JP3463342B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JP3463342B2
JP3463342B2 JP07712494A JP7712494A JP3463342B2 JP 3463342 B2 JP3463342 B2 JP 3463342B2 JP 07712494 A JP07712494 A JP 07712494A JP 7712494 A JP7712494 A JP 7712494A JP 3463342 B2 JP3463342 B2 JP 3463342B2
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一高 浅野
浩一 植木
忠徳 白沢
卓久 大谷
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ガスの事故を未然に防
ぐガス遮断装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のガス遮断装置を図2に示
す。図2において、2はガスの通路の開閉を行う遮断
弁、1は通過ガス流量に対応した流量を測定する流量測
定手段、3は遮断弁2の開閉駆動をする駆動部、4は遮
断弁2や流量測定手段1が取り付けられているガスメー
タ、12はガス通路が遮断されたことを外部に報知する
報知手段と、13はガスメータ4の外部より遮断弁2の
開を指示する外部復帰手段、20は流量測定手段1によ
りガス流量に異常がある場合、駆動部3を動作させ遮断
弁2を閉動作し報知手段12で外部に報知するように指
示する制御部で構成されている。この遮断弁2を定期的
に検査する場合係員が各家庭をまわりガスが使用されて
いないかを確認して、外部遮断手段11によりガスの通
路を遮断させ、また外部復帰手段13により遮断弁2を
復帰させて点検するようになっていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、係員が各家庭をまわりガスを使用していな
いか確認した上で遮断弁2の開閉検査を行っており、昨
今の人手不足のおりに労力が大きいという課題を有して
いた。 【0004】本発明は上記課題を解決するために、自動
的に閉弁、開弁を行い人的な遮断弁の点検作業を軽減す
ることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のガス遮断装置の第1の手段は、通過ガス流量
の有無を測定する流量測定手段と、ガスの通路の開閉を
行う遮断弁と、所定期間毎に信号を出力する第1のタイ
マ部と、前記第1のタイマ部からの所定期間毎信号を受
けて所定時間に信号を出力する第2のタイマ部と、前記
第2のタイマ部からの信号を受けて、前記遮断弁の定期
検査を行うため前記流量測定手段に検査開始信号を出力
し、その後所定時間内に検査終了信号がなければ報知信
号を出力する制御部と、前記流量測定手段からのガス流
量無し信号を受けて前記遮断弁の開閉を行う弁駆動部
、前記弁駆動部からの閉駆動信号により前記遮断弁の
開閉状態を検出して閉であれば復帰要求信号を出力する
弁閉状態検出部と、前記弁閉状態検出部からの復帰要求
信号により前記弁駆動部を動作させて前記遮断弁を開動
作させ前記弁駆動部からの開駆動信号により前記遮断弁
の開閉状態を検出して開であれば前記制御部へ検査終了
信号を送る弁開状態検出部と、前記報知信号を受信して
報知装置を作動させる報知手段とを備えたものである。 【0006】 【作用】上記手段により、本発明のガス遮断装置は、第
1および第2のタイマによる所定期間毎の検査を指示す
る信号により自動で遮断弁を開閉して人的な遮断弁の定
期点検作業の軽減ができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。 【0008】まず第1の実施例のガス遮断装置は、リー
ドSWやMRセンサ等により通過ガス流量の有無を測定
する流量測定手段1と、ガスの通路の開閉を行う遮断弁
2と、例えば1年及び半年等という長期間毎に所定期間
毎信号を出力する第1のタイマ部15と、前記第1のタ
イマ部15からの所定期間毎信号を受けてガスが比較的
使用されていないような例えば午前2時から4時くらい
の時間帯に所定時間信号を出力する第2のタイマ部16
と、前記第2のタイマ16部からの所定時間信号を受け
て、遮断弁2の定期検査(遮断事象成立時には確実に遮
断し、復帰事象成立時には確実に復帰するよう半年に一
度ぐらいは点検を行う)を自動で行うため前記流量測定
手段1に検査開始信号を出力し、その後所定期間内に検
査終了信号がなければ報知信号を出力する制御部10が
ある。検査開始信号を受信した流量測定手段1はガス流
量の有無を確認してガスが流れていなければガス流量無
し信号を出力する。また、検査開始信号を受信した流量
測定手段1が流量無し状態を検出できなかったときは、
