JP3472191B2 - タワークレーンの安全装置 - Google Patents

タワークレーンの安全装置

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JP3472191B2
JP3472191B2 JP10298199A JP10298199A JP3472191B2 JP 3472191 B2 JP3472191 B2 JP 3472191B2 JP 10298199 A JP10298199 A JP 10298199A JP 10298199 A JP10298199 A JP 10298199A JP 3472191 B2 JP3472191 B2 JP 3472191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タワーブームとジ
ブとを備えるタワークレーンの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タワークレーンは、タワーブームの先端
部にジブを折り畳み自在に設けてあり、クレーン作業終
了後、タワーを倒回させる際には、まずブーム起伏ロー
プをブーム起伏ウインチで巻き上げてタワーブームを起
立状態にし、ジブ起伏ロープをジブ起伏ウインチで巻き
下げてジブを前方へ倒回しながらブームの前側へ折り畳
み、折り畳んだジブを連結装置でブームへ固定する。そ
の後、ブーム起伏ロープをブーム起伏ウインチで巻き下
げて、ジブと一体になったブームを機体の前方へ倒回す
る。このとき、ブーム起伏ロープの巻き下げに伴いジブ
起伏ロープは緊張状態となるため、ブーム起伏ロープの
巻き下げと同時にジブ起伏ロープをジブ起伏ウインチで
巻き下げる。また、倒回状態のタワーを起立させる際に
は、ブーム起伏ロープをブーム起伏ウインチで巻き上げ
てジブと一体になったタワーブームを起立状態にする。
このとき、ブーム起伏ロープの巻き上げに伴いジブ起伏
ロープは弛緩状態となるため、ブーム起伏ロープの巻き
上げと同時にジブ起伏ロープをジブ起伏ウインチで巻き
上げる。
【0003】上述した作業において、タワー倒回時にジ
ブ起伏ウインチの巻下速度がブーム起伏ウインチの巻下
速度より遅すぎると、あるいはタワー起立時にジブ起伏
ウインチの巻上速度がブーム起伏ウインチの巻上速度よ
り速すぎると、ジブ起伏ロープの張力が過大となってロ
ープの支持部材(例えばガイドローラ)や連結装置など
が損傷するおそれがある。このような問題を回避するた
めの安全装置を備えたタワークレーンが、例えば実開平
6−35288号公報に開示されている。この公報記載
の安全装置では、張力検出器によって検出されたジブ起
伏ロープの張力が予め設定された限界張力に達したとき
にウインチの巻上や巻下を停止し、これによって、ジブ
起伏ロープの張力が過大となるのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のクレ
ーン作業におけるジブ起伏ロープの張力は、上述したタ
ワー起伏作業(段取り作業)におけるジブ起伏ロープの
張力よりかなり大きくなる(例えば10倍程度)。した
がって、上記公報記載の装置のようにジブ起伏ロープの
張力を検出する場合には、通常のクレーン作業に合わせ
て大容量(大荷重用)の張力検出器が必要となる。しか
しながら、張力検出器を大容量のものにすると、タワー
起伏時においてロープ張力を精度よく検出することが困
難となるばかりか、装置が大型化して取り扱いが困難と
なり、またコストも上昇する。
【0005】本発明の目的は、ジブ起伏ロープの張力を
検出することなく、簡易な構成によってジブ起伏ロープ
の過大な張力の発生を防止することのできるタワークレ
ーンの安全装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 一実施の形態を
示す図1〜4に対応づけて説明すると、請求項1の発明
は、ブーム起伏ロープ5の巻上げ下げにより起伏するタ
ワーブーム2と、タワーブーム2の先端部に回動可能に
設けられ、ジブ起伏ロープ13の巻上げ下げにより起伏
するジブ3とを有するタワークレーンの安全装置に適用
される。そして、タワーブーム2の前側に折り畳んだジ
ブ3を、タワーブーム2の前面側に固定する連結装置2
0を備え、連結装置20に作用する荷重を検出する荷重
検出手段24,25と、荷重検出手段24,25によ
