JP3474085B2 - 茎稈挟持搬送装置 - Google Patents

茎稈挟持搬送装置

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JP3474085B2 JP21041297A JP21041297A JP3474085B2 JP 3474085 B2 JP3474085 B2 JP 3474085B2 JP 21041297 A JP21041297 A JP 21041297A JP 21041297 A JP21041297 A JP 21041297A JP 3474085 B2 JP3474085 B2 JP 3474085B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンバイン
やバインダ等に供される茎稈挟持搬送装置に関し、詳し
くは、突起付き搬送チェーンに対向する挟持レールを、
レール台に貫通支持された複数本の支持ロッドの先端部
に取り付けるとともに、前記各支持ロッドを挟持用バネ
で前記突起付き搬送チェーン側へ弾性付勢してある茎稈
挟持搬送装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の茎稈挟持搬送装置にあっ
ては、例えば実開平5‐39240号公報に開示されて
いるように、突起付き搬送チェーンと挟持レールとの間
に搬送茎稈の詰まりが生じた場合に、挟持レールを突起
付き搬送チェーンより離間させるように後退させるた
め、その挟持レールの支持ロッドを貫通支持するレール
台自体を支持ロッドの出退方向、つまり突起付き搬送チ
ェーンと挟持レールとの遠近方向に移動させる構造が知
られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、レール台の機体固定部に対す
る固定解除操作及び固定操作は、螺子構造による締結解
除及び締結操作する構造となっていたため、その操作に
手間がかかるとともに、螺子構造を設置することにより
構造的にも複雑なものとなっていた。 【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、搬送茎稈の詰まりが生じた場合に、その詰ま
り解消作業を簡易迅速に行うことができるとともに、そ
の詰まり解消するための構造を簡単なものに構成できる
茎稈挟持搬送装置の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】 (構成) 本発明の請求項1にかかる茎稈挟持搬送装置
は、突起付き搬送チェーンに対向する挟持レールを、レ
ール台に貫通支持された複数本の支持ロッドへ取り付け
るとともに、前記各支持ロッドを挟持用バネで前記突起
付き搬送チェーン側へ弾性付勢してある茎稈挟持搬送装
置であって、前記レール台を、前記支持ロッドの前記レ
ール台に対する出退方向に沿ってスライド自在に固定ブ
ラケットに支持するとともに、前記レール台に前記スラ
イド方向に直交する軸芯周りで揺動自在に枢支したリン
クアームの遊端部を、前記スライド方向での複数箇所に
対応して前記固定ブラケットに多段階に設けた係止部に
対して係脱自在に構成して、前記スライド方向での複数
箇所で前記レール台を位置固定できるように構成してあ
ることを特徴構成とする。 【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、レール台を、支持ロッドのレール台に対する
出退方向に沿ってスライド自在に固定ブラケットに支持
するとともに、レール台にスライド方向に直交する軸芯
周りで揺動自在に枢支したリンクアームの遊端部を、ス
ライド方向での複数箇所に対応して固定ブラケットに多
段階に設けた係止部に対して係脱自在に構成して、スラ
イド方向での複数箇所でレール台を位置固定できるよう
に構成してあるから、リンクアームの遊端部の係止位置
を前記スライド方向で適宜箇所に係止することができ、
よって、茎稈挟持力についても多段階に調節できるとと
もに、搬送茎稈の詰まり等が生じた場合には、レール台
を最も無端回動チェーンから離間する位置に設定するこ
とにより、迅速な詰まり解消ができる。 【0007】 (効果) 従って、本発明の請求項1にかかる構成によ
れば、単にリンクアームの遊端部の係止位置を変えるだ
