JP3458615B2 - ジェットルームにおける緯糸処理方法 - Google Patents

ジェットルームにおける緯糸処理方法

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JP3458615B2 JP24465096A JP24465096A JP3458615B2 JP 3458615 B2 JP3458615 B2 JP 3458615B2 JP 24465096 A JP24465096 A JP 24465096A JP 24465096 A JP24465096 A JP 24465096A JP 3458615 B2 JP3458615 B2 JP 3458615B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緯入れ用メインノ
ズルの噴射作用によって緯糸を経糸開口内へ射出すると
共に、緯入れ用補助ノズルの噴射作用によって緯糸を緯
入れし、緯入れ末端側の張力付与用の緯糸捕捉手段によ
って緯糸を捕捉するジェットルームにおける不要緯糸の
処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不要緯糸である緯入れミスした緯糸を除
去処理する方法が特開昭62−6938号公報、特開昭
62−282043号公報、特開平1−162847号
公報に開示されている。特開昭62−6938号公報、
特開昭62−282043号公報の方法では、緯入れミ
スしたミス糸とその後続緯糸とが繋がれたままにされ、
後続緯糸が2ピック分緯入れされる。この緯入れされた
後続緯糸が反緯入れ側のエア噴射作用によって反緯入れ
側へ牽引され、ミス糸が前記エア噴射の作用によって織
前から引きはがされる。
【0003】特開平1−162847号公報の装置で
は、ミス糸に後続する緯糸が1ピック分よりも少ない量
だけ緯入れされ、緯入れされた後続緯糸に対する補助ノ
ズルの噴射作用によってミス糸が織前から引きはがされ
る。しかし、ミス糸が織前から分離されたか否かが検出
されないため、製織の自動再開はできない。
【0004】特開昭62−282043号公報の方法で
は、製織時に緯入れされた緯糸の到達有無を検出する緯
糸検出器によってミス糸の除去ができたかどうかを検出
している。特開昭62−282043号公報ではミス糸
が織前から引きはがされたか否かをセンサによって検出
してもよい旨が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2820
43号公報における緯糸検出器によるミス糸除去の検出
では、織前から除去されるミス糸の経路が通常の緯糸の
緯入れ経路とは異なるため、前記緯糸検出器によってミ
ス糸除去の検出を的確に行なうことはできない。
【0006】特開昭62−282043号公報における
ミス糸除去の検出では、センサの具体的な設置位置の開
示がなく、ミス糸除去の検出の的確性を判断することは
できない。
【0007】本発明は、ミス糸等の不要緯糸の除去の検
出を的確に行なうことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、緯
入れ用メインノズルの噴射作用によって緯糸を経糸開口
内へ射出すると共に、緯入れ用補助ノズルの噴射作用に
よって緯糸を緯入れすると共に、緯入れ末端側の緯糸検
出器によって緯糸の到達の有無を検出し、緯入れ末端側
の張力付与用の緯糸捕捉手段によって緯糸を捕捉するジ
ェットルームを対象とし、請求項1の発明では、緯入れ
用メインノズル及び緯入れ用補助ノズルの噴射作用によ
って不要緯糸を製織時の緯入れ経路を経由させて前記緯
糸捕捉手段の捕捉作用領域へ飛ばし、前記緯糸捕捉手段
により不要緯糸へ張力を付与することで前記緯糸検出器
の検出領域を通過させ、前記緯糸検出器によって不要緯
糸の有無検出を行ないながら前記緯糸捕捉手段による不
要緯糸の捕捉及び排除を行なった後に、緯入れ末端の補
助ノズル及び前記緯糸捕捉手段を構成するストレッチノ
ズルを間欠噴射し、取り残された不要緯糸を前記緯糸検
出器によって検出するようにした。
【0009】不要緯糸は製織時の緯入れ経路を経由して
前記緯糸捕捉手段の捕捉作用に受け渡される。そのた
め、不要緯糸は製織時の緯糸有無の検出の場合と同様に
緯糸検出器の検出領域を通過し、不要緯糸の除去の成否
が確実に把握される。
【0010】請求項2の発明では、前記不要緯糸は緯入