り、ジブ起伏ロープ13の張力によって構造物を損傷さ
せる荷重である異常荷重が検出されると、少なくともジ
ブ起伏ロープ13の巻上げ動作およびブーム起伏ロープ
5の巻下げ動作を停止する停止手段39,40とを備え
たことにより上述の目的は達成される。 (2) 請求項2の発明は、図1、図5〜7に示すよう
に、ブーム起伏ロープ5の巻上げ下げにより起伏するタ
ワーブーム2と、ジブ起伏ロープ13の巻上げ下げによ
り起伏するジブ3とを有するタワークレーンの安全装置
に適用される。そして、タワーブーム先端部の背面側に
設けられ、ペンダントロープ10を支持するロープ支持
部材9と、ロープ支持部材9に作用する荷重を検出する
荷重検出手段41,44と、荷重検出手段41,44に
より、ジブ起伏ロープ13の張力によって構造物を損傷
させる荷重である異常荷重が検出されると、少なくとも
ジブ起伏ロープ13の巻上げ動作およびブーム起伏ロー
プ5の巻下げ動作を停止する停止手段39,40とを備
えたことにより上述の目的は達成される。 (3) 請求項3の発明は、図1、8〜10に示すよう
に、ブーム起伏ロープ5の巻上げ下げにより起伏するタ
ワーブーム2と、ジブ起伏ロープ13の巻上げ下げによ
りタワーブーム2先端部で回動するスイングレバー7の
運動に応じて起伏するジブ3とを有するタワークレーン
の安全装置に適用される。そして、タワーブーム2とジ
ブ3との連結を検出する連結検出手段26と、ジブ起伏
ロープ13の張力と相関関係を有し、構造物9,20を
損傷させるスイングレバー7の回動量である異常回動量
を検出する回動量検出手段47と、連結検出手段7によ
りタワーブーム2とジブ3との連結が検出され、かつ、
回動量検出手段47によりスイングレバー9の異常回動
量が検出されると、少なくともジブ起伏ロープ13の巻
上およびブーム起伏ロープ5の倒回を停止する停止手段
39,40とを備えたことにより上述した目的は達成さ
れる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 −第1の実施の形態− 図1、2は本発明の実施の形態に係る安全装置を備えた
タワークレーンの構成を示す側面図であり、図1はとく
にタワークレーンを起立もしくは倒回する途中のいわゆ
る段取り状態を示し、図2はタワー起立後のクレーン作
業状態を示す。図1、2に示すように、タワークレーン
は、クレーン本体1と、クレーン本体1に回動可能に軸
支されるタワーブーム2と、タワーブーム2の先端部に
回動可能に軸支されるジブ3とからなる。図1におい
て、ジブ3はタワーブーム2の前面側に連結装置20に
て固定され、両者は一体となってAまたはB方向に起伏
される。
【0009】クレーン本体1にはブーム起伏ウインチド
ラム4が搭載されており、ブーム起伏ウインチドラム4
に巻回されたブーム起伏ロープ5の巻取りまたは繰り出
しによって、タワーブーム2の先端部に連結された第1
のペンダントロープ6を介してタワーブーム2が起伏さ
れる。タワーブーム2の先端部2aにはスイングレバー
7が回動可能に軸支されている。このスイングレバー7
の一の頂角は第2のペンダントロープ8を介してジブ3
の先端部に連結され、他の頂角にはタワーブーム先端部
2aの背面側に設けられたガイドローラ9を介して第3
のペンダントロープ10の一端が取り付けられている。
第3のペンダントロープ10の他端はブライドル装置1
1に取り付けられている。クレーン本体1にはジブ起伏
ウインチ12が搭載されており、ジブ起伏ウインチ12
に巻回されたジブ起伏ロープ13はブライドル装置11
に掛け回され、ジブ起伏ロープ13の巻取りまたは繰り
出しによって、第3のペンダントロープ10を介してス
イングレバー7が回動され、ジブ3が起伏される。な
お、図2に示すようにクレーン本体1にはさらに巻上ウ
インチ14が搭載されており、巻上ウインチ14に巻回
された巻上ロープ15の巻取りまたは繰り出しによっ
て、ジブ3先端から吊り下げられたフック16が昇降さ
れる。
【0010】図1のように連結装置20で固定されたタ
ワーブーム2とジブ3とをA方向に起立させる場合に
は、ブーム起伏ロープ5を巻取ると同時にジブ起伏ロー
プ13も巻取る。この場合、ジブ起伏ロープ13の巻取
り速度がブーム起伏ロープ5の巻取り速度に比べて速す
ぎると、スイングレバー7は先端部2aを支点にA方向
に回転するため、ジブ起伏ロープ13や第2、第3のペ
