JP2986751B2 - 建物の耐震性能強化方法及び耐震ブロック - Google Patents
建物の耐震性能強化方法及び耐震ブロックInfo
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Description
と梁に囲まれた構面に耐震ブロックを配して当該建物の
耐震性能を向上させる耐震性能強化方法と、これに用い
る耐震ブロックに関する。
を設けることで、建物の耐震性能を向上させる従来の方
法としては、例えば、特公昭60−1470号公報に記
載されるようなものがある。
及びと梁の構面側の面をはつり、そのはつった面から、
当該柱梁架の構内に向けて、多数のアンカー筋を所定間
隔毎に列をなして突設させ、かかるアンカー筋を利用し
て上記構面の全面にわたって配筋し、この配筋を覆うご
とく構面の全面にわたって型枠を仮設し現場打ちコンク
リートを打設して、当該構面全面を覆う耐震壁を構築す
ることで建物の耐震性能を向上させるものである。
来の技術によれば、コンクリートの施工は、柱梁架構内
の全面を埋めるように、現場で打ち込む必要があり、且
つ使用される型枠等の仮設材が多いために工期が長くな
る欠点がある。
と梁に囲まれた構面の全面を閉塞するものであるため、
気流及び光の通過が求められる場所には施工することが
できないという欠点もある。
着目してなされたもので、簡易な現場作業で耐震性能を
向上可能な建物の耐震性能強化方法及び耐震ブロックを
提供することを課題としている。
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、所定厚みの
四角形をなし且つ四隅に接合部を備えると共に、中央部
に表裏貫通する開口部を有する耐震ブロックであって、
四辺形の枠状の鉄骨を芯とし、その辺部分の鉄骨外周に
鉄筋を配しコンクリートを打ち込むことで、当該辺部分
が鉄骨鉄筋コンクリート構造となっていると共に隅角部
を接合部とし当該隅角部で露出する上記鉄骨を接続片と
することを特徴とする耐震ブロックを提供するものであ
る。
るから、2本の対角線を垂直及び水平になるように配置
することによって、複数の耐震ブロックは構面内で垂直
及び水平方向に連続することになる。
しているから、上記構面内には、耐震ブロックの間の上
記透過孔と耐震ブロックの開口部とがそれぞれ多数開設
されることになるため、解放感が増加し且つ気流及び光
の十分な透過が可能になる。
負担し、引張荷重は主に芯である鉄骨部分で受け持つ。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成
に対し、上記耐震ブロックは、四辺形の一方の対角線を
境に二つに分割されて、略くの字形状をした二つのく字
状の耐震ブロックからなることを特徴とするものであ
る。
に記載の構成に対し、上記耐震ブロックは、四辺形の二
つの対角線を境に4つに分割された4つの棒状の耐震ブ
ロックからなることを特徴とするものである。
個の耐震ブロックの大きさが小さくなり、運搬、取付け
のためにブロックの吊り込み作業等が楽になる。また、
柱梁架構の構面に配置された耐震ブロック群と当該柱梁
との間の空間を連結する際に、このような耐震ブロック
が便利である。
耐震性能強化方法は、上記請求項1〜請求項3に記載の
少なくとも1種の耐震ブロックを、順次、互いの接続片
同士を接合しながら対角線が上下方向及び左右方向を向
く状態で積み上げることで、複数の耐震ブロックを、建
物の柱と梁に囲まれた構面全域に配設すると共に、柱又
は梁に対向した上記耐震ブロックの接続片を当該柱又は
梁に接合することを特徴とするものである。
やブロック部材の軸が斜め方向に設定されることで、鉄
骨芯の辺部が同軸に連続して斜め格子状に柱梁間に架設
される。
に記載の構成に対して、上記耐震ブロックの接続片間の
接合は、接続片同士を上記構面に沿って対向させ、対向
させた接続片同士を連結プレートを介してボルト接合す
ることで行われることを特徴とするものである。
又は請求項5に記載の構成に対し、上記耐震ブロックの
接続片同士をボルト接合した後に、その接合部分に鉄筋
を配し、モルタルやコンクリートを充填して隣合う耐震
ブロック同士を連結することを特徴とするものである。
〜請求項6のいずれかに記載された構成に対して、上記
柱又は梁と耐震ブロックの接続片との接合は、その柱又
は梁に対し、その延在方向に沿ってレール状定着金物を
固着し、そのレール状定着金物と耐震ブロックの接続片
とをボルト接合することで行われることを特徴とするも
のである。
に記載の構成に対して、耐震ブロックの接続片と定着金
物をボルト接合した後、少なくともその接合部分に鉄筋
