JP3720167B2 - 高壁倍率の壁耐力付与パネル - Google Patents

高壁倍率の壁耐力付与パネル Download PDF

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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/18Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
    • E04B1/26Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons the supporting parts consisting of wood
    • E04B2001/2696Shear bracing

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木造建築物において重要な高耐力壁を容易に構築することができる高壁倍率耐力付与用のプレキャストパネルに関するものである。
【0002】
【従来技術と発明の背景】
木造建築物は、隣接する柱間の壁空間に筋かいを入れることで地震等の際の横揺れに対して高い耐力を与えることができため、地震に対しての対策が強く求められている近時においては、この筋かいを設けて耐震性に優れた高耐力壁を構築することが望まれ、また実際にこの構成を採用する場合が多い。このための筋かい構造としては、隣接する2本の鉛直柱と下側の土台及び上側の桁(横架材)で形成される矩形の壁空間(空間の厚み方向は普通は柱の厚み寸法に対応)に1本の対角線に沿って筋かいを設ける方法、2本の対角線に沿ってX字形に筋かいを交叉して設ける方法、更に強度向上を図るためにX字形に交叉させた筋かい材同士を釘等で連結固定する方法などが必要に応じて採用され、従来、これらの筋かいは現場作業で構築されるのが普通である。
【0003】
このように、筋かい構造を設けて壁倍率の高い耐力壁を作ることは耐震性の向上のために推奨されるが、反面において現場作業でこれを行う在来工法の場合には作業工数が多くなり、建築作業期間も長くなって、ひいては建築費のコスト上昇を招くことが問題となる。
【0004】
このため、上記問題を解消し、特に作業工数の削減、建築作業期間の短縮を目的として、高壁倍率の耐力を付与するためのプレキャスト型のパネル(「壁耐力付与パネル」と称する)が提案され、実際にも使用されている。このような壁耐力付与パネルの従来例としては、矩形(長方形)に組まれた枠材の内側に対角線に沿ってX字形の筋かいを予め組込んだプレキャスト型のパネルが従来知られている。この矩形枠型のプレキャストパネルは、これを木材加工工場で製造した後、建築施工現場にトラック等で搬送して所定の壁空間に嵌め込むようにして用いられる。
【0005】
しかし、かかる矩形枠構造のプレキャスト型壁耐力付与パネルには、次のような問題がある。すなわち、木造建築物では、隣接する柱は建築基準法で定められた一定の間隔をもつように設計され構築されるため基本的には大きな変更はないが、土台や桁等は施主の要望によって様々な仕様で設計される傾向があり、このために、パネルを嵌め込む壁空間の特に縦(鉛直)寸法は建物毎に異なる場合が多く、一般に知られる床材,桁材などの材の組合せに限っても寸法の違いは80種類程にも及び、したがってこれらの異なる寸法毎のパネルが必要になってしまう。したがって、上述した矩形枠型の壁体力付与パネルは建物毎の設計寸法の指定を受けて製作される一種の注文生産の形式となり、汎用品として同じものを大量生産することには適していないという構造上の欠点がある。その結果、かかる矩形枠構造のプレキャスト型壁耐力付与パネルを用いる場合には、現場作業の期間を短縮できるというプレキャスト型パネル利用の利点は一応得られるものの、パネル製作コストの低廉化が容易でなく、また、一棟当たりに平均50枚程度が必要であるパネルの多種類を作りおきするには大きな保管設備を要するので適当でないという問題を招き、更にまた、受注生産する方式では生産管理の面で不都合が多いという不具合がある。
【0006】
