JP4655484B2 - 芯状化粧料容器 - Google Patents

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Description

この発明は、アイブロー、アイライナー又はリップライナー等の芯状化粧料の宣伝広告に際して、試供品として頒布されることとなる芯状化粧料容器に関するものである。
従来、例えばアイブロー、アイライナー又はリップライナー等の芯状化粧料の宣伝広告に際しては、実際の製品が試供品として頒布され、或いは店頭試用見本として供されたり、又は実際の製品を紙面に印刷した色見本を頒布することが一般的である。
そのため、このように宣伝広告に際して、実際の製品が試供品として頒布され、或いは店頭試用見本として供される場合、消費者は実際の製品の使用感や肌に塗布した場合の色調を確実に把握することができるものとなる。
ところが、実際に製品が宣伝広告において試供品として頒布され、或いは店頭試用見本として供されるということは、その宣伝広告に必要とするコストが著しく上昇してしまうものである。そして、特に実際の製品が店頭試用見本として供される場合では、不特定多数の消費者が一つの店頭試用見本である実際の製品を各々直接肌に塗布するので、確かに製品の使用感や色調を確実に把握することができる反面、不特定多数の消費者が製品を介して間接的に接触することとなるので衛生面で不安が生じるおそれがある。
また、単に製品を紙面に印刷することで色見本とし、直接又は雑誌などの媒体を通じてこれを頒布する場合、消費者は実際の使用感や色調を確実に把握することはできず、実際に購入した後に、改めて使用感や色調を知ることとなるので、自分の思い描いていた印象との間で齟齬が生じ易いものである。
そのため、消費者に対し、芯状化粧料の宣伝広告において、衛生面における不安を払拭しつつ実際の使用感や色調を確かめてもらえるよう、実際の製品を小型化したものを頒布するということも考えられる。ところが、当該宣伝広告のために、実際の製品を小型化することは、製造コスト面では実際の製品を新たに製造するのと同様の製造コストを必要として宣伝広告のコスト上昇を招き、結局実際の製品を頒布するのと大差がなくなってしまうものである。
特開平9−276041号公報 特開平11−225826号公報
解決しようとする問題点は、芯状化粧料の宣伝広告において、多数の消費者に対して衛生面での不安を払拭させつつ、芯状化粧料としての実際の使用感と色調を確実に把握させることが困難であると共に、それに必要とするコストを削減することができない点である。
この発明は、直接又は雑誌などの媒体を通じて当該芯状化粧料容器を入手した消費者が、直接受け取り又は雑誌などの媒体から切り抜いた所定形状の薄片に対して、スリットを有するカバー体と、その内部に保持される芯状化粧料とからなる芯状化粧料体を、そのスリットを介して挿嵌固定することで、芯状化粧料体の開口部より芯状化粧料を突出させると共に、該芯状化粧料体を挿嵌固定する薄片を巻回又は折り曲げ重ねて、該芯状化粧料体自体を保持する軸筒としてなることを特徴とするものである。
この発明の芯状化粧料容器は、薄片よりなる軸筒と芯状化粧料体からなる構造な簡易であるので、製造コストは安価となって個々の消費者に直接又は雑誌等の媒体を通じて容易に頒布することができるものとなり、しかも消費者は、他人の使用があり得ないことで衛生面での安全性を十分に確保して、実際に宣伝広告される化粧料の使用感や色調を確実に把握することができるという優れた効果を有する。
安価で、衛生的であって、しかも使用者が宣伝広告の化粧品の使用感や色調を確実に把握することができるという目的を、簡易な構成により実現した。
図1乃至図6において示す(1)は、この発明の第1実施例である芯状化粧料容器である。この芯状化粧料容器(1)は、製品説明や宣伝広告等を印刷しうる紙片(2’)を巻回してなる軸筒(2)と、樹脂等による筒形状のカバー体(10)の内部に芯状化粧料(11)を突出自在に保持してなる芯状化粧料体(9)から構成されるものである(図1参照)。尚、本実施例においては紙片(2’)を使用しているが、巻回や折り曲げ重ねて軸筒を形成しうるものであれば、不織布や樹脂シート等多様な素材が使用可能である。
該紙片(2’)は、上段部(2’a)と下段部(2’b)を有するように、略長方形状の四辺の上部一隅が2段状に切除され、上段部(2’a)は芯押し出し部(3)を形成し、下段部(2’b)は、それ以下の紙片(2’)部分が巻回されることによって、芯状化粧料体(9)のカバー体(10)下面を支持する基盤部(3a)を形成する。
