JPS6240040A - かご形回転子の製造装置 - Google Patents
かご形回転子の製造装置Info
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- JPS6240040A JPS6240040A JP18024285A JP18024285A JPS6240040A JP S6240040 A JPS6240040 A JP S6240040A JP 18024285 A JP18024285 A JP 18024285A JP 18024285 A JP18024285 A JP 18024285A JP S6240040 A JPS6240040 A JP S6240040A
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- molten metal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は銹導電動機等に使用されるかご形回転子の製
造方法、特に回転子導体の形成方法に関するものである
。
造方法、特に回転子導体の形成方法に関するものである
。
第5図(a)、 (b)は一般的な鋳込み前のかご形回
転子鉄心を示すもので、(a)は一部切欠いて表わす正
面図、(b)は側面図であ夛2図中、(1)は円形鋼板
(1C)を積層した回転子鉄心j (1!L) は
積層方向に貫通するスロツ)、 (tb)は回転軸挿
入部である。従来、この回転子はスロツ)(1a)、回
転軸挿入部(1b)を打抜いた鉄板を必要枚数積層し。
転子鉄心を示すもので、(a)は一部切欠いて表わす正
面図、(b)は側面図であ夛2図中、(1)は円形鋼板
(1C)を積層した回転子鉄心j (1!L) は
積層方向に貫通するスロツ)、 (tb)は回転軸挿
入部である。従来、この回転子はスロツ)(1a)、回
転軸挿入部(1b)を打抜いた鉄板を必要枚数積層し。
例えばアルミニウムダイカストによシ回転子導体を形成
した後2回転軸を挿入して製造される。
した後2回転軸を挿入して製造される。
第6図は、従来のかご形回転子の鋳込型を示す断面図で
2図中(2)は仮芯金、(3)はカラー、(4)はナツ
トで回転子鉄心(11は仮芯金(2)及びカラー(3)
を介してナツト(4)で締付けられ一体化されている。
2図中(2)は仮芯金、(3)はカラー、(4)はナツ
トで回転子鉄心(11は仮芯金(2)及びカラー(3)
を介してナツト(4)で締付けられ一体化されている。
(5)は成形後製品を取シ出すための押出棒、(6jは
アルミニウム、銅等の電気導体用金属材料、(7)は溶
融した金属材料(6)を注入するスリーブ、(8jは鋳
込み圧力を加えるプランジャー、(9)は固定金型、α
Cは中間金型、αυは移動金型である。
アルミニウム、銅等の電気導体用金属材料、(7)は溶
融した金属材料(6)を注入するスリーブ、(8jは鋳
込み圧力を加えるプランジャー、(9)は固定金型、α
Cは中間金型、αυは移動金型である。
従来のかご形回転子のダイカスト法は、仮芯金(2)、
カラー(3)及びナツト(4)で一体化した回転子鉄心
(11金中間金型u1の円筒状のキャビティに挿入し。
カラー(3)及びナツト(4)で一体化した回転子鉄心
(11金中間金型u1の円筒状のキャビティに挿入し。
中間金型c11及び移動金型συを固定金型(9)に加
圧して型締めを行う。しかる後スリーブ(7)に注入さ
れた溶融金属材料この場合はアルミニウム(61を矢印
に示すようにプランジャー(8)によってプランジャー
(8)速度約1 m /secで加圧し2回転子鉄心(
1)のスロツ) (1a) の中を1.5 m /
sec以上の速度で流し。
圧して型締めを行う。しかる後スリーブ(7)に注入さ
れた溶融金属材料この場合はアルミニウム(61を矢印
に示すようにプランジャー(8)によってプランジャー
(8)速度約1 m /secで加圧し2回転子鉄心(
1)のスロツ) (1a) の中を1.5 m /