これに加え、以上の問題とは別に、矩形枠構造を有するパネルは外形寸法の変更が簡単でないことに伴う問題もある。すなわち、該パネルはその寸法が正確に作られていても、実際に建築中の建物の壁空間寸法と若干の狂いが生ずることは往々にして避けられないが、このような狂いが生じた場合にはわずかな狂いでもパネルを壁空間に嵌め込むことができないので矩形枠材で形成される外形寸法の手直しが必要になる。しかし、この手直しの作業は矩形枠構造の外形寸法を修正する作業であるから相当に時間をとられることは避け難く、これでは、プレキャスト型パネルを使用することの利点である建築工期の短縮が得られない結果になって好ましくない。
【0007】
そこで、このような矩形枠構造を有する従来のプレキャスト型パネルにおける問題、特に建物の壁空間の設計寸法とパネルの製作寸法の若干の狂いがあるときの問題を簡易な作業で解決できるようにすることが考えられる。このような例としては例えば、プレキャスト型パネルを提案するものではないが、特開平8−284253号公報、特開平8−270101号公報等で開示されている構造、具体的には図8(a)で示したように、2本の筋かい材300,301をX字形に交叉させてその交叉部303で釘304等で連結固定した構造のもの、あるいは図8(b)に示したように交叉部303に合板305等を積層して補強構造のものを、プレキャストパネルとし、これらの筋かい材300,301の端部を土台306、桁307に緊結金具308,309で緊結する構成とすることが考えられる。
【0008】
このようにした構造のパネルを用いれば、図8から分かるように、壁空間とパネル筋かい材の上下寸法の若干の狂いは緊結金具によって吸収することができ、また場合によっては、交叉する2本の筋かい材の両端部を切り落とすことで寸法調節を比較的容易に行うことができるので、嵌め込み作業が簡単かつ短時間に行えるという利点を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、本発明者が更に検討したところによれば、基本的には2本の筋かい材だけで製作するようにした上記図8の構造のパネルには、未だ改善すべきいくつかの課題がある。
【0010】
その第一は壁耐力の倍率向上の効果が不十分という問題であり、第二は壁空間へのパネル嵌め込み作業を一層改善することが求められるという問題である。
【0011】
前者の壁耐力の倍率向上については、例えば次のことが問題となる。すなわち、壁耐力をより高く向上することに有効な筋かい材2本をX字形(たすき)に設けた場合であっても、用いる筋かい材が細い材である場合には建築基準法で定める壁倍率が低い(30mm×90mmの材で3倍)のに対し、太い材を用いた場合にはこれが高くなる(45mm×90mmの材で4倍)から、高壁倍率を可能とするためにはできるだけ太い材の使用が可能であることが望まれる。しかし、図8に示した2本の筋かい材を交叉する構造では壁空間の厚みの関係で太い材を使用することは難しいため、壁耐力の高倍率化ができないという問題がある。
【0012】
一方、上記後者のパネル嵌め込み作業の簡易化については、例えば次のことが問題となる。すなわち、壁空間は筋かいを設けることに利用される他、断熱材や引抜き金物(ホールダウン金物)の取付け,充填空間としても利用されるのが普通であるから、そのための空間確保や作業の容易化確保が求められる。しかし、上述した交叉する2本の筋かい材で製作した筋かいパネルの構造では、筋かい材が厚み方向にずれて存在することになるため、例えば断熱材の充填空間として利用する場合に、断熱材を一様平面状に充填することができないので更に工夫が必要となったり、引抜き金物の組付け位置が左右で厚み方向に異なり、作業が面倒になることが避けられない。
【0013】
本発明は、以上のような種々の観点から、高壁倍率の耐力壁を容易な作業で構築することができるプレキャスト型の新規な壁耐力付与パネルの提供を目的としてなされたものである。
【0014】
また本発明の別の目的は、容易な作業で耐力壁を構築できるという施工性能の大幅な向上により、工期短縮の可能とする壁耐力付与パネルを提供するところにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的は本願の特許請求の範囲の各請求項に記載した高壁倍率の壁耐力付与パネルの発明により達成される。
【0016】