一方、該紙片(2’)においては、その上部一隅に形成される芯押し出し部(3)側の辺部(本実施例では左辺部)よりも、それに対向する側の辺部(本実施例では右辺部)の長さを短くして短辺部(4)を形成すると共に、当該左右辺部を結ぶ紙片(2’)の上辺部を斜辺部(6)とし、更に短辺部(4)の近傍に該紙片(2’)を一体に接合する両面テープ(5)を設けるものである(図3参照)。
なお、雑誌などの媒体により宣伝広告のために頒布等を行う際には、図5に示すように、一隅に芯押し出し部(3)を形成する略長方形状の紙片(2”)にミシン目(7)を設けることで、このミシン目(7)より不要な紙片を切り離すことにより、そのミシン目(7)部分によって、左右両辺部を結ぶ斜辺部(6)を形成するものとしてもよいものである。また、該略長方形の紙片(2”)自体を雑誌に貼付したり、直接綴じ込むものとしても良いものであり、更には、その貼付あるいは綴じ込まれた状態では長方形状の紙片として、ミシン目によって余分な紙片を切り離すことにより、上段部(2’a)及び下段部(2’b)をも含めて、芯押し出し部(3)及び短辺部(4)を有する紙片(2’)としてなるものでも良い。
更に、上記紙片(2’)の他の一隅においては、平行に2本の切り込み(8)を設けることにより、該芯状化粧料体(9)を挟持する保持帯(8’)を形成してなるものである。
又、該芯状化粧料体(9)においては、輸送時などにおける折れや潰れ等の損害を防止できるように芯状化粧料(11)を保持するカバー体(10)の側面には、一本又は、本願第1実施例のように互いに対向するように、一方を開口端(13)とするスリット(12)を配設するものである。
そして、上記芯状化粧料体(9)をなすカバー体(10)の側面に配設されるスリット(12)においては、その開口端(13)に扇状の切り欠き部(14)を形成することにより、カバー体(10)に保持される芯状化粧料(11)をカバー体(10)より突出させるべく、紙片(2’)の芯押し出し部(3)をスリット(12)内に挿嵌するに際に、紙片(2’)の芯押し出し部(3)をより容易に誘導することができるものとなる〔図2参照〕。
この発明の第1実施例である芯状化粧料容器(1)は以上のような構成を具えるので、宣伝広告として頒布された上記紙片(2’)を受け取った消費者は、図6(イ)乃至(ニ)示すように芯状化粧料容器(1)を作成するものである。
即ち、まず消費者は、宣伝広告のために受け取った紙片(2’)の保持帯(8’)に保持されている芯状化粧料体(9)を取り出す。
そして、紙片(2’)の上部左隅を2段に切除したうちの上段部(2’a)により形成された芯押し出し部(3)に対して、該芯状化粧料体(9)のカバー体(10)に対向するように配設されるスリット(12)の開口端(13)を押し当てて挿嵌する。
その結果、紙片(2’)の芯押し出し部(3)に対して挿嵌された芯状化粧料体(9)においては、該芯状化粧料体(9)を成すカバー体(10)内に保持される芯状化粧料(11)が、芯押し出し部(3)により上方へと押し出され、カバー体(10)より外部に突出するものとなる〔図4(イ)乃至(ハ)参照〕。
更に、芯状化粧料体(9)を紙片(2’)の芯押し出し部(3)に対して挿嵌した状態、すなわち芯状化粧料体(9)のカバー体(10)先端から芯状化粧料(11)が突出した状態で、下段部(2’b)以下の紙片部分を芯状化粧料体(9)が挿嵌された位置まで巻回することにより、基盤部(3a)を形成する〔図6(ロ)参照〕。この時、基盤部(3a)の上端部が、紙片(2’)の芯押し出し部(3)に挿嵌された芯状化粧料体(9)のカバー体(10)の下面に当接して支持するように、位置決めがなされている。
そして更に、芯押し出し部(3)に挿嵌されている芯状化粧料体(9)と共に該紙片(2’)を右辺部の短辺部(4)方向へ巻回して行くにつれて、該紙片(2’)は軸筒(2)を形成することとなり、紙片(2’)の芯押し出し部(3)に挿嵌されている芯状化粧料体(9)は、この巻回していく紙片(2’)に巻き込まれて、該紙片(2’)の形成する軸筒(2)上部に固定されるものとなる。
また該紙片(2’)には斜辺部(6)が形成されていることから、紙片(2’)自体はその上部を下方へ向かって膨らんだテーパー状にして軸筒(2)を形成していくものとなる。そして最終的に、紙片(2’)の短辺部(4)の近傍に貼着されている両面テープ(5)によって紙片(2’)を接合することにより、上部をテーパー状として上端に芯状化粧料(11)を突出したまま保持する軸筒(2)を有する芯状化粧料容器(1)となるものである。
