JP3465379B2 - 固体高分子電解質型燃料電池 - Google Patents

固体高分子電解質型燃料電池

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JP3465379B2 JP26639994A JP26639994A JP3465379B2 JP 3465379 B2 JP3465379 B2 JP 3465379B2 JP 26639994 A JP26639994 A JP 26639994A JP 26639994 A JP26639994 A JP 26639994A JP 3465379 B2 JP3465379 B2 JP 3465379B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体高分子電解質型
燃料電池に係わり、単位燃料電池が持つ燃料電池セルの
温度の分布の,単位燃料電池の積層方向における均一化
が容易となるように改良されたその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池として、これに使用される電解
質の種類により、固体高分子電解質型,りん酸型,溶融
炭酸塩型,固体酸化物型などの各種の燃料電池が知られ
ている。このうち、固体高分子電解質型燃料電池は、分
子中にプロトン(水素イオン)交換基を有する高分子樹
脂膜を飽和に含水させると,低い抵抗率を示してプロト
ン導電性電解質として機能することを利用した燃料電池
である。
【0003】図4は、従来例の固体高分子電解質型燃料
電池が備える単位燃料電池を展開した状態で模式的に示
した要部の側面断面図であり、図5は、図4に示した単
位燃料電池を展開した状態で模式的に示した斜視図であ
り、図6は、単位燃料電池が有するセパレータを図4に
おけるP矢方向から見た図である。図4〜図6におい
て、6は、燃料電池セル7と、その両主面のそれぞれに
対向させて配置されたセパレータ61,62とで構成さ
れた燃料電池の単位燃料電池(以降、単電池と略称する
ことがある。)である。燃料電池セル7は、電解質層7
Cと、燃料電極(アノード極でもある。)7Aと、酸化
剤電極(カソード極でもある。)7Bとで構成され、直
流電力を発生する。電解質層7Cとしては、パ−フルオ
ロスルホン酸樹脂膜(例えば、米国のデュポン社製、商
品名ナフィオン膜)が最近は良く知られるようになって
きている。このパ−フルオロスルホン酸樹脂膜は、飽和
に含水させることにより常温で20〔Ω・cm〕以下の
抵抗率を示して良好なプロトン導電性電解質として機能
する膜である。また、電解質層(以降、PE膜と略称す
ることがある。)7Cは、電極膜7A,7Bの面方向の
外形寸法よりも大きい面方向の外形寸法を持つものであ
り、従って、電極膜7A,7Bの周辺部には、PE膜7
Cの端部との間にPE膜7Cの露出面が存在することに
なる。
【0004】燃料電極7Aは、PE膜7Cの一方の主面
に密接されて積層されて、燃料ガス(例えば、水素ある
いは水素を高濃度に含んだガスである。)の供給を受け
る電極である。また,酸化剤電極7Bは、PE膜7Cの
他方の主面に密接されて積層されて、酸化剤ガス(例え
ば、空気である。)の供給を受ける電極である。燃料電
極7Aの外側面が,燃料電池セル7の一方の側面7aで
あり、酸化剤電極7Bの外側面が,燃料電池セル7の他
方の側面7bである。燃料電極7Aおよび酸化剤電極7
Bは、共に触媒活物質を含むそれぞれの触媒層と、この
触媒層を支持すると共に反応ガス(以降、燃料ガスと酸
化剤ガスを総称してこのように言うことが有る。)を供
給および排出するとともに,集電体としての機能を有す
る多孔質の電極基材とからなり、前記の触媒層をPE膜
7Cの両主面にホットプレスにより密着するのが一般で
ある。
【0005】PE膜7Cの露出面に形成されている貫通
穴71は、セパレータ61に設けられている貫通穴61
5A,616A、および、セパレータ62に設けられて
いる貫通穴625A,626Aに対向させて形成されて
おり、反応ガスの通流路の一部をなす穴である。同じく
PE膜7Cの露出面に形成されている貫通穴72は、セ
パレータ61に設けられている貫通穴613B,614
B,616B,617B、および、セパレータ62に設
けられている貫通穴623B,624B,626B,6
27Bに対向させて形成されており、冷却用流体99の
通流路の一部をなす穴である。
【0006】また、セパレータ61とセパレータ62
は、燃料電池セル7に反応ガスを供給すると共に、燃料
電池セル7で発生された直流電力の燃料電池セル7から
の取り出し、および、直流電力の発生に関連して燃料電
池セル7で発生した熱を燃料電池セル7から取り出す役
目を果たすものである。セパレータ61は、その側面6
1aを燃料電池セル7の側面7aに密接させて、また、
セパレータ62は、その側面62aを燃料電池セル7の
側面7bに密接させて、それぞれ燃料電池セル7を挟む
ようにして配設されている。セパレータ61,62は共
に、ガスを透過せず,しかも良好な熱伝導性と良好な電
