JP3333466B2 - 網状パネルユニット - Google Patents

網状パネルユニット

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JP3333466B2
JP3333466B2 JP11649899A JP11649899A JP3333466B2 JP 3333466 B2 JP3333466 B2 JP 3333466B2 JP 11649899 A JP11649899 A JP 11649899A JP 11649899 A JP11649899 A JP 11649899A JP 3333466 B2 JP3333466 B2 JP 3333466B2
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英明 山本
敬万 倉本
隆光 江口
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、網状パネルユニッ
トに係り、フェンス、トレリス、蔓植物等を絡ませるよ
うにした植栽壁、門柱、門扉、パーゴラ、アーチ、庇、
手摺壁、テーブル、ベンチなどの網状構造体を形成する
のに用いる網状パネルユニットに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、住宅の周りに塀(フェンス)を
回して隣地との境界を明らかにすることが行われてい
る。このような塀としては、コンクリート製のブロック
を積み上げて形成したブロック塀が多く、大きな強度を
有している。
【0003】ところで、そのようなブロック塀は、大き
な強度を有している反面、重量が大きく、脆いので、地
震などで傾いたり倒壊した場合などの後処理等に手間が
かかる。このため、ブロック塀の代わりとして、金網で
構成されたメッシュフェンスを用いることが行われてい
る(実公昭51−31540)。このようなメッシュフ
ェンスに用いられる金網は、軽量であるうえ、地震でば
らばらに崩れ落ちる心配がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ただし、従来のメッシ
ュフェンスに用いられる金網は、金属製の横線材と縦線
材とを格子状に編んだり、交差部分を溶接等で接合した
単純な構造なので、寄りかかると容易に撓んで変形して
しまうなど、フェンスとしての面状部分の剛性に問題が
あった。そこで、金網を二重に並設して立体構造とする
ことにより、面状部分の剛性を向上させたフェンスも提
案されている(実公昭60−11249)。
【0005】しかしながら、このような立体構造のフェ
ンスであっても、各金網の複数箇所を線材で接合しただ
けなので、一重の金網を用いた場合よりも剛性が向上し
ているものの、ブロック塀と比較した場合には、剛性が
著しく小さいという問題がある。
【0006】本発明の目的は、より大きな剛性を有する
網状構造体を形成するのに好都合な網状パネルユニット
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の網状パネルユニ
ットは、複数の第1交差部材および第2交差部材を交差
状に配置した一対の網体が離間して対向配置されている
とともに、これらの網体間に配置されて当該網体同士を
接合する接合部材で立体的に構成された網状パネルユニ
ットであって、接合部材は、両網体の対向方向に対して
傾斜しているとともに、第1交差部材または第2交差部
材の長手方向に傾斜してトラスを形成し、この接合部材
は、ジグザグ状に折曲して形成されて第1交差部材また
は第2交差部材の長手方向に沿って連続した線材からな
ことを特徴とする。また、本発明の別の網状パネルユ
ニットは、複数の第1交差部材および第2交差部材を交
差状に配置した一対の網体が離間して対向配置されてい
るとともに、これらの網体間に配置されて当該網体同士
を接合する接合部材で立体的に構成された網状パネルユ
ニットであって、接合部材は、両網体の対向方向に対し
て傾斜しているとともに、第1交差部材および第2交差
部材の両長手方向に傾斜し、かつ一方の網体内に区画さ
れる四角形領域の四隅と、この前記四角形領域の略中心
と対向する他方の網体とに接合されて四角錐状のトラス
を形成し、この接合部材は、ジグザグ状に折曲して形成
されて第1交差部材または第2交差部材の長手方向に沿
って連続した線材からなることを特徴とする。
【0008】このような本発明によれば、網状パネルユ
ニットが二重の網体を接合部材で接合した立体構造とさ
れ、かつその接合部材によってトラスが形成されるの
で、ユニット自身で格段に大きな剛性を有している。従
って、このような網状パネルユニットを用いれば、より
大きな剛性を有する網状構造体を形成することが可能で
ある。
【0009】この際、前記接合部材は、前記第1交差部
材または前記第2交差部材の長手方向に傾斜して前記ト
ラスを形成しているか、または前記第1交差部材および
前記第2交差部材の両長手方向に傾斜して前記トラスを
形成しているのであるが、特に接合部材が第1、第2交
差部材の両長手方向に傾斜している場合には、第1交差
部材に沿った断面においても、第2交差部材に沿った断
面においてもトラスが形成されるので、構造的により安
定した立体トラスを実現できる。そして、接合部材が第
1、第2交差部材の両長手方向に傾斜している場合にお
いて、前記接合部材は、一方の網体内に区画される四角
形領域の四隅と、この四角形領域の略中心と対向する他
方の網体とに接合され、四角形領域を底面とした四角錐
状のトラスが形成されるので、全体として構造上さらに
安定したトラスとなり、網状パネルユニットに加わるさ
まざまな方向からの外力に対して有効に抗することがで
きる。 さらに、前記接合部材は、ジグザグ状に折曲して
形成されて前記第1交差部材または前記第2交差部材の
長手方向に沿って連続しているので、接合部材の取扱い
が容易になる。
【0010】以上において、前記各網体のうちの一方の
網体は、前記第1交差部材または第2交差部材が他方の
網体の第1交差部材間または第2交差部材間の中間位置
にずれた状態で対向配置されていてもよく、また、前記
第1交差部材および第2交差部材が他方の網体の第1交
差部材間および第2交差部材間の中間位置にずれた状態
で対向配置されていてもよい。このような場合には、一
方の網体の交差部材間に他方の網体の交差部材が配置さ
れるから、網状パネルユニットの面状部分に形成される
開口部分の面積が見かけ上小さくなり、ブラインド性が
向上する。
【0011】また、本発明の網状パネルユニットにおい
ては、前記接合部材は、前記各網体の前記第1、第2交
差部材の交差位置または交差位置近傍に接合されている
ことが望ましい。このような場合には、第1、第2交差
部材の交差位置または交差位置近傍が接合部材で補強さ
れることになるので、それら交差位置または交差位置近
傍の強度が向上する。従って、例えば第1、第2交差部
材が互いに溶着接合されている場合など、溶着部分に外
力が加わっても接合状態を良好に維持できる。
【0012】そして、本発明の網状パネルユニットにお
いては、四角錘状のトラスを形成している隣接し合う接