なお、この発明の第1実施例である芯状化粧料容器(1)を構成することとなる紙片(2’)においては、芯押し出し部(3)を設けた辺部側(すなわち本実施例では左辺部側)に対向する辺部側(すなわち本実施例では右辺部側)に短辺部(4)を形成することにより、その両辺部を結ぶ斜辺部(6)を形成しているが、このように、紙片(2’)において短辺部(4)へ向けての斜辺部(6)を形成することにより、この紙片(2’)を巻回する際には、その巻回により形成される軸筒(2)の上端を下方へ向かって膨らんだテーパー状に容易にすることができるため、軸筒(2)上部において保持される芯状化粧料体(9)のカバー体(10)より突出している芯状化粧料(11)を、容易且つ確実に軸筒(2)より上方へ突出した状態とすることができる。
以上のように、簡単な構造により容易且つ確実に芯状化粧料容器(1)を形成することができ、芯状化粧料容器(1)自体が通常の鉛筆のように大きくなるので使用が容易となり、消費者にとっては非常に扱いやすくなる上、清潔な状態で実際の製品と同様の使用感及び色調を確実に把握することができることとなる。
尚、本実施例においては、略長方形状の紙片(2’)の上部左隅を2段状に切除して、その上段部(2’a)により芯押し出し部(3)を形成するとともに、下段部(2’b)により、芯状化粧料体(9)のカバー体(10)を支持する基盤部(3a)とし、更に斜辺部(6)を形成することによって、紙片(2’)を巻回して軸筒(2)を形成した際に、芯状化粧料(11)を容易且つ確実に軸筒(2)より上方へ突出させることができるようにしたが、より簡易な構成としては、以下の構成も可能である。すなわち、長方形状の紙片の上辺部左隅を芯押し出し部(3)とし、該芯押し出し部(3)に芯状化粧料体(9)のカバー体(10)に配設されるスリット(12)の開口端(13)を押し当てて挿嵌する。その結果、紙片の芯押し出し部(3)に対して挿嵌された芯状化粧料体(9)においては、該芯状化粧料体(9)をなすカバー体(10)内に保持される芯状化粧料(11)が、芯押し出し部(3)により上方へと押し出され、カバー体(10)より外部に突出するものとなり、その後、紙片を巻回して軸筒を形成する。この構成においては、芯状化粧料体(9)は、カバー体(10)のスリット(12)上端部と芯押し出し部(3)との係合によって、軸筒の上部に保持されるものとなる。又、同様に紙片の上辺部に切り欠けを設け、該切り欠け部分の上辺部を芯押し出し部(3)とし、該芯押し出し部(3)に芯状化粧料体(9)のカバー体(10)に対向するように配設されるスリット(12)の開口端(13)を押し当てて挿嵌し、その後に、該紙片を巻回してもよい。
図7及び図8において示すのは、この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)である。この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)は、角柱状の軸筒(15)を有し、その上部は下方へ向かって膨らんだテーパー形状となっている。この芯状化粧料容器(1’)は、第1実施例と同様に、製品説明や宣伝広告等を印刷しうる紙片(15’)からなる軸筒(15)と、樹脂等による筒形状のカバー体(10)の内部に芯状化粧料(11)を突出自在に保持してなる芯状化粧料体(9)から構成されるものである(図7参照)。
そして、この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)を構成することとなる紙片(15’)は、第1実施例と同様に、上段部(15’a)と下段部(15’b)を有するように、その略長方形状の四辺の上部左隅が2段状に切除され、上段部(15’a)は芯押し出し部(3’)を形成し、下段部(15’b)は、それ以下の紙片(15’)部分が折り曲げ重ねられることによって、芯状化粧料体(9)のカバー体(10)下面を支持する基盤部(3’a)を形成する。一方、上記紙片(15’)の他の一隅においては、実施例1と同様に、芯状化粧料体(9)を保持してなる保持帯(8”)が設けられているものである。
そして、該紙片(15’)には、折曲自在となるように所定間隔を持って折り曲げ溝(16)が配設されているもである。