を配し、モルタルやコンクリートを充填して耐震ブロッ
クを上記柱又は梁に連結することを特徴とするものであ
る。
て、図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、図1に
示されるように、既存建物における柱1と梁2とに囲ま
れた構面に耐震ブロック3を配設して建物の耐震性能を
強化する例で説明する。もちろん、新築の建物に同様に
用いることも可能である。ここで、上記図1は、耐震施
工完了後の正面図を示すものである。
ある図2に示すように、4つの等しい長さの辺3aを直
角に交差させた正方形の格子型のブロックであって、外
周部の一部である四隅がそれぞれ接合部4を構成する。
に、矩形枠状の鉄骨(鋼板)50を芯とし、その芯鉄骨
50からなる枠の4つの辺部分の外周には、それぞれ、
当該芯鉄骨50と平行に配置された主鉄筋(図示せず)
及び当該鉄骨の延在方向に並ぶ複数の帯筋(図示せず)
が配置されると共にコンクリート51が打設されて矩形
の棒状に成形されている。
が斜めに切り欠れて、接続片3cを構成している。ここ
で、この切欠き線は、耐震ブロック3を、その形成する
四辺3a形の対角線が上下及び左右に向けた姿勢とした
ときに、接続片3cの端面が水平面又は垂直面となるよ
うに設定されている。即ち45度の傾きで切り欠れてい
る。
の四隅に形成されているものであるから、同一の円周上
に沿って等間隔に位置する。このように、当該耐震ブロ
ック3は、全体を一体にしたプレキャスト部材であっ
て、中央部には、表裏貫通する開口部が結果として形成
される。
するため、レール状の定着金物が使用される。この定着
金物としては、次の二種類が使用される。一つは、図4
及び図5に示すような、細長いレール状の定着金物52
であって(以下、レール状定着金物と呼ぶ)、取り付け
る柱1又は梁2と平行に配意される水平部52aと、そ
の水平部52aの幅方向中央から上方に突設する垂直部
52bとからなって断面倒立T字状になっている。ま
た、垂直部52bには、その延在方向に沿ってアンカー
用ボルト52cが植設されている。但し、上記耐震ブロ
ック3と接合する部分の垂直部52bにはアンカー用ボ
ルト52cは設けられておらず、接合用のボルト穴52
dが設けられている。
図6に示すように短いレール状の定着金物であって、本
体が、取り付ける柱1又は梁2と平行に配意される水平
プレート53aと、その水平プレート53aの幅方向中
央から上方に突設する垂直プレート53bとからなって
断面倒立T字状になっている。そして、上記垂直プレー
ト53bから柱梁2の延在方向に向けてそれぞれ2本の
鉄筋53cが延在して構成されている。また、上記水平
プレート53aに、ボルトを挿通するボルト穴53dが
開口されていると共に垂直プレート53bにもボルトを
挿通するボルト穴53eが開口されている。また、隅角
部に配置される第2の定着金物53は、図7に示すよう
に垂直プレート53bがL字状となっている。このL字
部分が柱梁2の隅角部に沿って配置される。
まれた構面内に配置する手順を説明する。まず、上側の
梁2bの下面、下側の梁2の上側、及び二本の柱1の相
互に対向する面をそれぞれはつって仕上げを撤去した後
に、そのはつった各面に対してアンカー鉄筋(図示せ
ず)をその延在方向に多数打設して突設させる。また、
左側の柱1b及び上側の梁2bについては、上記第2の
定着金物53を設置する部分にはスタッドボルトが取り
付けられる(図9参照)。
たくの字状のブロック部材で図示しているが、一体の矩
形枠状の上記耐震ブロック3の場合には、一点鎖線の位
置まで辺部3aのコンクリートがある。
ェーンブロックを上側の梁2b等に支持させて設置して
おく。次に、下側の梁2a及び右側の柱1aに沿ってレ
ール状定着金物52を取り付ける。このレール状定着金
物52は、図5に示すように、はつり出した柱1や梁2
の面から所定距離を開けた状態に超早強モルタルか金物
で支持させて設置され、耐震ブロック3を設置する際の
位置決め定規の役割も持つ。
aに沿って連続したレール状定着金物52を設置するこ
とで、耐震ブロック3の取付け精度の向上と施工の安定
性を確保している。
寸法等の誤差等を考慮して、上側の梁2b及び左側の柱
1bには上記連続したレール状定着金物52を配設せ
ず、取付けの際の逃げとしている。
分には、図8に示すように、上記第2の定着金物53を
設置しておく。この設置は、図9に示すように、柱梁2
から突設させたボルト55に、水平部52aに設けたボ
ルト穴52dを通すと共に水平プレート53aの両側に
配した両ナット56で水平プレート部53aを挟んだ状
態にして当該ボルト55に固定し、この両ナット56を