けの作業で、搬送茎稈の挟持力の調節も迅速簡単に行え
るとともに、茎稈詰まりの解消作業も迅速簡単に行える
ので、それらの作業性を向上できる等の利点がある。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、自脱型コンバインの前部
を示している。このコンバインは、左右一対のクローラ
走行装置1,1に支持された機体2に、刈取前処理装置
3、脱穀装置4、搭乗運転部5、グレンタンク6等と搭
載装備して構成している。 【0009】そして、図1及び図2に示すように、刈取
前処理装置3は、左右に並設された分草具7、分草具7
で分草された圃場の植立穀稈を引起こす穀稈引起こし装
置8、引起こされた穀稈の株元を刈り取る刈取装置9、
刈取穀稈を後方のフィードチェーン10へ搬送する縦搬
送装置11を備えて構成している。縦搬送装置11は、
前支点Q1周りで揺動自在な株元挟持搬送装置12と、
穂先側係止搬送装置13と、株元挟持搬送装置12とフ
ィードチェーン10との間に配置される補助搬送装置1
4とで構成している。 【0010】図2に示すように、複数の穀稈引起こし装
置8‥と、縦搬送装置11との間には、各穀稈引起こし
装置8‥の穀稈導入経路を通して導入され、かつ刈取装
置9で刈取された刈取穀稈を縦搬送装置11の株元挟持
搬送装置12の搬送始端部へ補助的に搬送するための左
右一対の補助搬送装置50A,50Bを設けている。こ
の補助搬送装置50A,50Bのうち、右側の補助搬送
装置50Bの搬送終端部は、図3(ロ)に示すように、
株元挟持搬送装置12を最も深扱ぎとなる姿勢にしてい
るときに、搬送穀稈を受け渡す範囲での搬送経路K1
と、株元挟持搬送装置12の搬送経路K2とが平行にな
るように設定している。これにより、両補助搬送装置5
0A,50Bの合流する角度が鈍角に設定できるので、
補助搬送装置50A,50Bの前後方向での設置スペー
スを短くできることになって、刈取前処理装置3のコン
パクト化を図ることができる。 【0011】次に、請求項1にかかる実施の形態につい
て説明する。尚、上記実施の形態と同様の構造について
は同じ符号を付すとともに、その説明を省略する。図1
1乃至図13(イ),(ロ),(ハ)に示すように、板
金材で構成される固定ブラケット19の無端回動チェー
ン15に対する遠近方向に沿う面を成す状態で、板金部
材で直方体状のケース形状に構成されるレール台20を
スライド案内するスライド案内面19Bに、打ち抜き形
成で浮き上げた案内部27を設け、この案内部27の浮
き上がりによって生じる孔部27Aに、レール台20と
一体の板体20Cを挿入してスライド案内するように構
成している。そして、固定ブラケット19の無端回動チ
ェーン15と対向するよう立ち上がる対向面部19Aに
は前後一対の案内軸38,38を、無端回動チェーン1
5より離間するがわに延出する状態に設けている。レー
ル台20における対向面部19Aと対向する対向面部2
0Aには、各案内軸38,38を挿通案内するための貫
通孔39,39を穿設している。また、挟持レール16
に左右一対軸支された支持ロッド23,23を、レール
台20の左右のそれぞれの端部近くにおいて前記対向面
部20Aに穿設される透孔24,24に挿通させている
とともに、反対側における対向面部20Bの左右のそれ
ぞれの端部近くに設けられる透孔25,25に挿通可能
に設定している。そして、レール台20における対向面
部20Aと対向面部20Bとの間において各支持ロッド
23,23に外套する状態で、一対の圧縮コイルバネ3
3,33を設け、かつ、この圧縮コイルバネ33の一側
の規制は対向面部20Bによってなされ、圧縮コイルバ
ネ33の他側の規制は、支持ロッド23に貫通させた位
置規制ピン26で移動規制された鍔体34によってなさ
れている。こ れにより、支持ロッド23,23、ひいて
は挟持レール16が突起付き無端回動チェーン15がわ
に向けて弾性付勢されている。 【0012】レール台20において無端回動チェーン1
5より最も離れた側の端部には、前後方向に沿う軸芯Q
3、つまりレール台20のスライド方向に対して直交す
る方向に沿う軸芯Q3周りで揺動自在に棒状体から成る
リンクアーム40を軸支している。このリンクアーム4
0の遊端は、前後方向に沿うよう屈曲形成した係合部4
