JP3476417B2 - 液体クロマトグラフによる分析方法 - Google Patents

液体クロマトグラフによる分析方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体クロマトグラフ
による分析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体クロマトグラフにおいては定性的な
情報が少なく、正確な同定や認識を行なうために、溶出
してきた成分を分取し、必要に応じて濃縮してから他の
分析機器で定性していた。液体クロマトグラフと質量分
析計等の他の分析機器をオンラインで接続して分析する
手法も採られているが、他の分析機器への溶媒の導入量
が制約されるために、溶離液の大半をスプリットして排
出するなどの方法が採られていた。溶媒量を少なくする
ためには、カラム内径が1mm以下のマイクロ液体クロ
マトグラフが有効であるが、その場合1マイクロリット
ル以下の試料溶液を正確に注入する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液体クロマト
グラフにおいて溶出してきた成分を分取し、定性手段の
機器に導入する手法は手間がかかるばかりでなく、濃縮
過程において試料の変性や損失、又は夾雑物の混入が生
じる危険性がある。また、液体クロマトグラフと質量分
析計などのオンライン接続でスプリットする方法は、質
量分析計にとっては有効であるが定量性や感度が低下す
る虞れがある。また、クロマトグラフにおいて、高分解
能を得るためには、できるだけ狭いバンドで試料溶液を
注入する必要があり、試料濃度が低くても大量に注入す
ることはできない。そこで本発明は、試料濃度が低くて
も試料を濃縮して分析することができる液体クロマト
グラフによる分析方法を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の分析方法は、第
1の希釈用送液ポンプにより希釈液を送りインジェクタ
ーを介して試料溶液を希釈し、さらに送るための第1の
送液ラインと、他の溶離液用送液ポンプより分析カラム
を経て検出器にいたる分析ラインとをそれぞれ切換バル
ブに接続し、前記切換バルブには濃縮カラムを設け、前
記濃縮カラムを第1の送液ラインと分析ラインに切り換
えて接続自在とする一方、第2の希釈用送液ポンプによ
り希釈液を送るための第2の送液ラインをインジェクタ
ーと前記切換バルブ間にジョイントを設けて接続した液
体クロマトグラフによる分析方法あり、液体クロマトグ
ラフとしてマイクロ高速液体クロマトグラフを使用し、
第2の送液ラインの希釈液として第1の送液ラインの希
釈液よりも目的物質の濃縮及び溶媒の置換を高める性質
をもつものを使用し、かつ前記ジョイントにおいて第2
の送液ラインの希釈液の流量が第1の送液ラインの希釈
液の流量よりも多くなるように設定することにより、マ
イクロ高速液体クロマトグラフのオンライン中で試料成
分を濃縮して分析するようにしたものである。ここで試
料溶液とは、試料を含む溶液をいう。
【0005】手間がかかるなど不都合の多いオフライン
による分取、濃縮過程を省くため、液体クロマトグラフ
と質量分析計など他の分析機器をオンライン接続し、特
に溶媒のスプリット量を小さくできるマイクロ液体クロ
マトグラフを利用したときに、試料の濃縮過程を設ける
ことで大量の低濃度試料溶液の注入が可能となる。さら
に、第1の希釈用送液ポンプと第2の希釈用送液ポンプ
の流量を調節することにより、ジョイントにおける第1
の希釈用送液ポンプ側からの液と第2の希釈用送液ポン
プ側からの液の混合比を調節することができ、試料溶液
の希釈率を自在に設定することができる。
【0006】また、液体クロマトグラフにおいて、試料
溶液の溶媒が分離に影響を及ぼすことが知られている。
すなわち、液体クロマトグラフを用いて分析を行なうに
あたり、分析ラインに導入される注入溶媒の量及び組成
と、分析ラインを流れる溶離液の組成のバランスを考慮
する必要がある。本発明の液体クロマトグラフによれ
ば、濃縮カラムに捕集される試料の溶媒、すなわち分析
ラインに導入される注入溶媒を希釈液で希釈又は置換す
ることができるので、適当な条件で分析することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の送液ラインと第2の送液ラ
インの少なくとも一方は除去カラムを備え、その除去カ
ラムには洗浄液を選択的に又は希釈液と混合して送液
し、ドレインへ排出できる流路を設けることが好まし
い。その結果、希釈液の不純物が分析ラインに入るのを
防止することができる。
【0008】第1の送液ポンプと第2の送液ポンプは互
いに異なる希釈液を送液するものであることが好まし