回転することで上記第2の定着金物53の柱梁2からの
距離が調整可能となっている。これにより、実際に耐震
ブロック3を組み付ける際の逃げが確保される。
耐震ブロック33を下側の梁2aの上のレール状定着金
物52の上に沿って並べるように設置する。各耐震ブロ
ック3は、2つの対角線が垂直及び水平となる姿勢で配
置すると共に、下側の接合部4を上記レール状定着金物
52の垂直部52bに構面に沿って上下方向で対向さ
せ、且つ、横方向を向く接合部4は隣合う他のレール状
定着金物52の接合部4と相互に構面に沿って横方向で
対向させる。
着金物52との連結は、図10に示すように、耐震ブロ
ック3の接続片3c及びレール状定着金物52の垂直部
52bに跨がるように、構面に沿って連結プレート58
を当接させ、接続片3c及び垂直部52bと連結プレー
ト58とを順次精度調整し仮締めすることで行う。な
お、上記連結プレート58は2枚使用し、表側と裏側の
両側から接続片3c及び垂直部52bを挟み込むように
設置する。
同士の連結は、図11に示すように、正面視十字形状の
連結プレート59を用意し、裏面と表面に対し、二つの
接続片3cを跨がるように両接続片3cに連結プレート
59を跨がるように当接し、順次精度調整をしてから、
図12に示すように、各接続片3cと連結プレート59
とをボルトで仮締めして連結する。
の接続片3cと当該柱1に取付けたレール状定着金物5
2との間も、上記と同様にして連結プレート58を介し
てボルト接合を行う(図10参照)。
の柱1a側から順次行う。そして、一番左側の耐震ブロ
ック3の左側の柱1bに対向する接続片3cと、第2の
定着金物53を介しての当該左側の柱1bとの接合は、
ナット56を回転して第2の定着金物53の位置を調整
した後に、連結プレート58を介して当該第2の定着金
物53の垂直プレート53bにボルト接合で連結する
(図9参照)。
行う。これは、チェーンブロックで順次,耐震ブロック
3を吊り込み、先に設置した基段の耐震ブロック3の上
に積み上げ、上述と同様にして、構面に沿って対向する
接続片3c同士を十字形状の連結プレート59を介して
ボルト接合すると共に、最右端の耐震ブロック3の接続
片3cを、対向する右側のレール状定着金物52と、上
述と同様な手段によって連結プレート58を介してボル
ト接合する。
右側の柱1a側から順次行う。そして、一番左側の耐震
ブロック3の左側の柱1bに対向する接続片3cと、第
2の定着金物53を介しての当該左側の柱1bとの接合
は、ボルトを回転して第2の定着金物53の位置を調整
した後に、連結プレート58を介して当該第2の定着金
物53の垂直プレート53bにボルト接合で連結する。
行う。これは、上記2段目の耐震ブロック3の取付けと
同様であり、チェーンブロックで順次,耐震ブロック3
を吊り込み、先に設置した2段目の耐震ブロック3の上
に積み上げ、上述と同様にして、構面に沿って対向する
接続片3c同士を十字形状の連結プレート59を介して
ボルト接合すると共に、最右端の耐震ブロック3の接続
片3cを、対向する右側のレール状定着金物52と、上
述と同様な手段によって連結プレート58を介してボル
ト接合する。
cを対向する左側の柱1bに第2の定着金物53及び連
結プレート58を介して取付ける。さらに、上を向いて
いる各耐震ブロック3の接続片3cを、上側の梁2bに
固定した第2の定着金物53の位置を調整してから、連
結プレート58を介して第2の定着金物53に連結する
ことで、当該上側の梁2bに仮止めする。
調整や倒れ調整等をした後に、各接合部4で仮締めした
ボルトの本締めを行う。これにより、柱梁2架構の構面
に対する耐震ブロック3の配設が完了する。
調整は、柱梁架構の背面に仮設した支柱から水平に延び
る足場繋ぎ用の金物で支持することで実現できる。これ
は、積み込んだ耐震ブロック3の転倒防止も兼ねるもの
である。
5参照)。つまり、柱1及び梁2に沿って主鉄筋61及
びフープ鉄筋60を配筋する。フープ筋60は、コ字状
の鉄筋を前後から組み合わせて帯状とする。また、接続
片3cとの接続部分周りでフープ筋60のピッチが取れ
ない部分は、ずらすことで配筋密度を上げて調整する。
また、第2の定着金物53の左右に延びる鉄筋53cを
フープ筋等に締結して固定する。ここで、図5中、62
は、柱梁架構の各面から突設させたアンカー鉄筋を表し
ている。
モルタルを打設して周辺フレーム部分12を構築する。
上記周辺フレーム部12の施工と並行して、耐震ブロッ
ク3間の接合部4の施工も行う。即ち、対向する接合部
4同士を上述のように接合して形成された正面視正方形
状の接合部4に対して、鉄筋を配筋してコンクリートを
