JP4523618B2 - 携帯式トイレットペーパー - Google Patents
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Description
そのような場合に於いては、携帯ティッシュペーパーで代用するケースが多く、その場合、携帯ティッシュペーパーによる種々の問題点が発生していた。
携帯ティッシュペーパーを用いる場合には、例えば次のような問題点が発生する。
(1)ティッシュペーパーはトイレを詰まらせる虞がある。
(2)携帯ティッシュペーパーは、連続して取り出すことができない。
(3)携帯ティッシュペーパーは、必要な長さを調節して取り出すことができない。
(4)一般に用いられている携帯ティッシュペーパーでは枚数が不足する場合が発生する。
先行文献として、例えば特許文献1があるが、特許文献1は、市販のトイレットペーパーをそのまま収納するボックスであり、携帯性の点で問題がある。
然しながら、トイレットペーパーを備え付けていないトイレはまだ存在するため、トイレにティシュペーパーを使用する等によって発生する問題が解決していない。
請求項1に係る発明は、内方筒と、
前記内方筒に回転自在に軸支される回転筒と、
所定間隔をもって切断用ミシン目が連続的に刻設されたトイレットペーパーがロール状に巻かれ、ロールの中心孔に前記回転筒が貫入されるトイレットペーパー部と、
前記トイレットペーパー部を所定間隔離間して被包し、両端部が前記内方筒の両端部に夫々接着され、外周部に前記トイレットペーパーを引き出すための開口部が形成された外方筒とを備え、
前記内方筒、回転筒、トイレットペーパー部、及び、外方筒は夫々屈曲自在に構成された携帯式トイレットペーパーであって、
携帯時には、全体を扁平状に屈曲させて携帯し、
トイレットペーパー使用時には、全体を円筒状に復元させ、前記回転筒と共にトイレットペーパー部を前記内方筒回りに回転させて前記トイレットペーパーを前記開口部から引き出すように構成されたことを特徴とする携帯式トイレットペーパーを提供するものである。
そして、トイレットペーパー使用時には、全体を円筒状に復元させ、回転筒と共にトイレットペーパー部を内方筒回りに回転させてトイレットペーパーを開口部から引き出せば、トイレットペーパー部が内方筒や外方筒に引っかかることなく円滑に回転し、トイレットペーパーをスムーズに所望の長さ引き出して使用することができる。
又、トイレットペーパーを便利に携帯できることにより、トイレットペーパーを備え付けていない公共施設等のトイレで利用できると共に、それらのトイレの便器の詰まりの問題を解消できる。
或いは、トイレにおけるトイレットペーパーの備え付けの有無に関わらず、携帯式トイレットペーパーのトイレットペーパーの紙質等を個人の好みのもの、例えば、軟らかい紙質、肌ざわりの良いもの、除菌効果のあるもの、拭取り効果の高い水や薬液を染み込ませたもの、吸水性の高いもの等にすることによって、個人の好みに合わせたトイレットペーパーを携帯して利用することが可能になる。
更に、ティシュペーパーとしても利用できる。
更に又、ペット用のトイレットペーパーとして、特に、ペットの外出時のトイレットペーパーとして利用することも可能である。
図1は、本発明の携帯式トイレットペーパーの斜視図を示し、図2は、組み立て前の分解図を示している。図3は、図1の携帯式トイレットペーパーのA−A線断面図を示し、図4は、図1の携帯式トイレットペーパーのB−B線断面図を示す。
尚、図1乃至図4に示す携帯式トイレットペーパーは扁平状に屈曲させた状態を示している。
図1及び図2に於いて、1は本発明の携帯式トイレットペーパーであり、携帯式トイレットペーパー1は、中心部に設けられる内方筒2と、内方筒2に回転自在に軸支される回転筒3と、トイレットペーパー4がロール状に巻かれ、ロールの中心孔5に回転筒3が貫入されるトイレットペーパー部6と、トイレットペーパー部6を所定間隔離間して被包し、両端部が内方筒2の両端部に夫々接着され、外周部にトイレットペーパー4を引き出すための開口部7が形成された外方筒8とを備えている。
尚、図1及び図2に於いて、携帯式トイレットペーパー1は扁平状に屈曲された状態であるため、この状態では、回転筒3は内方筒2に対して回転しないが、後述するように、携帯式トイレットペーパー1を円筒状に復元させると(図7参照)、回転筒3は内方筒2に対して回転可能になる。
又、携帯式トイレットペーパー1を組み立てる際は、夫々の部品を扁平状に屈曲しない状態、即ち円筒状態で組み立てる方が組み立て易い。