sec以上の速度で流し。
スロット(1a)及びエンドリングを1秒以内に高圧高
速で充填し、急速冷却した後、固定金型(9)と中間金
型0Qとの間で金型を開き、押出棒(5)によシ回転子
鉄心(1)全押出す。
速で充填し、急速冷却した後、固定金型(9)と中間金
型0Qとの間で金型を開き、押出棒(5)によシ回転子
鉄心(1)全押出す。
第7図(−)、 (1))はこのようにして得られたか
ご形回転子を示すもので、(a)は断面図、(b)は側
面図であり、 (61L) は巣である。また第8
図はその回転子導体の金属組織を表わす顕微鏡写真であ
る。第7図(a)及び第8図かられかるように、ダイカ
スト後の回転子のスロツ) (Ia)及びエンドリング
の回転子導体内部に収縮巣(ヒケ巣) (6a) が
生じ密度の低下及び充填率の低下につながっていた。
ご形回転子を示すもので、(a)は断面図、(b)は側
面図であり、 (61L) は巣である。また第8
図はその回転子導体の金属組織を表わす顕微鏡写真であ
る。第7図(a)及び第8図かられかるように、ダイカ
スト後の回転子のスロツ) (Ia)及びエンドリング
の回転子導体内部に収縮巣(ヒケ巣) (6a) が
生じ密度の低下及び充填率の低下につながっていた。
例えば純アルミニウムの密度は2.7117cnlであ
るが2回転子導体のアルミニウム密度は2.5γj9/
cd程度であった。この密度及び充填率低下が回転子に
誘起された二次電流の導通を妨げ、ひいては回転トルク
を低下させていた。従って、現状では収縮巣による導通
低下を考慮し、安全係数を設けた回転子設計がなされて
お硯22回転子導の材料特性金フルに発揮させる限界が
なされていない。そこで所望のモータ特性を得るために
2回転子の厚さを増したシ、−次側の固定子の巻線を太
くする等の手段が取られておシ、そのためモータ自身が
犬きくなシ、小型軽量化のための支障となるばかシでな
く余分な材料が必要でコストアップにつながっていた。
るが2回転子導体のアルミニウム密度は2.5γj9/
cd程度であった。この密度及び充填率低下が回転子に
誘起された二次電流の導通を妨げ、ひいては回転トルク
を低下させていた。従って、現状では収縮巣による導通
低下を考慮し、安全係数を設けた回転子設計がなされて
お硯22回転子導の材料特性金フルに発揮させる限界が
なされていない。そこで所望のモータ特性を得るために
2回転子の厚さを増したシ、−次側の固定子の巻線を太
くする等の手段が取られておシ、そのためモータ自身が
犬きくなシ、小型軽量化のための支障となるばかシでな
く余分な材料が必要でコストアップにつながっていた。
更に、スロツ) (1a) 内部に生じた巣により回
転子の強度低下が生じ、高速回転時の断線及び破壊につ
ながる危険性があった。
転子の強度低下が生じ、高速回転時の断線及び破壊につ
ながる危険性があった。
また、従来のダイカスト法では電気導体用溶融金属材料
(61のスロツ) (1a) 内の流れは高速の乱流
であり、巣の主要因となる空気の巻き込みを生じる(他
、その圧力により回転子T1+の積層鉄心の積層間にさ
し込み、更に回転子鉄心(1)と金型σ1の回転子外周
面と対向する部分との間の若干の隙間に流れ込み2回転
子の外周面に電気導体用金属材料(6)が付着してしま
い、ダイカスト後2回転子鉄心(1)の外周面を切削し
なければならなかった。また切削すると、その切削パリ
によシ切削前と同様鉄心間が短絡されて渦電流が流れト
ルク特性が著しく低下する恐れがあり2表面熱処理及び
エツチング処理等の後処理を必要としていた。
(61のスロツ) (1a) 内の流れは高速の乱流
であり、巣の主要因となる空気の巻き込みを生じる(他
、その圧力により回転子T1+の積層鉄心の積層間にさ
し込み、更に回転子鉄心(1)と金型σ1の回転子外周
面と対向する部分との間の若干の隙間に流れ込み2回転
子の外周面に電気導体用金属材料(6)が付着してしま
い、ダイカスト後2回転子鉄心(1)の外周面を切削し