い。その結果、第2の送液ポンプからの希釈液により、
試薬溶媒のpH調整、イオンペア試薬の混合、イオン強
度の調整など、試薬溶媒の調製を行なうことができ、濃
縮カラムでの捕集モードに柔軟性をもたせることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図1に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。1はインジェクターで3方ジョイント2を
経て6方切換バルブ3の切換口3aに接続されている。
4は濃縮カラムで、その両端は6方切換バルブ3の切換
口3cと切換口3fに接続されている。5は分析カラム
で、一端は6方切換バルブ3の切換口3eに接続され、
他端には検出器6が接続されており、分析ライン28を
構成する。
【0010】インジェクター1、3方ジョイント2、6
方切換バルブ3、濃縮カラム4、分析カラム5はカラム
オーブン7内に収納設置されている。8は送液ポンプで
吸引側は溶離液を収容した溶離液容器9に、吐出側は6
方切換バルブ3の切換口3dに接続されており、これら
で溶離液系21を構成している。10は送液ポンプ(第
1の希釈用送液ポンプ)で、吸引側は希釈用及び移送用
の液(以下希釈液という)が収容された希釈液容器11
に接続され、吐出側はインジェクター1に接続されてお
り、これらで送液ライン20を構築している。12は送
液ポンプ(第2の希釈用送液ポンプ)で、吸引側は希釈
液が収容された希釈液容器13に接続され、吐出側は3
方ジョイント2に接続されている。17,18はドレイ
ンであり、ドレイン17は6方切換バルブ3に接続さ
れ、ドレイン18は検出器6に接続されている。
【0011】続いて、その使用方法及び動作について説
明すると、6方切換バルブ3において、切換口3aと3
f、切換口3bと3c、切換ロ3dと3eをおのおの接
続しておく。また、3方ジョイント2では送液ポンプ1
2への通口19を閉じておく。ここで、送液ポンプ10
を作動させると、希釈液は希釈液容器11から送液ポン
プ10を経てインジェクター1に送られる。そのインジ
ェクター1に試料溶液が注入されると、希釈液により運
ばれ、3方ジョイント2を経て6方切換バルブ3にいた
る。6方切換バルブ3はその切換口3aと3fが接続さ
れており、試料溶液は濃縮カラム4に希釈液により送り
込まれる。この濃縮カラム4にはカラム充填剤に応じた
作用により試料が濃縮されて捕集される。濃縮カラム4
を通過した希釈液は切換口3cから6方切換バルブ3に
戻り、切換口3bを経てドレイン17から排出される。
【0012】一方、送液ポンプ8の作動により溶離液は
溶離液容器9から6方切換バルブ3の切換口3d,3e
を経由して分析カラム5、検出器6を経てドレイン18
から排出される。ここで、6方切換バルブ3を切り換え
て切換口3aと3b、切換口3cと3d、切換口3eと
3fを接続すると、3方ジョイント2からの希釈液は切
換口3aと3bを経てドレイン17へ排出される。一
方、送液ポンプ8からの溶離液は切換口3d,3cを経
て濃縮カラム4に入り、濃縮カラム4に濃縮して捕集さ
れた試料を溶出させて送り出し、切換口3f,3eを経
て分析カラム5に入る。試料は分析カラム5で分離され
て順次検出器6により各成分が検出される。これによ
り、濃度が低い試料溶液であっても濃縮カラム4で濃縮
して分析することができる。
【0013】この実施例において、試料溶液を大量に注
入する場合や、試料成分を溶解させている試料溶液が溶
媒強度の大きなものの場合、図1において送液ポンプ1
2を作動させて希釈液容器13からの希釈液の流量を所
定量に設定して3方ジョイント2へ通口19より送入さ
せ、しかもその流量がインジェクター1より流れてくる
試料溶液を伴った希釈液より多量であれば、3方ジョイ
ント2で試料溶液が希釈される。これを換言すれば、試
料溶液を希釈液に換えるということができる。このた
め、濃縮カラム4により捕集及び濃縮することが容易に
なる。さらに、希釈用送液ポンプ10,12の流量を調
節することにより、3方ジョイント2における希釈用送
液ポンプ10側からの試料溶液と希釈用送液ポンプ12
側からの希釈液の混合比を調節することができ、試料溶
液の希釈率を自在に設定することができる。
【0014】例えば、流路内での試料の残留を防止する
ために、溶媒強度の強い希釈液が希釈液容器11に収容
されている場合、希釈液容器13に収容する希釈液を溶
媒強度の小さいものとし、3方ジョイント2において送
液ポンプ12から導入される希釈液の割合を多くするこ
とにより、釈液容器11に収容されている希釈液が濃縮
カラム4での試料の捕集に及ぼす悪影響を軽減すること
ができるようになる。また、希釈液容器13に収容する
希釈液に、試薬溶媒のpH調整、イオンペア試薬の混
