JP3479929B2 - モータ用ステ−タコアの固定方法およびその装置 - Google Patents

モータ用ステ−タコアの固定方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はACサーボモータな
どの積層されたステ−タコアをダイキャストされた金属
で固定するモータ用ステータコアの固定方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からACサーボモータなどの製品に
用いられるステータは、薄い円板状のケイ素鋼板を多数
積層して成形したステ−タコアからなり、ステ−タコア
は製品の使用中にバラバラにならないように積層する際
に溶接、またはかしめ接着剤により固着されているた
め、製造コストが高いうえ生産産が低いという問題があ
った。これに対して、ステータコアを高圧ダイキャスト
法で固定する方法が提案されており、基本的にはロータ
コアの導体部を一体成形する方法と同じで、低コストで
しかも量産が可能である。図4は従来の縦型ダイキャス
トマシンにセットしたステータコア部の断面図である。
2は外周に貫通穴3を有するステータコア、4a、4b
はステータコア2の両端部にダイキャストで形成される
押さえ板、5a、5bはステータコア2の両端部との間
に設けた中間金型、51は中間金型5aに設けた湯口、
10、11はダイキャストマシンの金型、12はステー
タコア2の内部に挿入し、金型10、11間に固定され
る治具である。このような構成で、ステータコア2の積
み厚方向における両端部と金型10、11の内壁面との
間にステータコア2を固定する押さえ板4a、4bとな
る空間を設けるように中間金型5a、5bを配設し、中
間金型5aに湯口51を配設し、ステータコア2の下方
に設けたピストン6により、湯口51より貫通穴3に向
かってダイキャスト材の溶湯7を鋳込むようにしたもの
である。なお、押さえ板4a、4bの最小寸法幅We
対する貫通穴3の最小寸法幅WS の比を0.7以下とし
た。このような方法により、湯口51を通過した溶湯7
は押さえ板4aの形成部を充填しながら一部の溶湯7は
貫通穴3を経由して押さえ板4bの形成部に到達して充
填され、充填後溶湯は凝固し、貫通穴3と押さえ板4
a、4bとが一体化される。こうして一体化されたステ
ータコアは図5、6に示される。図5はステータの図6
のB−B’線に沿う側断面図を示す。図6は図5のA−
A’線に沿う正断面図である。ステータコア2は積層
後、ダイキャストして貫通穴3内部とその両端部の押さ
え板4a、4bとが導体部4として一体化され、ステー
タ1が完成する。また、図7に示すようにステータコア
2の外周に貫通穴31、32を形成し、貫通穴31を金
属棒8で位置決めして積層後、貫通穴32にダイキャス
トして固定部9を形成し、ステ−タコア2を固定してで
きたモ−タも開示されている(例えば、特開平8−95
71号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の高圧
ダイキャスト法によりステ−タコアを固定する方法にお
いて、一般に貫通穴3内に鋳込まれた金属は冷却にとも
ない収縮するが、一方、ダイキャスト完了後のステ−タ
コア2は鋳込まれた金属からの熱が伝わり温度が上がる
ために膨張する。その結果、図5に示すようにステータ
コアの貫通穴3部と両端の押さえ板4a、4bの境界部
SとS’に応力が集中し、冷却時に押さえ板側に亀裂を
生じた。この対策として、押さえ板4a、4bの寸法幅
e を設計上強度保持のために大きくすると、押さえ板
4a、4bの寸法幅We と貫通穴3の寸法幅WS の差が
大きくなる。このように、押さえ板4a、4bの寸法幅
eが貫通穴3の寸法幅WS に比較して大きくなると、
押さえ板4a部より鋳込まれた溶湯7は、貫通穴3の寸
法幅WS が狭いために、最初に貫通穴3が速く凝固する
ので、押さえ板4b部の溶湯7はピストン6からの圧力
が伝わらなくなる。その結果、押さえ板4b部でガス放
出による巣が発生し、巣が大きいほど境界部Sに亀裂が
発生しやすくなるという問題があった。このため、両側
の押さえ板部は巣の発生に伴ってモータとしての品質が
低下し信頼性が損なわれる不具合を有していた。特に、
ステータコアの直径寸法が300mm以上となり大型化
していくと、このような問題が顕著になる。そこで、本
発明は上記の問題を解決するために、ステータコアの両
端にダイキャストして形成した押さえ板における巣の発
生を防止し、貫通穴内部に鋳込んでできた導体と押さえ
板間の境界部の亀裂に伴う品質低下を生じないようにし
た、信頼性の高いモータ用ステータコアの固定方法およ
びその装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次のような方法と構成にしたものであ
る。(1)請求項1の発明は、 外周に複数の貫通穴を有する
積層されたステータコアを金型の内部に収納し、前記ス
