JP3465468B2 - 成形型への離型剤塗布方法 - Google Patents

成形型への離型剤塗布方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は成形型への離型剤塗
布方法に関する。本発明は例えば鋳造方法における離型
剤塗布工程に利用できる。
【0002】
【従来の技術】成形品を成形するにあたり、従来より、
成形型のキャビティを区画するキャビティ型面に離型剤
を塗布する操作を実行している。この様に離型剤を塗布
すれば、成形型のキャビティ型面から成形品が離型し易
くなり、離型不良の低減や焼付防止を図ることができ
る。従って成形の一態様であるダイカスト鋳造でも、成
形型である金型のキャビティ型面に離型剤を塗布してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
離型剤操作では、離型剤の塗布が要請される成形型のキ
ャビティ型面ばかりか、本来的に離型剤の塗布が要請さ
れない見切り面にも離型剤が塗布されてしまうことが多
い。その結果、成形回数が増加するにつれて、離型剤が
成形型の見切り面に次第に堆積し、厚膜状に成長するこ
とがある。
【0004】この様に離型剤が見切り面に厚膜状に堆積
すると、成形型の型合わせ精度が低下し、成形品の周囲
にバリが発生し易い。従って成形品の寸法精度の向上に
は限界がある。見切り面における離型剤の堆積を抑える
には、離型剤を塗布した後にエアブローを長時間吹き付
けて除去すれば良いが、成形のサイクルタイムが長くな
り、生産性が低下する。更に堆積部分を取り除く除去工
程を行っても、同様に成形のサイクルタイムが長くな
り、生産性が低下する。
【0005】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、見切り面に泡剤を予め付着させる泡剤操作を実
行することにより、成形型の見切り面における離型剤の
堆積を抑制することができ、成形品の寸法精度の向上に
有利な成形型への離型剤塗布方法を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る成形型へ
の離型剤塗布方法は、成形品を成形するキャビティを区
画するキャビティ型面と見切り面とを備えた成形型と、
泡剤及び離型剤とを用い、成形型の見切り面に泡剤を付
着させる泡剤操作を行った後に、成形型のキャビティ型
面に離型剤を塗布する離型剤操作を行うことを特徴とす
るものである。
【0007】請求項2に係る成形型への離型剤塗布方法
によれば、請求項1において、成形型は見切り面に開口
する泡剤吐出口を備え、吐出口から泡剤を吐出して泡剤
操作を行うことを特徴とするものである。請求項3に係
る成形型への離型剤塗布方法によれば、請求項1におい
て、成形型は少なくとも2個の分割型で構成され、型締
め状態の分割型の境界域に泡剤を待機させておき、分割
型の型開きによるキャビティ内の負圧化に伴い泡剤を見
切り面側に誘導して泡剤操作を行うことを特徴とするも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明方法によれば、成形型の見
切り面に泡剤を付着させる泡剤操作を行なう。見切り面
の全部または大部分に泡剤を付着させる方式でも良い
し、あるいは、見切り面のうちキャビティ側の見切り面
部分だけに泡剤を付着させる方式でも良い。見切り面の
うち離型剤が塗布され易い部分は、キャビティ側の部分
だからである。見切り面とは、成形型の型割り面を意味
する。
【0009】本発明方法によれば、泡剤操作の後に、成
形型のキャビティ型面に離型剤を塗布する離型剤操作を
行う。従って離型剤操作において離型剤が成形型の見切
り面に付着しようとしても、見切り面には泡剤が付着さ
れているため、離型剤は見切り面に直接接触しにくくな
る。そのため離型剤が成形型の見切り面に堆積すること
は抑制される。
【0010】本発明方法で用いる成形型は、成形品を成
形するキャビティを区画するキャビティ型面と、見切り
面とを備えている。成形型は一般的には金型である。代
表的な成形型としては鋳造型がある。鋳造型としては、
ダイカスト鋳造型、重力鋳造型、低圧鋳造型、高圧鋳造
型がある。本発明方法で用いる泡剤は、気泡を含有する
ものである。泡剤としては、発泡剤を含む液状物を発泡
させたものを採用できる。泡剤としては、水や離型剤を
はじく様な性質をもつものが好ましい。例えば、フッ素
樹脂成分やシリコーン成分を含むものを採用できる。
【0011】本発明方法で用いる離型剤としては、成形
