JPH0977083A - ロールペーパ収納ケース - Google Patents
ロールペーパ収納ケースInfo
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- JPH0977083A JPH0977083A JP23940195A JP23940195A JPH0977083A JP H0977083 A JPH0977083 A JP H0977083A JP 23940195 A JP23940195 A JP 23940195A JP 23940195 A JP23940195 A JP 23940195A JP H0977083 A JPH0977083 A JP H0977083A
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- JP
- Japan
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- case member
- roll paper
- upper case
- outlet
- tongue
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロールペーパを容易に切断できる機能を有す
るロールペーパ収納ケースの提供。 【解決手段】 ロールペーパ収納ケース(10)は、分
解可能な下側ケース部材(20)と上側ケース部材(3
0)とを備える。上側ケース部材(30)の上側には、
取出口(33)が形成され、該取出口(33)の周縁
(33a)には、ロールペーパ(P)を切断し且つ切断
されたロールペーパ(P)の先端(Pa)を保持する機
能を有する、複数の舌片部材(34)が略均等間隔で取
付けられている。隣接する舌片部材(34)間に、放射
状の延びる第1のスロット(38)と、円周方向に延び
る第2のスロット(39)とが形成されている。
るロールペーパ収納ケースの提供。 【解決手段】 ロールペーパ収納ケース(10)は、分
解可能な下側ケース部材(20)と上側ケース部材(3
0)とを備える。上側ケース部材(30)の上側には、
取出口(33)が形成され、該取出口(33)の周縁
(33a)には、ロールペーパ(P)を切断し且つ切断
されたロールペーパ(P)の先端(Pa)を保持する機
能を有する、複数の舌片部材(34)が略均等間隔で取
付けられている。隣接する舌片部材(34)間に、放射
状の延びる第1のスロット(38)と、円周方向に延び
る第2のスロット(39)とが形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ロールペーパ収
納ケースに関連し、より詳細には、収納したロールペー
パを容易に切断できる機能を有するロールペーパ収納ケ
ースに関連する。
納ケースに関連し、より詳細には、収納したロールペー
パを容易に切断できる機能を有するロールペーパ収納ケ
ースに関連する。
【0002】
【従来の技術】ロールペーパ(所謂トイレットペーパ
ー)は、その中心にシャフトを通すことによってトイレ
の壁面等に取付けられた専用ホルダに支持され、外側か
ら、順次、巻き戻し、切断して使用されるのが一般的で
ある。従って、ロールペーパを持ち運び、箱入りの所謂
ティッシュペーパ等と同様に使用できるようにするロー
ルペーパ収納ケースは知られていなかった。
ー)は、その中心にシャフトを通すことによってトイレ
の壁面等に取付けられた専用ホルダに支持され、外側か
ら、順次、巻き戻し、切断して使用されるのが一般的で
ある。従って、ロールペーパを持ち運び、箱入りの所謂
ティッシュペーパ等と同様に使用できるようにするロー
ルペーパ収納ケースは知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、オートキャン
プ等の野外活動に、ロールペーパを持ち出し、キッチン
ペーパー等として使用したい場合がある。しかしなが
ら、ロールペーパは、水を吸いやすいため、剥き出しで
持ち運び、そして、剥き出しでキャンプサイト等の使用
場所に設置することは好ましくない。従って、ロールペ
ーパを収納して、持ち運ぶことができ更にキャンプサイ
ト等の使用場所に設置できる専用ケースが望まれてい
る。更に、ロールペーパは、長尺状であり、使用に際し
ては切断する必要がある。従って、このような専用ケー
スには、ロールペーパを所望の長さで容易に切断し、且
つ、次のロールペーパ引き出しの際に、ロールペーパを
容易に引き出せるようにする機能が求められる。本発明
は、上述したような要請に応じてなされたものであり、
ロールペーパを収納して、持ち運ぶことができ、更に、
使用場所に設置でき、加えて、ロールペーパを容易に切
断できるとともに、次のロールペーパ引き出し時にも、
容易にロールペーパを引き出せる機能を備えたロールペ
ーパ収納ケースを提供することを目的とする。
プ等の野外活動に、ロールペーパを持ち出し、キッチン
ペーパー等として使用したい場合がある。しかしなが
ら、ロールペーパは、水を吸いやすいため、剥き出しで
持ち運び、そして、剥き出しでキャンプサイト等の使用
場所に設置することは好ましくない。従って、ロールペ
ーパを収納して、持ち運ぶことができ更にキャンプサイ
ト等の使用場所に設置できる専用ケースが望まれてい
る。更に、ロールペーパは、長尺状であり、使用に際し
ては切断する必要がある。従って、このような専用ケー
スには、ロールペーパを所望の長さで容易に切断し、且