テータコアの積み厚方向の両端部と前記金型の内壁面と
の間に中間金型を設置し、前記貫通穴と連通し前記ステ
ータコアの両端を固定する押さえ板となる空間を形成
し、この押さえ板となる形成部の片側に連通する湯口を
配設し、前記湯口に高圧ダイキャスト法によりダイキャ
スト材の溶湯を注湯し、前記貫通穴および前記押さえ板
を一体成形するモータ用ステータコアの固定方法におい
て、前記押さえ板の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少
なくとも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の
比を0.7〜1.0としたものである。(2)また、請求項2の発明は、 外周に複数の貫通穴を
有する積層されたステータコアを金型の内部に収納し、
前記ステータコアの積み厚方向の両端部と前記金型の内
壁面との間に中間金型を設置し、前記貫通穴と連通し前
記ステータコアの両端を固定する押さえ板となる空間を
形成し、この押さえ板となる形成部の側に連通する湯
口をそれぞれ配設し、高圧ダイキャスト法によりダイキ
ャスト材の溶湯を前記各湯口にほぼ同時に注湯し、前記
貫通穴および前記押さえ板を一体成形するモータ用ステ
ータコアの固定方法において、前記押さえ板の最小寸法
幅に対する前記貫通穴の少なくとも一つの断面形状の最
小幅側における平均寸法の比を0.3〜0.7としたも
のである。 (3)また、請求項3の発明は、 外周に複数の貫通穴を
有する積層されたステータコアを内部に収納する金型
と、前記ステータコアの積み厚方向の両端部と前記金型
の内壁面との間に設置した中間金型と、前記中間金型の
端部に前記貫通穴と連通し前記ステータコアの両端を固
定する押さえ板を形成するように設けた空間部と、前記
空間部の片側に連通するように設けた湯口とを備え、前
記湯口に高圧ダイキャスト法によりダイキャスト材の溶
湯を注湯して前記貫通穴および前記押さえ板を一体成形
するようにしたモータ用ステータコアの固定装置におい
て、前記押さえ板の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少
なくとも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の
比が0.7〜1.0としたものである。 (4)また、請求項4の発明は、 外周に複数の貫通穴を
有する積層されたステータコアを内部に収納する金型
と、前記ステータコアの積み厚方向の両端部と前記金型
の内壁面との間に設置した中間金型と、前記中間金型の
端部に前記貫通穴と連通し前記ステータコアの両端を固
定する押さえ板を形成するように設けた空間部と、この
押さえ板となる空間部の両側に連通するようにそれぞれ
設けた湯口とを備え、高圧ダイキャスト法によりダイキ
ャスト材の溶湯を前記各湯口にほぼ同時に注湯して前記
貫通穴および前記押さえ板を一体成形するようにしたモ
ータ用ステータコアの固定装置において、前記押さえ板
の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少なくとも一つの断
面形状の最小幅側における平均寸法の比が0.3〜0.
7としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す縦型
ダイキャストマシンにセットしたステータコア部の断面
図である。図2に(a) ,(b) 、(c) はステ−タコアの貫
通穴部の形状を示す断面図で、図5に示した貫通穴の最
小幅の寸法を種々変えたものである。本発明の実施例は
従来例における構成要素と同一または相当部分には同一
符号を付している。本実施例では図7に示す従来の縦型
ダイキャストマシンのステータコアの配置およびピスト
ンにより溶湯を中間金型の湯口からステータコアの貫通
穴に鋳込む構成と同じである。従来と異なるのは、ステ
ータコア2の押さえ板4a、4bの最小寸法幅We に対
する貫通穴3の少なくとも一つの断面形状の最小幅側に
おける平均寸法WS の比を0.7以上に設定したことを
特徴とするものである。本実施例において、実際に実施
例の効果の検証を行った。溶湯にアルミニウム合金を使
用しダイキャストによるステ−タコアの固定を実施し、
ダイキャスト材のアルミニウム合金は例えばADC12
が好ましい。試作に用いたステ−タコア2の貫通穴3
は、図2の(b) に示す三角形状のものを準備した。ダイ
キャストマシンは1000トン、溶湯温度700℃、鋳
込み速度は3m/s、ステ−タコアはケイ素鋼板を用
い、その直径は300mm、積厚500mm、他の一つ
は直径450mm、積厚は690mmとしたものであ
る。次に、ダイキャスト後、ステータコアの押さえ板を
肉眼で観察し亀裂の発生状況を調べた。その結果を表1
に示す。
【0006】
【表1】
【0007】表1の結果から、この実施例の固定方法に
おいて、ステータコアの押さえ板の最小寸法幅We に対
する貫通穴の最小幅側における平均寸法WS の比が0.
