JP2025144965A - 鉄筋型枠組立体、構築方法、組立方法及び鉄筋コンクリート構造物 - Google Patents

鉄筋型枠組立体、構築方法、組立方法及び鉄筋コンクリート構造物

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JP2025144965A JP2024044913A JP2024044913A JP2025144965A JP 2025144965 A JP2025144965 A JP 2025144965A JP 2024044913 A JP2024044913 A JP 2024044913A JP 2024044913 A JP2024044913 A JP 2024044913A JP 2025144965 A JP2025144965 A JP 2025144965A
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博行 坂井田
智人 井上
淳 堀内
雅呂 小林
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Abstract

【課題】本発明の目的は、立ち上がり部の生コンクリートを堰き止める浮き型枠をしっかり支持できるようにすることである。
【解決手段】鉄筋型枠組立体は、第1側型枠(56)と、低い第2側型枠(57)と、第1側型枠(56)と第2側型枠(57)の間に設けられる底型枠(55)と、第2側型枠(57)の上端から第1側型枠(56)の反対の方へ張り出すスラブ用型枠(65)と、第2側型枠(57)の上端又はスラブ用型枠(65)の上に立てられた支持具(76)と、第1側型枠(56)と平行に支持具(76)の上に立てられた第3側型枠(77)と、第1側型枠(56)と第3側型枠(77)の間に架設された橋渡し材(78)と、第1側型枠(56)、第2側型枠(57)及び底型枠(55)によって囲まれた領域に配置される鉄筋組立体(51及び52)と、鉄筋組立体(51及び52)及び橋渡し材(78)に組み付けられるアンカー(80)と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、鉄筋型枠組立体、構築方法、組立方法及び鉄筋コンクリート構造物に関する。
特許文献1及び2は、浮き型枠を使用してコンクリート立ち上がり部を梁の上に形成する技術を開示する。
特許文献3は、ベース及び立ち上がり部の生コンクリートを打ち込む際に生コンクリートを浮き型枠により堰き止めて、支持具により立てられたアンカーボルトの下部を生コンクリートに埋める技術を開示する。
特許文献4は、順に、型枠大工がスラブ型枠を組立形成し、鉄筋工がスラブ筋及び段取り筋を配筋し、型枠工が端太受金物で支持された立ち上がり部用の浮き型枠を組立形成し、土工がスラブ型枠と浮き型枠に生コンクリートを打設する技術を開示する。
特開2014-136938号公報 特開2014-133993号公報 特開2008-150851号公報 特開2006-249818号公報
本発明の目的は、立ち上がり部の生コンクリートを堰き止める浮き型枠をしっかり支持できるようにすることである。
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図7において参照される。
以上の課題を解決するため、請求項1によれば、
鉄筋型枠組立体であって、
梁(50)及び立ち上がり部(70)用の第1側型枠(56)と、
前記第1側型枠(56)と平行に立てられ、前記第1側型枠(56)の上端よりも低い上端を有する梁(50)用の第2側型枠(57)と、
前記第1側型枠(56)と前記第2側型枠(57)の間に設けられる梁(50)用の底型枠(55)と、
前記第2側型枠(57)の上端から前記第1側型枠(56)の反対の方へ張り出すスラブ用型枠(65)と、
前記第2側型枠(57)の上端又は前記スラブ用型枠(65)の上に立てられた支持具(76)と、
前記第1側型枠(56)と平行に前記支持具(76)の上に立てられた立ち上がり部(70)用の第3側型枠(77)と、
前記第1側型枠(56)と前記第3側型枠(77)の間に架設された橋渡し材(78)と、
前記第1側型枠(56)、前記第2側型枠(57)及び前記底型枠(55)によって囲まれた領域に配置される梁(50)用の鉄筋組立体(51及び52)と、
前記領域において前記鉄筋組立体(51及び52)に組み付けられ、前記鉄筋組立体(51及び52)から上方へ延び、前記橋渡し材(78)に組み付けられるアンカー(80)と、
を備えることを特徴とする鉄筋型枠組立体が提供される。
以上のような請求項1によれば、第3側型枠(77)が支持具(76)の上に立てられていることから、その第3側型枠(77)が浮き型枠である。橋渡し材(78)が第1側型枠(56)と第3側型枠(77)の間に架設されていることから、第3側型枠(77)が第1側型枠(56)にしっかり支持される上、第3側型枠(77)と第1側型枠(56)の間の間隔が保たれる。アンカー(80)が鉄筋組立体(51及び52)及び橋渡し材(78)に組み付けられることから、橋渡し材(78)が鉄筋組立体(51及び52)にしっかり支持される上、第3側型枠(77)が橋渡し材(78)及びアンカー(80)を通じて鉄筋組立体(51及び52)にしっかり支持される。アンカー(80)がアンカー(80)本来の役割のみならず、第3側型枠(77)の支持の役割も担うため、アンカー(80)は使用資材の削減及び工事作業効率の向上に貢献する。
