JP3462741B2 - 紙収納容器 - Google Patents

紙収納容器

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JP3462741B2
JP3462741B2 JP00643798A JP643798A JP3462741B2 JP 3462741 B2 JP3462741 B2 JP 3462741B2 JP 00643798 A JP00643798 A JP 00643798A JP 643798 A JP643798 A JP 643798A JP 3462741 B2 JP3462741 B2 JP 3462741B2
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富美子 菅野
伸世 成海
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧用あぶらとり
紙やティッシュペーパー等を収納する紙収納容器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧用あぶらとり紙等の化粧
用紙を多数積層状態にして収納しうるようにした携帯用
ケースが多数出回っている。このような携帯用ケースと
して、図34に示すものがある。このものは、一側部に
ポケット52を設けたカバー51と、上記ポケット52
に収容しうるケース53とからなり、このケース53内
に、図35に示すように、多数の化粧用紙50aを所定
の折り方で折り畳んで積み重ねた紙積層体50を収納し
ている。上記ケース53には、その上面に紙取り出し口
53aを形成し、この紙取り出し口53aに対応する上
記ポケット52の部分に紙取り出し口52aを形成して
いる。そして、使用時には、両紙取り出し口52a,5
3aから化粧用紙50aを1枚ずつ取り出せるようにし
ている。また、使用後には、カバー51の他側部51a
をポケット52側に折り返し、両紙取り出し口52a,
53aから突き出している化粧用紙50aを覆うように
している。一方、ロールペーパーを収容するものとし
て、実開昭54−123241号公報に示すロールペー
パー用容器が提案されている。このロールペーパー用容
器は、図36に示すように、外周側壁にペーパー取出口
55aを設けた有底円筒状の本体55と、この本体55
の上面開口部に着脱自在に装着しうる蓋56とを備えて
おり、上記本体55には、そのペーパー取出口55aの
近くにカッター用の突条59を突設している。また、図
37に示すように、上記本体55の底面中央に突部57
を突設するとともに、上記蓋56の下面中央に軸部58
を突設し、これら突部57と軸部58でロールペーパー
60の紙管60aを回転自在に支持している。そして、
使用時には、本体55のペーパー取出口55aから突き
出しているロールペーパー60の一端を引き出し、突条
59によりロールペーパー60を所望の長さに切断する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図34
に示す携帯用ケースでは、図37に示すようなロールペ
ーパー60を収納することができない。しかも、不使用
時に、折り返したカバー51の他側部51aがめくれや
すく、両紙取り出し口52a,53aから突き出してい
る化粧用紙50aの一端が露出して塵芥等で汚染され、
衛生的に悪い。一方、図36に示すロールペーパー用容
器では、本体55のペーパー取出口55aから突き出し
ているロールペーパー60の一端が露出しているため、
この露出している部分が塵芥等で汚染されて、衛生的に
悪い。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、衛生的に優れている紙収納容器の提供をその目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の紙収納容器は、紙の積層体を巻回状態でか
つ周方向に回動可能に収納しうる内筒と、上記内筒の外
周側壁に軸方向に沿って形成された第1の紙取り出し口
と、それ自体の内周面が上記内筒の外周面に摺接する状
態で上記内筒に相対回転自在に外嵌される外筒と、上記
第1の紙取り出し口に対応する上記外筒の部分に形成さ
れた第2の紙取り出し口とからなり、使用時に、内筒に
対し外筒を相対回動させ、両筒の紙取り出し口を位置合
わせすることにより、内筒の第1の紙取り出し口から突
き出している紙の積層体の一端を外筒の第2の紙取り出
し口から引き出すことができるように構成し、一方、使
用後には、内筒に対し外筒を少し相対回動させ、両筒の
紙取り出し口の位置をずらせることにより、内筒の第1
の紙取り出し口から突き出している紙の積層体の一端を
