JP3466948B2 - フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法 - Google Patents

フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法

Info

Publication number
JP3466948B2
JP3466948B2 JP06493499A JP6493499A JP3466948B2 JP 3466948 B2 JP3466948 B2 JP 3466948B2 JP 06493499 A JP06493499 A JP 06493499A JP 6493499 A JP6493499 A JP 6493499A JP 3466948 B2 JP3466948 B2 JP 3466948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fluoride crystal
fluoride
hour
crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06493499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000256095A (ja
Inventor
隆夫 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP06493499A priority Critical patent/JP3466948B2/ja
Priority to US09/521,381 priority patent/US6702891B2/en
Publication of JP2000256095A publication Critical patent/JP2000256095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3466948B2 publication Critical patent/JP3466948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B33/00After-treatment of single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/12Halides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ化カルシウ
ム、フッ化バリウム、フッ化ストロンチウム等のフッ化
物結晶の熱処理(アニール)方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】ホトリソグラフィーは、マイクロプロセ
ッサ、メモリ、システムLSI、イメージセンサ、発光
素子、表示素子等の半導体装置の作製に好適に用いられ
る。このホトリソグラフィーのような光加工の分野で
は、紫外光を利用することが多くなってきている。それ
に伴ない、レンズ、プリズム、ハーフミラー、窓材等の
光学部品に用いられる硝材においても、石英ガラス以外
の硝材が望まれるようになってきている。フッ化カルシ
ウム、フッ化バリウム、フッ化ストロンチウム、フッ化
リチウム等のフッ化物結晶は、透過率の高い光学部品用
の硝材として好ましいものである。
【0003】フッ化物結晶の作製工程においては、結晶
内部に発生した応力を緩和するためにフッ化物を加熱し
て室温から所定の温度まで昇温させた後、フッ化物結晶
を室温まで降温するアニール処理が必要に応じて行われ
ている。
【0004】このようなアニール処理を行う前と後でフ
ッ化物結晶の複屈折を測定してみると、アニール後のフ
ッ化物結晶は複屈折が低減されたものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アニー
ルの効果を十分引き出すには、非常に長い時間にわたる
アニール処理が必要であり、これがフッ化物結晶の作製
コストを高める一因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、短時間
で行え、しかも複屈折を十分抑えられるフッ化物結晶の
熱処理方法を提供することにある。
【0007】本発明にかかるフッ化物結晶の熱処理方法
は、フッ化物結晶を熱処理する熱処理方法において、フ
ッ化物結晶を昇温させた後に降温する過程において、降
温開始から降温終了まで前記フッ化物結晶の温度の低下
とともに降温速度を連続的に大きくすることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て説明する。
【0009】本発明のフッ化物結晶を熱処理する熱処理
方法においては、先ず、フッ化物結晶を室温などの初期
温度状態から加熱して昇温させる。そして、所定のアニ
ール温度に所定時間維持した後、アニール温度まで昇温
されたフッ化物結晶を第1の高温速度で降温する。続い
て、第1の降温速度より速い第2の降温速度で降温す
る。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、より
具体的に説明する。
【0011】(準備工程)先ず、アニールすべきフッ化
物結晶の準備工程について述べる。
【0012】化学合成されたフッ化物の粉末又は顆粒状
の原料を精製用のるつぼに入れ、必要に応じてこれに酸
素を取り除くためのフッ化亜鉛のようなスカベンジャー
を混合する。精製用のるつぼを加熱してフッ化物原料を
融解し、その後冷却して精製されたフッ化物の塊を作
る。
【0013】次に、これを適当な大きさに粉砕し、結晶
成長用のるつぼに入れて融解した後、ブリッジマン法や
チョクラルスキー法により、徐冷して結晶成長させてフ
ッ化物結晶を得る。
【0014】(アニール工程)こうして得られたフッ化
物結晶をアニール炉に装填する。
【0015】図1は、アニール工程におけるフッ化物結
晶の温度変化の一例を示す図である。図2は本発明に用
いられるアニール炉を示している。
【0016】1は、フッ化物結晶10を内部に収容する