なければならなかった。また切削すると、その切削パリ
によシ切削前と同様鉄心間が短絡されて渦電流が流れト
ルク特性が著しく低下する恐れがあり2表面熱処理及び
エツチング処理等の後処理を必要としていた。
そこで、上記問題点を解決する方法として特開昭58−
222763 号公報に提案されている。
222763 号公報に提案されている。
この方法では、積層した回転子鉄心(110両外周端面
を鋳込型で拘束型締めし、第9図の鉄心端部断面図に示
すように、軸方向にlたけ変形し密着させ回転子電気導
体用金属材料(6)のさし込みを防ぐ。
を鋳込型で拘束型締めし、第9図の鉄心端部断面図に示
すように、軸方向にlたけ変形し密着させ回転子電気導
体用金属材料(6)のさし込みを防ぐ。
図中の二点@線は型締め前の回転子端部を表わす。
ところが、この方法では第10図(1k)にも一部拡大
して示されているように回転子鉄心(1)が変形し。
して示されているように回転子鉄心(1)が変形し。
特に回転軸挿入部(1b)に変形が生じ、仮芯金(2)
の引抜き時及び回転軸挿入時に軸の引っかかりが生じ2
回転軸の挿入作業の効率を妨げるばかシでなく鉄心端部
がまくれ変形する危険性があった。
の引抜き時及び回転軸挿入時に軸の引っかかりが生じ2
回転軸の挿入作業の効率を妨げるばかシでなく鉄心端部
がまくれ変形する危険性があった。
そのため特開昭58−86848号公報のように回転軸
挿入部(1b)の変形を考慮した第10図(1))(C
)の積層鉄心の断面図に示すような逃げ構造をもつ形状
とし、更に仮芯金azを挿入し拘束型締め時の回転子鉄
心(1)の変形を抑える方法が通常とられているが9回
転子鉄心の両端の所定形状に沿って内径が若干異なる積
層鉄心を所定数積み重ねる必要があり、そのための打抜
き用金型及び積み重ね装置が必要であった。
挿入部(1b)の変形を考慮した第10図(1))(C
)の積層鉄心の断面図に示すような逃げ構造をもつ形状
とし、更に仮芯金azを挿入し拘束型締め時の回転子鉄
心(1)の変形を抑える方法が通常とられているが9回
転子鉄心の両端の所定形状に沿って内径が若干異なる積
層鉄心を所定数積み重ねる必要があり、そのための打抜
き用金型及び積み重ね装置が必要であった。
さらに上記のような方法では大型モータ用のかご形回転
子を製造するKは、プランジャー(8)に大きな加圧力
を必要としていた。
子を製造するKは、プランジャー(8)に大きな加圧力
を必要としていた。
上記のように従来のダイカスト法では回転子導体内部に
収縮巣を生じ、密度及び充填率の低下につながって回転
トルクを低下させる結果となシ回転子導体の材料特性を
フルに発揮させる回転子の限界設計がなされず小型軽量
化の支障となるとともに9回転子の強度低下が生じ、高
速回転時の断線及び破壊につながる危険性があるという
問題点があった。
収縮巣を生じ、密度及び充填率の低下につながって回転
トルクを低下させる結果となシ回転子導体の材料特性を
フルに発揮させる回転子の限界設計がなされず小型軽量
化の支障となるとともに9回転子の強度低下が生じ、高
速回転時の断線及び破壊につながる危険性があるという
問題点があった。
また、電気導体用金属材料が回転子の積層鉄心間にさし
込んだシ、さらに回転子の外周面に付着してしまい、ダ
イカスト後切削する必要があったが、切削後も前と同様
鉄心間が短絡され、渦電流が流れトルク特性が低下する
恐れがあシ、後処理が必要であった。なお前に短絡防止
、トルク特性向上のために提案されている方法では多大
の設備及び労力・時間を必要であった。さらに、大型モ
ータ用のかご形回転子を製造するKは、溶融金属材料を
充男する時、大きな加圧力が必要であシ。
込んだシ、さらに回転子の外周面に付着してしまい、ダ
イカスト後切削する必要があったが、切削後も前と同様
鉄心間が短絡され、渦電流が流れトルク特性が低下する
恐れがあシ、後処理が必要であった。なお前に短絡防止
、トルク特性向上のために提案されている方法では多大
の設備及び労力・時間を必要であった。さらに、大型モ
