JP3463118B2 - 熱間圧延油組成物 - Google Patents

熱間圧延油組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は熱間圧延油組成物に
関し、ステンレス鋼等焼付を起こし易い圧延材の熱間圧
延時に圧延材とワークロールの焼付を防止し、ロール肌
荒れを抑制すると共に、圧延材とワークロールの摩擦係
数を高くして安定な噛み込みを達成し得る熱間圧延油組
成物を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱間圧延油として油脂、脂肪酸、
合成エステル、鉱物油等が使用され、ウォーターインジ
ェクション方式によりバックアップロール、ワークロー
ルに塗布され、圧延荷重低減、ロール摩耗抑制、ロール
肌荒れ防止等を目的として適用されてきた。しかし乍
ら、ステンレス鋼の場合、普通鋼と比較して熱間圧延時
の表面酸化スケールが非常に薄いため、圧延ロールと金
属間接触を起こし易く、焼付きが発生して、ロール肌荒
れと圧延材の疵が出易く、この表面疵が発生した製品は
研磨作業が増え、コスト高を招き、ロール原単位も上が
るという難点があった。
【0003】従来の熱間圧延油ではこれ等難点に対処し
きれず、焼付きを防止できる熱間圧延油が強く求められ
ていた。また、塗布方法として従来のウォーターインジ
ェクション方式が何等の支障無く適用できる熱間圧延油
が求められていた。
【0004】この要求に対処するものとして、例えば特
開平6−136381号が提案されているが、このもの
は「酸化鉄粉末+炭酸カルシウムの粘性水溶液」であ
り、別系統の塗布装置が必要となる。また、特公平6−
62980号による提案では、「酸化鉄粉+高分子化合
物」の組み合わせからなるものであって、ウォーターイ
ンジェクション方式が適用できる。しかし乍らこれ等両
提案は、共に粉末の分散液のため、安定供給が難しく、
メンテナンスを必要とし、あまり効果的ではない。
【0005】また特開平5−179276号では、温間
(150〜400℃)圧延において、ポリサルファイド
の耐焼付き効果は認められているが、摩擦係数が高いた
め、亜リン酸エステルを併用して是正している。この圧
延油組成物を熱間圧延に使用した場合は摩擦係数が低す
ぎ、噛み込み性を低下させるため、使用できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこの種ステンレス鋼用熱間圧延油の
難点を解消することであり、更に詳しくは、高耐焼付き
性を必要とするステンレス鋼の熱間圧延に適用できる高
耐焼付き性を有する熱間圧延油を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するため、高温のステンレス鋼とロールの接触面に於
いて、耐焼付き性を有する熱間圧延油を開発すべく鋭意
研究を行った結果、鉱油、油脂及び合成エステルの1種
以上の基油に、イオウ含有量20重量%以上のポリサル
ファイドを含有せしめた熱間圧延油組成物が、ステンレ
ス熱間圧延時の焼付き防止に効果があり、熱間チムケン
試験において摩擦係数0.16以上を示し、熱間での摩
擦係数が高いため、従来通りの塗布方法でも安定した通
板性を維持しながら、高耐焼付き性を発揮することを見
出した。
【0008】また、添加量としてはこのポリサルファイ
ドを基油に対して60〜90重量%含有せしめることに
より、熱間圧延時のステンレス鋼の焼付きを防止できる
との知見を得、ここに目的の熱間圧延油を開発した。
【0009】
【発明の実施態様】本発明に於いて使用されるポリサル
ファイドは、鉱物油、油脂及び合成エステルの夫々に可
溶であり、単独又は混合した基油に含有せしめて使用す
る。この基油中に含有すべき量は60〜90重量%であ
り、60重量%未満では耐焼付き性の効果が小さく、9
0重量%を越えて含有させてもそれ以上の効果は無くコ
スト的に不利である。
【0010】本発明に於いて使用されるポリサルファイ
ドとしては、S分を20重量%以上含むジドデシルポリ
サルファイド、ジヘキシルポリサルファイド、ジオクチ
ルポリサルファイド、ジノニルポリサルファイド等のジ
アルキルポリサルファイドが挙げられる。
【0011】その他、この際のアルキルとしては、炭素
数6〜15のものでも使用することができる。S分が2
0重量%未満では耐焼付き効果が小さく、添加しても不
経済となる傾向があり、好ましくはS分は20〜40重
量%程度である。
【0012】本発明に於いて使用される基油は鉱油、油
脂及び合成エステルの1種又は2種以上である。これ等