つ、次のロールペーパ引き出しの際に、ロールペーパを
容易に引き出せるようにする機能が求められる。本発明
は、上述したような要請に応じてなされたものであり、
ロールペーパを収納して、持ち運ぶことができ、更に、
使用場所に設置でき、加えて、ロールペーパを容易に切
断できるとともに、次のロールペーパ引き出し時にも、
容易にロールペーパを引き出せる機能を備えたロールペ
ーパ収納ケースを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上方に向かって開口する有底円筒形状を
有する下側ケース部材と、下方に向かって開口する有底
円筒形状を有し前記下側ケース部材に組み合わせ可能な
上側ケース部材とを備え、前記上側ケース部材の底面の
略中央に略円形のロールペーパ取出口が形成され、該取
出口の周縁に、内方に向かって延びる複数枚の可撓性を
有する舌片部材が略均等間隔で取付けられており、各舌
片部材間に、前記取出口の周縁に沿って円周方向に延び
る基部と該基部の中央から半径内方に延びる延長部とか
らなるスロットが形成されているロールペーパ収納ケー
スを、提供する。更に、本発明は、上方に向かって開口
する有底円筒形状を有する下側ケース部材と、下方に向
かって開口する有底円筒形状を有し前記下側ケース部材
に組み合わせ可能な上側ケース部材とを備え、前記上側
ケース部材の底面の略中央に略円形のロールペーパ取出
口が形成され、該取出口の周縁に、内方に向かって延び
る複数枚の可撓性を有する舌片部材が略均等間隔で取付
けられており、前記舌片部材は、一端が前記取出口の周
縁に取付けられた幅狭の柄部と、該柄部の他端にその底
辺が連設された略三角形状の舌部とからなり、各舌部の
先端によって、取出口の略中央に略円形の空間部が形成
されるととも、隣接する舌片部材の舌部間に半径方向に
延びる第1のスロットがそれぞれ形成され、更に、隣接
する舌片部材の柄部間に円周方向に延びる第2のスロッ
トがそれぞれ形成されるロールペーパ収納ケースを提供
する。
に、本発明は、上方に向かって開口する有底円筒形状を
有する下側ケース部材と、下方に向かって開口する有底
円筒形状を有し前記下側ケース部材に組み合わせ可能な
上側ケース部材とを備え、前記上側ケース部材の底面の
略中央に略円形のロールペーパ取出口が形成され、該取
出口の周縁に、内方に向かって延びる複数枚の可撓性を
有する舌片部材が略均等間隔で取付けられており、各舌
片部材間に、前記取出口の周縁に沿って円周方向に延び
る基部と該基部の中央から半径内方に延びる延長部とか
らなるスロットが形成されているロールペーパ収納ケー
スを、提供する。更に、本発明は、上方に向かって開口
する有底円筒形状を有する下側ケース部材と、下方に向
かって開口する有底円筒形状を有し前記下側ケース部材
に組み合わせ可能な上側ケース部材とを備え、前記上側
ケース部材の底面の略中央に略円形のロールペーパ取出
口が形成され、該取出口の周縁に、内方に向かって延び
る複数枚の可撓性を有する舌片部材が略均等間隔で取付
けられており、前記舌片部材は、一端が前記取出口の周
縁に取付けられた幅狭の柄部と、該柄部の他端にその底
辺が連設された略三角形状の舌部とからなり、各舌部の
先端によって、取出口の略中央に略円形の空間部が形成
されるととも、隣接する舌片部材の舌部間に半径方向に
延びる第1のスロットがそれぞれ形成され、更に、隣接
する舌片部材の柄部間に円周方向に延びる第2のスロッ
トがそれぞれ形成されるロールペーパ収納ケースを提供
する。
【0005】このように構成された本発明では、中心の
芯を取り外したロールペーパを収容した下側ケース部材
に、上側ケース部材を被せて、両ケース部材を組み合わ
せることによって、ロールペーパを容器内に収納する。
ロールペーパの取り出しは、上側部材に形成された取出
口から手を容器内部にいれ、ロールペーパの最も中心側
(内側)の端を掴み、舌部の先端によって形成された空
間部を通して、ロールペーパを順次引き出すことによっ
て行う。取出口の周縁に取付けられた舌片部材は、可撓
性を有するので、取出口を通して、容器内部に容易に手
を入れることができる。必要な長さのロールペーパを引
き出した後、ロールペーパを切断する。ロールペーパの
切断は、切断したい箇所の近傍でロールペーパを手で把
持ち、手を勢い良く、取出口の半径方向に動かして、ロ
ールペーパを半径方向に引くことによって達成される。
この時、ロールペーパは、第1のスロットの最も奥の部
分、即ち、第1のスロットと第2のスロットが交差する
部分等に挟まれ、手による引き出しに対して抵抗する。
その結果、手によって把持された部分と、スロットに挟
まれた部分との間で、ロールペーパが切断される。
芯を取り外したロールペーパを収容した下側ケース部材
に、上側ケース部材を被せて、両ケース部材を組み合わ
せることによって、ロールペーパを容器内に収納する。
ロールペーパの取り出しは、上側部材に形成された取出
口から手を容器内部にいれ、ロールペーパの最も中心側
(内側)の端を掴み、舌部の先端によって形成された空
間部を通して、ロールペーパを順次引き出すことによっ
て行う。取出口の周縁に取付けられた舌片部材は、可撓
性を有するので、取出口を通して、容器内部に容易に手
を入れることができる。必要な長さのロールペーパを引
き出した後、ロールペーパを切断する。ロールペーパの
切断は、切断したい箇所の近傍でロールペーパを手で把
持ち、手を勢い良く、取出口の半径方向に動かして、ロ
