JP3469196B2

JP3469196B2 - 印刷装置

Info

Publication number: JP3469196B2
Application number: JP2000520967A
Authority: JP
Inventors: ローロフトラルト
Original assignee: ローロフトラルト
Priority date: 1997-11-18
Filing date: 1998-11-05
Publication date: 2003-11-25
Anticipated expiration: 2018-11-05
Also published as: RU2175608C1; EP1047557B1; CN1278211A; WO1999025556A1; CN1103687C; BR9814881A; DE19750885C1; EP1047557A1; US6220156B1; JP2001523598A; RU2000115953A; DE59802585D1

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、請求項１の上位概念に記載の形
式の枚葉紙輪転印刷機用の多色刷り印刷装置に関する。

【０００２】このような形式の印刷装置は、例えば米国
特許第４０９８１８５号明細書に基づき公知である。ゴ
ムブランケット胴の周りに、インキ装置を備えた複数の
版胴が半円形に配置されている。前記ゴムブランケット
胴は、版胴の複数倍の直径を有している。制御可能な１
グリッパ列を備えた対抗圧胴が、前記ゴムブランケット
胴と協働する。対抗圧胴は１倍径、つまり版胴と同じ直
径を有している。

【０００３】米国特許第３０４１９６６号明細書には、
中央の対抗圧胴と５つの印刷ユニットとを備えたローラ
輪転印刷機用の多色刷り印刷装置が記載されている。イ
ンキ供給装置、インキ着けローラ、版胴及びゴムブラン
ケット胴を備えた前記印刷ユニットは、機械側から、つ
まり操作側又は駆動側から簡単にアクセス可能な操作ス
ペースを介してはアクセスできない。版胴、ゴムブラン
ケット胴及びインキ装置ローラ用の操作スペースに到達
するためには、むしろ、まずインキ装置を一緒に取り外
さなくてはならない。

【０００４】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９５０
３６１９号明細書に記載の多色刷り印刷装置の４つのイ
ンキ装置用の操作スペースは、機械側、つまり操作側又
は駆動側からはアクセスできない。当該操作スペースは
むしろ、給紙装置側、排紙装置側又は上側からのみアク
セス可能である。

【０００５】本発明の課題は、例えば紙製の枚葉状印刷
担体を印刷するための多色刷り印刷装置を提供すること
である。

【０００６】この課題は、請求項１及び２の特徴部に記
載の構成により解決される。

【０００７】以下に、本発明による多色刷り枚葉紙輪転
印刷装置によって得られる利点を説明する：多色刷り枚
葉紙輪転印刷機を最もコンパクトに製作することができ
る。しかし、インキつぼ、アニロックスローラ、インキ
着けローラ、版胴及びゴムブランケット胴へ良好にアク
セスすることは保証されている。例えばＤＩＮＡ３等
の小さなフォーマット用の枚葉紙輪転印刷機の場合でさ
え、機械を良好に操作できるようにし、且つ版（プレー
ト、シート又は版胴自体）用の画像形成装置を配置する
ために、十分なスペースが残されている。枚葉紙の４色
印刷は、グリッパ閉鎖１回だけで行われる。これによ
り、完璧なインキレジスタが可能になる。印刷中は、イ
ンキ着けローラを連続して持ち上げたり胴入れする必要
はない。インキ着けローラのカバー、版及びゴムブラン
ケットを固定するためには、「スリット固定装置」もク
ランプ固定装置もスリーブも使用することができる。ス
リーブの使用は、アニロックスローラにおいても可能で
ある。有利には、湿し装置は設けられていない。従っ
て、「水なし」オフセット印刷用の印刷インキ、ＵＶ印
刷インキを使用することができる。しかし、湿し水、又
は印刷インキ自体になじまされた、或いは化合された代
用湿し水が、印刷インキがインキつぼに充填される前に
既に印刷インキに含まれている印刷インキを使用するこ
ともできる。湿し水、又は代用湿し水がインキつぼ内の
印刷インキに供給される印刷インキを使用することもで
きる。もちろん、「ホットメルト」印刷インキを使用す
ることもできる。

