JP3467115B2 - 塵芥収集車の塵芥積込制御装置 - Google Patents

塵芥収集車の塵芥積込制御装置

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JP3467115B2
JP3467115B2 JP07306395A JP7306395A JP3467115B2 JP 3467115 B2 JP3467115 B2 JP 3467115B2 JP 07306395 A JP07306395 A JP 07306395A JP 7306395 A JP7306395 A JP 7306395A JP 3467115 B2 JP3467115 B2 JP 3467115B2
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卓三 福尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塵芥収集車の塵芥積込
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、塵芥収集車は、その車体フレー
ム上に、後壁に塵芥積込口を有する塵芥収容箱が搭載さ
れ、該塵芥収容箱の塵芥積込口に傾動自在に塵芥投入箱
が連設され、該塵芥投入箱の内部に、塵芥投入箱の投入
口から底部に投入された塵芥を上記塵芥積込口を介して
上記塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置が装備され、そ
の塵芥積込装置により塵芥を塵芥収容箱に積み込むまで
の塵芥積込作業、つまり少なくとも戻し工程、掻込工程
および押込工程からなる1サイクルの各工程が油圧駆動
式のアクチュエータを駆動源にして順次行われ、このア
クチュエータが塵芥積込制御装置によって駆動制御され
ている。上記塵芥積込制御装置は、上記アクチュエータ
を各工程毎の作動開始位置から作動停止位置までの間で
作動させ、そのアクチュエータが各工程毎の作動停止位
置にきたときに該アクチュエータを位置検出器により検
出してアクチュエータの作動を停止させるように制御す
る作動制御手段を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
塵芥積込制御装置では、アクチュエータの作動停止が位
置検出器からの検出信号のみに依存されているので、例
えば塵芥積込作業の工程途中に位置検出器に塵芥が噛み
込んで該位置検出器が故障などしたときには、アクチュ
エータの作動を停止することができず、アクチュエータ
が作動停止位置を越えるなどしてアクチュエータの作動
異常を招くことになる。そのため、アクチュエータの作
動異常時以後の工程ではアクチュエータの作動を継続し
て行うことができなくなり、塵芥の積込作業を途中の工
程で中止しなければならず、この積込作業の中止によっ
て、塵芥の回収を次回に繰り越したり、別の塵芥収集車
を回送させたりするなどの処置を講ずる必要があり、塵
芥の回収効率に多大の悪影響を及ぼすことになる。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、アクチュエータの作動異
常時にアクチュエータの作動および作動停止が正常に行
えるようにし、アクチュエータの作動異常時以後の工程
での塵芥の積込作業の継続を可能にして、塵芥の回収効
率を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、塵芥収集
車の車体フレーム上に、後壁に塵芥積込口を有する塵芥
収容箱が搭載され、該塵芥収容箱の塵芥積込口に傾動自
在に塵芥投入箱が連設されているとともに、該塵芥投入
箱の内部に、塵芥投入箱の投入口から底部に投入された
塵芥を上記塵芥積込口を介して上記塵芥収容箱に積み込
む塵芥積込装置が装備され、この塵芥積込装置により塵
芥を塵芥収容箱に積み込むまでの少なくとも戻し工程、
掻込工程および押込工程よりなる1サイクルの各工程が
油圧駆動式のアクチュエータを駆動源にして順次行われ
ており、上記アクチュエータを各工程毎の作動開始位置
から作動停止位置までの間で作動させ、そのアクチュエ
ータが作動停止位置にきたときに該アクチュエータを位
置検出器により検出してアクチュエータの作動を停止さ
せるように制御する作動制御手段が設けられた塵芥収集
車の塵芥積込制御装置を前提とする。そして、上記アク
チュエータの作動開始位置から作動停止位置に停止する
までに要した該アクチュエータの各工程毎の実作動時間
を検出する作動時間検出手段と、予め上記アクチュエー
タの作動開始位置から作動停止位置に停止するまでに要
する各工程毎の標準作動時間を記憶している記憶手段
と、上記アクチュエータの各工程の作動開始位置から作
動停止位置に停止するまでの間で上記作動制御手段によ
る制御の代わりに、上記記憶手段に記憶されている標準
作動時間に基づいて該アクチュエータの作動を制御可能
とする応急作動制御手段と、上記作動時間検出手段で検
出した各工程毎のアクチュエータの実作動時間と上記記
憶手段に記憶されている各工程毎のアクチュエータの標
準作動時間とを比較する比較手段と、該比較手段からの
信号を受け、アクチュエータの各工程のうちの1つの工
程の比較値が不一致となる作動異常時に該アクチュエー
タの作動を停止させる作動停止手段と、上記比較手段か
らの信号を受け、アクチュエータの各工程のうちの1つ
の工程の比較値が不一致となる作動異常時に作業者にア
クチュエータの作動異常を報知する報知手段と、上記作
動停止手段によりアクチュエータの作動を停止させた後
該アクチュエータを継続して作動させるために、上記作
動制御装置による制御から上記応急作動制御手段による
制御に切換える切換手段とを設ける構成としたものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
塵芥収集車の車体フレーム上に、後壁に塵芥積込口を有
する塵芥収容箱が搭載され、該塵芥収容箱の塵芥積込口
に傾動自在に塵芥投入箱が連設されているとともに、該
塵芥投入箱の内部に、塵芥投入箱の投入口から底部に投
入された塵芥を上記塵芥積込口を介して上記塵芥収容箱
に積み込む塵芥積込装置が装備され、この塵芥積込装置
により塵芥を積み込むまでの少なくとも戻し工程、掻込
工程および押込工程からなる1サイクルの各工程が油圧
駆動式のアクチュエータを駆動源にして作動するプレー
トにより順次行われており、上記プレートを各工程毎の
作動開始位置から作動停止位置までの間で作動させ、そ
のプレートが作動停止位置にきたときに該プレートを位
置検出器により検出して上記アクチュエータの作動を停
止させるように制御する作動制御手段が設けられた塵芥
収集車の塵芥積込制御装置を前提とする。そして、上記
プレートの作動開始位置から作動停止位置に停止するま
でに要した該プレートの各工程毎の実作動時間を検出す
る作動時間検出手段と、予め上記プレートの作動開始位
置から作動停止位置に停止するまでに要する各工程毎の
標準作動時間を記憶している記憶手段と、上記プレート
の各工程の作動開始位置から作動停止位置に停止するま
での間で上記作動制御手段による制御の代わりに、上記
記憶手段に記憶されている標準作動時間に基づいて該プ
レートの作動を制御可能とする応急作動制御手段と、上
記作動時間検出手段で検出した各工程毎のプレートの実
作動時間と上記記憶手段に記憶されている各工程毎のプ
レートの標準作動時間とを比較する比較手段と、該比較
手段からの信号を受け、プレートの各工程のうちの1つ
の工程の比較値が不一致となる作動異常時に該プレート
の作動を停止する作動停止手段と、上記比較手段からの
信号を受け、プレートの各工程のうちの1つの工程の比
較値が不一致となる作動異常時に作業者にプレートの作
動異常を報知する報知手段と、上記作動停止手段により
プレートの作動を停止させた後該プレートを継続して作
動させるために、上記作動制御装置による制御から上記
応急作動制御手段による制御に切換える切換手段とを設
ける構成としたものである。
【0007】さらに、請求項3記載に発明が講じた解決
手段は、請求項1または請求項2記載の発明の切換手段
を特定し、作業者がONまたはOFF操作するスイッチ
により切換わるようにしている。そして、該スイッチを
一旦ON操作すると、それ以後の残る工程および塵芥を
積み込むまでの1サイクルの各工程を、上記スイッチを
OFF操作するまで上記作動制御手段による制御から上
記応急作動制御手段による制御に切換えた状態に保つよ
うに設ける構成としたものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
塵芥積込装置により塵芥を塵芥収容箱に積み込むまでの
塵芥積込作業の1サイクルの各工程毎におけるアクチュ
エータの作動開始位置から作動停止位置に停止するまで
の実作動時間と、各工程毎のアクチュエータの標準作動
時間との比較値が不一致となるアクチュエータの作動異
常時に作業者にアクチュエータの作動異常を報知手段に
より報知するとともにアクチュエータの作動を停止し、
それ以後の工程を作動制御手段による制御から応急作動
制御手段による制御に切換えて該アクチュエータを継続