ールペーパを半径方向に引くことによって達成される。
この時、ロールペーパは、第1のスロットの最も奥の部
分、即ち、第1のスロットと第2のスロットが交差する
部分等に挟まれ、手による引き出しに対して抵抗する。
その結果、手によって把持された部分と、スロットに挟
まれた部分との間で、ロールペーパが切断される。
【0006】又、ロールペーパの切断したい箇所を、第
2のスロット内に移動させ、この状態で、手を取出口の
接線方向に動かしてロールペーパを引き、ロールペーパ
を第2のスロットの奥に挟み込み、この挟まれた部分
と、手で把持した部分との間で、ロールペーパを切断し
てもよい。いずれの方法を採った場合であっても、片手
で容易に所望の長さのロールペーパを切断できる。尚、
ロールペーパ切断時の、ロールペーパと舌片部材との関
係は、上述した関係に限定されるものではなく、ロール
ペーパ引き出し時のロールペーパの形態、或いは位置等
によって様々に変化する。いずれにせよ、舌片部材によ
って引き出しに対する抵抗が生じ、ロールペーパが切断
させるものである。先端部が所望長さ切断されたロール
ペーパの端、即ち、ケース内に残されたロールペーパの
先端は、第1或いは第2のスロット内、又は、舌部の先
端によって形成された開口部内で、舌片部材によって挟
まれ、保持される。従って、次回の使用時には、ロール
ペーパの先端が舌片部材間から飛出しているため、ケー
スの中まで手を入れ、ロールペーパの先端を掴む必要が
ない。
2のスロット内に移動させ、この状態で、手を取出口の
接線方向に動かしてロールペーパを引き、ロールペーパ
を第2のスロットの奥に挟み込み、この挟まれた部分
と、手で把持した部分との間で、ロールペーパを切断し
てもよい。いずれの方法を採った場合であっても、片手
で容易に所望の長さのロールペーパを切断できる。尚、
ロールペーパ切断時の、ロールペーパと舌片部材との関
係は、上述した関係に限定されるものではなく、ロール
ペーパ引き出し時のロールペーパの形態、或いは位置等
によって様々に変化する。いずれにせよ、舌片部材によ
って引き出しに対する抵抗が生じ、ロールペーパが切断
させるものである。先端部が所望長さ切断されたロール
ペーパの端、即ち、ケース内に残されたロールペーパの
先端は、第1或いは第2のスロット内、又は、舌部の先
端によって形成された開口部内で、舌片部材によって挟
まれ、保持される。従って、次回の使用時には、ロール
ペーパの先端が舌片部材間から飛出しているため、ケー
スの中まで手を入れ、ロールペーパの先端を掴む必要が
ない。
【0007】本発明の、好ましい実施態様のロールペー
パ収納ケースでは、前記上側ケース部材と下側ケース部
材が、1個のロールペーパを収納できる収納空間を内部
に形成する第1の組み合わせ状態と、2個のロールペー
パを収納できる収納空間を内部に形成する第2の組み合
わせ状態と、のいずれかの組み合わせ状態を採りうる、
ようにしている。この構成を採ることによって、必要に
応じて、内部に予備のロールペーパを収納することがで
きる。本発明のもう一つの好ましい実施態様では、前記
上側ケース部材と下側ケース部材とを、前記第1の組み
合わせ状態に維持する第1のロック手段と、前記上側ケ
ース部材と下側ケース部材とを、前記第2の組み合わせ
状態に維持する第2のロック手段とが、設けられてい
る。この構成を採ることによって、上側ケース部材と下
側ケース部材との第1又は第2の組み合わせ状態を確実
に維持することができる。本発明のもう一つのこの好ま
しい実施態様では、前記上側ケース部材に、前記取出口
を覆うキャップが取付けられている。
パ収納ケースでは、前記上側ケース部材と下側ケース部
材が、1個のロールペーパを収納できる収納空間を内部
に形成する第1の組み合わせ状態と、2個のロールペー
パを収納できる収納空間を内部に形成する第2の組み合
わせ状態と、のいずれかの組み合わせ状態を採りうる、
ようにしている。この構成を採ることによって、必要に
応じて、内部に予備のロールペーパを収納することがで
きる。本発明のもう一つの好ましい実施態様では、前記
上側ケース部材と下側ケース部材とを、前記第1の組み
合わせ状態に維持する第1のロック手段と、前記上側ケ
ース部材と下側ケース部材とを、前記第2の組み合わせ
状態に維持する第2のロック手段とが、設けられてい
る。この構成を採ることによって、上側ケース部材と下
側ケース部材との第1又は第2の組み合わせ状態を確実
に維持することができる。本発明のもう一つのこの好ま
しい実施態様では、前記上側ケース部材に、前記取出口
を覆うキャップが取付けられている。
【0008】このキャップによって、ケース内部への水
等の侵入を防止できる。
等の侵入を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実
施形態のロールペーパ収納ケース10が、ロールペーパ
1個を収納できる第1の状態にあり、且つ、内部に1個
のロールペーパPを収容した状態を示す斜視図である。
図2の分解斜視図から明らかなように、ロールペーパ収
納ケース10は、上方に向かって開口する有底円筒形状
を有する下側ケース部材20と、下方に向かって開口す
る有底円筒形状を有し前記下側ケース部材20に組み合
わせ可能な上側ケース部材30とを備える。両ケース部
材20、30は、いずれもポリエチレン等の合成樹脂で
一体成形され、約1.5mm程度の厚さを有するものであ
る。前記下側ケース部材20の横断面は、一般に市販さ