基油は従来からこの種圧延油組成物に於いて使用されて
きたものであり、広く各種のものが夫々使用される。例
えば、その代表例を例示すれば以下の通りである。
【0013】鉱油としては、例えばスピンドル油、マシ
ン油、モーター油、シリンダー油等の10〜900cs
tの粘度(40℃)のものである。
【0014】油脂としては、例えば牛脂、豚脂、パーム
油、ヤシ油、ナタネ油、大豆油等である。
【0015】合成エステルとしては、通常脂肪酸とアル
コールとから合成されるエステルであり、脂肪酸として
はC12〜C36の一塩基酸又は二塩基酸であり、アル
コールとしてはC1〜C18の一価又は多価アルコール
が挙げられる。
【0016】具体例としては、パルミチン酸エチルヘキ
シルエステル、オレイン酸ブチルエステル、イソステア
リン酸ブチルカルビトールエステル、ベヘニン酸ラウリ
ルエステル、ネオペンチルグリコールオレイン酸エステ
ル、トリメチロールプロパンラウリン酸エステル、トリ
メチロールプロパンイソステアリン酸エステル、ペンタ
エリスリトールオレイン酸エステル、トリメチロールプ
ロパンダイマー酸エステル等を例示できる。
【0017】尚、本発明に於いては、従来基油として、
単独で使用されることのある脂肪酸は、単独では使用せ
ず、上記基油と必要に応じ併用して使用される。
【0018】この脂肪酸としても従来から使用されてき
たものが広く使用され、例えば、ラウリン酸、パルミチ
ン酸、オレイン酸、牛脂脂肪酸等の一塩基酸及びセバシ
ン酸、ダイマー酸等の二塩基酸を代表例として例示でき
る。
【0019】本発明の組成物を使用する際の圧延材とし
ては、ステンレス鋼が挙げられ、各種グレードのステン
レス鋼に広く使用できる。例えば、SUS403を代表
とするマルテンサイトステンレス(13クロム系)、S
US304を代表とするオーステナイトステンレス(ニ
ッケル、クロム系)、SUS430を代表とするフェラ
イトステンレス(18クロム系)、SUS444やSU
S434を代表とする高純度フェライトステンレス及び
SUS329の二相ステンレス等を例示できる。
【0020】本発明に於いては公知の添加剤、例えばエ
ステル類、脂肪酸等を必要に応じて併用できる。
【0021】本発明の熱間圧延油は通常熱間圧延にて適
用されているウォーターインジェクション法によりバッ
クアップロール又はワークロールに塗布する供給方法、
或いは原液のまま塗布、エアーインジェクション塗布す
る供給方法といずれの供給方法も採用できる。また、給
油量、濃度も必要に応じて適宜に選択し供給すれば良
い。
【0022】
【実施例】本発明を理解し易くするために以下に実施例
並びに比較例を示す。
【0023】
【実施例1〜7】下記表1に示す所定の成分を所定量配
合して、本発明の熱間圧延油組成物を製造した。
【0024】
【比較例1〜4】下記表1に示す所定の成分を所定量配
合して、比較例のための熱間圧延油組成物を製造した。
【0025】上記実施例1〜7及び比較例1〜4の夫々
の組成物について、熱間チムケン試験による耐焼付試験
及び摩擦係数を測定した。但し、その試験方法は下記の
通りである。
【0026】〈耐焼付試験〉 試験片:SUS−304 試験片温度:900℃ ロール:ハイスロール 回転数:300rpm 荷重:2min毎に5kgずつ上げて焼付くまで荷重を
上げる。 (max50kg) 給油方法:ウォーターインジェクション、150ml/
min 給油量:3ml/min 方法:図1に示す装置にての試験片をの高周波加熱
コイルにより加熱し、その温度はの熱電対により測
定、記録し、のロールと加熱された試験片が接触
し、荷重をかけた状態でのウォーターインジェクショ
ンより給油し、のエアー水切りを行って熱間状態で焼
付くまでの最大荷重を測定する。
【0027】〈摩擦係数測定試験〉 試験片:SUS−304 試験片温度:900℃ ロール:ハイスロール 回転数:150rpm 荷重:40kg一定 給油方法:ウォーターインジェクション、150ml/
min 給油量:3ml/min 摩擦係数:トルク/荷重・ロール半径 方法:図1に示す装置にての試験片をの高周波加熱
コイルにより加熱し、その温度はの熱電対により測
定、記録し、のロールと加熱された試験片が接触
し、荷重を40kgかけた状態でのウォーターインジ
ェクションより給油し、のエアー水切りを行い、トル
クを測定することにより摩擦係数を測定する。
【0028】
【表1】
【0029】但し、表1に於いて使用した各成分は以下
のものである。 ポリサルファイド:ジオクチルポリサルファイド(S