して作動させるようにしているので、塵芥積込作業途中
に位置検出器に塵芥が噛み込んで該位置検出器が故障な
どしても、それ以後の塵芥積込作業の工程を中止するこ
となくアクチュエータを正常状態で継続して作動させる
ことが可能となり、塵芥の回収を次回に繰り越したり、
別の塵芥収集車を回送させたりするなどの処置を講ずる
必要がない。
【0009】請求項2記載に発明では、塵芥積込作業の
各工程毎におけるプレートの作動開始位置から作動停止
位置に停止するまでの実作動時間と、各工程毎のプレー
トの標準作動時間との比較値が不一致となるプレートの
作動異常時に作業者にプレートの作動異常を報知手段に
より報知するとともにプレートの作動を停止し、それ以
後の工程を応急作動制御手段による制御に切換えて行う
ので、該プレートを正常状態で継続して応急作動させる
ことが可能となる上、塵芥の積込作業に直接携わるプレ
ートが正確に制御されて塵芥積込装置の作動がより正確
に行える。
【0010】さらに、請求項3記載の発明では、作業者
がスイッチを一旦ON操作すると、アクチュエータ又は
プレートの作動異常時以後の残る工程および塵芥積込作
業の複数の工程が、応急作動制御手段による制御に切換
えられて継続的に作動するようになっているので、塵芥
積込作業の各工程のアクチュエータ又はプレートの作動
異常箇所にくる度に、その都度報知手段による報知、ア
クチュエータ又はプレートの作動停止、およびスイッチ
のON操作を繰り返す必要がなく、塵芥積込作業が円滑
に行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図3は本発明の第1実施例に係る塵芥積込
制御装置を備えた塵芥収集車を示し、この塵芥収集車1
の下部左右両位置には前後方向へ延びる車体フレームと
しての断面略矩形枠状のシャーシフレーム2(図では一
方のみ示す)が設けられ、該シャーシフレーム2上に
は、断面略矩形枠状のサブフレーム3が設けられてい
る。該サブフレーム3上には、車体後方側に塵芥を積込
むための塵芥積込口4aが開口されてなる塵芥収容箱4
が搭載されており、さらに、その塵芥積込口4a上端
に、枢軸5によって塵芥投入箱6が傾動自在に連設され
ている。また、上記塵芥投入箱6は、塵芥積込口4aを
閉塞するよう塵芥収容箱4に対して左右一対の固縛装置
(図示せず)により固縛されている。
【0013】上記塵芥投入箱6は、その車体前方側が開
放されて塵芥収容箱4の塵芥積込口4aに連通されると
ともに、背面下部に塵芥を投入する投入口11が開口さ
れ、その下方に塵芥の貯留室12が形成されており、こ
の塵芥投入箱6内には、塵芥を圧縮し、押し潰して塵芥
収容箱4内に積込む圧縮式の塵芥積込装置13が装備さ
れている。該塵芥積込装置13は、塵芥投入箱6の両側
壁に沿って敷設され、車体の後方下部に向って傾斜する
溝形鋼よりなる案内溝部材14を備えており、該案内溝
部材14の上端部に上記枢軸5が枢支されている。一
方、塵芥投入箱6内には、その全幅に亘って形成された
昇降板15(プレート)が収納されていて、この昇降板
15の上下には、上記案内溝部材14の内壁に沿って転
動自在に嵌合される案内ローラ16,16が軸着されて
いる(図中破線で示す部位)。また、昇降板15の背面
上部には、ブラケット15aを介して枢軸17が軸支さ
れており、この枢軸17は上記案内溝部材14背面に沿
うとともに、昇降板15の摺動距離に合致するように塵
芥投入箱6の側壁に形成された切欠18を越えて塵芥投
入箱6内側より外側に突出するようになされている。そ
して、図中破線で示す如く、外側に突出した枢軸17と
塵芥投入箱6の下部外側間には、アクチュエータとして
の一対の昇降シリンダ19が案内溝部材14の傾斜方向
に沿って設けられていて、この昇降シリンダ19の伸縮
作動により、上記昇降板15を案内溝部材14に沿って
往復動させるようになされている。
【0014】また、上記昇降板15の下端には、塵芥投
入箱6の幅方向全体に亘って延設された押込板21が前
後に揺動自在に軸支されるとともに、該押込板21の背
面より突出した支持片22と上記昇降シリンダ19先端
の枢軸17との間には、アクチュエータとしての一対の
押込シリンダ23が連結されていて、該押込シリンダ2
3の伸縮作動により、押込板21をその軸支部24の回
りに前後に揺動させるようになされている。これによ
り、塵芥投入箱6の投入口11から貯留室12(底部)
に投入された塵芥は、後述する塵芥積込制御装置30に
より、押込板21を前方から後方に揺動させる戻し工程
により戻した状態の昇降板15を下降作動させる圧縮工
程により圧縮されたのち、その押込板21を後方から前
方に揺動させる掻き込み工程により掻き集められ、貯留
室12内の前壁に沿って押込板21を昇降板15を介し
て上方へ移動させる押し込み工程により、塵芥積込口4
aから塵芥収容箱4内(後述する塵芥収容空間27a
内)に積込まれるようになっている。
【0015】上記塵芥収容箱4は、その横断面全体に亘
って設けられた排出板26によって、上記塵芥積込装置
13から塵芥積込口4aを介して積み込まれた塵芥を収
容する塵芥収容空間27aとその前方空間27bとに区
画されており、該前方空間27bの下部には、排出板2
6を車軸方向に移動させるための排出シリンダ(図示せ
ず)が設けられている。該排出シリンダは、その伸長時
に排出板26を塵芥収容箱4の塵芥積込口4aに近接さ
せて塵芥収容空間27aの容積を最小にする一方、収縮
時に塵芥収容空間27aの容積を増大変更するようにな
されている。
【0016】上記昇降シリンダ19および押込シリンダ
23には、図示しない油圧ポンプからの圧油を供給する
ための油路(図示せず)がそれぞれ連結されている。そ
の各油路には、図示しないが3位置切換式の昇降シリン
ダ用電磁切換弁および押込シリンダ用電磁切換弁が介設
されている。上記各電磁切換弁は、各シリンダ19,2
3のヘッド側室に圧油を供給するヘッド側室圧油供給位
置と、各シリンダ19,23のロッド側室に圧油を供給
するロッド側室圧油供給位置と、各シリンダ19,23
への圧油の供給を停止する圧油供給停止位置とに切換わ
るように構成されている。上記各電磁切換弁は、通常、
スプリングの付勢力により圧油供給停止位置に位置付け
られるように付勢されている。さらに、上記昇降シリン
ダ用電磁切換弁には、該昇降シリンダ用電磁切換弁をス
プリングの付勢力に抗して圧油供給停止位置からヘッド
側室圧油供給位置に切換える第1ソレノイドSOL1
(図1参照)、およびロッド側室圧油供給位置に切換え
る第2ソレノイドSOL2(図1参照)がそれぞれ設け
られている。また、上記押込シリンダ用電磁切換弁に
は、該押込シリンダ用電磁切換弁をスプリングの付勢力
に抗して圧油供給停止位置からヘッド側室圧油供給位置
に切換える第3ソレノイドSOL3(図1参照)、およ
びロッド側室圧油供給位置に切換える第4ソレノイドS
OL4(図1参照)がそれぞれ設けられている。
【0017】そして、図2に示すように、上記昇降板1
5の上昇停止位置および下降停止位置にそれぞれ対応す
る塵芥投入箱6の壁面には、該昇降板15の位置を検出
する位置検出器としての上昇側および下降側リミットス
イッチLS1,LS2がそれぞれ設けられている。そし
て、上記昇降板15の上端には、該上昇側および下降側
リミットスイッチLS1,LS2に接触する端子T1が
設けられており、この端子T1が上昇側および下降側リ
ミットスイッチLS1,LS2に接触することで、昇降
板15の上昇停止位置および下降停止位置での検出がな
されるようになっている。また、上記昇降板15には、
後方に突出するプレート状のブラケット31が取り付け
られており、上記押込シリンダ23の伸長停止位置およ
び収縮停止位置にそれぞれ対応する上記ブラケット31
の上下位置には、押込シリンダ23の伸縮時に上下移動
するシリンダチューブ23aの位置を検出する位置検出
器としての伸長側および収縮側リミットスイッチLS
3,LS4がそれぞれ設けられている。そして、上記シ
リンダチューブ23aの上端(ロッド側の端)には、該
伸長側および収縮側リミットスイッチLS3,LS4に
接触する端子T2が設けられており、この端子T2が伸
長側および収縮側リミットスイッチLS3,LS4に接
触することで、押込シリンダ23の伸長停止位置および
収縮停止位置での検出がなされるようになっている。
【0018】また、図1に示すように、上記昇降板15
および押込シリンダ23を適宜作動または停止させて塵
芥積込作業の1サイクルの各工程を制御する塵芥積込制
御装置30には、上記各リミットスイッチLS1〜LS
4からの検出信号を入力して上記各ソレノイドSOL1
〜SOL4に指令信号を個別に出力する作動制御手段3
2が設けられ、その作動制御手段32からの指令信号に
応じて該各ソレノイドSOL1〜SOL4を励磁または
消磁させて上記各電磁切換弁を適宜切換えることで、昇
降板15および押込シリンダ23を作動または停止させ
るようにしている。上記塵芥積込制御装置30には、予
め上記昇降板15および押込シリンダ23の作動開始位
置から作動停止位置に停止するまでに要する各工程毎の
標準作動時間、つまり戻し工程において押込シリンダ2