0Aに構成しているとともに、この係合部40Aを係脱
自在な係合溝41を備える係合用ブラケット42を固定
ブラケット19の裏面側及び支持フレーム18に一体に
連結固定している。係合溝41は、図13に示すよう
に、リンクアーム40の上下方向での揺動が規制される
よう、上下方向に3箇所、間隔をおいて係止部としての
係合規制部41a,41b,41cを配設して形成して
いる。この構成により、図13(イ)に示すように、レ
ール台20から最も離れた第1係合規制部41aにリン
クアーム40の係合部40Aを係合した状態では、レー
ル台20の対向面部20Aと固定ブラケット19の対向
面部19Aとが接当する状態の、挟持レール20が最も
無端回動チェーン15側に寄った姿勢で保持される。次
に、図13(ロ)に示すように、前記第1係合規制部4
1aよりレール台20寄りに隣接する第2係合規制部4
1bにリンクアーム40の係合部40Aを係合した状態
では、レール台20の対向面部20Aと固定ブラケット
19の対向面部19Aとが少し離間する状態となり、ひ
いては挟持レール16の茎稈挟持圧を通常よりも低下さ
せるものとなっている。次に、図13(ハ)に示すよう
に、レール台20に最も近い第3係合規制部41cにリ
ンクアーム40の係合部40Aを係合した状態では、レ
ール台20の対向面部20Aと固定ブラケット19の
向面部19Aとが大きく離間する状態となり、例えば挟
持レール16と無端回動チェーン15との間に搬送茎稈
の詰まりが生じた場合のメンテナンスを行うよう、挟持
レール16と無端回動チェーン15との間を大きく開放
するものとなっている。
【図面の簡単な説明】 【図1】コンバインを示す全体側面図 【図2】刈取前処理装置等を示す平面図 【図3】刈取前処理装置の穀稈搬送装置を示す平面図で
あって、浅扱状態(イ)と深扱状態(ロ)とを示す 【図4】請求項1にかかる発明の要部を示す一部破断平
面図 【図5】請求項1にかかる発明の要部を示す側面図 【図6】請求項1にかかる発明の要部を示す縦断後面図
であって、茎稈挟持間隔が最も狭い状態(イ)と、中間
の状態(ロ)と、最も広い状態(ハ)とを示す 【符号の説明】 15 突起付き搬送チェーン 16 挟持レール 19 固定ブラケット 20 レール台 23 支持ロッド 29 被係合部 32c 係合フック 33 挟持用バネ 36T ストッパ 40 リンクアーム 41 係止部 L レバー Q2 軸芯 Q3 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−224454(JP,A) 実開 平5−24(JP,U) 実開 平7−7339(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 61/00 A01D 57/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 突起付き搬送チェーンに対向する挟持レ
    ールを、レール台に貫通支持された複数本の支持ロッド
    へ取り付けるとともに、前記各支持ロッドを挟持用バネ
    で前記突起付き搬送チェーン側へ弾性付勢してある茎稈
    挟持搬送装置であって、 前記レール台を、前記支持ロッドの前記レール台に対す
    る出退方向に沿ってスライド自在に固定ブラケットに支
    持するとともに、前記レール台に前記スライド方向に直
    交する軸芯周りで揺動自在に枢支したリンクアームの遊
    端部を、前記スライド方向での複数箇所に対応して前記
    固定ブラケットに多段階に設けた係止部に対して係脱自
    在に構成して、前記スライド方向での複数箇所で前記レ
    ール台を位置固定できるように構成してある茎稈挟持搬
    送装置。
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JP6258829B2 (ja) * 2014-09-25 2018-01-10 三菱マヒンドラ農機株式会社 穀稈搬送レール装置
JP7282058B2 (ja) * 2020-06-19 2023-05-26 株式会社クボタ 自脱型コンバイン

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