打設する。
すような形状に成形したもので、2本の棒状の鉄筋64
を並行に配置し、その2本の鉄筋64の両端部にそれぞ
れコ字状の鉄筋64(フープ筋)を跨がせて接触部を溶
接等で結合した鉄筋部材66であって、このような鉄筋
部材66を2組づつ用意し、上記図13及び図14に示
すように、4本の棒状の鉄筋64部分で井桁状となるよ
うにして、各コ字状鉄筋65の足部65aを、接合部4
の隅角部に形成された隙間に通して配置する。これを反
対側の面からも行い、両側から貫通させたコ字状鉄筋6
5(フープ筋)の足部65a同士を結束して、接合部4
の配筋が完了する。
に型枠を取り付けると共に、上記接合部4にモルタルを
充填する。モルタルの充填は、耐震ブロック3の直角に
交差する2本の辺3a部分の間に隙間があるので、この
隙間から充填してもよいし、型枠自体に充填用の孔を設
けてその孔から充填してもよい。
ルタルとしては、例えば、ノンシュリンクモルタルを使
用する。コスト的には現場練り型のノンシュリンクモル
タルを使用し、最上部5cmを目安に最後は充填性に優れ
る、プレミックスノンシュリンクモルタルを打設する。
また、最上部に隙間が生じた場合には、ハンドポンプで
ノンシュリンクモルタルを再注入する。
充填は、充填量も少なく又部材も込み合っているので、
プレミックスノンシュリンクモルタルを上側から流し込
み、V字状の谷の部分は半硬化後に金テコで仕上げる。
なお、モルタルは構造体であるので、テストピースを採
取して検査する。
し、左官補修仕上げを行う。その後、塗装仕上を行う。
これによって、耐震ブロック3を使用した耐震壁の設置
が完了する。
であるから、他の手順をとってもよいことは勿論であ
る。例えば、耐震ブロック3同士の接続を本止めする作
業は1個の耐震ブロック3を建て込むごとに行ってもよ
いし、数個の耐震ブロック3を建て込むごとでもよい。
幅方向の中心線が交差する位置に接合部44の接続中心
を設定したから、接続された各耐震ブロック3の各一辺
3aの中心線が一直線上に連続する。このため、上記中
心線は水平面に対して45度の角度を有するから、上の
梁2と下の梁2との間、又は梁2と柱1との間で上記一
連の辺3aがブレースとなり耐震性能が向上する。
芯鉄骨50と高力ボルトで負担する。そして、柱梁2か
ら入力される引っ張り力は芯鉄骨50で負担され、圧縮
力はコンクリートで負担されるようになる。
続させることにより、開口部8と透過孔9との寸法も一
致して、構面全体に均一な開放穴が形成される。また、
耐震ブロック3はプレキャストコンクリート製であるか
ら工場生産され、以て現場で構面全体に型枠を設置し
て、その内部に場所打ちコンクリートを打設する等の作
業が不要になり、且つ上記型枠を支承する端太等の仮設
材を減少することができるから施工が簡単になって工期
の短縮になる。
なっている耐震ブロック3を積み重ねるだけで構成する
ように説明しているが、図15に示すように、上記矩形
枠状の耐震ブロック3を一方の対角線で二分割したよう
なくの字状のブロック部材70(耐震ブロック)を組み
合わせて、又は上記耐震ブロック3の一部として使用し
て、柱梁2架構の構面内に配置してもよい。
場合には、運搬や吊り上げの際の軽量化が図れる。ま
た、上述の耐震ブロック3と組み合わせる場合には、主
に、柱梁2と対向する部分に、このくの字状ブロック7
0は使用される。
70は、柱梁2との接合を考慮して両端部分のコンクリ
ートを斜めに切り欠いた形状をいているが、二つ組み合
わせて使用する場合には、切り欠かかれていないものを
使用する。つまり図15中で一点鎖線で示す位置まで辺
部のコンクリートがある。
の角部に接合される場合もあるが、このときには、例え
ば、第2の定着金物53のうち垂直プレート53bがL
字型のもの(図7参照)を使用すればよい。
枠状の耐震ブロック3を二つの対角線を境界として4割
したような棒状のブロック部材71を組み合わせて斜め
格子状に配置してもよい。
に、図17に示すように、耐震ブロック3の辺3a部分
を中心軸周りに45度回転したような配置としてもよ
い。さらに、相互の辺3a部分を連結して、中央部に形
成される開口部8の形状を、図18や図19に示すよう
に、円形としたり十字形とするなど、任意に開口部8形
状としてよい。
凸や曲線形状として、接合した隣合う耐震ブロック3と
の間に形成される透過孔9の断面形状も矩形ではなく、
円形形状等になるように設定してもよい。
3の芯となる芯鉄骨50の枠を正方形として説明してい
るが、図20に示すように、菱形形状や長方形形状等で
あってもよい。なお、図20では、くの字状の二つのブ
ロック部材で構成した例を示している。