内筒の外周面と外筒の内周面との間に挟んだ状態で外筒
で覆うことができるように構成したという構成をとる。
【0006】すなわち、本発明の紙収納容器は、紙の積
層体を巻回状態でかつ周方向に回動可能に収納しうる内
筒と、上記内筒の外周側壁に軸方向に沿って形成された
第1の紙取り出し口と、それ自体の内周面が上記内筒の
外周面に摺接する状態で上記内筒に相対回転自在に外嵌
される外筒と、上記第1の紙取り出し口に対応する上記
外筒の部分に形成された第2の紙取り出し口とからなっ
ている。したがって、使用時には、内筒に対し外筒を相
対回動させて、両筒の紙取り出し口を位置合わせする
と、内筒の第1の紙取り出し口から突き出している紙の
積層体の一端を外筒の第2の紙取り出し口から引き出す
ことができる。これにより、紙の積層体の一端を所望長
さに切断等し、あぶらとり等を行うことができる。ま
た、使用後には、内筒に対し外筒を少し相対回動させ
て、両筒の紙取り出し口の位置をずらせると、内筒の第
1の紙取り出し口から突き出している紙の積層体の一端
が内筒の外周面と外筒の内周面との間に挟まれるように
なり、その状態でさらに外筒を少し相対回動させると、
紙の積層体の一端が外筒で覆われるようになる。この収
納状態で保管等しておくと、その間は(不使用時には)
紙の積層体の一端が外筒内に隠れて、外部に露出するこ
とがないため、塵芥等による汚染を防止することがで
き、衛生的に優れている。
【0007】また、本発明において、上記内筒の内部に
芯棒が配設され、この芯棒に紙の積層体が巻回されてい
る場合には、内筒内に配設された芯棒にロールペーパー
等を支受することができる。このものでは、ロールペー
パーに所定間隔をおいてミシン目が設けられていると、
切断しやすくなる。また、本発明において、上記紙の積
層体が、矩形シートを上下多段に積み重ねるとともに上
下に隣り合う矩形シート同士を切り離し自在に連結した
矩形シート群を円筒状に折り曲げたものである場合に
は、内筒内に矩形シート群を収納し、矩形シートを1枚
ずつ引き出すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】図1〜図4は本発明の紙収納容器の一実施
の形態を示している。図において、1はABS樹脂(ア
クリロニトリルブタジエンスチレン共重合体)製の内筒
(ケース)であり、2はABS樹脂製の外筒(カバー)
であり、3はABS樹脂製の軸3である。そして、この
軸3に、所定間隔ごとにミシン目(図示せず)が設けら
れたロールペーパー4が回転自在に支受されている。図
1において、5はバージンテープである。
【0010】上記内筒1は、図5〜図8に示すように、
一端開口(図面では、左端開口)が側壁10aで閉塞さ
れた円筒形状の胴部10と、この胴部10の一端部に突
設された(上記胴部10より大径の)円環状の手動操作
部11とからなる。上記胴部10には、その他端開口
(図面では、右端開口)から略一端開口に至るまで、そ
の軸方向に沿って一直線状に延びる第1紙取り出し口1
aが切り欠き形成されている。また、上記胴部10の側
壁10aには、両端部に係合段部12aが形成された略
長方形状の長孔12が穿設されており、後述する軸3の
弾性二股部14が係合しうるようになっている。
【0011】上記外筒2は、図9および図10に示すよ
うに、断面形状C字状の円筒体である。すなわち、円筒
体の全長に、その軸方向に沿って一直線状に延びる第2
紙取り出し口2aが切り欠き形成されたもので、構成さ
れている。また、上記外筒2は内筒1の胴部10と同じ
長さに形成されており、上記外筒2の内周面は内筒1の
外周面に摺接するように形成されている。また、上記第
2紙取り出し口2aの周方向の幅は、上記第1紙取り出
し口1aの周方向の幅よりも幅広に形成されている。
【0012】上記軸3は、図11〜図13に示すよう
に、平板状に形成されており、その一端部(図面では、
左端部)の中央を、その長手方向に沿って一直線状に切
り欠き形成することにより、上記一端部が、上記胴部1
0の側壁10aに穿設した長孔12を弾圧状に挿通する
弾性二股部14に形成されている。この弾性二股部14
には、その外周部先端に、上記長孔12の係合段部12
aに係合しうる係合突部14aが形成されている。ま
た、上記軸3の他端部には、外周面に円環状の手動操作
部16が突設された円盤状蓋部15が形成されており、
この蓋部15の内面に、上記胴部10の他端開口に内嵌
する円盤状段部15aが形成されている。
【0013】このような紙収納容器を、つぎのようにし
て組み立てることができる。すなわち、まず、内筒1の
胴部10に外筒2を外嵌状に挿通し、第1および第2の
紙取り出し口1a,2aを位置合わせする。ついで、外
周部にバージンテープ5を巻回したロールペーパー4の