請求項2によれば、
請求項1に記載の鉄筋型枠組立体であって、
互いに平行に立設される外壁用の第1型枠(46)及び第2型枠(47)を備え、
前記第1側型枠(56)が、前記第1型枠(46)の上端から上方へ延びるよう前記第1型枠(46)の上端の上に設けられ、
前記底型枠(55)が前記第2型枠(47)の上端から前記第1型枠(46)の反対の方へ張り出し、
前記第2側型枠(57)が前記第1型枠(46)の反対の方の前記底型枠(55)の縁において前記第1側型枠(56)と平行に立設される
ことを特徴とする鉄筋型枠組立体が提供される。
請求項3によれば、
請求項1に記載の鉄筋型枠組立体を用いて鉄筋コンクリート構造物(10)を構築する方法であって、
前記第3側型枠(77)の下端まで前記スラブ用型枠(65)の上にコンクリート(110)を打ち込むことによってそのコンクリート(110)に前記支持具(76)を埋め、
前記第3側型枠(77)の下端の上まで前記領域にコンクリート(110)を打ち込むことによってそのコンクリート(110)に前記アンカー(80)の下部及び前記鉄筋組立体(51及び52)を埋める
ことを特徴とする構築方法が提供される。
以上のような請求項3によれば、第3側型枠(77)の下端までスラブ用型枠(65)の上にコンクリート(110)を打ち込むことによって、スラブ(60)が形成される上、支持具(76)がスラブ(60)に埋め殺される。
第3側型枠(77)の下端の上まで、第1側型枠(56)、第2側型枠(57)及び底型枠(55)によって囲まれた領域にコンクリート(110)を打ち込むことによって、梁(50)及び立ち上がり部(70)が打ち継がれることなく形成される上、アンカー(80)の下部が梁(50)及び立ち上がり部(70)に埋められる。第3側型枠(77)がしっかり支持されているため、コンクリート(110)の打ち込みの際に第3側型枠(77)の崩れ及び位置ずれが発生しない。
梁(50)と立ち上がり部(70)が打ち継がれることなく形成されることから、梁(50)と立ち上がり部(70)の間の境界にコールドジョイントが発生しない。打ち継ぎ目地の作成作業及び防水処理も不要であり、後日の打ち継ぎ目地メンテナンス作業も不要である。梁(50)及び立ち上がり部(70)の表面において、梁(50)と立ち上がり部(70)の間の継ぎ目が表れず、鉄筋コンクリート構造物(10)の意匠性が高い。
請求項4によれば、
請求項2に記載の鉄筋型枠組立体を用いて鉄筋コンクリート構造物(10)を構築する方法であって、
前記第1型枠(46)と前記第2型枠(47)の間にコンクリート(110)を打ち込み、
前記第3側型枠(77)の下端まで前記スラブ用型枠(65)の上にコンクリート(110)を打ち込むことによってそのコンクリート(110)に前記支持具(76)を埋め、
前記第3側型枠(77)の下端の上まで前記領域にコンクリート(110)を打ち込むことによってそのコンクリート(110)に前記アンカー(80)の下部及び前記鉄筋組立体(51及び52)を埋める
ことを特徴とする構築方法が提供される。
以上のような請求項4によれば、第1型枠(46)と第2型枠(47)の間にコンクリート(110)を打ち込むことによって、壁(40)が形成される。
第3側型枠(77)の下端までスラブ用型枠(65)の上にコンクリート(110)を打ち込むことによって、スラブ(60)が形成される上、支持具(76)がスラブ(60)に埋め殺される。
第3側型枠(77)の下端の上まで、第1側型枠(56)、第2側型枠(57)及び底型枠(55)によって囲まれた領域にコンクリート(110)を打ち込むことによって、梁(50)及び立ち上がり部(70)が打ち継がれることなく形成される上、アンカー(80)の下部が梁(50)及び立ち上がり部(70)に埋められる。第3側型枠(77)がしっかり支持されているため、コンクリート(110)の打ち込みの際に第3側型枠(77)の崩れ及び位置ずれが発生しない。
梁(50)と立ち上がり部(70)が打ち継がれることなく形成されることから、梁(50)と立ち上がり部(70)の間の境界にコールドジョイントが発生しない。打ち継ぎ目地の作成作業及び防水処理も不要であり、後日の打ち継ぎ目地メンテナンス作業も不要である。梁(50)及び立ち上がり部(70)の表面において、梁(50)と立ち上がり部(70)の間の継ぎ目が表れず、鉄筋コンクリート構造物(10)の意匠性が高い。
請求項5によれば、
前記領域に打ち込むコンクリート(110)のレベルは、前記スラブ用型枠(65)の上に打ち込まれたコンクリート(110)のレベルよりも高く、前記橋渡し材(78)のレベルよりも低い
ことを特徴とする構築方法が提供される。
以上のような請求項5によれば、橋渡し材(78)がコンクリート(110)に埋められないことから、梁(50)及び立ち上がり部(70)の性能が良い。
請求項6によれば、
請求項1に記載の鉄筋型枠組立体を組み立てる方法であって、
前記底型枠(55)を敷設し、前記底型枠(55)の両側に前記第1側型枠(56)及び前記第2側型枠(57)を平行に立て、前記スラブ用型枠(65)を前記第2側型枠(57)の上端に組み付けて前記スラブ用型枠(65)を前記第2側型枠(57)の上端から前記第1側型枠(56)の反対の方へ張り出させ、
前記支持具(76)を前記第2側型枠(57)の上端又は前記スラブ用型枠(65)の上に立て、