ンダントロープ8,10に過大な張力が作用する。一
方、タワーブーム2とジブ3とをB方向に倒回させる場
合には、ブーム起伏ロープ5を繰り出すと同時にジブ起
伏ロープ13も繰り出す。この場合、ジブ起伏ロープ1
3の繰り出し速度がブーム起伏ロープ5の繰り出し速度
に比べて遅すぎると、前述したのと同様にスイングレバ
ー7は先端部2aを支点にA方向に回転するため、ジブ
起伏ロープ13や第2、第3のペンダントロープ8,1
0に過大な張力が作用する。このようにジブ起伏ロープ
11や第2、第3のペンダントロープ8,10に過大な
張力Tmaxが作用すると、ロープ支持部品であるガイド
ローラ2aや連結装置20などの部品に過大な荷重(異
常荷重)が作用することとなり、それら部品の一部(最
弱部)が破損するおそれがある。その破損を避けるため
本実施の形態では以下のようにしてジブ起伏ロープ13
の張力Tを所定値T0(例えばTmax×0.9であり、これ
を許容限界張力と称する)内に抑える。
【0011】以下、第1の実施の形態の特徴部分につい
て説明する。図3は、タワーブーム2とジブ3との連結
状態を示す図1のa部拡大図である。図3に示すよう
に、連結装置20はピン21を介してブーム2に回動可
能に連結されるフック22と、フック22に対応した位
置でジブ3に固設されるホルダ23からなる。ホルダ2
3はブーム2に向かって突設されたベース部23aと、
ジブ3の幅方向(紙面垂直方向)にベース部23aに当
接されたパイプ部23bとを有し、図示のようにフック
22がパイプ部23bに係止されてブーム2とジブ3と
が連結される。ベース部23a内にはロードセルなどの
荷重検出器24が格納され、この荷重検出器24によっ
てベース部23aに作用するフック22からの引張力S
が検出される。この引張力Sはジブ起伏ロープ13の張
力Tと所定の相関関係を有しており、ロープ張力Tの増
加に伴い引張力Sも増加し、ロープ張力Tが許容限界張
力T0になると引張力SはS0となる。
【0012】図4は、第1の実施の形態に係わる安全装
置を搭載するタワークレーンのウインチ用油圧回路図で
ある。図4に示すようにウインチ用油圧回路は、メイン
ポンプ31と、メインポンプ31から供給される圧油に
よりそれぞれ回転するブーム起伏ウインチ駆動用の油圧
モータ32およびジブ起伏ウインチ駆動用の油圧モータ
33と、メインポンプ31から油圧モータ32,33へ
の圧油の流れをそれぞれ制御する制御弁34,35と、
これらの制御弁34,35を駆動するためにそれぞれ操
作される操作レバー36,37と、操作レバー36,37
の操作量に応じて制御弁34,35のパイロット室34
a,34b,35a,35bへ供給されるパイロット圧を
制御するパイロット弁36a,36b,37a,37b
と、パイロット弁36a,36b,37a,37bに圧油
を供給する油圧ポンプ38と、ブーム2の巻下操作に対
応するパイロット弁36aと制御弁34のパイロット室
34aの間に設けられた電磁弁39と、ジブ3の巻上操
作に対応するパイロット弁37bと制御弁35のパイロ
ット室35bの間に設けられた電磁弁40とを備えてい
る。電磁弁39,40は、制御装置25からの電気信号
Iによって切り換えられる。
【0013】制御装置25には荷重検出器24からの検
出値Sが取り込まれ、制御装置25では、その検出値S
と、予め設定された許容限界張力T0に対応する引張力
S0との大小が判定される。ここで、S>S0と判定され
ると、各電磁弁39,40のソレノイド39s,40sに
は制御装置25からそれぞれ電気信号Iが出力され、ソ
レノイド39s,40sは励磁される。これによって、
電磁弁39,40はそれぞれ位置(イ)に切り換えら
れ、油圧ポンプ38から制御弁34,35のパイロット
室34a,35bへの圧油の供給が禁止される。一方、
S≦S0と判定されると、電磁弁39,40のソレノイド
39s,40sへの電気信号Iの出力がそれぞれ停止さ
れ、ソレノイド39s,40sは消磁される。これによ
って、電磁弁39,40はそれぞれ位置(ロ)に切り換
えられ、油圧ポンプ38から制御弁34,35のパイロ
ット室34a,35bへの圧油の供給が許容される。
【0014】次に、第1の実施の形態に係わる安全装置
の動作を具体的に説明する。倒回状態のタワークレーン
を起立させる場合には、まず、タワーブーム2とジブ3
とを連結装置20によって一体に連結する。次いで、ブ