本願の請求項1記載の高壁倍率の壁耐力付与パネルは、縦長矩形の四頂点位置を結ぶ2本の対角線の一方に沿って配置される長尺の第1の筋かい材と、前記2本の対角線の他方に沿って前記頂点位置から伸びて両対角線の交点近傍で前記第1の筋かい材につき当たるように配置される短尺の第2及び第3の筋かい材とにより、表裏の側面が面一となるように形成されるX字形筋かい構造物と、前記第2の筋かい材から第1の筋かい材を間にして第3の筋かい材に渡り面一の表側面に沿ってこれらの筋かい材に固定されることで前記X字形筋かい構造物の各筋かい材を連結固定してする薄板金属製の接手と、前記X字形筋かいの接手固定部および各筋かい材の矩形四頂位置の近傍を除いた縦方向の各中間二位置にそれぞれ配置されると共に、その横方向端部が前記縦長矩形の縦方向縁部線に一致するように前記X字形筋かいの各筋かい材の表側面又は裏側面に固定された矩形の補強用木質系ボードと、縦方向の二位置に隔設された前記の各補強用木質系ボードの縦方向に対向する横方向端部の間に渡って該補強用木質系ボードに固定される仮止め用立枠と、を有するようにプレキャストされていることを特徴とする高壁倍率の壁耐力付与パネルにおいて、縦長矩形の横方向縁部線位置からX字形筋かいの交点近傍に至るように縦方向に伸びた中桟部材を、X字形筋かい構造物の横方向中間位置で補強用木質系ボードに固定されるように設けると共に、前記三つの筋かい材を連結固定する金属薄板製の接手に該中桟部材の側面に係合する振止め用フランジを設けたことを特徴とする。

【0017】
本発明において用いられる筋かい材、仮止め用立枠、必要に応じて設けられる中桟、間柱等は木材材料を加工したものが用いられる。
【0018】
上記において、縦長矩形は、パネルを嵌め込む壁空間(隣接する柱、土台及び桁で囲まれた空間)の四辺の形状により与えられる。本発明の好ましい実施形態の矩形の基準的な寸法としては、限定されるものではないが、縦方向寸法は、例えば、建築物で代表的寸法の2730mm,2550mm、横方向寸法は、例えば790mm,1260mmを採用することができる。これらの基準寸法に近似して若干の大小があるグループを想定し、それぞれのグループ(例えば2730mm寸法に近似のグループと、2550mmに近似のグループ)に分け、各グループのうちで考えられる最大縦方向寸法の矩形をパネル製作基準寸法として採用するのがよい。このようにすることで、寸法が若干短いパネルが必要である場合には、筋かい材の端部を削る,切り落とすなどの簡単な手直し作業で、目的の壁空間に嵌め込むパネルに修正することができる。
【0019】
本発明のパネルは、X字形を形成する耐力骨組である第1〜第3の筋かい材のうちの第2,第3の筋かい材(短尺筋かい材)が、第1の筋かい材(長尺筋かい材)と同一平面内に位置するように該第1の筋かい材につき当てられて接手によって連結固定され、かつ同時に第1の筋かい材と連結固定される構成をなしているという特徴がある。このような構成を有することで、4倍という高倍率の耐力壁を形成することができる厚み45mm×幅90mmの太い筋かい材を用いた場合にも、断熱材等の収容空間を平面一様な作業性のよい適切な空間として確保することができることになり、このような構成は従来提案されていない。また、本発明の構成によれば、更に石膏ボードを貼ることで壁倍率を5倍とすることも可能とできる。
【0020】
上記本発明において、三つの筋かい材を連結固定するために用いられる薄板金属製の接手は、例えば亜鉛引き鉄板を用いたものを使用することができる。接手の望ましい構成としては、X字形筋かい構造物の第1〜第3の筋かい材の面一の側面に沿って密着する本体プレート部と、第2及び第3の筋かい材の厚み方向に屈曲してこれら筋かい材の厚み方向の面に密着するフランジ部とを有するようにしたものが好ましく用いられる。このフランジ部は、断面係数を大きくすることで該接手の曲げ剛さを高くする。
【0021】
この接手は、筋かい材(木材)の引張り強さに相当する程度以上あればよいので、これに用いる薄板金属の厚みをそのような条件を満足する範囲から選択すればよく、一般的には数mm〜十数mm厚程度のものが用いられる。
【0022】