ータ用のかご形回転子を製造するKは、溶融金属材料を
充男する時、大きな加圧力が必要であシ。
製造装置も大きくなるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、収縮巣をなりシア電気導体用金属材料の鉄心
間への差し込み、及び回転子外周への付着を防止して、
モータの小型軽量化が図れトルク特性及び信頼性の向上
した回転子を作業性良く簡便に製造し、さらに大型モー
タ用かご形回転子の製造装置も比較的小型にできるかご
形回転子の製造方法を提供しようとするものである。
たもので、収縮巣をなりシア電気導体用金属材料の鉄心
間への差し込み、及び回転子外周への付着を防止して、
モータの小型軽量化が図れトルク特性及び信頼性の向上
した回転子を作業性良く簡便に製造し、さらに大型モー
タ用かご形回転子の製造装置も比較的小型にできるかご
形回転子の製造方法を提供しようとするものである。
この発明のかご形回転子の製造方法は2円形鋼板を積層
し、その積層方向にスロットを有する回転子鉄心をその
回転軸が重力方向になるよ5に上型の凸部に固定し、上
記凸部に嵌合する下型の凹部に溶融金属材料を注入し、
・溶融金属材料がスロットを1.5 m / sec以
下で流動するように上型を下型に嵌合しエンドリングお
よびスロットを構成する空間内に溶融金属材料を充填し
、この充填した溶融金属材料に高圧力を付加しながら冷
却し、凝固させるようにしたものである。
し、その積層方向にスロットを有する回転子鉄心をその
回転軸が重力方向になるよ5に上型の凸部に固定し、上
記凸部に嵌合する下型の凹部に溶融金属材料を注入し、
・溶融金属材料がスロットを1.5 m / sec以
下で流動するように上型を下型に嵌合しエンドリングお
よびスロットを構成する空間内に溶融金属材料を充填し
、この充填した溶融金属材料に高圧力を付加しながら冷
却し、凝固させるようにしたものである。
この発明においては、電気導体用溶融金属材料を回転子
鉄心の下部から上部に向かって一方向でスロット内の流
入速度1.5 m /sec以下で充填することにより
、溶融金属材料の流れは層流となり。
鉄心の下部から上部に向かって一方向でスロット内の流
入速度1.5 m /sec以下で充填することにより
、溶融金属材料の流れは層流となり。
空気の巻き込みを少な(するので、また充填後溶融金属
材料が凝固するまで高圧力を加えるので。
材料が凝固するまで高圧力を加えるので。
巣の発生を防止できる。さらに溶融金属材料を圧力を加
えず、徐々に一方向に充填しているので。
えず、徐々に一方向に充填しているので。
鉄心量空隙及び回転子外周への溶融金属材料の差し込み
が従来法に比して浅く、すぐ冷却されて凝縮しクサビ状
になる。この初期の冷却凝固した金属材料がクサビとし
て働き、溶融金属材料充填後高圧力下における冷却凝固
時に溶融金属材料の鉄心間及び回転時外周へのよシ以上
の差し込みを阻害する。
が従来法に比して浅く、すぐ冷却されて凝縮しクサビ状
になる。この初期の冷却凝固した金属材料がクサビとし
て働き、溶融金属材料充填後高圧力下における冷却凝固
時に溶融金属材料の鉄心間及び回転時外周へのよシ以上
の差し込みを阻害する。
第1図はこの発明の一実施例のかご形回転子の製造方法
に係わるかご形回転子の鋳込装置である。7図において
、α2は型締力全作用させるプレス等の加圧機構のボル
スタで、仮芯金(2)、カラー(3)、及びナツト(4
)で凸部を有する上型α国が構成されている。■はテー
ブル(Is上に固定された下型で、凹部を有する。鰻は
ノックアウトポンチ、0ηは断熱板である。(2a)は
仮芯金(2)の下部に設げられたゲートで、下型Iの凹
部に注入された溶融金属材料をスロットに導くゲートで
ある。
に係わるかご形回転子の鋳込装置である。7図において
、α2は型締力全作用させるプレス等の加圧機構のボル
スタで、仮芯金(2)、カラー(3)、及びナツト(4
)で凸部を有する上型α国が構成されている。■はテー