ーム起伏用操作レバー36とジブ起伏用操作レバー37
を同時に巻上操作すると、その操作量に応じてパイロッ
ト弁36b,37bが駆動され、油圧ポンプ38からの
パイロット圧油は制御弁34,35のパイロット室34
b,35bへとそれぞれ供給される。これによって、制
御弁34,35はそれぞれ位置(b)側に切り換えら
れ、巻上モータ32,33にはメインポンプ31からの
圧油が制御弁34,35を介してそれぞれ供給され、タ
ワーブーム2とジブ3はそれぞれ操作レバー36,37
の操作量に応じた速度で起立される。
【0015】ここで、ジブ起伏用操作レバー37の操作
量がブーム起伏用操作レバー36の操作量より大きくな
り、ジブ起伏ロープ13の巻き取り速度がブーム起伏ロ
ープ5の巻き取り速度より速くなると、ジブ起伏ロープ
13が緊張して連結装置20に引張力Sが作用する。そ
して、この引張力Sが所定値S0(許容限界張力To相
当)を越えると、前述したように各電磁弁39,40の
ソレノイド39s,40sに電気信号Iが出力され、電
磁弁39,40はそれぞれ位置(イ)に切り換えられ
る。これによって、制御弁35のパイロット室35bへ
のパイロット圧の供給が停止され、制御弁35は中立位
置へ切り換えられてジブ3の起立動作が停止されるとと
もに、制御弁34のパイロット室34aへのパイロット
圧の供給が阻止され、ブーム2の倒回動作が禁止され
る。すなわち、この状態では、ジブ起伏ロープ13の張
力Tを低下させる動作であるブーム2の起立動作および
ジブ3の倒回動作のみが可能となる。このとき、ブーム
起伏用操作レバー36を巻上操作すると、ブーム2の起
立動作に伴ってジブ起伏ロープ13の張力Tが低下し、
連結装置20に作用する引張力Sが徐々に低下する。そ
して、引張力Sが所定値S0以下となると、前述したよ
うに各電磁弁39,40のソレノイド39s,40sへの
電気信号Iの出力が停止され、電磁弁39,40はそれ
ぞれ位置(ロ)に切り換えられる。これによって、制御
弁35のパイロット室35bへのパイロット圧の供給が
許容され、制御弁35は位置(b)側に切り換えられて
再びジブ3が起立される。
【0016】このようにタワーブーム2とジブ3とを一
体で起立させ、ブーム2の起伏角(ブーム2と地面との
なす角度)が所定角(例えば88゜)に到達するとブー
ム起伏用操作レバー36とジブ起伏用操作レバー37を
ともに中立位置に戻し、制御弁34,35を中立位置に
切り換えてブーム起伏ウインチ4とジブ起伏ウインチ1
2の駆動をそれぞれ停止させる。この状態で連結装置2
0を外し、次いで、ジブ起伏用操作レバー37を巻上操
作すると、その操作量に応じて制御弁35は位置(b)
側に切り換えられ、ジブ起伏ウインチ12が巻上駆動さ
れる。これによって、図2に示すように、ジブ3はタワ
ーブーム2から離反されながら上方へ引き起こされ、段
取り作業を終了する。
【0017】一方、起立状態のタワーブーム2を倒回さ
せる場合には、まず、ジブ起伏用操作レバー37の巻下
げ操作によってジブ3を前方へ倒回し、その後、ブーム
2とジブ3とを連結装置20で連結する。次いで、ブー
ム起伏用操作レバー36とジブ起伏用操作レバー37を
同時に巻下げ操作すると、その操作量に応じてパイロッ
ト弁36a,37aが駆動され、油圧ポンプ38からの
パイロット圧油は制御弁34,35のパイロット室34
a,35aへとそれぞれ供給される。これによって、制
御弁34,35は位置(a)側に切り換えられ、巻上モ
ータ32,33にはメインポンプ31からの圧油が制御
弁34,35を介してそれぞれ供給され、タワーブーム
2とジブ3はそれぞれ操作レバー36,37の操作量に
応じた速度で倒回する。
【0018】ここで、ブーム起伏用操作レバー36の操
作量がジブ起伏用操作レバーの操作量37より大きくな
り、ブーム起伏ロープ5の繰り出し速度がジブ起伏ロー
プ13の繰り出し速度より速くなると、ジブ起伏ロープ
13が緊張して連結装置20に引張力Sが作用する。そ
して、この引張力Sが所定値S0(許容限界張力T0相
当)を越えると、前述したのと同様、電磁弁39,40
はそれぞれ位置(イ)に切り換えられる。これによっ
て、制御弁34のパイロット室34aへのパイロット圧
の供給が停止され、制御弁34は中立位置へ切り換えら
れてブーム2の倒回動作が停止されるとともに、制御弁
35のパイロット室35bへのパイロット圧の供給が阻