気伝導性を備えた材料(例えば炭素板等である。)を用
いて製作されている。
【0007】セパレータ61,62には、燃料電池セル
7に反応ガスを供給する手段として、それぞれガス通流
用の溝が備えられている。すなわち、セパレータ61
は、燃料電池セル7の側面7aに接する側面61a側
に、燃料ガスを通流させると共に,未消費の水素を含む
燃料ガスを排出するための間隔を設けて複数個設けられ
た凹状の溝(ガス通流用の溝)611Aと、この溝61
1A間に介在する凸状の隔壁612Aとが、互いに交互
に形成されている。セパレータ62は、燃料電池セル7
の側面7bに接する側面62a側に、酸化剤ガスを通流
させると共に,未消費の酸素を含む酸化剤ガスを排出す
るための間隔を設けて複数個設けられた凹状の溝(ガス
通流用の溝)621Aと、この溝621A間に介在する
凸状の隔壁622Aとが、互いに交互に形成されてい
る。なお、凸状の隔壁612A,622Aの頂部は、そ
れぞれ、セパレータ61,62のそれぞれの側面61
a,62aと同一面になるように形成されている。
【0008】セパレータ62のそれぞれの溝621Aの
両端部は、これ等の溝621Aが互いに並列になって溝
624A,624Aに連通されている。この溝624
A,624Aの端部には、側面62aとは反対側となる
側面62bに開口する1対の貫通穴625A,625A
が形成されている。また、セパレータ62には、側面6
2aと側面62bとを結ぶ1対の貫通穴626A,62
6Aが、貫通穴625A,625Aと互いにたすき掛け
の位置関係となる部位に形成されている。溝621A、
溝624A、貫通穴625Aは、セパレータ62におけ
る酸化剤ガスを通流させるためのガス通流路を構成して
いる。
【0009】また、セパレータ61にも、貫通穴615
A,615Aと貫通穴616A,616Aが形成されて
いる。すなわち、セパレータ61のそれぞれの溝611
Aの両端部は、これ等の溝611Aが互いに並列になっ
て,セパレータ62の場合の溝624A,624Aと同
様形状の溝に連通されている。貫通穴615A,615
Aは、この溝(624Aと同様形状の溝である。)の端
部から、側面61aとは反対側となる側面61bに開口
されている。貫通穴616A,616Aは、側面61a
と側面61bとを結んで、図5(a)中に示すように、
1対の貫通穴615A,615Aとは互いにたすき掛け
の位置関係となる部位に形成されている。溝611A、
前記の溝(624Aと同様形状の溝である。)、貫通穴
615Aは、セパレータ61における燃料ガスを通流さ
せるためのガス通流路を構成している。
【0010】さらに、73は、前記したガス通流路中を
通流する反応ガスが、ガス通流路外に漏れ出るのを防止
する役目を負う弾性材製のガスシール体(例えば、Oリ
ングである。)である。ガスシール体73は、それぞれ
のセパレータ61,62の溝611A,624Aと同様
形状の溝、および、溝621A,624Aが形成された
部位の周縁部に形成された凹形状の溝619,629中
に収納されて配置されている。なお、図示するのは省略
したが、セパレータ61が備える貫通穴615A,61
6Aの側面61bへのそれぞれの開口部と、616Aの
側面61aへのそれぞれの開口部を取り巻いて、また、
セパレータ62が備える貫通穴625A,626Aの側
面62bへのそれぞれの開口部と、626Aの側面62
aへのそれぞれの開口部を取り巻いて、反応ガスがこの
部位からガス通流路外に漏れ出るのを防止する役目を負
う弾性材製のガスシール体(例えば、Oリングであ
る。)を収納するための凹形状の溝が形成されている。
【0011】セパレータ61,62には、燃料電池セル
7で発生した熱を燃料電池セル7から取り出すための冷
却部として、冷却用流体を通流させる溝が備えられてい
る。すなわち、セパレータ62は、その側面62b側に
冷却用流体99を通流させる凹状の溝(冷却用流体通流
用の溝)621B,625Bが形成されている。溝62
1Bの両端部には、側面62bに開口する1対の貫通穴
623B,624Bが形成されており、溝625Bの両
端部には、側面62bに開口する1対の貫通穴626
B,627Bが形成されている。溝621B,貫通穴6
23B,624B、および、溝625B,貫通穴626
B,627Bは、セパレータ62における冷却用流体を
通流させる冷却部を構成している。また、セパレータ6
1には、セパレータ62と同様に、その側面61b側
に、冷却用流体99を通流させる凹状の溝(冷却用流体
通流用の溝)611B,615Bが形成されている。溝
611Bの両端部には、側面61bに開口する1対の貫
通穴613B,614Bが形成されており、溝615B
の両端部には、側面61bに開口する1対の貫通穴61
6B,617Bが形成されている。溝611B,貫通穴
613B,614B、および、溝615B,貫通穴61
6B,617Bは、セパレータ61における冷却用流体
を通流させる冷却部を構成している。
【0012】セパレータ61の側面61b,セパレータ
62の側面62bには、溝611B,615B、およ
び、621B,625Bを取り巻いて、凹形状の溝61