部の中心軸が同軸となるように設定する。なお、上記実
施形態では、柱梁2架構の構面全面に耐震ブロック3を
設置して耐震性を向上させる例で説明しているが、例え
ば、一方の柱1と耐震ブロック3とは接合せず、当該柱
1と耐震ブロック3との間に空間を設けるように設計し
てもよい。
ば、例えば正面形状が正方形であれば、これの2本の対
角線が垂直及び水平になるように建て込むことによっ
て、複数の耐震ブロックの辺は構面内で45度の角度で
連続する。このため、柱は梁に囲まれた構面内でブレー
スとして機能するから、耐震性能の強化に大きく貢献で
きる。
孔の他にも耐震ブロック自体に開口部が形成されるか
ら、上記構面に解放感が出るとともに気流及び光を通す
ことが可能になり、空調及び採光に都合がよい。
ら構成されて、耐震ブロック自体の引張力に対する耐力
が向上できる。請求項2の発明の耐震ブロックによれ
ば、各ブロック部材が軽量となり、運搬や吊り込みが用
意となり施工性が向上する。
さらに各ブロック部材が軽量となり、運搬や吊り込みが
用意となり施工性が向上する。また、上記請求項2及び
請求項3の発明の耐震ブロックによれば、取付け部の空
間に合わせて矩形枠状の耐震ブロックの一部のみを配設
可能となる。
によれば、柱と梁に囲まれた構面に、予め用意された多
数の耐震ブロックを建て込んで新築又は既存建物の耐震
性能を強化するから、構面全体に型枠を設置し、その内
部に場所打ちコンクリートを打設する等の作業が不要に
なって現場での作業を減らし、且つ上記型枠を支承する
端太等の仮設材を減少することができるから施工が簡単
になって工期の短縮になる。
が斜め且つ同軸に接合されることで、現場施工を簡略化
しつつも、柱梁間に長い芯鉄骨部材をブレースとして配
置して耐震補強を図ったのと同程度の耐力を持たせるこ
とが可能となる。
引張力が、スムーズに耐震ブロックの芯鉄骨間で伝達可
能となる。また、請求項6の発明を採用することで、隣
合う耐震ブロックの辺部分のコンクリートも完全に一体
化して圧縮力をスムーズに伝達可能となる。
物によって、耐震ブロックと柱梁との接合が可能となる
と共に、当該レール状定着金物によって配置される耐震
ブロックの位置決めが容易となり、耐震ブロックの取り
付け精度が向上する。
ック群と柱梁架構とが一体化するという効果がある。
図である。
斜視図である。
骨を示す図である。
ル状定着金物との対向配置関係を示す図である。
ル状定着金物との結合を示す断面図である。
す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
の状定着金物との対向配置関係を示す図である。
の定着金物との接続を示す断面図である。
ール状定着金物との接続を示す断面図である。
続部同士の接合を示す正面図である。
続部同士の接合を示す斜視図である。
用される鉄筋部材を示す斜視図である。
への配置を説明するための図である。
ク部材を示す図である。
材を示す図である。
の例を説明するための図である。
の例を説明するための図である。
の例を説明するための図である。
の例を説明するための図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 所定厚みの四角形をなし且つ四隅に接合
部を備えると共に、中央部に表裏貫通する開口部を有す
る耐震ブロックであって、 四辺形の枠状の鉄骨を芯とし、その辺部分の鉄骨外周に
鉄筋を配しコンクリートを打ち込むことで、当該辺部分
が鉄骨鉄筋コンクリート構造となっていると共に隅角部
を接合部とし当該隅角部で露出する上記鉄骨を接続片と
することを特徴とする耐震ブロック。 - 【請求項2】 上記耐震ブロックは、四辺形の一方の対
角線を境に二つに分割されて、略くの字形状をした二つ
のく字状の耐震ブロックからなることを特徴とする請求
項1に記載の耐震ブロック。 - 【請求項3】 上記耐震ブロックは、四辺形の二つの対
角線を境に4つに分割された4つの棒状の耐震ブロック
からなることを特徴とする請求項1に記載の耐震ブロッ
ク。 - 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3に記載の少なく
とも1種の耐震ブロックを、順次、互いの接続片同士を
接合しながら対角線が上下方向及び左右方向を向く状態
で積み上げることで、複数の耐震ブロックを、建物の柱
と梁に囲まれた構面全域に配設すると共に、柱又は梁に
対向した上記耐震ブロックの接続片を当該柱又は梁に接
合することを特徴とする建物の耐震性能強化方法。 - 【請求項5】 上記耐震ブロックの接続片間の接合は、
接続片同士を上記構面に沿って対向させ、対向させた接