合、イオン強度の調整などの機能をもたせることによ
り、濃縮カラムでの捕集モードに柔軟性をもたせること
ができる。さらに、オーブン7にインジェクター1、濃
縮カラム4、分析カラム5などを収納させたことにより
再現性の更なる向上が期待できる。
【0015】次に、上記の機構に希釈液に含まれる不純
物の除去装置を組み込んだ例について説明する(図2参
照)。送液ポンプ10を二台使用し、その一方10aは
希釈液容器22と接続し、他方10bは洗浄液容器23
と接続しておく。送液ポンプ10a,10bともにミキ
サー24を介し、又は介さず除去カラム25に接続して
おく。送液ポンプ10と希釈液容器22、洗浄液容器2
3との接続は、単に吸入管をおのおのの液中に入れてい
るだけでもよい。除去カラム25は3方切換バルブ26
に接続され、3方切換バルブ26にはドレイン27への
切換ロ26aと送液ライン20への切換口26bを設け
てある。
【0016】送液ポンプ12も二台使用し、その一方1
2aは希釈液容器33と接続し、他方12bは洗浄液容
器23と接続しておく。送液ポンプ12a,12bとも
にミキサー29を介し、又は介さず除去カラム30に接
続しておく。送液ポンプ12と希釈液容器33、洗浄液
容器23との接続は、単に吸入管をおのおのの液中に入
れているだけでもよい。除去カラム30は3方切換バル
ブ31に接続され、3方切換バルブ31にはドレイン3
2への切換ロ31aと3方ジョイント2への切換口31
bを設けてある。除去カラム25,30は希釈液中の不
純物を一時的に吸着できるか、或いは除去できるものを
使用する。
【0017】その動作を説明すれば、希釈液を送る際に
は、送液ポンプ10a,12aを作動させ、除去カラム
25,30に送り込む。そこで不純物を一時的に吸着さ
せ、或いは除去させる。こうして浄化された希釈液が送
液ライン20に送られる。除去カラム25,30が不純
物に対して飽和状態に達した時点にて送液ポンプ10
a,12aを停止させ、3方切換バルブ26を切換口2
6aに切り換えてドレイン27に連結させ、3方切換バ
ルブ31を切換口31aに切り換えてドレイン32に連
結させる。そして送液ポンプ10b,12bを作動させ
ると、洗浄液が除去カラム25,30に送られ、一時的
に吸着又は除去した不純物を洗浄し、ドレイン27,3
2に放出する。また、洗浄液と希釈液を適宜の混合比で
使用するのは主として除去カラムの洗浄であるが、送液
ポンプ10a,10b,12a,12bの送液量のコン
トロールにより或いはミキサー24,29への流量コン
トロールにより適宜の混合比で洗浄液と希釈液を吸入
し、除去カラム25,30へ送入する。
【0018】以上により希釈液の不純物が分析ライン2
8に入るのを防ぎ、不純物のピーク現出を防ぎ、サンプ
ル成分のピークを明確化し、定量の再現性を良好ならし
める。ここでは、除去カラム25,30の洗浄を同時に
行なっているが、別々に行なってもよい。また、送液ポ
ンプ10,12について、送液ポンプをそれぞれ一台に
して希釈液、洗浄液の選択を可能にする切換バルブを設
置したものを使用することもできる。
【0019】上記のごとく各操作において、カラムオー
ブン7によって加温することにより、再現性をあげるこ
とが可能である。また、流量の制御に抵抗管を用いるこ
とが考えられるが、本発明では抵抗管を用いないため分
析ラインの管内径を分析本来に必要とされている管内径
より小さくする必要がなく、希釈に起因する配管中の不
純物の滞留を回避でき、安定でトラブルの少ない分析動
作を継続的に行なうことができる。図1及び図2の実施
例では、送液ポンプ10,12にそれぞれ希釈液容器を
設けているが、送液ポンプ10,12で共通の希釈液容
器を設けるようにしてもよい。
【0020】本発明にかかる液体クロマトグラフの適用
例を示すと、医薬品の製造装置の洗浄後に装置内に流し
たエタノール中の薬物濃度を、残留薬物濃度が許容量以
下か否かを判定するために測定するのに用いられる。従
来、排出されたエタノールをエバポレータにより蒸発さ
せて濃縮した後、液体クロマトグラフにより定量してい
たが、その濃縮操作に長時間を要していた。本発明にか
かる液体クロマトグラフによれば、排出されたエタノー
ルをそのまま試料溶液として導入し測定できるので、測
定時間を短縮することができる。
【0021】また、薬物動態分野に適用した例を示す
と、血中の薬物濃度や代謝物を測定するのに用いられ
る。一般に、血中の薬物濃度や代謝物を液体クロマトグ
ラフで測定する場合、血清中の蛋白をアセトニトリルや
メタノールなどの有機溶媒で取り除く操作が必須であ
る。従来の液体クロマトグラフでは、試料溶液としての
有機溶媒を多量に注入できないので、試料溶液を減圧除
去して乾固した後、水溶液に再溶解して液体クロマトグ
ラフに注入していた。本発明にかかる液体クロマトグラ