3が伸長側リミットスイッチLS3から収縮側リミット
スイッチLS4まで収縮するのに要する標準作動時間、
圧縮工程において昇降板15が上昇側リミットスイッチ
LS1から下降側リミットスイッチLS2まで下降する
のに要する標準作動時間、掻き込み工程において押込シ
リンダ23が収縮側リミットスイッチLS4から伸長側
リミットスイッチLS3まで伸長するのに要する標準作
動時間、および押し込み工程において昇降板15が下降
側リミットスイッチLS2から上昇側リミットスイッチ
LS1まで上昇するのに要する標準作動時間を記憶して
いる記憶手段33が設けられている。また、上記塵芥積
込制御装置30には、上記昇降板15および押込シリン
ダ23の各工程の作動開始位置から作動停止位置に停止
するまでの間で上記作動制御手段32による制御の代わ
りに上記記憶手段に記憶されている標準作動時間に基づ
いて該昇降板15および押込シリンダ23の作動を制御
可能とする応急作動制御手段41が設けられている。さ
らに、上記塵芥積込制御装置30には、上記昇降板15
および押込シリンダ23の作動開始位置から作動停止位
置に停止するまでに要した該昇降板15および押込シリ
ンダ23の各工程毎の実作動時間を検出する作動時間検
出手段34と、上記作動時間検出手段34で検出した各
工程毎の昇降板15および押込シリンダ23の実作動時
間と上記記憶手段33に記憶されている各工程毎の昇降
板15および押込シリンダ23の標準作動時間とを比較
する比較手段35と、上記比較手段35からの信号を受
け、昇降板15および押込シリンダ23の各工程のうち
の少なくとも1つの工程の比較値が不一致となる作動異
常時に該昇降板15および押込シリンダ23の作動を停
止する作動停止手段42と、上記比較手段35からの信
号を受け、昇降板15および押込シリンダ23の作動異
常時に作業者に作動異常を報知する報知手段36とが設
けられている。上記報知手段36は、作業者が確認し易
い点滅式のランプにより構成されている。そして、上記
塵芥積込制御装置30には、上記作動停止手段42によ
り昇降板15および押込シリンダ23の作動を停止させ
た後該昇降板15および押込シリンダ23を継続して作
動させるために、上記作動制御装置32による制御から
上記応急作動制御手段41による制御に切換える切換手
段43が設けられている。該切換手段43は、上記報知
手段36によるランプ点滅時に作業者がONまたはOF
F操作する切換スイッチ44(スイッチ)により切換わ
るように構成されており、この切換スイッチ44を一旦
ON操作すると、ランプ点滅時以降の残る工程および塵
芥を積み込むまでの1サイクルの各工程が、上記切換ス
イッチ44をOFF操作するまでリミットスイッチ間で
の実作動時間による制御から標準作動時間による制御に
切換えた状態に保つように設けられ、上記切換スイッチ
44のON操作により各ソレノイドSOL1〜SOL4
に応急作動制御手段41からの指令信号が出力される。
さらに、上記作動制御装置32には、塵芥積込装置13
を作動させるための作動スイッチ38からの作動信号が
入力され、この作動信号により塵芥積込制御装置30の
作動が開始されるようにしている。
【0019】ここで、昇降シリンダ用電磁切換弁および
押込シリンダ用電磁切換弁を切換えて昇降板15(昇降
シリンダ19)および押込シリンダ23を作動させる塵
芥積込制御装置30からの各ソレノイドSOL1〜SO
L4に対する指令信号の制御を図4ないし図9のフロー
チャートに基づいて説明する。このフローでは、塵芥投
入箱6に塵芥を投入した状態から戻し工程、圧縮工程、
掻込工程および押込工程を順次行って元の位置(戻し工
程の作動開始位置)に戻るまでの塵芥積込装置13の1
サイクルについて説明する。この場合、昇降板15は上
昇作動停止位置に、押込シリンダ23は伸長作動停止位
置にそれぞれ停止して、作動制御手段32による制御の
開始に備えている。
【0020】先ず、図4に示すように、スタート後、ス
テップS1において作動スイッチ38をON操作し、ス
テップS2で塵芥積込装置13を作動させる。次いで、
ステップS3において、押込シリンダ用電磁切換弁の第
3ソレノイドSOL3に該第3ソレノイドSOL3を励
磁する励磁指令信号を出力し、該押込シリンダ用電磁切
換弁をロッド側室圧油供給位置に切換えることで、押込
シリンダ23を収縮作動させて押込板21を後方へ揺
動、つまり戻し工程を開始するとともに、ステップS4
において、作動時間検出手段34による戻し工程開始時
点(伸長側リミットスイッチLS3)からの押込シリン
ダ23の収縮作動時間の計測を開始する。次いで、ステ
ップS5で、記憶手段33からの伸長側リミットスイッ
チLS3と収縮側リミットスイッチLS4との間で要す
る押込シリンダ23の戻し工程での標準作動時間を比較
手段35に入力する。その後、ステップS6において、
戻し工程での標準作動時間が経過したか否かを判定し、
標準作動時間経過するまで待機してから、ステップS7
に進んで、収縮側リミットスイッチLS4からの検出信
号が入力されたか否かを判定し、この判定がYESであ
る収縮側リミットスイッチLS4からの検出信号が入力
されている場合には、ステップS8において、作動時間
検出手段34による戻し工程開始時点からの押込シリン
ダ23の実作動時間の計測を終了し、伸長側リミットス
イッチLS3と収縮側リミットスイッチLS4との間で
要した押込シリンダ23の戻し工程での実作動時間を検
出しておき、ステップS9で、上記ステップS8の戻し
工程での実作動時間を比較手段35に入力する。そし
て、ステップS10において、比較手段35による戻し
工程での押込シリンダ23の標準作動時間および実作動
時間を比較し、その比較値が不一致となる押込シリンダ
23の作動異常であるか否かを判定する。そして、上記
ステップS10の判定がNOとなる押込シリンダ23の
作動正常時には、ステップS11に進んで押込シリンダ
用電磁切換弁の第3ソレノイドSOL3に該第3ソレノ
イドSOL3を消磁する消磁指令信号を出力し、該押込
シリンダ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換えるこ
とで、押込シリンダ23の収縮作動を停止させて押込板
21の後方揺動を停止つまり戻し工程を終了する。
【0021】一方、上記ステップS9の判定がYESと
なる押込シリンダ23の作動異常時には、図5に示すよ
うに、ステップS12において、比較手段35から報知
手段36に信号を出力し、昇降板15の作動異常を作業
者に報知するランプを点滅させるとともに、ステップS
13で、比較手段35から作動停止手段42に信号を出
力し、作動制御装置32から第3ソレノイドSOL3に
消磁指令信号を出力して押込シリンダ23の収縮作動を
停止させる。その後、ステップS14において、上記ス
テップS12のランプの点滅を視た作業者自らが切換ス
イッチ44をON操作すると、上記ステップS1〜ステ
ップS11での作動制御手段32による制御から標準作
動時間に基づく応急作動制御手段41の制御に切換わ
り、この切換スイッチ44のON操作に伴い、ステップ
S15で上記ステップS11のランプが消灯する。一
方、上記ステップS7の判定がNOとなる収縮側リミッ
トスイッチLS4からの検出信号が入力されていない場
合には、例えば収縮側リミットスイッチLS4が故障し
ていると判断してステップS12に進む。
【0022】しかる後、ステップS16において、作動
スイッチ38を再度ON操作すると、以降のステップで
は応急作動制御手段41による制御が行われ、ステップ
S17に進んで、該応急作動制御手段41から第1ソレ
ノイドSOL1に励磁指令信号を出力し、昇降シリンダ
用電磁切換弁をロッド側室圧油供給位置に切換えること
で、昇降シリンダ19を収縮作動させて昇降板15を下
降、つまり圧縮工程を開始するとともに、ステップS1
8において、記憶手段33からの上昇側リミットスイッ
チLS1と下降側リミットスイッチLS2との間で要す
る昇降シリンダ19の圧縮工程での標準作動時間を比較
手段35に入力する。その後、ステップS19におい
て、圧縮工程での標準作動時間が経過したか否かを判定
し、標準作動時間経過するまで待機してから、ステップ
S20に進んで、昇降シリンダ用電磁切換弁の第1ソレ
ノイドSOL1に消磁指令信号を出力し、該昇降シリン
ダ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換えることで、
昇降シリンダ19の収縮を停止させて昇降板15の下降
作動を停止つまり圧縮工程を終了する。
【0023】次いで、図6に示すように、ステップS2
1において、第4ソレノイドSOL4に励磁指令信号を
出力し、押込シリンダ用電磁切換弁をヘッド側室圧油供
給位置に切換えることで、押込シリンダ23を伸長作動
させて押込板21を前方揺動、つまり掻き込み工程を開
始するとともに、ステップS22において、記憶手段3
3からの収縮側リミットスイッチLS4と伸長側リミッ
トスイッチLS3との間で要する押込シリンダ23の掻
き込み工程での標準作動時間を比較手段35に入力す
る。その後、ステップS23において、掻き込み工程で
の標準作動時間が経過したか否かを判定し、標準作動時