ブル(Is上に固定された下型で、凹部を有する。鰻は
ノックアウトポンチ、0ηは断熱板である。(2a)は
仮芯金(2)の下部に設げられたゲートで、下型Iの凹
部に注入された溶融金属材料をスロットに導くゲートで
ある。
第2図はこの発明によシ得られたかご形回転子を示す構
成図で、(1)は回転子鉄心t (1’) はスロ
ット、 (tb) は回転子挿入部t (1C)
は円形鋼板。
成図で、(1)は回転子鉄心t (1’) はスロ
ット、 (tb) は回転子挿入部t (1C)
は円形鋼板。
(1d、) はエンドリングである。
次に動作について説明する。上記のかご形回転子の鋳込
装置において、上、下型α1.(141を約250℃に
予熱し、上型a3の凸部に回転子鉄心(1)を、スロツ
) (1a)が重力方向になるように固定する。
装置において、上、下型α1.(141を約250℃に
予熱し、上型a3の凸部に回転子鉄心(1)を、スロツ
) (1a)が重力方向になるように固定する。
次に溶融した電気導体用金属材料(6)2例えばアルミ
ニウムを下型Iの凹部に注入し、速やかに上型OJを下
降させて下型α滲と嵌合させる。この時上型α3に回転
子鉄心(1)が固定されているので、下型(14)の凹
部に注入された溶融金属材料(6)はゲー) (2a)
を通って回転子鉄心(11のスロツ) (Ia)及びエ
ンドリング(1d)に充填されるが、この充填速度は1
、5 m / sec以下となるように、上型(I3の
下降速度やゲー) (2a) 口径が構成されている
。
ニウムを下型Iの凹部に注入し、速やかに上型OJを下
降させて下型α滲と嵌合させる。この時上型α3に回転
子鉄心(1)が固定されているので、下型(14)の凹
部に注入された溶融金属材料(6)はゲー) (2a)
を通って回転子鉄心(11のスロツ) (Ia)及びエ
ンドリング(1d)に充填されるが、この充填速度は1
、5 m / sec以下となるように、上型(I3の
下降速度やゲー) (2a) 口径が構成されている
。
回転子鉄心(1)のスロツ) (1a)及びエンドリン
グ(1d)に溶融金属材料(6)を充填した後、金属材
料(6)が溶融又は半溶融状態で、約5oob/i程度
の高圧力を付加しながら冷却し、凝固させる。
グ(1d)に溶融金属材料(6)を充填した後、金属材
料(6)が溶融又は半溶融状態で、約5oob/i程度
の高圧力を付加しながら冷却し、凝固させる。
この後、ノックアウトポンチ+leで、成形された回転
子を下から押し出す。
子を下から押し出す。
この発明においては、溶融金属材料(61は、ゲー)
(2a) 近傍から下端のエンドリング(1d)を充
填し、ゲート(2a)近傍のスロツ) (Ia) を
ゆっくり上昇し、上端のエンドリング(1d) ’e
充填する。
(2a) 近傍から下端のエンドリング(1d)を充
填し、ゲート(2a)近傍のスロツ) (Ia) を
ゆっくり上昇し、上端のエンドリング(1d) ’e
充填する。
とのよ5に溶融金属材料(6)はゆっくりと充填される
ため、その流れは層流となυ、ガスを封じ込めることが
少なく、かつ、充填した金属材料(6)を溶融又は半溶
融状態で高圧力を付加しながら凝固させるため、巣が少
なく高密度なかご形回転子を形成することができる。さ
らに初期の充填によシ上、下型のゲート(2a) 面、
エンドリング(1d)形成面、及び回転子鉄心のスロッ
ト(Ia) 壁面に接する溶融金属材料(6)は冷却さ
れ、凝固収縮してエアーギャップを形成し、運動エネル
ギーを持つ溶融金属材料(6)と上、下型(131,(
141及び回転子鉄心(1)との熱伝導が悪くなるため
、溶融金属材料(6)が凝固せず2回転子鉄心(1)の
スロツ) (1a) 及びエンドリング(1d)全体
に充填されるまで溶融状態を容易に保つことができる。
ため、その流れは層流となυ、ガスを封じ込めることが
少なく、かつ、充填した金属材料(6)を溶融又は半溶
融状態で高圧力を付加しながら凝固させるため、巣が少