フによれば、試料溶液を希釈することができるので、試
料溶液が有機溶媒であってもそのまま測定することがで
き、測定時間を短縮することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の液体クロマトグラフでは、第1
の希釈用送液ポンプによりインジェクターを介して試料
溶液を希釈し、さらに送るための第1の送液ラインと、
他の溶離液用送液ポンプより分析カラムを経て検出器に
いたる分析ラインとをそれぞれ切換バルブに接続し、切
換バルブには濃縮カラムを設け、濃縮カラムを送液ライ
ンと分析ラインに切り換えて接続自在とする一方、第2
の希釈用送液ポンプにより希釈液を送るための第2の送
液ラインをインジェクターと切換バルブ間にジョイント
を設け、第1の希釈用送液ポンプと第2の希釈用送液ポ
ンプの流量を調節することにより、ジョイントにおける
第1の希釈用送液ポンプ側からの液と第2の希釈用送液
ポンプ側からの液の混合比を調節することができるよう
にしたので、試料溶液の希釈率を自在に設定することが
できる。さらに、低濃度試料溶液でも注入前に面倒な濃
縮作業を行なう必要がなく、多量の試料溶液注入が可能
となる。
【0023】またこの結果、希釈率の正確な試料溶液を
濃縮カラムに大量に注入できるため、希釈誤差も小さく
なり、再現性を向上させることができる。第1の送液ラ
インと第2の送液ラインの少なくとも一方は除去カラム
を備え、その除去カラムには洗浄液を選択的に又は希釈
液と混合して送液し、ドレインへ排出できる流路を設け
るようにすれば、希釈液の不純物が分析ラインに入るの
を防止することができる。第1の送液ポンプと第2の送
液ポンプは互いに異なる希釈液を送液するようにすれ
ば、第2の送液ポンプからの希釈液により、試薬溶媒の
pH調整、イオンペア試薬の混合、イオン強度の調整な
ど、試薬溶媒の調製を行なうことができ、濃縮カラムで
の捕集モードに柔軟性をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例を示す流路図である。
【図2】 他の実施例を示す流路図である。
【符号の説明】
1 インジェクター 2 3方ジョイント 3 6方切換バルブ 3a,3b,3c,3d,3e,3f 切換口 4 濃縮カラム 5 分析カラム 6 検出器 7 カラムオーブン 8 溶離液用送液ポンプ 9 溶離液容器 10 第1の希釈用送液ポンプ 11,13 希釈液容器 12 第2の希釈液送液ポンプ 17,18 ドレイン 19 通口 20 送液ライン 21 溶離液系 28 分析ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 薫 茨城県つくば市稲荷前9−7−509 (72)発明者 浅川 直樹 茨城県つくば市並木3−26−13 (56)参考文献 特開 平3−130660(JP,A) 特開 平6−138112(JP,A) 特開 昭64−10169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 30/06 G01N 30/08 G01N 35/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の希釈用送液ポンプにより希釈液を
    送りインジェクターを介して試料溶液を希釈し、さらに
    送るための第1の送液ラインと、他の溶離液用送液ポン
    プより分析カラムを経て検出器にいたる分析ラインとを
    それぞれ切換バルブに接続し、前記切換バルブには濃縮
    カラムを設け、前記濃縮カラムを前記第1の送液ライン
    と前記分析ラインに切り換えて接続自在とする一方、第
    2の希釈用送液ポンプにより希釈液を送るための第2の
    送液ラインを前記インジェクターと前記切換バルブ間に
    ジョイントを設けて接続した液体クロマトグラフによる
    分析方法において、 前記液体クロマトグラフとしてマイクロ高速液体クロマ
    トグラフを使用し、 第2の送液ラインの希釈液として第1の送液ラインの希
    釈液よりも目的物質の濃縮及び溶媒の置換を高める性質
    をもつものを使用し、かつ前記ジョイントにおいて第2
    の送液ラインの希釈液の流量が第1の送液ラインの希釈
    液の流量よりも多くなるように設定することにより、マ
    イクロ高速液体クロマトグラフのオンライン中で試料成
    分を濃縮して分析する分析方法。
  2. 【請求項2】 マイクロ高速液体クロマトグラフの溶出
    液出口に質量分析計をオンラインで接続して分析する請
    求項1に記載の分析方法。
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