
トラニオン3に対して相対回転しながら、トラニオン
3、3の軸方向の位置決めを行うことができる。
するリンク4、5は球体継ぎ手を介して連結したリンク
支持部材12、13を支点に揺動し、図4、図5に示す
ように、リンク4、5の端部は球体継ぎ手を軸にして、
トラニオン3に対して相対回転しながら、トラニオン
3、3の軸方向の位置決めを行うことができる。
【0035】図4、図5に示すように、トラニオン3の
上昇または下降によって、肩部30とリンク4の下面4
0との間隙δは変化するが、この間隙δを全ストローク
量Lに対して所定の比率K以上としたため、油圧シリン
ダ6の最伸長位置及び最収縮位置においてもδ≠0であ
るため、前記従来例のように肩部30とリンク4の下面
40は摺接することがなく、前記従来例に比して軸方向
へ変位しながら回動するトラニオン3の駆動抵抗を低減
でき、変速の応答性を向上させることが可能となるとと
もに、トラニオン3およびリンク4、5の摩耗を低減し
て耐久性を向上させることが可能となるのである。
上昇または下降によって、肩部30とリンク4の下面4
0との間隙δは変化するが、この間隙δを全ストローク
量Lに対して所定の比率K以上としたため、油圧シリン
ダ6の最伸長位置及び最収縮位置においてもδ≠0であ
るため、前記従来例のように肩部30とリンク4の下面
40は摺接することがなく、前記従来例に比して軸方向
へ変位しながら回動するトラニオン3の駆動抵抗を低減
でき、変速の応答性を向上させることが可能となるとと
もに、トラニオン3およびリンク4、5の摩耗を低減し
て耐久性を向上させることが可能となるのである。
【0036】さらに、球体継ぎ手の球体7は球面リング
8の内周から脱落することはなく、かつ、球体継ぎ手は
圧入によってリンク4、5とトラニオン3及びリンク支
持部材12、13との間に介装されるため、前記従来例
のようにスナップリング等の係止手段を必要とせず、部
品点数及び組み立て工数を低減して生産性の向上及び製
造コストの低減を図ることができるのである。
8の内周から脱落することはなく、かつ、球体継ぎ手は
圧入によってリンク4、5とトラニオン3及びリンク支
持部材12、13との間に介装されるため、前記従来例
のようにスナップリング等の係止手段を必要とせず、部
品点数及び組み立て工数を低減して生産性の向上及び製
造コストの低減を図ることができるのである。
【0037】
【0038】
【0039】
【発明の効果】以上説明したように第1または第2の発
明は、一対のトラニオンを連結するリンクは、リンクの
端部とトラニオンの回転軸部には球面リングに係合した
球体で構成される球体継ぎ手を介装して、任意の軸回り
に相対回転が可能となり、トラニオンを軸回りに回動さ
せながらトラニオンとリンクとの相対的な揺動運動を円
滑に行うとともに、トラニオンの回転軸部間に設けたオ
フセット軸部がリンクと対向する肩部とリンクとの間に
は、所定の間隙が形成されるため、リンクがトラニオン
に対して揺動してもリンクと肩部の接触を回避すること
ができ、前記従来例に比してトラニオンの駆動抵抗を低
減して変速の際の応答性を向上させるとともに、リンク
及びトラニオンの摩耗を防いで耐久性を向上させること
が可能となる。さらに、球面リング及び球体は、それぞ
れリンクの貫通孔及びトラニオンの回転軸部に嵌合する
ことで固定されるため、前記従来例のような抜け止め手
段が不要となって、部品点数及び組み立て工数を低減し
て生産性の向上を図ることができる。
明は、一対のトラニオンを連結するリンクは、リンクの
端部とトラニオンの回転軸部には球面リングに係合した
球体で構成される球体継ぎ手を介装して、任意の軸回り
に相対回転が可能となり、トラニオンを軸回りに回動さ
せながらトラニオンとリンクとの相対的な揺動運動を円
滑に行うとともに、トラニオンの回転軸部間に設けたオ
フセット軸部がリンクと対向する肩部とリンクとの間に
は、所定の間隙が形成されるため、リンクがトラニオン
に対して揺動してもリンクと肩部の接触を回避すること
ができ、前記従来例に比してトラニオンの駆動抵抗を低
減して変速の際の応答性を向上させるとともに、リンク
及びトラニオンの摩耗を防いで耐久性を向上させること
が可能となる。さらに、球面リング及び球体は、それぞ
れリンクの貫通孔及びトラニオンの回転軸部に嵌合する
ことで固定されるため、前記従来例のような抜け止め手
段が不要となって、部品点数及び組み立て工数を低減し
て生産性の向上を図ることができる。
【0040】
【0041】また、第3の発明は、トラニオンの肩部と
リンクとの間隙δは、アクチュエータの最伸長位置また
は最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当接しないよ
うに、アクチュエータの全ストローク量に対して所定の
比率に設定されるため、アクチュエータの最伸長位置か
ら最収縮位置までの間で、肩部とリンクの接触を回避し
てトラニオンの駆動を円滑に行うことができる。
リンクとの間隙δは、アクチュエータの最伸長位置また
は最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当接しないよ
うに、アクチュエータの全ストローク量に対して所定の
比率に設定されるため、アクチュエータの最伸長位置か
ら最収縮位置までの間で、肩部とリンクの接触を回避し
てトラニオンの駆動を円滑に行うことができる。
【図1】本発明の実施形態を示すトロイダル型無段変速
機の要部断面図。
機の要部断面図。
【図2】球体継ぎ手を示し、(A)は正面図、(B)は
径方向の断面図を示す。
径方向の断面図を示す。
【図3】中立位置にあるトラニオンとリンクの側面拡大
図。
図。
【図4】トラニオンを上昇させた場合を示すトラニオン
とリンクの側面拡大図。
とリンクの側面拡大図。
【図5】トラニオンを下降させた場合を示すトラニオン
とリンクの側面拡大図。
とリンクの側面拡大図。
【図6】従来のトロイダル型無段変速機の要部断面図。
【図7】同じく従来例を示し、中立位置にあるトラニオ
ンとリンクの側面拡大図。
ンとリンクの側面拡大図。
【図8】同じく従来例を示し、トラニオンを上昇させた
場合を示すトラニオンとリンクの側面拡大図。
場合を示すトラニオンとリンクの側面拡大図。
【図9】同じく従来例を示し、トラニオンを下降させた
場合を示すトラニオンとリンクの側面拡大図。
場合を示すトラニオンとリンクの側面拡大図。
1 パワーローラ
2 偏心軸
3 トラニオン
3a、3b 回転軸部
3c オフセット軸部
4 リンク
5 リンク
6 油圧シリンダ
7 球状体
7a 外周
7b 貫通孔
8 球面リング
8a 内周
8b 外周
12、13 リンク支持部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−206149(JP,A)
特開 平6−280956(JP,A)
特開 平7−174201(JP,A)
特開 昭57−47060(JP,A)
特開 平4−272513(JP,A)
特開 昭57−79356(JP,A)
実開 平7−38757(JP,U)