間経過するまで待機してから、ステップS24に進ん
で、第4ソレノイドSOL4に消磁指令信号を出力し、
押込シリンダ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換え
ることで、押込シリンダ23の伸長作動を停止させて押
込板21の前方揺動を停止つまり掻き込み工程を終了す
る。
【0024】その後、ステップS25において、第2ソ
レノイドSOL2に励磁指令信号を出力し、昇降シリン
ダ用電磁切換弁をヘッド側室圧油供給位置に切換えるこ
とで、昇降シリンダ19を伸長作動させて昇降板15を
上昇作動、つまり押込工程を開始するとともに、ステッ
プS26において、記憶手段33からの下降側リミット
スイッチLS2と上昇側リミットスイッチLS1との間
で要する昇降シリンダ19の押込工程での標準作動時間
を比較手段35に入力する。その後、ステップS27に
おいて、押込工程での標準作動時間が経過したか否かを
判定し、標準作動時間経過するまで待機してから、ステ
ップS28に進んで、第2ソレノイドSOL2に消磁指
令信号を出力し、昇降シリンダ用電磁切換弁を圧油供給
停止位置に切換えることで、昇降シリンダ19の伸長を
停止させて昇降板15の上昇作動を停止つまり押込工程
を終了し、塵芥積込装置13の1サイクルを終了する。
【0025】また、上記ステップS10の判定がNOと
なる押込シリンダ23の作動正常時に、上記ステップS
11に進んで戻し工程を終了した場合には、図7に示す
ように、ステップS31において、作動制御手段32に
よる制御が継続して行われ、昇降シリンダ用電磁切換弁
の第1ソレノイドSOL1に作動制御手段32から励磁
指令信号を出力し、該昇降シリンダ用電磁切換弁をロッ
ド側室圧油供給位置に切換えることで、昇降シリンダ1
9を収縮させて昇降板15を下降作動、つまり圧縮工程
を開始するとともに、ステップS32において、作動時
間検出手段34による圧縮工程開始時点からの圧縮シリ
ンダ19の収縮作動時間の計測を開始する。次いで、ス
テップS33で、記憶手段33からの上昇側リミットス
イッチLS1と下降側リミットスイッチLS2との間で
要する昇降板の圧縮工程での標準作動時間を比較手段3
5に入力する。その後、ステップS34において、圧縮
工程での標準作動時間が経過したか否かを判定し、標準
作動時間経過するまで待機してから、ステップS35に
進んで、下降側リミットスイッチLS2からの検出信号
が入力されたか否かを判定し、この判定がYESである
下降側リミットスイッチLS2からの検出信号が入力さ
れている場合には、ステップS36において、作動時間
検出手段34による圧縮工程開始時点からの昇降板15
の実作動時間の計測を終了し、昇降板15の圧縮工程で
の実作動時間を検出しておき、ステップS37で、上記
ステップS36の圧縮工程での実作動時間を比較手段3
5に入力する。そして、ステップS38において、比較
手段35による圧縮工程での昇降シリンダ19の標準作
動時間および実作動時間を比較し、その比較値が不一致
となる昇降板15の作動異常であるか否かを判定する。
そして、上記ステップS38の判定がNOとなる昇降板
15の作動正常時には、ステップS39に進んで第1ソ
レノイドSOL1に消磁指令信号を出力し、昇降シリン
ダ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換えることで、
昇降シリンダ19の収縮を停止させて昇降板15の下降
作動を停止つまり圧縮工程を終了する。
【0026】一方、上記ステップS35の判定がNOと
なる下降側リミットスイッチLS2からの検出信号未入
力の場合、および上記ステップS38の判定がYESと
なる昇降板の作動異常である場合には、ステップS40
において、昇降板15の作動異常を作業者に報知するラ
ンプを点滅させるとともに、ステップS41で第1ソレ
ノイドSOL1に消磁指令信号を出力して昇降板15の
下降作動を停止させる。その後、ステップS42におい
て、作業者自らが切換スイッチ44をON操作すること
で、作動制御装置32による制御から応急作動制御手段
41による制御に切換わり、ステップS43で上記ステ
ップS40のランプを消灯させる。その後、ステップS
44において、作動スイッチ38を再度ON操作するこ
とで、応急作動手段による制御に切換わった状態で上記
ステップS21に進む。
【0027】そして、図8に示すように、作動制御装置
32による掻き込み工程の制御では、ステップS51に
おいて、押込シリンダ用電磁切換弁の第4ソレノイドS
OL4に励磁指令信号を出力し、該押込シリンダ用電磁
切換弁をヘッド側室圧油供給位置に切換えることで、押
込シリンダ23の伸長作動により押込板21を前方揺動
させて掻き込み工程を開始するとともに、ステップS5
2において、作動時間検出手段34による掻き込み工程
開始時点からの押込シリンダ23の伸長作動時間の計測
を開始する。次いで、ステップS53で、記憶手段33
からの収縮側リミットスイッチLS4と伸長側リミット
スイッチLS3との間で要する押込シリンダ23の掻き
込み工程での標準作動時間を比較手段35に入力する。
その後、ステップS54において、掻き込み工程での標
準作動時間が経過したか否かを判定し、標準作動時間経
過するまで待機してから、ステップS55に進んで、伸
長側リミットスイッチLS3からの検出信号が入力され
たか否かを判定し、この判定がYESである場合には、
ステップS56において、作動時間検出手段34による
掻き込み工程開始時点からの押込シリンダ23の実作動
時間の計測を終了し、押込シリンダ23の掻き込み工程
での実作動時間を検出しておき、ステップS57で、上
記ステップS56の掻き込み工程での実作動時間を比較
手段35に入力する。そして、ステップS58におい
て、比較手段35による掻き込み工程での押込シリンダ
23の標準作動時間および実作動時間を比較し、その比
較値が不一致となる押込シリンダ23の作動異常である
か否かを判定する。そして、上記ステップS58の判定
がNOとなる押込シリンダ23の作動正常時には、ステ
ップS59に進んで第4ソレノイドSOL4に消磁指令
信号を出力し、押込シリンダ用電磁切換弁を圧油供給停
止位置に切換えることで、押込シリンダ23の伸長作動
を停止させて押込板21の前方揺動を停止つまり掻き込
み工程を終了する。
【0028】一方、上記ステップS55の判定がNOと
なる伸長側リミットスイッチLS1からの検出信号未入
力の場合、および上記ステップS58の判定がYESと
なる押込シリンダ23の作動異常である場合には、ステ
ップS60において、押込シリンダ23の作動異常を作
業者に報知するランプを点滅させるとともに、ステップ
S61で第4ソレノイドSOL4に消磁指令信号を出力
して押込シリンダ23の伸長作動を停止させる。その
後、ステップS62において、作業者自らが切換スイッ
チ44をON操作して応急作動制御手段41による制御
に切換え、ステップS63で上記ステップS60のラン
プを消灯させた後、ステップS64において、作動スイ
ッチ38を再度ON操作することで、上記ステップS2
5に進む。
【0029】そして、図9に示すように、応急作動制御
手段41による押込工程の制御では、ステップS71に
おいて、昇降シリンダ用電磁切換弁の第2ソレノイドS
OL2に励磁指令信号を出力し、該昇降シリンダ用電磁
切換弁をヘッド側室圧油供給位置に切換えることで、昇
降シリンダ19の伸長により昇降板15を上昇作動させ
て押込工程を開始するとともに、ステップS72におい
て、作動時間検出手段34による押込工程開始時点から
の昇降板15の上昇作動時間の計測を開始する。次い
で、ステップS73で、記憶手段33からの下降側リミ
ットスイッチLS2と上昇側リミットスイッチLS1と
の間で要する昇降板15の押込工程での標準作動時間を
比較手段35に入力する。その後、ステップS74にお
いて、押込工程での標準作動時間が経過したか否かを判
定し、標準作動時間経過するまで待機してから、ステッ
プS75に進んで、上昇側リミットスイッチLS1から
の検出信号が入力されたか否かを判定し、この判定がY
ESである場合には、ステップS76において、作動時
間検出手段34による押込工程開始時点からの昇降シリ
ンダ19の実作動時間の計測を終了し、昇降板15の押
込工程での実作動時間を検出しておき、ステップS77
で、上記ステップS76の押込工程での実作動時間を比
較手段35に入力する。そして、ステップS78におい
て、比較手段35による押込工程での昇降板15の標準
作動時間および実作動時間を比較し、その比較値が不一
致となる昇降板15の作動異常であるか否かを判定す
る。そして、上記ステップS78の判定がNOとなる昇
降板15の作動正常時には、ステップS79に進んで第
2ソレノイドSOL2に消磁指令信号を出力し、昇降シ
リンダ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換えること
で、昇降シリンダ19の伸長を停止させて昇降板21の
上昇作動を停止つまり押込工程を終了する。
【0030】一方、上記ステップS75の判定がNOと
なる上昇側リミットスイッチLS1からの検出信号未入