なく高密度なかご形回転子を形成することができる。さ
らに初期の充填によシ上、下型のゲート(2a) 面、
エンドリング(1d)形成面、及び回転子鉄心のスロッ
ト(Ia) 壁面に接する溶融金属材料(6)は冷却さ
れ、凝固収縮してエアーギャップを形成し、運動エネル
ギーを持つ溶融金属材料(6)と上、下型(131,(
141及び回転子鉄心(1)との熱伝導が悪くなるため
、溶融金属材料(6)が凝固せず2回転子鉄心(1)の
スロツ) (1a) 及びエンドリング(1d)全体
に充填されるまで溶融状態を容易に保つことができる。
この方法によって得られた回転子の金属組織を表わす顕
微鏡写真を第3図に示す。第8図に示す従来法に比べて
、第3図のように、収縮巣が少なくなる。このため2回
転子導体の材料特性をフルに発揮させる回転子の限界設
計がなされ、モータなどの小形軽量化に寄与し、高付加
価値化が可能となシ、また省資材化及びコストダウンも
可能となる。さらに、収縮巣による回転子の強度低下が
な(、高速回転時の断線及び破壊の危険性も低下できる
。
微鏡写真を第3図に示す。第8図に示す従来法に比べて
、第3図のように、収縮巣が少なくなる。このため2回
転子導体の材料特性をフルに発揮させる回転子の限界設
計がなされ、モータなどの小形軽量化に寄与し、高付加
価値化が可能となシ、また省資材化及びコストダウンも
可能となる。さらに、収縮巣による回転子の強度低下が
な(、高速回転時の断線及び破壊の危険性も低下できる
。
さらに、初期の充填において、スロット壁面近傍でエア
ーギャップが形成される時9円形鋼板(1C)間の空隙
にも若干の溶融金属材料(6)が流れ込むが、充填時に
は圧力を作用させてないため。
ーギャップが形成される時9円形鋼板(1C)間の空隙
にも若干の溶融金属材料(6)が流れ込むが、充填時に
は圧力を作用させてないため。
空隙の深くまで流れ込まずにすぐ冷却されて(さび状に
凝固する。この(さび状の凝固した金属材料が、溶融金
属材料(6)充填後、高圧力を加える時にくさび状して
働き、溶融金属材料(6)の円形鋼板(1C)間への侵
入を防止する。このため、従来法におけるように、特別
な回転子鉄心形状とする必要がなく、更に回転子鉄心を
拘束型締めする必要もなく2回転子鉄心間から外周面に
金属材料が付着せずに成形でき、成形後2回転子外周面
の切削などの工程が不要となり、工数低減とトルク特性
の向上を図ることができる。また、大型モータに対して
小さい加圧力で製造が可能である。
凝固する。この(さび状の凝固した金属材料が、溶融金
属材料(6)充填後、高圧力を加える時にくさび状して
働き、溶融金属材料(6)の円形鋼板(1C)間への侵
入を防止する。このため、従来法におけるように、特別
な回転子鉄心形状とする必要がなく、更に回転子鉄心を
拘束型締めする必要もなく2回転子鉄心間から外周面に
金属材料が付着せずに成形でき、成形後2回転子外周面
の切削などの工程が不要となり、工数低減とトルク特性
の向上を図ることができる。また、大型モータに対して
小さい加圧力で製造が可能である。
第4図はこの発明の他の実施例に係わるかご形回転子の
鋳込装置を示すもので、α檜は外周拘束リング、θ9は
補助リング、(21は補助リング(11の外周の数個所
と大気とを連通ずるガス抜き口である。
鋳込装置を示すもので、α檜は外周拘束リング、θ9は
補助リング、(21は補助リング(11の外周の数個所
と大気とを連通ずるガス抜き口である。
補助リング121と外周拘束リング(1樽はカラー(3
)に固定されて、上型aJと下型Iを嵌合した時2回転
子鉄心(1)と下型Iに接し9回転子鉄心[11の外周
面及びエンドリングの形状を決定するものである。上型
0りをこのように構成すれば、上記効果に加えてエンド
リングの形状を任意に変えることもできる。
)に固定されて、上型aJと下型Iを嵌合した時2回転
子鉄心(1)と下型Iに接し9回転子鉄心[11の外周
面及びエンドリングの形状を決定するものである。上型
0りをこのように構成すれば、上記効果に加えてエンド