の種類に応じて選択できるが、鋳造の場合には、従来よ
り使用されているものを採用でき、例えば水性離型剤、
油性離型剤、溶剤系離型剤を採用できる。本発明方法に
よれば、泡剤操作や離型剤操作は、成形品を成形するシ
ョット毎に行っても良いし、所定のショット数毎に行う
ことにしても良い。
【0012】請求項2に係る方法によれば、成形型の見
切り面に開口する泡剤吐出口が設けられている。泡剤吐
出口から泡剤が吐出する。これにより見切り面に泡剤を
付着させる泡剤操作が行われる。泡剤吐出口の数や位置
は適宜選択でき、1個でも複数個でも良い。請求項3に
係る方法の一形態によれば、成形型を構成する分割型を
型締めしておき、型締め状態の分割型の境界域の外側に
泡剤を待機させておくことができる。そして分割型の型
開きによるキャビティ内の負圧化に伴い、泡剤は見切り
面側に誘導される。これにより見切り面を泡剤で付着す
る泡剤操作が行われる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明方法の実施例1を図1(A)
〜(E)を参照して説明する。この例はダイカスト鋳造
方法に適用したものである。まず、本例方法で使用する
成形型としての金型1は横開き方式であり、互いに対面
する第1分割型11と第2分割型12とで構成されてい
る。第1分割型11は、成形品としての鋳造品を鋳造す
るキャビティ2を区画するキャビティ型面11aと、キ
ャビティ型面11aの外側に位置する見切り面11cと
を備えている。同様に第2分割型12も、キャビティ2
を区画するキャビティ型面12aと、キャビティ型面1
2aの外側に位置する見切り面12cとを備えている。
第2分割型12には、キャビティ2に連通する通孔16
が形成されている。通孔16から溶湯を注入できる。
【0014】鋳造の際には、金型1のキャビティ2は高
温の金属溶湯で充填される。キャビティ2を区画するキ
ャビティ型面11a、12aに高温の金属溶湯が接触す
るため、キャビティ型面11a、12aは高温となる。
見切り面11c、12cは、溶湯とは直接接触しないた
め、キャビティ型面11a、12aに比較して温度は低
い。
【0015】使用に際してはまず泡剤操作を行う。この
操作では図1(A)に示す様に、第1分割型11と第2
分割型12とが型締めされる。見切り面11c、12c
は互いに密接している。この状態で図1(A)に示す様
に、第1分割型11と第2分割型12との境界の外側に
泡剤Pを載せて待機させておく。泡剤Pの表面張力を利
用すれば、図1(A)に示す様に泡剤Pは、金型1の上
面1u側ばかりか、金型1の下面1d側にも待機させる
ことができる。
【0016】そして第1分割型11と第2分割型12と
が型開きすれば、型開きによるキャビティ2内の負圧化
に伴い、比重が小さい泡剤Pが見切り面11c、12c
側に自然に誘導され、泡剤Pが見切り面11c、12c
に付着する。見切り面11c、12cが垂直立壁状であ
っても、泡剤Pは表面張力が大きいので流下性は少な
く、見切り面11c、12cに残留する。
【0017】その後、図1(D)に示す様に型開き状態
の第1分割型11と第2分割型12との間に、離型剤塗
布装置4が配置される。離型剤塗布装置4の吹付ノズル
4wから離型剤Kがスプレー噴霧で吹付けられ、離型剤
Kが第1分割型11のキャビティ型面11aと第2分割
型12のキャビティ型面12aに塗布される。キャビテ
ィ型面11a、12aに付着した離型剤Kは、キャビテ
ィ型面11a、12aからの熱により乾燥固化し、離型
剤膜となる。なお離型剤膜は、鋳造品の離型性を高める
機能やキャビティ型面11a、12aの焼付を防止する
機能をもつ。
【0018】離型剤塗布装置4の吹付ノズル4wから噴
霧された離型剤Kは、飛散して見切り面11c、12c
にも付着しようとする。しかし本実施例によれば、金型
1の見切り面11c、12cは既に泡剤Pで覆われ、泡
剤による泡膜が形成されているため、離型剤Kは見切り
面11c、12cに直接付着することが抑えられる。よ
って見切り面11c、12cに付着しようとした離型剤
Kは、泡剤Pに浮遊した状態となる。
【0019】気泡を含む泡剤Pは熱伝達率が低い。その
ため泡剤Pに浮遊している離型剤Kは、金型1からの熱
を受けにくい。しかも溶湯に直接接触しない見切り面1
1c、12cの温度は、キャビティ型面11a、12a
よりも低い。従って泡剤Pに浮遊している離型剤Kの乾
燥固化は、抑えられる。上記した様に離型剤Kが塗布さ
れたら、図1(E)に示す様に第1分割型11と第2分
割型12との間にエアブロー装置6が配置される。エア