止され、ジブの起立動作が禁止される。すなわち、この
状態では、ジブ起伏ロープ13の張力を低下させる動作
であるジブ3の倒回動作とブーム2の起立動作のみが可
能となる。このとき、ジブ起伏用操作レバー37を倒回
操作するとジブ3の倒回動作に伴ってジブ起伏ロープ1
3の張力が低下し、連結装置20に作用する引張力Sが
徐々に低下する。そして、引張力Sが所定値S0以下と
なると、前述したのと同様、電磁弁39,40はそれぞ
れ位置(イ)に切り換えられて制御弁34のパイロット
室34aへのパイロット圧の供給が許容され、これによ
って、制御弁34は位置(a)に切り換えられ、ブーム
2が再び倒回される。タワーブーム2が完全に倒回され
ると、操作レバー36,37を中立位置に戻してウイン
チ4,12の駆動を停止させ、段取り作業を終了する。
【0019】このように第1の実施の形態によると、タ
ワーブーム2とジブ3とを連結する連結装置20に荷重
検出器24を設け、その検出値Sが予め設定された設定
値S0を越えたときに、ジブ起伏ロープ13の張力Tが
過大と判定してジブ起伏ウインチ12の巻上駆動および
ブーム起伏ウインチ4の巻下駆動を停止させるようにし
たので、ロープ張力を検出する必要のない簡易な構成に
よってジブ起伏ロープ13の張力Tを許容限界値T0以
下に抑えることができ、ガイドローラ20や連結装置2
0などの部品の損傷を防止することができる。この場
合、荷重検出器24は段取り作業専用なので小容量のも
のでよく、ジブ起伏ロープの張力Tが許容限界値T0を
超えたと判定する際の精度が向上する。
【0020】−第2の実施の形態− 次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第
2の実施の形態では、ガイドローラ9に作用する荷重に
基づいてジブ起伏ロープ13の張力Tを許容限界値T0
以下に抑えるようにする。図5は図1のb部拡大図、図
6は図5のVI-VI線断面図であり、ガイドローラ9の基
端部の構成を示している。なお、図5、6において、図
1と同一の箇所には同一の符号を付し、以下ではその相
違点を主に説明する。図5、6に示すように、タワーブ
ーム2の背面側から支持されるガイドローラ9の基端部
には取付座9aが固設され、取付座9aとブーム2の間
には伸縮可能な皿ばね41が複数枚(12枚)積層され
て格納されている。ガイドローラ9とブーム2とは、皿
ばね41が伸長した状態でボルト42,ナット43を介
して締結されており、ガイドローラ9の基端面とブーム
2の間には隙間clが設けられ、この隙間clの範囲内
で皿ばね41は収縮可能となっている。また、取付座9
aの側面にはリミットスイッチ44が装着され、リミッ
トスイッチ44のに対応してブーム2から突起部材45
が突設されている。リミットスイッチ44は初期状態で
はオフ(非接触)されており、皿ばね41の収縮によっ
て突起部材45と接触するとオンされる。
【0021】皿ばね41の収縮量Lとジブ起伏ロープ1
3の張力Tとは所定の相関関係を有しており、ジブ起伏
ロープ13の張力Tが増加するとそれに伴ってガイドロ
ーラ9aに作用する圧縮力が増加して皿ばね41の収縮
量Lが増加し、ロープ張力Tが許容限界張力T0に到達
すると収縮量L=L0となる。そこで、初期状態(ロー
プ張力T=0の状態)でリミットスイッチ44を突起部
45から所定距離L0離して設置し、ロープ張力T=T0
でリミットスイッチ44をオンさせる。これによって、
リミットスイッチ44のオン/オフによりジブ起伏ロー
プ13の張力Tが許容限界値T0以内か否かを区別する
ことができる。なお、積層される皿ばね44の枚数や形
状は、皿ばね44の所望の収縮量L0に応じて適宜変更
される。
【0022】図7は、第2の実施の形態に係わる安全装
置を搭載するタワークレーンの油圧回路図である。な
お、図4と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では
その相違点を主に説明する。図7に示すように、第2の
実施の形態では、電磁弁39,40のソレノイド39s,
40sはリミットスイッチ44を介して電源46に接続
されている。リミットスイッチ44は、前述したように
ジブ起伏ロープ13の張力Tが許容限界張力T0に達す
るとオンされ、これによって電磁弁39,40のソレノ
イド39s,40sは励磁されて、電磁弁39,40は位
置(イ)に切り換えられる。電磁弁39,40が位置