続片同士を連結プレートを介してボルト接合することで
行われることを特徴とする請求項4に記載の建物の耐震
性能強化方法。 - 【請求項6】 上記耐震ブロックの接続片同士をボルト
接合した後に、その接合部分に鉄筋を配し、モルタルや
コンクリートを充填して隣合う耐震ブロック同士を連結
することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の建
物の耐震性能強化方法。 - 【請求項7】 上記柱又は梁と耐震ブロックの接続片と
の接合は、その柱又は梁に対し、その延在方向に沿って
レール状定着金物を固着し、そのレール状定着金物と耐
震ブロックの接続片とをボルト接合することで行われる
ことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載
された建物の耐震性能強化方法。 - 【請求項8】 耐震ブロックの接続片と定着金物をボル
ト接合した後、少なくともその接合部分に鉄筋を配し、
モルタルやコンクリートを充填して耐震ブロックを上記
柱又は梁に連結することを特徴とする請求項7に記載の
建物の耐震性能強化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9036457A JP2986751B2 (ja) | 1996-02-23 | 1997-02-20 | 建物の耐震性能強化方法及び耐震ブロック |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3673896 | 1996-02-23 | ||
| JP8-36738 | 1996-02-23 | ||
| JP9036457A JP2986751B2 (ja) | 1996-02-23 | 1997-02-20 | 建物の耐震性能強化方法及び耐震ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09287298A JPH09287298A (ja) | 1997-11-04 |
| JP2986751B2 true JP2986751B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=26375521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9036457A Expired - Lifetime JP2986751B2 (ja) | 1996-02-23 | 1997-02-20 | 建物の耐震性能強化方法及び耐震ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2986751B2 (ja) |
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| JP4699185B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2011-06-08 | 株式会社奥村組 | 耐震壁およびその構築方法 |
| JP4571068B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2010-10-27 | 株式会社奥村組 | 壁ユニット、耐震壁およびその構築方法 |
| JP4667266B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2011-04-06 | 前田建設工業株式会社 | 杭式桟橋 |
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| JP5702169B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-04-15 | 五洋建設株式会社 | 耐震壁 |
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| JP6499853B2 (ja) * | 2014-12-10 | 2019-04-10 | 株式会社竹中工務店 | 耐震壁構造 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP9036457A patent/JP2986751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09287298A (ja) | 1997-11-04 |
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