力の場合、および上記ステップS78の判定がYESと
なる昇降板の作動異常である場合には、ステップS80
において、昇降板15の作動異常を作業者に報知するラ
ンプを点滅させるとともに、ステップS81で第2ソレ
ノイドSOL2に消磁指令信号を出力して昇降板15の
上昇作動を停止させる。その後、ステップS82におい
て、作業者自らが切換スイッチ44をON操作して応急
作動制御手段41による制御に切換えて、ステップS8
3で上記ステップS80のランプを消灯させた後、上記
ステップS16に進むことを繰り返す。
【0031】したがって、上記実施例では、塵芥積込装
置13により塵芥を塵芥収容箱4に積み込むまでの塵芥
積込作業の1サイクルの各工程毎における昇降板15お
よび押込シリンダ23の作動開始位置から作動停止位置
に停止するまでに要する標準作動時間と、上記昇降板1
5および押込シリンダ23の各工程毎の実作動時間との
比較値が不一致となる昇降板15および押込シリンダ2
3の作動異常時に作業者に昇降板15および押込シリン
ダ23の作動異常を報知手段36のランプ点滅により報
知し、その報知時に昇降板15および押込シリンダ23
の作動を作動停止手段42により停止させるとともに、
それ以後の工程を作動制御手段32による位置検出器に
基づいた制御から応急作動制御手段41による標準作動
時間に基づいた制御に切換えて該昇降板15および押込
シリンダ23を継続して作動させるようにしているの
で、塵芥積込作業途中にリミットスイッチに塵芥が噛み
込んで該リミットスイッチが故障などしても、それ以後
の塵芥積込作業の工程を中止することなく昇降板15お
よび押込シリンダ23を正常状態で継続して作動させる
ことが可能となり、塵芥の回収を次回に繰り越したり、
別の塵芥収集車を回送させたりするなどの処置を講ずる
必要がなく、よって塵芥回収効率の向上を図ることがで
きる。
【0032】しかも、昇降板15の昇降作動停止位置に
上昇側および下降側リミットスイッチLS1,LS2が
設けられているので、実際に塵芥積込作業に携わる昇降
板15が正確に制御されて塵芥積込装置13の作動をよ
り正確に行うことができる。
【0033】さらに、報知手段36からの報知時に作業
者自らが切換スイッチ44をON操作することで、昇降
板15および押込シリンダ23の作動異常時以降の残る
工程および1サイクルの複数の工程が、応急作動制御手
段41による標準作動時間に基づいた制御に切換えた状
態で、該切換スイッチ44をOFF操作するまで継続的
に応急作動するようになっているので、塵芥積込作業の
各工程の昇降板15および押込シリンダ23の作動異常
箇所にくる度に、その都度報知手段36による報知、昇
降板15および押込シリンダ23の作動停止、および切
換スイッチ44のON操作を繰り返す必要がなく、塵芥
積込作業を円滑に行うことができる。
【0034】次に、本発明の第2実施例を図10ないし
図18に基づいて説明する。
【0035】この第2実施例では、塵芥積込装置の構成
を変更している。
【0036】すなわち、本実施例では、図12に示すよ
うに、塵芥積込装置51は、略中間部が塵芥投入箱6の
側壁面に軸50を介して枢支され、一端側を前後方向に
揺動させる押込板52と、該押込板52の他端にロッド
先端が回転自在に支持され、押込板を作動させるアクチ
ュエータとしての一対の押込シリンダ53と、基端を支
点に360°回転可能なプレートとしての回転板54
と、該回転板54の基端に軸55aが取り付けられ、回
転板54を回転作動させるアクチュエータとしての油圧
モータ55とを備え、上記押込板52と回転板54との
協働により塵芥を積み込む回転式のものに構成されてい
る。
【0037】そして、図11に示すように、上記押込シ
リンダ53の伸長位置および収縮位置にそれぞれ対応す
る塵芥投入箱6の壁面には、その押込シリンダ53のシ
リンダロッド53a先端の位置を検出する位置検出器と
しての伸長側および収縮側リミットスイッチLS5,L
S6がそれぞれ設けられている。上記伸長側リミットス
イッチLS5は、押込板52の一端が積込口4aの下端
に位置付けられることを検出する一方、上記収縮側リミ
ットスイッチLS6は、押込板52の一端が油圧モータ
55の軸55a上に位置付けられることを検出するよう
になっている。また、上記押込シリンダ53のシリンダ
ロッド53a先端には、該伸長側および収縮側リミット
スイッチLS5,LS6に接触する端子T3が設けられ
ている。上記伸長側および収縮側リミットスイッチLS
5,LS6は、それぞれ押込シリンダ53の伸長作動停
止位置および収縮作動停止位置に設けられていて、端子
T3との接触による検出が伸長作動停止位置および収縮
作動停止位置で行われるようになっている。
【0038】また、上記回転板54の基端に対応する塵
芥投入箱6の壁面には、その回転板54の先端が塵芥積
込口4aに臨む高さ位置に位置することを検出する位置
検出器としての回転板リミットスイッチLS7が設けら
れている。また、上記回転板54の基端には、該回転板
リミットスイッチLS7に接触する端子T4が設けられ
ている。上記回転板リミットスイッチLS7は、回転板
54の先端が塵芥積込口4aの下縁に臨む回転作動停止
位置に設けられていて、端子T4との接触による検出が
回転作動停止位置で行われるようになっている。
【0039】さらに、図示しない押込シリンダ用電磁切
換弁は、押込シリンダ53のヘッド側室に圧油を供給す
るヘッド側室圧油供給位置と、押込シリンダ53のロッ
ド側室に圧油を供給するロッド側室圧油供給位置と、押
込シリンダ53への圧油の供給を停止する圧油供給停止
位置とに切換わるように構成されている。一方、油圧モ
ータ55に圧油を給排する油圧モータ用電磁切換弁(図
示せず)は、回転板54を正回転させるように油圧モー
タ55に一方側から圧油を供給する正回転側圧油供給位
置と、回転板54を逆回転させるように他方側から圧油
を供給する逆回転側圧油供給位置と、油圧モータ55へ
の圧油の供給を停止する圧油供給停止位置とに切換わる
ように構成されている。
【0040】上記各電磁切換弁は、通常、スプリングの
付勢力により圧油供給停止位置に位置付けられるように
付勢されている。さらに、上記押込シリンダ用電磁切換
弁には、該押込シリンダ用電磁切換弁をスプリングの付
勢力に抗して圧油供給停止位置からヘッド側室圧油供給
位置に切換える第1ソレノイドSOL1(図10参
照)、およびロッド側室圧油供給位置に切換える第2ソ
レノイドSOL2(図10参照)がそれぞれ設けられて
いる。また、上記油圧モータ用電磁切換弁には、該油圧
モータ用電磁切換弁をスプリングの付勢力に抗して圧油
供給停止位置から正回転側圧油供給位置に切換える第3
ソレノイドSOL3(図10参照)、および逆回転側圧
油供給位置に切換える第4ソレノイドSOL4(図10
参照)がそれぞれ設けられている。
【0041】また、図10に示すように、上記押込シリ
ンダ53および回転板54を適宜作動または停止させて
塵芥積込作業の1サイクルの各工程を制御する塵芥積込
制御装置50には、上記各リミットスイッチLS5〜L
S7からの検出信号を入力して各ソレノイドSOL1〜
SOL4に指令信号を個別に出力する作動制御手段32
が設けられ、その作動制御手段32からの指令信号に応
じて該各ソレノイドSOL1〜SOL4を励磁または消
磁させるようにしている。つまり、第1ソレノイドSO
L1に励磁指令信号が出力されると、押込シリンダ用電
磁切換弁がロッド側室圧油供給位置に切換わり、押込シ
リンダ53が収縮して押込板52が後方に揺動する一
方、第2ソレノイドSOL2に励磁指令信号が出力され
ると、押込シリンダ用電磁切換弁がヘッド側室圧油供給
位置に切換わり、押込シリンダ53が伸長して押込板5
2が前方に揺動する。また、第1ソレノイドSOL1に
励磁指令信号が出力されると、押込シリンダ用電磁切換
弁がロッド側室圧油供給位置に切換わり、押込シリンダ
53が収縮して押込板52が後方に揺動する一方、第2
ソレノイドSOL2に励磁指令信号が出力されると、押
込シリンダ用電磁切換弁がヘッド側室圧油供給位置に切
換わり、押込シリンダ53が伸長して押込板52が前方
に揺動するようになっている。
【0042】上記塵芥積込制御装置50には記憶手段3
3が設けられ、この記憶手段33により、予め上記押込
シリンダ53および回転板54の作動開始位置から作動
停止位置に停止するまでに要する各工程毎の標準作動時
間、つまり戻し工程において押込シリンダ23が伸長側
リミットスイッチLS5から収縮側リミットスイッチL
S6まで収縮するのに要する標準作動時間、掻込工程に
おいて回転板54が回転板リミットスイッチLS7を始
点に360°回転して再度回転板リミットスイッチLS
7に到達するのに要する標準作動時間、および押込工程
において押込シリンダ53が収縮側リミットスイッチL
S4から伸長側リミットスイッチLS3まで伸長するの
に要する標準作動時間を記憶している。また、上記塵芥
積込制御装置50には応急作動制御手段41が設けら
れ、この応急作動制御手段41により、上記押込シリン
ダ53および回転板54の各工程の作動開始位置から作
動停止位置に停止するまでの間で上記作動制御手段32