前記第1側型枠(56)、前記第2側型枠(57)及び前記底型枠(55)によって囲まれた前記領域に前記鉄筋組立体(51及び52)を配筋し、
前記第3側型枠(77)を前記第1側型枠(56)と平行に前記支持具(76)の上に立て、
前記橋渡し材(78)を前記第1側型枠(56)と前記第3側型枠(77)の間に架設し、
前記領域において前記アンカー(80)を前記鉄筋組立体(51及び52)に組み付け、前記アンカー(80)を前記鉄筋組立体(51及び52)から上方へ延ばして、前記アンカー(80)を前記橋渡し材(78)に組み付ける
ことを特徴とする組立方法が提供される。
請求項7によれば、
請求項2に記載の鉄筋型枠組立体を組み立てる方法であって、
前記第1型枠(46)及び前記第2型枠(47)を互いに平行に立設し、
前記底型枠(55)を前記第2型枠(47)の上端に組み付けて前記底型枠(55)を前記第1型枠(46)の反対の方へ張り出させ、
前記第1側型枠(56)を前記第1型枠(46)の上端から上方へ延ばすよう前記第1型枠(46)の上端の上に設け、
前記第2側型枠(57)を前記第1型枠(46)の反対の方の前記底型枠(55)の縁において前記第1側型枠(56)と平行に立設し、
前記スラブ用型枠(65)を前記第2側型枠(57)の上端に組み付けて前記スラブ用型枠(65)を前記第2側型枠(57)の上端から前記第1側型枠(56)の反対の方へ張り出させ、
前記支持具(76)を前記第2側型枠(57)の上端又は前記スラブ用型枠(65)の上に立て、
前記第1側型枠(56)、前記第2側型枠(57)及び前記底型枠(55)によって囲まれた前記領域に前記鉄筋組立体(51及び52)を配筋し、
前記第3側型枠(77)を前記第1側型枠(56)と平行に前記支持具(76)の上に立て、
前記橋渡し材(78)を前記第1側型枠(56)と前記第3側型枠(77)の間に架設し、
前記領域において前記アンカー(80)を前記鉄筋組立体(51及び52)に組み付け、前記アンカー(80)を前記鉄筋組立体(51及び52)から上方へ延ばして、前記アンカー(80)を前記橋渡し材(78)に組み付ける
ことを特徴とする組立方法が提供される。
請求項8によれば、
鉄筋コンクリート構造物(10)であって、
梁(50)と、
水平に広がって前記梁(50)に接合されるスラブ(60)と、
前記梁(50)の上に設けられるとともに前記スラブ(60)の上面から上方に突出する立ち上がり部(70)と、
前記立ち上がり部(70)に埋め込まれ、前記立ち上がり部(70)の上面から上方へ突出するアンカー(80)と、
前記立ち上がり部(70)の脇において前記スラブ(60)の上面から前記スラブ(60)の下面に貫通するよう前記スラブ(60)に埋め込まれる少なくとも1つの埋め殺し支持具(76)と、
を備えることを特徴とする鉄筋コンクリート構造物(10)が提供される。
請求項9によれば、
請求項8に記載の鉄筋コンクリート構造物(10)であって、
立設される外壁を更に備え、
前記梁(50)が前記外壁の上端に接合され、
前記スラブ(60)が前記外壁の内側において水平に広がっている
ことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物(10)が提供される。
本発明は、立ち上がり部の生コンクリートを堰き止める浮き型枠である第3側型枠がしっかり支持される。
図1は、建物の側面図である。 図2は、外装材が取り付けられていない状態の建物の側面図である。 図3は、建物に備わる第1構造部の外周部分の上部の縦断面図である。 図4は、第1構造部に使用する鉄筋型枠組立体の組立工程の説明図である。 図5は、鉄筋型枠組立体の組立工程の説明図である。 図6は、鉄筋型枠組立体の組立工程の説明図である。 図7は、鉄筋型枠組立体にコンクリートを打ち込む工程の説明図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。実施形態の特徴及び技術的な効果は、以下の詳細な説明及び図面から理解される。ただし、本発明の範囲は、以下に開示された実施形態に限定されない。図面は例示のみのために提供されるため、本発明の範囲は図面の例示に限定されない。
<1. 建物>
図1は建物1の側面図である。図2は建物1の主要な構造部分を示す側面図である。建物1は複数階建て、具体的には4階建てである。建物1の躯体は第1構造部10及び第2構造部20を備える。第1構造部10は、建物1の下層部分、より具体的には基礎部分と1階部分を構成する。第1構造部10は、鉄筋コンクリート造の構造物である。第2構造部20は、建物1の上層部分、より具体的には2階から4階の部分を構成する。第2構造部20は木造である。第2構造部20は壁式構造若しくは軸組構造又はこれら両方を有してもよい。壁式構造とは、建物1の荷重及び地震力を壁で支えるものをいう。軸組構造とは、建物1の荷重及び地震力を柱、梁及び筋交いで支えるものをいう。第2構造部20は、パネル工法、軸組工法、軸組パネル工法若しくは枠組壁工法又はこれらのうち2以上の組み合わせにより建設されてもよい。一例では、第2構造部20は、パネル工法の一種である木質パネル接着工法によって建設された壁式構造を有する木造であり、木質パネル31を主体とする。木質パネル31は、矩形枠状に組み立てられた木製の枠体と、枠体のおもて面と裏面にそれぞれ貼り付けられた木製の面材と、枠体の内側において縦、横又は縦横に配置された木製の補助桟材と、を有する。木質パネル31は、矩形枠の内側に充填された断熱材を有してもよい。