(イ)に切り換えられると、制御弁34,35のパイロ
ット室34a,35bへの圧油の供給が禁止され、ブー
ム2の倒回動作およびジブ3の起立動作が停止される。
また、この状態からブーム2を起立あるいはジブ3を倒
回させ、ジブ起伏ロープ13の張力Tが許容限界値T0
以下になると、リミットスイッチ44がオフされて電磁
弁39,40のソレノイド39s,40sが消磁される。
これによって、電磁弁39,40は位置(ロ)に切り換
えられ、ブーム2の倒回動作およびジブ3の起立動作が
再び可能となる。
【0023】このように第2の実施の形態では、ガイド
ローラ9の基端部に皿ばね41とリミットスイッチ44
を設け、ジブ起伏ロープ13の許容限界張力T0に相当
する圧縮力S0が皿ばね41に作用したときにリミット
スイッチ44をオンさせて電磁弁39,40のソレノイ
ド39s,40sを励磁し、ジブ起伏ウインチドラム4
の巻上駆動およびブーム起伏ウインチドラム12の巻下
駆動を停止するようにしたので、制御装置25などは不
要であり、構成が一層容易となる。また、クレーン作業
時にガイドローラ9はジブ起伏ロープ13から離れてお
り(図2参照)、そのためガイドローラ13に過大な張
力が作用することはないので、皿ばね41の圧縮強度を
強くする必要はない。
【0024】−第3の実施の形態− 次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第
3の実施の形態では、連結装置20の連結状態およびス
イングレバー7の回動量に基づいてジブ起伏ロープ13
の張力Tを許容限界値T0以下に抑えるようにする。図
8は図1のa部拡大図、図9は図1のb部拡大図であ
り、連結装置20の構成とタワーブーム2先端部の構成
をそれぞれ示している。なお、図8、9において、図
1、3と同一の箇所には同一の符号を付し、以下ではそ
の相違点を主に説明する。図8に示すように、連結装置
20のホルダ23のベース部23aにはリミットスイッ
チ26が設けられ、フック21の先端部にはリミットス
イッチ26に対応して突起部22aが設けられている。
フック21がホルダ23のパイプ部23bに係止され
(連結状態)、突起部22aがリミットスイッチ26に
接触するとリミットスイッチ26はオンされ、フック2
1がパイプ部23bから外され(非連結状態)、突起部
22aがリミットスイッチ26から離れるとリミットス
イッチ26はオフされる。
【0025】図9に示すように、スイングレバー7を回
動可能に軸支するブーム2先端のブラケット2aにはリ
ミットスイッチ47が固設されている。リミットスイッ
チ47の先端は初期状態でスイングレバー7から所定量
離れて設置され(実線)、この状態でリミットスイッチ
47はオフされている。スイングレバー7の回転量θと
ジブ起伏ロープ13の張力Tとは所定の相関関係を有し
ており、ジブ起伏ロープ13の張力Tが増加するとそれ
に伴ってスイングレバー7の反時計方向(矢印方向)の
回転量θも増加する。例えばジブ起伏ロープ13の張力
Tが許容限界張力T0になると回転量θ0となり、ジブ起
伏ロープ13の張力Tがさらに大きくなると(前述した
Tmax)スイングレバー7の回転量θは過大となって
(異常回転量)ガイドローラ2aや連結装置20などの
部品が破損するおそれがある。そこで、本実施の形態で
はスイングレバー7の回転量θ0に対応する位置にリミ
ットスイッチ47を設置し、ロープ張力T=T0でリミ
ットスイッチ47をオンさせる。なお、リミットスイッ
チ47の先端部47aは屈曲自在なばねで形成されてお
り、クレーン作業時に例えば点線で示すようにスイング
レバー7が回動されると、それに伴って先端部47aも
屈曲される。
【0026】図10は、第3の実施の形態に係わる安全
装置を搭載するタワークレーンの油圧回路図である。な
お、図4と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では
その相違点を主に説明する。図10に示すように、第3
の実施の形態では、電磁弁39,40のソレノイド39
s,40sはリミットスイッチ26,47を介して電源4
6に接続されている。フック22がホルダ23のパイプ
部23bに係止され、スイングレバー7がジブ起伏ロー
プ13の許容限界張力T0相当分だけ回動すると、リミ
ットスイッチ26,47がともにオンされ、これによっ