による制御の代わりに、上記記憶手段33に記憶されて
いる標準作動時間に基づいて押込シリンダ53および回
転板54の作動を制御可能にしている。さらに、上記塵
芥積込制御装置50には、上記押込シリンダ53および
回転板54の作動開始位置から作動停止位置に停止する
までに要した該押込シリンダ53および回転板54の各
工程毎の実作動時間を検出する作動時間検出手段34
と、該作動時間検出手段34で検出した各工程毎の押込
シリンダ53および回転板54の実作動時間と上記記憶
手段33に記憶されている各工程毎の押込シリンダ53
および回転板54の標準作動時間とを比較する比較手段
35と、該比較手段35からの信号を受け、押込シリン
ダ53および回転板54の各工程のうちの1つの工程の
比較値が不一致となる作動異常時に該押込シリンダ53
および回転板54の作動を停止させる作動停止手段42
と、上記比較手段35からの信号を受け、押込シリンダ
53および回転板54の各工程のうちの1つの工程の比
較値が不一致となる作動異常時に作業者に押込シリンダ
53および回転板54の作動異常をランプの点滅により
報知する報知手段36とが設けられている。そして、上
記塵芥積込制御装置50には、上記報知手段36のラン
プ点灯時に、上記作動停止手段42により押込シリンダ
53および回転板54の作動を停止させた後該作動停止
手段42により押込シリンダ53を継続して作動させる
ために、上記作動制御手段32による制御から応急作動
制御手段41による制御に切換える切換手段43が設け
られている。この場合、切換手段43の切換スイッチ4
4の構成は上記第1実施例のものと同じである。
【0043】ここで、各電磁切換弁の第1〜第4ソレノ
イドSOL1〜SOL4に対する塵芥積込制御装置30
からの指令信号の出力制御を図13ないし図18のフロ
ーチャートに基づいて説明する。このフローでは、塵芥
投入箱6に塵芥を投入した状態から掻込工程、戻し工程
および押込工程を順次行って元の位置に戻るまでの塵芥
積込装置13の1サイクルについて説明する。この場
合、押込シリンダ53は伸長作動停止位置に、回転板5
4は回転作動停止位置(回転作動開始位置)にそれぞれ
停止して作動制御手段32による制御の開始に備えてい
る。
【0044】先ず、図13に示すように、スタート後、
ステップS101において作動スイッチ38をON操作
し、ステップS102で塵芥積込装置13を作動させ
る。次いで、ステップS103において、油圧モータ用
電磁切換弁の第3ソレノイドSOL3に励磁指令信号を
出力し、該油圧モータ用電磁切換弁を正回転側圧油供給
位置に切換えることで、油圧モータ55を正回転させて
回転板54を正回転作動、つまり掻込工程を開始すると
ともに、ステップS104において、作動時間検出手段
34による掻込工程開始時点(回転板リミットスイッチ
LS7)からの回転板54の回転作動時間の計測を開始
する。次いで、ステップS105で、記憶手段33から
の回転板リミットスイッチLS7に再度到達するのに要
する回転板54の掻込工程での標準作動時間を比較手段
35に入力する。その後、ステップS106において、
押込板52が後方に揺動し始めても回転板54に干渉し
ない位置まで回転板54が所定角度(例えば45°)回
転するまで待機し、回転板54が所定角度回転した時点
で、ステップS107において、押込シリンダ用電磁切
換弁の第2ソレノイドSOL2に励磁指令信号を出力
し、押込シリンダ用電磁切換弁をロッド側室圧油供給位
置に切換えることで、押込シリンダ53を収縮作動させ
て押込板52の後方揺動を開始つまり戻し工程を開始す
る。その後、ステップS108において、作動時間検出
手段34による戻し工程開始時点からの押込シリンダ5
3の実作動時間の計測を開始する。次いで、ステップS
109で、記憶手段33からの伸長側リミットスイッチ
LS5から収縮側リミットスイッチLS6までの間で要
する押込シリンダ53の戻し工程での標準作動時間を比
較手段35に入力する。
【0045】次いで、図14に示すように、ステップS
110において、戻し工程での標準作動時間が経過した
か否かを判定し、標準作動時間経過するまで待機してか
ら、ステップS111に進んで、収縮側リミットスイッ
チLS6からの検出信号が入力されたか否かを判定し、
この判定がYESである収縮側リミットスイッチLS6
からの検出信号が入力されている場合には、ステップS
112において、作動時間検出手段34による戻し工程
開始時点からの押込シリンダ53の実作動時間の計測を
終了し、伸長側リミットスイッチLS5と収縮側リミッ
トスイッチLS6との間で要した押込シリンダ53の戻
し工程での実作動時間を検出しておき、ステップS11
3で、上記ステップS112の戻し工程での実作動時間
を比較手段35に入力する。そして、ステップS114
において、比較手段35による戻し工程での押込シリン
ダ53の標準作動時間および実作動時間を比較し、その
比較値が不一致となる押込シリンダ53の作動異常であ
るか否かを判定する。そして、上記ステップS114の
判定がNOとなる押込シリンダ53の作動正常時には、
ステップS115に進んで押込シリンダ用電磁切換弁の
第2ソレノイドSOL2に消磁指令信号を出力し、該押
込シリンダ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換える
ことで、押込シリンダ53の収縮動作を停止させて押込
板52の後方揺動を停止つまり戻し工程を終了する。
【0046】一方、上記ステップS114の判定がYE
Sとなる押込シリンダ53の作動異常時には、図15に
示すように、ステップS116において、比較手段35
から報知手段36に信号を出力し、押込シリンダ53の
作動異常を作業者に報知するランプを点滅させる。次い
で、ステップS117で、比較手段35から作動停止手
段42に信号を出力し、この信号を受けた作動制御手段
32から第2ソレノイドSOL2に消磁指令信号を出力
して押込シリンダ53の収縮作動を停止させるととも
に、ステップS118で、作動停止手段42の信号を受
けた作動制御手段32から第3ソレノイドSOL3に消
磁指令信号を出力して回転板54の回転作動を停止させ
る。この場合、作動時間検出手段34による掻込工程開
始時点からの回転板54の回転作動時間の計測も上記ス
テップS118で一旦ストップさせる。
【0047】その後、ステップS119において、上記
ステップS116のランプの点滅を視た作業車自らが切
換スイッチ44をON操作すると、上記ステップS10
1〜ステップS115での作動制御装置32による制御
から標準作動時間に基づく応急作動制御手段41による
制御に切換わり、この切換スイッチ44のON操作に伴
い、ステップS120で上記ステップS116のランプ
が消灯する。一方、上記ステップS111の判定がNO
となる収縮側リミットスイッチLS6からの検出信号が
入力されていない場合には、例えば収縮側リミットスイ
ッチLS6が故障などしていると判断してステップS1
16に進む。
【0048】しかる後、ステップS121において、作
動スイッチ38を再度ON操作すると、以降のステップ
では応急作動制御手段41による制御が行われ、ステッ
プS122に進んで、該応急作動制御手段41から第3
ソレノイドSOL3に励磁指令信号を出力し、油圧モー
タ用電磁切換弁を再度正回転側圧油供給位置に切換えて
回転板54の回転作動を継続させるとともに、上記ステ
ップS118でストップさせた回転板54の回転作動時
間の計測を再開させて、回転板54による掻込工程を再
開させる。その後、ステップS123において、戻し工
程での標準作動時間が経過したか否かを判定し、標準作
動時間経過するまで待機してから、ステップS124に
進んで、第3ソレノイドSOL3に消磁指令信号を出力
し、油圧モータ用電磁切換弁を圧油供給停止位置に切換
えて回転板54の回転作動を停止つまり掻込工程を終了
する。次いで、図16に示すように、ステップS125
において、押込シリンダ用電磁切換弁の第1ソレノイド
SOL1に励磁指令信号を出力し、押込シリンダ用電磁
切換弁をヘッド側室圧油供給位置に切換えることで、押
込シリンダ53を伸長作動させて該押込シリンダ53に
よる押込工程を開始する。その後、ステップS126に
おいて、記憶手段33からの収縮側リミットスイッチL
S4から伸長側リミットスイッチLS5までの間で要す
る押込シリンダ53の押込工程での標準作動時間を比較
手段35に入力し、ステップS127において、押込工
程での標準作動時間が経過したか否かを判定し、標準作
動時間経過するまで待機してから、ステップS128に
進んで、押込シリンダ用電磁切換弁の第1ソレノイドS
OL1に消磁指令信号を出力し、該押込シリンダ用電磁
切換弁を圧油供給停止位置に切換えることで、押込シリ
ンダ53の伸長動作を停止つまり押込シリンダ53によ
る押込工程を終了し、塵芥積込装置13の1サイクルを
終了する。
【0049】また、上記ステップS114の判定がNO
となる押込シリンダ53の作動正常時に、上記ステップ
S115に進んで戻し工程を終了した場合には、図17
に示すように、ステップS131において、作動制御手
段32による制御が継続して行われ、掻込工程での標準