紙管4aに軸3を挿通する。つぎに、バージンテープ5
の先端を上記両紙取り出し口1a,2aに位置決めした
状態で、内筒1に軸3を挿通し、軸3の先端に形成した
弾性二股部14を上記胴部10の側壁10aに穿設した
長孔12に挿通し、上記弾性二股部14の係合突部14
aを長孔12の係合段部12aに係合させる。このと
き、軸3の蓋部15に形成した段部15aが上記胴部1
0の他端開口に内嵌する。このようにして組み立てた紙
収納容器は、バージンテープ5の先端が両紙取り出し口
1a,2aから突き出している。また、外筒2および軸
3が一体的に回転し、かつ、両者が内筒1に対して相対
回転自在になっている。また、外筒2が内筒1の手動操
作部11および軸3の手動操作部16で抜け止めされて
いる。
【0014】このようにして組み立てた紙収納容器を使
用する場合には、上記両紙取り出し口1a,2aから突
き出しているバージンテープ5の先端(図2参照)を引
き出し、ロールペーパー4の一端を両紙取り出し口1
a,2aから突き出させる。つぎに、ロールペーパー4
を所望長さ引き出し、ミシン目から切断し、この切断し
たペーパー(図示せず)であぶらとり等を行う。この最
初の使用ののちは、両紙取り出し口1a,2aからロー
ルペーパー4の一端が突き出している(図14参照)た
め、この突き出している部分を引き出して使用する。一
方、使用後は、外筒2を内筒1に対して少し相対回転さ
せると、外筒2の第2紙取り出し口2aが内筒1の第1
紙取り出し口1aから外れ、外筒2の内周面と内筒1の
外周面の間にロールペーパー4の一端が挟まれる(図1
5参照)。そののち、さらに外筒2を少し相対回転させ
ると、図16に示すように、外筒2と内筒1の間にロー
ルペーパー4の一端が収納され、外部に露出しなくな
る。
【0015】このように、上記実施の形態では、使用後
に、外筒2を内筒1に対して少し相対回転させることに
より、ロールペーパー4の一端を外筒2内に隠すことが
できる。したがって、その状態で保管等しておくと、そ
の保管中にロールペーパー4の一端が外部に露出するこ
とがないため、ロールペーパー4の一端が塵芥等で汚染
されることがなく、衛生的に優れている。
【0016】図17〜図19は本発明の紙収納容器の他
の実施の形態を示している。この実施の形態では、紙収
納容器は、ABS樹脂製の内筒21と、ABS樹脂製の
外筒22とからなり、上記内筒21の内部に矩形シート
群20が略円筒状に折り曲げられた状態で(図20参
照)収納される。上記矩形シート群20は、図21に示
すように、多数の矩形シート(化粧用あぶらとり紙)2
0aをそれぞれ中央から二つ折りし、上下に隣り合う矩
形シート20a同士を対向状に配設し、上側の矩形シー
ト20aの下側片上に下側の矩形シート20aの上側片
を載置したものであり、これにより各矩形シート20a
を1枚ずつ取り出せるようにしている。
【0017】上記内筒21は、図22〜図24に示すよ
うに、一端開口(図面では、左端開口)が側壁23aで
閉塞された円筒形状の胴部23と、この胴部23の一端
部に円環状に突設され外周面が正12角形に形成された
(上記胴部23より大径の)手動操作部24とからな
る。上記胴部23には、その他端開口(図面では、右端
開口)から略一端開口に至るまで、その軸方向に沿って
一直線状に延びる第1紙取り出し口21aが切り欠き形
成されている。また、上記胴部23には、その一端部の
外周面に円環状の係合突条25が周方向に形成されてい
る。
【0018】上記外筒22は、図25〜図27に示すよ
うに、円筒体に、その一端開口(図面では、左端開口)
から他端開口(図面では、右端開口)近傍部に至るま
で、その軸方向に沿って一直線状に延びる第2紙取り出
し口22aが切り欠き形成されたもので、構成されてい
る。また、上記外筒22の内周面は、内筒21の胴部2
3の外周面に摺接するように形成されており、かつ上記
外筒22の内周面の一端部に、上記胴部23の係合突条
25に回転自在に係合する円環状の係合溝26が周方向
に形成されている。また、上記第2紙取り出し口22a
の周方向の幅は、上記第1紙取り出し口21aの周方向
の幅よりも幅広に形成されている。
【0019】このような紙収納容器を、つぎのようにし
て組み立てることができる。すなわち、まず、略円筒状
に折り曲げた矩形シート群20を内筒21に挿通する。
このとき、矩形シート群20の最外層の矩形シート20
aの一端を内筒21の第1紙取り出し口21aから突き
出しておく。ついで、内筒21の第1紙取り出し口21
aから突き出している矩形シート20aの一端に外筒2
2の第2紙取り出し口22aを位置決めし、その状態で
内筒21に外筒22を外嵌状に挿通する。そののち、内
筒21の係合突条25を外筒22の係合溝26に係合す
る。このようにして組み立てた紙収納容器は、矩形シー