れているロールペーパ(トイレットペーパー)の横断面
より大きく形成されている。更に、前記上側ケース部材
30の横断面の直径は、下側ケース部材20の横断面の
直径より大きく形成されている。従って、これらのケー
ス部材20、30は、下側ケース部材20の開口21を
上方に向け且つ上側ケース部材30の開口31を下方に
向けた状態で、上側ケース部材30が、下側ケース部材
20の外側を覆うようにして組み合わせられる(図
4)。
に沿って詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実
施形態のロールペーパ収納ケース10が、ロールペーパ
1個を収納できる第1の状態にあり、且つ、内部に1個
のロールペーパPを収容した状態を示す斜視図である。
図2の分解斜視図から明らかなように、ロールペーパ収
納ケース10は、上方に向かって開口する有底円筒形状
を有する下側ケース部材20と、下方に向かって開口す
る有底円筒形状を有し前記下側ケース部材20に組み合
わせ可能な上側ケース部材30とを備える。両ケース部
材20、30は、いずれもポリエチレン等の合成樹脂で
一体成形され、約1.5mm程度の厚さを有するものであ
る。前記下側ケース部材20の横断面は、一般に市販さ
れているロールペーパ(トイレットペーパー)の横断面
より大きく形成されている。更に、前記上側ケース部材
30の横断面の直径は、下側ケース部材20の横断面の
直径より大きく形成されている。従って、これらのケー
ス部材20、30は、下側ケース部材20の開口21を
上方に向け且つ上側ケース部材30の開口31を下方に
向けた状態で、上側ケース部材30が、下側ケース部材
20の外側を覆うようにして組み合わせられる(図
4)。
【0010】又、下側ケース部材20及び上側ケース部
材30のそれぞれの軸線方向の長さは、一般的なロール
ペーパ(トイレットペーパー)の軸線方向の長さより若
干大きく形成されている。従って、図1に示すように、
下側ケース部材20の大部分の領域が、上側ケース部材
30内に挿入された状態では、両ケース部材20、30
からなるロールペーパ収納ケース10の内部には、ロー
ルペーパ1個(P)を収納し得る収納空間が形成され
る。一方、下側ケース部材20の上端側の一部分のみ
が、上側ケース部材30内に挿入された状態(図3参
照)では、両ケース部材20、30からなるロールペー
パ収納ケース10の内部には、ロールペーパ2個(P、
P)を収納し得る収納空間が形成されることなる。上側
ケース30の側壁内側面の下端部の、半径方向に対向し
た位置には、内方に向かって突出する一対の内方突起3
2、32が形成されている。又、下側ケース部材20の
側壁の外側面の、半径方向に対向した位置には、一対の
溝22、22が形成されている。この溝22、22は、
下側ケース部材20の上縁から、下側ケース部材20の
長手方向軸線に沿って延び、下側ケース部材20の下方
部分、即ち、下縁に至る前の部分で終わっている。該溝
22、22は、下側ケース部材20に上側ケース部材3
0を組み合わせた時、上側ケース部材30の一対の内方
突起32、32が嵌まるような位置及び寸法形状に形成
されている。従って、上側ケース部材30が下側ケース
部材20に組み合わされ(即ち、下側ケース部材20を
上側ケース部材30内に挿入すると)、下側ケース部材
20と上側ケース部材30とを、その軸線方向に沿っ
て、互いに摺動させるときには、下側ケース部材20の
溝22、22が上側ケース部材30の内方突起32、3
2を案内することになる。
材30のそれぞれの軸線方向の長さは、一般的なロール
ペーパ(トイレットペーパー)の軸線方向の長さより若
干大きく形成されている。従って、図1に示すように、
下側ケース部材20の大部分の領域が、上側ケース部材
30内に挿入された状態では、両ケース部材20、30
からなるロールペーパ収納ケース10の内部には、ロー
ルペーパ1個(P)を収納し得る収納空間が形成され
る。一方、下側ケース部材20の上端側の一部分のみ
が、上側ケース部材30内に挿入された状態(図3参
照)では、両ケース部材20、30からなるロールペー
パ収納ケース10の内部には、ロールペーパ2個(P、
P)を収納し得る収納空間が形成されることなる。上側
ケース30の側壁内側面の下端部の、半径方向に対向し
た位置には、内方に向かって突出する一対の内方突起3
2、32が形成されている。又、下側ケース部材20の
側壁の外側面の、半径方向に対向した位置には、一対の
溝22、22が形成されている。この溝22、22は、
下側ケース部材20の上縁から、下側ケース部材20の
長手方向軸線に沿って延び、下側ケース部材20の下方
部分、即ち、下縁に至る前の部分で終わっている。該溝
22、22は、下側ケース部材20に上側ケース部材3
0を組み合わせた時、上側ケース部材30の一対の内方
突起32、32が嵌まるような位置及び寸法形状に形成
されている。従って、上側ケース部材30が下側ケース
部材20に組み合わされ(即ち、下側ケース部材20を
上側ケース部材30内に挿入すると)、下側ケース部材
20と上側ケース部材30とを、その軸線方向に沿っ
て、互いに摺動させるときには、下側ケース部材20の
溝22、22が上側ケース部材30の内方突起32、3
2を案内することになる。
【0011】下側ケース部材20の各溝22、22の下
端部分で、該溝22、22に隣接する、(下側ケース部
分を上方からみたときの)反時計回り方向の部分には、