1、2時間の時間間隔をおいて流量無し状態を検出しに
行き流量無し状態を検出したら前記ガス流量無し信号を
出力する。 【0009】前記ガス流量無し信号を受信した弁駆動部
3は遮断弁2と弁閉状態検出部5に閉駆動信号を出力す
る。閉駆動信号を受信した遮断弁2は閉動作し、弁閉状
態検出部5は遮断弁2ののインダクタンスを測定し、遮
断弁2の開閉状態を検出して閉であれば復帰要求信号を
出力する。弁駆動部3は弁閉状態検出部5からの復帰要
求信号により弁駆動部3を動作させて、今度は遮断弁2
と弁開状態検出部6に開駆動信号を出力し遮断弁2を開
動作させる。開駆動信号を受信した遮断弁2は開駆動
し、弁開状態検出部6は遮断弁2のインダクタンスを測
定し、開閉状態を検出して開であれば制御部10へ検査
終了信号を送る。 【0010】検査開始信号を出力した制御部10は、所
定時間(例えば10秒以内)までの間に弁開状態検出部
6からの検査終了信号を受信できない場合、報知手段1
2に遮断弁異常信号を出力する。遮断弁異常信号を受信
した報知手段12は通信などによりセンターへ遮断弁の
異常警告を行う。また、検査開始信号を出力した制御部
10が所定時間(例えば10秒以内)までの間に弁開状
態検出部6からの検査終了信号を受信できた場合、報知
手段12に遮断弁正常信号を出力する。遮断弁正常信号
を受信した報知手段12は通信などによりセンターへ遮
断弁2の動作OK通知を行う。 【0011】したがって、自動的に閉弁、開弁を行い人
的な遮断弁2の点検作業を軽減するという効果がある。 【0012】 【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
ガス遮断装置によれば次の効果が得られる。 【0013】第1及び第2のタイマ部による所定期間毎
の信号で遮断弁の開閉性能の確認ができ、各家庭に係員
が出向いて手動で遮断弁の検査を行う必要がなくなり、
したがってガス遮断装置自身で遮断弁の点検作業を自動
化に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例におけるガス遮断装置の制御
ブロック図 【図2】従来のガス遮断装置の制御ブロック図 【符号の説明】 1 流量測定手段 2 遮断弁 3 弁駆動部 4 ガスメータ 5 弁閉状態検出部 6 弁開状態検出部 10、20 制御部 12 報知手段 13 外部復帰手段 15 第1のタイマ部 16 第2のタイマ部
フロントページの続き (72)発明者 白沢 忠徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 大谷 卓久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−116386(JP,A) 特開 昭63−101616(JP,A) 実公 平5−37102(JP,Y2) 実公 平5−37101(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/06 - 31/11 F16K 17/36 F23N 5/18 F23N 5/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 通過ガス流量の有無を測定する流量測定
    手段と、ガスの通路の開閉を行う遮断弁と、所定期間毎
    に信号を出力する第1のタイマ部と、前記第1のタイマ
    部からの信号を受けて所定時間に信号を出力する第2の
    タイマ部と、前記第2のタイマ部からの信号を受けて、
    前記遮断弁の定期検査を行うため前記流量測定手段に検
    査開始信号を出力し、その後所定時間内に検査終了信号
    がなければ報知信号を出力する制御部と、前記流量測定
    手段からのガス流量無し信号を受けて前記遮断弁の開閉
    を行う弁駆動部と、前記弁駆動部からの閉駆動信号によ
    り前記遮断弁の開閉状態を検出し、閉であれば復帰要求
    信号を出力する弁閉状態検出部と、前記弁閉状態検出部
    からの復帰要求信号により前記弁駆動部を動作させて前
    記遮断弁を開動作させ前記弁駆動部からの開駆動信号に
    より前記遮断弁の開閉状態を検出し、開であれば前記制
    御部へ前記検査終了信号を送る弁開状態検出部と、前記
    報知信号を受信して報知装置を作動させる報知手段とを
    備えたガス遮断装置。
JP07712494A 1994-04-15 1994-04-15 ガス遮断装置 Expired - Lifetime JP3463342B2 (ja)

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JPH07286676A JPH07286676A (ja) 1995-10-31
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