第1構造部10は、鉄筋コンクリート製の基礎を地中に有する。基礎はベタ基礎、布基礎、フーチング、地中梁又は杭基礎を有してもよいし、これらのうちいくつを組み合わせたものを有してもよい。
図3は、第1構造部10の外周部分の上部の縦断面図である。第1構造部10は、基礎上に立設される鉄筋コンクリート製の外壁40を1階の外周に有する。外壁40は、1階の外周に沿って設けられている。外壁40は壁筋組立体及びコンクリート43を有し、壁筋組立体は複数の縦筋41及び複数の横筋42を有する。縦筋41は、鉛直方向に延びるとともに、水平方向に間隔を置いて配列されている。横筋42は、水平方向に延びるとともに、縦筋41に沿って鉛直方向に間隔を置いて配列されている。縦筋41及び横筋42は、コンクリート43に埋め込まれている。縦筋41は、梁50に定着されている。コンクリート43は、縦筋41及び横筋42に沿って広がっているとともに、縦筋41及び横筋42に対して垂直な水平方向に厚みを有する。図3に示す例では、外壁40がシングル配筋型である。但し、外壁40はダブル配筋型であってもよい。ダブル配筋型では、縦筋41と横筋42の組が外壁40の厚さ方向で2重になっている。
第1構造部10は、外壁40の上端の上に設けられる梁50を有する。梁50は、建物1の外周に沿って周方向に延びる。梁50は梁筋組立体及びコンクリート53を有し、梁筋組立体は複数の主筋51及び複数のせん断補強筋52を有する。せん断補強筋52は、矩形状に折り曲げられている。せん断補強筋52は、水平方向に間隔を置いて配列されている。主筋51は、水平方向に延びている。主筋51は、せん断補強筋52に沿って間隔を置いて配列されている。これら主筋51がせん断補強筋52によって囲まれている。主筋51及びせん断補強筋52はコンクリート53に埋め込まれている。
第1構造部10は、水平に広がった鉄筋コンクリート製のスラブ60を有する。スラブ60の外周が梁50に接合されている。スラブ60はスラブ筋組立体及びコンクリート63を有し、スラブ筋組立体は複数の主筋61及び複数の配力筋62を有する。主筋61は、互いに平行になって水平方向に延びている。配力筋62は、互いに平行になって水平方向に延びている。配力筋62は、主筋61に対して垂直に配置されている。配力筋62及び主筋61は、梁50及び第2梁に定着されている。配力筋62及び主筋61はコンクリート63に埋め込まれている。コンクリート63は、配力筋62及び主筋61に沿って水平に広がっているとともに、鉛直方向に厚みを有する。図3に示す例では、スラブ60は、主筋61及び配力筋62の組がスラブ60の厚さ方向で2重になったダブル配筋型である。但し、スラブ60はシングル配筋型であってもよい。
第1構造部10は、梁50上に設けられた鉄筋コンクリート製の立ち上がり部70を有する。立ち上がり部70は、建物1の外周に沿って設けられている。立ち上がり部70は、スラブ60の上面よりも上方へ突出するように形成されている。立ち上がり部70は、第2構造部20の2階の外壁に下に配置されている。立ち上がり部70は立ち上がり部筋組立体及びコンクリート73を有し、立ち上がり部筋組立体は複数の主筋71及び複数のせん断補強筋72を有する。主筋71は、梁筋組立体の上において、梁筋組立体の主筋51と平行に水平方向に配筋されている。せん断補強筋72はコ字状に折り曲げれている。せん断補強筋72は、水平方向に間隔を置いて配列されている。せん断補強筋72は、主筋71の上から梁筋組立体のせん断補強筋52の間に差し込まれている。せん断補強筋72は、主筋71を囲むとともに主筋71に固定されている。せん断補強筋72は、梁筋組立体の主筋51若しくはせん断補強筋52に固定されている。主筋71及びせん断補強筋72はコンクリート73に埋め込まれている。コンクリート73は、梁50のコンクリート53から上方に突出するよう形成されている。
第1構造部10は、スラブ60の外周縁に埋め込まれた1又は複数の埋め殺し支持具76を有する。埋め殺し支持具76がスラブ60の上面から下面に貫通する。埋め殺し支持具76の上端が立ち上がり部70の脇においてスラブ60から露出して、埋め殺し支持具76の上端の高さがスラブ60の上面の高さに揃っている。埋め殺し支持具76の下端がスラブ60から露出して、埋め殺し支持具76の下端の高さがスラブ60の下面の高さに揃っている。埋め殺し支持具76の数が2以上である場合、これら埋め殺し支持具76が立ち上がり部70の脇において立ち上がり部70の側面に沿って水平方向に間隔を置いて配列されている。
レベリング材75が立ち上がり部70の上面に堆積されて固化している。
なお、図3に示されていないが、第1構造部10は、基礎上に立設された鉄筋コンクリート製の内壁を外壁40の内側に有する。第1構造部10は、一部又は全ての内壁の上端の上に設けられるとともに水平方向に延びる第2梁を有する。第2梁はスラブ60に接合されている。また、第1構造部10は、立ち上がり部70の内側においてスラブ60又は第2梁の上に設けられた鉄筋コンクリート製の第2立ち上がり部を有する。第2立ち上がり部は、第2構造部20の2階の内壁に下に配置されている。第2立ち上がり部の上面にもレベリング材が形成されている。なお、第1構造部10は、鉄筋コンクリート製の柱を有してもよい。