第1の凹部23、23が形成されている。第1の凹部2
3、23は、各溝22、22と略同一の深さを有すると
とも、上側ケース部分20の内方突起32、32を収容
し得る寸法形状を有する。又、各溝22、22の下端部
分と、各凹部23、23とは、溝22及び凹部23の底
面より半径方向外方に突出した畝部24、24で仕切ら
れている。下側ケース部材20の各溝22、22の上方
部分で、該溝22、22に隣接する、(下側ケース部分
を上方からみたときの)反時計回り方向の部分には、第
2の凹部25、25が形成されている。第2の凹部2
5、25は、前記第1の凹部23、23と同様に、各溝
22、22と略同一の深さを有するととも、上側ケース
部分20の内方突起32、32を収容し得る寸法形状を
有する。又、各溝22、22の上方部分と、各凹部2
5、25とは、溝22及び凹部25の底面より半径方向
外方に突出した畝部26、26で仕切られている。上側
ケース部材30の底面(使用状態における上側面)の略
中央には、直径約75mmの略円形のロールペーパ取出口
33が形成され、該取出口33の周縁33aに、内方に
向かって延びる複数枚(本実施形態では8枚)の可撓性
を有する舌片部材34が略均等間隔で取付けられてい
る。前記舌片部材34は、一端が前記取出口33の周縁
33aに取付けられた幅狭の柄部35と、該柄部35の
他端にその底辺が連設された略三角形状の舌部36とか
らなり、所謂スペード状の形状をなしている。
端部分で、該溝22、22に隣接する、(下側ケース部
分を上方からみたときの)反時計回り方向の部分には、
第1の凹部23、23が形成されている。第1の凹部2
3、23は、各溝22、22と略同一の深さを有すると
とも、上側ケース部分20の内方突起32、32を収容
し得る寸法形状を有する。又、各溝22、22の下端部
分と、各凹部23、23とは、溝22及び凹部23の底
面より半径方向外方に突出した畝部24、24で仕切ら
れている。下側ケース部材20の各溝22、22の上方
部分で、該溝22、22に隣接する、(下側ケース部分
を上方からみたときの)反時計回り方向の部分には、第
2の凹部25、25が形成されている。第2の凹部2
5、25は、前記第1の凹部23、23と同様に、各溝
22、22と略同一の深さを有するととも、上側ケース
部分20の内方突起32、32を収容し得る寸法形状を
有する。又、各溝22、22の上方部分と、各凹部2
5、25とは、溝22及び凹部25の底面より半径方向
外方に突出した畝部26、26で仕切られている。上側
ケース部材30の底面(使用状態における上側面)の略
中央には、直径約75mmの略円形のロールペーパ取出口
33が形成され、該取出口33の周縁33aに、内方に
向かって延びる複数枚(本実施形態では8枚)の可撓性
を有する舌片部材34が略均等間隔で取付けられてい
る。前記舌片部材34は、一端が前記取出口33の周縁
33aに取付けられた幅狭の柄部35と、該柄部35の
他端にその底辺が連設された略三角形状の舌部36とか
らなり、所謂スペード状の形状をなしている。
【0012】この結果、各舌部36の先端によって、取
出口33の略中央に、直径約20mmの略円形の空間部3
7が形成されるととも、隣接する舌片部材34、34の
舌部36、36間に半径方向に延びる長さ約17mm、幅
約2mmの第1のスロット38がそれぞれ形成され、更
に、隣接する舌片部材34、34の柄部35、35間に
円周方向に延びる、長さ約20mm、幅約5mmの第2のス
ロット39がそれぞれ形成される。即ち、各舌片部材3
4間に、前記取出口33の周縁に沿って円周方向に延び
る基部(第2のスロット)39と該基部(第2のスロッ
ト)39の略中央から半径内方に延びる延長部(第1の
スロット)38からなる略T字形状のスロットが形成さ
れることになる。各舌片部材34、34は、薄肉に形成
されることにより、可撓性を確保している。更に、各舌
片部材34、34の裏面(収納空間側面)には、スペー
ドの長手方向軸線に沿った図示しないリブ(補強部材)
が形成されており、各舌片部材34に適当な弾性及び耐
久性を付与している。更に、上側ケース部材30には、
前記取出口33を覆うキャップ40が取付けられてい
る。キャップ40は、上側ケース部材30の取出口33
を形成する立ち上がり部33bから一体的に形成された
可撓性の帯部41によって、上側ケース部材30に取付
けられており、前記立ち上がり部33bの上端を着脱可
能となっている。
出口33の略中央に、直径約20mmの略円形の空間部3
7が形成されるととも、隣接する舌片部材34、34の
舌部36、36間に半径方向に延びる長さ約17mm、幅
約2mmの第1のスロット38がそれぞれ形成され、更
に、隣接する舌片部材34、34の柄部35、35間に
円周方向に延びる、長さ約20mm、幅約5mmの第2のス
ロット39がそれぞれ形成される。即ち、各舌片部材3
4間に、前記取出口33の周縁に沿って円周方向に延び
る基部(第2のスロット)39と該基部(第2のスロッ
ト)39の略中央から半径内方に延びる延長部(第1の
スロット)38からなる略T字形状のスロットが形成さ
れることになる。各舌片部材34、34は、薄肉に形成
されることにより、可撓性を確保している。更に、各舌
片部材34、34の裏面(収納空間側面)には、スペー
ドの長手方向軸線に沿った図示しないリブ(補強部材)
が形成されており、各舌片部材34に適当な弾性及び耐
久性を付与している。更に、上側ケース部材30には、