作動時間が経過したか否かを判定し、標準作動時間経過
するまで待機してから、ステップS132に進んで、回
転板リミットスイッチLS7からの検出信号が入力され
たか否かを判定し、この判定がYESである回転板リミ
ットスイッチLS7からの検出信号が入力されている場
合には、ステップS133において、作動時間検出手段
34による掻込工程開始時点からの回転板54の実作動
時間の計測を終了して回転板54の掻込工程での実作動
時間を検出しておき、ステップS134で、上記ステッ
プS133の掻込工程での実作動時間を比較手段35に
入力する。そして、ステップS135において、比較手
段35による掻込工程での回転板54の標準作動時間お
よび実作動時間を比較し、その比較値が不一致となる回
転板54の作動異常であるか否かを判定する。そして、
上記ステップS135の判定がNOとなる回転板54の
作動正常時には、ステップS136に進んで油圧モータ
用電磁切換弁の第3ソレノイドSOL3に消磁指令信号
を出力し、該油圧モータ用電磁切換弁を圧油供給停止位
置に切換えて回転板54の回転作動を停止つまり掻込工
程を終了する。
【0050】一方、上記ステップS132の判定がNO
となる回転板リミットスイッチLS7からの検出信号未
入力の場合、および上記ステップS135の判定がYE
Sとなる回転板54の作動異常である場合には、ステッ
プS137において、比較手段35から報知手段36に
信号を出力し、押込シリンダ53の作動異常を作業者に
報知するランプを点滅させるとともに、ステップS13
8で、比較手段35から作動停止手段42に信号を出力
し、作動制御手段32から第3ソレノイドSOL3に消
磁指令信号を出力して回転板54の回転作動を停止させ
るとともに、ステップS139で切換スイッチ44をO
N操作して作動制御手段32による制御から応急作動制
御手段41による制御に切換え、ステップS140で上
記ステップS137のランプを消灯させる。その後、ス
テップS141において、作動スイッチ38を再度ON
操作すると、ステップS125に進んで、応急作動制御
手段41による押込工程の制御に移行する。
【0051】また、上記ステップS135の判定がNO
となる回転板54の作動正常時に、上記ステップS13
6に進んで掻込工程を終了した場合には、図18に示す
ように、ステップS142において、作動制御手段32
による制御が継続して行われ、押込シリンダ用電磁切換
弁の第1ソレノイドSOL1に作動制御手段32から励
磁指令信号を出力し、押込シリンダ用電磁切換弁をヘッ
ド側室圧油供給位置に切換えることで、押込シリンダ5
3を伸長作動させて押込板52の前方揺動を開始つまり
押込工程を開始する。その後、ステップS143におい
て、作動時間検出手段34による押込工程開始時点から
の押込シリンダ53の実作動時間の計測を開始する。次
いで、ステップS144で、記憶手段33からの収縮側
リミットスイッチLS6から伸長側リミットスイッチL
S5までの間で要する押込シリンダ53の掻込工程での
標準作動時間を比較手段35に入力する。次いで、ステ
ップS145において、掻込工程での標準作動時間が経
過したか否かを判定し、標準作動時間経過するまで待機
してから、ステップS146に進んで、伸長側リミット
スイッチLS5からの検出信号が入力されたか否かを判
定し、この判定がYESである伸長側リミットスイッチ
LS5からの検出信号が入力されている場合には、ステ
ップS147において、作動時間検出手段34による押
込工程開始時点からの押込シリンダ53の実作動時間の
計測を終了し、押込シリンダ53の押込工程での実作動
時間を検出しておき、ステップS148で、上記ステッ
プS147の押込工程での実作動時間を比較手段35に
入力する。そして、ステップS149において、比較手
段35による押込工程での押込シリンダ53の標準作動
時間および実作動時間を比較し、その比較値が不一致と
なる押込シリンダ53の作動異常であるか否かを判定す
る。そして、上記ステップS149の判定がNOとなる
押込シリンダ53の作動正常時には、ステップS150
に進んで押込シリンダ用電磁切換弁の第1ソレノイドS
OL1に消磁指令信号を出力し、該押込シリンダ用電磁
切換弁を圧油供給停止位置に切換えることで、押込シリ
ンダ53の伸長作動を停止させて押込板52の前方揺動
を停止つまり押込工程を終了する。
【0052】一方、上記ステップS146の判定がNO
となる伸長側リミットスイッチLS5からの検出信号未
入力の場合、および上記ステップS149の判定がYE
Sとなる押込シリンダ53の作動異常である場合には、
ステップS151において、比較手段35から報知手段
36に信号を出力し、押込シリンダ53の作動異常を作
業者に報知するランプを点滅させるとともに、ステップ
S152で、比較手段35から作動停止手段42に信号
を出力し、作動制御手段32から第1ソレノイドSOL
1に消磁指令信号を出力して押込シリンダ53の伸長作
動を停止させるとともに、ステップS153で切換スイ
ッチ44をON操作して応急作動制御手段41による制
御に切換え、ステップS154で上記ステップS151
のランプを消灯させておくことで、次の塵芥積込作業の
1サイクルを作動スイッチ38のON操作により応急作
動制御手段41による制御に切換えた状態で行う。
【0053】したがって、上記実施例においても、塵芥
積込作業の1サイクルの各工程毎における押込シリンダ
53および回転板54の作動開始位置から作動停止位置
に停止するまでに要する標準作動時間と、上記押込シリ
ンダ53および回転板54の各工程毎の実作動時間との
比較値が不一致となる押込シリンダ53および回転板5
4の作動異常時に作業者に押込シリンダ53および回転
板54の作動異常を報知手段36のランプ点滅により報
知し、その報知時に押込シリンダ53および回転板54
の作動を作動停止手段42により停止させるとともにそ
れ以後の工程を作動制御手段32による制御から応急作
動制御手段41による制御に切換えて該押込シリンダ2
3および回転板54を継続して作動させるようにしてい
るので、塵芥積込作業途中にリミットスイッチに塵芥が
噛み込んで該リミットスイッチが故障などしても、それ
以後の塵芥積込作業の工程を中止することなく押込シリ
ンダ53および回転板54を正常状態で継続して作動さ
せることが可能となり、塵芥回収効率の向上を同様に図
ることができる。
【0054】しかも、回転板54の回転板停止位置に回
転板リミットスイッチLS7が設けられているので、塵
芥積込作業に直接携わる回転板54が正確に制御されて
塵芥積込装置13の作動をより正確に行える。
【0055】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記第1実施例では、昇降板15および押
込シリンダ23の作動を制御したが、昇降板を作動させ
る昇降シリンダおよび押込シリンダにより作動する押込
板を検出するリミットスイッチからの検出信号により該
昇降シリンダおよび押込板が制御されるようにしても良
い。また、上記第2実施例では、押込シリンダ53およ
び回転板54の作動を制御したが、押込シリンダにより
作動する押込板および回転板を作動させる油圧モータの
回転量を検出するリミットスイッチからの検出信号によ
り該押込板および油圧モータが制御されるようにしても
良い。
【0056】また、上記各実施例では、報知手段36に
よる報知時にランプの点滅を視た作業者が切換スイッチ
44をON操作して報知時以後の工程を標準作動時間に
よる制御に切換えるようにしたが、作動停止手段により
昇降板および押込シリンダ(または押込シリンダおよび
回転板)の作動を停止させた後該昇降板および押込シリ
ンダが自動的に継続して作動するように、応急手段のス
イッチが自動的にON操作されるようにしても良い。
【0057】さらに、上記各実施例では、報知手段36
による作業者への報知をランプの点滅により行ったがブ
ザーやサイレンなどによる報知であっても良い。
【0058】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る塵芥収集車の塵芥積込制御装置によれば、位置検出器
の故障などによるアクチュエータの作動異常時に、作業
者に報知するとともに、アクチュエータの作動を停止し
てそれ以後の工程を標準作動時間による制御に切換えて
該アクチュエータを継続して作動させるので、塵芥を回
収するに当たって処置を講ずる必要がなく、塵芥の回収
効率を向上させることができる。
【0059】請求項2記載に発明における塵芥収集車の
塵芥積込制御装置によれば、位置検出器の故障などによ
るプレートの作動異常時に、作業者に報知するととも
に、プレートの作動を停止してそれ以後の工程を標準作
動時間による制御に切換えて該プレートを継続して作動
させるので、塵芥の回収効率を同様に向上させることが
できるとともに、プレートを正確に制御して塵芥積込装
置の作動をより正確に行うことができる。
【0060】さらに、請求項3記載の発明における塵芥
収集車の塵芥積込制御装置によれば、報知手段の報知時
における作業者自らのスイッチのON操作によって、そ
れ以後の塵芥積込作業の残る工程および塵芥積込作業の