て電磁弁39,40のソレノイド39s,40sは励磁さ
れて、電磁弁39,40は位置(イ)に切り換えられ
る。電磁弁39,40が位置(イ)に切り換えられる
と、制御弁34,35のパイロット室34a,35aへの
圧油の供給が禁止され、ブーム2の倒回動作およびジブ
3の起立動作が停止される。この状態からブーム2を起
立あるいはジブ3を倒回させ、ジブ起伏ロープ13の張
力Tが許容限界値T0以下になると、リミットスイッチ
47がオフされて電磁弁39,40のソレノイド39s,
40sが消磁される。また、通常のクレーン作業等でフ
ック22がホルダ23のパイプ部23bから外された場
合にも、リミットスイッチ26がオフされて電磁弁3
9,40のソレノイド39s,40sが消磁される。これ
によって、電磁弁39,40は位置(ロ)に切り換えら
れ、ブーム2の倒回動作およびジブ3の起立動作が可能
となる。
【0027】このように第3の実施の形態では、連結装
置20とブーム2先端部にそれぞれリミットスイッチ2
6,47を設け、ブーム2とジブ3とが連結され、か
つ、スイングレバー7がジブ起伏ロープ13の許容限界
張力T0相当分(θ0)だけ回動したときにリミットスイ
ッチ26,47をオンさせて電磁弁39,40のソレノイ
ド39s,40sを励磁し、ジブ起伏ウインチ12の巻
上駆動およびブーム起伏ウインチ4の巻下駆動を停止す
るようにした。これによって、段取り作業時にスイング
レバー7の角度変化は所定値θ0未満となり、ブーム2
に対するジブ3の姿勢変化を大きくすることもなく安定
した状態でタワー起伏を行うことができる。
【0028】なお、上記実施の形態では、連結装置20
やガイドローラ9に作用する荷重、あるいはスイングレ
バー7の回動量がジブ起伏ロープ13の許容限界張力T
0相当分に達したときにジブ起伏ウインチ12の巻上お
よびブーム起伏ウインチ4の巻下駆動を停止させるよう
にしたが、ジブ起伏ロープ13の張力Tと相関関係を有
する他の場所に作用する荷重や変位量(角度変化など)
に基づいてジブ起伏ウインチ12の巻上およびブーム起
伏ウインチ4の巻下駆動を停止させるようにしてもよ
い。また、ジブ起伏ウインチ12の巻上とブーム起伏ウ
インチ4の巻下駆動だけでなく、ウインチ4,12の駆
動を全て停止するようにしてもよい。この場合、解除ス
イッチの操作等によりウインチ4,12の駆動停止を解
除すればよい。
【0029】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、荷重検出器24と制御装置25と皿ばね41とリミ
ットスイッチ44が荷重検出手段を、リミットスイッチ
26が連結検出手段を、リミットスイッチ47が回動量
検出手段を、電磁弁39,40が停止手段をそれぞれ構
成する。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1、
2の発明によれば、連結装置またはロープ支持部材に作
用する荷重を検出し、ジブ起伏ロープの張力によって構
造物を損傷させる荷重である異常荷重を検出したとき
に、少なくともジブ起伏ロープの巻上動作およびブーム
起伏ロープの巻下動作を停止させるようにした。また、
請求項3の発明によれば、タワーブームとジブとが連結
状態で、ジブ起伏ロープの張力と相関関係を有し、構造
物を損傷させるスイングレバーの回動量である異常回動
量を検出したときに、少なくともジブ起伏ロープの巻上
動作およびブーム起伏ロープの巻下動作を停止させるよ
うにした。これによりジブ起伏ロープの張力を検出する
ことなく、簡易な構成によってジブ起伏ロープの過大な
張力の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る安全装置が搭載され
たタワークレーンの段取り作業状態を示す側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る安全装置が搭載され
たタワークレーンのクレーン作業状態を示す側面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る安全装置を構
成する連結装置の拡大図(図1のa部拡大図)。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係わるタワークレ