ト群20の最外層の矩形シート20aの一端が両紙取り
出し口21a,22aから突き出している。また、外筒
22が内筒21に対して相対回転自在になっている。
【0020】このようにして組み立てた紙収納容器を使
用する場合には、上記両紙取り出し口21a,22aか
ら突き出している矩形シート20aの一端を引き出し、
この取り出した矩形シート20aであぶらとり等を行
う。このとき、両紙取り出し口21a,22aから矩形
シート20aの一端が突き出しており、何度でも矩形シ
ート20aを1枚ずつ引き出すことができる。一方、使
用後は、外筒22を内筒21に対して少し相対回転させ
ると、外筒22の第2紙取り出し口22aが内筒21の
第1紙取り出し口21aから外れ、外筒22の内周面と
内筒21の外周面の間に矩形シート20aの一端が挟ま
れる。そののち、さらに外筒22を少し相対回転させる
と、外筒22と内筒21の間に矩形シート20aの一端
が収納されて外部に露出しなくなる。
【0021】このように、上記実施の形態では、使用後
に、外筒22を内筒21に対して少し相対回転させるこ
とにより、矩形シート20aの一端を外筒22内に隠す
ことができる。したがって、その状態で保管等しておく
と、その保管中に矩形シート20aの一端が外部に露出
することがないため、塵芥等で汚染されることがなく、
衛生的に優れている。
【0022】図28および図29は本発明の紙収納容器
のさらに他の実施の形態を示している。この実施の形態
では、紙収納容器は、ABS樹脂製の内筒31と、AB
S樹脂製の外筒32と、ABS樹脂製の蓋体33とから
なり、内筒31の内部に、図20に示すような矩形シー
ト群20が略円筒状に折り曲げられた状態で収納され
る。
【0023】上記内筒31は、図30および図31に示
すように、一端開口(図面では、左端開口)が側壁34
aで閉塞された円筒形状の胴部34と、この胴部34の
一端部に円環状に突設され外周面が正12角形に形成さ
れた(上記胴部34より大径の)手動操作部35とから
なる。上記胴部34には、その他端開口(図面では、右
端開口)から略一端開口に至るまで、その軸方向に沿っ
て一直線状に延びる第1紙取り出し口31aが切り欠き
形成されている。
【0024】上記外筒32は、図1に示す外筒2と同様
の構造(断面形状C字状の円筒体)をしている。すなわ
ち、図32および図33に示すように、円筒体の全長
に、その軸方向に沿って一直線状に延びる第2紙取り出
し口32aが切り欠き形成されたもので、構成されてい
る。また、上記蓋33は、内筒31の胴部34の他端開
口に外嵌状に固定しうる側壁付き円筒体に形成されてい
る。
【0025】このような紙収納容器を、つぎのようにし
て組み立てることができる。すなわち、まず、内筒31
の胴部34に外筒32を外嵌状に挿入し、第1および第
2の紙取り出し口31a,32aを位置合わせする。つ
いで、略円筒状に折り曲げた矩形シート群20を内筒3
1に挿通する。このとき、矩形シート群20の最外層の
矩形シート20aの一端を両紙取り出し口31a,32
aから突き出しておく。つぎに、上記胴部34の他端開
口に蓋33を取り付ける。このようにして組み立てた紙
収納容器は、矩形シート20aの一端が両紙取り出し口
31a,32aから突き出している。また、外筒32が
内筒31に対して相対回転自在になっている。
【0026】このようにして組み立てられた紙収納容器
を使用する場合には、上記他の実施の形態と同様にす
る。また、この実施の形態でも、上記他の実施の形態と
同様の作用・効果を奏する。しかも、このものでは、蓋
33を内筒31の胴部34の他端開口に着脱自在に取り
付けておくと、蓋33を取り外すことにより、矩形シー
ト群20の交換が容易になる。
【0027】なお、上記各実施の形態では、紙積層体と
して、ロールペーパー4や矩形シート群20(化粧用あ
ぶらとり紙20a)を用いているが、これに限定するも
のではなく、各種の化粧用紙やティッシュペーパーを用
いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の紙収納容器によ
れば、使用後等に内筒に対し外筒を少し相対回動させる
ことより、外筒で紙の積層体の一端を覆うことができ
る。したがって、この収納状態で保管等しておくと、そ
の間(不使用時に)紙の積層体の一端が外筒内に隠れ
て、外部に露出することがないため、塵芥等による汚染
を防止することができ、衛生的に優れている。
【0029】また、本発明において、上記内筒の内部に
芯棒が配設され、この芯棒に紙の積層体が巻回されてい
る場合には、内筒内に配設された芯棒にロールペーパー
等を支受することができる。このものでは、ロールペー
パーに所定間隔をおいてミシン目が設けられていると、
