JP3463149B2 - 断面五角形状支柱 - Google Patents

断面五角形状支柱

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宏実 山下
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば災害または難民
救済用ハウス、作業現場用簡易建物、園芸用ハウス、物
置、バンガロー、露店、倉庫、温室、その他の簡易多面
建造物に使用しうる断面五角形状支柱に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、温室や物置および簡易ハウス
・バンガローなどの組み立ておよび解体が容易な簡易建
造物が多く普及していることは周知のことである。この
種の簡易建造物は、図8に示すようにその骨組みとして
鉄骨などの四角形骨材20を複数本用い、これら各四角
形骨材20を傘状または台形状の骨材接合プレート21
を介してボルト・ナット22で接合している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように複数本の四角形骨材20で組み立て施工した簡易
建造物では、予め形成した多角錐形状の柔軟性シートを
固定する場合は、四角形骨材20の形状にかかわらず、
上方から被せて容易に固定することは可能であるが、硬
質平面状板体をフラット状態で固設する場合は、隣りあ
う各四角形骨材20の上面20aが、互いに傾斜してい
るので、前記硬質平面状板体の前記四角形骨材20への
取付け部分の形状を、前記四角形骨材20の形状に一致
するように加工しなければならず、その加工が厄介であ
り、組み立て施工も厄介である。また、仮に施工できて
も、各硬質平面状板体間には間隙が生じるため、この間
隙を適宜手段により塞がなくてはならないなどの厄介さ
があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の断面五角形状支
柱は、上記課題を解決すべくなされたものであり、中央
にほぼ五角形状の平坦部を有し、かつこの平坦部の角辺
より所定角度折り曲げ形成し、各辺から断面五角形状支
柱の幅にほぼ対応した幅の支柱取付け溝をそれぞれ形成
した外形がほぼ五角形またはほぼ円弧状であり、かつ傘
状または台形状の接合プレートの支柱取付け溝に取り付
ける断面五角形状支柱を、所定の長さとし、かつ断面五
角形の各頂角を所定の角度としたことを特徴とするもの
である。また、前記断面五角形支柱において相対向する
頂角の内角をそれぞれほぼ90度としたことを特徴とす
るものである。 【0005】 【実施例】図1は本発明の断面五角形状支柱の一実施例
を示す斜視図、図2は同側面図、図3は本発明の断面五
角形状支柱を使用して施工した簡易多面建造物の平面
図、図4は同簡易多面建造物の要部を示す部分平面図、
図5は同簡易多面建造物の屋根部における断面五角形状
支柱の取付け状態を示す概略側面図、図6は同簡易多面
建造物の多面構造体を示す斜視図である。 【0006】1は図1示および図2示のごとき本発明の
例えば鉄鋼製,アルミニューム製,プラスチックス製な
どからなる所定の長さを有し、かつ所定の角度A,B,
C,D,Eを有する断面五角形の断面五角形状支柱で、
下面1a内部にナット1bが固設され、稜線1cに対し
て両側に傾斜上面1dがそれぞれ形成されている。前記
断面五角形は、前記傾斜上面1dの各一端と各中間面1
eの一端とがほぼ90度の内角B,Eをもって結ばれ、
各中間面1eの他端と前記下面1aの両端とがそれぞれ
所定の角度C,Dをもって結ばれ、形成されている。す
なわち、相対向する頂角の内角B,Eは、それぞれほぼ
90度となっている。なお、前記断面五角形状支柱1の
内部は空間1fになっているので、雨水などはこの空間
1fに流れることになり、簡易多面建造物の内部に浸水
することはない。 【0007】2は例えば鉄鋼製,アルミニューム製など
からなる板状部材よりプレス成形にて一体形成した傘状
または台形状の支柱接合プレートである。この支柱接合
プレート2は外形がほぼ五角形またはほぼ円弧状であ
り、中央にほぼ五角形状の平坦部2aを有し、かつこの
平坦部2aの各辺2bより所定角度折り曲げ形成し、各
辺2bから図2示の前記断面五角形状支柱1の幅tにほ
ぼ対応した幅の支柱取付け溝2cをそれぞれ形成したも
のである。この支柱取付け溝2cには、ボルト挿通孔3
が穿設されている。4はボルトである。 【0008】2dはこれら各支柱取付け溝2c間に支柱
位置決め用の凸状5を介してそれぞれ突出形成されてい
るほぼ三角状リブである。これら三角状リブ2dなどを
形成することにより前記支柱接合プレート2に剛性が付
与され強固になる。なお、各ほぼ三角状リブ2dには、
それぞれボルト挿通孔6が穿設され、適宜に活用するこ
とができるようになっている。また、7は支柱取付け溝
2cと平坦部2aの辺2bに形成された補強リブであ
る。これらの補強リブ7は、傘内面側に突出形成され、
所定角度折曲部の補強をなしている。平坦部2aの中心
部には、プレス成形時の位置決め孔として機能するほぼ
五角形の透孔8が穿設されている。 【0009】9は図3および図4に示すごとく隣りあう
各断面五角形状支柱1の稜線1cに対して両側に形成し
た傾斜上面1d同士にフラット状態でそれぞれ固設した
ほぼ三角形状の硬質の平面状板体である。この硬質の平
面状板体9は、本発明の実施例によれば例えば簡易多面
建造物の屋根板および壁面板となるものである。10は
屋根頂部に取り付けた傘部である。 【0010】次に、本発明の所定長さの断面五角形状支
柱1と前記傘状または台形状の支柱接合プレート2と前
記硬質の平面状板体9とによって例えば簡易多面建造物
を組み立て施工する方法について説明する。 【0011】まず、各図に示すごとく、本発明の相対向
する頂角の内角をほぼ90度とし、かつ所定の長さを有
する断面五角形状支柱1と、外形がほぼ五角形またはほ
ぼ円弧状であり、中央にほぼ五角形状の平坦部2aを有
し、かつこの平坦部2aの各辺2bより所定角度折り曲
げ形成し、各辺2bから前記断面五角形状支柱1の下面
の幅tにほぼ対応した幅の支柱取付け溝2cをそれぞれ
形成した傘状または台形状の支柱接合プレート2とを使
用して、ナット1bとボルト4とによってほぼ五角形の
基体部(梁部)11と、土台部12を組み立て、さらに
前記基体部11上に図6に示すごとく、前記支柱接合プ
レート2と断面五角形状支柱1とによって頂部(屋根
部)13を組み立て、さらに他の支柱取付け溝2cに壁
面用の断面五角形状支柱1を位置決めして同様にナット
1bとボルト4とによって固定して、前記基体部(梁
部)11と土台部12との間で複数の三角形を上下交互
に組み合わせて内部に空間部14を形成した多面構造体
15を組み立てている。 【0012】このようにして組み立てた多面構造体15
において、図4に示すように隣りあう各断面五角形状支
柱1の稜線1cに対して両側に形成した傾斜上面1d同
士に、ほぼ三角形状の硬質平面状板体9をフラット状態
でそれぞれ確実に取り付けている。従って、各硬質平面
状板体9間には間隙が生じることがない。なお、前記断
面五角形状支柱1の内部は空間1fになっているので、
雨水などはこの空間1fに流れることになり、簡易多面
建造物の内部に浸水することはない。 【0013】なお、本実施例においては、基体部(梁
部)11と土台部12ではそれぞれ5個の断面五角形状
支柱1と5個の支柱接合プレート2を使用しており、頂
部(屋根部)13では5個の断面五角形状支柱1と1個
の支柱接合プレート2を使用している。また壁面用の断
面五角形状支柱1として10個使用しているが、これに
限ることはない。 【0014】 【発明の効果】本発明の断面五角形状支柱は、上述のよ
うにしたものであるから、予め工場で作られ、安価であ
り、支柱接合プレートとボルトとによって、現場におい
て立体的な簡易多面建造物を容易にして、かつ高精度に
組み立てることができ、組み立て工数の削減および解体
搬送が容易、コスト低廉となるなどの効果があるばかり
でなく、特に断面五角形状支柱の断面五角形の頂角の
内、相対向する頂角の内角が、それぞれほぼ90度にな
っているので、隣りあう各断面五角形状支柱の稜線に対
して両側に形成した傾斜上面同士に、ほぼ三角形状の硬
質の平面状板体をフラット状態にして、かつ各硬質平面
状板体間に間隙を生じることなく、容易に取り付けるこ
とができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の断面五角形状支柱の一実施例を示す斜
視図である。 【図2】同側面図である。 【図3】本発明の断面五角形状支柱を使用して施工した
簡易多面建造物の平面図である。 【図4】同簡易多面建造物の要部を示す部分平面図であ
る。 【図5】同簡易多面建造物の屋根部における断面五角形
状支柱の取付け状態を示す概略側面図である。 【図6】同簡易多面建造物の多面構造体を示す斜視図で
ある。 【図7】従来の簡易建造物の屋根部を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 断面五角形状支柱、1a 下面、1b ナット、1
c 稜線、1d 傾斜上面、1e 中間面、1f 空
間、2 支柱接合プレート、2a 平坦部、2b各辺、
2c 支柱取付け溝、2d ほぼ三角状リブ、3 ボル
ト挿通孔、4ボルト、5 支柱位置決め用の凸状、6
ボルト挿通孔、7 補強リブ、8 透孔、9 硬質の平
面状板体、10 傘部、11 基体部(梁部)、12
土台部、13 頂部(屋根部)、14 空間部、15
多面構造体、A、B、C、D、E 頂角、t 断面五角
形状支柱の下面の幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 宏実 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東 邦シートフレーム株式会社内 (72)発明者 中里 茂男 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東 邦シートフレーム株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−184904(JP,U) 実公 平1−24246(JP,Y2) 実公 昭60−16163(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 3/32 E04B 1/343

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】中央にほぼ五角形状の平坦部(2a)を有
    し、かつこの平坦部(2a)より所定角度折り曲げ形成
    し、各辺から断面五角形状支柱(1)の幅(t)にほぼ
    対応し左幅の支柱取付け溝(2c)をそれぞれ形成した
    外形がほぼ五角形またはほぼ円弧状であり、かつ傘状ま
    たは台形状の接合プレート(2)の支柱取付け溝(2
    c)に取付ける断面五角形状支柱(1)を、所定の長さ
    を有し、かつ所定の角度(A)、(B)、(C)、
    (D)を有する断面五角形の断面五角形状支柱で、下面
    (1a)内部にナット(1b)が固設され、稜線(1
    c)に対して両側に傾斜上面(1d)がそれぞれ形成さ
    れ、前記傾斜上面(1d)の各一端と中間面(1e)の
    一端とがほぼ90度の内角(B)、(E)をもって結ば
    れ、各中間面(1e)の他端と前記下面(1a)の両端
    とがそれぞれ所定の角度(C)、(D)をもって結ばれ
    形成されたことを特徴とする断面五角形状支柱
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