リングの形状を任意に変えることもできる。
以上のよ5′に、この発明によれば2円形鋼板を積層し
、その積層方向にスロットを有する回転子子鉄心をその
回転軸が重力方向になるように上型の凸部に固定し、上
記凸部に嵌合する下型の凹部に溶融金属材料を注入し、
上記溶融金属材料が上記スロットをL 5 m / s
ec以下で流動するように上記上型と下型を嵌合して上
記スロットに上記溶融金属材料を充填し、この充填した
溶融金属材料に高圧力を付加しながら冷却し、凝固させ
ることによシ、収縮巣をなりシ、電気導体用金属材料の
円形鏝板間のの差し込み、及び回転子外周への付着を防
止しく、モータの小型軽量化が図れ、トルク特性及び信
頼性の向上したかご形回転子を作業性良く簡便に製造し
、さらに大型モータ用かご形回転子の製造装置も比較的
小型にできるかご形回転子の製造方法を提供できる効果
がある。
、その積層方向にスロットを有する回転子子鉄心をその
回転軸が重力方向になるように上型の凸部に固定し、上
記凸部に嵌合する下型の凹部に溶融金属材料を注入し、
上記溶融金属材料が上記スロットをL 5 m / s
ec以下で流動するように上記上型と下型を嵌合して上
記スロットに上記溶融金属材料を充填し、この充填した
溶融金属材料に高圧力を付加しながら冷却し、凝固させ
ることによシ、収縮巣をなりシ、電気導体用金属材料の
円形鏝板間のの差し込み、及び回転子外周への付着を防
止しく、モータの小型軽量化が図れ、トルク特性及び信
頼性の向上したかご形回転子を作業性良く簡便に製造し
、さらに大型モータ用かご形回転子の製造装置も比較的
小型にできるかご形回転子の製造方法を提供できる効果
がある。
第1図は、この発明の一実施例によるかご形回転子の製
造方法に係る鋳込装置を示す断面図、第2図(a)は上
記一実施例によシ製造されるかご形回転子の断面図、第
2図(b)は第2図(a)の側面図、第3図はこの発明
の一実施例による製造方法によって製造したかご形回転
子の金属組織を示す顕微鏡図 写i第4図はこの発明の他の実施例に係る鋳込装置を示
す断面図、第5図(a)は一般的な鋳込み前のかご形回
転子鉄心を一部切欠い℃示す正面図。 第5図(b)はその側面図、第6図は従来のかご形回転
子の製造方法に係る鋳込装置を示す断面図、第7図(a
)、 (b)はそれぞれ従来法による鋳込み後のかご形
回転子を示す断面図、側面図、第8図は従来法によるか
ご形回転子の金属組織を示す顕微鏡4回 iτ第S図は従来法による型締め後の回転子鉄心と金型
を示す一部拡大断面図、第10図(a)は従来法による
型締め時の回転子鉄心の変形を示す一部拡大断面図、第
10図(b)、 (e)はそれぞれ従来法による型締め
時の回転子鉄心の変形建対する改良した回転子鉄心を示
す一部拡大断面図である。 (1)は回転子鉄心、 (1a) はスロット、t
l:lは上型。 ■は下型。 なお2図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
造方法に係る鋳込装置を示す断面図、第2図(a)は上
記一実施例によシ製造されるかご形回転子の断面図、第
2図(b)は第2図(a)の側面図、第3図はこの発明
の一実施例による製造方法によって製造したかご形回転
子の金属組織を示す顕微鏡図 写i第4図はこの発明の他の実施例に係る鋳込装置を示
す断面図、第5図(a)は一般的な鋳込み前のかご形回
転子鉄心を一部切欠い℃示す正面図。 第5図(b)はその側面図、第6図は従来のかご形回転
子の製造方法に係る鋳込装置を示す断面図、第7図(a
)、 (b)はそれぞれ従来法による鋳込み後のかご形
回転子を示す断面図、側面図、第8図は従来法によるか
ご形回転子の金属組織を示す顕微鏡4回 iτ第S図は従来法による型締め後の回転子鉄心と金型
を示す一部拡大断面図、第10図(a)は従来法による
型締め時の回転子鉄心の変形を示す一部拡大断面図、第
10図(b)、 (e)はそれぞれ従来法による型締め
時の回転子鉄心の変形建対する改良した回転子鉄心を示