本発明は、補強用木質系ボード(通常は構造用合板が用いられるので以下「補強用合板」という)が左右の筋かい材に渡るように配置され、かつX字形筋かいの上下に離隔した位置で該補強用合板と筋かい材が固定される構成をなしているという特徴があり、かかる構成によりX字形筋かいの強度がより補強されるという作用が得られる。この補強用合板の縦方向(鉛直方向)の寸法は、X字形筋かいの姿勢を保持することができるように決められるが、本発明においては接手によって各筋かい材は強固に連結されているので、むしろ重量軽減のために小さくすることが好ましい。一般的には400〜700mm、好ましくは500〜600mm程度の寸法とすることができるが、これに限定されるものではない。なお補強用合板のX字形構造物に対する固定面は、上記接手とは反対側の面であっても同じ側の面であってもよいが、補強用合板と接手を同じ側の面(具体的には建物の屋内側面)に固定する場合には請求項2の中桟の振れ止めを容易に行えるので好ましい。
【0023】
また、本発明においては上下の補強用合板の横方向端部の間に渡って固定される仮止め用立枠が設けられることを特徴の一つとする。この仮止め用立枠は、上記のように組合せ構成された該X字形筋かいを壁空間に嵌め込む際の作業を簡易化させるための仮止めに用いて有効であり、またこれに加えて、筋かい材,接手及び補強用合板で組み立てられたパネルの捩じれを抑制する作用が得られる。
【0024】
この発明によれば、高壁倍率の耐力壁を容易な作業で構築することができ、工期短縮が可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0034】
実施形態1
本例は図1〜図5に示される。これらの図において、図1に示される構造に予め形成されるプレキャスト型の壁耐力付与パネル1は、例えば図2の木造建築物2の2本の柱201,201、土台202及び軒桁203で囲まれた壁空間200(厚みD)に、図3に示すように嵌め込まれて壁耐力を向上させるように用いられる。
【0035】
本例の壁耐力付与パネル1は、上記壁空間200の一つの対角線に沿って斜めに架設される長尺の筋かい材101と、上記対角線と交叉するもう一つの対角線に沿って斜めに架設されることで該長尺の筋かい材101と共にX字形筋かい構造物を形成する短尺の筋かい材102,103とを有しており、これらの筋かい材のX字形の各端部部分は、図1,3に示す如く端部が水平面1012,1022,1032と鉛直面1011,1021,1031が直交する形状に加工されていて、鉛直面1011,1021,1031が上記壁空間200を形成している柱201の内側面2011に面係合し、また水平面1012,1022,1032が土台202又は軒桁203の内側面2021,2031に面係合するように構成されている。また、上記短尺の筋かい材102,103の各他方の端部は、長尺の筋かい材101につき当たって面係合するように斜めに切り落とし加工されたつき当て面1023,1033とされている。
【0036】
110は、上記三つの筋かい材101,102,103をX字形筋かい構造物として連結固定するための薄板金属板製の接手であり、本例では亜鉛引き鉄板を加工して構成されている。その詳細構造は図4,図5に示され、筋かい材の幅寸法Lよりも若干幅広(例えば筋かい材が45mm×90mmである場合に130mmの幅寸法)の長方形形状をなす薄板の該鉄板を、その中心を点対称の点として両側の長辺の両端部からそれぞれ1/3程度の長さの位置に切り目(上記例では切り目深さを例えば20mm)を入れ、短い側の片を直角に折り曲げて折曲フランジ112とする。これにより、短尺筋かい材102,103の全幅L及び長尺筋かい材101の面一の側面(図1(a)の表面側)に密着するプレート本体部111と、この本体部111から直角に折り曲げられて短尺筋かい材102,103の厚み方向の面1024,1034に密着する折曲フランジ部112と、本体部111から折り曲げられずに延出する延出フランジ部113とからなる薄板金属板製の接手110が形成される。なおプレート本体部111と折曲フランジ部112には、該接手110を筋かい材101〜103に釘(図示せず)の打設により固定するための釘孔114が適宜の間隔で設けられている。なお、上記折曲フランジ部112は主に接手110の強度アップを図るためのものであるから、この部分を釘の打設で筋かい材に固定することは省略してもよい。
【0037】
なお、上述の例示寸法で構成されるX字形筋かい構造物を連結固定するための接手として亜鉛引き鉄板を用いる場合としては、該接手の素材は厚み9mm厚程度のものが適当である。
【0038】