合部材の折曲部分は、第2交差部材に当接されて第1交
差部材を挟持するように配置されていることが望まし
い。
【0013】さらに、本発明の網状パネルユニットにお
いては、前記各網体は四角形状であり、これらの網体の
側周縁間に形成される少なくとも一つの側面部が前記対
向方向に対して傾斜していることが好ましい。このよう
な場合、トラスを形成する傾斜した接合部材を利用する
ことにより、傾斜した側面部が容易に形成されるように
なる。また、側面部を傾斜させることによってその表面
積が大きくなるため、例えば一対の網状パネルユニット
を接合する際に、互いの傾斜した側面部同士を対向させ
て接合すれば、大きな面積を利用してより確実な接合が
行えるようになる。
【0014】なお、傾斜させる側面部の数等は任意であ
り、対向する一対の側面部を傾斜させてもよく、角度を
なして連続した一対の側面部を傾斜させてもよく、角度
をなして連続した三つの側面部を傾斜させてもよく、あ
るいは四つの側面部を全て傾斜させてもよい。そして、
傾斜した複数の側面部は、全てが一方の網体側から他方
の網体側に向かうに従って面内方向の内側に位置するよ
うに傾斜していてもよく、あるいは傾斜した複数の前記
側面部のうち、一部の側面部が一方の網体側から他方の
網体側に向かうに従って面内方向の内側に位置するよう
に傾斜し、残りの側面部が一方の網体側から他方の網体
側に向かうに従って面内方向の外側に位置するように傾
斜していてもよい。このように、傾斜した側面部の数や
その傾斜方向によって、多彩なバリエーションの網状パ
ネルユニットを提供することが可能である。
【0015】一方、本発明の網状パネルユニットは、複
数の第1交差部材および第2交差部材を交差状に配置し
た四角形状の網体に軸状部材が対向配置されているとと
もに、前記網体および前記軸状部材間に配置されて当該
網体の平行な一対の辺縁および前記軸状部材を接合する
接合部材で略三角柱状に構成され、かつ前記接合部材が
前記網体および軸状部材の対向方向に対して傾斜して設
けられてトラスを形成していることを特徴とする。
【0016】このような本発明によれば、三角柱状の網
状パネルユニット同士を組み合わせたり、三角柱状の網
状パネルユニットと前述の網状パネルユニットとを組み
合わせることにより、網状構造体としての形状や構成上
のバリエーションが増す。
【0017】また、以上説明した網状パネルユニットに
おいて、前記接合部材は、ジグザグ状に折曲して形成さ
れて前記第1交差部材または前記第2交差部材の長手方
向に沿って連続していることが好ましく、接合部材の取
扱いが容易になる。
【0018】さらに、本発明の網状パネルユニットにお
いて、前記各網体、前記接合部材、および前記軸状部材
は、同一断面形状の線材であることが好ましく、原材料
の種類を統一することで網状パネルユニットの生産性お
よび意匠性が向上する。
【0019】そして、本発明の網状パネルユニットで
は、前記各網体、前記接合部材、および前記軸状部材の
いずれかに、この網状パネルユニットに隣接する構造体
との連結を行う連結部材を設けることが望ましい。ここ
で、隣接する構造体としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば他の網状パネルユニット、支柱、コンク
リート基礎、建物などが考えられる。このような場合に
は、予め連結部材を設けておくので、網状パネルユニッ
トを構造体に連結して行う設置作業が容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1は、本発明の網状パネルユニット
20を示す正面図、図2は、図1のII−II線断面図、図
3は、網状パネルユニット20の要部を示す斜視図であ
る。
【0021】網状パネルユニット20は、それぞれの面
状部分が離間して対向配置された大網体21およびこれ
よりも一回り小さい小網体22と、これらの大、小網体
21,22の面状部分同士を接合する複数の接合部材2
3とで構成され、正面矩形状で断面台形状の立体形とさ
れている。この際、限定されるものではないが、本実施
形態の網状パネルユニット20では、長辺側の寸法は短
辺側の寸法の約二倍である。
【0022】大網体21は、短辺側に沿った第1交差部
材としての複数の短尺線材211と、長辺側に沿った第
2交差部材としての複数の長尺線材212とを交差状に
配置して接合した矩形状となっており、このとき、複数
の短、長尺線材211,212で小区画される開口部分
が四角形(本実施形態では略正方形)とされ、長尺線材
212が表面側となるように短尺線材211に溶接等さ
れている。この際、図4にも模式的に示すように、短尺
線材211はA0〜Amまで、長尺線材212はB0〜Bn
までそれぞれ等ピッチで配置されている。
【0023】小網体22も同様な構成とされ、複数の短
尺線材221および長尺線材222が交差状に配置され
て矩形状となっており、このとき、複数の短、長尺線材
221,222で小区画される開口部分が四角形(本実
施形態では略正方形)とされ、長尺線材222が表面側
となるように短尺線材221に溶接等されている。ただ
し、短、長尺線材221,222の本数は、大網体21
の短、長尺線材211,212よりも一本ずつ少なく、
図4に示すように、短尺線材221はa0〜am -1まで、
長尺線材222はb0〜bn-1までそれぞれ等ピッチで配
置されている。つまり、小区画された開口部分が短、長
辺側で一列少なくなっている。
【0024】接合部材23は、正面から見て等ピッチで
90°(図5中の正面図)折曲したジグザグ状とされ、
網状パネルユニット20の短辺方向(各短尺線材21
1,221)に沿って連続している。なお、接合部材2
3の折曲角度は90°に限定されず、大、小網体21,
22の離間寸法、および各網体21,22に小区画され
た開口部分の大きさや形状によって任意に決定されてよ
い。また、接合部材23を長辺方向(各長尺部材21
2,222)に沿って連続させてもよい。
【0025】そして、以上の短、長尺線材211,21
2,221,222および接合部材23は、例えばアル
ミ製で同一断面形状(断面寸法)の線材からなる。な
お、各部材は、これに限らず、アルミ以外の金属線材や
硬質の樹脂線材を用いてもよく、また、溶接等の作業性
を勘案し、各部材の太さや断面形状などを異ならせても
よい。特に断面形状としては、円形であることが通常容
易に入手可能な線材を用いることができるので好ましい
が、その他、楕円形、三角形、四角形、その他の多角形
など、任意の断面形状であってよい。さらに、各部材の
接合方法は、溶接の他、融着、接着、鑞付け、線材等に
よる結束、他部材による結合など、各部材の材質や形状
等を勘案して適宜に決められてよい。
【0026】図4において、以上の部材のうちの小網体
22は、短、長尺線材221,222が大網体21の
短、長尺線材211,212の中間位置に配置され、大
網体21の中央に位置している。これによって、小網体
22の短、長尺線材221,222の各交差位置が大網
体21の小区画された各開口部分の中心の上方に位置
し、大網体21の短、長尺線材211,212の交差位
置と小網体22の短、長尺線材221,222の交差位
置とが0.5ピッチずれて平面的に重ならないようにな
っている。また、このことにより、小区画された開口部
分は見かけ上さらに小さく区画され、見かけ上の開口面
積が小さくなる。
【0027】すなわち、図4中の二点鎖線で示すよう
に、小網体22の(a0,b0)で示される隅部は、大網
体21のA0およびA1間の中間であるA0.5と、B0およ
びB1間の中間であるB0.5とに対応し、(am-1,b0
で示される隅部は、Am-1およびAm間の中間であるA
m-0.5とB0.5とに対応し、(a0,n-1)で示される隅
部は、A0.5とBn-1およびBn間の中間であるBn-0.5
に対応し、(am-1,bn-1)で示される隅部は、A
m-0.5とBn-0.5とに対応した位置とされている。
【0028】従って、図示を省略するが、小網体22の
1で示す短尺線材221は、大網体21のA1、A2
に位置し、a2以下順次0.5ピッチずつずれる。一
方、小網体22のb1で示す長尺線材222も、大網体
21のB1、B2間に位置し、b2以下順次0.5ピッチ
ずつずれる。
【0029】また、接合部材23は、図3、図4に示す
ように、各折曲部分が短、長尺線材211,212,2
21,222の交差位置近傍に接合されている。つま
り、図4中に点線で示すように、接合部材231は、一
端が大網体21の(A0,B0)に接合され、最初の折曲
部分が小網体22の(a0,b0)に接合され、そして、
各折曲部分が順次大網体21および小網体22の前記交
差位置近傍に交互に接合され、他端が大網体21の(A
0,Bn)に接合される。さらに、接合部材232は、一
端が大網体21の(A1,B0)に接合され、最初の折曲
部分が接合部材231と同様に小網体22の(a0
0)に接合され、各折曲部分が順次大網体21および
小網体22に交互に接合され、他端が大網体21の(A
1,Bn)に接合される。さらに、このような接合が接合
部材231〜232mによって行われる。このように、隣
接し合う接合部材23により、大網体21内に小区画さ
れた開口部分の四隅と、この開口部分の略中心と対向す
る小網体22の短、長尺線材221,222の交差位置
近傍とが接合され、大、小網体21,22の各開口部分
を底面とした四角錐状にトラスが形成される。
【0030】この際、接合部材23と大、小網体21,
22との接合部分を図3に基づいて詳説すれば、先ず、
大網体21側において、隣接し合う接合部材23の各折
曲部分は、長尺線材212に当接されて短尺線材211
を挟持するように配置され、この位置で短、長尺線材2
11,212の両方またはいずれかに溶接等されてい
る。そして、小網体22側においても、各折曲部分は、
長尺線材222に当接されて短尺線材221を挟持する
ように配置され、同様に溶接等されている。この結果、
接合部材23の各斜辺部分は、側方から見た場合に、短
尺線材211,221の長手方向にθ1=45°(図5
中の側面図)で傾斜し、なおかつ長尺線材212,22
2の長手方向にθ2=45°(図5中の底面図)で傾斜
しており、従って、網状パネルユニット20は、立体ト
ラスとされ、各側面側から見た場合に、共にワーレント
ラスが形成される。
【0031】さらに、網状パネルユニット20の四周に
おいて、大、小網体21、22の対向する辺縁間には、
接合部材23の端部の斜辺部分にならった傾斜した側面
部24(24A)が形成され、これによって、網状パネ
ルユニット20は、図6に模式的に示すような四角錐台
(截頭四角錐)状となる。つまり、本実施形態の網状パ
ネルユニット20では、側面部24Aが全て、大網体2
1側から小網体22側に向かうに従って網状パネルユニ
ット20の面内方向の内側に位置するように傾斜してい
る。
【0032】このような本実施形態においては、予め工
場生産された複数の網状パネルユニット20を、例えば
図7に示すような住宅1等の囲いとして運び込み、網状
パネルユニット20を図示しない支柱を用いて長辺側が
水平または鉛直(本実施形態では水平)になるように立
設支持するとともに、水平方向に複数連設してフェンス
11としたり、また、短辺側が水平または鉛直(本実施
形態では水平)になるように立設するとともに、水平方
向に複数連設して支柱や建物1の外壁に支持させ、低層
の植栽壁12とする。そして、この植栽壁12には蔓植
物などを絡ませる。
【0033】このような本実施形態によれば、以下の効
果がある。 1)網状パネルユニット20は、互いに重ねられた大、
小網体21,22をジグザグ状の接合部材23で接合し
た立体トラスなので、網状パネルユニット20自身に格
段に大きな剛性を付与することができる。従って、強度
的に有利な網状パネルユニット20を連結して形成され
たフェンス11や植栽壁12の面状部分の剛性を確実に
向上させることができ、容易に撓んだりするのを防止で
きる。
【0034】2)また、網状パネルユニット20は立体
トラスとすることで剛性を有しているから、網状パネル
ユニット20を形成する各線材を著しく太くしたりして
剛性を確保する必要がない。このため、網状パネルユニ
ット20全体を軽量にできるので、ブロック塀を施工す
る場合に比し、取扱いを容易に行って施工時の作業性を
向上させることができる。そして、耐震性も向上させる
ことができる。
【0035】3)網状パネルユニット20全体に蔓植物
を絡ませることにより、通風性を確保しながらブライン
ド性も良好な植栽壁12を得ることができる。このた
め、都市型住宅地のような狭小地においても、隣地から
覗かれたりする心配がなく、プライバシーの侵害を有効
に防止できる。
【0036】4)また、大、小網体21,22は、短、
長尺線材211,212,221,222の交差位置が
重ならないように対向して並設されているため、短、長
尺線材211,212,221,222で小区画される
開口部の見かけ上の面積を小さくでき、蔦植物を絡ませ
ていないフェンス11においても、敷地内を覗かれにく
くできる。
【0037】5)網状パネルユニット20は、四周の側
面部24(24A)が傾斜しているが、この傾斜した側
面部24は、ジグザグ状とされた接合部材23の斜辺部
分で容易に形成できる。また、そのような傾斜した側面
部24は、傾斜しない場合に比して面積が大きくなるた
め、この大きな面積を利用して他の網状パネルユニット
20との連結を行えば、各網状パネルユニット20の連
結強度をより大きくできる。
【0038】6)接合部材23は、各網体21,22の
短尺線材211,221に沿って連続した連続部材であ
るから、接合部材23の取扱いを容易にでき、大、小網
体21,22への溶接等の作業を迅速に行える。
【0039】7)この際、接合部材23は、短、長尺線
材211,212,221,222の交差位置近傍に接
合されているので、交差位置近傍を接合部材23で補強
することができる。これにより、そのような部位に外力
が加わっても確実に対抗でき、短、長尺線材211,2
12,221,222の溶接等による接合状態を良好に
維持できる。
【0040】8)接合部材23では、折曲工程でのばら
つきによって折曲部分間のピッチがずれる場合がある。
しかし、本実施形態では、接合部材23が大、小網体2
1,22に対して短、長尺線材211,212,22
1,222の交差位置近傍で接合されているため、折曲
部分間のピッチをその交差位置を目安にして矯正するこ
とができ、接合部材23の長手方向の寸法誤差を生じに
くくできる。
【0041】9)接合部材23は、短尺線材211,2
21の長手方向に傾斜し、さらに、長尺線材212,2
22の長手方向にも傾斜しているため、網状パネルユニ
ット20のいずれの側面側から見た場合においてもトラ
スを形成でき、構造的により安定した立体トラスを実現
できる。しかも、隣接し合う接合部材23により、大、
小網体21,22の各開口部分を底面とした四角錐状に
トラスが形成されているため、この点からも構造的に安
定した立体トラスといえ、網状パネルユニット20に加
わるさまざまな方向からの外力に対して有効に抗するこ
とができる。
【0042】10)短、長尺線材211,212,22
1,222および接合部材23は、同一断面形状の線材
であるから、原材料の種類を統一して網状パネルユニッ
ト20の生産性および意匠性を向上させることができ
る。
【0043】11)また、大、小網体21,22では、
短、長尺線材211,212,221,222の端部や
接合部材23の端部をそれらの交差位置近傍から切断す
れば、幾回りか小さい網状パネルユニットを必要に応じ
て容易に製作でき、そしてこの際、傾斜した側面部も自
動的に形成できるという効果もある。
【0044】〔第2実施形態〕図8、図9、図10に
は、本発明の第2実施形態に係る網状パネルユニット2
0が示されている。本実施形態の網状パネルユニット2
0では、小網体22の短尺線材221の本数(a0
m)が大網体21の短尺線材211の本数(A0
m)と同じであり、接合部材23の本数が前記第1実
施形態の場合よりも一本多い(231〜232 m+1)。従
って、大、小網体21,22において、短、長尺線材2
11,212,221,222の位置が0.5ピッチず
れているこの網状パネルユニット20では、長辺側から
見た形状が平行四辺形とされ、四周の傾斜した側面部2
4Aのうち、短辺側に沿った一つの側面部24Aの傾斜
方向のみが他の側面部24Aとは異なっている。
【0045】そして、大、小網体21,22の位置関係
を図8に基づいて具体的に説明すると、小網体22の
(a0,b0)で示される隅部は大網体21の(A0.5
0.5)に対応し、(am,b0)で示される隅部は(A
m+0.5,B0.5)に対応し、(a0,bn-1)で示される隅
部は(A0.5,Bn-0.5)に対応し、(am,bn-1)で示
される隅部は(Am+0.5,Bn-0.5)に対応した位置とさ
れている。
【0046】さらに、接合部材23においては、図8中
に点線で示すように、接合部材23 1〜232mまでは、
第1実施形態と同様にして接合される。そして、本実施
形態で用いられる接合部材232m+1は、一端が大網体2
1の(Am,B0)に接合され、最初の折曲部分が小網体
22の(am,b0)に接合され、各折曲部分が順次大網
体21および小網体22の交差位置近傍に交互に接合さ
れ、他端が大網体21の(Am,Bn)に接合される。こ
の結果、各接合部材23により、大、小網体21,22
のいずれの開口部分においても、第1実施形態で説明し
たような四角錐状のトラスが形成される。なお、接合部
材232m+1の両端の斜辺部分は、四角錐状のトラスを形
成するのには用いられないが、網状パネルユニット20
の隅部の構造上の安定性を維持するのには重要である。
【0047】このような網状パネルユニット20も、例
えば図7に示すように、住宅1等の囲いとして持ち込ま
れる。そして、前述した低層の植栽壁12と同様に立設
された第1実施形態の網状パネルユニット20上に本実
施形態の網状パネルユニット20を配置し、これによっ
て高層の植栽壁13とする。この際、上下の網状パネル
ユニット20は、対向する側面部24Aが同じ方向に傾
斜しており、これらの側面部24A同士が連結部材を用
いて連結される。
【0048】本実施形態でも、前述した1)〜11)の効
果を同様に得ることができる。
【0049】〔第3実施形態〕図11、図12、図13
には、本発明の第3実施形態に係る網状パネルユニット
20が示されている。本実施形態の網状パネルユニット
20では、共に同じ大きさの網体21が用いられてい
る。このため、網体に大小の別はないが、それぞれの網
体に符号21を付して説明すれば、一方の網体21が他
方の網体21の短尺線材211に沿って0.5ピッチず
れて配置されている。従って、この網状パネルユニット
20は、長辺側から見た形状が矩形とされ、短辺側から
見た形状が平行四辺形とされ、四周の側面部のうち、長
辺側の一対の側面部24Aは傾斜しているが、短辺側の
一対の側面部24Bは各網体21に対して直角に形成れ
ている。また、接合部材23は、短尺線材211の長手
方向にのみ傾斜し、短辺側から見た場合にのみトラスが
形成されるようになっている。
【0050】そして、各網体21の位置関係を図11に
基づいて具体的に説明すると、一方の網体21の
(a0,b0)で示される隅部は他方の網体21の
(A0,B0.5)に対応し、(am,b0)で示される隅部
は(Am,B0.5)に対応し、(a0,bn)で示される隅
部は(A0,Bn+0.5)に対応し、(am,bn)で示され
る隅部は(Am,Bn+0.5)に対応した位置とされてい
る。
【0051】さらに、接合部材23の接合箇所を図11
に基づいて説明すれば、接合部材231(符号のみ図
示)は、一端が一方の網体21の(A0,B0)に接合さ
れ、最初の折曲部分が他方の網体21の(a0,b0)に
接合され、各折曲部分が順次一方の網体21および他方
の網体21の交差位置近傍に交互に接合され、他端が他
方の網体21の(a0,bn)に接合される。さらに、接
合部材232は、一端が一方の網体21の(A1,B0
に接合され、最初の折曲部分が他方の網体21の
(a1,b0)に接合され、各折曲部分が順次各網体21
に交互に接合され、他端が他方の網体21の(a1
n)に接合される。そして、このような接合は接合部
材231〜23m-1によって行われる。このように、各接
合部材23は、正面から見た場合に各網体21の短、長
尺線材211,212と略重なるため、第1実施形態で
説明したような各開口部分を底面とした四角錐状のトラ
スを形成することはないが、網状パネルユニット20の
剛性を十分に確保可能な別形状の立体トラスを形成でき
る。
【0052】このような本実施形態では、前述した9)
の効果を得ることはできないが、他の1)〜8)、1
0)、11)の効果を同様に得ることができる。また、
加えて以下の効果がある。 12)本実施形態の網状パネルユニット20は、網体に
大小の別がないため、部材の種類を低減でき、生産性を
向上させることができる。なお、本実施形態では、図1
2中に二点鎖線で示すように、適宜な位置に斜材23′
を配置することにより、長辺側から見た場合でもトラス
が形成されるようにして剛性の向上を図ってもよい。そ
して、この斜材23′は、長辺側に沿って連続した一本
の部材で構成してもよく、連続しない短材であってもよ
い。また、補強を行う部材としては、斜材23′の他、
各網体21に対して直角に接合される短材であってもよ
い。また、本実施形態では、長辺側の各側面部24Aが
傾斜していたが、短辺側の側面部を傾斜させて長辺側の
各側面部を直角に形成してもよい。
【0053】〔第4実施形態〕図14、図15、図16
には、本発明の第4実施形態に係る網状パネルユニット
20が示されている。本実施形態の網状パネルユニット
20では、大小の別がない一対の網体21同士がピッチ
をずらさずに並設されている。すなわち、図14に示す
ように、一方の網体21の(a0,b0)で示される隅部
は他方の網体21の(A0,B0)に対応し、(am
0)で示される隅部は(Am,B0)に対応し、(a0
n)で示される隅部は(A0,Bn)に対応し、(am
n)で示される隅部は(Am,Bn)に対応した位置と
されている。
【0054】また、図15において、接合部材23は、
大きな折曲ピッチ(折曲角度も大きい)とされて各網体
21の短、長尺線材211,212の交差位置近傍に接
合され、かつ向きを順次反転させて配置されている。つ
まり、図14に戻って、接合部材231(符号のみを図
示)は、一端が一方の網体21の(A0,B0)に接合さ
れ、最初の折曲部分が他方の網体21の(a0,b1)に
接合され、各折曲部分が順次一方の網体21および他方
の網体21の交差位置近傍に交互に接合され、他端が他
方の網体21の(a0,bn)に接合される。一方、接合
部材232は、一端が他方の網体21の(a1,b0)に
接合され、最初の折曲部分が一方の網体21の(A1
1)に接合され、各折曲部分が順次各網体21に交互
に接合され、他端が一方の網体21の(A1,Bn)に接
合される。さらに、このような接合は接合部材231
23m-1まで順次反転させながら行われる。このような
場合でも、各接合部材23は、正面から見た場合に各網
体21の短、長尺線材211,212と略重なるため、
第1実施形態で説明したような各開口部分を底面とした
四角錐状のトラスを形成することはないが、網状パネル
ユニット20の剛性を十分に確保可能なさらに別形状の
立体トラスを形成できる。また、このような網状パネル
ユニット20では、図16にも示すように、四周の全側
面部24Bが各網体21に対して直角に形成され、傾斜
していない。
【0055】本実施形態では、前記4)、5)、9)の
効果を得ることはできないが、他の1)〜3)、6)〜
8)、10)〜12)の効果を同様に得ることができ
る。なお、本実施形態においても、図15中に二点鎖線
で示すように、適宜な位置に斜材23′を配置すること
で剛性の向上を図ってもよい。
【0056】〔第5実施形態〕図17には、本発明の第
5実施形態として、全体形状が略三角柱状の網状パネル
ユニット200が示されている。この網状パネルユニッ
ト200は、一枚の平面矩形状の網体230と、網体2
30の面状部分に対向配置された軸状部材としての線材
240と、網体230の長辺方向に沿った平行な辺縁と
前記線材240とを接合する一対の接合部材23とで構
成され、立体トラスを有している。これらのうちの網体
230は、複数のが短尺線材231および二本の長尺線
材232で交差状に形成されている。すなわち、この網
状パネルユニット200は、前記第1、第2実施形態の
網状パネルユニット20における小区画された開口部分
の一列分に相当する。そして、網状パネルユニット20
0の図中の上下端に形成される上端面および下端面は、
網体230側から線材240側に向かうに従って上下方
向の中央に近づくように傾斜している。
【0057】このような網状パネルユニット200によ
れば、図18に示すように、線材240を中央側にして
四つ組み合わせれば、図7に示す角柱状の門柱110な
どを形成することができ、また、図19に示すように、
二枚重ねた網状パネルユニット20の傾斜した側面部2
4A間に配置することにより、構造体としての端部をフ
ラットに納めることができ、従って、構造体の形状や構
成上のバリエーションを増やすのに利用できる。
【0058】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではない。以下にその変形例を説明する。例え
ば、図20に示す網状パネルユニット20A(第1変形
例)は、長辺側の各側面部24Aは傾斜しているが、短
辺側の各側面部24Bは傾斜しておらず、大、小網体2
1,22に対して直角に形成されている。このような網
状パネルユニット20Aでは、前述したようなフェンス
や各植栽壁を形成できる他、四枚の網状パネルユニット
20Aを用い、互いの側面部24Aが近接対向するよう
に組み合わせれば、外観四角柱状にでき、中空の門柱な
どを形成できる。なお、短辺側の各側面部を傾斜させ、
長辺側の各側面部を各網体21,22に対して直角に形
成してもよい。
【0059】また、図21に示す網状パネルユニット2
0B(第2変形例)は、長辺側の一つの側面部24Aの
みが傾斜しており、他が前述したような直角な側面部2
4Bになっている。そして、このような場合、前記第
3、第4実施形態で説明したように、側面部24Bの補
強を行ってもよい。なお、長辺側の一側面部ではなく、
短辺側の一側面部を傾斜させてもよい。
【0060】図22に示す網状パネルユニット20C
(第3変形例)は、長辺側が円弧状に湾曲しており、例
えばアーチやトンネル状の構造体の屋根部分を形成する
のに用いることができる。また、このような網状パネル
ユニット20Cは、短辺側に沿った側面部24Aが傾斜
し、湾曲した長辺側が直角な側面部24Bになってい
る。ただし、どの側面部を傾斜させるかは、他の網状パ
ネルユニットとの組合せ形態を勘案して任意に決められ
てよい。
【0061】図23に示す網状パネルユニット20D
(第4変形例)は、正面平行四辺形であり、長辺側と短
辺側とでなす角度を例えば階段の勾配に対応させること
により、外階段等の手摺壁を形成することができる。
【0062】図24に示す網状パネルユニット20E
(第5変形例)は、正面正方形であり、長辺側と短辺側
との別がない。このような網状パネルユニット20Eに
おいても、複数組み合わせることでフェンス、植栽壁、
その他の網状構造体を形成でき、また、例えば図20に
示す網状パネルユニット20Aで中空の門柱を形成した
場合など、その門柱の上部を塞ぐパネルとしても使用で
きる。
【0063】図25に示す網状パネルユニット20F
(第6変形例)は、直角をなす一対の側面部24Aのみ
が傾斜して設けられている。
【0064】図26に示す網状パネルユニット20G
(第7変形例)は、四周の側面部24Aが傾斜して設け
られてるが、直角をなす一方の一対の側面部24Aと、
他方の一対の側面部24Aとでは、傾斜方向が異なって
いる。このような場合も、網体に大小の別がない。
【0065】図27に示す網状パネルユニット20H
(第8変形例)も、四周の側面部24Aが傾斜して設け
られてる。しかし、この網状パネルユニット20Hで
は、短辺側の一対の側面部24Aと、長辺側の一対の側
面部24とで、傾斜方向が異なっている。
【0066】図28に示す網状パネルユニット20I
(第9変形例)は、略中央に開口部25を備えており、
例えばこのような網状パネルユニット20Iを用いてフ
ェンスを形成する場合など、空調機器の室外機が設置さ
れる位置に開口部25を対応させれば、室外機への通風
をより確実に確保でき、室外機での熱交換をフェンスが
妨げる心配がない。そして、このような開口部25は、
各網体21,22の短、長尺線材および接合部材を切断
して設けることが可能である。
【0067】図29に示す網状パネルユニット20J
(第10変形例)は、一つの角部に切欠部26を備えて
おり、例えばこのような網状パネルユニット20Jを四
枚用いて各切欠部26が中央に位置するように配置すれ
ば、各切欠部26によって一つの大きな開口部が形成さ
れる。そして、このような開口部を建物の窓に対応させ
るようにして植栽壁等を形成すれば、窓からの採光が確
実に得られる。このような切欠部26も、正面矩形の網
状パネルユニットの隅部において、短、長尺線材および
接合部材を切断して設けることが可能である。
【0068】図30(A)、(B)には、第11、第1
2変形例として、網状パネルユニット200A,200
Bが示されている。網状パネルユニット200Aは、図
中の上下端に形成される上端面と下端面との傾斜方向が
同じになっており、この点で図17に示した網状パネル
ユニット200とは異なっている。網状パネルユニット
200Bでは、上端面および下端面が傾斜しておらず、
網体230や線材240の長手方向に対して直角を成し
ている。このような網状パネルユニット200Bは、接
合部材23の両端側で折曲角度を小さくし、その端部を
網体230または線材240に接合することで実現可能
であり、模式的には完全な三角柱となる。さらに、図示
を省略するが、上端面および下端面を、線材240側か
ら網体230側に向かうに従って網体230の長手方向
の中央に近づくように傾斜させてもよい。
【0069】また、本発明の網状パネルユニットとして
は、以上に説明したものの他、例えば接合部材を短い直
線状の線材とし、この線材を傾斜させて各網体の一点同
士を接合することにより前述来の立体トラスを形成して
もよい。すなわち、接合部材は、前記各実施形態のよう
短尺線材または長尺線材に沿った連続部材である必要は
なく、要するに、各網体の面状部分を接合してトラスを
形成する部材であればよい。
【0070】そして、網状パネルユニットの平面形状
は、四角形に限定されず、三角形や五角形以上の多角
形、あるいは円形や楕円形など、曲線を含む平面形状で
あってもよく、任意である。
【0071】さらに、前記各実施形態では、対向配置さ
れた各網体の交差位置近傍(短、長尺線材の交差位置近
傍のこと)に接合部材が接合されていたが、接合部材を
そのような交差位置に重ねて接合してもよく、また、交
差位置と交差位置との中間位置など、交差位置から離れ
た短尺線材または長尺線材に接合してもよい。このよう
な場合でも、外力に対して十分に対抗可能なトラスを形
成でき、本発明の初期の目的を達成できる。
【0072】前記各実施形態の網状パネルユニット20
では、接合部材23が大、小網体21,22の内側に位
置する短尺線材211,221に沿って連続しており、
これにより、隣り合う接合部材23の折曲部分が短尺線
材211,221を挟み込むようにして交差位置近傍に
接合されていた。これに対し、例えば接合部材を各網体
の表側に位置する線材(前記各実施形態では長尺線材2
12,222のこと)に沿って連続させてもよく、この
ような場合には、接合部材を内側に位置する線材に重ね
るようにして接合することができ、接合位置と線材同士
の交差位置とを平面的に一致させることができる。
【0073】図31には、第13変形例として、網状パ
ネルユニット20に他の網状パネルユニット20(二点
鎖線で図示)と連結するための連結部材80を設ける例
が示されている。このような変形例は、前記請求項18
に係る発明に含まれるものであり、他の網状パネルユニ
ット20が構造体に相当する。連結部材80は、ステン
レス等からなる部材本体81と、同様な材質の止め金具
82と、これらを結合するビス83とで構成されてい
る。部材本体81は、切欠部81D備えて平面略H字状
に形成されており、H字状の各端部から突設され、かつ
湾曲された四つの挟持部81Aを備えている。また、止
め金具82も、切欠部82Dを備えた平面H字状に形成
されると共に、部材本体81側の基部81Bに固定され
る固定部82Bと、H字状の各端部から突設され、かつ
挟持部81Aに対向する挟持部82Aとを備えている。
【0074】この連結部材80は、工場等で予め網状パ
ネルユニット20に仮固定され、設置現場で網状パネル
ユニット20同士を並設する際に一旦外されるか、また
は適度にゆるめられ、他の網状パネルユニット20をも
挟持するようにして本固定される。具体的には、網状パ
ネルユニット20の大網体21を構成する端部の短尺線
材211を、部材本体81の挟持部81Aと止め金具8
2の挟持部82Aとで挟持するように取り付ける。この
時、部材本体81の切欠部81Dを短尺線材211、長
尺線材212、および接合部材23の接合部分に対応さ
せ、この接合部分と連結部材80との互いの干渉を避け
るようにする。
【0075】このように、連結部材80を予め網状パネ
ルユニット20に設けておけば、それぞれを別々に準備
する手間を省けるので、網状パネルユニット20同士を
連結して行う設置作業を容易にできる。なお、連結部材
80を短尺線材211に取り付ける他、長尺線材212
に取り付けたり、小網体側の短尺線材や長尺線材に取り
付けてもよく、その数も一個に限らず複数であってもよ
い。すなわち、このような連結部材の取付位置や個数
は、網状パネルユニットを左右に連結するか、上下に連
結するかなどの連結形態を勘案して任意に決められてよ
い。
【0076】図32、図33には、第14変形例とし
て、網状パネルユニット20を構造体としての基礎40
1に乾式工法で立設するための連結部材400が示され
ている。このような変形例も、前記請求項18に係る発
明に含まれる。連結部材400は、工場等で網状パネル
ユニット20に仮固定の状態で予め取り付けられるもの
である。この連結部材400は、三本の中空または中実
の棒体410を備えており、これらの棒体410がベー
スプレート420に千鳥状に立設されている。そして、
このベースプレート420に穿設された四つの丸孔42
1(一つのみを図示)を基礎401から突設したアンカ
ーボルト402に貫挿させ、各アンカーボルト402に
ナット403を螺設することで連結部材400を基礎4
01上に固定する。なお、アンカーボルト402として
は、基礎401に後から植設されるホールアンカーを利
用できる。また、ベースプレート420に穿設された他
の丸孔は、ベースプレート420の大きさや、網状パネ
ルユニット20に対する取付位置に応じて、棒体410
の位置または本数を変える場合に利用される。
【0077】各棒体410のうち、両側の二本の棒体4
10Aは、網状パネルユニット20の大網体21の内側
に添い、大網体21の下から二段目の長尺線材212
と、短尺線材211と、一対の接合部材23との接合部
分に、連結金具441および止め金具442で取り付け
られている。また、中央の棒体410Bは、小網体22
の内側に添い、小網体22の最下端および下から二段目
の各長尺線材222と、短尺線材221と、接合部材2
3との接合部分である上下2箇所に、連結金具441お
よび止め金具442で同様に取り付けられている。
【0078】連結金具441と止め金具442とは、図
33に拡大して示すように、四隅の結合部441A,4
42Aに挿通されるビス443で互いに結合され、これ
によって棒体410と網体20とを一体に挟持してい
る。この際、大網体21側で言えば、短尺線材211
と、長尺線材212と、一対の接合部材23との接合部
分が、連結金具441の大きな段差部441Bおよび止
め金具442の切欠部442B内に納まるようになって
いる。また、止め金具442はビス444で棒体410
に固定され、上下方向にずれるのを防止している。
【0079】このような場合にも、連結部材400を予
め網状パネルユニット20に設けておくので、やはり、
それぞれを別々に準備する手間を省け、網状パネルユニ
ット20を基礎401に立設して行う設置作業を容易に
できる。また、連結部材400が3本の棒体410で構
成されているため、線材からなる網状パネルユニット2
0との外観上のマッチングがよく、意匠性を向上させる
ことができる。特に、棒体410が線材211,221
に沿って結合されるため、連結部材400が目立たず、
意匠性を向上できる。
【0080】なお、前記連結部材400は、基礎401
に対して乾式工法で取り付けられていたが、例えば基礎
401の施工時にベースプレート420をコンクリート
内に埋設するなど、湿式工法で基礎401に取り付けて
もよい。さらに、本発明に係る連結部材としては、網状
パネルユニット20を図7に示すような建物1の外壁に
連結するための部材であってもよい。また、連結部材
は、大網体および小網体を備えた網状パネルユニットに
設けられる他、図17や図30に示すような略三角柱状
の網状パネルユニット200,200A,200Bに設
けてもよく、この場合、連結部材を線材240に取り付
けることも可能である。
【0081】図34には、第15変形例として、平面四
角形の網状パネルユニット20における鉛直な側面部2
4Bの具体的な例が示されている。この網状パネルユニ
ット20においては、小網体22の短尺線材221の端
部が延長されて大網体21側に直角に折曲し、この大網
体21の長尺線材212に接合されている。すなわち、
この短尺線材221の折曲した部分により、各長尺線材
212,222に沿った鉛直な側面部24Bが形成され
る。なお、この場合、二点鎖線で示すように、短尺線材
221の各折曲部同士に架設され、かつ端部が大網体2
1の隅部に接合される補強用線材223を必用に応じて
設けてもよい。そして、鉛直な側面部を各短尺線材21
1,221に沿って形成する場合には、小網体22の長
尺線材222を延長して大網体21側に折曲し、この大
網体21の短尺線材212に接合すればよい。その他、
図中に一点鎖線で示すように、延長した短尺線材221
の端部と長尺線材212とに網状パネルユニット20の
厚さ寸法に見合った線材221Aを架設することで、線
材を折曲させずに鉛直な側面部を形成してもよい。
【0082】また、本発明の網状パネルユニットで形成
される網状構造体としては、以上に説明したフェンス、
トレリス、植栽壁、門柱の他、門扉、パーゴラ、アー
チ、庇、手摺壁、テーブル、ベンチ、バルコニーのデッ
キ部分、東屋、室内の天井、カーポートなど、網状パネ
ルユニットを用いて形成できるものであってよい。
【0083】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
網状パネルユニットが強度的に有利な立体トラスである
ため、このような網状パネルユニット単体または複数を
組み合わせることにより、より大きな剛性を有する網状
構造体を形成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る網状パネルユニッ
トを示す正面図である。
【図2】図1の矢印II−IIから見た断面図である。
【図3】第1実施形態の要部を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態の構成部材の位置関係を示す模式
図である。
【図5】第1実施形態の全体を示す模式図である。
【図6】第1実施形態の全体を示す別の模式図である。
【図7】第1実施形態の網状パネルユニットからなる網
状構造体を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る網状パネルユニッ
トの構成部材の位置関係を示す模式図である。
【図9】第2実施形態の全体を示す模式図である。
【図10】第2実施形態の全体を示す別の模式図であ
る。
【図11】本発明の第3実施形態に係る網状パネルユニ
ットの構成部材の位置関係を示す模式図である。
【図12】第3実施形態の全体を示す模式図である。
【図13】第3実施形態の全体を示す別の模式図であ
る。
【図14】本発明の第4実施形態に係る網状パネルユニ
ットの構成部材の位置関係を示す模式図である。
【図15】第4実施形態の全体を示す模式図である。
【図16】第4実施形態の全体を示す別の模式図であ
る。
【図17】本発明の第5実施形態に係る網状パネルユニ
ットを示す正面図および平面図である。
【図18】第5実施形態の使用例を示す平面図である。
【図19】第5実施形態の他の使用例を平面図である。
【図20】本発明の第1変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図21】本発明の第2変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図22】本発明の第3変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図23】本発明の第4変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図24】本発明の第5変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図25】本発明の第6変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図26】本発明の第7変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図27】本発明の第8変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図28】本発明の第9変形例を示す正面図、平面図、
および側面図である。
【図29】本発明の第10変形例を示す正面図、平面
図、および側面図である。
【図30】(A)は本発明の第11変形例を示す正面図
および側面図、(B)は本発明の第12変形例を示す全
体斜視図である。
【図31】本発明の第13変形例を示す分解斜視図であ
る。
【図32】本発明の第14変形例を示す斜視図である。
【図33】前記第14変形例の要部を示す分解斜視図で
ある。
【図34】本発明の第15変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
20,20A〜20H,20J〜20N,200…網状
パネルユニット、21,22…網体である大、小網体、
23…接合部材、24,24A,24B…側面部、8
0,400…連結部材、211,221…第1交差部材
としての短尺線材、212,222…第2交差部材とし
ての長尺線材、230…他の網体、240…軸状部材と
しての線材、401…構造体としての基礎。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−40635(JP,A) 特開 平9−111881(JP,A) 特開 平7−189424(JP,A) 特開 平10−121791(JP,A) 特開 平11−166290(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 17/02 E04H 17/16 104 - 105

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1交差部材および第2交差部材
    を交差状に配置した一対の網体が離間して対向配置され
    ているとともに、これらの網体間に配置されて当該網体
    同士を接合する接合部材で立体的に構成された網状パネ
    ルユニットであって、 前記接合部材は、前記両網体の対向方向に対して傾斜し
    ているとともに、前記第1交差部材または前記第2交差
    部材の長手方向に傾斜してトラスを形成し、 この接合部材は、ジグザグ状に折曲して形成されて前記
    第1交差部材または前記第2交差部材の長手方向に沿っ
    て連続した線材からなる 網状パネルユニット。
  2. 【請求項2】 複数の第1交差部材および第2交差部材
    を交差状に配置した一対の網体が離間して対向配置され
    ているとともに、これらの網体間に配置されて当該網体
    同士を接合する接合部材で立体的に構成された網状パネ
    ルユニットであって、 前記接合部材は、前記両網体の対向方向に対して傾斜し
    ているとともに、前記第1交差部材および前記第2交差
    部材の両長手方向に傾斜し、かつ一方の網体内に区画さ
    れる四角形領域の四隅と、この前記四角形領域の略中心
    と対向する他方の網体とに接合されて四角錐状のトラス
    を形成し、 この接合部材は、ジグザグ状に折曲して形成されて前記
    第1交差部材または前記第2交差部材の長手方向に沿っ
    て連続した線材からなる 網状パネルユニット。
  3. 【請求項3】 前記各網体のうちの一方の網体は、前記
    第1交差部材または第2交差部材が他方の網体の第1交
    差部材間または第2交差部材間の中間位置にずれた状態
    で対向配置されている請求項1または2に記載の網状パ
    ネルユニット。
  4. 【請求項4】 前記各網体のうちの一方の網体は、前記
    第1交差部材および第2交差部材が他方の網体の第1交
    差部材間および第2交差部材間の中間位置にずれた状態
    で対向配置されている請求項1または2に記載の網状パ
    ネルユニット。
  5. 【請求項5】 前記接合部材は、前記各網体の前記第
    1、第2交差部材の交差位置または交差位置近傍に接合
    されている請求項1〜4のいずれかに記載の網状パネル
    ユニット。
  6. 【請求項6】 四角錘状のトラスを形成している隣接し
    合う接合部材の折曲部分は、第2交差部材に当接されて
    第1交差部材を挟持するように配置されている請求項2
    ないし請求項5のいずれかに記載の網状パネルユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記各網体は四角形状であり、これらの
    網体の側周縁間に形成される少なくとも一つの側面部が
    前記対向方向に対して傾斜している請求項1〜6のいず
    れかに記載の網状パネルユニット。
  8. 【請求項8】 対向する一対の前記側面部が傾斜してい
    請求項7に記載の網状パネルユニット。
  9. 【請求項9】 角度をなして連続した一対の前記側面部
    が傾斜している請求項7に記載の網状パネルユニット。
  10. 【請求項10】 角度をなして連続した三つの前記側面
    部が傾斜している請求項7に記載の網状パネルユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 四つの前記側面部が全て傾斜している
    請求項7に記載の網状パネルユニット。
  12. 【請求項12】 傾斜した複数の前記側面部は、全てが
    一方の網体側から他方の網体側に向かうに従って面内方
    向の内側に位置するように傾斜している請求項7〜11
    のいずれかに記載の網状パネルユニット。
  13. 【請求項13】 傾斜した複数の前記側面部のうち、一
    部の側面部が一方の網体側から他方の網体側に向かうに
    従って面内方向の内側に位置するように傾斜し、残りの
    側面部が一方の網体側から他方の網体側に向かうに従っ
    て面内方向の外側に位置するように傾斜している請求項
    7〜11のいずれかに記載の網状パネルユニット。
  14. 【請求項14】 複数の第1交差部材および第2交差部
    材を交差状に配置した四角形状の網体に軸状部材が対向
    配置されているとともに、前記網体および前記軸状部材
    間に配置されて当該網体の平行な一対の辺縁および前記
    軸状部材を接合する接合部材で略三角柱状に構成され、
    かつ前記接合部材が前記網体および軸状部材の対向方向
    に対して傾斜して設けられてトラスを形成している網状
    パネルユニット。
  15. 【請求項15】 複数の第1交差部材および第2交差部
    材を交差状に配置した四角形状の網体に軸状部材が対向
    配置されているとともに、前記網体および前記軸状部材
    間に配置されて当該網体の平行な一対の辺縁および前記
    軸状部材を接合する接合部材で略三角柱状に構成され、
    かつ前記接合部材が前記網体および軸状部材の対向方向
    に対して傾斜して設けられてトラスを形成し 前記接合部
    材は、ジグザグ状に折曲して形成されて前記第1交差部
    材または前記第2交差部材の長手方向に沿って連続して
    いる網状パネルユニット。
  16. 【請求項16】 前記各網体、前記接合部材、および前
    記軸状部材は、同一断面形状の線材である請求項15
    記載の網状パネルユニット。
  17. 【請求項17】 前記各網体、前記接合部材、および前
    記軸状部材のいずれかには、隣接する構造体との連結を
    行う連結部材が設けられている請求項15または16
    記載の網状パネルユニット。
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