即ち、トイレットペーパー部6は、切断用のミシン目が刻設された公知のトイレットペーパーから芯を引き抜いたものを利用することができる。或いは、芯を引き抜かず、芯を回転筒として利用しても良い。但し、トイレットペーパーの巻き厚は、適宜に調節しても良い。
尚、図2中、4bはトイレットペーパー4の終端を示し、2wはトイレットペーパー4の幅寸法を示している。
図2中、3wは回転筒3の幅寸法を示し、幅寸法3wは、トイレットペーパー4の幅2w+延出縁3bの長さ×2の寸法に形成される。
図2中、4wは内方筒2の幅寸法を示し、幅寸法4wは、トイレットペーパー4の幅2w+延出部2bの長さ×2の寸法に形成される。
そして、外方筒部8aには、前記開口部7を形成するため、トイレットペーパー4の引き出し方向と直交する方向をもってペーパー引き出し用のミシン目が刻設されている。
図2中、5wは外方筒8の幅寸法を示し、幅寸法5wはトイレットペーパー4の幅2w+延出部8bの長さ×2の寸法に形成される。
尚、前記内方筒2、回転筒3、及び、外方筒8は屈曲自在のプラスチックで形成したが、プラスチックに代えて屈曲自在の紙で形成しても良く、然る時も同様な効果が期待できる。
尚、携帯式トイレットペーパー31の収納部33に代えて、収納部33を設けない携帯式トイレットペーパー1の外方筒8に、直接、宣伝用の広告等を印刷することも可能である。
2 内方筒
3 回転筒
4 トイレットペーパー
5 中心孔
6 トイレットペーパー部
7 開口部
8,34 外方筒
21 切断用ミシン目
32 宣伝用表示シート
33 収納部
Claims (3)
- 内方筒と、
前記内方筒に回転自在に軸支される回転筒と、
所定間隔をもって切断用ミシン目が連続的に刻設されたトイレットペーパーがロール状に巻かれ、ロールの中心孔に前記回転筒が貫入されるトイレットペーパー部と、
前記トイレットペーパー部を所定間隔離間して被包し、両端部が前記内方筒の両端部に夫々接着され、外周部に前記トイレットペーパーを引き出すための開口部が形成された外方筒とを備え、
前記内方筒、回転筒、トイレットペーパー部、及び、外方筒は夫々屈曲自在に構成された携帯式トイレットペーパーであって、
携帯時には、全体を扁平状に屈曲させて携帯し、
トイレットペーパー使用時には、全体を円筒状に復元させ、前記回転筒と共にトイレットペーパー部を前記内方筒回りに回転させて前記トイレットペーパーを前記開口部から引き出すように構成されたことを特徴とする携帯式トイレットペーパー。 - 前記開口部は、ミシン目が刻設され、トイレットペーパー使用時に前記ミシン目を破断して開口部を形成するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯式トイレットペーパー。
- 前記外方筒に宣伝用表示シートを表示自在に収納する収納部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯式トイレットペーパー。
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JP2007125934A JP4523618B2 (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 携帯式トイレットペーパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007125934A JP4523618B2 (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 携帯式トイレットペーパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008279070A JP2008279070A (ja) | 2008-11-20 |
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Family Applications (1)
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2007
- 2007-05-10 JP JP2007125934A patent/JP4523618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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