ブロー装置6のブローノズル6rから圧縮エアHが噴出
され、余剰の離型剤Kや泡剤Pが除去される。比重が軽
い泡剤Pはエアブローにより容易に除去される。泡剤P
に浮遊している離型剤Kも、圧縮エアHにより容易に除
去される。従って金型1の見切り面11c、12cに離
型剤Kが過剰に堆積することは抑制される。
【0020】その後、第1分割型11と第2分割型12
とが型締めされる。この状態で、キャビティ2に高温の
金属溶湯が注入され、これが凝固して鋳造品が成形され
る。以上説明した様に本実施例によれば、金型1の見切
り面11c、12cに予め泡剤Pを付着しておくため、
見切り面11c、12cにおける離型剤Kの堆積が抑え
られる。そのため見切り面11c、12cにおいて離型
剤Kが厚膜状に成長することは、抑制される。従って操
業が長時間継続しても金型1の型締め精度が確保され、
鋳造品の外周にバリが発生することを抑えることがで
き、鋳造品の寸法精度の確保に有利である。
【0021】更に本実施例によれば、前述の様に金型1
の見切り面11c、12cに離型剤Kが堆積することは
抑制されるため、余剰の離型剤Kをエアブローで除去す
るエアブロー吹付時間を長くせずとも良い。更に過剰に
堆積した離型剤Kを取除く作業を廃止または簡略化でき
る。故に鋳造サイクルタイムの短縮化に貢献できる。更
に泡剤Pが離型剤Kをはじく様な性質をもつ場合には、
泡剤Pが例えばフッ素樹脂成分の様な撥水成分を含有す
る場合には、見切り面11c、12cへの離型剤Kの付
着は一層抑えられる。
【0022】なお実施例1では通孔16に真空ポンプ等
の吸引装置を接続しておき、吸引装置を作動させてキャ
ビティ2内を強制的に負圧化することにより、泡剤Pを
見切り面11c、12cに積極的に誘導する方式でも良
い。 (実施例2)実施例2は図2(A)〜(E)に示されて
いる。実施例2によれば、第1分割型11には複数個の
泡剤吐出口18が形成されている。泡剤吐出口18は第
1分割型11の見切り面11cで開口している。泡剤吐
出口18は起泡装置8に接続されている。そして図2
(B)に示す様に第1分割型11と第2分割型12とが
僅かに型開きした状態で、起泡装置8から泡剤Pが泡剤
吐出口18に送給される。これにより泡剤Pが泡剤吐出
口18から見切り面11c、12cに流れ、見切り面1
1c、12cに泡剤Pが付着する。これにより見切り面
11c、12cは泡剤Pで覆われる。
【0023】型開きによるキャビティ2内の負圧化に伴
い、泡剤Pを泡剤吐出口18から見切り面11c、12
cに吐出することも好ましい。この様に泡剤Pが見切り
面11c、12cを覆ったら、図2(C)に示す様に第
1分割型11と第2分割型12とが型開きする。そして
図2(D)に示す様に第1分割型11と第2分割型12
との間に離型剤塗布装置4が配置される。離型剤塗布装
置4の吹付ノズル4wから離型剤Kがスプレーで吹付け
られ、離型剤Kが第1分割型11のキャビティ型面11
aと第2分割型12のキャビティ型面12aに塗布され
る。
【0024】このとき実施例1の場合と同様に、飛散し
た離型剤Kは金型1の見切り面11cにも付着しようと
するが、見切り面11cに既に泡剤Pが付着して見切り
面11cを覆っているため、離型剤Kは見切り面11c
に直接付着することが抑えられる。見切り面11c、1
2cにも付着しようとした離型剤Kは、前述同様に離型
剤Kが泡剤Pに浮遊したままとなる。
【0025】その後、図2(E)に示す様に第1分割型
11と第2分割型12との間にエアブロー装置6が配置
される。エアブロー装置6のブローノズル6rから圧縮
エアHが噴出され、余剰の離型剤Kや泡剤Pが除去され
る。泡剤Pに浮遊していた離型剤Kも除去される。この
様に実施例2においても、実施例1と同様に、金型1の
見切り面11c、12cに離型剤Kが厚膜状に堆積する
ことは、抑制され、金型1の型締め精度が確保される。
よって鋳造品の外周にバリが発生することが抑えられ
る。
【0026】更に本実施例によれば、前述の様に金型1
の見切り面11c、12cにおける離型剤Kの堆積が抑
えられるため、エアブロー吹付時間を過剰に長くせずと
も良く、鋳造サイクルタイムの短縮化に貢献できる。実
施例2によれば、泡剤Pが泡剤吐出口18から見切り面
11c、12cに吐出されるため、泡剤Pを見切り面1
1c、12cにスプレー塗布する装置を採用せずとも良
く、泡剤Pの飛散を抑えるに有利である。
【0027】(他の例)図3(A)に示す別例によれ
ば、泡剤操作において、第1分割型11と第2分割型1
2とを型開きした状態で、第1分割型11と第2分割型