7以上であれば貫通穴部とその両側の押さえ板からなる
導体の境界部Sに亀裂は生じない。すなわち、湯口51
側の押さえ板部4aより鋳込まれた溶湯7は、貫通穴部
3と、反湯口側の押さえ板部4bとでは凝固する速さが
同じになるため、反湯口側の押さえ板部4bにおいて
巣、亀裂が起こることはない。したがって、ステータコ
アの貫通穴の最小幅側における平均寸法WS が押さえ板
の最小寸法幅We に近づくほど応力集中に伴う亀裂の発
生が起こりにくくなり、モータとして高品質、高信頼性
の製品が得られる。
【0008】図3は本発明の第2の実施例を示す横型ダ
イキャストマシンにセットしたステータコア部の断面図
である。本実施例では直径300mm以上のステータコ
アを用いており、ステ−タコア2の積み厚方向を鉛直に
向けて、ステ−タコア2を縦型ダイキャストマシンの金
型13、14間に収納し、ステ−タコア2の中心に治愚
12を挿通させた状態で固定し、押さえ板4a、4bに
はそれぞれ中間金型5a、5bを設け、ステータコア2
その水平方向に設けたピストン6との間に中間金型5c
を設け、中間金型5cには押さえ板4a、4bとなる空
間に連通する湯口51を配設したものである。このよう
ま構成で、湯口51にほぼ同時に注湯してダイキャスト
するようにし、ステータコア2の押さえ板4a、4bの
最小寸法幅We に対する貫通穴3の最小幅側における平
均寸法WS の比を0.7以下に設定したことを特徴とす
るものである。次に、本実施例では第1の実施例と同じ
形状のステ−タを用い、実際に実施例の効果の検証を行
った。表1に示すステータコアの押さえ板の最小寸法幅
e に対する貫通穴の最小幅側における平均寸法WS
比が0.3の試料を使って、ステ−タコアの両端部に設
けた中間金型の湯口からダイキャストでアルミニウム合
金の溶湯を鋳込んだ。ダイキャスト条件は第1の実施例
と同じである。ダイキャスト後、ステータコアの押さえ
板を肉眼で観察し亀裂の発生状況を調べた。従来のステ
−タコアの片側の設けた中間金型の湯口より同じダイキ
ャスト条件で鋳込んだ試料と比較したところ、従来例は
押さえ板の最小寸法幅We に対する貫通穴の最小幅側に
おける平均寸法WS の比が0.3で亀裂が発生したのに
対して本発明の方法は押さえ板部に亀裂は生じていなか
った。したがって、押さえ板4a、4bとなる空間にほ
ぼ同時に注湯してダイキャストするようにし、ステータ
コア2の押さえ板4a、4bの最小寸法幅We に対する
貫通穴3の最小幅側の平均寸法WS の比を0.7以下に
設定したので、両側の押さえ板部4a、4bに設けた湯
口5より鋳込まれた溶湯7は、貫通穴部3と、押さえ板
部4a,4bとでは同じ速さで凝固するようになる。よ
って、押さえ板4a、4bに巣が生じにくく、鋳込まれ
た貫通穴3と押さえ板4bとの境界部Sおいて応力集中
に伴う亀裂が発生することはなくなり、モータとして高
品質、高信頼性の製品が得られる。このように、ステー
タコアの片側からダイキャストする際の、押さえ板の最
小寸法幅We に対する貫通穴の最小幅側における平均寸
法WS の比が0.7以下に設定されたもので発生してい
た亀裂の問題を解決する効果がある。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステータコアの片側からダイキャストする方法では、押
さえ板の最小寸法幅に対するステータコアの貫通穴の少
なくとも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の
比を0.7以上に設定してあるので、貫通穴が先に凝固
しにくくなるため、巣が発生せず、亀裂も起こりにく
い。その結果、高品質で、信頼性の高いモータ用ステー
タコアの固定方法およびその装置が得られる効果があ
る。また、ステータコアの両側の押さえ板にほぼ同時に
注湯してダイキャストするようにした方法では、押さえ
板の最小寸法幅に対する貫通穴の最小幅側における平均
寸法の比を0.7以下に設定したので、貫通穴が先に凝
固しやすくなり、押さえ板に巣が生じにくく、鋳込まれ
た貫通穴と押さえ板との境界部において応力集中に伴う
亀裂が発生することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す縦型ダイキャス
トマシンにセットしたステータコア部の断面図である。
【図2】 図1の貫通穴の断面形状を示す図である。
【図3】 本発明の第2の実施例を示す横型ダイキャス
トマシンにセットしたステータコア部の断面図である。
【図4】 従来の縦型ダイキャストマシンにセットした
ステータコア部の断面図である。
【図5】 図6のBB’線に沿うステータコアの軸方向
断面図である。
【図6】 図5のAA’線に沿うステータコアの正断面
図である。