更に、該紙片(15’)において、該紙片(15’)の芯押し出し部(3’)を設けた辺部側(本実施例では左辺部側)と、その対向する側に形成される短辺部(4’)とは斜辺部(6’)により結ばれ、又、該短辺部(4’)には、折り曲げ重ねた紙片(15’)を最終的に接合する手段として使用する矢印状の差込片(17)が設けられ、又、該紙片(15’)上には、この矢印状の差込片(17)を挿嵌して係合することとなるスリット(18)が所定位置に設けられているものである。
なお、この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)の軸筒(15)をなす紙片(15’)は、第1実施例と同様に、例えば図5に示すように、略長方形状の紙片にミシン目(7)を設けることで、このミシン目(7)より不要な紙片を切り離すことにより、芯押し出し部(3’)を設けた辺部側とそれに対向する側に設けられた短辺部(4’)との間を結ぶ斜辺部(6’)を形成するものとしてもよい。また、該略長方形の紙片自体を雑誌に貼付したり、直接綴じ込むものとしても良いものであり、更には、ミシン目(7)によって余分な紙片を切り離すことにより、上段部(15’a)及び下段部(15’b)をも含めて、長方形状の紙片から芯押し出し部(3’)及び短辺部(4’)を有する紙片(15’)としてなるものでも良い。
この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)は以上の構成よりなるものであるので、宣伝広告として頒布されたこの芯状化粧料容器(1’)を構成することとなる紙片(15’)を受け取った消費者は、図8(イ)乃至(ニ)に示すように、芯状化粧料容器(1’)を作成することとなるものである。
即ち、この発明の第1実施例と同様に、まず消費者は、宣伝広告のために受け取った紙片(15’)の保持帯(8”)に保持されている芯状化粧料体(9)を取り出すものである〔図8(イ)参照〕。
そして、該芯状化粧料体(9)を芯押し出し部(3’)に、芯状化粧料体(9)のカバー体(10)に配設されるスリット(12)を押し当てて挿嵌して、芯状化粧料(11)をカバー体(10)より外部に突出させるものである〔図4(ロ)参照〕。
更に、芯状化粧料体(9)を紙片(15’)の芯押し出し部(3’)に対して挿嵌した状態、すなわち芯状化粧料体(9)のカバー体(10)先端から芯状化粧料(11)が突出した状態で、下段部(15’b)以下の紙片部分を芯状化粧料体(9)が挿嵌された位置まで、その折り曲げ溝(16)毎に同溝(16)に従って折り曲げ重ねることにより、基盤部(3’a)を形成する〔図8(ハ)参照〕。この時、基盤部(3’a)の上端部が、紙片(15’)の芯押し出し部(3’)に挿嵌された芯状化粧料体(9)のカバー体(10)の下面に当接して支持するように、位置決めがなされている。
そして、更に芯押し出し部(3’)に挿嵌されている芯状化粧料体(9)と共に該紙片(15’)を右辺部の短辺部(4)方向へ折り曲げ溝(16)毎に同溝(16)に従って折り曲げ重ねて行くことにより、該紙片(15’)は隙間なく緊密に巻回して、軸筒(15)を強固に形成することとなり、紙片(15’)の芯押し出し部(3’)に挿嵌されている芯状化粧料体(9)は、この折り曲げ重ねられて行く紙片(15’)に巻き込まれて、該紙片(15’)の形成する軸筒(15)上部に固定されるものとなる。
また該紙片(15’)には斜辺部(6’)が形成されていることから、紙片(15’)自体はその上部を下方へ向かって膨らんだテーパー状にして軸筒(15)を形成していくものとなる。
そして最終的に、紙片(15’)の短辺部(4’)に一体に形成された矢印状の差込片(17)を、紙片(15’)の所定位置に設けられたスリット(18)に挿嵌して係合し、紙片(15’)を互いに接合することで、上端部をテーパー形状とする軸筒(15)を有する芯状化粧料容器(1’)としてなるものである〔図4(ニ)参照〕。
なお、この発明の第2実施例である芯状化粧料容器(1’)を構成することとなる紙片(15’)においては、芯押し出し部(3’)を設けた辺部側(すなわち本実施例では左辺部側)に対向する辺部側(すなわち本実施例では右辺部側)に短辺部(4’)を形成することにより、その両辺部を結ぶ斜辺部(6’)を形成しているが、このように、紙片(15’)において短辺部(4’)へ向けての斜辺部(6’)を形成することにより、この紙片(15’)を折り曲げ重ねて行く際には、その折り曲げ重ねにより形成される軸筒(15)の上端を下方へ向かって膨らんだテーパー状に容易にすることができるため、軸筒(15)上部において保持される芯状化粧料体(9)のカバー体(10)より突出している芯状化粧料(11)を、容易且つ確実に軸筒(15)より上方へ突出した状態とすることができる。