前記取出口33を覆うキャップ40が取付けられてい
る。キャップ40は、上側ケース部材30の取出口33
を形成する立ち上がり部33bから一体的に形成された
可撓性の帯部41によって、上側ケース部材30に取付
けられており、前記立ち上がり部33bの上端を着脱可
能となっている。
【0013】又、上側ケース部材30の底面(使用状態
における上側面)の直径方向反対側の位置には、孔42
が形成された耳部材43が一体的に形成されている。こ
の孔42に一点鎖線で示すようなストラップ44を取付
けて、ロールペーパ収納ケース10を吊り下げることが
できる。次に、ロールペーパ収納ケース10の使用方法
を説明する。先ず、中心の芯を取外したロールペーパを
直立状態で、下側ケース部材20に上方から、収容す
る。次いで、上側ケース部材30を、その開口31が下
方に向くようにして、下側ケース部材20に被せる。こ
のとき、上側ケース部材の一対の内方突起32、32
が、下側ケース部材20の一対の溝22、22に嵌まる
ようにする。次いで、上側ケース部材30の内方突起3
2、32を、下側ケース部材20の溝22、22内で摺
動させながら、上側ケース部材30を下側ケース部材2
0に被せていく。上側ケース部材30の内方突起32、
32が下側ケース部材20の溝20、20の最も奥、即
ち、下縁が当接させられると、下側ケース部材20に対
して上側ケース部材30を反時計回り方向(図2の矢印
X方向)に相対回転させる。この相対回転により、上側
ケース部材30の内方突起32、32は、下側ケース部
材20に形成された畝部24、24を乗り越えて、第1
の凹部23、23に嵌まる。その結果、前記上側ケース
部材30と下側ケース部材20とが、1個のロールペー
パPを収納できる収納空間を内部に形成した第1の組み
合わせ状態でロックされる。
における上側面)の直径方向反対側の位置には、孔42
が形成された耳部材43が一体的に形成されている。こ
の孔42に一点鎖線で示すようなストラップ44を取付
けて、ロールペーパ収納ケース10を吊り下げることが
できる。次に、ロールペーパ収納ケース10の使用方法
を説明する。先ず、中心の芯を取外したロールペーパを
直立状態で、下側ケース部材20に上方から、収容す
る。次いで、上側ケース部材30を、その開口31が下
方に向くようにして、下側ケース部材20に被せる。こ
のとき、上側ケース部材の一対の内方突起32、32
が、下側ケース部材20の一対の溝22、22に嵌まる
ようにする。次いで、上側ケース部材30の内方突起3
2、32を、下側ケース部材20の溝22、22内で摺
動させながら、上側ケース部材30を下側ケース部材2
0に被せていく。上側ケース部材30の内方突起32、
32が下側ケース部材20の溝20、20の最も奥、即
ち、下縁が当接させられると、下側ケース部材20に対
して上側ケース部材30を反時計回り方向(図2の矢印
X方向)に相対回転させる。この相対回転により、上側
ケース部材30の内方突起32、32は、下側ケース部
材20に形成された畝部24、24を乗り越えて、第1
の凹部23、23に嵌まる。その結果、前記上側ケース
部材30と下側ケース部材20とが、1個のロールペー
パPを収納できる収納空間を内部に形成した第1の組み
合わせ状態でロックされる。
【0014】又、2個のロールペーパP、Pを収納する
場合には、中心の芯を取外した2個のロールペーパを直
列状態で、下側ケース部材20に上方から、収容する。
次いで、上側ケース部材30を、その開口31が下方に
向くようにして、下側ケース部材20に被せ、上側ケー
ス部材30の内方突起32、32が、下側ケース部材2
0の溝22、22の第2の凹部25、25に隣接する位
置にくるまで、上側ケース部材30を下側ケース部材2
0に対して摺動させる。次いで、下側ケース部材20に
対して上側ケース部材30を反時計回り方向(図2の矢
印X方向)に相対回転させて、上側ケース部材30の内
方突起32、32が、半径方向外方に突出した畝部2
6、26を乗り越え、第2の凹部25、25に嵌まる。
その結果、前記上側ケース部材30と下側ケース部材2
0とが、2個のロールペーパを収納できる収納空間を内
部に形成した第2の組み合わせ状態でロックされる(図
2、図4)。ロールペーパの取り出しは、キャップ40
を開けた後、上側ケース部材30に形成された取出口3
3から手を容器10内部にいれ、ロールペーパPの最も
中心側(内側)の端を掴み、舌部36の先端によって形
成された空間部37を通して、ロールペーパを順次引き
出すことによって行われる。取出口33の周縁33aに
取付けられた舌片部材34は、可撓性を有するので、取
出口33を通して、容器内部に容易に手を入れることが
できる。
場合には、中心の芯を取外した2個のロールペーパを直
列状態で、下側ケース部材20に上方から、収容する。
次いで、上側ケース部材30を、その開口31が下方に
向くようにして、下側ケース部材20に被せ、上側ケー
ス部材30の内方突起32、32が、下側ケース部材2
0の溝22、22の第2の凹部25、25に隣接する位
置にくるまで、上側ケース部材30を下側ケース部材2
0に対して摺動させる。次いで、下側ケース部材20に
対して上側ケース部材30を反時計回り方向(図2の矢
印X方向)に相対回転させて、上側ケース部材30の内
方突起32、32が、半径方向外方に突出した畝部2
6、26を乗り越え、第2の凹部25、25に嵌まる。
その結果、前記上側ケース部材30と下側ケース部材2