れミスしたミス糸であり、ミス糸を後続緯糸に繋げた状
態で前記緯糸捕捉手段の捕捉作用領域へ飛ばすようにし
た。後続緯糸は製織時の緯入れ経路を経由して最終的に
前記緯糸捕捉手段の捕捉作用に受け渡される。そのた
め、後続緯糸は製織時の緯糸有無の検出の場合と同様に
緯糸検出器の検出領域を通過し、ミス糸の除去の成否が
確実に把握される。
【0011】請求項3の発明では、先使用の緯糸チーズ
の緯糸と後使用の緯糸チーズの緯糸とを継いだ継ぎ目を
含む緯糸を前記不要緯糸とした。継ぎ目を含む緯糸は製
織時の緯入れ経路を経由して前記緯糸捕捉手段の捕捉作
用に受け渡される。そのため、不要緯糸は製織時の緯糸
有無の検出の場合と同様に緯糸検出器の検出領域を通過
し、継ぎ目の除去の成否が確実に把握される。
【0012】請求項4の発明では、織機は巻き付け方式
の緯糸測長貯留装置にて測長しながら緯糸を緯入れする
ジェットルームであり、前記継ぎ目を含む不要緯糸を測
長しながら所定量ずつ前記緯糸捕捉手段の捕捉作用領域
へ飛ばすようにした。
【0013】継ぎ目が緯入れ用メインノズルを通過して
から製織時の緯入れ1回毎に緯糸を切断する緯糸切断装
置によって継ぎ目の上流側で緯糸を切断すれば、継ぎ目
は前記緯糸捕捉手段のエア噴射作用によって継ぎ目を排
除できる。通常の継ぎ目の位置から緯入れ用メインノズ
ルまでの緯糸経路の長さは予めわかっており、継ぎ目を
含む不要緯糸を所定量ずつ測長してゆけば継ぎ目が緯入
れ用メインノズルを通過する。
【0014】緯糸チーズの設置位置から前記緯糸捕捉手
段に至る緯糸経路は長い上に途中で屈曲もしており、前
記緯糸捕捉手段のエア噴射作用及び緯入れ用メインノズ
ルの噴射作用だけでは緯糸を牽引する力が不足する。巻
き付け方式の緯糸測長貯留装置による測長動作は不要緯
糸を緯入れ用メインノズル側へ牽引する作用をもたら
し、不要緯糸が前記緯糸捕捉手段側へ確実に送られる。
【0015】請求項5の発明では、織機は巻き付け方式
の緯糸測長貯留装置にて測長しながら緯糸を緯入れする
ジェットルームであり、前記緯糸測長貯留装置上に巻き
付けられている巻糸を含む緯糸を前記不要緯糸とした。
【0016】巻き付け方式の緯糸測長貯留装置上の巻糸
は製織時の緯入れ経路を経由して前記緯糸捕捉手段の捕
捉作用に受け渡される。そのため、巻糸は製織時の緯糸
有無の検出の場合と同様に緯糸検出器の検出領域を通過
し、巻糸の除去の成否が確実に把握される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0018】図1に示すように一対の緯糸チーズ11,
12が配設されている。図1では一方の緯糸チーズ11
の緯糸Y1が先に使用されており、他方の緯糸チーズ1
2が後使用の緯糸チーズとなる。緯糸チーズ11の緯糸
Y1の終端と緯糸チーズ12の始端とは繋ぎ合わされて
いる。緯糸チーズ11,12の周面の近傍には残糸セン
サ13,14が配設されており、両緯糸チーズ11,1
2の間には継ぎ目センサ15が配設されている。残糸セ
ンサ13,14は緯糸チーズ11,12の残糸量を検出
し、継ぎ目センサ15は継ぎ目Y3を検出する。残糸セ
ンサ13,14によって得られる残糸量情報及び継ぎ目
センサ15によって得られる検出情報は制御コンピュー
タCに送られる。
【0019】緯糸チーズ11から引き出される緯糸Y1
は巻付方式の緯糸測長貯留装置16に通されている。そ
の糸巻付管161は織機駆動モータMとは別の巻付モー
タ162により回転駆動される。糸巻付管161の回転
に伴って糸巻付管161から繰り出される緯糸は、電磁
ソレノイド17によって駆動される係止ピン171と糸
巻付面163との係脱によって糸巻付面163からの引
き出しを制御される。
【0020】糸巻付面163の近傍には反射式光電セン
サ型の緯糸解舒検出器20が設置されている。緯糸解舒
検出器20から出力される解舒検出信号は制御コンピュ
ータCに送られ、制御コンピュータCは緯糸解舒検出器
20からの緯糸解舒情報及び機台回転角度検出用のロー
タリエンコーダ21からの機台回転角度情報に基づいて
電磁ソレノイド17の励消磁を制御する。この励消磁制
御によって糸巻付面163と係止ピン171との係合及
び糸巻付面163からの係止ピン171の離間が行わ
れ、糸巻付面163からの巻付緯糸の引出し解舒及び解
舒阻止が行われる。
【0021】糸巻付面163上の巻付緯糸はスレイ37
(図4に示す)上の緯入れ用メインノズル22の噴射作
用によって経糸Tの開口内へ射出される。経糸Tの開口
内へ射出された緯糸Y1は複数の緯入れ用補助ノズル1
8,19のリレー噴射によって図4に示すように変形筬
28前面の緯入れ通路281内を飛走する。緯入れ用メ
インノズル22は二方弁型の緯入れ用電磁バルブ23を
介して図示しないエアタンクに接続されている。又、緯
入れ用メインノズル22は二方弁型のカッティングブロ
ー用電磁バルブ24を介して図示しないエアタンクに接
続されている。緯入れ用補助ノズル18,19は電磁バ
ルブ25,26を介して図示しないエアタンクに接続さ
れている。
【0022】緯入れ用メインノズル22の噴射領域の直
下にはブローノズル31が設置されている。ブローノズ
ル31は二方弁型の電磁バルブ29を介して図示しない
エアタンクに接続されている。ブローノズル31の噴射
方向は緯入れ用メインノズル22の噴射経路と交差して
いる。ブローノズル31の噴射作用は緯入れ用メインノ
ズル22から延出する緯糸を電磁カッター30の切断作
用領域から外す。
【0023】緯入れ末端側には緯糸検出器27が設置さ
れている。図4に示すように緯糸検出器27の検出領域
271は緯入れ通路281と同じ経路上に設定されてい
る。緯入れが正常に行われた場合には緯糸Y1の先端は
緯糸検出器27の検出領域271まで到達する。緯入れ
が正常に行われた場合には制御コンピュータCは筬打ち
後に電磁カッター30に切断動作を行わせる。制御コン
ピュータCは緯糸検出器27が緯入れ1サイクル中の所
定期間内に緯糸を検出しない場合には緯入れ異常と判断
し、電磁バルブ23,25,26、電磁カッター30及
び電磁ソレノイド17の励消磁制御を停止するととも
に、織機駆動モータM及び巻付モータ162の作動を停
止する。
【0024】図4に示すように、緯糸検出器27の側方
にはノズルブロック32が立設されている。ノズルブロ
ック32には導入凹部321が形成されている。導入凹
部321は緯入れ通路281の延長線上にある。導入凹
部321の下面にはストレッチノズル322が設けられ
ている。ストレッチノズル322はエアパイプ33及び
二方弁型の電磁バルブ34を介して図示しないエアタン
クに接続されている。ノズルブロック32の上部には捕
捉パイプ35が取り付けられている。捕捉パイプ35は
導入凹部321に連なるように貫通しており、捕捉パイ
プ35の導入口とストレッチノズル322とが対向して
いる。ストレッチノズル322からエア噴射流は導入凹
部321を横切って捕捉パイプ35内に吹き込む。捕捉
パイプ35の導入口と反対側の開口は図示しない緯糸回
収部に接続されている。
【0025】電磁バルブ34は制御コンピュータCの励
消磁制御を受ける。制御コンピュータCは緯糸の緯入れ
タイミングに合わせて電磁バルブ34を励消磁制御す
る。電磁バルブ34は緯糸が導入凹部321に到達する
前から励磁され、筬打ち前に消磁される。正常に緯入れ
された場合には、緯糸Y1の先端部はストレッチノズル
322からのエア噴射作用によって捕捉パイプ35内へ
吹き入れられる。捕捉パイプ35内へ吹き入れられた緯
糸Y1はエア流によって適度の張力を付与される。即
ち、電磁バルブ34、ストレッチノズル322及び捕捉
パイプ35は張力付与用の緯糸捕捉手段を構成する。
【0026】電磁バルブ34は、織機駆動モータM、巻
付モータ162、電磁カッター30、電磁バルブ23,
24,25,26,29、電磁ソレノイド17と共に制
御コンピュータCの指令制御を受ける。図5〜図7は緯
入れミス処理プログラムを表すフローチャートであり、
制御コンピュータCはこのプログラムに従って緯入れミ
ス処理を遂行する。
【0027】緯入れミスが発生すると、織機駆動モータ
Mの作動停止が指令されると共に、電磁バルブ29が励
磁し、ブローノズル31が噴射する。図1に示すよう
に、ブローノズル31の噴射作用は緯入れミスしたミス
糸Y4に後続する緯糸Y5を電磁カッター30の切断領
域から外れた位置に遠ざける。次いで、電磁ソレノイド
17が励磁し、係止ピン171が糸巻付面163から離
間する。係止ピン171が糸巻付面163から離間する
ことによって糸巻付面163上の巻糸が係止ピン171
の係止作用から解放される。係止ピン171の係止作用
から解放された巻糸は後続緯糸Y5に対するブローノズ
ル31の噴射作用によって糸巻付面163から引き出し
解舒される。緯糸解舒検出器20がこの引き出し解舒を
検出しており、巻糸が1巻引き出し解舒されると、制御
コンピュータCは電磁ソレノイド17を消磁する。この
消磁により係止ピン171が糸巻付面163に係合し、
糸巻付面163からの巻糸の引き出し解舒が阻止され
る。従って、図2に示すように、巻糸のうちの1巻のみ
が緯入れ用メインノズル22を経由して引き出される。
巻糸の1巻緯入れは織機が停止するまでに行われる。こ
の織機停止は筬打ち直前である。
【0028】次いで、織機駆動モータMが所定量スロー
逆転し、経糸Tの開口が織布Wの織前W1からミス糸Y
4を除去可能な最大開口となる。電磁バルブ29は消磁
し、ブローノズル31の噴射が停止する。次いで、電磁
バルブ23,25,26,34が励磁し、緯入れ用メイ
ンノズル22、緯入れ用補助ノズル18,19及びスト
レッチノズル322が噴射する。後続緯糸Y5はミス糸
Y4に繋がったままであり、後続緯糸Y5は緯入れ用メ
インノズル22及び緯入れ用補助ノズル18の噴射作用
を受ける。この噴射作用によって後続緯糸Y5が緯入れ
方向へ牽引され、ミス糸Y4が緯入れ用メインノズル2
2側から順に織前W1から引き剥がされる。
【0029】織前W1から引き剥がされたミス糸Y4及
び後続緯糸Y5は、緯入れ用メインノズル22及び緯入
れ用補助ノズル18,19の噴射作用によって図3に示
すように緯入れ通路281内へ配置される。緯入れ通路
281内へ配置されたミス糸Y4の先端部はストレッチ
ノズル322の噴射作用によって捕捉パイプ35内へ吹
き入れられる。
【0030】次いで、緯入れ用電磁バルブ23が消磁
し、緯入れ用メインノズル22の噴射が停止する。そし
て、電磁ソレノイド17が励磁し、係止ピン171が糸
巻付面163から離間する。係止ピン171が糸巻付面
163から離間することによって糸巻付面163上の巻
糸が係止ピン171の係止作用から解放され、糸巻付面
163上の巻糸が緯入れ用補助ノズル18,19及びス
トレッチノズル322の噴射作用によって糸巻付面16
3から引き出し解舒される。
【0031】緯糸検出器27は検出領域271内におけ
る緯糸の有無を検出しており、ミス糸Y4が緯入れ通路
281内へ配置されれば緯糸検出器27が検出領域27
1内におけるミス糸の存在を検出する。緯糸検出器27
がミス糸有りを検出すると、電磁ソレノイド17及び電
磁バルブ25,26が消磁し、係止ピン171が糸巻付
面163に係合すると共に、緯入れ用補助ノズル18,
19の噴射が停止する。緯糸検出器27がミス糸無しを
検出すると、電磁ソレノイド17及び電磁バルブ25,
26が消磁し、係止ピン171が糸巻付面163に係合
すると共に、緯入れ用補助ノズル18,19の噴射が停
止する。そして、制御コンピュータCは警報装置36を
作動させる。
【0032】緯糸検出器27がミス糸有りを検出した場
合、巻付モータ162が所定量作動して糸巻付管161
が糸巻付面163の周囲を所定量回動し、緯糸が糸巻付
面163に所定量予備巻される。そして、電磁バルブ3
4が消磁し、ストレッチノズル322の噴射が停止す
る。次いで、織機駆動モータMが所定量スロー正転し、
スレイ37上の緯入れ用メインノズル22が製織時の電
磁カッター30による緯糸カットタイミングに対応する
位置まで移行する。この移行により緯入れ用メインノズ
ル22から延出する緯糸が電磁カッター30の切断領域
に配置される。この状態でカッティングブロー用電磁バ
ルブ24が励磁し、緯入れ用メインノズル22が噴射す
る。そして、電磁カッター30が励消磁し、緯入れ用メ
インノズル22に連なる後続緯糸Y5が電磁カッター3
0によって切断される。カッティングブロー用電磁バル
ブ24の励磁による緯入れ用メインノズル22の噴射
(カッティングブロー)がない場合には、電磁カッター
30の切断による衝撃が糸巻付面163上の巻糸に波及
し、糸巻付面163上の巻糸が糸巻付面163から脱落
するおそれがある。カッティングブロー用電磁バルブ2
4の励磁による緯入れ用メインノズル22の噴射はこの
ような巻糸の脱落を阻止する。電磁カッター30の切断
動作後、カッティングブロー用電磁バルブ24が消磁
し、緯入れ用メインノズル22の噴射が停止する。
【0033】後続緯糸Y5が緯入れ用メインノズル22
から切断分離された後、電磁バルブ34が所定時間励磁
し、ストレッチノズル322が所定時間噴射する。この
噴射作用によって緯入れ通路281内のミス糸Y4及び
後続緯糸Y5が捕捉パイプ35内へ引き入れられた後、
図示しない緯糸回収部に回収される。次いで、電磁バル
ブ26,34が間欠励磁し、緯入れ末端の緯入れ用補助
ノズル19及びストレッチノズル322が間欠噴射す
る。緯糸検出器27の検出領域271内に緯糸がある場
合、即ち処理失敗によりミス糸Y4が取り残されている
場合には緯入れ用補助ノズル19及びストレッチノズル
322の間欠噴射により検出領域271内の緯糸が振動
する。振動する緯糸は緯糸検出器27によって確実に検
出される。緯糸検出器27の検出領域271内に緯糸が
ある場合、制御コンピュータCは警報装置36を作動さ
せる。
【0034】検出領域271内に緯糸が無い場合には、
制御コンピュータCは織機駆動モータMを所定量スロー
逆転し、織機が製織再開に適した回転位置に移行する。
そして、製織が再開される。
【0035】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)ミス糸Y4は緯入れ用メインノズル22及び緯
入れ用補助ノズル18,19の噴射作用によって製織時
の緯入れ経路となる緯入れ通路281に配置される。緯
入れ通路281に配置されたミス糸Y4は緯入れ用補助
ノズル18,19の噴射作用を受けており、緯入れ通路
281に配置されたミス糸Y4が緯入れ用補助ノズル1
8,19から受ける噴射作用は製織時の噴射作用と同じ
である。緯入れ通路281につなかる検出領域271に
配置された緯糸は緯入れ用補助ノズル18,19の噴射
作用によって振動しており、振動する緯糸は緯糸検出器
27によって確実に検出される。本実施の形態では、織
前W1から引きはがされて緯入れ通路281に配置され
たミス糸の有無が緯糸検出器27によって検出されてお
り、この検出結果に応じて以後の緯糸処理動作が決定さ
れる。従って、ミス糸Y4が緯入れ通路281に配置さ
れたか否かを確実に検出することは、以後の緯糸処理動
作の適切な遂行の選択に寄与する。 (1-2)後続緯糸Y5は製織時の緯入れ経路となる緯入
れ通路281を経由して最終的に緯糸捕捉手段を構成す
るストレッチノズル322の捕捉作用に受け渡される。
そのため、後続緯糸Y5は製織時の緯糸有無の検出の場
合と同様に緯糸検出器27の検出領域271を通過し、
ミス糸Y4の除去の成否が確実に把握される。 (1-3)万一、ミス糸Y4あるいは後続緯糸Y5が緯入
れ通路281から除去されなかった場合、緯入れ末端の
緯入れ用補助ノズル19及びストレッチノズル322の
間欠噴射によって検出領域271内の緯糸が振動する。
振動する緯糸は緯糸検出器27によって確実に検出され
る。検出領域271内に緯糸が取り残されているか否か
の検出結果に応じて以後の緯糸処理動作が決定される。
従って、ミス糸Y4あるいは後続緯糸Y5が緯入れ通路
281に取り残されたか否かを確実に検出することは、
以後の緯糸処理動作の適切な遂行の選択に寄与する。
【0036】次に、図8〜図13の第2の実施の形態を
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。この実施の形態における制御コンピュー
タCは、第1の実施の形態における制御機能を持つと共
に、図10〜図13にフローチャートで示す継ぎ目処理
制御プログラムを遂行する。
【0037】残糸センサ13は先使用の緯糸チーズ11
における残糸量を検出しており、この検出情報が制御コ
ンピュータCに送られている。図8に示すように、緯糸
チーズ11における残糸量が所定量以下になると、制御
コンピュータCは、織機駆動モータM及び巻付モータ1
62の作動停止、電磁バルブ23,25,26,34、
電磁ソレノイド17及び電磁カッター30の励消磁制御
を停止する。これらの停止により製織が停止し、織機が
筬打ち直前で停止する。
【0038】織機の停止後、制御コンピュータCは織機
駆動モータMを所定量スロー逆転し、スレイ37が最後
退位置に配置されるまで織機が所定量スロー逆転する。
スレイ37が最後退位置に後退した状態では、経糸Tの
開口が最大となる。織機の所定量のスロー逆転後、電磁
バルブ25,26,34が励磁し、緯入れ用補助ノズル
18,19及びストレッチノズル322が噴射する。次
いで、巻付モータ162が所定量作動し、緯糸が糸巻付
面163上にn巻、即ち緯入れ1ピック分巻き付けられ
る。
【0039】次いで、電磁ソレノイド17が励磁し、係
止ピン171が糸巻付面163から離間する。そして、
緯入れ用電磁バルブ23が励磁し、緯入れ用メインノズ
ル22が噴射する。緯入れ用メインノズル22の噴射作
用によって糸巻付面163上の巻糸が糸巻付面163か
ら引き出し解舒されると共に、緯入れ用メインノズル2
2から緯入れ通路281に射出される。緯糸解舒検出器
20が巻糸のn巻の引き出し解舒を検出すると、電磁ソ
レノイド17及び緯入れ用電磁バルブ23が消磁し、係
止ピン171が糸巻付面163から離間すると共に、緯
入れ用メインノズル22の噴射が停止する。図9に示す
ように緯入れ用メインノズル22は1ピック分の緯糸Y
6を射出している。従って、この緯糸Y6が緯入れ用メ
インノズル22及び緯入れ用補助ノズル18,19の噴
射作用によって支障なく緯入された場合にはこの緯糸Y
6の先端部は製織時と同様に検出領域271を通過して
ストレッチノズル322の噴射作用領域に到達する。こ
の緯糸Y6の先端部が緯糸検出器27の検出領域271
に到達しなかった場合、制御コンピュータCは電磁バル
ブ25,26,34を消磁すると共に、警報装置36を
作動させる。
【0040】緯糸検出器27が緯糸Y6の到達を検出し
た場合、制御コンピュータCは継ぎ目センサ15からの
検出情報に基づいて次の処理ステップに移行する。図8
に示すように継ぎ目Y3は継ぎ目センサ15の検出領域
から外れた位置にあり、緯糸Y1の終端部が緯糸測長貯
留装置16側へ移動すると、継ぎ目Y3が継ぎ目センサ
15の検出領域を通過する。継ぎ目センサ15が継ぎ目
Y3の通過を検出した場合、電磁バルブ25,26が消
磁し、緯入れ用補助ノズル18,19の噴射が停止す
る。次いで、巻付モータ162が所定量作動し、緯糸が
糸巻付面163上に1ピック分巻き付けられる。そし
て、電磁ソレノイド17が励磁し、係止ピン171が糸
巻付面163から離間する。ストレッチノズル322が
噴射しており、糸巻付面163上の巻糸が捕捉パイプ3
5に捕捉されている緯糸Y6に対するストレッチノズル
322の噴射作用によって糸巻付面163から引き出さ
れる。緯糸解舒検出器20が巻糸の引き出し解舒数nを
検出すると、電磁ソレノイド17及び電磁バルブ34が
消磁し、係止ピン171が糸巻付面163に係合すると
共に、ストレッチノズル322の噴射が停止する。
【0041】継ぎ目Y3から緯糸測長貯留装置16を経
由して緯入れ用メインノズル22に至る緯糸経路長は1
ピック以内であり、継ぎ目センサ15が継ぎ目Y3の通
過を検出してからは緯入れ用メインノズル22から緯糸
を1ピック分緯入れすれば、継ぎ目Y3は緯入れ用メイ
ンノズル22から射出される。継ぎ目センサ15が継ぎ
目Y3の通過を検出してから緯糸が糸巻付面163上に
1ピック分巻き付けられると共に、緯入れ用メインノズ
ル22から1ピック分緯入れされている。従って、スト
レッチノズル322の噴射が停止するまでに継ぎ目Y3
が緯入れ用メインノズル22から射出されている。
【0042】ストレッチノズル322の噴射停止後の処
理動作、即ち図12のステップS3以後の処理動作は第
1の実施の形態における図6のステップS以後の処理動
作と同じである。
【0043】図11のステップS2において継ぎ目セン
サ15が継ぎ目Y3の通過を検出しない場合、制御コン
ピュータCは図10のステップS1にもどって1ピック
分の緯糸の緯入れを繰り返す。継ぎ目センサ15が継ぎ
目処理開始時から継ぎ目Y3の通過を所定時間内に検出
しなかった場合には、制御コンピュータCは、1ピック
分の緯糸の緯入れの繰り返しを中止すると共に、電磁バ
ルブ25,26,34の消磁及び警報装置36の作動を
指令する。
【0044】第2の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (2-1)第1の実施の形態と同じ効果を奏する。 (2-2)継ぎ目Y3を含む緯糸Y6は製織時の緯入れ経
路である緯入れ通路281を経由してストレッチノズル
322及び捕捉パイプ35からなる緯糸捕捉手段の捕捉
作用に受け渡される。そのため、継ぎ目Y3を含む不要
な緯糸Y3は製織時の緯糸有無の検出の場合と同様に緯
糸検出器27の検出領域271を通過し、継ぎ目Y3の
除去の成否が確実に把握される。 (2-3)通常の継ぎ目Y3の位置から緯入れ用メインノ
ズル22までの緯糸経路の長さは予めわかっており、継
ぎ目Y3を含む不要緯糸Y6を所定量ずつ測長して緯入
れ用メインノズル22から射出すれば、継ぎ目Y3が緯
入れ用メインノズル22を通過する。緯糸チーズ11,
12の設置位置からストレッチノズル322に至る緯糸
経路は長い上に途中で屈曲もしており、ストレッチノズ
ル322のエア噴射作用及び緯入れ用メインノズル22
の噴射作用だけでは緯糸を牽引する力が不足する。巻き
付け方式の緯糸測長貯留装置16による測長動作は継ぎ
目Y3を含む不要緯糸を緯入れ用メインノズル22側へ
牽引する作用をもたらし、継ぎ目Y3を含む不要緯糸が
ストレッチノズル322と捕捉パイプ35との捕捉作用
領域へ確実に送られる。
【0045】なお、図10のステップS1から図11の
ステップS2、図12のステップS4を経由してステッ
プS1に戻るという繰り返しの際には、糸巻付面163
上への緯糸巻き付け速度を徐々に増大させてゆくと共
に、緯入れ用メインノズル22からの射出間隔を短くし
てゆくようにしてもよい。
【0046】次に、図14〜図16の第3の実施の形態
を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符
号が付してある。この実施の形態では、糸巻付面163
の近傍に巻数検出器38が配置されている。巻数検出器
38は糸巻付面163上の巻数を検出する。巻数検出器
38は巻数検出情報を制御コンピュータCに送る。この
実施の形態における制御コンピュータCは、第2の実施
の形態における制御機能を持つと共に、図15及び図1
6にフローチャートで示す巻糸処理制御プログラムを遂
行する。
【0047】図示しない起動スイッチのON操作による
製織開始信号の入力あるいは製織自動再開があると、制
御コンピュータCは巻数検出器38から得られる検出巻
数が設定初期値となっているか否かを判断する。検出巻
数が設定初期値になっている場合には、制御コンピュー
タCは製織を開始する。
【0048】検出巻数が設定初期値になっていない場
合、制御コンピュータCはロータリエンコーダ21から
の角度検出情報に基づいて織機の回転角度が最大開口に
対応する角度であるか否かを判断する。最大開口状態に
ない場合には最大開口状態となるまで織機駆動モータM
がスロー逆転する。次いで、電磁ソレノイド17が励磁
し、係止ピン171が糸巻付面163から離間する。そ
して、電磁バルブ23,25,26,34が所定時間励
磁し、緯入れ用メインノズル22、緯入れ用補助ノズル
18,19及びストレッチノズル322が所定時間噴射
する。この噴射作用により糸巻付面163上の巻糸が全
て糸巻付面163から引き出し解舒され、図14に示す
ように、巻糸を含む不要緯糸Y7が緯入れされる。緯入
れ用メインノズル22、緯入れ用補助ノズル18,19
及びストレッチノズル322の所定時間噴射後、電磁ソ
レノイド17が消磁し、係止ピン171が糸巻付面16
3に係合する。
【0049】巻糸を含む不要緯糸Y7が緯糸検出器27
の検出領域271に到達しない場合、制御コンピュータ
Cは警報装置36を作動させる。巻糸を含む不要緯糸Y
7が緯糸検出器27の検出領域271に到達した場合、
制御コンピュータCは巻付モータ162を所定量作動
し、緯糸が糸巻付面163上に所定量、即ち設定初期値
の分だけ巻き付けられる。
【0050】以後の処理動作、即ち図15のステップS
5以後の処理動作は第1の実施の形態における図6のス
テップS以後の処理動作と同じである。第3の実施の形
態では以下の効果が得られる。 (3-1)第2の実施の形態と同じ効果が得られる。 (3-2)糸巻付面163上の巻糸数が設定初期値分だけ
ないまま製織が開始されると、製織開始直後の緯入れに
支障が来すおそれがある。そのため、製織開始の際には
糸巻付面163上の巻糸数を設定初期値にしておくこと
が望ましい。本実施の形態では、製織開始の際に糸巻付
面163上に残っている巻糸を全て排除した後に設定初
期値分の緯糸の巻き付けが行われる。糸巻付面163上
の巻糸は製織時の緯入れ経路となる緯入れ通路281を
経由してストレッチノズル322及び捕捉パイプ35か
らなる緯糸捕捉手段の捕捉作用に受け渡される。そのた
め、巻糸は製織時の緯糸有無の検出の場合と同様に緯糸
検出器27の検出領域271を通過し、巻糸の除去の成
否が確実に把握される。
【0051】本発明は、緯入れ用メインノズル22と緯
糸チーズとの間で糸切れを生じた場合に緯入れ用メイン
ノズル22に緯糸を自動挿入できる給糸処理装置を備え
たジェットルームにも適用できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、緯入れ
用メインノズル及び緯入れ用補助ノズルの噴射作用によ
って不要緯糸を製織時の緯入れ経路を経由させて緯糸捕
捉手段の捕捉作用領域へ飛ばし、緯糸検出器によって不
要緯糸の有無検出を行ないながら前記緯糸捕捉手段によ
る不要緯糸の捕捉及び排除を行なうようにしたので、不
要緯糸が製織時の緯糸有無の検出の場合と同様に緯糸検
出器の検出領域を通過し、不要緯糸の除去の成否を確実
に把握し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す不要緯糸処理の装置と
その制御回路との組合せ図。
【図2】後続緯糸を緯入れした状態を示す組合せ図。
【図3】織前からミス糸を引き剥がした状態を示す組合
せ図。
【図4】緯糸検出器及び緯糸捕捉手段を示す斜視図。
【図5】緯入れミス処理プログラムを示すフローチャー
ト。
【図6】緯入れミス処理プログラムを示すフローチャー
ト。
【図7】緯入れミス処理プログラムを示すフローチャー
ト。
【図8】第2の実施の形態を示す不要緯糸処理の装置と
その制御回路との組合せ図。
【図9】不要緯糸を緯入れした状態を示す組合せ図。
【図10】継ぎ目排出処理プログラムを示すフローチャ
ート。
【図11】継ぎ目排出処理プログラムを示すフローチャ
ート。
【図12】継ぎ目排出処理プログラムを示すフローチャ
ート。
【図13】継ぎ目排出処理プログラムを示すフローチャ
ート。
【図14】第3の実施の形態を示す組合せ図。
【図15】巻糸処理制御プログラムを示すフローチャー
ト。
【図16】巻糸処理制御プログラムを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11,12…緯糸チーズ、16…緯糸測長貯留装置、1
61…糸巻付管、18,19…緯入れ用補助ノズル、2
2…緯入れ用メインノズル、27…緯糸検出器、271
…検出領域271、322…緯糸捕捉手段を構成するス
トレッチノズル、35…緯糸捕捉手段を構成する捕捉パ
イプ、Y3…継ぎ目、Y4…ミス糸、Y5…後続緯糸、
Y6…緯糸、Y7…不要緯糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 51/00 D03D 47/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れ用メインノズルの噴射作用によって
    緯糸を経糸開口内へ射出すると共に、緯入れ用補助ノズ
    ルの噴射作用によって緯糸を緯入れすると共に、緯入れ
    末端側の緯糸検出器によって緯糸の到達の有無を検出
    し、緯入れ末端側の張力付与用の緯糸捕捉手段によって
    緯糸を捕捉するジェットルームにおいて、 緯入れ用メインノズル及び緯入れ用補助ノズルの噴射作
    用によって不要緯糸を製織時の緯入れ経路を経由させて
    前記緯糸捕捉手段の捕捉作用領域へ飛ばし、前記緯糸捕
    捉手段により不要緯糸へ張力を付与することで前記緯糸
    検出器の検出領域を通過させ、前記緯糸検出器によって
    不要緯糸の有無検出を行ないながら前記緯糸捕捉手段に
    よる不要緯糸の捕捉及び排除を行なった後に、緯入れ末
    端の補助ノズル及び前記緯糸捕捉手段を構成するストレ
    ッチノズルを間欠噴射し、取り残された不要緯糸を前記
    緯糸検出器によって検出するジェットルームにおける緯
    糸処理方法。
  2. 【請求項2】前記不要緯糸は緯入れミスしたミス糸及び
    このミス糸に後続する緯糸であり、ミス糸は後続緯糸に
    繋がった状態で前記緯糸捕捉手段の捕捉作用領域へ飛ば
    される請求項1に記載のジェットルームにおける緯糸処
    理方法。
  3. 【請求項3】前記不要緯糸は、先使用の緯糸チーズの緯
    糸と後使用の緯糸チーズの緯糸とを継いだ継ぎ目を含む
    請求項1に記載のジェットルームにおける緯糸処理方
    法。
  4. 【請求項4】織機は巻き付け方式の緯糸測長貯留装置に
    て測長しながら緯糸を緯入れするジェットルームであ
    り、前記継ぎ目を含む不要緯糸は測長しながら所定量ず
    つ前記緯糸捕捉手段の捕捉作用領域へ飛ばされる請求項
    3に記載のジェットルームにおける緯糸処理方法。
  5. 【請求項5】織機は巻き付け方式の緯糸測長貯留装置に
    て測長しながら緯糸を緯入れするジェットルームであ
    り、前記不要緯糸は前記緯糸測長貯留装置上に巻き付け
    られている巻糸を含む請求項1に記載のジェットルーム
    における緯糸処理方法。
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