ーンの安全装置の油圧回路図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る安全装置を構
成するガイドローラ基端部の拡大図(図1のb部拡大
図)。
【図6】図5のVI-VI線断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係わるタワークレ
ーンの安全装置の油圧回路図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る安全装置を構
成する連結装置の拡大図(図1のa部拡大図)。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る安全装置を構
成するブーム先端部の拡大図(図1のb部拡大図)。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係わるタワーク
レーンの安全装置の油圧回路図。
【符号の説明】
2 タワーブーム 3 ジブ 5 ブーム起伏ロープ 7 ガイドローラ 9 スイングレバー 13 ジブ起伏ロープ 20 連結装置 24 荷重検出器 25 制御装置 39,40 電磁弁 41 皿ばね 26,44,47 リミットスイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−17278(JP,A) 特開 平10−194679(JP,A) 特開 平9−151081(JP,A) 特開 平9−104590(JP,A) 実開 平7−4481(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/00 - 23/94 B66D 1/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム起伏ロープの巻上げ下げにより起
    伏するタワーブームと、前記タワーブームの先端部に回動可能に設けられ、 ジブ
    起伏ロープの巻上げ下げにより起伏するジブとを有する
    タワークレーンの安全装置において、前記タワーブームの前側に折り畳んだ前記ジブを、前記
    タワーブームの前面側に固定する 連結装置を備え、 前記連結装置に作用する荷重を検出する荷重検出手段
    と、 前記荷重検出手段により、前記ジブ起伏ロープの張力に
    よって構造物を損傷させる荷重である異常荷重が検出さ
    れると、少なくとも前記ジブ起伏ロープの巻上げ動作お
    よび前記ブーム起伏ロープの巻下げ動作を停止する停止
    手段とを備えたことを特徴とするタワークレーンの安全
    装置。
  2. 【請求項2】 ブーム起伏ロープの巻上げ下げにより起
    伏するタワーブームと、 ジブ起伏ロープの巻上げ下げにより起伏するジブとを有
    するタワークレーンの安全装置において、 前記タワーブーム先端部の背面側に設けられ、ペンダン
    トロープを支持するロープ支持部材と、 前記ロープ支持部材に作用する荷重を検出する荷重検出
    手段と、 前記荷重検出手段により、前記ジブ起伏ロープの張力に
    よって構造物を損傷させる荷重である異常荷重が検出さ
    れると、少なくとも前記ジブ起伏ロープの巻上げ動作お
    よび前記ブーム起伏ロープの巻下げ動作を停止する停止
    手段とを備えたことを特徴とするタワークレーンの安全
    装置。
  3. 【請求項3】 ブーム起伏ロープの巻上げ下げにより起
    伏するタワーブームと、 ジブ起伏ロープの巻上げ下げにより前記タワーブーム先
    端部で回動するスイングレバーの運動に応じて起伏する
    ジブとを有するタワークレーンの安全装置において、 前記タワーブームと前記ジブとの連結を検出する連結検
    出手段と、 前記ジブ起伏ロープの張力と相関関係を有し、構造物を
    損傷させる前記スイングレバーの回動量である異常回動
    量を検出する回動量検出手段と、 前記連結検出手段により前記タワーブームと前記ジブと
    の連結が検出され、かつ、前記回動量検出手段により前
    記スイングレバーの前記異常回動量が検出されると、少
    なくとも前記ジブ起伏ロープの巻上および前記ブーム起
    伏ロープの倒回を停止する停止手段とを備えたことを特
    徴とするタワークレーンの安全装置。
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