0とが、2個のロールペーパを収納できる収納空間を内
部に形成した第2の組み合わせ状態でロックされる(図
2、図4)。ロールペーパの取り出しは、キャップ40
を開けた後、上側ケース部材30に形成された取出口3
3から手を容器10内部にいれ、ロールペーパPの最も
中心側(内側)の端を掴み、舌部36の先端によって形
成された空間部37を通して、ロールペーパを順次引き
出すことによって行われる。取出口33の周縁33aに
取付けられた舌片部材34は、可撓性を有するので、取
出口33を通して、容器内部に容易に手を入れることが
できる。
【0015】必要な長さのロールペーパPを引き出した
後、ロールペーパPを切断する。ロールペーパの切断
は、切断したい箇所の近傍でロールペーパを手で把持
し、手を勢い良く、取出口の半径方向(図1の矢印Y方
向)に動かしてロールペーパを引くことによって達成さ
れる。この時、ロールペーパは、第1のスロット38の
最も奥の部分、即ち、第1のスロット38と第2のスロ
ット39が交差する領域等に挟まれ、手による引き出し
に対する抵抗が生じる。その結果、手によって把持され
た部分と、スロットに挟まれた部分との間の部分に、ロ
ールペーパを切断するに十分な力が加わり、この間の部
分でロールペーパPが切断させる。又、ロールペーパの
切断したい箇所を、第2のスロット39内に移動させ、
この状態で、手を取出口33の接線方向(図1のZ方
向)に動かし、ロールペーパを引いてもよい。この場合
には、ロールペーパは、第2のスロット39の奥で束ね
られたようになって挟み込まれ、この挟まれた部分と、
手で把持した部分との間で、ロールペーパが切断される
ことになる。先端部が所望長さ切断されたロールペーパ
Pの端Pa、即ち、ケース内に残されたロールペーパの
先端は、第1或いは第2のスロット38、39内、又
は、舌部の先端によって形成された開口部37内で、舌
片部材34によって挟まれ、保持される。従って、次の
使用時には、ロールペーパの先端が舌片部材34間から
外方に突出しているため、この突出した先端Paを掴め
ば良く、ケース10の中まで手を入れ、ロールペーパの
先端を掴み、引き出す必要がない。
後、ロールペーパPを切断する。ロールペーパの切断
は、切断したい箇所の近傍でロールペーパを手で把持
し、手を勢い良く、取出口の半径方向(図1の矢印Y方
向)に動かしてロールペーパを引くことによって達成さ
れる。この時、ロールペーパは、第1のスロット38の
最も奥の部分、即ち、第1のスロット38と第2のスロ
ット39が交差する領域等に挟まれ、手による引き出し
に対する抵抗が生じる。その結果、手によって把持され
た部分と、スロットに挟まれた部分との間の部分に、ロ
ールペーパを切断するに十分な力が加わり、この間の部
分でロールペーパPが切断させる。又、ロールペーパの
切断したい箇所を、第2のスロット39内に移動させ、
この状態で、手を取出口33の接線方向(図1のZ方
向)に動かし、ロールペーパを引いてもよい。この場合
には、ロールペーパは、第2のスロット39の奥で束ね
られたようになって挟み込まれ、この挟まれた部分と、
手で把持した部分との間で、ロールペーパが切断される
ことになる。先端部が所望長さ切断されたロールペーパ
Pの端Pa、即ち、ケース内に残されたロールペーパの
先端は、第1或いは第2のスロット38、39内、又
は、舌部の先端によって形成された開口部37内で、舌
片部材34によって挟まれ、保持される。従って、次の
使用時には、ロールペーパの先端が舌片部材34間から
外方に突出しているため、この突出した先端Paを掴め
ば良く、ケース10の中まで手を入れ、ロールペーパの
先端を掴み、引き出す必要がない。
【0016】必要量のロールペーパを取り出した後は、
キャップ40を閉じ、ケース10を閉鎖する。本発明
は、上記実施形態に限定されることがなく、特許請求の
範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であ
り、それらも本発明の範囲に含まれることはいうまでも
ない。例えば、ケース10、取出口33、舌片部材3
4、第1及び第2のスロット38、39等の寸法は、使
用するロールペーパの大きさ、紙質等に応じて適宜変更
される。
キャップ40を閉じ、ケース10を閉鎖する。本発明
は、上記実施形態に限定されることがなく、特許請求の
範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であ
り、それらも本発明の範囲に含まれることはいうまでも
ない。例えば、ケース10、取出口33、舌片部材3
4、第1及び第2のスロット38、39等の寸法は、使
用するロールペーパの大きさ、紙質等に応じて適宜変更
される。
【図1】 本発明の実施形態のロールペーパ収納ケース
の使用状態を示す斜視図である。
の使用状態を示す斜視図である。
【図2】 図1のロールペーパ収納ケースの上側ケース
部材と下側ケース部材とを分解した状態を示す斜視図で
ある。
部材と下側ケース部材とを分解した状態を示す斜視図で
ある。
【図3】 上側ケース部材と下側ケース部材とが、2つ
のロールペーパを内部に収納できる第2の組み合わせ状
態にされた、図1のロールペーパ収納ケースの正面図で
ある。
のロールペーパを内部に収納できる第2の組み合わせ状
態にされた、図1のロールペーパ収納ケースの正面図で
ある。
【図4】 図3のVI−VI線に沿った断面図である。