す一部拡大断面図である。 (1)は回転子鉄心、 (1a) はスロット、t
l:lは上型。 ■は下型。 なお2図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 円形鋼板を積層し、その積層方向にスロットを有する回
転子鉄心をその回転軸が重力方向になるように上型の凸
部に固定し、上記凸部に嵌合する下型の凹部に溶融金属
材料を注入し、上記溶融金属材料が上記スロットを1.
5m/sec以下で流動するように上記上型を下型に嵌
合して上記スロットに上記溶融金属材料を充填し、この
充填した溶融金属材料に高圧力を付加しながら冷却し、
凝固させるかご形回転子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18024285A JPH0681451B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | かご形回転子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18024285A JPH0681451B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | かご形回転子の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240040A true JPS6240040A (ja) | 1987-02-21 |
JPH0681451B2 JPH0681451B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16079848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18024285A Expired - Lifetime JPH0681451B2 (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | かご形回転子の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681451B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0458749A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | かご形回転子の鋳造装置 |
CN111799961A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-10-20 | 重庆金康动力新能源有限公司 | 电机转子及其端环铸造设备和方法 |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP18024285A patent/JPH0681451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0458749A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | かご形回転子の鋳造装置 |
CN111799961A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-10-20 | 重庆金康动力新能源有限公司 | 电机转子及其端环铸造设备和方法 |
CN111799961B (zh) * | 2020-06-19 | 2023-09-19 | 重庆金康动力新能源有限公司 | 电机转子及其端环铸造设备和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681451B2 (ja) | 1994-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |