JP3784604B2 - 網状パネルの連結部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、網状パネルの連結部材に係り、テラスや、パーゴラ、フェンス、トレリス、蔓植物等を絡ませるようにした植栽壁、門柱、門扉、アーチ、庇、手摺壁、テーブル、ベンチなどとして用いられる網状パネル同士あるいは網状パネルを壁や支柱などの支持体に連結する連結部材に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、住宅等の建物の周りに塀(フェンス)を回して隣地との境界を明らかにすることが行われている。このような塀としては、コンクリート製のブロックを積み上げて形成したブロック塀が多く利用されている。
【0003】
このブロック塀は、大きな強度を有している反面、重量が大きく、脆いので、地震などで傾いたり倒壊した場合などの後処理等に手間がかかる。
【0004】
このため、ブロック塀の代わりとして、金網で構成されたメッシュフェンスを用いることが行われている。メッシュフェンスにおいては、金網を用いることで、軽量であるうえ、地震等でばらばらに崩れ落ちる心配がない。
そして、このようなメッシュフェンスに用いられる金網は、金属製の横線材と縦線材とを格子状に編んだり、交差部分を溶接等で接合して形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなメッシュフェンスは、通常、所定の大きさの網状パネル(メッシュパネル)を予め工場などで製作し、建物の敷地に輸送した後、現場で設置される。この際、各パネル同士は、実開昭58−162945号公報に記載されるような連結金具を用いて接合されていた。
しかしながら、従来の連結金具は、網状パネルの各線材の結合部を避けてその近傍に配置されていたため、連結金具部分に荷重が加わると、その荷重が溶接等で結合されている2つの線材の内の一方の線材に伝わり、その荷重方向が各線材を離す方向であると、連結金具に近接する線材の接合部分が剪断などで離れてしまう虞があった。
このような問題は、網状パネル同士を連結する場合に限らず、例えば、網状パネルでテラスなどを構成する場合のように、網状パネルと躯体等の支持体とを連結する場合にも同様であった。
【0006】
本発明の目的は、荷重が加わっても網状パネルの線材の接合部において各線材が離れずにその接合状態を維持できる網状パネルの連結部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、交差配置された複数の線材を接合して構成されるとともに、所定間隔をおいて互いに対向配置された一対の網体と、これらの網体同士を接合する接合部材とで立体的に構成された網状パネル同士を連結する網状パネルの連結部材であって、前記一方の網体と接合部材との接合位置において各網状パネル(網体)に跨って配置される第1の連結材と、前記第1の連結材に対して各網状パネル(網体)の前記一方の網体を挟んで配置される第2の連結材と、第1および第2の連結材によって各網状パネル(網体)における前記一方の網体の線材と接合部材との接合部をそれぞれ挟持した状態に、各連結材同士を結合する結合部材と、を備えて構成され、前記接合部材は、ジグザグ状に折曲され、各網体における線材の交差部に接合され、前記第1の連結材は、各網状パネルに連結される2つのパネル連結部と、これらのパネル連結部同士を回動自在に連結するピンとを備えたヒンジ構造とされて各網状パネルに跨って配置され、前記第1の連結材の各パネル連結部または第2の連結材のいずれか一方は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて他方の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、前記第1の連結材の各パネル連結部または第2の連結材のいずれか他方は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、前記凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、前記突出部の頂部と他方の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、前記突出部と前記他方の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持していることを特徴とするものである。
【0010】
本発明では、各網状パネル同士を連結する第1および第2の連結材で、各線材と接合部材との接合部を挟持しているので、連結部材に荷重が加わっても、各線材および接合部材の接合部は各連結材で挟持されて押さえられているので、各線材および接合部材が離れることがなく接合状態を確実に維持することができる。
特に、各線材同士の接合部と、これらの線材と接合部材との接合部との両方をまとめて各連結材で挟持すれば、それらの接合部を有する立体的な網状パネル同士を連結する場合も、線材同士や線材と接合部材とが離れてしまうことがなく、接合状態を効果的に維持することができる。
【0011】
また、前記第1の連結材は、前記各網状パネルに連結されるパネル連結部同士が、互いに回動自在に連結されているので、各パネル連結部に連結される網状パネル同士もそのパネル間の角度を自由に設定できる。このため、敷地のコーナー部分などに様々な角度で配置されるパネル同士をそのパネル間の角度に応じて各パネル連結部を配置して確実に連結できる。このため、各パネルの配置角度毎に複数種類の連結部材を用意する必要もなく、1種類の連結部材で連結できるため、コストを低減できるとともに、各パネルの配置角度に多少誤差があっても、パネル連結部の角度を調整することで吸収できるので、連結作業性を向上できる。
【0012】
ここで、請求項1に記載の発明においては、前記第1の連結材の各パネル連結部は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて他方の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、前記第2の連結材は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、前記第2の連結材の凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、前記第1の連結材の各パネル連結部における突出部の頂部と第2の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、前記第1の連結材の突出部と前記第2の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持しているものでもよい。
【0014】
また、請求項に記載の発明は、交差配置された複数の線材を接合して構成されるとともに、所定間隔をおいて互いに対向配置された一対の網体と、これらの網体同士を接合する接合部材とで立体的に構成された網状パネルを支持体に連結する網状パネルの連結部材であって、前記一方の網体と接合部材との接合位置に配置されるとともに支持体に取り付けられる第1の連結材と、前記第1の連結材に対して前記一方の網体を挟んで配置される第2の連結材と、第1および第2の連結材によって網状パネルにおける前記一方の網体の線材と接合部材との接合部を挟持した状態に、各連結材同士を結合する結合部材と、を備えて構成され、前記接合部材は、ジグザグ状に折曲され、各網体における線材の交差部に接合され、前記第1の連結材は、前記網状パネルに連結されるパネル連結部と、支持体に連結される支持体連結部と、これらのパネル連結部および支持体連結部を回動自在に連結するピンとを備えたヒンジ構造とされ、前記第1の連結材のパネル連結部または第2の連結材のいずれか一方は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて他方の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、前記第1の連結材のパネル連結部または第2の連結材のいずれか他方は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、前記凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、前記突出部の頂部と他方の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、前記突出部と前記他方の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持していることを特徴とするものである。
【0015】
本発明においても、網状パネルおよび支持体を連結する第1および第2の連結材で、各線材と接合部材との接合部を挟持しているので、連結部材に荷重が加わっても、各線材および接合部材の接合部は各連結材で挟持されて押さえられているので、各線材および接合部材が離れることがなく接合状態を維持することができる。
特に、各線材同士の接合部と、これらの線材と接合部材との接合部との両方をまとめて各連結材で挟持すれば、それらの接合部を有する立体的な網状パネル同士を連結する場合も、線材同士や線材と接合部材とが離れてしまうことがなく、接合状態を効果的に維持することができる。
【0016】
また、前記第1の連結材は、前記網状パネルに連結されるパネル連結部と、支持体に連結される支持体連結部とが、互いに回動自在に連結されているので、支持体に対する網状パネルの配置角度を自由に設定できる。このため、例えば、建物の外壁に取り付けられた支持体に取り付けられてテラスの天井面部分を形成する網状パネルの配置角度を適宜変更しても、前記連結部材で確実に連結できる。このため、パネルの支持体に対する配置角度毎に複数種類の連結部材を用意する必要もなく、1種類の連結部材で連結できるため、コストを低減できるとともに、パネルの配置角度に多少誤差があっても、パネル連結部の角度を調整することで吸収できるので、連結作業性を向上できる。
ここで、請求項3に記載の発明においては、前記第1の連結材のパネル連結部は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて第2の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、前記第2の連結材は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、前記第2の連結材の凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、前記第1の連結材の突出部の頂部と第2の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、前記第1の連結材の突出部と前記第2の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持しているものでもよい。
【0017】
なお、前記各発明の連結部材は、一方の連結材に一方の線材をガイドする凹溝部を形成し、他方の連結材に一方の連結材に向かって突出する突出部を形成し、この突出部の頂点部分を他方の線材に直交するように配置して、各連結材をビスなどの結合部材で結合している
このような連結部材を用いれば、互いに接合された2本の線材を、一方の線材を凹溝部に保持し、他方の線材を突出部の先端に当接させて挟持するため、各線材の接合部を確実に挟持することができる。
【0018】
また、2枚の網体を接合部材で接合して立体的な網状パネルを構成した際に、接合部材がジグザグ状に折曲されて各折曲部で網体の各線材同士の接合部に溶接等で固定されている場合に、前記連結材の突出部の傾斜面の角度を接合部材の折曲部の折曲角度に合わせれば、前記連結材の突出部の頂点部分が接合部材の折曲部に確実に当接するため、第1および第2の連結材によって、接合部材の折曲部および各線材の接合部をまとめてかつ確実に挟持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の連結部材を用いて網状パネル20を連結することで形成されたテラス10の概略構成が示されている。
【0020】
テラス10は、端部で連結された2枚の網状パネル20を、建物の壁や支柱等の躯体5と、基礎2や地面等との間に取り付けることで構成されている。
【0021】
各網状パネル20は、図2〜4に示すように、離間して対向配置された大網体21およびこれよりも一回り小さい小網体22と、これらの大、小網体21,22の面状部分同士を接合する複数の接合部材23とで構成され、正面矩形状で断面台形状の立体形とされている。
【0022】
大網体21は、短辺側に沿った第1交差部材としての複数の短尺線材211と、長辺側に沿った第2交差部材としての複数の長尺線材212とを交差状に配置して接合した矩形状となっており、このとき、複数の短、長尺線材211,212で小区画される開口部分が四角形(本実施形態では略正方形)とされ、長尺線材212が表面側となるように短尺線材211に接合されている。
【0023】
小網体22も同様な構成とされ、複数の短尺線材221および長尺線材222が交差状に配置されて矩形状となっており、このとき、複数の短、長尺線材221,222で小区画される開口部分が四角形(本実施形態では略正方形)とされ、長尺線材222が表面側となるように短尺線材221に接合されている。但し、短、長尺線材221,222の本数は、大網体21の短、長尺線材211,212よりも一本ずつ少なく、つまり、小区画された開口部分が短、長辺側で一列少なくなっている。
【0024】
接合部材23は、正面から見て等ピッチで90度折曲したジグザグ状とされ、網状パネル20の短辺方向(各短尺線材211,221)に沿って連続している。なお、接合部材23の折曲角度は90度に限定されず、大、小網体21,22の離間寸法、および各網体21,22に小区画された開口部分の大きさや形状によって任意に決定されてよい。また、接合部材23を長辺方向(各長尺線材212,222)に沿って連続させてもよい。
【0025】
そして、以上の短、長尺線材211,212,221,222および接合部材23は、例えばアルミ製で同一断面形状(断面寸法)の線材からなる。なお、各部材は、これに限らず、アルミ以外の金属線材や硬質の樹脂線材を用いてもよく、また、接合の作業性を勘案し、各部材の太さや断面形状などを異ならせてもよい。特に断面形状としては、円形であることが通常容易に入手可能な線材を用いることができるので好ましいが、その他、楕円形、三角形、四角形、その他の多角形など、任意の断面形状であってよい。さらに、各部材の接合方法は、溶接の他、融着、接着、鑞付け、線材等による結束、他部材による結合など、各部材の材質や形状等を勘案して適宜に決められてよい。
【0026】
小網体22は、短、長尺線材221,222が大網体21の短、長尺線材211,212の中間位置に配置され、大網体21の中央に位置している。これによって、小網体22の短、長尺線材221,222の各交差位置が大網体21の小区画された各開口部分の中心の上方に位置し、大網体21の短、長尺線材211,212の交差位置と小網体22の短、長尺線材221,222の交差位置とが0.5ピッチずれて平面的に重ならないようになっている。また、このことにより、小区画された開口部分は見かけ上さらに小さく区画され、見かけ上の開口面積が小さくなる。
また、接合部材23は、図4に示すように、各折曲部23Aが短、長尺線材211,212,221,222の交差位置部分に接合されている。
【0027】
テラス10において、各網状パネル20同士は、図5,6に示すような、連結部材100を用いて連結されている。
連結部材100は、アルミやステンレスなどの金属材で形成された第1の連結材110と、同様の金属材で形成された第2の連結材120と、これらを結合する結合部材であるビス130とで構成されている。
【0028】
第1の連結材110は、各網状パネル20に連結される2つのパネル連結部111と、これらのパネル連結部111同士を回動自在に連結するピン112とを備えたヒンジ構造とされており、各網状パネル20に跨って配置される。
各パネル連結部111は、略長板状に形成され、その両端部に前記ビス130が螺合される雌ねじ部111Aが形成されている。また、その中間部は、全体として側面台形状に折曲されている。
さらに、中間部は、プレス加工等によってV字状の溝部111B(反対側から見れば断面三角形状の突出部111C)が、前記各パネル連結部111の長手方向に沿って形成されている。
【0029】
第2の連結材120は、略長板状に形成され、その両端部には、各パネル連結部111の雌ねじ部111Aに対応した位置に形成されて前記ビス130が挿通されるビス穴120Aが形成されている。また、その長手方向に沿って断面半円状の凹溝部120Bが形成されている。従って、第2の連結材120の凹溝部120Bと、第1の連結材110のV溝部111B(突出部111C)は同じ方向に沿って形成されている。
【0030】
そして、前記第2の連結材120は、それぞれ各網状パネル20の各網体21の内面側に配置されている。つまり、連結材120は、天井部分を構成する網状パネル20に対しては、下側に配置された網体21の下面側に配置され、側面部分を構成する網状パネル20に対しては、内側に配置された網体21の内面側(建物躯体5側)に配置されている。そして、前記凹溝部120Bに、線材212が納まるように配置されている。
【0031】
一方、第1の連結材110は、各網状パネル20の各網体21の外面側に配置されている。つまり、連結材110は、天井部分を構成する網状パネル20に対しては、下側に配置された網体21の上面側に配置され、側面部分を構成する網状パネル20に対しては、内側に配置された網体21の外面側に配置されている。そして、連結材110の突出部111Cが連結材120側となる向きとされて、接合部材23の折曲部23Aに前記突出部111Cを配置している。この際、前記突出部111Cの2つの傾斜面111Dの角度は、接合部材23の折曲部23Aの折曲角度以下とされているため、接合部材23の折曲部23Aに配置された際に、突出部111Cの頂点が折曲部23Aに確実に当接するようにされている。
【0032】
これらの各連結材110,120は、前記ビス130によって結合されており、この際、接合部材23と長尺線材221とは共に線材212上に配置されて固定されているため、線材212と線材221および接合部材23とは各連結材110,120の突出部111Cおよび凹溝部120Bで挟持されている。
【0033】
また、各連結材110の各パネル連結部111において、雌ねじ部111Aが形成された端部は、突出部111Cの頂部よりも突出しているため、その雌ねじ部111Aに繋がる傾斜面111Eに長尺線材211が当接している。さらに、接合部材23は各連結材110に対して斜めに配置されているため、折曲部23Aに近い部分が各連結材110に当接することになる。これにより、連結部材100に対して網状パネル20が線材212の長手方向に移動することと、長尺線材211の長手方向に移動することが防止されている。
【0034】
従って、連結部材100によって各網状パネル20は、互いに角度調整可能にかつ連結部材100に対して移動不可能に連結されている。
なお、壁部分を構成する網状パネル20の下端部は、図1に示すように、基礎2に埋設された支柱6に適宜な固定金具等で固定されている。
【0035】
一方、建物の壁などの躯体5側には、図7,8に示すような連結部材300によって、網状パネル20が取り付けられている。
この躯体5には、支持体としての垂木掛け部材350がボルト止めされている。垂木掛け部材350は、躯体5にボルト止めされかつ左右方向に延長されたベース部351と、このベース部351に形成されたガイド溝351A内にスライド移動可能に配置された固定板352とを備えている。
【0036】
連結部材300は、アルミやステンレスなどの金属材で形成された第1の連結材310と、同様の金属材で形成されて前記連結部材100のものと同一の第2の連結材120と、これらを結合する結合部材であるビス130とで構成されている。
【0037】
第1の連結材310は、網状パネル20に連結されるパネル連結部311と、支持体である前記垂木掛け部材350の固定板352に連結される支持体連結部312と、これらのパネル連結部311および支持体連結部312を回動自在に連結するピン313とを備えたヒンジ構造とされている。
【0038】
支持体連結部312は、略四角板状に形成され、ボルト353で固定板352に固定され、固定板352と共にベース部351に対して左右方向に移動可能とされている。
【0039】
パネル連結部311は、前記連結部材100のパネル連結部111と同様の形状とされている。すなわち、パネル連結部311は、略長板状に形成され、その両端部に前記ビス130が螺合される雌ねじ部311Aが形成されている。また、その中間部は、全体として側面台形状に折曲されている。
さらに、中間部は、プレス加工等によってV字状の溝部311B(反対側から見れば断面三角形状の突出部311C)が、パネル連結部311の長手方向に沿って形成されている。
【0040】
連結部材300の第2の連結材120も、その凹溝部120Bが、第1の連結材310のV溝部311B(突出部311C)と同じ方向となるように形成されている。
【0041】
そして、連結部材300においても、前記第2の連結材120は、網状パネル20の網体21の内面側、つまり天井部分を構成する網状パネル20において、下側に配置された網体21の下面側に配置されている。そして、前記凹溝部120Bに、線材212が配置されるように設けられている。
【0042】
一方、第1の連結材310も、第1の連結材110と同じく、天井部分を構成する網状パネル20に対して、下側に配置された網体21の上面側に配置されている。そして、連結材310の突出部311Cが連結材120側となる向きとされて、接合部材23の折曲部23Aに前記突出部311Cを配置している。この際も、前記突出部311Cの2つの傾斜面311Dの角度は、接合部材23の折曲部23Aの折曲角度以下とされているため、接合部材23の折曲部23Aに配置された際に、突出部311Cの頂点が折曲部23Aに確実に当接するようにされている。
【0043】
これらの各連結材310,120は、前記ビス130によって結合されており、線材212と線材221および接合部材23とは各連結材310,120の突出部311Cおよび凹溝部120Bで挟持されている。
【0044】
また、連結部材300においても、第1の連結材310の傾斜面311Eなどが線材211や接合部材23に係合することで、連結部材300に対する網状パネル20の移動が防止されている。
従って、連結部材300によって網状パネル20は、前記垂木掛け部材350つまりは躯体5に対して角度調整可能に連結されている。
【0045】
このようなテラス10は、例えば、次のような手順で設置される。すなわち、まず、垂木掛け部材350を躯体5に予めボルト止めしておく。一方、各網状パネル20を前記連結部材100を用いて連結し、躯体5に取り付けられる網状パネル20の躯体5側端部に連結部材300を取り付けておく。
【0046】
次に、連結部材300を、垂木掛け部材350の固定板352にボルト353で固定する。この際、前記各連結部材100,300は回動自在に構成されているため、天井用の網状パネル20は躯体5に近接した位置に配置され、壁用の網状パネル20は基礎2に沿った位置に配置される。
【0047】
その後、作業者が各網状パネル20の連結部分を押し上げるなどして、図1の状態になるまで網状パネル20を立ち上げる。そして、基礎2に埋設しておいた支柱6に網状パネル20を挿入して固定し、テラス10を構成する。
【0048】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)各網状パネル20同士を連結する連結部材100や、網状パネル20と躯体5側の支持体である垂木掛け部材350とを連結する連結部材300において、第1の連結材110,310および第2の連結材120で、各線材212,211、接合部材23の接合部を挟持しているので、連結部材100,300に荷重が加わっても、各線材211,212、接合部材23の接合部は各連結材110,310,120で挟持されて押さえられているため、各線材212,211、接合部材23が離れることがなく接合状態を確実に維持することができる。
【0049】
(2)第1の連結材110,310に突出部111C,311C(V溝部111B,311B)を形成し、その頂点部分を線材211や接合部材23に当接させて挟持するようにしたので、各線材211,212,接合部材23の接合部を確実に当接して挟持することができる。
特に、突出部111C,311Cの傾斜面111D,311Dの交差角度を、接合部材23の折曲角度以下にしたので、突出部111C,311Cが接合部材23の中途半端な点で接することがなく、線材211,212に溶接される折曲部23Aに確実に当接してその接合部を押さえて固定することができる。
【0050】
(3)また、第1の連結材110,310にV溝部111B,311Bを形成したので、このV型に曲げた部分がリブとなり、連結材110,310自身の剛性を高めることができる。
同様に、第2の連結材120においても、凹溝部120Bを形成したので、この部分がリブとなり、第2の連結材120の剛性も高めることができる。
【0051】
(4)さらに、突出部111C,311Cは、ある程度の長さ形成されているため、この突出部111C,311Cの長手方向に対して直交配置される線材211、接合部材23をその長さ範囲内の位置で確実に押さえることができる。
【0052】
(5)第2の連結材120に凹溝部120Bを形成したので、第2の連結材120も各線材211,212の接合部に合わせて容易に位置決めすることができる。このため、第1の連結材110,310の雌ねじ部111A,311Aと、第2の連結材120のビス穴120Aとの位置合わせも確実にかつ容易に行え、ビス130のねじ止め作業も簡単に行うことができる。
【0053】
(6)連結部材100のパネル連結部111同士や連結部材300のパネル連結部311および支持体連結部312が回動自在であるため、各パネル連結部111に連結される網状パネル20同士や、網状パネル20と垂木掛け部材350との間の配置角度を自由に設定できる。このため、テラス10において、天井側の網状パネル20を水平に配置する場合でも、あるいは図1よりもより一層傾斜させる場合でも対応でき、各角度に応じて連結部材100,300を製造する必要がないため、部品種類を少なくでき、コストも低減できる。その上、各パネル20の配置角度に多少誤差があっても、パネル連結部111、311の角度を調整することで吸収できるので、連結作業性を向上できる。
さらに、各パネル20の配置角度などを変えることで、テラス10の高さ寸法や出幅寸法(躯体5から立設された網状パネル20部分までの長さ寸法)を簡単に変えることができる。このため、様々な敷地条件に応じて様々な形状、寸法のテラス10を設置することができる。
【0054】
(7)各連結部材100,300は、ビス130を用いて結合される第1の連結材110,210と第2の連結材120とで網状パネル20の線材接合部を挟持して連結しているので、連結部材をかしめて連結する場合あるいは溶接などで連結する場合に比べて、網状パネル20同士や網状パネル20と垂木掛け部材300とを容易に連結できて作業性を向上できる。その上、連結部材100,300は、ビス130を外して回収すれば、再利用することもでき、この点でもコストを低減できる。
【0055】
(8)また、各連結部材100,300では、第2の連結材120やビス130は共通化できるため、部品点数を少なくできてコストもより低減できる。
【0056】
(9)各連結部材100,300は、網状パネル20の線材211,212、接合部材23の接合部に配置される程度の小さな部材であり、網状パネル20の線材がメッシュ状に組み合わされて全体として透明感があるという意匠性を損なうことなく、各網状パネル20を連結することができる。
【0057】
(10)軽量な網状パネル20を用いてテラス10を構成しているので、比較的大きなテラス10を構成する場合でも、各網状パネル20は人力で持ち上げることができる程度に軽量であるため、設置作業性を向上できる。
【0058】
(11)その上、連結部材100,300は回動自在に設けられているため、躯体5に取り付ける際に、連結部材100で連結済みの網状パネル20の連結部材300を、予め躯体5に固定された垂木掛け部材350にボルト止めして網状パネル20の一方の端部を躯体5側に係止させた状態で、網状パネル20を持ち上げてテラス10を設置できるので、1人の作業者でもテラス10の設置作業を行うことができ、作業効率を向上できる。
特に、網状パネル20は、線材を網状に組んで構成されるため、1枚の網状パネル20の自重は約4kg程度であり、1人の作業者でも十分に持ち上げることができる。
【0059】
(12)連結部材300を垂木掛け部材350の長手方向に沿ってスライド移動できるので、網状パネル20の躯体5の壁面に沿った方向の設置位置を容易にかつ細かく調整することができる。
【0060】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、連結部材100,300は、網体21,22と接合部材23とを備えて立体的に形成された網状パネル20を連結していたが、1枚の網体のみで構成される平面的な網状パネル(メッシュフェンス)において各網体同士や各網体と支持体とを連結する際に用いてもよい。この場合も、各網体の線材接合部を第1の連結材110,310および第2の連結材120で挟持することで、その接合状態を確実に維持でき、前記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。さらに、連結部材100は、立体的な網状パネル20と平面的な網状パネルとの連結に利用してもよい。
【0061】
また、前記連結部材100,300としては、パネル連結部111同士や、パネル連結部311および支持体連結部312が互いに角度調整可能に設けられるものに限らず、それらの相対角度が固定されたものを用いてもよい。
さらに、前記実施形態では、第2の連結材120は、1つの連結材110,310に対して2つ設けられていたが、第1の連結材110,310と同様に各網状パネル20等に跨って配置される1つの部材で構成してもよい。このように構成した場合には、特に、第1の連結材110,310の角度が固定されている場合に適している。そして、第1および第2の連結材の両方が、各網状パネル20に跨って配置されるために、各網状パネル20の支持強度も向上できる利点がある。
【0062】
さらに、連結部材100,300における第1の連結材110,310および第2の連結材120の具体的な形状、構造は前記実施形態のものに限定されない。例えば、第1の連結材110,310としては、突出部111Cが形成されたものに限らず、例えば第2の連結材120と同様に、線材211および接合部材23の折曲部23Aを保持可能な凹溝部を有するものでもよい。
同様に、第2の連結材120も、凹溝部120Bが形成されたものに限らず、突出部が形成されたものでもよい。要するに、各連結材110,310,120は、線材の接合部や線材および接合部材23の接合部を挟持できる構造であればよい。
【0063】
また、前記連結部材100,300における結合部材としてはビス130に限らず、例えば、面ファスナー等を用いてもよく、第1の連結材110,310および第2の連結材120を、網体を挟持して結合できるものであればよい。
【0064】
前記各実施形態の網状パネル20は、直交する二方向の断面においてトラス構造が形成されるようになっていたが、トラス構造としては、一方向から見た場合にのみ形成されるものであってもよい。
さらに、網状パネル20としては、トラス構造を有するものに限定されず、両網体をその対向方向に沿った部材で連結した構造であってもよい。
また、網状パネル(網状パネルユニット)の平面形状は、四角形に限定されず、円形や楕円形など、曲線を含む平面形状であってもよく、任意である。
【0065】
また、本発明の連結部材は、以上に説明したテラス10を構成する場合に限らず、例えば、壁部分を構成する2枚の網状パネル20と、これらの2枚の網状パネル20間を連結して天井部分を構成する網状パネル20とを組み合わせることでパーゴラを構成する際に利用してもよい。
さらに、本発明の連結部材は、テラスやパーゴラを構成する場合に限らず、フェンス、植栽壁、門扉、門柱、トレリス、アーチ、庇、手摺壁、テーブル、ベンチ、カーポート、東屋、バルコニーのデッキ部分、室内の天井等に用いられる網状パネル同士やそれらの網状パネルを支柱、壁などの支持体に連結する場合に用いてもよい。
【0066】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、連結部材に荷重が加わっても、網状パネルの線材の接合部や線材および接合部材の接合部において、各線材や接合部材が離れることを防止でき、その接合状態を確実に維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である連結部材を用いたテラスを示す概略側面図である。
【図2】本実施形態で用いられる網状パネルを示す正面図である。
【図3】図2の矢印III−IIIから見た断面図である。
【図4】前記網状パネルの一部を示す斜視図である。
【図5】本実施形態において網状パネル同士を連結する連結部材を示す側面図である。
【図6】本実施形態において網状パネル同士を連結する連結部材を示す分解斜視図である。
【図7】本実施形態において網状パネルと支持体とを連結する連結部材を示す側面図である。
【図8】本実施形態において網状パネルと支持体とを連結する連結部材を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2…基礎、5…躯体、6…支柱、10…テラス、20…網状パネル、21…大網体、22…小網体、23…接合部材、23A…折曲部、100…連結部材、110…第1の連結材、111…パネル連結部、111A…雌ねじ部、111B…V溝部、111C…突出部、111D,111E…傾斜面、112…ピン、120…第2の連結材、120A…ビス穴、120B…凹溝部、130…ビス、211,212,221,222…線材、300…連結部材、310…第1の連結材、311…パネル連結部、311A…雌ねじ部、311B…V溝部、311C…突出部、311D,311E…傾斜面、312…支持体連結部、313…ピン、350…垂木掛け部材、351…ベース部、352…固定板、353…ボルト。

Claims (4)

  1. 交差配置された複数の線材を接合して構成されるとともに、所定間隔をおいて互いに対向配置された一対の網体と、これらの網体同士を接合する接合部材とで立体的に構成された網状パネル同士を連結する網状パネルの連結部材であって、
    前記一方の網体と接合部材との接合位置において各網状パネルに跨って配置される第1の連結材と、
    前記第1の連結材に対して各網状パネルの前記一方の網体を挟んで配置される第2の連結材と、
    第1および第2の連結材によって各網状パネルにおける前記一方の網体の線材と接合部材との接合部をそれぞれ挟持した状態に、各連結材同士を結合する結合部材と、
    を備えて構成され
    前記接合部材は、ジグザグ状に折曲され、各網体における線材の交差部に接合され、
    前記第1の連結材は、各網状パネルに連結される2つのパネル連結部と、これらのパネル連結部同士を回動自在に連結するピンとを備えたヒンジ構造とされて各網状パネルに跨って配置され、
    前記第1の連結材の各パネル連結部または第2の連結材のいずれか一方は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて他方の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、
    前記第1の連結材の各パネル連結部または第2の連結材のいずれか他方は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、
    前記凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、
    前記突出部の頂部と他方の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、
    前記突出部と前記他方の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持している網状パネルの連結部材。
  2. 前記第1の連結材の各パネル連結部は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて他方の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、
    前記第2の連結材は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、
    前記第2の連結材の凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、
    前記第1の連結材の各パネル連結部における突出部の頂部と第2の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、
    前記第1の連結材の突出部と前記第2の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持している請求項1に記載の網状パネルの連結部材。
  3. 交差配置された複数の線材を接合して構成されるとともに、所定間隔をおいて互いに対向配置された一対の網体と、これらの網体同士を接合する接合部材とで立体的に構成された網状パネルを支持体に連結する網状パネルの連結部材であって、
    前記一方の網体と接合部材との接合位置に配置されるとともに支持体に取り付けられる第1の連結材と、
    前記第1の連結材に対して前記一方の網体を挟んで配置される第2の連結材と、
    第1および第2の連結材によって網状パネルにおける前記一方の網体の線材と接合部材との接合部を挟持した状態に、各連結材同士を結合する結合部材と、
    を備えて構成され
    前記接合部材は、ジグザグ状に折曲され、各網体における線材の交差部に接合され、
    前記第1の連結材は、前記網状パネルに連結されるパネル連結部と、支持体に連結される支持体連結部と、これらのパネル連結部および支持体連結部を回動自在に連結するピンとを備えたヒンジ構造とされ、
    前記第1の連結材のパネル連結部または第2の連結材のいずれか一方は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて他方の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、
    前記第1の連結材のパネル連結部または第2の連結材のいずれか他方は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、
    前記凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、
    前記突出部の頂部と他方の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、
    前記突出部と前記他方の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持している網状パネルの連結部材。
  4. 前記第1の連結材のパネル連結部は、略長板状に形成され、その中間部は、V型に折り曲げられて第2の連結材側に突出された断面三角形状の突出部が長手方向に沿って形成された面と、この面の両端に連続して形成されかつ端部が前記突出部の頂部よりも突出している傾斜面とを備えて側面台形状に形成され、
    前記第2の連結材は、略長板状に形成されるとともに、その長手方向に沿って凹溝部が形成され、
    前記第2の連結材の凹溝部には、交差配置される線材の一方が配置され、
    前記第1の連結材の突出部の頂部と第2の連結材間には、交差配置される線材の他方および前記接合部材が配置され、
    前記第1の連結材の突出部と前記第2の連結材とで、前記各線材および接合部材の接合部を挟持している請求項3に記載の網状パネルの連結部材。
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