切断しやすくなる。また、本発明において、上記紙の積
層体が、矩形シートを上下多段に積み重ねるとともに上
下に隣り合う矩形シート同士を切り離し自在に連結した
矩形シート群を円筒状に折り曲げたものである場合に
は、内筒内に矩形シート群を収納し、矩形シートを1枚
ずつ引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙収納容器の一実施の形態を示す分解
斜視図である。
【図2】上記紙収納容器の正面図である。
【図3】上記紙収納容器の断面図である。
【図4】上記紙収納容器の側面図である。
【図5】内筒の正面図である。
【図6】上記内筒の断面図である。
【図7】上記内筒の一側面図である。
【図8】上記内筒の他側面図である。
【図9】外筒の正面図である。
【図10】上記外筒の側面図である。
【図11】軸の正面図である。
【図12】上記軸の断面図である。
【図13】上記軸の側面図である。
【図14】上記紙収納容器の作用を示す正面図である。
【図15】上記紙収納容器の作用を示す正面図である。
【図16】上記紙収納容器の作用を示す正面図である。
【図17】本発明の紙収納容器の他の実施の形態を示す
正面図である。
【図18】上記他の実施の形態を示す断面図である。
【図19】上記他の実施の形態を示す側面図である。
【図20】矩形シート群の説明図である。
【図21】矩形シートの積層状態を示す説明図である。
【図22】内筒の正面図である。
【図23】上記内筒の断面図である。
【図24】上記内筒の側面図である。
【図25】外筒の正面図である。
【図26】上記外筒の断面図である。
【図27】上記外筒の側面図である。
【図28】本発明の紙収納容器のさらに他の実施の形態
を示す正面図である。
【図29】上記さらに他の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図30】内筒の正面図である。
【図31】上記内筒の断面図である。
【図32】外筒の正面図である。
【図33】上記外筒の断面図である。
【図34】従来例を示す斜視図である。
【図35】ケースの拡大斜視図である。
【図36】他の従来例を示す斜視図である。
【図37】上記他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 内筒 1a 第1紙取り出し口 2 外筒 2a 第2紙取り出し口 4 ロールペーパー 10 胴部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−330579(JP,A) 特開 平9−254965(JP,A) 実開 昭63−82740(JP,U) 実開 昭58−76577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/08 B65D 77/02 B65D 77/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙の積層体を巻回状態でかつ周方向に回
    動可能に収納しうる内筒と、上記内筒の外周側壁に軸方
    向に沿って形成された第1の紙取り出し口と、それ自体
    の内周面が上記内筒の外周面に摺接する状態で上記内筒
    に相対回転自在に外嵌される外筒と、上記第1の紙取り
    出し口に対応する上記外筒の部分に形成された第2の紙
    取り出し口とからなり、使用時に、内筒に対し外筒を相
    対回動させ、両筒の紙取り出し口を位置合わせすること
    により、内筒の第1の紙取り出し口から突き出している
    紙の積層体の一端を外筒の第2の紙取り出し口から引き
    出すことができるように構成し、一方、使用後には、内
    筒に対し外筒を少し相対回動させ、両筒の紙取り出し口
    の位置をずらせることにより、内筒の第1の紙取り出し
    口から突き出している紙の積層体の一端を内筒の外周面
    と外筒の内周面との間に挟んだ状態で外筒で覆うことが
    できるように構成したことを特徴とする紙収納容器。
  2. 【請求項2】 上記内筒の内部に芯棒が配設され、この
    芯棒に紙の積層体が巻回されている請求項1記載の紙収
    納容器。
  3. 【請求項3】 上記紙の積層体が、矩形シートを上下多
    段に積み重ねるとともに上下に隣り合う矩形シート同士
    を切り離し自在に連結した矩形シート群を円筒状に折り
    曲げたものである請求項1または2記載の紙収納容器。
JP00643798A 1998-01-16 1998-01-16 紙収納容器 Expired - Lifetime JP3462741B2 (ja)

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