アニール用るつぼ、2は昇温度用のヒーター、3は断熱
材、4はヒーター2への通電量を制御する制御装置、5
は電源、6は筐体、7は支持台である。不図示の温度セ
ンサーにより検出されたるつぼ1内のフッ化物結晶10
の温度を制御装置4によってモニターしながらヒーター
への通電量を制御する。
【0017】先ず制御装置によって通電量を徐々に増加
させて、ヒーターの加熱温度を上昇させ、フッ化物を昇
温させる。
【0018】フッ化物の融点未満となるように定められ
た所定のアニール温度に達したら通電量を一定として、
フッ化物を所定期間定温状態に保つ。
【0019】そして、符号C1〜C3に示すようにフッ
化物結晶を降温させる。符号C1〜C3は複数段階の断
続的な冷却工程を示している。
【0020】符号C1に示す過程では、比較的高い温度
までは、新たな熱歪みが生じないように、通電量を徐々
に減らして比較的遅い降温(冷却)速度で降温させる。
【0021】続いて、徐冷を続け、第1の温度t1を過
ぎてからは、比較的速い降温(冷却)速度で徐冷し降温
させる。
【0022】こうして得られた、アニール後のフッ化物
結晶は残留応力が低減され歪み、複屈折の少ない結晶に
なっている。
【0023】符号C2に示す過程では、比較的定温の第
2の温度t2までは、比較的遅い降温(冷却)速度でフ
ッ化物を徐冷し降温度させる。第2の温度t2を過ぎて
からは、比較的速い降温(冷却)速度で徐冷し降温させ
る。
【0024】こうして得られた、アニール後のフッ化物
結晶も残留応力が低減され歪み、複屈折の少ない結晶に
なっている。
【0025】符号C3に示す過程では、第1の温度まで
は、比較的遅い降温(冷却)速度でフッ化物を徐冷し降
温させる。続いて、第2の温度まで中間の降温速度で徐
冷を続け、第2の温度を過ぎてからは、比較的速い第2の
降温(冷却)速度で徐冷し降温させる。
【0026】こうして得られた、アニール後のフッ化物
結晶も残留応力が低減され歪み、複屈折の少ない結晶に
なっている。
【0027】このような段階的な降温速度の変更以外
に、降温開始から降温終了まで降温速度を時間とともに
連続的に大きくすること、即ち降温加速度を連続的に増
加せしめることも好ましいものである。
【0028】昇・降温速度の制御は、加熱用の発熱体に
通電する電流を調整することにより行うことができる。
【0029】フッ化物結晶として、大口径化が容易なフ
ッ化カルシウム結晶をアニールする場合にはアニール温
度を約1000℃以上フッ化カルシウムの融点未満程度
とする。
【0030】又、このときの好適な昇温速度は10℃/
時間〜50℃/時間である。
【0031】続いて、約1000℃程度に10〜100
時間程保持する。
【0032】その後、図1を参照して説明したように示
すように徐々に冷却する。
【0033】第1の温度t1を900℃、第2の温度t2
を600℃にするとよい。
【0034】符号C1に示す過程では、900℃まで
は、新たな熱歪みが生じないように、第1の降温速度を
0.5℃/時間〜5℃/時間程度とする。続いて、第2
の降温速度5℃/時間〜10℃/時間で徐冷し降温させ
る。
【0035】符号C2に示す過程では、600℃まで
は、第1の降温速度でフッ化物結晶を徐冷し降温させ
る。続いて、徐冷を続け、600℃を過ぎてからは、第
2の降温速度で徐冷し降温させる。
【0036】符号C3に示す過程では、900℃まで
は、0.5℃/時間〜5℃/時間でフッ化物を徐冷し降
温度させる。続いて、600℃までは中間の降温速度、
例えば3℃/時間〜8℃/時間で徐冷を続け、600℃
を過ぎてからは、5℃/時間〜15℃/時間にて徐冷し
降温させる。
【0037】降温速度が遷移する臨界点となる温度は、
熱歪みを十分に防止するためにも900℃以下、より好
ましくは600℃〜900℃にするとよい。
【0038】一方、処理時間を十分短くする場合には、
600℃以下、より好ましくは900℃〜600℃の間
に比較的速い降温速度に遷移することが好ましいもので
ある。
【0039】よって、600℃〜900℃の間に温度の
臨界点があることが好ましいものである。
【0040】(光学部品の作製方法)次に、こうして得
られたフッ化物結晶を加工して、円盤、凸レンズ、凹レ
ンズ、プリズム状に成形する。こうして、レンズ、ミラ
ーや窓などの光学部品となる。
【0041】更に、必要に応じて、成形された光学部品
表面に、酸化アルミニウム、酸化シリコン、フッ化アル
ミニウム、フッ化マグネシウム等の薄膜をスパッタリン
グ、CVD、蒸着等の成膜方法により形成する。
【0042】こうして得られた光学部品を適宜組み合わ
せれば、レーザー発振器、露光装置等の光学装置を製造
しうる。
【0043】図3は、光学装置の一例として、レーザー
発振器を有するホトリソグラフィー用の露光装置を示
す。
【0044】ArF、F2エキシマレーザ光などの真空
紫外光を発光するレーザー発振器20は、レーザーガス
チャンバー21とフッ化カルシウムからなる一対の窓2
2と共振器23とを有している。
【0045】露光装置は照明光学系25と結像光学系2
6とを有しており、それぞれ複数のレンズやミラー等の
光学部品の群により構成される。
【0046】レーザー発振器20から出射された光は照
明光学系25を経て、光学マスクとしてのレチクル27
に照射される。レチクル27を通過した光は、結像光学
系26を通して、保持手段としてのステージ28上に載
置された被露光体(ワーク)Wにレチクル27の光像を
結像する。
【0047】ワークWの代表例は、ホトレジストを有す
るSiウエハやガラスなどの基板である。ステップアン
ドリピート方式の場合は、ワークWの1区画分のエリア
を露光するたびにステージ28を移動させて同じワーク
Wの別の1区画分のエリアを露光する動作を繰返し行
う。スキャン方式の場合はレチクル27とステージ28
とを相対的に移動させながらワークW全面を結像露光す
る。
【0048】この露光により潜像が形成されたホトレジ
ストは現像され、エッチングやイオン打込み用のマスク
パターンとなる。
【0049】その後は、マスクパターンを用いて基板に
イオンを打込んだり、基板表面をエッチングしたりす
る。