8B,628Bがそれぞれ形成されている。これ等の凹
形状の溝は、冷却用流体99が漏れ出るのを防止するた
めの、後記するシール体95を収納するためのものであ
る。なお、図示するのは省略したが、セパレータ61が
備える貫通穴613B,614B,616B,617B
の側面61aへのそれぞれの開口部を取り巻いて、ま
た、セパレータ62が備える貫通穴623B,624
B,626B,627Bの側面62aへのそれぞれの開
口部を取り巻いて、冷却用流体99がこの部位から冷却
部外に漏れ出るのを防止する役目を負う弾性材製のシー
ル体(例えば、Oリングである。)を収納するための凹
形状の溝が形成されている。
【0013】1個の燃料電池セル7が発生する電圧は、
1〔V〕程度以下と低い値であるので、前記した構成を
持つ単電池6の複数個を、燃料電池セル7の発生電圧が
互いに直列接続されるように積層した単位燃料電池の積
層体として構成し、電圧を高めて実用に供されるのが一
般である。図7は、従来例の固体高分子電解質型燃料電
池を示す模式的に示した要部の構成図で,(a)はその
側面図であり、(b)はその上面図である。図8は、図
7中に示した固体高分子電解質型燃料電池に与える冷却
用流体の通流路を説明する説明図であり、図9は、配管
接続体が装着される部位の図7中のR部における側面断
面図である。なお、図7〜図9中には、図4〜図6で付
した符号については、代表的な符号のみを記した。
【0014】図7〜図9において、9は、複数(図7で
は、単電池6の個数が8個である場合を例示した。)の
単電池6を積層して構成された、単電池6の積層体を主
体とした固体高分子電解質型燃料電池(以降、スタック
と略称することがある。)である。スタック9は、単電
池6の積層体の両端部に、単電池6で発生した直流電力
をスタック9から取り出すための,銅材等の導電材製の
集電板91,91と、単電池6、集電板91を構造体か
ら電気的に絶縁するための電気絶縁材製の電気絶縁板9
2,92と、両電気絶縁板92の両外側面に配設される
鉄材等の金属製の加圧板93A,93Bとを順次積層
し、加圧板93A,93Bにその両外側面側から複数の
締付けボルト94により適度の加圧力を与えるようにし
て構成されている。
【0015】互いに隣接する単電池6において、セパレ
ータ61に形成された貫通穴615Aとセパレータ62
に形成された貫通穴626Aとは、また、セパレータ6
1に形成された貫通穴616Aと、セパレータ62に形
成された貫通穴625Aとは、互いにその開口部位を合
致させて形成されている。また、集電板91,電気絶縁
板92,加圧板93Aの、セパレータ61が備えている
貫通穴615A,616Aと対向する部位には、それぞ
れ図示しない貫通穴が形成されている。また、集電板9
1,電気絶縁板92,加圧板93Bの、セパレータ62
が備えている貫通穴625A,626Aと対向する部位
にも、それぞれ図示しない貫通穴が形成されている。こ
れ等により、複数の単電池6を積層する際に、全部の単
電池6がそれぞれに持つ燃料ガス用のガス通流路および
酸化剤ガス用のガス通流路は、それぞれが互いに連通し
たガス通流路を形成する。
【0016】また、互いに隣接する単電池6において、
セパレータ61に形成された貫通穴613Bとセパレー
タ62に形成された貫通穴623Bとは、セパレータ6
1に形成された貫通穴614Bとセパレータ62に形成
された貫通穴624Bとは、セパレータ61に形成され
た貫通穴616Bとセパレータ62に形成された貫通穴
626Bとは、さらに、セパレータ61に形成された貫
通穴617Bとセパレータ62に形成された貫通穴62
7Bとは、互いにその開口部位を合致させて形成されて
いる。
【0017】また、集電板91,電気絶縁板92,加圧
板93Aの、セパレータ61が備えている貫通穴613
B,617Bと対向する部位には、図9中に貫通穴61
3Bに対する構成に代表させて示したように、それぞ
れ、貫通穴613Bと同形の貫通穴911,921およ
び931が形成されている。そうして、加圧板93Aの
スタック9の外側面となる側面には、それぞれの貫通穴
931に対向させて、冷却用流体99用の配管接続体9
8が装着されている。この配管接続体98は、一般に金
属製のものが使用されている。また、電気絶縁板92の
両側面の貫通穴921の開口部、および、加圧板93A
の配管接続体98が装着される側面の,貫通穴931の
開口部のそれぞれには、貫通穴921,931を取り巻
いて、凹形状の溝96が形成されている。それぞれの溝
96には、冷却用流体99がこれ等の部位から冷却部外
に漏れ出るのを防止する役目を負う弾性材製のシール体
(例えば、Oリングである。)95が装着される。な
お、セパレータ61に形成されているそれぞれの溝61
8Bにも、シール体95が装着される。
【0018】さらに、集電板91,電気絶縁板92,加
圧板93Bの、セパレータ62が備えている貫通穴62
3B,627Bと対向する部位にも、集電板91,電気
絶縁板92,加圧板93Aの場合と同様に、貫通穴91
1,921,931および溝96が形成されている。ま