【０００８】ダブル印刷ユニットは、２つのシングル印
刷ユニットから簡単に構成することができる。

【０００９】以下に、本発明の実施例を図面につき詳し
く説明する。

【００１０】図１に示した本発明による印刷装置１は、
主としてアンダーフレーム２，例えば４つの複数の印刷
ユニット６．１，６．２，６．３，６．４及び所属のつ
め受けを備えた、例えば５つの複数の制御グリッパ列
９，１１，１２，１３，１４を備えた多フィールド型対
抗圧胴８から成っている。この対抗圧胴８の外周面は、
非親油性（ｏｌｅｏｐｈｏｂ）の被膜を有していてよ
い。

【００１１】印刷装置を操作するために重要な機械側
は、枚葉紙給紙装置に面した第１の端面、この第１の端
面と向かい合って位置する枚葉紙排紙装置に面した第２
の端面、印刷装置への上からのアクセスを可能にする上
面、及び一般に「操作側」と呼ばれる正面機械側４であ
る。この正面機械側の向かいには、通常、駆動モータが
固定されているので一般に「駆動側」と呼ばれる背面側
が位置している。

【００１２】印刷装置１には、枚葉紙給紙装置（図示せ
ず）から例えば紙製の枚葉状印刷担体が供給され、多色
印刷した後に枚葉紙排紙装置（図示せず）へ供給され
る。印刷装置１は、有利にはサイドフレームに邪魔され
ずに、少なくとも片側から、つまり、「操作側」から且
つ／又は「駆動側」から操作スペース５を介して自由に
アクセス可能である。「操作スペース」は、各サイドフ
レームの内側の間で、「操作側」から「駆動側」まで延
在している。この目的のためには、少なくとも「操作
側」のサイドフレームが、操作スペース５への自由なア
クセスが保証されているように切り欠かれている。

【００１３】操作スペース５は、ダブル印刷ユニット
３．１，３．２（図１）のｖ字形配置形式に基づき形成
されるか、又はダブル印刷ユニット３．３が上昇すると
直ちにシングル印刷ユニット５．３，５．４（図２〜
５）間の中間室によって形成される。印刷ユニット５．
１，５．２，６．１，６．２，６．３，６．４は、それ
ぞれ対になってダブル印刷ユニット３．１（＝６．１＋
６．２）、３．２（＝６．３＋６．４）（図１）、３．
３（＝５．１＋５．２）にまとめられているか、又はシ
ングル印刷ユニット５．３，５．４として構成されてい
る。ダブル印刷ユニット３．１は２つのサイドフレーム
１７を、ダブル印刷ユニット３．２は２つのサイドフレ
ーム１８を、ダブル印刷ユニット３．３は２つのサイド
フレーム１９を、シングル印刷ユニット５．３は２つの
サイドフレーム２０．１を、シングル印刷ユニット５．
４は２つのサイドフレーム２０．２をそれぞれ有してい
る。ダブル印刷ユニット３．１，３．２，３．３には、
それぞれ互いに独立した２つのインキ流のための装置が
設けられている。シングル印刷ユニット５．３，５．４
には各１つのインキ流のための装置が設けられている。

【００１４】有利には、ダブル印刷ユニット３．１，
３．２，３．３及びシングル印刷ユニット５．３，５．
４には、図１に例示したように、それぞれ「ショートイ
ンキ装置」が装備されている。

【００１５】ダブル印刷ユニット３．１，３．２，３．
３のサイドフレーム１７，１８，１９及びシングル印刷
ユニット５．３，５．４のサイドフレーム２０．１，２
０．２には、各インキ流のために、インキ調量ローラ２
１と、ゴム弾性的なジャケット２３を備えたインキ着け
ローラ２２と、版胴２４と、ゴムブランケット胴２６と
がそれぞれ回転可能に支承されている。これらのインキ
調量ローラ２１と、インキ着けローラ２２と、版胴２４
と、ゴムブランケット胴２６とは全て同じ有効円周若し
くは直径を有しており且つ有利には、いわゆる一倍胴若
しくは一倍ローラとして構成されている。但し、版胴２
４及びゴムブランケット胴２６は、いわゆる二倍胴とし
て構成されていてもよい。各サイドフレーム１７，１
８，１９，２０．１，２０．２間で、これらのサイドフ
レームの内側にそれぞれ固定されて、インキ流毎に１つ
のインキ供給装置２７が設けられている。このインキ供
給装置２７からインキ調量ローラ２１とインキ着けロー
ラ２２とを介して、インキが版胴２４の版上に流され
る。