第2構造部20の下端は複数の埋込アンカー80によって第1構造部10の上端に固定されている。埋込アンカー80は例えばアンカーボルトである。埋込アンカー80は第1構造部10の上端に取り付けられている。埋込アンカー80の下部が立ち上がり部70及び梁50のコンクリート53,73に埋め込まれ、埋込アンカー80の上部が立ち上がり部70の上面から上方に突出している。
第2構造部20は、角棒状の木製の土台21を2階の外周の下端に有する。土台21は、立ち上がり部70の上面の上に横たわっているとともに、2階の外周に沿って水平方向に延びている。台輪22が土台21と立ち上がり部70の上面の間に設けられている。
第2構造部20は、2階の外周に木製の外壁23を有する。外壁23は、土台21上に立てられた状態に設けられている。外壁23は、木質パネル31によって構成されている。図3に示す例では、外壁23が、木質パネル31の2重構造である。但し、外壁23が木質パネル31の1重構造であってもよい。
埋込アンカー80が台輪22、土台21及び外壁23の下部を貫通して、ナット81が外壁23の内部において埋込アンカー80に締め付けられる。ナット81の締め付けは、台輪22、土台21及び外壁23が立ち上がり部70の上面に固定されることに寄与する。埋込アンカー80が貫通する外壁23の下部とは、木質パネル31の枠体の下側框材のことをいう。ナット81が配置される外壁23の内部とは、木質パネル31の面材によって挟まれた空洞のことをいう。なお、第2構造部20が、土台21上に立設された木柱を2階に有する場合、木柱の下端が埋込アンカー80によって立ち上がり部70に固定されてもよい。
<2. 建物の建設方法>
建物1の建設にあたって、鉄筋コンクリート構造物、つまり第1構造部10を地盤の上に構築した後に、パネル工法、軸組工法、軸組パネル工法若しくは枠組壁工法又はこれらのうち2以上の組み合わせにより第2構造部20を第1構造部10の上に構築する。
第1構造部10の構築方法は以下の通りである。
(1) まず、第1構造部10の基礎の一部又は全体を地盤に埋めるように基礎を構築する。
(2) 基礎の構築後に鉄筋型枠組立体を組み立てる。鉄筋型枠組立体の組立方法は以下の通りである。
(2-1) 第1構造部10が鉄筋コンクリート製の柱を有する場合、柱の鉄筋を配筋した後、柱用の型枠を組み立てる。
(2-2) 図4に示すように、第1構造部10の外壁40の縦筋41及び横筋42を配筋した後、外壁40用の第1型枠46及び第2型枠47を互いに平行に組み立てる。縦筋41の配筋に際しては、縦筋41を鉛直にするとともに縦筋41を水平方向に間隔を置いて配列する。横筋42の配筋に際しては、横筋42を水平するとともに、横筋42を縦筋41に沿って鉛直方向に間隔を置いて配列する。第1型枠46及び第2型枠47の組み立てに際しては、第1型枠46及び第2型枠47を縦筋41及び横筋42の両側に互いに平行に立てる。
(2-3) 第1構造部10の内壁の縦筋及び横筋を配筋した後、内壁用の型枠を組み立てる。
以上に述べた(2-1)~(2-3)の工程の順序は問わない。幾つかの工程を並行して実施してもよい。
(2-4) その後、梁50用の支保工を第2型枠47の脇に立てて、これら支保工を型枠47に沿って並べる。
(2-5) その後、梁50用の底型枠55を第2型枠47の上端に組み付けて、底型枠55を第1型枠46の反対の方へ張り出させて、底型枠55を支保工の上に敷設する。第1側型枠56を第1型枠46の上端から上方へ延ばすよう、第1側型枠56を第1型枠46の上端の上に設ける。第2側型枠57を第1型枠46の反対の方の底型枠55の縁において第1側型枠56と平行に立設する。第2側型枠57の上端の高さは第1側型枠56の上端の高さよりも低い。これらの作業の順序は問わない。これらの作業を並行して実施してもよい。また、(2-4)の工程を(2-5)の工程と並行して実施してもよい。なお、段状部56aが第1側型枠56の上端に沿って第1側型枠56の内側の面に凸状に設けられている。
(2-6) 第2梁用の支保工を設置し、それら支保工の上に第2梁用の底型枠及び側型枠を組み立てる。なお、(2-6)の工程を(2-4)若しくは(2-5)又はこれら両方の工程と並行して実施してもよい。
(2-7) その後、スラブ60用の支保工を設置する。次に、スラブ用型枠65を第2側型枠57の上端に組み付けて、スラブ用型枠65を第2側型枠57の上端から第1側型枠56の反対の方へ張り出させ、スラブ用型枠65を支保工の上に敷設する。スラブ用型枠65の敷設に際して、スラブ用型枠65を第2梁用の側型枠に組み付ける。(2-7)の工程を(2-4)、(2-5)若しくは(2-6)又はこれら2以上の工程と並行して実施してもよい。
(2-8) その後、底型枠55及び側型枠56,57によって囲まれた領域に主筋51及びせん断補強筋52を配筋して、これら主筋51及びせん断補強筋52からなる梁筋組立体を組み立てる。第2梁用の主筋及びせん断補強筋も第2梁用の型枠の内側に配筋する。なお、地上において主筋51及びせん断補強筋52から梁筋組立体を組み立てた後、底型枠55及び側型枠56,57によって囲まれた領域に梁筋組立体をクレーンなどによって配置してもよい。また、(2-5)の工程の後であれば、(2-8)の工程を(2-6)若しくは(2-7)又はこれら両方の工程と並行して実施してもよい。
(2-9) その後、スラブ用型枠65の上にスラブの主筋61及び配力筋62を配筋して、これら主筋61及び配力筋62からなるスラブ筋組立体を組み立てる。なお、(2-9)の工程を(2-8)の工程と並行して実施してもよい。