以上のように、簡単な構造により容易且つ確実に芯状化粧料容器(1’)を形成することができ、芯状化粧料容器(1’)自体が通常の鉛筆のように大きくなるので使用が容易となり、消費者にとっては非常に扱いやすくなる上、清潔な状態で実際の製品と同様の使用感及び色調を確実に把握することができることとなる。
宣伝広告において頒布されるだけでなく、携帯用としての化粧料容器としても適用できる。
この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の正面図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器における芯状化粧料体の全体斜視図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器を作成する前の状態を示す図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の、芯状化粧料体における芯押し出し部による芯状化粧料の突出状態を示す図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器における紙片の宣伝広告の際に頒布する状態を示す正面図である。 この発明の第1実施例の芯状化粧料容器の作成過程を示す図である。 この発明の第2実施例の芯状化粧料容器の全体斜視図である。 この発明の第2実施例の芯状化粧料容器の作成過程を示す図である。
符号の説明
1、1’ 芯状化粧料容器
2 軸筒
2’、2” 紙片
2’a 上段部
2’b 下段部
3、3’ 芯押し出し部
3a、3’a 基盤部
4、4’ 短辺部
5 両面テープ
6、6’ 斜辺部
7 ミシン目
8 切り込み
8’、8” 保持体
9 芯状化粧料体
10 カバー体
11 芯状化粧料
12 スリット
13 開口端
14 切り欠き部
15 軸筒
15’ 紙片
15’a 上段部
15’b 下段部
16 折り曲げ溝
17 差込片
18 スリット

Claims (7)

  1. 薄片を巻回又は折り曲げ重ねてなる軸筒と、この軸筒の上部に保持され、筒形状のカバー体の内部に芯状化粧料を保持してなる芯状化粧料体から構成され、
    該薄片は、方形状の上辺部の一部もしくは上辺部に設けた切り欠き部を芯押し出し部とし、
    又、該芯状化粧料体をなすカバー体の側面には、下方を開口端とするスリットを配設するものであって、
    該薄片の芯押し出し部に対して、芯状化粧料体をなすカバー体の側面に配設されるスリットを挿嵌させて、芯状化粧料をカバー体より上方に突出させると共に、
    該薄片を、左右方向へ巻回又は折り曲げ重ねて軸筒を形成してなる芯状化粧料容器。
  2. 上記薄片の上部一隅を2段に切除して上段部と下段部を形成し、該上段部を芯押し出し部として、芯状化粧料体をなすカバー体の側面に配設されるスリットを挿嵌させて、芯状化粧料をカバー体より上方に突出させると共に、該下段部以下の薄片部分を巻回又は折り曲げ重ねて形成した基盤部の上端が、芯状化粧料体をなすカバー体の下面を支持してなる請求項1記載の芯状化粧料容器。
  3. 上記薄片において、左右両辺の内、芯押し出し部を形成した側よりもその対向する辺部側を短辺として、芯押し出し部から当該短辺部に向かって斜辺部を形成し、
    該薄片の巻回又は折り曲げ重ねに伴って先端に向かってテーパー状の軸筒としてなる請求項1又は2記載の芯状化粧料容器。
  4. 上記薄片において、折曲自在となるように所定間隔を持って折り曲げを配設してなる請求項1乃至3のいずれか一つに記載の芯状化粧料容器。
  5. 該薄片において、左右両辺部の内、芯押し出し部が形成されていない辺部側に、該薄片を巻回又は折り曲げ重ねて軸筒を形成した際に、該薄片を一体とする接合手段を設けてなる請求項1乃至4のいずれか一つに記載の芯状化粧料容器。
  6. 上記芯状化粧料体をなすカバー体の側面に配設されるスリットの開口端に、扇状の切り欠き部を形成してなる請求項1乃至5のいずれか一つに記載の芯状化粧料容器。
  7. 上記薄片面上に平行に2本の切り込みを設けることにより、該芯状化粧料体を挟持する保持帯を形成してなる請求項1乃至6のいずれか一つに記載の芯状化粧料容器。
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