【００１６】版は、その印刷パターンをゴムブランケッ
ト胴２６のゴムブランケットに転移させる。ゴムブラン
ケット胴２６は、その都度対抗圧胴８の外周面、つま
り、たとえば５つのフィールド９．１，１１．１，１
２．１，１３．１，１４．１と一緒に、例えば紙製の、
印刷する枚葉状印刷担体のための各１つの印刷位置を形
成する。

【００１７】インキ供給装置２７は、種々様々な構成で
あってよい。従って、例えばインキ出し調節板を備えた
従来のインキつぼであってよい。しかしまた、種々様々
な構成のチャンバ型ドクタ（Ｋａｍｍｅｒａｋｅｌ）が
設けられていてもよい。即ち、例えばネガティブ（ｎｅ
ｇａｔｉｖ）に当て付けられた作業ドクタとポジティブ
（ｐｏｓｉｔｉｖ）に当て付けられた閉鎖ドクタとが設
けられているか、又はネガティブに当て付けられた作業
・閉鎖ドクタが設けられている。

【００１８】インキ調量ローラ１のジャケットの性質
は、その都度インキ出し調節板の材料特性若しくはドク
タの材料特性に適合されている。前記ジャケットは親油
性（ｏｌｅｏｐｈｉｌ）であり、金属、プラスチック又
はセラミックス等から成っていてよい。ジャケットの表
面は平滑であるか、又は構造化されていてよく、例えば
セル、又はいわゆるハッチング、又はセルとハッチング
との組み合わせを有していてよい。

【００１９】版胴２４は、平版（湿式オフセット、乾式
オフセット）用の自体公知の固定装置又は平版スリーブ
を有しており、当該版胴２４には、これらの固定装置又
は平版スリーブが張設されている。版胴２４は、交換可
能に取り外すことができる。これらの版胴２４は、胴入
れ・胴逃がしのために、サイドフレーム１７，１８，１
９，２０．１，２０．２に設けられた自体公知の回転可
能な偏心ブシュに支承されている。

【００２０】ゴムブランケット胴２６には、ゴムブラン
ケット又はゴムブランケットスリーブのための自体公知
の固定装置が装備されている。

【００２１】アンダーフレーム２には、多フィールド型
のグリッパ胴８（対抗圧胴）が駆動支承されている。こ
の対抗圧胴８は、「複数倍胴」として構成されている。
つまり、この対抗圧胴８の有効円周若しくは直径は、一
倍胴の版胴若しくはゴムブランケット胴の有効円周若し
くは直径の複数倍である。

【００２２】対抗圧胴８のフィールド９．１，１１．
１，１２．１，１３．１，１４．１の数は、制御される
グリッパ列９，１１，１２，１３，１４の数に対応して
いる。前記フィールドは、それぞれすぐ隣接しており且
つゴムブランケット胴２６のための対抗圧面を形成して
いる。

【００２３】多色刷り、有利には４色刷り用の印刷装置
１，２８は、例えば４つの複数の印刷ユニット３．１〜
３．３と、これらの印刷ユニットに対応配置された唯一
の対抗圧胴８とから成っている。この場合、このような
本発明による多色刷り印刷装置１；２８の対抗圧胴８の
有効直径は、被乗数、即ち「版胴２４又はゴムブランケ
ット胴２６の有効直径」と、乗数、即ち「印刷装置１
（図１）若しくは印刷装置２８（図２）の印刷ユニット
（６．１〜６．４；５．１〜５．４）の数マイナス１」
との積に少なくとも等しいか、又はこの積よりも大であ
る。これに対応して、対抗圧胴８の周面に設けられるフ
ィールド９．１〜１４．１の数が選択されている。つま
り、４色刷り印刷装置２８の場合は、フィールド９．１
〜１４．１の内の少なくとも３つが設けられている。又
は、対抗圧胴８の外周面は、４フィールド型、５フィー
ルド型又は６フィールド型等であってもよい。

【００２４】グリッパ列９〜１４においては、従来のグ
リッパが使用されてよい（図示せず）。特に有利なの
は、グリッパ閉鎖後、完全に対抗圧胴の円形外周面の内
部に位置するように形成された、自体公知のグリッパを
使用することである。