(2-10) その後、底型枠55及び側型枠56,57によって囲まれた領域において埋込アンカー80を鉛直に立てて、埋込アンカー80を主筋51若しくはせん断補強筋52又はこれら両方に組み付けて、埋込アンカー80を梁筋組立体から上方に延ばす。なお、(2-11)の工程を(2-8)の工程と並行して実施してもよい。また、梁筋組立体を地組する場合、地上において埋込アンカー80を主筋51若しくはせん断補強筋52又はこれら両方に組み付け、クレーンなどによって埋込アンカー80と梁筋組立体を一緒に底型枠55及び側型枠56,57によって囲まれた領域に梁筋組立体を配置してもよい。
(2-11) その後、図5に示すように、主筋71を梁筋組立体の主筋51と平行にして、梁筋組立体の上に配筋し、せん断補強筋72を主筋71の上から梁筋組立体のせん断補強筋52の間に差し込んで、これら主筋71とせん断補強筋72を結束線などによって固定する。せん断補強筋72を結束線によって梁筋組立体の主筋51又はせん断補強筋52に固定する。主筋71又はせん断補強筋72を結束線などによって埋込アンカー80に固定してもよい。なお、(2-11)の工程を(2-9)又は(2-10)の工程と並行して実施してもよい。梁筋組立体を地組する場合、立ち上がり部筋組立体も一緒に地組してもよい。
(2-12) その後、図6に示すように、埋め殺し支持具76を第2側型枠57の上端の上又はスラブ用型枠65の上面の縁の上に立てる。複数の埋め殺し支持具76を用いる場合には、これら埋め殺し支持具76をスラブ用型枠65の上面の縁に沿って配列する。
(2-13) その後、第3側型枠77を第1側型枠56と平行に埋め殺し支持具76の上に立てて、第3側型枠77をスラブ用型枠65から上方に離す。第3側型枠77は浮き型枠である。橋渡し材78を第3側型枠77の上端と第1側型枠56の上端の間に架設して、橋渡し材78の両端を第3側型枠77及び第1側型枠56の上端にそれぞれ固定する。橋渡し材78は棒状又は帯板状の部材である。橋渡し材78には、埋込アンカー80を通すための穴が形成されていて、橋渡し材78の設置の差異に埋込アンカー80を通してもよい。橋渡し材78の設置の際、橋渡し材78を埋込アンカー80に隣接させてもよい。
(2-14) その後、結束線などによって埋込アンカー80を橋渡し材78に固定する。埋込アンカー80を橋渡し材78に固定することによって、橋渡し材78が安定し、ひいては第3側型枠77も安定する。なお、(2-12)、(2-13)及び(2-14)の工程順を変更してもよく、例えば(2-12)、(2-14)及び(2-13)の順、(2-13)、(2-12)及び(2-14)の順、(2-13)、(2-14)及び(2-12)の順、(2-14)、(2-12)及び(2-13)の順又は(2-14)、(2-13)及び(2-12)の順に実施してもよい。また、(2-12)、(2-13)及び(2-14)の工程を並行して実施してもよい。(2-12)、(2-13)及び(2-14)のうち少なくとも1つ以上の工程を(2-11)の工程の前に実施してもよいし、(2-12)、(2-13)及び(2-14)のうち少なくとも1つ以上の工程を(2-11)の工程と並行して実施してもよい。
(2-15) 第2立ち上がり部用の浮き型枠をスラブ用型枠65或いは第2梁用の底型枠から浮かせるように組み立てるとともに、第2立ち上がり部用の主筋及びせん断補強筋を浮き型枠の内側に配筋し、更に埋込アンカーを浮き型枠の内側に設けて上方に突出させる。
以上により、鉄筋型枠組立体が完成する。完成した鉄筋型枠組立体では、第3側型枠77が埋め殺し支持具76によって支えられる上、橋渡し材78を通じて第1側型枠56に支えられている。更に、第3側型枠77が橋渡し材78及び埋込アンカー80を通じて梁筋組立体に支えられている。そのため、第3側型枠77の姿勢が安定する上、第3側型枠77の位置ずれが起こらない。
(3) 鉄筋型枠組立体の完成後、図7に示すように鉄筋型枠組立体に生コンクリート110を打ち込む。具体的には、柱用の型枠及び内壁用の型枠の内側に生コンクリート110を打ち込み。外壁40用の第1型枠46と第2型枠47の間に生コンクリート110を打ち込み、壁筋組立体の縦筋41及び横筋42を生コンクリート110に埋める。第2梁用の型枠の内側に生コンクリート110を打ち込む。底型枠55及び側型枠56,57によって囲まれた領域に生コンクリート110を打ち込んで、鉄筋組立体の主筋51及びせん断補強筋52と立ち上がり部筋組立体のせん断補強筋72の下部と埋込アンカー80の下部とを生コンクリート110に埋める。生コンクリート110を第3側型枠77の下端のレベルまでスラブ用型枠65の上に打ち込んで、スラブ筋組立体の主筋61及び配力筋62と埋め殺し支持具76を生コンクリート110に埋める。第2立ち上がり部用の浮き型枠の内側に生コンクリート110を打ち込む。第3側型枠77と第1側型枠56の段状部56aの間に生コンクリート110を打ち込み、立ち上がり部筋組立体のせん断補強筋72の上部及び主筋71を生コンクリート110に埋める。第3側型枠77と第1側型枠56の段状部56aの間に打ち込まれる生コンクリート110のレベルは、スラブ用型枠65の上に打ち込まれた生コンクリート110のレベルよりも高く、橋渡し材78のレベルよりも低い。そのため、橋渡し材78は生コンクリート110に埋まらない。生コンクリート110が第3側型枠77と第1側型枠56の段状部56aの間に打ち込まれる際に、