図1に戻って、本例により構成される壁耐力付与パネル1を更に説明すると、121,122は構造用合板を用いて矩形に形成された補強用板であり、その長尺寸法(横方向寸法)は、上記した壁空間200の柱201,201の間隔と一致して(実際には嵌め込みをスムースとするために若干短く:例えば柱間間隔が790mmである場合にはパネル横方向寸法を789mm)設けられ、X字形筋かい構造物の端部近傍および交叉部近傍(接手110固定部)を除いた位置に、図1(b)に示すように釘打ち(図中の黒点が釘打ち点を示す:以下において同じ)で筋かい材101,102又は101,103に固定される。なお本例では、この補強用板121,122はX字形筋かいの上記接手110が固定される面と同じ側の面(建物の屋内側の面)に固定される。
【0039】
131,132は、上記のようにX字形筋かいに固定された上下の補強用板121,122の横方向端部の間に立て方向をなすように釘打ちで固定された角棒材からなる立枠であり、本例では、補強用板121,122の筋かい材の固定面と同じ面において例えば釘打ちで固定され、また、その厚みは筋かい材101〜103と同じもの(例えば本例では45mm角)が用いられる。この立枠131,132を上記のように設けることで、パネル1を壁空間200に嵌め込んだ際に該立枠が柱201の内側面に略接することになる。そしてこの立枠131,132を釘打ちで柱201に仮止めすることで壁空間内で該パネルの姿勢を安定させ、この状態で各筋かい材端部を柱201や土台202,軒桁203に所定の固定金具(図示せず)で連結固定する作業を容易に行うことができる。
【0040】
またこの立枠131,132は、上下の補強用板121,122の両端部をそれぞれ連結するものであるから、これら補強用板121,122の捩じれ止めとしても作用するという利点が得られる。
【0041】
141,142は角棒材からなり外壁材(図示せず)の固定用に利用される中桟であり、本例では、X字形筋かいの横方向の中間位置において、壁空間の上下端となる位置から、該X字形筋かい構造物の交点位置まで延設されて、筋かい材の固定面と同じ面において補強用板121,122にそれぞれ釘打ちで固定されている。なお本例においては、筋かい材101〜103と同じ厚みのもの(例えば本例では45mm角)が用いられ、この中桟141,142の上記交点側の端部を接手110の延出フランジ部113の内側に接するように構成している。これにより、該中桟141,142に外壁材を釘打ちで固定する際の振れを防止でき、釘打ちを効果的に行うことができる。
【0042】
150は間柱であり、角棒材からなり、上記中桟141,142と同じ位置において補強用板121,122の中桟固定面とは反対側の面に釘打ちで固定される。この間柱150は、内装壁材(図示せず)を固定するために利用されるもので、筋かい材101〜103に補強用板121,122の厚みを加算した寸法と、壁空間の厚み寸法との関係で決まる所定厚みのものが用いられる。
【0043】
なおこの間柱150は、壁耐力付与パネルのプレキャスト時に同時に固定してもよいし、現場で固定するようにしてもよく、図1はプレキャストパネルには該間柱を含まない状態を示している。
【0044】
以上の構成をなす壁耐力付与パネル1は、木材加工工場等において製作され、トラック等で建築現場に運搬されて使用される。なお本例のパネル1は、重量の主なものは筋かい材と補強用板であり、また単一平面に各筋かい材があるため、矩形枠材でX字形筋かい材を囲むものと比べて大幅に軽量となり、取り扱い性、積層も容易で、運搬に要する負担(作業性、コスト)が軽減されるという利点が得られる。
【0045】
次に、上記壁耐力付与パネル1の壁空間への嵌め込み作業について説明すると、上述のようにして建築現場に運搬されたパネル1は、図2,図3で示される所定の壁空間に嵌め込むようにされる。この際、柱201,201の間隔は所定の寸法に決められているので寸法の手直しの必要は一般にない。一方、鉛直方向(パネルでいえば縦方向)の寸法は、上述したように現場により使用する土台や軒桁材の太さ等によって異なる場合があるが、本例のパネル1では、X字形筋かい構造物を形成している筋かい材の端部を水平面に沿って削るか切り落とすことで鉛直方向の寸法手直しを容易に行うことができ、したがって、汎用性の高いパネルとして量産することができる。なお、この寸法手直しを工場において行ってから運搬するようにしてもよいことは当然であり、この場合にも、生産は同じ製作基準寸法の規格で量産することができる。