【００２５】それぞれインキ供給装置２７、インキ調量
ローラ２１、インキ着けローラ２２、版胴２４及びゴム
ブランケット胴２６を備えた印刷ユニット６．１〜６．
４，５．１〜５．４は、既に上で説明し且つ図１〜３に
示したように、ダブル印刷ユニット３．１〜３．３又は
シングル印刷ユニット５．３，５．４（図２及び図３）
として構成されており且つアンダーフレーム２に固定さ
れていてよい。

【００２６】ダブル印刷ユニット３．１〜３．３として
は、各２つの印刷ユニット、例えば印刷ユニット５．１
と印刷ユニット５．２、又は印刷ユニット６．１と印刷
ユニット６．２とが、１つの機能ユニットを形成するよ
うにまとめられる。つまり、組付け状態では前記の各２
つの印刷ユニットが、それぞれ１つのユニットを形成し
ている。

【００２７】図１に示したように、有利には２つの複数
のダブル印刷ユニット３．１，３．２が対抗圧胴８に対
応配置されてよい。しかしまた、３つのダブル印刷ユニ
ットが対抗圧胴８に対応配置されてもよい。

【００２８】対抗圧胴８の周面に２つのダブル印刷ユニ
ット３．１，３．２が配置された場合、これらのダブル
印刷ユニットは角度αのｖ字形で互いに配置されてい
る。ダブル印刷ユニットが２つ以上の場合は放射状に配
置されている。

【００２９】図２〜５に示したように、混合配置形式で
は、ダブル印刷ユニット３．３とシングル印刷ユニット
５．３，５．４と対抗圧胴８とが対応配置されていてよ
い。即ち、例えばダブル印刷ユニット３．３と、例えば
２つの複数のシングル印刷ユニット５．３，５．４とが
対応配置されていてよい。

【００３０】混合配置形式の場合、有利にはダブル印刷
ユニット３．３の左右に、各１つのシングル印刷ユニッ
ト５．３，５．４が、昇降・係止可能に配置されてい
る。ダブル印刷ユニット３．３とシングル印刷ユニット
５．３，５．４とは、有利には密接して、つまり、これ
らの印刷ユニットのサイドフレームが相互間隔をあけな
いように配置されている。この目的のためには、ダブル
印刷ユニット３．３のサイドフレーム１９の左右の側面
と、シングル印刷ユニット５．３，５．４のサイドフレ
ーム２０．１，２０．２の内側の側面とが、例えばあり
継ぎ式ガイド等のガイドを介して形状接続的に結合され
ていてよい。

【００３１】シングル印刷ユニット５．３，５．４は定
置であること、つまり、アンダーフレーム２と不動に結
合されていることが可能である。この場合、版板又はゴ
ムブランケットを交換するためにはダブル印刷ユニット
３．３が昇降可能でなければならず、このダブル印刷ユ
ニット３．３は、２つの版胴２４及び／又は２つのゴム
ブランケット胴２６へのアクセスが快適且つ危険無しに
可能である位置に上昇して、この位置で係止される必要
がある。

【００３２】しかしまた、ダブル印刷ユニット３．３が
定置であること、つまり、アンダーフレーム２に永続的
に不動に結合されていることも可能である。この場合、
ダブル印刷ユニット３．３の版板及び／又はゴムブラン
ケットを交換するためには、シングル印刷ユニット５．
３，５．４が昇降可能且つ係止可能でなければならな
い。ダブル印刷ユニット３．３及びシングル印刷ユニッ
ト５．３，５．４の昇降運動のためには、運動すべき印
刷ユニット３．３；５．３，５．４のガイド内に、各１
つのラックが固定されている。このラックの歯列は、セ
ルフロッキング式の歯車装置のピニオンと噛み合ってい
る。前記歯車装置は、例えば電動モータによって駆動さ
れる。歯車装置は、その都度運動不能な印刷ユニットに
支持される。ダブル印刷ユニット３．３が昇降運動可能
な場合は、歯車装置はシングル印刷ユニット５．３；
５．４のサイドフレーム２０．１；２０．２に支持され
る。逆に、シングル印刷ユニット５．３，５．４が昇降
運動可能な場合は、歯車装置はダブル印刷ユニット３．
３のサイドフレーム１９に支持される。

