JPH04185884A - 耐力壁開口部の補強方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はＳＲＣ，ＲＣ造の耐力壁開口部の補強方法に係
るものである。

（従来の技術） 従来のこの種の方法においては、第４図に示す如く、耐
震壁ａの配筋時に開口部すの周辺に補強鉄筋Ｃを配筋し
てコンクリートを打設していた。

（発明が解決しようとする課題） 前記従来の方法においては、耐力壁の設計応力が大きい
ため多量の鉄筋が必要となり、施工上の問題が多く、ま
た開口部の周囲にひび割れが発生し易い。

本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、補強鉄筋量を大幅に節
減し、施工性を向上し、開口部周辺のひび割れの発生を
抑止しうる耐力壁開口部の補強方法を提供する点にある
。

（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明に係る耐力壁開口部
の補強方法によれば、各周辺枠部片に、同部片に挿入さ
れたＰＣ鋼材を介してプレストレスを導入してなるプレ
キャストコンクリート製の開口部補強枠を耐力壁壁体の
開口部に嵌装したのち、耐力壁の配筋を行ない、コンク
リートを打設するものである。

（作用） 本発明によれば前記したように、プレキャストコンクリ
ート製の開口部補強枠を予め製作し、耐力壁の開口部に
嵌装したのち耐力壁の配筋、同補強枠をコンクリート打
設を行なうことにより、現場作業を大幅に軽減するもの
である。

また前記開口部補強枠の各周１ｎ枠部片にＰＣ鋼材を挿
入、緊張してプレストレスを導入することによって、鉄
筋量を大幅に節減し、開口部周辺における収縮ひび割れ
の発生を抑止するものである。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

１はプレキャストコンクリート製開口部補強枠で、その
周辺枠部片にＰＣ綱棒２が挿入緊張され、同各部片にプ
レストレスが導入されている。

更に前記開口部補強枠ｌにサツシュ３が先付される。

而して現場でｎ階の配筋時、前記開口部補強枠ｌを耐震
壁の開口部に嵌装し、周辺部の梁鉄骨４または梁鉄筋に
仮止部材５を介して仮止めし、しかるのち耐震壁の配筋
を行ないコンクリートを打設して耐震壁６の施工を完了
する。

図中７はアンカー筋である。

（発明の効果） 本発明によれば前記したように、各周辺枠部片に同部片
に挿入されたＰＣ鋼材を介してプレストレスを導入して
なるプレキャストコンクリート製の開口部補強枠を予め
製作し、同開口部補強枠を耐力壁体の開口部に嵌装する
ことによって現場作業が軽減され、またｎＩ記ＰＣＥ材
を採用して開口部補強枠にプレストレスを導入したこと
によって鉄筋量が大幅に節減され、施工性が向上し、ま
た開口部周辺に生し易い収ｌｌｌ１ｏび割れを１１１１
制することができる。

請求項２の発明は前記開口部補強枠にサツシュを先付け
したことによって、施工性をより向」二しうるちのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る耐力壁開口部の補強方法の一実施
例の実施状況を示す継断面図、第２図及び第３図は夫々
間口部補強枠の正面図並乙こ継断側面図、第４図は従来
工法の実施状況を示ず継断面図である。 １・・・開口部補強枠、　　２・・・ＰＣ＠棒、３・・
・サツシュ、　　　　　４・・梁鉄骨、５・・仮止部材
、　　　　６・・・耐震壁、７・・・アンカー筋。 代理人　弁理士　岡　本　重　文 外１名 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、各周辺枠部片に、同部片に挿入されたＰＣ鋼材を介
   してプレストレスを導入してなるプレキャストコンクリ
   ート製の開口部補強枠を耐力壁壁体の開口部に嵌装した
   のち、耐力壁の配筋を行ない、コンクリートを打設する
   ことを特徴とする耐力壁開口部の補強方法。２、前記開
   口部補強枠にサツシユを先付けする請求項１記載の耐力
   壁開口部の補強方法。