【0046】
必要に応じて適宜寸法手直しをしたパネル1は、所定の壁空間に嵌め込まれ、立枠131,132を柱201,201に接した所定の姿勢の状態で該柱に仮止めされる。この仮止めは一般には釘打ちで行うことができる。
【0047】
この仮止めにより壁空間内で姿勢が安定したパネル1に対して、引抜き金物(ホールダウン金物)などの固定金物を用いて、土台202、軒桁203、柱201など所定の対象に強固に固定することで耐力壁の構築作業を行う。
【0048】
本例の壁耐力付与パネルを用いて行う耐力壁の構築は、以上の作業で終了し、極めて容易にかつ短時間(X字形筋かい構造物を現場組み立てする場合に比べて1/4程度に短縮)のうちに行うことができ、しかも立枠131,132を利用した仮止めを行うことで引抜き金物の組付け作業も容易かつ簡単に行えるという利点が得られる。また本例の構成では、補強用板が上下に分かれていて中間が開いているので、立枠131,132の仮止め作業自体も容易に行うことができるという利点が得られる。
【0049】
更にまた、本例の構成のパネルによれば、厚み120mmの壁空間に対して45mm×90mmの角材を筋かい材として使用し、厚み9mmの構造用合板を補強用板として使用しても、内側に断熱材等を充填するための十分な空間を、しかも一様な平面的空間として確保することができ、また上記引抜き金物などの固定用金物の組付け余裕も十分にとれるため、使用材及びX字形筋かいの構造によって、建築基準法の壁倍率を4倍とする高倍率の耐力壁の構築が可能であるという従来にない利点が得られる。
【0050】
実施形態2
図6に示される本例の壁耐力付与パネル160は、上記実施形態1の構成に比べて次の点で相違する。
【0051】
すなわち本例は、実施形体1に比べて、接手110が省略されていると共に、実施形態1で設けている補強用板121,122を上下に離間して二つ設けたことに換えて、縦方向(鉛直方向)に連続長尺の1枚の構造用合板を補強用板161として用い、これの表面に、上記長尺の筋かい材101および短尺の筋かい材102,103を釘打ちで固定すると共に、更に立枠131,132および中桟141,142の各部材を、実施形態1と同じ配置となるように釘打ち固定したことを特徴とし、更にまた、裏面に間柱150を同じ配置で釘打ちで固定して壁耐力付与パネルとしたプレキャスト型のパネルを示すものである。
【0052】
この例の構成によっても、実施形態1と概ね同じ効果を奏することができる。すなわち、本例の壁耐力付与パネル160は、木材加工工場等において製作されてトラック等で建築現場に運搬されて使用される点で実施形態1と全く同じであり、従来の矩形枠をもつパネル構造のもの比べた場合の運搬等に要する負担(作業性、コスト)は大幅に軽減される。
【0053】
また、鉛直方向寸法の手直しも、上述した実施形態1と同様に筋かい材の端部を水平面に沿って削るか切り落とすことで容易に行うことができるので、この幅広型のパネルも、これに近似した寸法のものには容易に手直しをして使用できるので、汎用性の高いパネルとして量産することができる。
【0054】
更に、該パネル160を所定の壁空間に嵌め込み、立枠131,132を柱201,201に接した所定の姿勢の状態で該柱に仮止めし、この状態で引抜き金物(ホールダウン金物)などの固定金物を用いて、土台202、軒桁203、柱201など所定の対象に強固に固定して耐力壁を構築する作業を容易にかつ短時間に行うことができる。しかも立枠131,132を利用した仮止めを行うことで引抜き金物の組付け作業も容易かつ簡単に行える。
【0055】
更に、高い壁倍率(例えば4倍)を確保しながら、壁空間内に断熱材等を充填する平面一様な空間を十分確保できるという従来にない利点も同様に奏される。
実施形態3
図7に示される本例の壁耐力付与パネル170は、上記実施形態1の構成に比べて、柱201間の間隔が例えば1260mmと広く(長く)設定された構成のパネルを示すものであり、基本的な構成は実施形態1と同じである。すなわち、パネル横方向寸法は例えば柱間間隔よりも1mm短い1259mmとされ、また横方向間隔が広がったことに伴って、中桟141(上側),142(下側)をそれぞれ横方向の2位置に並設することで外壁材の固定を確実に行えるようにしたこと、およびこれに対応して間柱150を同様に横方向の2位置に並設して内装材の固定を確実に行えるようにしたことが異なるが、他は、構成部材の種類、数等は同じである。したがって同じ(寸法は異なる場合を含む)部材には同一の符号を付して説明は省略する。