【００３３】印刷ユニット３．３，５．３，５．４の不
本意な移動を防止するためには、例えば「ラッチロッ
ク」等の移動防止装置が設けられていてよい。

【００３４】印刷ユニットの昇降運動のためには、歯車
装置の代わりに、例えば液圧式のリフティング装置等の
別の駆動装置が設けられていてもよい。

【００３５】印刷ユニット３．３；５．３，５．４が操
作位置から作業位置に移動した後で、可動の印刷ユニッ
ト３．３；５．３，５．４は、機械の安定状態、延いて
は良好な印刷クオリティーを得るために、アンダーフレ
ーム２に固定された印刷ユニット５．３，５．４；３．
３に不動に係止され且つ付加的にアンダーフレーム２に
も不動に係止される。このことは、例えば可動のサイド
フレームのモータ駆動式の固定ねじを介して、固定のサ
イドフレームにおいて行われてよい。

【００３６】図４及び図５に示したように、ダブル印刷
ユニット３．３は水平方向で分割されていてもよい。こ
の場合、両ゴムブランケット胴２６は、定置のフレーム
に支承される。つまり、両ゴムブランケット胴２６は昇
降不可能である。単にインキ供給装置２７とその他の胴
２１，２２，２４だけが一緒に昇降可能である。

【００３７】ダブル印刷ユニット３．３とシングル印刷
ユニット５．３，５．４とは、互いに数センチメートル
の間隔をおいて配置されていてよい。

【００３８】ダブル印刷ユニット及びシングル印刷ユニ
ットの駆動は、共通の歯車列を介して、印刷機の共通の
主要駆動装置又は回転数の制御された単一駆動装置（周
波数制御式三相電動機）によって行われてよい。

【００３９】相前後して接続された、本発明による２つ
の印刷装置１及び／又は印刷装置２８は、制御可能なグ
リッパ列しか備えていない自体公知の枚葉紙渡し胴又は
枚葉紙反転装置を備えた自体公知の枚葉紙渡し胴を介し
て拡張されることができる。これにより、色数が増大さ
れ且つ／又は多色両面印刷が可能になる。［図面の簡単な説明］

【図１】唯一の多フィールド型対抗圧胴と協働する複数
のダブル印刷ユニットから成る、本発明による印刷装置
の第１実施例の操作側を、正面のサイドフレーム無しで
示した概略側面図である。

【図２】本発明による印刷装置の第２実施例の操作側
を、進入したダブル印刷ユニットと一緒に、但し正面の
サイドフレーム無しで示した概略側面図である。

【図３】図２に示した印刷装置を、離脱したダブル印刷
ユニットと一緒に示した図である。

【図４】本発明による印刷装置の第３実施例の操作側
を、ゴムブランケット胴が定置、つまり昇降不能の進入
したダブル印刷ユニットと一緒に、但し前部サイドフレ
ーム無しで示した概略側面図である。

【図５】図４に示した印刷装置を、離脱したダブル印刷
ユニットと定置のゴムブランケット胴と一緒に示した図
である。

【符号の説明】

１印刷装置、２アンダーフレーム、３．１，
３．２，３．３ダブル印刷ユニット、４正面機械
側、５操作スペース、５．１，５．２印刷ユニ
ット、５．３，５．４シングル印刷ユニット、
６．１，６．２，６．３，６．４印刷ユニット、８
対抗圧胴、９，１１，１２，１３，１４グリッパ
列、９．１，１１．１，１２．１，１３．１，１４．
１フィールド、１７，１８，１９，２０．１，２
０．２サイドフレーム，２１インキ調量ローラ、
２２インキ着けローラ、２３ジャケット、２
４版胴、２６ゴムブランケット胴、２７イン
キ供給装置、２８印刷装置