第3側型枠77が確り支えられているため、第3側型枠77が生コンクリート110の流動及び圧力に抗して、第3側型枠77の崩れ及び位置ずれが発生しない。生コンクリート110の打ち込み中又は打ち込み後、必要に応じて生コンクリート110を締め固め、生コンクリート110を密実にする。
(4) 生コンクリート110を養生して生コンクリート110が硬化したら、立ち上がり部70のコンクリート73の上にレベリング材75を施工する。第2立ち上がり部の上にもレベリング材を施工する。スラブ60の上にレベリング材を施工してもよい。
(5) その後、脱型処理を実施する。つまり、型枠46,47,56,57,65,77及び橋渡し材78を解体し、内壁用、第2梁用及び第2立ち上がり部用の型枠を解体する。なお、(4)の工程を(5)の工程後に実施してもよい。
以上のように第1構造部10を地盤の上に構築した後、パネル工法、軸組工法、軸組パネル工法若しくは枠組壁工法又はこれらのうち2以上の組み合わせにより第2構造部20を第1構造部10の上に構築する。
<3. まとめ>
(1) 図6及び図7に示すように、橋渡し材78が第1側型枠56と第3側型枠77の間に架設されていることから、第3側型枠77が第1側型枠56にしっかり支持される上、第3側型枠77と第1側型枠56の間の間隔が保たれる。埋込アンカー80が梁筋組立体及び橋渡し材78に組み付けられることから、橋渡し材78が梁筋組立体にしっかり支持される上、第3側型枠77が橋渡し材78及び埋込アンカー80を通じて梁筋組立体にしっかり支持される。埋込アンカー80が埋込アンカー80本来の役割のみならず、第3側型枠77の支持の役割も担うため、埋込アンカー80は使用資材の削減及び工事作業効率の向上に貢献する。
(2) 図7に示すように、第1型枠46と第2型枠47の間に生コンクリート110を打ち込むことによって、外壁40が形成される。
(3) 図7に示すように、第3側型枠77の下端までスラブ用型枠65の上に生コンクリート110を打ち込むことによって、スラブ60が形成される上、埋め殺し支持具76がスラブ60に埋め殺される。
(4) 図7に示すように、第3側型枠77の下端の上まで、第1側型枠56、第2側型枠57及び底型枠55によって囲まれた領域に生コンクリート110を打ち込むことによって、梁50及び立ち上がり部70が打ち継がれることなく形成される上、埋込アンカー80の下部が梁50及び立ち上がり部70に埋められる。第3側型枠77がしっかり支持されているため、コンクリート110の打ち込みの際に第3側型枠77の崩れ及び位置ずれが発生しない。よって、品質の高い立ち上がり部70が形成される。
(5) 図7に示すように、梁50と立ち上がり部70が打ち継がれることなく形成されることから、梁50と立ち上がり部70の間の境界にコールドジョイントが発生しない。打ち継ぎ目地の作成作業及び防水処理が不要であり、後日の打ち継ぎ目地メンテナンス作業も不要である。梁50及び立ち上がり部70の表面において、梁(50)と立ち上がり部70の間の継ぎ目が表れず、鉄筋コンクリート構造物10の意匠性が高い。
(6) 第1側型枠56、第2側型枠57及び底型枠55によって囲まれた領域に打ち込む生コンクリート110は、スラブ用型枠65の上に打ち込まれる生コンクリート110のレベルよりも高く、橋渡し材78のレベルよりも低い。このように橋渡し材78が生コンクリート110に埋められないことから、梁50及び立ち上がり部70の性能が良い。なお、ここでいうレベルとは、鉛直方向における位置のことをいう。
(7) 建物1の第1構造部10が鉄筋コンクリート造であることから、建物1の耐震性が高い上、寿命が長い。そのため、建物1は、いわゆる「住み続けられるまちづくり」及び「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」といった目標の達成に貢献する。
(8) 建物1の第2構造部20が木造である。第2構造部20に用いられる木材の生産から廃棄及び処分までに使用されるエネルギーは、金属材料又はコンクリート材の生産から廃棄及び処分までに使用されるエネルギーよりも少ない。そのため、第2構造部20、ひいては建物1は、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの推進による脱炭素社会の実現と、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の達成とに貢献する。
1 建物
10 第1構造部(鉄筋コンクリート構造物)
40 外壁
46 第1型枠
47 第2型枠
50 梁
51 主筋
52 せん断補強筋
55 底型枠
56 第1側型枠
57 第2側型枠
76 埋め殺し支持具
77 第3側型枠
60 スラブ
65 スラブ用型枠
110 生コンクリート

Claims (9)

  1. 鉄筋型枠組立体であって、
    梁及び立ち上がり部用の第1側型枠と、
    前記第1側型枠と平行に立てられ、前記第1側型枠の上端よりも低い上端を有する梁用の第2側型枠と、
    前記第1側型枠と前記第2側型枠の間に設けられる梁用の底型枠と、
    前記第2側型枠の上端から前記第1側型枠の反対の方へ張り出すスラブ用型枠と、
    前記第2側型枠の上端又は前記スラブ用型枠の上に立てられた支持具と、
    前記第1側型枠と平行に前記支持具の上に立てられた立ち上がり部用の第3側型枠と、