【図7】 その他のステータコアの正断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 ステータコア 3 貫通穴 4a、4b 押さえ板 51 湯口 5a、5b、5c 中間金型 6 ピストン 7 溶湯 10、11 金型 We 押さえ板の最小寸法幅 WS 貫通穴の最小幅側の平均寸法 S、S’導体の境界部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/00 - 15/02 H02K 15/04 - 15/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に複数の貫通穴を有する積層されたス
    テータコアを金型の内部に収納し、前記ステータコアの
    積み厚方向の両端部と前記金型の内壁面との間に中間金
    型を設置し、前記貫通穴と連通し前記ステータコアの両
    端を固定する押さえ板となる空間を形成し、この押さえ
    板となる形成部の片側に連通する湯口を配設し、前記湯
    口に高圧ダイキャスト法によりダイキャスト材の溶湯を
    注湯し、前記貫通穴および前記押さえ板を一体成形する
    モータ用ステータコアの固定方法において、 前記押さえ板の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少なく
    とも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の比を
    0.7〜1.0としたことを特徴とするモータ用ステー
    タコアの固定方法。
  2. 【請求項2】外周に複数の貫通穴を有する積層されたス
    テータコアを金型の内部に収納し、前記ステータコアの
    積み厚方向の両端部と前記金型の内壁面との間に中間金
    型を設置し、前記貫通穴と連通し前記ステータコアの両
    端を固定する押さえ板となる空間を形成し、この押さえ
    板となる形成部の側に連通する湯口をそれぞれ配設
    し、高圧ダイキャスト法によりダイキャスト材の溶湯を
    前記各湯口にほぼ同時に注湯し、前記貫通穴および前記
    押さえ板を一体成形するモータ用ステータコアの固定方
    法において、 前記押さえ板の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少なく
    とも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の比を
    0.3〜0.7としたことを特徴とするモータ用ステー
    タコアの固定方法。
  3. 【請求項3】外周に複数の貫通穴を有する積層されたス
    テータコアを内部に収納する金型と、前記ステータコア
    の積み厚方向の両端部と前記金型の内壁面との間に設置
    した中間金型と、前記中間金型の端部に前記貫通穴と連
    通し前記ステータコアの両端を固定する押さえ板を形成
    するように設けた空間部と、前記空間部の片側に連通す
    るように設けた湯口とを備え、前記湯口に高圧ダイキャ
    スト法によりダイキャスト材の溶湯を注湯して前記貫通
    穴および前記押さえ板を一体成形するようにしたモータ
    用ステータコアの固定装置において、 前記押さえ板の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少なく
    とも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の比が
    0.7〜1.0であることを特徴とするモータ用ステー
    タコアの固定装置。
  4. 【請求項4】 外周に複数の貫通穴を有する積層された
    ステータコアを内部に収納する金型と、前記ステータコ
    アの積み厚方向の両端部と前記金型の内壁面との間に設
    置した中間金型と、前記中間金型の端部に前記貫通穴と
    連通し前記ステータコアの両端を固定する押さえ板を形
    成するように設けた空間部と、この押さえ板となる空間
    部の両側に連通するようにそれぞれ設けた湯口とを備
    え、高圧ダイキャスト法によりダイキャスト材の溶湯を
    前記各湯口にほぼ同時に注湯して前記貫通穴および前記
    押さえ板を一体成形するようにしたモータ用ステータコ
    アの固定装置において、 前記押さえ板の最小寸法幅に対する前記貫通穴の少なく
    とも一つの断面形状の最小幅側における平均寸法の比が
    0.3〜0.7であることを特徴とするモータ用ステー
    タコアの固定装置。
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