12との間に泡剤供給装置7の泡剤ノズル7rが配置さ
れ、泡剤ノズル7rから吹きつけられた泡剤Pが見切り
面11cに付着する。
【0028】また図3(B)に示す別例によれば、泡剤
操作において、スポンジ等の泡剤含浸性を備えた含浸部
材80を備えた泡剤供給装置8を用い、第1分割型11
と第2分割型12とが型開きした状態で、第1分割型1
1と第2分割型12との間に泡剤供給装置8が配置され
る。その後、第1分割型11と第2分割型12とが型締
め方向に移動して含浸部材80を挟んで圧縮する。これ
により含浸部材80から吐き出された泡剤Pは、金型1
の見切り面11c、12cに付着される。
【0029】なお含浸部材80を挟むことなく、その含
浸部材80を見切り面11c、12cに擦り付けること
により、泡剤Pを見切り面11c、12cに付着する様
にしても良い。その他、本発明方法は上記しかつ図面に
示した実施例のみに限定されるものではなく、例えば鋳
造型に限らず鍛造等の他の成形装置にも適用できる等、
必要に応じて適宜変更できるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明方法によれば、成形型の見切り面
に予め泡剤を付着しておくので、見切り面における離型
剤の堆積を抑制するのに有利である。従って成形品の寸
法精度を確保するのに有利であり、成形品の品質向上に
有利である。よって本発明方法によれば、離型剤を塗布
した後に余剰の離型剤をエアブローで取り除くエアブロ
ー処理を行う場合であっても、エアブロー時間の短縮化
に有利であり、成形サイクルタイムの短縮化に貢献でき
る。
【0031】請求項2に係る方法によれば、成形型の見
切り面に開口する泡剤吐出口から、泡剤を吐出して泡剤
操作が行われる。従って見切り面に泡剤を良好に塗布で
きる。また泡剤を見切り面にスプレー塗布する装置を採
用せずとも良く、泡剤の飛散を抑えるのに有利である。
請求項3に係る方法によれば、型開きによるキャビティ
内の負圧化に伴い、泡剤が見切り面側に誘導されて泡剤
操作が行われる。従って泡剤を見切り面側に塗布するた
めの設備を必要とせず、設備費の低廉化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る工程を示す構成図である。
【図2】実施例2に係る工程を示す構成図である。
【図3】他の例に係り、見切り面を泡剤で付着する形態
を示す構成図である。
【符号の説明】
図中、1は金型(成形型)、11は第1分割型、12は
第2分割型、2はキャビティ、11a、12aはキャビ
ティ型面、11c、12cは見切り面、4は離型剤塗布
装置、Pは泡剤、Kは離型剤を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−117949(JP,A) 特開 平6−182519(JP,A) 特開 昭57−64440(JP,A) 特開 昭63−256215(JP,A) 特開 昭63−250421(JP,A) 実開 平1−68151(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 17/20 B22D 17/22 B22C 23/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形品を成形するキャビティを区画するキ
    ャビティ型面と見切り面とを備えた成形型と、泡剤及び
    離型剤とを用い、 該成形型の該見切り面に該泡剤を付着させる泡剤操作を
    行った後に、 該成形型の該キャビティ型面に該離型剤を塗布する離型
    剤操作を行うことを特徴とする成形型への離型剤塗布方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1において、該成形型は該見切り面
    に開口する泡剤吐出口を備え、該吐出口から該泡剤を吐
    出して泡剤操作を行うことを特徴とする成形型への離型
    剤塗布方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、該成形型は少なくとも
    2個の分割型で構成され、型締め状態の分割型の境界域
    に該泡剤を待機させておき、該分割型の型開きによる該
    キャビティ内の負圧化に伴い該泡剤を該見切り面側に誘
    導して泡剤操作を行うことを特徴とする成形型への離型
    剤塗布方法。
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