    前記第1側型枠と前記第3側型枠の間に架設された橋渡し材と、
    前記第1側型枠、前記第2側型枠及び前記底型枠によって囲まれた領域に配置される梁用の鉄筋組立体と、
    前記領域において前記鉄筋組立体に組み付けられ、前記鉄筋組立体から上方へ延び、前記橋渡し材に組み付けられるアンカーと、
    を備えることを特徴とする鉄筋型枠組立体。
  2. 請求項1に記載の鉄筋型枠組立体であって、
    互いに平行に立設される外壁用の第1型枠及び第2型枠を備え、
    前記第1側型枠が、前記第1型枠の上端から上方へ延びるよう前記第1型枠の上端の上に設けられ、
    前記底型枠が前記第2型枠の上端から前記第1型枠の反対の方へ張り出し、
    前記第2側型枠が前記第1型枠の反対の方の前記底型枠の縁において前記第1側型枠と平行に立設される
    ことを特徴とする鉄筋型枠組立体。
  3. 請求項1に記載の鉄筋型枠組立体を用いて鉄筋コンクリート構造物を構築する方法であって、
    前記第3側型枠の下端まで前記スラブ用型枠の上にコンクリートを打ち込むことによってそのコンクリートに前記支持具を埋め、
    前記第3側型枠の下端の上まで前記領域にコンクリートを打ち込むことによってそのコンクリートに前記アンカーの下部及び前記鉄筋組立体を埋める
    ことを特徴とする構築方法。
  4. 請求項2に記載の鉄筋型枠組立体を用いて鉄筋コンクリート構造物を構築する方法であって、
    前記第1型枠と前記第2型枠の間にコンクリートを打ち込み、
    前記第3側型枠の下端まで前記スラブ用型枠の上にコンクリートを打ち込むことによってそのコンクリートに前記支持具を埋め、
    前記第3側型枠の下端の上まで前記領域にコンクリートを打ち込むことによってそのコンクリートに前記アンカーの下部及び前記鉄筋組立体を埋める
    ことを特徴とする構築方法。
  5. 請求項3又は4に記載の構築方法であって、
    前記領域に打ち込むコンクリートのレベルは、前記スラブ用型枠の上に打ち込まれたコンクリートのレベルよりも高く、前記橋渡し材のレベルよりも低い
    ことを特徴とする構築方法。
  6. 請求項1に記載の鉄筋型枠組立体を組み立てる方法であって、
    前記底型枠を敷設し、前記底型枠の両側に前記第1側型枠及び前記第2側型枠を平行に立て、前記スラブ用型枠を前記第2側型枠の上端に組み付けて前記スラブ用型枠を前記第2側型枠の上端から前記第1側型枠の反対の方へ張り出させ、
    前記支持具を前記第2側型枠の上端又は前記スラブ用型枠の上に立て、
    前記第1側型枠、前記第2側型枠及び前記底型枠によって囲まれた前記領域に前記鉄筋組立体を配筋し、
    前記第3側型枠を前記第1側型枠と平行に前記支持具の上に立て、
    前記橋渡し材を前記第1側型枠と前記第3側型枠の間に架設し、
    前記領域において前記アンカーを前記鉄筋組立体に組み付け、前記アンカーを前記鉄筋組立体から上方へ延ばして、前記アンカーを前記橋渡し材に組み付ける
    ことを特徴とする組立方法。
  7. 請求項2に記載の鉄筋型枠組立体を組み立てる方法であって、
    前記第1型枠及び前記第2型枠を互いに平行に立設し、
    前記底型枠を前記第2型枠の上端に組み付けて前記底型枠を前記第1型枠の反対の方へ張り出させ、
    前記第1側型枠を前記第1型枠の上端から上方へ延ばすよう前記第1型枠の上端の上に設け、
    前記第2側型枠を前記第1型枠の反対の方の前記底型枠の縁において前記第1側型枠と平行に立設し、
    前記スラブ用型枠を前記第2側型枠の上端に組み付けて前記スラブ用型枠を前記第2側型枠の上端から前記第1側型枠の反対の方へ張り出させ、
    前記支持具を前記第2側型枠の上端又は前記スラブ用型枠の上に立て、
    前記第1側型枠、前記第2側型枠及び前記底型枠によって囲まれた前記領域に前記鉄筋組立体を配筋し、
    前記第3側型枠を前記第1側型枠と平行に前記支持具の上に立て、
    前記橋渡し材を前記第1側型枠と前記第3側型枠の間に架設し、
    前記領域において前記アンカーを前記鉄筋組立体に組み付け、前記アンカーを前記鉄筋組立体から上方へ延ばして、前記アンカーを前記橋渡し材に組み付ける
    ことを特徴とする組立方法。
  8. 鉄筋コンクリート構造物であって、
    梁と、
    水平に広がって前記梁に接合されるスラブと、
    前記梁の上に設けられるとともに前記スラブの上面から上方に突出する立ち上がり部と、
    前記立ち上がり部に埋め込まれ、前記立ち上がり部の上面から上方へ突出する埋込アンカーと、
    前記立ち上がり部の脇において前記スラブの上面から前記スラブの下面に貫通するよう前記スラブに埋め込まれる少なくとも1つの埋め殺し支持具と、
    を備えることを特徴とする鉄筋コンクリート構造物。
  9. 請求項8に記載の鉄筋コンクリート構造物であって、
    立設される外壁を更に備え、
    前記梁が前記外壁の上端に接合され、
    前記スラブが前記外壁の内側において水平に広がっている
    ことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物。
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