【0050】こうして、基板の微細加工が可能となる。
【0051】
【実施例】(実施例1)ブリッジマン法により成長させ
た直径250mm、重量約10kgの円筒状のフッ化カ
ルシウム結晶をアニール用のるつぼに入れ、1000℃
まで30時間費やして昇温させた。
【0052】その後、30時間フッ化カルシウム結晶を
1000℃に保持した。
【0053】そして、900℃まで50時間費やして、
約2℃/時間の降温速度徐々に冷却した後、900℃か
ら室温まで150時間を費やして、約5.8℃/時間の
降温速度で冷却した。
【0054】こうしてアニールされたフッ化カルシウム
結晶に対して偏光下で複屈折量をセナルモン法により測
定した。この量で結晶内部に働く残留応力の大小を評価
できる。
【0055】測定の結果、結晶の中心における光路差は
5nm/cm以下、結晶の外周部の光路差は10nm以
下であった。
【0056】(比較例1)ブリッジマン法により成長さ
せた直径250mm、重量約10kgの円筒状のフッ化
カルシウム結晶をアニール用のるつぼに入れ、1000
℃まで30時間費やして昇温させた。
【0057】その後、30時間フッ化カルシウム結晶を
1000℃に保持した。
【0058】そして、室温まで250時間を費やして、
約3.9℃/時間の降温速度で冷却した。
【0059】測定の結果、結晶の中心における光路差は
10nm/cm、結晶の外周部の光路差は20nmであ
った。
【0060】(比較例2)ブリッジマン法により成長さ
せた直径250mm、重量約10kgの円筒状のフッ化
カルシウム結晶をアニール用のるつぼに入れ、1000
℃まで30時間費やして昇温させた。
【0061】その後、30時間フッ化カルシウム結晶を
1000℃に保持した。
【0062】そして、室温まで500時間を費やして、
約1.9℃/時間の降温速度で冷却した。
【0063】こうしてアニールされたフッ化カルシウム
結晶に対して偏光下で複屈折量を測定した。この量で結
晶内部に働く残留応力の大小を評価できる。
【0064】測定の結果、結晶の中心における光路差は
5nm/cm、結晶の外周部の光路差は10nmであっ
たが、アニール時間は合計560時間となり、実施例1
の倍以上必要であった。
【0065】以上実施例1、比較例1、2を図4、5に
示す。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明によれば、
フッ化物結晶が比較的高温状態にある時にゆっくりと降
温することで、フッ化物結晶内部の降温速度がフッ化物
結晶周辺部の降温速度に追従するようにして結晶内部に
新たな熱歪みが生じないようにする。更に、フッ化物結
晶が比較的低温状態にある時には、新たな熱歪みが生じ
にくいので、可能な限り降温速度を速めることができ
る。こうして、低コストでフッ化物結晶を作製できる。
またこうして得られたフッ化物結晶は高耐久性、高透過
率の真空紫外光用の光学部品ともなるので、レーザー発
振器、露光装置等の光学装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアニール工程におけるフッ化物結
晶の温度変化の一例を示す図である。
【図2】本発明に用いられるアニール炉を示す模式図で
ある。
【図3】本発明の光学部品を用いた光学装置を示す模式
図である。
【図4】本発明の実施例によるアニール工程におけるフ
ッ化物結晶の温度変化を示す図である。
【図5】本発明により得られたフッ化物結晶の評価結果
を示す図である。
【符号の説明】
1 アニール用るつぼ 2 ヒーター 3 断熱材 4 制御装置 5 電源 6 筐体 7 支持台 10 フッ化物結晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 1/00 - 35/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ化物結晶を熱処理する熱処理方法に
    おいて、フッ化物結晶を昇温させた後に降温する過程に
    おいて、降温開始から降温終了まで前記フッ化物結晶の
    温度の低下とともに降温速度を連続的に大きくすること
    を特徴とするフッ化物結晶の熱処理方法。
  2. 【請求項2】 前記フッ化物結晶の温度が1000℃以
    下であって900℃以上の場合には降温速度が0.5℃
    /時から5℃/時の範囲であることを特徴とする請求項
    1に記載のフッ化物結晶の熱処理方法。
  3. 【請求項3】 前記フッ化物結晶の温度が900℃以下
    であって600℃以上の場合には降温速度が3℃/時か
    ら8℃/時の範囲であることを特徴とする請求項1に記
    載のフッ化物結晶の熱処理方法。
  4. 【請求項4】 前記フッ化物結晶の温度が600℃以下
    の場合には降温速度が5℃/時から15℃/時の範囲で
    あることを特徴とする請求項1に記載のフッ化物結晶の
    熱処理方法。
  5. 【請求項5】 フッ化物結晶を熱処理する熱処理方法に
    おいて、フッ化物結晶を昇温させた後に降温する過程に
    おいて、前記フッ化物結晶の温度が1000℃以下であ
    って900℃以上の場合には降温速度が0.5℃/時か
    ら5℃/時の範囲であり、前記フッ化物結晶の温度が9
    00℃以下であって600℃以上の場合には降温速度が
    3℃/時から8℃/時の範囲であり、前記フッ化物結晶
    の温度が600℃以下の場合には降温速度が5℃/時か
    ら15℃/時の範囲であって、前記フッ化物結晶の温度
    の低下とともに降温速度を連続的に大きくすることを特
    徴とするフッ化物結晶の熱処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載の熱処理方法
    により処理されたフッ化物結晶を加工して光学部品を作
    製することを特徴とする光学部品の作製方法。