た、加圧板93Bのスタック9の外側面となる側面に
は、それぞれの貫通穴931に対向させて、冷却用流体
99用の配管接続体98が装着されている。それぞれの
溝96にはシール体95が、また、セパレータ62に形
成されているそれぞれの溝628Bにもシール体95が
装着される。
【0019】かくして、これ等により、複数の単電池6
を積層する際に、単電池6等がそれぞれに持つ冷却用流
体99の通流路は、図8中に示したようにして互いに連
通されて構成されることになる。すなわち、冷却用流体
99は、配管接続体98等を介して集電板91に隣接す
る単電池6が持つ、セパレータ61に形成された溝61
1Bにまず流入する。そうして、貫通穴613B,62
3Bを介してそれぞれの単電池6が持つ溝611B,6
21B中を分流して流れ、貫通穴614B,624B等
を介して、加圧板93Bに装着された配管接続体98か
らスタック9の外部にいったん流れ出る。この流れ出た
冷却用流体99は、配管97中を流れて、加圧板93B
に装着され,貫通穴627Bに連接されている配管接続
体98から、再びスタック9に流れ込む。この冷却用流
体99は、集電板91に隣接する単電池6が持つ、セパ
レータ62に形成された溝625Bにまず流入する。そ
うして、貫通穴617B,627Bを介してそれぞれの
単電池6が持つ溝615B,625B中を分流して流
れ、貫通穴616B,626B等を介して、加圧板93
Aに装着された配管接続体98からスタック9の外部に
排出される。
【0020】締付けボルト94は、加圧板93A,93
Bに跨がって装着される六角ボルト等であり、それぞれ
の締付けボルト94は、これ等と嵌め合わされる六角ナ
ット等と、安定した加圧力を与えるための皿ばね等と協
同して、単電池6をその積層方向に加圧する。この締付
けボルト94が単電池6を加圧する加圧力は、燃料電池
セル7の見掛けの表面積あたりで、5〔kg/cm2〕内外程
度であるのが一般である。
【0021】このように構成されたスタック9におい
て、反応ガスは、それぞれのセパレータ61,62に形
成されたガス通流用の溝611A,621A中を、図7
(a)中に矢印で示したごとく、重力方向に対して上側
から,重力方向に対して下側に向かって流れる。しか
も、反応ガスは、複数個有る単電池6に関してはそれぞ
れ並列に供給されることになる。そうして、燃料電池セ
ル7に使用されているPE膜7Cは、前述したとうりに
飽和に含水させることにより良好なプロトン導電性電解
質として機能する膜であるので、反応ガスは、適度の値
の湿度状態に調整されてスタック9に供給されている。
【0022】ところで、単電池6が持つ燃料電池セル7
は、よく知られている固体高分子電解質型燃料電池の持
つ発電機能によって直流電力の発電を行う際に、発電す
る電力とほぼ同等量の損失が発生することは避けられな
いものである。この損失による熱を除去するためにスタ
ック9に供給されるのが、例えば、市水である冷却用流
体99である。単電池6では、この冷却用流体99が、
セパレータ61,62に形成された溝611B,621
B,615B,625B中を前述したように通流するこ
とで、燃料電池セル7は、セパレータ61,62を介し
て冷却される。燃料電池セル7は、これにより、50
〔℃〕から100〔℃〕程度の温度条件で運転されるの
が一般である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る固体高分子電解質型燃料電池においては、燃料電池セ
ル7が冷却用流体99により冷却され、固体高分子電解
質型燃料電池の運転にとって適温に保持されることで、
直流発電の機能を十分に発揮するのであるが、次記する
問題が有る。すなわち、従来技術による固体高分子電解
質型燃料電池9においては、それぞれの単位燃料電池6
が持つ燃料電池セル7の温度の、単位燃料電池6の積層
方向の分布が、積層方向の中央部で高く、かつ、積層方
向の端部で低いという事実が有ることである。高い温度
となった燃料電池セル7では、燃料電池セル7に使用さ
れているPE膜7Cは乾燥し、低い温度となった燃料電
池セル7に使用されている燃料電極7A,酸化剤電極7
Bでは、水の蒸発量が低減して、その表面に水分が凝結
する度合いが高くなる。
【0024】乾燥したPE膜7Cは、前述したPE膜が
持つ特有の性質によりその抵抗率値が増大する。PE膜
7Cの抵抗率値が増大すると、その結果、PE膜7Cの
電気抵抗値が増大するので、燃料電池セル7におけるジ
ュール損失が増大し、その発電効率は低下することにな
る。また、表面が水で覆われた燃料電極7A,酸化剤電
極7Bでは、この水が電極中に含浸して反応ガスの電極
中における拡散を阻害することで、その発電性能が低下
することになるのである。
【0025】これ等の固体高分子電解質型燃料電池9の
性能の低下をもたらす、単位燃料電池の積層方向におけ
る温度分布の不均一性は、スタック9の両端部には、集
電板91、電気絶縁板92、および、加圧板93A,9
2が装着されていることと、これ等を貫通して冷却用流
体99が通流していることに起因している。すなわち、
集電板91に用いられている銅材等の導電材は熱の良導
体でもある。また、電気絶縁板92に用いられているア
ルミナセラミックス等は良好な電気絶縁体であると共
に、比較的に良好な熱伝導体でもある。さらに、加圧板
93A,93Bは、機械的強度を考慮して鉄材等の金属
材が用いられるが、これ等の金属材も熱の良導体でもあ
る。これ等の熱良導体の存在は、この部位からの熱放散
量を増大させることになるので、スタック9の両端部の
温度が低下するのである。さらに、集電板91、電気絶
縁板92、および加圧板93A,93Bは、それぞれに
貫通穴911,921および931が形成されており、
これ等の貫通穴中には冷却用流体99が通流すること
で、この冷却用流体99によって直接冷却される。この
ために、スタック9の両端部の温度は更に低下するので
ある。そうして、冷却用流体99が通流する配管接続体
98が装着されている部分の加圧板93A,93Bにつ
いては、熱は配管接続体98を介する経路で放散される
ことも加わることで、特に、その部分の温度低下が著し
いものとなる。
【0026】この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、単位燃料電池の積
層方向における温度の分布の均一化が容易な、固体高分
子電解質型燃料電池を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明では前述の目的
は、燃料電池単セルを複数個積層した燃料電池積層体
と、この燃料電池積層体の少なくとも両端末に位置する
セパレータの外側面に当接された集電板と、この集電板
の外側面に当接された電気絶縁板と、この電気絶縁板の
外側面に当接され,単位燃料電池の積層体,集電板,電
気絶縁板をこれ等の積層方向に加圧する加圧板と、燃料
電池セルで発生した熱を除去する冷却用流体を燃料電池
積層体に供給または排出する冷却用流体用の配管接続体
とを備える固体高分子電解質型燃料電池において、 (1)前記集電板、電気絶縁板及び加圧板に設けられた
冷却用流体を通流させる貫通穴のうち少なくとも前記集
電板に設けられた貫通穴が、前記集電板の厚さにわたる
長さを持つ熱の不良導体材製のブッシュで被覆されてな
ることとする、 (2)前記集電板、電気絶縁板及び加圧板に設けられた
冷却用流体を通流させる貫通穴のうち少なくとも前記電
気絶縁板に設けられた貫通穴が、前記電気絶縁板の厚さ
にわたる長さを持つ熱の不良導体材製のブッシュで被覆
されてなることとする、 (3)前記集電板、電気絶縁板及び加圧板に設けられた
冷却用流体を通流させる貫通穴のうち少なくとも前記加
圧板に設けられた貫通穴が、前記加圧板の厚さにわたる
長さを持つ熱の不良導体材製のブッシュで被覆されてな
ることとする、 (4)前記配管接続体は、電気絶縁板に装着するように
構成することとする、また、 (5)上記(4)において、前記電気絶縁板は、樹脂か
らなるものとし、また、 (6)上記(4)ないし(5)において、前記配管接続
体が熱の不良導体材からなり、かつ、前記集電板および
電気絶縁板に設けられた冷却用流体を通流させる貫通穴
の内壁部を覆う、前記集電板及び電気絶縁板の厚さにわ
たる長さを有する筒状部を具備するものとすることによ
り達成される。
【0028】
【作用】上記の(1)〜(3)のごとく構成すれば、集
電板、電気絶縁板若しくは加圧板と、冷却用流体との間
の熱の授受が、熱伝導率の小さい樹脂により低減される
ことになる。これにより、端部に積層された燃料電池セ
ルの温度の低減度合が軽減される。また、上記(4)の
ごとく構成すれば、配管接続体は、加圧板にではなく熱
不良導体材製の電気絶縁板に装着されることになる。従
来例の金属製の加圧板に装着されている配管接続体は、
加圧板が熱良導体であるゆえに、冷却用流体と加圧板と
の間における熱の授受を促進することになっていた。こ
のために、冷却用流体が通流することによって加圧板が
冷却されスタック両端部の燃料電池セルの温度を更に低
下させていたが、上記(4)の構成とすることにより、
加圧板から放散される熱量が低減されることとなる。そ
してさらに、上記(5)のごとく電気絶縁板を樹脂製と
すれば、電気絶縁板が持つ大きい熱抵抗値によってさら
に放熱量は低減される。これにより、それぞれの端部側
に端部に積層された燃料電池セルの温度の低減度合が軽
減される。また、上記(6)のごとく構成すれば、上記
(1)〜(3)の場合と同様の作用を得ながら、部品点
数が低減される。
【0038】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 <実施例1> 図1は、請求項1に係る発明の一実施例による固体高分
子電解質型燃料電池が備える配管接続体をこれに関連す
る部材と共に示す側面断面図である。図1において、図
9に示した従来例による配管接続体およびこれに関連す
る部材と、同一部分には同じ符号を付してその説明を省
略する。図1中に示した配管接続体が装着される部位の
構造は、図9中に示した従来例の配管接続体が装着され
る部位の構造に対して、冷却用流体99が通流する貫通
穴に、エポキシ樹脂材等の熱不良導体材製のブッシュが
装着されていることが相異している。
【0039】すなわち、集電板91に形成されている貫
通穴911の内壁側には、集電板91の厚さにわたる長
さを持つブッシュ41が装着されている。また、電気絶
縁板92に形成されている貫通穴921の内壁側には、
電気絶縁板92の厚さにわたる長さを持つブッシュ42
が装着されている。さらに、加圧板93Aに形成されて
いる貫通穴931の内壁側には、加圧板93Aの厚さに
わたる長さを持つブッシュ43が装着されている。な
お、加圧板93Bに形成されている貫通穴931の内壁
側にも、加圧板93Aの場合と同様に、加圧板93Bの
厚さにわたる長さを持つブッシュ43が装着される。さ
らに、図1においては、配管接続体5は、エポキシ樹脂
材等の熱不良導体材製であり、従来例の配管接続体98
と同様の構造・形状を備えている。
【0040】図1に示す実施例では前述の構成としたの
で、まず、配管接続体を介して冷却用流体99と加圧板
93A,93Bとの間で授受される熱量、および、配管
接続体と冷却用流体99との間で直接授受される熱量
は、配管接続体5が熱不良導体材製であり、その伝導熱
抵抗値が従来例の配管接続体98の場合と比較して格段
に大きいことのために低減される。また、貫通穴93
1,921,911中を通流する冷却用流体99と、加
圧板93A,93B、電気絶縁板92、集電板91との
間でそれぞれ授受される熱量は、熱不良導体材製である
ことにより,大きな伝導熱抵抗値を持つブッシュ43,
42,41が介在されることにより低減される。これ等
により、端部側に接する単位燃料池6等が持つ燃料電池
セル7は、その温度の低減度合が軽減されることにな
る。従って、単位燃料電池6等の積層方向における温度
分布を均一化することが可能になる。
【0043】<実施例2> 図2は、本願の請求項2または3に係る発明の一実施例
である固体高分子電解質型燃料電池が備える配管接続体
を、これに関連する部材と共に示す側面断面図である。
図2において、図9に示した従来例による配管接続体お
よびこれに関連する部材と、同一部分には同じ符号を付
してその説明を省略する。電気絶縁板32Aは、エポキ
シ樹脂材等の熱不良導体材製であり、電気絶縁板92と
同様の構造・形状を備えている。電気絶縁板32Aが熱
不良導体材製であるので、その貫通穴921の内壁側に
熱不良導体材製のブッシュを装着する必要は無い。そう
して、電気絶縁板32Aが持つ貫通穴921は、集電板
91に装着されるブッシュ41の内径寸法,配管接続体
98の冷却用流体99に通流路の内径寸法等と同一の内
径寸法にすることが、この部位においての冷却用流体9
9の流体損失を低減するためには好ましいものである。
また本実施例の特徴的な構造の1つとして、配管接続体
98は、電気絶縁板32Aの加圧板が当接される側面に
直接装着されている。また加圧板33Aは、加圧板93
Aに対して、配管接続体98を電気絶縁板32Aに直接
装着することを可能とするための貫通穴331が形成さ
れていることが相異している。この貫通穴331の内側
寸法は、配管接続体98のフランジ部等を含むその装着
部の外形寸法に対して、空隙を持つ寸法としている。な
お、この実施例2の場合には、加圧板93Bに替えて、
加圧板93Aに対して、配管接続体98を電気絶縁板3
3Aに直接装着することを可能とするための貫通穴33
1が形成された加圧板33Bが使用される。
【0044】図2に示す実施例では前述の構成としたの
で、スタックの両端部に配設された単位燃料電池6等が
有する端部側に位置するセパレータ61等から、「集電
板→電気絶縁板→加圧板」の経路で熱伝導により加圧板
まで伝達される熱量は、電気絶縁板32Aが熱不良導体
材製であり、その伝導熱抵抗値が従来例の電気絶縁板9
2の場合と比較して格段に大きいことのために低減され
る。また、貫通穴921中を通流する冷却用流体99
と、電気絶縁板32Aとの間で授受される熱量は、電気
絶縁板32Aの全体が熱不良導体材製であり、実施例1
によるブッシュ42が持つ伝導熱抵抗値よりも大きな伝
導熱抵抗値を持つことにより、さらに低減される。
【0045】さらに、従来例において、配管接続体98
を介して冷却用流体99と加圧板との間で授受されてい
た熱量は、配管接続体98が熱不良導体材製の電気絶縁
板32Aに装着されることによって、加圧板33Aが関
わる熱流の存在自体が無くなることで、全く発生しない
ことになる。これ等により、端部側に接する単位燃料池
6等が持つ燃料電池セル7は、その温度の低減度合が軽
減されることになる。従って、単位燃料電池6等の積層
方向における温度分布を均一化することが可能になる。
【0046】実施例2における今までの説明では、用い
る配管接続体は、従来の配管接続体98であるとしてき
たが、これに限定されるものではなく、例えば、エポキ
シ樹脂等の熱伝導率の小さい配管接続体5であってもよ
いものである。配管接続体98を用いた場合の、配管接
続体と冷却用流体99との間で直接授受される熱量が無
視できない場合には、熱伝導率の小さいエポキシ樹脂製
等の配管接続体5の使用は有効である。
【0047】<実施例3> 図3は、本願の請求項4に係る発明の一実施例である固
体高分子電解質型燃料電池が備える配管接続体と、これ
に関連する部材と共に示す側面断面図である。図3にお
いて、図9に示した従来例による配管接続体およびこれ
に関連する部材と、同一部分には同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0048】図3中に示した配管接続体および配管接続
体が装着される部位の構造は、実施例1で用いた熱伝導
率の小さい電気絶縁板32Aの替わりに従来例と同一の
熱伝導率の大きい電気絶縁板92を用い、一方、従来の
熱伝導率の大きい配管接続体98の替わりに熱伝導率が
小さいエポキシ樹脂材製の配管接続体5Aを用いた。配
管接続体5Aの構造上の特徴は、電気絶縁板92、集電
板91に形成されている貫通穴921,911の合計厚
さを、内側から覆う長さを持つ筒状部51を一体に形成
している。筒状部51もエポキシ樹脂材等の熱不良導体
材製である。配管接続体5Aのスタックへの着脱を容易
にするためには、筒状部51の外壁面と、貫通穴92
1,911の内壁面との間に、間隙を設けることが好ま
しいものである。この間隙に入り込んだ冷却用流体99
を介して伝達する熱量を低減するために、筒状部51の
先端部51aは、図3中に示したごとくに、セパレータ
61に形成された貫通穴613Bに入り込ませることが
好ましいものである。また、筒状部51の外壁面と、貫
通穴921,911等の内壁面との間隙に、熱の不良導
体であるグリス状物質を充填することも、この間隙を介
して伝達する熱量を低減するために有効な場合があり得
る。なお、この実施例3の場合には、スタックの加圧板
33Bが配設される側においても、配管接続体98の替
わりに配管接続体5Aが使用される。
【0049】図3に示す実施例では前述の構成としたの
で、従来例において,配管接続体を介して冷却用流体9
9と加圧板との間で授受されていた熱量は、配管接続体
5Aが電気絶縁板92に装着されることによって、加圧
板33A,33Bが関わる熱流の存在自体が無いことに
より、実施例1の場合と同様に、全く発生しないことに
なる。またこの実施例3の場合には、配管接続体5Aを
介して冷却用流体99と電気絶縁板92との間での熱の
授受の発生の可能性が有り得るのであるが、配管接続体
5Aが熱不良導体材製であり、その伝導熱抵抗値が従来
例の配管接続体98の場合と比較して格段に大きいこと
のために、その熱量は、問題にされる量にはなり得な
い。また、貫通穴921,911中を通流する冷却用流
体99と、電気絶縁板92、集電板91との間でそれぞ
れ授受される熱量は、熱不良導体材製であることによ
り,大きな伝導熱抵抗値を持つ筒状部51が介在される
ことにより低減される。これ等により、端部側に接する
単位燃料池6等が持つ燃料電池セル7は、その温度の低
減度合が軽減されることになる。従って、単位燃料電池
6等の積層方向における温度分布を均一化することが可
能になる。
【0050】実施例3における今までの説明では、用い
る電気絶縁板は、従来の熱伝導率の大きい電気絶縁板9
2であるとしてきたが、これに限定されるものではな
く、エポキシ樹脂材製等の電気絶縁板32Aであっても
よいものである。電気絶縁板92を用いた場合の、電気
絶縁板を介して伝導される熱量が無視できない場合に
は、電気絶縁板32Aの使用は有効である。
【0068】
【発明の効果】この発明においては、請求項1乃至4の
構成とすることにより、次記する効果を奏する。すなわ
ち、冷却用流体によって集電板、電気絶縁板または加圧
板が直接冷却されることがなくなり、集電板、電気絶縁
板または加圧板と冷却用流体との熱の授受が小さくでき
たので、これらに近い位置にある燃料電池セルの温度が
低減されるのを防ぐことができ、燃料電池積層体の積層
方向における燃料電池セルの温度分布が均一化される。
その結果、固体高分子電解質型燃料電池の発電効率を向
上することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例による固体高分子電解質
型燃料電池が備える配管接続体をこれに関連する部材と
共に示す側面断面図
【図2】本願発明の第2実施例による固体高分子電解質
型燃料電池が備える配管接続体をこれに関連する部材と
共に示す側面断面図
【図3】本願発明の第3実施例による固体高分子電解質
型燃料電池が備える配管接続体をこれに関連する部材と
共に示す側面断面図
【図4】従来例の固体高分子電解質型燃料電池が備える
単位燃料電池を展開した状態で模式的に示した要部の側
面断面図
【図5】図4に示した単位燃料電池を展開した状態で模
式的に示した斜視図
【図6】単位燃料電池が有するセパレータを図4におけ
るP矢方向から見た図
【図7】従来例の固体高分子電解質型燃料電池を示す模
式的に示した要部の構成図で,(a)はその側面図、
(b)はその上面図
【図8】図7中に示した固体高分子電解質型燃料電池に
与える冷却用流体の通流路を説明する説明図
【図9】図7中のR部における側面断面図
【符号の説明】
1 固体高分子電解質型燃料電池(スタック) 2A 単電池 2B 単電池 32 電気絶縁板 32A 電気絶縁板 5 配管接続体 6 単位燃料電池(単電池) 99 冷却用流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料電池単セルを複数個積層した燃料電池
    積層体と、この燃料電池積層体の少なくとも両端末に位
    置するセパレータの外側面に当接された集電板と、この
    集電板の外側面に当接された電気絶縁板と、この電気絶
    縁板の外側面に当接され,単位燃料電池の積層体,集電
    板,電気絶縁板をこれ等の積層方向に加圧する加圧板
    と、燃料電池セルで発生した熱を除去する冷却用流体を
    燃料電池積層体に供給または排出する冷却用流体用の配
    管接続体とを備える固体高分子電解質型燃料電池におい
    て、 前記集電板、電気絶縁板及び加圧板に設けられた冷却用
    流体を通流させる貫通穴のうち少なくとも前記集電板に
    設けられた貫通穴が、前記集電板の厚さにわたる長さを
    持つ熱の不良導体材製のブッシュで被覆されてなること
    を特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】燃料電池単セルを複数個積層した燃料電池
    積層体と、この燃料電池積層体の少なくとも両端末に位
    置するセパレータの外側面に当接された集電板と、この
    集電板の外側面に当接された電気絶縁板と、この電気絶
    縁板の外側面に当接され,単位燃料電池の積層体,集電
    板,電気絶縁板をこれ等の積層方向に加圧する加圧板
    と、燃料電池セルで発生した熱を除去する冷却用流体を
    燃料電池積層体に供給または排出する冷却用流体用の配
    管接続体とを備える固体高分子電解質型燃料電池におい
    て、 前記集電板、電気絶縁板及び加圧板に設けられた冷却用
    流体を通流させる貫通穴のうち少なくとも前記電気絶縁
    板に設けられた貫通穴が、前記電気絶縁板の厚さにわた
    る長さを持つ熱の不良導体材製のブッシュで被覆されて
    なることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
  3. 【請求項3】燃料電池単セルを複数個積層した燃料電池
    積層体と、この燃料電池積層体の少なくとも両端末に位
    置するセパレータの外側面に当接された集電板と、この
    集電板の外側面に当接された電気絶縁板と、この電気絶
    縁板の外側面に当接され,単位燃料電池の積層体,集電
    板,電気絶縁板をこれ等の積層方向に加圧する加圧板
    と、燃料電池セルで発生した熱を除去する冷却用流体を
    燃料電池積層体に供給または排出する冷却用流体用の配
    管接続体とを備える固体高分子電解質型燃料電池におい
    て、 前記集電板、電気絶縁板及び加圧板に設けられた冷却用
    流体を通流させる貫通穴のうち少なくとも前記加圧板に
    設けられた貫通穴が、前記加圧板の厚さにわたる長さを
    持つ熱の不良導体材製のブッシュで被覆されてなること
    を特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
  4. 【請求項4】燃料電池単セルを複数個積層した燃料電池
    積層体と、この燃料電池積層体の少なくとも両端末に位
    置するセパレータの外側面に当接された集電板と、この
    集電板の外側面に当接された電気絶縁板と、この電気絶
    縁板の外側面に当接され,単位燃料電池の積層体,集電
    板,電気絶縁板をこれ等の積層方向に加圧する加圧板
    と、燃料電池セルで発生した熱を除去する冷却用流体を
    燃料電池積層体に供給または排出する冷却用流体用の配
    管接続体とを備える固体高分子電解質型燃料電池におい
    て、 前記配管接続体は、電気絶縁板に装着するように構成し
    たものであることを特徴とする固体高分子電解質型燃料
    電池。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の固体高分子電解質型燃料
    電池において、前記電気絶縁板が樹脂からなることを特
    徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の固体高分子電解
    質型燃料電池において、 前記配管接続体が熱の不良導体材からなり、かつ、前記
    集電板および電気絶縁板に設けられた冷却用流体を通流
    させる貫通穴の内壁部を覆う、前記集電板及び電気絶縁
    板の厚さにわたる長さを有する筒状部を具備したことを
    特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
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