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】正面機械側に位置する操作側と、該操作
側とは反対の側の駆動側とを有する枚葉紙輪転印刷機用
の多色刷り印刷装置であって、複数の制御されるグリッ
パ列（９，１１，１２，１３，１４）を備えた唯一の対
抗圧胴（８）と、少なくとも４つの印刷ユニット（６．
１，６．２，６．３，６．４）とが設けられており、こ
れらの印刷ユニットが、それぞれ少なくとも１つの印刷
インキ供給装置（２７，２１）、インキ着けローラ（２
２）、版胴（２４）及びゴムブランケット胴（２６）か
ら成っており、前記対抗圧胴（８）の直径が、前記ゴム
ブランケット胴（２６）の直径の複数倍である形式のも
のにおいて、いくつかの印刷ユニット（６．１，６．２，６．３，
６．４）が、ダブル印刷ユニット（３．１；３．２）に
まとめられており、対抗圧胴（８）の周方向で隣接して
いるこれらのダブル印刷ユニット（３．１，３．２）間
に操作スペース（５）が設けられており、該操作スペー
スが操作側及び／又は駆動側から自由にアクセス可能で
あり、対抗圧胴（８）の周方向で隣接している前記ダブ
ル印刷ユニット（３．１，３．２）が、鋭角（α）のｖ
字形に相対して配置されており、該鋭角の頂点が、前記
対抗圧胴（８）の方に向けられていることを特徴とする
印刷装置。
【請求項２】ダブル印刷ユニット（３．１，３．２）
と、これらのダブル印刷ユニットにすぐ隣接している印
刷ユニット（６．１，６．２，６．３，６．４）とが、
鋭角（α）で相対して配置されており、該鋭角の頂点
が、対抗圧胴（８）の方に向けられている、請求項１記
載の印刷装置。
【請求項３】枚葉紙輪転印刷機用の多色刷り印刷装置
であって、複数の制御されるグリッパ列（９，１１，１
２，１３，１４）を備えた唯一の対抗圧胴（８）が設け
られており、該対抗圧胴（８）の周囲に複数の印刷ユニ
ットが隣接して配置されると共に、少なくとも２つの外
側の印刷ユニット（５．３，５．４）の間に２つの内側
の印刷ユニット（５．１，５．２）が配置されており、
これらの印刷ユニットが、それぞれ少なくとも１つの印
刷インキ供給装置（２７、２１）、インキ着けローラ
（２２）、版胴（２４）及びゴムブランケット胴（２
６）から成っており、前記対抗圧胴（８）の直径が、前
記ゴムブランケット胴（２６）の直径の複数倍の大きさ
である形式のものにおいて、外側の印刷ユニット（５．３，５．４）と内側の印刷ユ
ニット（５．１，５．２；３．３）とが、鉛直方向で延
在しており且つ水平方向では印刷を行う作業位置におい
て互いに密接しているか、又は僅かな間隔をおいて相並
んで配置されており、いくつかの印刷ユニット（５．
１，５．２，５．３，５．４；３．３）がアクセスでき
るように昇降可能に配置されていることを特徴とする印
刷装置。
【請求項４】印刷ユニット（５．１，５．２，５．
３，５．４；３．３）が、それぞれ昇降可能に配置され
ている、請求項３記載の印刷装置。
【請求項５】２つの外側の印刷ユニット（５．３，
５．４）が昇降可能に配置されており、これらの印刷ユ
ニット間に配置された印刷ユニット（５．１，５．２，
３．３）が定置である、請求項３記載の印刷装置。
【請求項６】外側の印刷ユニット（５．３，５．４）
が定置であり、これらの印刷ユニット間に配置された印
刷ユニット（５．１，５．２；３．３）が、個別に又は
一緒に昇降可能に配置されている、請求項３記載の印刷
装置。
【請求項７】外側の印刷ユニット（５．３，５．４）
間に配置された印刷ユニット（５．１，５．２）が、単
数又は複数のダブル印刷ユニット（３．３）にまとめら
れている、請求項３記載の印刷装置。
【請求項８】外側の印刷ユニット（５．３．５．４）
が定置であり、これらの印刷ユニット間に配置された印
刷ユニット（５．１，５．２；３．３）が、部分的に個
別に又は一緒に昇降可能に配置されており、ゴムブラン
ケット胴（２６）の配置された部分がそれぞれ定置であ
る、請求項３記載の印刷装置。
【請求項９】印刷インキ供給装置として従来のインキ
つぼが設けられている、請求項１から８までのいずれか
１項記載の印刷装置。
【請求項１０】印刷インキ供給装置としてチャンバ型
ドクタが設けられている、請求項１から８までのいずれ
か１項記載の印刷装置。
【請求項１１】チャンバ型ドクタが、ネガティブに当
て付けられた作業ドクタと、ポジティブに当て付けられ
た閉鎖ドクタとを有している、請求項１０記載の印刷装
置。
【請求項１２】チャンバ型ドクタが、ネガティブに当
て付けられた作業・閉鎖ドクタを有している、請求項１
０記載の印刷装置。