実開 平2−60753(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 13/00 - 15/56
Claims (3)
- 【請求項1】相互に対向する面にトロイド状の溝を形成
するとともに、同軸的に配設された入力ディスク及び出
力ディスクと、 前記入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持さ
れて傾転自在な一対のパワーローラと、 前記入力及び出力ディスクの回転軸に対して直交する平
面内に配設され、軸方向及び軸回りに変位可能な一対の
トラニオンと、 前記トラニオンの両端部に形成された回転軸部と、 前記トラニオンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけ
オフセットしたオフセット軸部と、 前記入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持さ
れるとともに、前記一対のトラニオンのそれぞれのオフ
セット軸部に固設された偏心軸に軸支されて回転自在な
一対のパワーローラと、 両端部に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回
転軸部を連結するとともに、ケーシングに固設された支
持部材でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、 前記一対のトラニオンを相反する軸方向へそれぞれ駆動
するアクチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機
において、 前記回転軸部に嵌合により固設される貫通孔を形成した
球体と、 前記リンクの貫通孔に外周を嵌合により固設する一方、
内周に凹状の球面を形成して前記球体と係合する球面リ
ングと、 前記トラニオンのオフセット軸部がリンクと対向する肩
部とリンクとの間に形成された所定の間隙δとを備えた
ことを特徴とするトロイダル型無段変速機。 - 【請求項2】相互に対向する面にトロイド状の溝を形成
するとともに、同軸的に配設された入力ディスク及び出
力ディスクと、 前記入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持さ
れて傾転自在な一対のパワーローラと、 前記入力及び出力ディスクの回転軸に対して直交する平
面内に配設され、軸方向及び軸回りに変位可能な一対の
トラニオンと、 前記トラニオンの両端部に形成された回転軸部と、 前記トラニオンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけ
オフセットしたオフセット軸部と、 前記入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持さ
れるとともに、前記一対のトラニオンのそれぞれのオフ
セット軸部に固設された偏心軸に軸支されて回転自在な
一対のパワーローラと、 両端部に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回
転軸部を連結するとともに、ケーシングに固設された支
持部材でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、 前記一対のトラニオンを相反する軸方向へそれぞれ駆動
するアクチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機
において、 前記回転軸部に圧入される貫通孔を形成した球体と、 前記リンクの貫通孔に外周を圧入する一方、内周に凹状
の球面を形成して前記球体と係合する球面リングと、 前記トラニオンのオフセット軸部がリンクと対向する肩
部とリンクとの間に形成された所定の間隙δとを備えた
ことを 特徴とするトロイダル型無段変速機。 - 【請求項3】前記間隙δは、アクチュエータの最伸長位
置または最収縮位置で前記リンクの下面が肩部に当接し
ないように、アクチュエータの全ストローク量に対して
所定の比率に設定されたことを特徴とする請求項1また
は請求項2に記載のトロイダル型無段変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19507295A JP3480135B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | トロイダル型無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19507295A JP3480135B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0942401A JPH0942401A (ja) | 1997-02-14 |
JP3480135B2 true JP3480135B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=16335094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19507295A Expired - Fee Related JP3480135B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3480135B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3463625B2 (ja) | 1999-09-27 | 2003-11-05 | 日産自動車株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
US7004882B2 (en) * | 2001-01-30 | 2006-02-28 | Nsk. Ltd. | Toroidal-type continuously variable transmission |
JP4972931B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2012-07-11 | 日本精工株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
JP6024186B2 (ja) * | 2012-05-07 | 2016-11-09 | 日本精工株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
JP2015075135A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 日本精工株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19507295A patent/JP3480135B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0942401A (ja) | 1997-02-14 |
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