【0056】
本例の構成によっても、実施形態1と同じ効果が奏される。すなわち、本例の壁耐力付与パネル170は、木材加工工場等において製作されてトラック等で建築現場に運搬されて使用されるが、本例の横幅寸法が長いパネル170は、実施形態1の場合よりも一枚のパネル当たりの重量はかさむが、補強用板が上下に分割されてその面積が限定されているので、矩形枠をもつパネル構造のもの比べた場合の運搬に要する負担(作業性、コスト)軽減の効果はより一層大きなものとなる。
【0057】
また、鉛直方向寸法の手直しも、上述した実施形態1と同様に筋かい材の端部を水平面に沿って削るか切り落とすことで容易に行うことができるので、この幅広型のパネルも、これに近似した寸法のものには容易に手直しをして使用できるので、汎用性の高いパネルとして量産することができる。
【0058】
更に、該パネル170を所定の壁空間に嵌め込み、立枠131,132を柱201,201に接した所定の姿勢の状態で該柱に仮止めし、この状態で引抜き金物(ホールダウン金物)などの固定金物を用いて、土台202、軒桁203、柱201など所定の対象に強固に固定して耐力壁を構築する作業が行えることは実施形態1と同じである。またパネル170が従来のものに比べて軽量であるので、この際の作業を作業者が一人で行えるという利点も同様に奏される。このために耐力壁の構築は、極めて容易にかつ短時間のうちに行うことができ、しかも立枠131,132を利用した仮止めを行うことで引抜き金物の組付け作業も容易かつ簡単に行え、補強用板が上下に分かれて中間が開いていることにより立枠131,132の仮止め作業自体が容易であるという利点も同様に奏される。
【0059】
更に、高い壁倍率(例えば4倍)を確保しながら、壁空間内に断熱材等を充填する平面一様な空間を十分確保できるという従来にない利点も同様に奏される。
【0060】
【発明の効果】
以上の述べたように、本願において提案する発明によって以下の効果が奏される。
【0061】
すなわち、本願請求項1の発明によれば、従来のプレキャスト型パネルでは困難な4倍という高壁倍率の耐力壁を構築することが可能となり、しかもその高壁倍率の耐力壁の構築作業を容易にかつ短時間に行うことを可能とできる新規な壁耐力付与パネルを提供することができ、施工効率の向上、工期の大幅な短縮、コストの低減等々の優れた効果を奏される他、更に以下の効果が奏される。
【0062】
▲1▼:従来の在来工法で構築される筋かい構造物は、X字形を形成する筋かい材が厚み方向にずれた位置(重なった位置)で交叉し筋かい材が同一平面内に設けられていない構造のものであるため、接手又は裏打ち合板による一体化により強度的には同じ補強効果を奏することができても、厚み方向寸法に制約のある壁空間内で適用される補強構造物としては、断熱材充填空間の確保、引抜き金物の組み付け容積の確保する上で不都合を招く。これに対し、本発明の壁耐力付与パネルは、壁体力の基本となる骨組みのX字形筋かいを形成する筋かい材が同一平面内に位置するという特徴を有し、壁空間内に厚み方向の余裕があって断熱材充填空間や引抜き金物の組み付け容積の確保が容易である。
【0063】
▲2▼:本発明の壁耐力付与パネルを使用することにより、立枠を利用して仮止めを行うことができるので、建方時に使用する仮筋かいを大幅に少なくすることができる。
【0064】
▲3▼:建築基準法での耐力壁倍率4を実現できて、耐震性の高い高耐久住宅の普及に極めて有用性が高い。
【0065】
▲4▼:筋かい材の端部を切断するなどの簡単な作業で、壁空間の寸法に多少の変更や狂いがあっても容易に対処できる。
【0066】
▲5▼:X字形筋かいを形成する筋かい材が単一平面内に位置するためこの面からも運搬時の荷積みなども良好に行うことができ、また、軽量であるため工場から建築現場への運搬が容易であると共に、一人でも現場の作業を行うことができて、コストの低減に有効である。
【0067】
▲6▼:厚み寸法の小さいX字形筋かいを基本構造とするので、真壁構造での柱のチリを薄い高耐力壁にすることで、高耐力の真壁を実現できる。また高断熱材の収容により高断熱性の住宅を実現できる。
【0068】