=39%) ポリサルファイド:ジターシャリーノニルポリサルフ
ァイド(S=37%) ポリサルファイド:ジターシャリードデシルポリサル
ファイド(S=32%) 硫化エステル:活性タイプ硫化ラード(S=15%) 合成エステル:ペンタエリスリトールオレイン酸フルエ
ステル 油脂:液体ラード 脂肪酸:オレイン酸 鉱物油:モーター油(粘度150cst/40℃)
【0030】上記表1から次のことが明らかに判る。 (1)熱間圧延の潤滑状態をシュミレートさせ、熱間で
のステンレス鋼の耐焼付き荷重を測定した結果、比較例
の従来油では5kgで焼付いてしまうが、ポリサルファ
イドを60〜80重量%添加した実施例1〜7は共に3
0kg以上まで焼付かず、80重量%添加のものは40
kgまで焼付かず比較例より大幅に優れた耐焼付性能を
示した。 (2)同様に摩擦係数を測定した結果、実施例1〜7は
0.16以上で、ポリサルファイドの添加量が多い方が
やや高く、アルキル基の短いジオクチルやジノニルの方
がやや高い摩擦係数を示す。また、通常普通鋼熱間圧延
で適用されている合成エステル、油脂及び脂肪酸より格
段に高いため、実機圧延において噛み込みやスリップ等
の問題も無く、通板性良好と判断する。 (3)硫化エステルを80重量%添加した比較例1で
は、耐焼付き荷重が50kgと最も高く、耐焼付き性能
は良好であるが、摩擦係数が少し低めで、粗圧延への適
用や全長圧延油塗布での安定圧延のためには更に高い摩
擦係数が望まれ、ポリサルファイドの方がこの目的のた
めには適している。
【0031】
【実施例8〜9】下記表2に示す所定の成分を所定量配
合して、本発明の熱間圧延油組成物を製造した。
【0032】
【比較例5】下記表2に示す所定の成分を所定量配合し
て、比較のための熱間圧延油組成物を調製した。但し、
表2に於いて使用した成分は表1と同じものを表す。
【0033】実施例8〜9、実施例1、4〜6及び比較
例3〜4、比較例5について熱間圧延試験機による耐焼
付き・肌荒れ試験と摩擦係数測定を図2の装置を用い
て、下記の方法で行った。その結果を表2に示す。
【0034】但し、図2に於いて、11はワークロール
(aは上ロール、bは下ロール)、12はミキシング装
置、13はスプレーノズル、14はギアーポンプ、15
は水用タンク、16は水用ポンプ、17は圧延油用タン
ク、18は圧延油用ポンプ、19は圧延材(ストリッ
プ)を示す。
【0035】〈耐焼付・肌荒れ試験〉 (仕上ミル前段相当条件) 圧延材:SUS−444相当 C=0.003wt%、Cr=18.5wt% Mo=2.0wt%、Ti=0.2wt%、残部Fe 寸法:厚15×幅100×長さ500mm 加熱温度:1000℃ 圧下:15mm→7mmまで4パスで圧延 ロール径:200mm(バレル長200mm) ロール粗度:1.0μmRa 給油方法:ウォーターインジェクション法 圧延油:30mL/min 温水(40℃):3L/min 評価:耐焼付き・肌荒れ性は圧延後の圧延材表面の焼付
き面積の割合で評価した。 ◎:焼付きなし ○:焼付き面積5%以下 △:焼付き面積20%以下 ×:100%焼付き
【0036】〈熱間摩擦係数測定〉 (仕上ミル前段相当条件) 圧延材:SUS−444相当 C=0.003wt%、Cr=18.5wt% Mo=2.0wt%、Ti=0.2wt%、残部Fe 及びSUS−304とSS−41 寸法:厚15×幅100×長さ500mm 加熱温度:1000℃ 圧下:噛み込み可能な圧下率で圧延(1パス圧延) ロール径:200mm(バレル長200mm) ロール粗度:1.0μmRa 給油方法:ウォーターインジェクション法 圧延油:30mL/min 温水(40℃):3L/min 評価:噛み込み性を評価するため、圧延可能な噛み込み
角度θを用いてμ=tan(θ)にて噛み込み摩擦係数
を算出した。図3に噛み込み角度θを示す。但し、図3
の番号は図2と同じことを表す。
【0037】
【表2】
【0038】但し、摩擦係数は噛み込み時のものを表
す。表2から次のことが明らかに判る。 (1)熱間圧延の潤滑状態をシュミレートさせ、熱間圧
延でのステンレス鋼(SUS−444)の耐肌荒性を評
価した結果、比較例の従来油では圧延材全面に焼付き疵
が発生したが、ポリサルファイドを60〜80重量%添
加した実施例1、4〜6、8〜9は良好で、特に80重
量%添加のものは全く焼付き疵が発生しなかった。 (2)同様に噛み込み時の摩擦係数を測定した結果、各
実施例のものはSUS−444の場合、0.29以上を
示し、SUS−304でも0.26〜0.28と高い摩
擦係数を示した。また、比較例3及び4の従来油は0.
17〜0.18と低い摩擦係数を示した。 (3)又、普通鋼(SS−41)でも噛み込み時の摩擦
係数を測定した結果、0.23〜0.27と高い摩擦係
数を示し、比較例3及び4の従来油は0.14〜0.1
5と低い摩擦係数を示した。この噛み込み時の摩擦係数
が0.20以上であるので、普通鋼、ステンレス鋼いず
れの熱間粗、仕上圧延の全長圧延油塗布での圧延でも噛
み込み、スリップ等の問題を起こさず、実機で安定した
通板性を示す。
【0039】
【発明の効果】ステンレス鋼の熱間圧延時の焼付きを従
来油では抑制できなかったが、本発明の熱間圧延油は焼
付きを防止でき、また、噛み込み性も良好のため、安定
して全ステンレス材に塗布でき効果を発揮する。またス
テンレス鋼の熱間圧延の生産性、操業性も向上させら
れ、冷間圧延以後の工程での表面品質も向上できる。
【0040】加えて、基油には鉱油、油脂及びエステル
を使用し、安定な液状タイプのため、作業上の問題もな
く、既存のウォーターインジェクション或いはエアーイ
ンジェクション法によって、ロールに塗布して効果を発
揮できるため、新たに給油、塗布設備等を作る必要もな
く工業的に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は熱間チムケン試験機の概略説明図であ
る。
【図2】図2は熱間圧延試験材の概略説明図である。
【図3】図3は噛み込み角度を示す説明図である。
【符号の説明】
1.加熱試験片(30φ×長さ50mm円筒) 2.高周波加熱コイル 3.ロール(50φ×幅8mmのリング) 4.ウォーターインジェクション塗布 5.エアー水切り 6.熱電対 11.ワークロール 12.ミキシング装置 13.スプレーノズル 14.ギアーポンプ 15.水用タンク 16.水用ポンプ 17.圧延油用タンク 18.圧延油用ポンプ 19.圧延材(ストリップ) 11a.ワークロールの上ロール 11b.ワークロールの下ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 謙 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 川島 浩治 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 池田 治朗 奈良県大和郡山市額田部北町1021 大同 化学工業株式会社 奈良生産技術事業所 内 (72)発明者 住友 正実 奈良県大和郡山市額田部北町1021 大同 化学工業株式会社 奈良生産技術事業所 内 (72)発明者 菅井 哲也 奈良県大和郡山市額田部北町1021 大同 化学工業株式会社 奈良生産技術事業所 内 (56)参考文献 特開 平10−259391(JP,A) 特開 平5−179276(JP,A) 特開 昭53−5057(JP,A) 特開 平8−92583(JP,A) 特開 平8−12989(JP,A) 特開 平9−103803(JP,A) 特開 平10−231493(JP,A) 特開 平10−259392(JP,A) 特開 平10−273688(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10M 135/20 - 135/30 C10M 101/00 - 101/04 C10M 105/32 - 105/48 C10M 169/04 C10N 20:00 C10N 30:00 C10N 30:06 C10N 40/24 B21B 27/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉱油、油脂及び合成エステルの1種以上の
    基油に、イオウ含有量20重量%以上のポリサルファイ
    ドを組成物全体を100重量%として60〜90重量%
    含有せしめたことを特徴とする熱間圧延油組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のポリサルファイドが、ジ
    オクチル、ジノニル又はジドデシルポリサルファイドで
    ある熱間圧延油組成物。
  3. 【請求項3】熱間チムケン試験における摩擦係数が0.
    16以上である請求項1又は2に記載の熱間圧延油組成
    物。
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