P ロールペーパ 10 ロールペーパ収納ケース 20 下側ケース部材 22 溝 23 第1の凹部 24 畝部 25 第2の凹部 26 畝部 30 上側ケース部材 32 内方突起 33 取出口 34 舌状部材 35 柄部 36 舌部 37 空間部 38 第1のスロット 39 第2のスロット 40 キャップ
Claims (5)
- 【請求項1】 上方に向かって開口する有底円筒形状を
有する下側ケース部材と、下方に向かって開口する有底
円筒形状を有し前記下側ケース部材に組み合わせ可能な
上側ケース部材とを備え、 前記上側ケース部材の底面の略中央に略円形のロールペ
ーパ取出口が形成され、 該取出口の周縁に、内方に向かって延びる複数枚の可撓
性を有する舌片部材が略均等間隔で取付けられており、 各舌片部材間に、前記取出口の周縁に沿って円周方向に
延びる基部と該基部の中央から半径内方に延びる延長部
とからなるスロットが形成されている、 ロールペーパ収納ケース。 - 【請求項2】 上方に向かって開口する有底円筒形状を
有する下側ケース部材と、下方に向かって開口する有底
円筒形状を有し前記下側ケース部材に組み合わせ可能な
上側ケース部材とを備え、 前記上側ケース部材の底面の略中央に略円形のロールペ
ーパ取出口が形成され、 該取出口の周縁に、内方に向かって延びる複数枚の可撓
性を有する舌片部材が略均等間隔で取付けられており、 前記舌片部材は、一端が前記取出口の周縁に取付けられ
た幅狭の柄部と、該柄部の他端にその底辺が連設された
略三角形状の舌部とからなり、各舌部の先端によって、
取出口の略中央に略円形の空間部が形成されるととも、
隣接する舌片部材の舌部間に半径方向に延びる第1のス
ロットがそれぞれ形成され、更に、隣接する舌片部材の
柄部間に円周方向に延びる第2のスロットがそれぞれ形
成される、 ロールペーパ収納ケース。 - 【請求項3】 前記上側ケース部材と下側ケース部材
が、1個のロールペーパを収納できる収納空間を内部に
形成する第1の組み合わせ状態と、2個のロールペーパ
を収納できる収納空間を内部に形成する第2の組み合わ
せ状態と、のいずれかの組み合わせ状態を採りうる、 ことを特徴とする請求項2に記載のロールペーパ収納ケ
ース。 - 【請求項4】 前記上側ケース部材と下側ケース部材と
を、前記第1の組み合わせ状態に維持する第1のロック
手段と、前記上側ケース部材と下側ケース部材とを、前
記第2の組み合わせ状態に維持する第2のロック手段と
が、設けられている請求項3に記載のロールペーパ収納
ケース。 - 【請求項5】 前記上側ケース部材に、前記取出口を覆
うキャップが取付けられていること、 を特徴とする請求項4に記載のロールペーパ収納ケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23940195A JPH0977083A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | ロールペーパ収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23940195A JPH0977083A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | ロールペーパ収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977083A true JPH0977083A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17044230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23940195A Pending JPH0977083A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | ロールペーパ収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977083A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10211123A (ja) * | 1997-01-30 | 1998-08-11 | Gutsudoman:Kk | 便 所 |
EP3528681A2 (en) * | 2015-05-10 | 2019-08-28 | Michael Gordon | Container of wipes with 'fallback prevent' dispensing nozzle |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP23940195A patent/JPH0977083A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10211123A (ja) * | 1997-01-30 | 1998-08-11 | Gutsudoman:Kk | 便 所 |
EP3528681A2 (en) * | 2015-05-10 | 2019-08-28 | Michael Gordon | Container of wipes with 'fallback prevent' dispensing nozzle |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041108 |