▲7▼:耐力を与えるパネルが工場において正確,高精度に製作され、現場ではこれを所定の壁空間に嵌め込み所定の連結金物などで固定するだけでよいので、現場作業者に熟練技術を要せず、しかも高精度の高耐力住宅を作ることができる。
【0069】
更に、請求項の発明によれば、外壁材の固定に用いる中桟をパネルに予め一体化させておくことで、現場での作業数を一層少なくでき、しかも中桟を接手で振れ止めしているので外壁材固定時にも該中桟が安定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の壁耐力付与パネルの構造を示した図であり、(a)は建物の屋外側から見た正面図、(b)は屋内側から見た背面図、(c)は平面図。
【図2】実施形態1の壁耐力付与パネルを嵌め込む壁空間を説明するための木造建築物の一部斜視図。
【図3】壁空間に実施形態1の壁耐力付与パネルを嵌め込んだ状態を示した斜視図。
【図4】三つの筋かい材によりX字形筋かいを形成するために用いられる接手を示した斜視図。
【図5】図4の接手を詳細に示した図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は平面図。
【図6】本発明の実施形態2の壁耐力付与パネルの構造を示した図であり、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図。
【図7】本発明の実施形態3の壁耐力付与パネルの構造を示した図であり、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図。
【図8】(a),(b)共に、在来工法を参考にしてプレキャスト型の壁耐力付与パネルとして構築できると考えられるX字形筋かいの構造の例を示した図。
【符号の説明】
1・・・壁耐力付与パネル
101・・・長尺の筋かい材(長尺筋かい材)
102,103・・・短尺の筋かい材(短尺筋かい材)
110・・・接手
111・・・プレート本体部
112・・・折曲フランジ部
113・・・延出フランジ部
114・・・釘孔
121,122・・・補強用板
131,132・・・立枠
141,142・・・中桟
150・・・間柱
160・・・壁耐力付与パネル
161・・・補強用板
170・・・壁耐力付与パネル
2・・・木造建築物
200・・・壁空間
201・・・柱
2011・・・内側面
202・・・土台
2021・・・内側面
203・・・軒桁
2031・・・内側面
300,301・・・筋かい材
303・・・交叉部
304・・・釘
305・・・合板
306・・・土台
307・・・桁
308,309・・・緊結金具

Claims (1)

  1. 縦長矩形の四頂点位置を結ぶ2本の対角線の一方に沿って配置される長尺の第1の筋かい材と、前記2本の対角線の他方に沿って前記頂点位置から伸びて両対角線の交点近傍で前記第1の筋かい材につき当たるように配置される短尺の第2及び第3の筋かい材とにより、表裏の側面が面一となるように形成されるX字形筋かい構造物と、
    前記第2の筋かい材から第1の筋かい材を間にして第3の筋かい材に渡り面一の表側面に沿ってこれらの筋かい材に固定されることで前記X字形筋かい構造物の各筋かい材を連結固定してする薄板金属製の接手と、
    前記X字形筋かいの接手固定部および各筋かい材の矩形四頂位置の近傍を除いた縦方向の各中間二位置にそれぞれ配置されると共に、その横方向端部が前記縦長矩形の縦方向縁部線に一致するように前記X字形筋かいの各筋かい材の表側面又は裏側面に固定された矩形の補強用木質系ボードと、
    縦方向の二位置に隔設された前記の各補強用木質系ボードの縦方向に対向する横方向端部の間に渡って該補強用木質系ボードに固定される仮止め用立枠と、
    を有するようにプレキャストされていることを特徴とする高壁倍率の壁耐力付与パネルにおいて、縦長矩形の横方向縁部線位置からX字形筋かいの交点近傍に至るように縦方向に伸びた中桟部材を、X字形筋かい構造物の横方向中間位置で補強用木質系ボードに固定されるように設けると共に、前記三つの筋かい材を連結固定する金属薄板製の接手に該中桟部材の側面に係合する振止め用フランジを設けたことを特徴とする高壁倍率の壁耐力付与パネル。
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