複数の工程を継続的に応急作動させるので、アクチュエ
ータ又はプレートの作動異常箇所にくる度の報知手段に
よる報知および作動停止に伴うスイッチのON操作の繰
り返しを不要にし、塵芥積込作業を円滑に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る塵芥積込制御装置の
制御ブロック図である。
【図2】同じく塵芥積込装置の各リミットスイッチのレ
イアウトを模式的に示す塵芥投入箱の縦断側面図であ
る。
【図3】同塵芥投入箱の縦断側面図である。
【図4】同作動制御装置のリミットスイッチによる戻し
工程の制御を示すフローチャート図である。
【図5】同戻し工程の途中から圧縮工程終了までの標準
作動時間による制御への切換えを示すフローチャート図
である。
【図6】同じく掻込工程から押込工程終了までの標準作
動時間による制御を示すフローチャート図である。
【図7】同作動制御装置のリミットスイッチによる圧縮
工程の制御および圧縮工程の制御途中からの標準作動時
間による制御への切換えを示すフローチャート図であ
る。
【図8】同作動制御装置のリミットスイッチによる掻込
工程の制御および掻込工程の制御途中からの標準作動時
間による制御への切換えを示すフローチャート図であ
る。
【図9】同作動制御装置のリミットスイッチによる押込
工程の制御および押込工程の制御途中からの標準作動時
間による制御への切換えを示すフローチャート図であ
る。
【図10】本発明の第2実施例に係る図1相当図であ
る。
【図11】同じく図2相当図である。
【図12】同じく図3相当図である。
【図13】同じく作動制御装置のリミットスイッチによ
る戻し工程前半の制御を示すフローチャート図である。
【図14】同じく作動制御装置のリミットスイッチによ
る戻し工程後半の制御を示すフローチャート図である。
【図15】同戻し工程の途中から掻込工程終了までの標
準作動時間による制御への切換えを示すフローチャート
図である。
【図16】同じく押込工程での標準作動時間による制御
を示すフローチャート図である。
【図17】同作動制御装置のリミットスイッチによる掻
込工程の制御および掻込工程の制御途中からの標準作動
時間による制御への切換えを示すフローチャート図であ
る。
【図18】同作動制御装置のリミットスイッチによる押
込工程の制御および押込工程の制御途中からの標準作動
時間による制御への切換えを示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 塵芥収集車 2 シャーシフレーム(車体フレーム) 4 塵芥収容箱 4a 塵芥積込口 6 塵芥投入箱 11 投入口 13 塵芥積込装置 15 昇降板(プレート) 23 押込シリンダ(アクチュエータ) 30,50 塵芥積込制御装置 32 作動制御手段 33 記憶手段 34 作動時間検出手段 35 比較手段 36 報知手段 41 応急作動制御手段 42 作動停止手段 43 切換手段 44 切換スイッチ(スイッチ) 53 押込シリンダ(アクチュエータ) 54 回転板(プレート) LS1〜LS7 リミットスイッチ(位置検出器)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵芥収集車の車体フレーム上に、後壁に
    塵芥積込口を有する塵芥収容箱が搭載され、該塵芥収容
    箱の塵芥積込口に傾動自在に塵芥投入箱が連設されてい
    るとともに、該塵芥投入箱の内部に、塵芥投入箱の投入
    口から底部に投入された塵芥を上記塵芥積込口を介して
    上記塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置が装備され、こ
    の塵芥積込装置により塵芥を塵芥収容箱に積み込むまで
    の少なくとも戻し工程、掻込工程および押込工程よりな
    る1サイクルの各工程が油圧駆動式のアクチュエータを
    駆動源にして順次行われており、 上記アクチュエータを各工程毎の作動開始位置から作動
    停止位置までの間で作動させ、そのアクチュエータが作
    動停止位置にきたときに該アクチュエータを位置検出器
    により検出してアクチュエータの作動を停止させるよう
    に制御する作動制御手段が設けられた塵芥収集車の塵芥
    積込制御装置において、 上記アクチュエータの作動開始位置から作動停止位置に
    停止するまでに要した該アクチュエータの各工程毎の実
    作動時間を検出する作動時間検出手段と、 予め上記アクチュエータの作動開始位置から作動停止位
    置に停止するまでに要する各工程毎の標準作動時間を記
    憶している記憶手段と、 上記アクチュエータの各工程の作動開始位置から作動停
    止位置に停止するまでの間で上記作動制御手段による制
    御の代わりに、上記記憶手段に記憶されている標準作動
    時間に基づいて該アクチュエータの作動を制御可能とす
    る応急作動制御手段と、 上記作動時間検出手段で検出した各工程毎のアクチュエ
    ータの実作動時間と上記記憶手段に記憶されている各工
    程毎のアクチュエータの標準作動時間とを比較する比較
    手段と、 該比較手段からの信号を受け、アクチュエータの各工程
    のうちの1つの工程の比較値が不一致となる作動異常時
    に該アクチュエータの作動を停止させる作動停止手段
    と、 上記比較手段からの信号を受け、アクチュエータの各工
    程のうちの1つの工程の比較値が不一致となる作動異常
    時に作業者にアクチュエータの作動異常を報知する報知
    手段と、 上記作動停止手段によりアクチュエータの作動を停止さ
    せた後該アクチュエータを継続して作動させるために、
    上記作動制御装置による制御から上記応急作動制御手段
    による制御に切換える切換手段とが設けられていること
    を特徴とする塵芥収集車の塵芥積込制御装置。
  2. 【請求項2】 塵芥収集車の車体フレーム上に、後壁に
    塵芥積込口を有する塵芥収容箱が搭載され、該塵芥収容
    箱の塵芥積込口に傾動自在に塵芥投入箱が連設されてい
    るとともに、該塵芥投入箱の内部に、塵芥投入箱の投入
    口から底部に投入された塵芥を上記塵芥積込口を介して
    上記塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置が装備され、こ
    の塵芥積込装置により塵芥を積み込むまでの少なくとも
    戻し工程、掻込工程および押込工程からなる1サイクル
    の各工程が油圧駆動式のアクチュエータを駆動源にして
    作動するプレートにより順次行われており、 上記プレートを各工程毎の作動開始位置から作動停止位
    置までの間で作動させ、そのプレートが作動停止位置に
    きたときに該プレートを位置検出器により検出して上記
    アクチュエータの作動を停止させるように制御する作動
    制御手段が設けられた塵芥収集車の塵芥積込制御装置に
    おいて、 上記プレートの作動開始位置から作動停止位置に停止す
    るまでに要した該プレートの各工程毎の実作動時間を検
    出する作動時間検出手段と、 予め上記プレートの作動開始位置から作動停止位置に停
    止するまでに要する各工程毎の標準作動時間を記憶して
    いる記憶手段と、 上記プレートの各工程の作動開始位置から作動停止位置
    に停止するまでの間で上記作動制御手段による制御の代
    わりに、上記記憶手段に記憶されている標準作動時間に
    基づいて該プレートの作動を制御可能とする応急作動制
    御手段と、 上記作動時間検出手段で検出した各工程毎のプレートの
    実作動時間と上記記憶手段に記憶されている各工程毎の
    プレートの標準作動時間とを比較する比較手段と、 該比較手段からの信号を受け、プレートの各工程のうち
    の1つの工程の比較値が不一致となる作動異常時に該プ
    レートの作動を停止する作動停止手段と、 上記比較手段からの信号を受け、プレートの各工程のう
    ちの1つの工程の比較値が不一致となる作動異常時に作
    業者にプレートの作動異常を報知する報知手段と、 上記作動停止手段によりプレートの作動を停止させた後
    該プレートを継続して作動させるために、上記作動制御
    装置による制御から上記応急作動制御手段による制御に
    切換える切換手段とが設けられていることを特徴とする
    塵芥収集車の塵芥積込制御装置。
  3. 【請求項3】 上記切換手段は、作業者がONまたはO
    FF操作するスイッチにより切換わるようになってお
    り、該スイッチを一旦ON操作すると、それ以後の残る
    工程および塵芥を積み込むまでの1サイクルの各工程
    が、上記スイッチをOFF操作するまで上記作動制御手
    段による制御から上記応急作動制御手段による制御に切
    換えた状態に保つように設けられている請求項1または
    請求項2記載の塵芥収集車の塵芥積込制御装置。
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