JP06493499A 1999-03-11 1999-03-11 フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法 Expired - Fee Related JP3466948B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06493499A JP3466948B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法
US09/521,381 US6702891B2 (en) 1999-03-11 2000-03-08 Method of heat treating fluoride crystal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06493499A JP3466948B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000256095A JP2000256095A (ja) 2000-09-19
JP3466948B2 true JP3466948B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=13272367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06493499A Expired - Fee Related JP3466948B2 (ja) 1999-03-11 1999-03-11 フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6702891B2 (ja)
JP (1) JP3466948B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6868106B1 (en) * 1998-06-04 2005-03-15 Lambda Physik Ag Resonator optics for high power UV lasers
EP1369708B1 (en) 2001-03-15 2011-05-04 Nikon Corporation Method of producing an optical member for a projection aligner
JP2003347627A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Gigaphoton Inc 紫外線レーザ装置
US6997987B2 (en) * 2002-07-17 2006-02-14 Corning Incorporated Optical lithography fluoride crystal annealing furnace
JP4078161B2 (ja) * 2002-09-12 2008-04-23 キヤノン株式会社 蛍石とその製造方法
DE102004008753A1 (de) * 2004-02-23 2005-09-08 Schott Ag Herstellung von spannungsarmen, großvolumigen Kristallen mit geringer Spannungsdoppelbrechung und homogener Brechzahl, sowie deren Verwendung
DE102004008752A1 (de) * 2004-02-23 2005-09-08 Schott Ag Herstellung von großvolumigen CaF2-Einkristallen für die Verwendung als optische Bauelemente mit einer optischen Achse parallel zur (100) oder (110)-Kristallachse
JP2005289776A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Canon Inc 結晶製造方法および結晶製造装置
DE102005010654A1 (de) * 2005-03-08 2006-09-14 Schott Ag Verfahren zur Herstellung von hochhomogenen, spannungsarmen Einkristallen mit geringer Streuung
US20060201412A1 (en) * 2005-03-08 2006-09-14 Christian Poetisch Method of making highly uniform low-stress single crystals with reduced scattering
JP2006321690A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Hitachi Chem Co Ltd フッ化物単結晶及びその育成方法、並びにレンズ
US8252208B2 (en) 2008-10-31 2012-08-28 Corning Incorporated Calcium fluoride optics with improved laser durability
US8986572B2 (en) 2009-10-21 2015-03-24 Corning Incorporated Calcium fluoride optics with improved laser durability
GB201500304D0 (en) 2015-01-09 2015-02-25 Rolls Royce Plc A method of surface-treating a cast intermetallic component

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3673049A (en) * 1970-10-07 1972-06-27 Corning Glass Works Glass laminated bodies comprising a tensilely stressed core and a compressively stressed surface layer fused thereto
US4038448A (en) * 1976-06-04 1977-07-26 Corning Glass Works Composite glass articles spontaneous opal glass and enamel of Li2 -O-B2 -O3 -TiO2 -ZrO2 -PbO-SiO2
US6878201B2 (en) 1996-03-22 2005-04-12 Canon Kabushiki Kaisha Methods of making fluoride crystal and fluoride crystal lens
US6342312B2 (en) 1996-03-22 2002-01-29 Canon Kabushiki Kaisha Calcium fluoride crystal, optical article and exposure apparatus for photo-lithography using the same
JP3823408B2 (ja) 1997-01-10 2006-09-20 株式会社ニコン 光学素子の製造方法及び光学素子の洗浄方法
JP3337638B2 (ja) 1997-03-31 2002-10-21 キヤノン株式会社 フッ化物結晶の製造方法及び光学部品の製造方法
US6238479B1 (en) * 1997-10-24 2001-05-29 Canon Kabushiki Kaisha Raw material for manufacturing fluoride crystal, refining method of the same, fluoride crystal, manufacturing method of the same, and optical part
JPH11240798A (ja) 1998-02-26 1999-09-07 Nikon Corp 蛍石の製造方法及び光リソグラフィー用の蛍石
DE69910863T2 (de) 1998-02-26 2004-07-15 Nikon Corp. Verfahren zur Herstellung von Calciumfluorid und Calciumfluorid für Fotolithographie
JP4092515B2 (ja) 1998-02-27 2008-05-28 株式会社ニコン 蛍石の製造方法
JP2000034193A (ja) * 1998-07-16 2000-02-02 Nikon Corp フッ化物単結晶の熱処理方法及び製造方法
JP2000081367A (ja) * 1998-09-07 2000-03-21 Nikon Corp 光透過性光学部材、その製造方法、その評価方法、および光リソグラフィー装置
JP2000128700A (ja) 1998-10-30 2000-05-09 Nikon Corp 蛍石単結晶の熱処理方法並びに蛍石単結晶の加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6702891B2 (en) 2004-03-09
US20020182863A1 (en) 2002-12-05
JP2000256095A (ja) 2000-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3466948B2 (ja) フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法
JP2003501339A (ja) 結晶成長およびアニーリング方法および装置
JP2005239543A (ja) (100)結晶軸あるいは(110)結晶軸に平行な光学軸を備えた光学素子用の大容積CaF2単結晶を製造する方法及びそれにより製造されたCaF2単結晶
US20040099205A1 (en) Method of growing oriented calcium fluoride single crystals
JP3466950B2 (ja) フッ化物結晶の熱処理方法及び光学部品の作製方法
JP4078161B2 (ja) 蛍石とその製造方法
JPH1121197A (ja) 結晶成長用の種結晶及びフッ化物結晶
JP3006148B2 (ja) 耐エキシマ性に優れた蛍石の製造装置
JP3988217B2 (ja) 大口径蛍石の製造装置および製造方法
JP2000128696A (ja) フッ化物単結晶からなる光学素子作製用素材とその製造方法
JP2006219361A (ja) 結晶製造方法
JP2002293685A (ja) 結晶製造方法及び装置
JP4092515B2 (ja) 蛍石の製造方法
JP2000281493A (ja) 結晶処理方法および結晶並びに光学部品及び露光装置
JP2005001933A (ja) 金属フッ化物体とその製造方法
JP2003238152A (ja) 結晶製造方法
JPH11240798A (ja) 蛍石の製造方法及び光リソグラフィー用の蛍石
JP3698848B2 (ja) 蛍石単結晶の熱処理装置および熱処理方法
JP2002326893A (ja) 結晶製造装置
US7014703B2 (en) Method for annealing group IIA metal fluoride crystals
JP2001335398A (ja) 光リソグラフィ用大口径蛍石単結晶およびその製造方法
JP2005022921A (ja) 合成石英ガラス光学部材の製造方法、合成石英ガラス光学部材、光学系、露光装置及び合成石英ガラスの表面加熱炉
JP2007308349A (ja) BaLiF3結晶体の熱処理方法。
JPH10203899A (ja) アルカリ土類金属不純物の少ない蛍石及びその製造方法
JP2004010461A (ja) 結晶製造装置および結晶製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030506

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees